JPH08312762A - 手動変速機の潤滑構造 - Google Patents

手動変速機の潤滑構造

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JPH08312762A
JPH08312762A JP14545795A JP14545795A JPH08312762A JP H08312762 A JPH08312762 A JP H08312762A JP 14545795 A JP14545795 A JP 14545795A JP 14545795 A JP14545795 A JP 14545795A JP H08312762 A JPH08312762 A JP H08312762A
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gear
fitted
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shaft
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Tadao Kono
忠雄 河野
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Aichi Machine Industry Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/02Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
    • F16D23/04Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
    • F16D23/06Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ギヤに対する給油を十分にする。 【構成】 シャフト2のスプライン部に嵌合されたシン
クロハブ4の外スプライン部5にスライド可能に外嵌さ
れたカップリングスリーブ6と、シャフト2に外嵌され
たヘリカルスピードギヤ9のボス部に一体状に取付けら
れたクラッチギヤ10と、このクラッチギヤ10のコー
ン部に回転可能に外嵌されてカップリングスリーブ6と
係脱可能に連繋されるシンクロナイザーリング11とか
らなる同期機構を備えた手動変速機において、前記ヘリ
カルスピードギヤ9の近傍の給油に常に浸漬されていな
いギヤ17の歯形部の前傾端側に、給油受け部19を設
ける構成とした手動変速機の潤滑構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、手動変速機に係り、
詳しくは変速機のヘリカルスピードギヤの潤滑構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の手動変速機1において
は、図5に示すようにシャフト2のスプライン部3には
シンクロナイザーハブ4が嵌合され、このシンクロナイ
ザーハブ4の外周に形成されたスプライン部5にはカッ
プリングスリーブ6がスライド可能に外嵌されている。
また、このシャフト2にヘリカルスピードギヤ9が回転
可能に外嵌され、さらに、このヘリカルスピードギヤ9
のボス部9aにはクラッチギヤ10が固定状に外嵌され
ている。また、このクラッチギヤ10のコーン部10a
にはシンクロナイザーリング11が外嵌されてカップリ
ングスリーブ6と係脱可能に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ャフト2は変速機1のケースの上部側に回転可能に支承
されていることから、例えばヘリカルスピードギヤ9の
周辺は変速機ケース内の給油に常に浸漬されておらず、
このため同ヘリカルスピードギヤ9とギヤ7との間に給
油F0 が行われるものの、図6に示すように、このギヤ
7のボス部8の基部側に段差ボス部7aが形成され、段
差ボス部7aは同ギヤ7の歯元径D0 より小径D1 の位
置に形成されて間隔tが形成されているが、D0 >D1
であることから、給油F0 を歯元部7b側に充分に行う
ことができず、このため内径部より歯元部側に貫通して
給油する油孔12を設ける手段が成されたが、この油孔
12の形成はギヤの強度に影響を与える問題があるとと
もに、加工に手数を要しコスト高となる問題点があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、ギヤに対する給油を十分にすることが
できる潤滑構造を提供することを目的とし、第1の要旨
は、シャフトのスプライン部に嵌合されたシンクロハブ
の外スプライン部にスライド可能に外嵌されたカップリ
ングスリーブと、シャフトに外嵌されたヘリカルスピー
ドギヤのボス部に一体状に取付けられたクラッチギヤ
と、このクラッチギヤのコーン部に回転可能に外嵌され
てカップリングスリーブと係脱可能に連繋されるシンク
ロナイザーリングとからなる同期機構を備えた手動変速
機において、前記ヘリカルスピードギヤの近傍の給油に
常に浸漬されていないギヤの歯形部の前傾端側に、給油
受け部を設ける構成とした手動変速機の潤滑構造であ
る。また、第2の要旨は、前記給油受け部に凹状の油溜
り部を設ける構成とした手動変速機の潤滑構造である。
また、第3の要旨は、シャフトのスプライン部に嵌合さ
れたシンクロハブの外スプライン部にスライド可能に外
嵌されたカップリングスリーブと、シャフトに外嵌され
たヘリカルスピードギヤのボス部に一体状に取付けられ
たクラッチギヤと、このクラッチギヤのコーン部に回転
可能に外嵌されてカップリングスリーブと係脱可能に連
繋されるシンクロナイザーリングとからなる同期機構を
備えた手動変速機において、前記ヘリカルスピードギヤ
の近傍の給油に常に浸漬されていないギヤの歯形部の前
傾端側に、別体の略円錐形状の給油受け部材を付設する
構成とした手動変速機の潤滑構造である。
【0005】
【作用】上記構成としたことにより、ギヤへの潤滑を円
