JPH08309623A - 部品の組付け用補助具 - Google Patents
部品の組付け用補助具Info
- Publication number
- JPH08309623A JPH08309623A JP13861495A JP13861495A JPH08309623A JP H08309623 A JPH08309623 A JP H08309623A JP 13861495 A JP13861495 A JP 13861495A JP 13861495 A JP13861495 A JP 13861495A JP H08309623 A JPH08309623 A JP H08309623A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear assembly
- shaft
- oil seal
- assembly
- auxiliary jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被装着部材を損傷させることなく、装着部材
をブラインドタッチで容易に取付けることができるよう
にすること。 【構成】 弾性材よりなる砲弾形の薄肉案内部材７によ
って覆われた取付け部材２をギヤアセンブリ１０の軸１
１端に嵌合し、この組付け補助具１を先にして装着部材
１０のオイルシール部１５に挿入することにより、オイ
ルシール部１５を破損することなく、ギヤアセンブリ１
０を簡単に装着可能にするとともに、装着後は、対側か
らつまみ９を引くことによって、この補助具１を取外せ
るようにしたもの。
をブラインドタッチで容易に取付けることができるよう
にすること。 【構成】 弾性材よりなる砲弾形の薄肉案内部材７によ
って覆われた取付け部材２をギヤアセンブリ１０の軸１
１端に嵌合し、この組付け補助具１を先にして装着部材
１０のオイルシール部１５に挿入することにより、オイ
ルシール部１５を破損することなく、ギヤアセンブリ１
０を簡単に装着可能にするとともに、装着後は、対側か
らつまみ９を引くことによって、この補助具１を取外せ
るようにしたもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、軸受部材に挿入するよ
うにして部品を組付ける際に使用する部品の組付け補助
具に関する。
うにして部品を組付ける際に使用する部品の組付け補助
具に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、自動二輪車のエンジンケースの
開口部から内部にギヤアセンブリを挿入して取付けるよ
うな場合、その軸端が外部から見えないこともあって、
この軸端が軸受のオイルシールに衝当ってこれにメクリ
やカジリを生じさせてしまうといった問題が生じる。
開口部から内部にギヤアセンブリを挿入して取付けるよ
うな場合、その軸端が外部から見えないこともあって、
この軸端が軸受のオイルシールに衝当ってこれにメクリ
やカジリを生じさせてしまうといった問題が生じる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
オイルシール等を損傷させることなく、部品同士をスム
ーズに組付けることのできる新たな部品の組付け用補助
具を提供することにある。
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
オイルシール等を損傷させることなく、部品同士をスム
ーズに組付けることのできる新たな部品の組付け用補助
具を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するための部品の組付け用補助具とし
て、装着側部材の軸端と嵌合する嵌合部を後端に設けた
取付け部材の先端部に、組付けの際に被装着側の軸受部
材に案内される弾性薄肉材よりなる砲弾形の案内部材を
この取付け部材を覆うようにして取付けるとともに、こ
の案内部材の先端を、取付け部材の先端とつまみ部材と
によって挟持するようにしたものである。
ような課題を達成するための部品の組付け用補助具とし
て、装着側部材の軸端と嵌合する嵌合部を後端に設けた
取付け部材の先端部に、組付けの際に被装着側の軸受部
材に案内される弾性薄肉材よりなる砲弾形の案内部材を
この取付け部材を覆うようにして取付けるとともに、こ
の案内部材の先端を、取付け部材の先端とつまみ部材と
によって挟持するようにしたものである。
【０００５】
【実施例】そこで以下に本発明の実施例について説明す
る。図面は、ギヤアセンブリの組付けに使用する補助具
として構成した本発明の一実施例を示したものである。
る。図面は、ギヤアセンブリの組付けに使用する補助具
として構成した本発明の一実施例を示したものである。