滑に行うことができてその摩耗を著減できる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1は変速機1の一部断面図を示すもの
で、従来と同様に、シャフト2のスプライン部3にはシ
ンクロナイザーハブ4が嵌合され、このシンクロナイザ
ーハブ4の外周に形成されたスプライン部5にはカップ
リングスリーブ6がスライド可能に外嵌されている。ま
た、このシャフト2にヘリカルスピードギヤ9が回転可
能に外嵌され、さらに、このヘリカルスピードギヤ9の
ボス部9aにはクラッチギヤ10が一体固定状に外嵌さ
れている。また、このクラッチギヤ10のコーン部10
aにはシンクロナイザーリング11が外嵌されてカップ
リングスリーブ6と係脱可能に設けられている。このよ
うに設けられたシャフト2側において、ギヤ17は以下
のように形成されている。
【0007】すなわち、このギヤ17はシャフト2に一
体状に取付けられ、ヘリカルスピードギヤ9を回転可能
に支承するボス部18を一体に有するとともに、このボ
ス部18の基部には、従来とは異なり段差ボス部7aに
代わり円筒形状の給油受け部19が形成されている。こ
の給油受け部19は従来の段差ボス部7aと同様の幅寸
法を有し、その外径D2 はギヤ17の歯元径D0 とほぼ
同径に形成されている。なお、この給油受け部19は図
2に示すように、ギヤ17の回転方向Pに対する歯形部
の前傾端17a側に形成されている。
【0008】このように形成されたギヤ17において
は、その回転方向Pに対する歯形部の前傾端17a側に
給油受け部19を設けたものであるから、この円筒形状
の給油受け部19に給油されるため、給油はギヤ17の
回転力と歯形部のねじれ角との関係で、遠心力によりは
ね飛ばされることなく前傾端17a側から後傾端17b
側に吸い込まれて潤滑され、歯面の摩耗を防止すること
ができるとともに、その強度を維持することができる。
【0009】また、図3に示すものは給油受け部19の
変更例を示すもので、同給油受け部19の外周面に湾曲
形状の油溜り部22を凹設したもので、この油溜り部2
2に給油F0 することで、ギヤ17の回転力と歯形部の
ねじれ角との関係で前傾端17a側から後傾端17b側
に潤滑され、歯面の摩耗を防止することができる。
【0010】また、図4に示すものは、ギヤ17に他の
態様の給油受け部材20をスナップリング等で付設した
もので、図示のように断面略円錐形状のリング状に形成
され、その小径端部21の径D3 はギヤ17の歯元径D
0 とほぼ同径に形成されている。このように形成された
給油受け部材20をギヤ17の回転方向Pに対する歯形
部の前傾端17a側に取付けることにより、この給油受
け部材20に給油F0することにより、ギヤ17の回転
力と歯形部のねじれ角との関係で前傾端17a側から後
傾端17b側に潤滑され、歯面の摩耗を防止することが
できる。
【0011】
【発明の効果】このようにギヤに給油受け部を、あるい
はこの給油受け部に凹状の油溜り部、さらには、別体の
略円錐形状の給油受け部材を付設する構成としたことに
より、歯面の摩耗を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】手動変速機の同期機構の一部断面図である。
【図2】ギヤの平面図である。
【図3】給油受け部の他の態様の断面図である。
【図4】同じく給油受け部の他の態様の断面図である。
【図5】従来の手動変速機の同期機構の一部断面図であ
る。
【図6】従来の給油手段の断面図である。
【符号の説明】
2 シャフト 3 スプライン部 4 シンクロナイザーハブ 5 スプライン部 6 カップリングスリーブ 9 ヘリカルスピードギヤ 10 クラッチギヤ 10a コーン部 11 シンクロナイザーリング 17 ギヤ 17a 前傾端 17b 後傾端 19 給油受け部 20 給油受け部材 22 油溜り部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトのスプライン部に嵌合されたシ
    ンクロハブの外スプライン部にスライド可能に外嵌され
    たカップリングスリーブと、シャフトに外嵌されたヘリ
    カルスピードギヤのボス部に一体状に取付けられたクラ
    ッチギヤと、このクラッチギヤのコーン部に回転可能に
    外嵌されてカップリングスリーブと係脱可能に連繋され
    るシンクロナイザーリングとからなる同期機構を備えた
    手動変速機において、前記ヘリカルスピードギヤの近傍
    の給油に常に浸漬されていないギヤの歯形部の前傾端側
    に、給油受け部を設ける構成とした手動変速機の潤滑構
    造。
  2. 【請求項2】 前記給油受け部に凹状の油溜り部を設け
    る構成とした請求項1の手動変速機の潤滑構造。
  3. 【請求項3】 シャフトのスプライン部に嵌合されたシ
    ンクロハブの外スプライン部にスライド可能に外嵌され
    たカップリングスリーブと、シャフトに外嵌されたヘリ
    カルスピードギヤのボス部に一体状に取付けられたクラ
    ッチギヤと、このクラッチギヤのコーン部に回転可能に
    外嵌されてカップリングスリーブと係脱可能に連繋され
    るシンクロナイザーリングとからなる同期機構を備えた
    手動変速機において、前記ヘリカルスピードギヤの近傍
    の給油に常に浸漬されていないギヤの歯形部の前傾端側
    に、別体の略円錐形状の給油受け部材を付設する構成と
    した手動変速機の潤滑構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100483154B1 (ko) * 2002-07-30 2005-04-14 현대자동차주식회사 수동 변속기의 동기장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100483154B1 (ko) * 2002-07-30 2005-04-14 현대자동차주식회사 수동 변속기의 동기장치

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