【０００６】図において符号１は組付け補助具本体で、
この本体１は、ギヤアセンブリ１０への装着部材２と、
組付ける際の案内部材７と、ギヤアセンブリ１０から取
外す際のつまみ９とによって構成されている。
この本体１は、ギヤアセンブリ１０への装着部材２と、
組付ける際の案内部材７と、ギヤアセンブリ１０から取
外す際のつまみ９とによって構成されている。
【０００７】上記した装着部材２は、後端にギヤアセン
ブリ１０の軸１１とほぼ同径のフランジ部３が設けられ
ていて、その外端には、軸１１の内孔１２に嵌合してこ
の部分と摩擦的に係止する筒状の挿通部４が形成され、
また、この先端は、案内部材７を支える軸部５をなして
いて、その膨出頭部６の端面は、つまみ９と協同して案
内部材７を固定する挟持面をなしている。
ブリ１０の軸１１とほぼ同径のフランジ部３が設けられ
ていて、その外端には、軸１１の内孔１２に嵌合してこ
の部分と摩擦的に係止する筒状の挿通部４が形成され、
また、この先端は、案内部材７を支える軸部５をなして
いて、その膨出頭部６の端面は、つまみ９と協同して案
内部材７を固定する挟持面をなしている。
【０００８】これに対して案内部材７は、ポリプロピレ
ンのような柔軟な合成樹脂材、あるいはゴム材等からな
る肉薄の砲弾形に形成されていて、装着部材２の膨出頭
部５につまみ９をもって一体的に固定されるように構成
され、またそのスカート部８は、装着部材２のフランジ
部３によって円形に保形された状態で、挿通部４側に若
干突出した状態で取付けられるように構成されている。
ンのような柔軟な合成樹脂材、あるいはゴム材等からな
る肉薄の砲弾形に形成されていて、装着部材２の膨出頭
部５につまみ９をもって一体的に固定されるように構成
され、またそのスカート部８は、装着部材２のフランジ
部３によって円形に保形された状態で、挿通部４側に若
干突出した状態で取付けられるように構成されている。
【０００９】このように構成された実施例において、い
ま、ギヤアセンブリ１０をエンジンケースのオイルシー
ル部１５に組付けるには、はじめに、ギヤアセンブリ１
０の軸１１端に設けた内孔１２に、この補助体本体１の
挿通部４を嵌合させる。
ま、ギヤアセンブリ１０をエンジンケースのオイルシー
ル部１５に組付けるには、はじめに、ギヤアセンブリ１
０の軸１１端に設けた内孔１２に、この補助体本体１の
挿通部４を嵌合させる。
【００１０】これにより、補助体本体１は、図１に示し
たように、案内部材７のスカート部８によって軸１１の
外周面を覆われた状態でギヤアセンブリ１０の軸１１端
に固定されるから、つぎに、この状態のまま補助体本体
１を先に向けてエンジンケースの内部にギヤアセンブリ
１０を挿入してゆくと、はじめに、弾性材よりなる砲弾
形の案内部材７が内部のオイルシール１５の縁に接触し
てその中心部に案内される。
たように、案内部材７のスカート部８によって軸１１の
外周面を覆われた状態でギヤアセンブリ１０の軸１１端
に固定されるから、つぎに、この状態のまま補助体本体
１を先に向けてエンジンケースの内部にギヤアセンブリ
１０を挿入してゆくと、はじめに、弾性材よりなる砲弾
形の案内部材７が内部のオイルシール１５の縁に接触し
てその中心部に案内される。
【００１１】したがって、この状態でさらにギヤアセン
ブリ１０を押込んでゆくと、案内部材７のスカート部８
によって覆われた軸１１は、オイルシール１５を損傷さ
せることなくその内部にスムーズに嵌合するから、最後
に、オイルシール１５の反端側に突出したつまみ９を把
持して引っ張れば、組付け用の補助体本体１は、ギヤア
センブリ１０の軸１１端から簡単に取外すことができ
る。
ブリ１０を押込んでゆくと、案内部材７のスカート部８
によって覆われた軸１１は、オイルシール１５を損傷さ
せることなくその内部にスムーズに嵌合するから、最後
に、オイルシール１５の反端側に突出したつまみ９を把
持して引っ張れば、組付け用の補助体本体１は、ギヤア
センブリ１０の軸１１端から簡単に取外すことができ
る。
【００１２】なお、以上は、ギヤアセンブリをエンジン
ケース内に装着する場合の組立て補助体の例で本発明を
説明したものであるが、他の軸部材等を軸受に手探りで
装着してゆくような装置の組付けにおいても本発明に係
る補助具を適用することができる。
ケース内に装着する場合の組立て補助体の例で本発明を
説明したものであるが、他の軸部材等を軸受に手探りで
装着してゆくような装置の組付けにおいても本発明に係
る補助具を適用することができる。
【００１３】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、装着
側部材の軸端と嵌合する嵌合部を後端に設けた取付け部
材に、この取付け部材を覆うようにして、被装着側の軸
受部材に案内される弾性の砲弾形案内部材を取付け、こ
の組付け補助具を介して装着側の軸部材を被装着側の軸
受部材に取付けるようにしたので、ブラインドタッチで
装着部材を被装着部材に嵌合させた場合でも、弾性の案
内部材によって被装着部材に損傷を与えることなく、し
かも、これに案内されて装着部材を被装着部材にきわめ
て容易に装着させることができるばかりでなく、これら
の部材の先端部につまみを取付けたことにより、被装着
部材に装着した上で、この組付け補助具をつまみによっ
て対側から簡単に取除くことができ、この種の部材同士
を効率よく組付けることができる。
側部材の軸端と嵌合する嵌合部を後端に設けた取付け部
材に、この取付け部材を覆うようにして、被装着側の軸
受部材に案内される弾性の砲弾形案内部材を取付け、こ
の組付け補助具を介して装着側の軸部材を被装着側の軸
受部材に取付けるようにしたので、ブラインドタッチで
装着部材を被装着部材に嵌合させた場合でも、弾性の案
内部材によって被装着部材に損傷を与えることなく、し
かも、これに案内されて装着部材を被装着部材にきわめ
て容易に装着させることができるばかりでなく、これら
の部材の先端部につまみを取付けたことにより、被装着
部材に装着した上で、この組付け補助具をつまみによっ
て対側から簡単に取除くことができ、この種の部材同士
を効率よく組付けることができる。
【図１】組付け状態をもって示した本発明の一実施例を
示す組付け補助具の側面図である。
示す組付け補助具の側面図である。
【図２】同上組付け補助具を単体で示した側面図であ
る。
る。
１ 組付け補助具 ２ 取付け部材 ４ 嵌合部 ７ 弾性の案内部材 ９ つまみ １０ ギヤアセンブリ １１ 軸 １５ オイルシール
Claims (1)
- 【請求項１】 装着側部材の軸端と嵌合する嵌合部を後
端に設けた取付け部材の先端部に、組付けの際に被装着
側の軸受部材に案内される弾性薄肉材よりなる砲弾形の
案内部材を上記取付け部材を覆うようにして取付けると
ともに、該案内部材の先端を、上記取付け部材の先端と
つまみ部材とによって挟持固定したことを特徴とする部
品の組付け用補助具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13861495A JPH08309623A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 部品の組付け用補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13861495A JPH08309623A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 部品の組付け用補助具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08309623A true JPH08309623A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=15226209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13861495A Withdrawn JPH08309623A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 部品の組付け用補助具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08309623A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102049673A (zh) * | 2010-10-20 | 2011-05-11 | 天津市三鑫阳光工贸有限公司 | 一种电驱动可调高度、角度的轴承/齿轮安装装置 |
| CN104227644A (zh) * | 2014-08-19 | 2014-12-24 | 锐展(铜陵)科技有限公司 | 一种发动机后油封安装导向装置 |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP13861495A patent/JPH08309623A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102049673A (zh) * | 2010-10-20 | 2011-05-11 | 天津市三鑫阳光工贸有限公司 | 一种电驱动可调高度、角度的轴承/齿轮安装装置 |
| CN104227644A (zh) * | 2014-08-19 | 2014-12-24 | 锐展(铜陵)科技有限公司 | 一种发动机后油封安装导向装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |