JP3283506B2 - マルチメデイアテレミーテイング端末装置,端末装置システム,並びにその操作方法 - Google Patents

マルチメデイアテレミーテイング端末装置,端末装置システム,並びにその操作方法

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JP3283506B2
JP3283506B2 JP19494190A JP19494190A JP3283506B2 JP 3283506 B2 JP3283506 B2 JP 3283506B2 JP 19494190 A JP19494190 A JP 19494190A JP 19494190 A JP19494190 A JP 19494190A JP 3283506 B2 JP3283506 B2 JP 3283506B2
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浩三 中村
則文 箭内
正弘 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマルチメディアを用いて遠隔地間で通信を行
うマルチメディアテレミーティング端末装置(マルチメ
ディアテレミーティング端末装置)に関し、特に、打ち
合せ試料等の機密保持のための画面の表示方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】
従来の端末装置は、特開昭61−114641号公報に記載が
あるように、音声データとイメージないしコードデータ
との通信が可能な端末において、使用者(ユーザ)の使
用状況に応じて、音声系サービスメッセージ,データ系
メッセージ,通信データ表示を画面構成を変えて自動的
に表示するようになっていた。
【0003】 上記の技術は、1つの端末装置(以下では単に端末と
称する。)を複数の使用者が共同で使用する場合、直ち
に会議中画面に試料を提示しあって説明する画面(説明
画面)にすぐ切替わってしまうので、機密を保持するに
は問題があった。
【0004】 (1)本発明の目的は、会議中画面切替わる前に、必ず
自端末が対象としている会議の相手を確認する工程を設
け、機密保持を実現することにある。
【0005】 (2)本発明の他の目的は、会議相手を確認する画面を
ユーザに提供することで、ユーザが容易に会議相手を確
認できるようにすることにある。
【0006】 (3)本発明の他の目的は、会議の進行状況に応じて、
必要となる主要メディアを中心とした、マルチメディア
のマルチウインドウ表示を自動的に提供することで、会
議の状況に適した使い勝手の良い端末利用を提供するこ
とにある。
【0007】 (4)本発明の他の目的は、提供するマルチメディアの
マルチウインドウ表示を固定ウインドウとすることで、
端末使用者に対してウインドウ設定・配置等のわずらわ
しい操作を不要とし、使い勝手の良い端末利用を提供す
ることにある。
【0008】 (5)本発明の他の目的は、通信回線接続時に自動的に
会議相手を確認する会議前画面を表示することで、使い
勝手の良い環境を提供することにある。
【0009】 (6)本発明の他の目的は、動画面以外のメディアを持
つ会議主画面に加えて、相手の人物動画表示を中心とし
た会議前画面を持つことで、テレミーティング端末によ
る通信会議をより面談会議に近づけ、使い勝手の良い端
末利用を提供することにある。
【0010】 (7)本発明の他の目的は、相手を確認したことを端末
に知らせる手段としてメニュー選択手段を設けること
で、簡易な相手の確認を知らせる手段を提供することに
ある。
【0011】 (8)本発明の他の目的は、会議主画面を、相手端末と
の共通画像表示領域と、共通画像を制御する会議サポー
トのメニュー表示領域に分けて表示することにより、使
い勝手の良い環境を提供することにある。
【0012】 (9)本発明の他の目的は、相手を確認したことを端末
に知らせるメニュー(以下では、選択するメニュー項
目,メニュー項目を表示した画面ないし、表示枠の意味
で用いる。)を、メニュー表示領域に表示された会議サ
ポートメニューとは独立して共通画像表示領域を表示す
ることで、相手確認メニューの選択を容易とし、使い勝
手の良い環境を提供することにある。
【0013】 (10)本発明の他の目的は、会議開始前に双方を確認す
る会議前画面では、相互に相手端末入力画像を自端末で
表示し、会議主画面では、自端末入力画像あるいは相手
端末入力画像のいずれか一方を自分と相手の両端末に表
示することにより使い勝手の良い環境を提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的の達成するために、会議の相手を確認す
る手段,確認したことを相手の端末装置に通知する手
段,会議主画面を記憶する手段,記憶している会議中画
面を表示する手段を設けたものである。
【0015】 (2)上記他の目的を達成するために、会議前画面を記
憶する手段を設けたものである。
【0016】 (3)上記他の目的を達成するために、マルチメディア
をマルチウインドウ表示する手段、初期の各メディアの
表示位置・大きさを記憶する手段を設けたものである。
【0017】 (4)上記他の目的を達成するために、会議の進行場面
に応じて、マルチメディアの固定マルチウインドウ表示
を記憶する手段を設けたものである。
【0018】 (5)上記他の目的を達成するために、通信回線接続時
に自動的に会議前画面を表示する手段を設けたものであ
る。
【0019】 (6)上記他の目的を達成するために、音声で通信する
手段,会議前画面においては、少なくとも動画を表示す
る手段,会議主画面においては、動画以外のメディアを
表示する手段を設けたものである。
【0020】 (7)上記他の目的を達成するために、メニュー画面を
記憶する手段,メニュー画面を表示する手段,メニュー
選択を可能にする手段,選択されたメニューを相手に通
知する手段を設けたものである。
【0021】 (8)上記他の目的を達成するために、共通画像を制御
するメニュー表示領域を記憶する手段,表示メニュー内
容を記憶する手段を設けたものである。
【0022】 (9)上記他の目的を達成するために、相手を確認した
ことを端末に知らせるメニューを記憶する手段、共通画
像表示領域に上記メニューを合成して表示する手段を設
けたものである。
【0023】 (10)上記目的を達成するために、会議前に双方を確認
する場面においては、自端末入力画像を相手端末に送る
手段,相手端末から送られてくる画像を表示する手段,
会議主画面においては、自分と相手のどちらの入力画像
を表示するか制御する手段,自端末入力画像表示側は、
自端末の入力画像を表示する手段を設けたものである。
【0024】
【作用】
(1)会議相手を確認する手段により会議相手を確認す
ると共に、確認したことを相手端末に通知する手段で、
相手端末に確認したことを知らせ、会議中画面を記憶す
る手段・表示する手段で、双方向時に会議主画面へ遷移
するようにしたものである。
【0025】 (2)会議前画面を記憶する手段により、会議前画面表
示時に、これを可能ならしめるものである。
【0026】 (3)マルチメディアをマルチウインドウ表示する手段
と初期設定された各メディアの表示位置・大きさを記憶
する手段により、必要な場面に応じて、マルチメディア
のマルチウインドウで表示するようにした。
【0027】 (4)会議の進行場面に応じた、マルチメディア情報の
固定マルチウインドウ表示構成を記憶することで、会議
の進行場面に応じた、マルチメディアの固定マルチウイ
ンドウで表示するようにした。
【0028】 (5)通信回線接続時に自動的に会議前画面を表示する
手段により、通信回線接続時に会議前画面を、双方の画
面に同時に表示するようにした。
【0029】 (6)会議前画面においては、音声で通信する手段と合
わせて、少なくとも動画を表示する手段を持つことで、
相手の音声と映像による確認を可能にする。又、会議主
画面においては、音声と合わせて、少なくとも動画以外
のメディアを表示する手段を持つことで、多彩なプレゼ
ンテーションを可能にした。
【0030】 (7)メニュー画面を記憶する手段,メニュー選択を可
能にする手段により、相手を確認したことを端末に知ら
せるメニュー選択を可能にする。又、選択されたメニュ
ーを相手に伝える手段を持つことにより、相手端末と同
期して、会議主画面へ遷移するようにした。
【0031】 (8)共通画像を制御するメニュー表示領域を記憶する
手段,表示メニューを記憶する手段により、会議の進行
を可能ならしめるものである。
【0032】 (9)相手を確認したことを端末に知らせるメニュを記
憶し、この記憶したメニューを共通画像表示領域に合成
して表示することにより、操作が容易な会議環境を提供
するようにした。
【0033】 (10)会議前に双方を確認する場面において、自端末入
力画像を相手端末に送り、相手端末から送られてくる画
像を表示する。会議主画面においては、自分または相手
のどちらかの入力画像を表示するか制御し、自端末にそ
の入力画像を表示する場合は、会議の進行状況に合わせ
た、画像の自動切替え表示を行って、使い勝手の良い環
境を提供するようにした。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を詳細に説明する。
【0035】 図2は、本発明に係るシステム例である。201は通信
端末装置、202は通信網、203は電子交換機である。通信
端末装置201は、使用者間がいろいろな通信媒介に接続
される。例えば、社屋構内の電子交換機203に接続され
て構内間で、専用回線やISDN網等の公衆網202に接続さ
れて遠隔地間でそれぞれ通信会議をする。図3は、本発
明に係る端末装置の外観を示す図である。汎用のパーソ
ナルコンピュータシステムを基本構成として用い、本発
明の機能を実現するためのハードウエアを追加した形と
なっている。301はパソコン本体、302はCRT表示装置、3
03は透明タブレット、304はテレビカメラ、305はキーボ
ード、306はスキャナ、307はプリンタ、308はマイクロ
・スピーカを有するハンドセット、309は追加ハードウ
エア、310はISDN回線網への接続用コンセント、311はス
タイラスペンである。パソコン本体301は通信会議を実
現するための主要な処理部であり、端末装置の運用及び
管理を担当している。CRT302はテレビカメラ304から入
力するフルカラー静止画文書及び動画(R,G,B各8ビッ
ト)、スキャナ306から入力するFAX文書を表示するとと
もに、会議進行のためのメニューを表示する。表示され
たメニューは、CRT302の表面に透明タブレット303を付
加し、選択すべきメニューをスタイラスペン311で直接
選択される。キーボード305はスキャナ306又はテレビカ
メラ304から入力される文書に、管理のための文書名な
どを入力する装置である。キーボード305より入力され
たデータはパソコン本体301の中に準備されたかな漢字
変換機能を用いて日本語に変換処理される。プリンタ30
7はスキャナ306から入力されたFAX文書と会議中にスタ
イラスペン311から入力された描画との重ね合わされた
画データを出力する装置である。ハンドセット308は会
議中の音声の入出力を行うものである。追加ハードウエ
ア309はフルカラー静止画文書や、FAX文書の処理といっ
たパソコン本体301だけでは処理しきれない情報処理を
代行する専用ハードウエアである。ISDNコンセント310
は公衆網例えば、ISDN網に接続する接続口である。これ
は、公衆網との標準または標準準拠のインタフェース
(以下、I/F)を実現したものである。
【0036】 図4は本発明に係る端末装置全体の構成を示すブロッ
ク図で大きくは、次の2つの部分で構成される。(1)
410は会議端末装置の本体であるパソコン部、(2)420
は会議端末装置本体の入出力部となる会議端末アダプタ
装置である。パソコン部410のうち、411はパソコンのCP
U、412はRS232C I/F、413はプロッピーディスク、414
はハードディスク、415は表示制御部、416は表示情報蓄
積部、417は会議端末アダプタ420のバスと接続するため
の拡張バスI/Fである。次に会議端末アダプタ420のう
ち、421はペリフェラルコントローラ、422は音声コーデ
ック、423は表示合成部、424は画像コーデック、425は
通信制御部、430はISDN回線である。端末装置の全体は
会議端末装置本体410の中のCPU411を主要部としてマル
チプロセッサ方式を採用している。会議端末アダプタ装
置420内の各部はCPU411から入出力する形で接続され、
独立した処理を並列に実行する。次にパソコン部410及
び会議端末アダプタ420の機能としての説明をする。ま
ずパソコン部ではフロッピーディスク413は文書保存用
のもので通信会議終了時に会議で使用した文書を、会議
開催日時,会議者名といった会議運営上の管理情報と共
に保存するのに用いたり、会議前の会議資料作成時や会
議中の資料追加転送時に、テレビカメラ304やスキャナ3
06からの新規文書入力と合わせて文書入力源として用い
る。ハードディスク414は会議で使用する文書はもちろ
ん、端末の使用者や会議相手からの情報を蓄積すると共
に、これを管理するために用いられる。本実施例におけ
るパソコンの表示装置(CRT302)ではR,G,B各8ビット
のフルカラーデータを扱う能力がない。このため表示制
御部415では、2値画像であるFAX文書,透明タブレット
303より入力される自分の描画に対するポインティン
グ、会議端末アダプタ420内の通信制御部425から送られ
てくる相手の描画に対するポインティング,メニュー画
面の合成を行うものである。フルカラー画像は会議端末
アダプタ420内の画像コーデック424内で生成される。一
方、パソコン側の画像信号とフルカラー画像信号との合
成は会議端末アダプタ420内の表示合成部423で行われ
る。表示情報蓄積部416としては、パソコン内の通常の
ワーク用RAMが用いられる。
【0037】 会議進行に応じた表示情報蓄積部内の表示画面情報
は、通信会議運営の環境を提供するソフトウエアプログ
ラムの一部であり、このプログラム立ち上げ時にハード
ディスク414から読み出され、以後上記会議運営プログ
ラム終了までワーク用RAMに常駐する。拡張バスI/F417
は会議端末本体410を拡張スロットを介して会議端末ア
ダプタに接続する部分である。ペリフェラルコントロー
ラ421はスキャナ306から入力されるFAX文書の処理を行
う部分であり、外部追加ハードウエアに含まれる。スキ
ャナ306・プリンタ307の制御,保存・伝送のためのMMR
符号化,保存文書再表示のためのMMR復号化,プリント
時の描画展開等を行う。会議端末本体410とペリフェラ
ルコントローラ421間のインタフェースの構成は、ペリ
フェラルコントローラ421内でファームウエア処理を実
現するマルチプロセッサ方式とする。また、それらの各
プロセッサが独立して動作できるようにするために、プ
ロセッサ間を接続しているバスを独立させ、プロセッサ
間通信でデータ交換する方式とする。音声コーデック42
2は音声をディジタル伝送するための符号化・復号化処
理を行う装置である。画像コーデック424はフルカラー
画像の符号化・復号化,テレビカメラからの画像とり込
み、会議の進行に応じた画像の位置,大きさ変化処理を
行うと共に画像コーデック内のフルカラー画像用フレー
ムメモリへの書き込みを行う装置である。表示合成部42
3はスーパーインポーズにより、会議端末本体400の表示
制御部415からの出力信号と画像コーデック424出力信号
を合成表示する。通信制御部425は、例えば回線として
N−ISDNを使用した場合、OSI(Open Systems Interfac
e)の下位3層を相当する。
【0038】 ここで本実施例は、汎用性,装置の柔軟性を高めるた
めに、パソコンをベースとした構成となっているが、性
能,コスト等を追求した専用装置であってもよい。又、
描画・ポインティング座標はタブレットとスタイラスペ
ンにより得ているが、タッチパソル,マウス,トラック
ボール,ジョイステイック,グラフィックスタブレッ
ト,ライトペン等描画・ポインティングの機能を有する
入力装置であればどのような入力装置でもよい。フロッ
ピーディスク413は会議終了後の会議ファイルの第2の
蓄積装置として用いているが、記憶蓄積の機能を有する
ものであれば光ディスク装置,磁気テープ装置等どのよ
うな装置であってもよい。今回会議資料の作成時から通
信会議の終了時まで会議ファイルの第1の蓄積装置とし
て用いるハードディスク414も同様である。さらに第1
の蓄積装置と第2の蓄積装置が共通であってもよい。
又、各々の処理能力が許せば表示制御部415と表示合成
部423の役割分担は自由であり、又、ハードウエア自体
が1つであってもよい。CRT302は単一ディスプレイ方式
としているが、合成部のハードウエア軽減を考えれば、
文書用,動画用というように複数ディスプレイ方式であ
ってもよい。表示情報蓄積部416はワークRAMとしたが専
用装置であれば、ROM化することも考えられる。図5は
本発明に係るテレミーティング端末全体のソフトウエア
構成例である。551はマルチタスクOS、552は周期タス
ク、553 553はメニュー解析タスク、554は処理実行タス
ク、555は割り込みタスクである。
【0039】 マルチタスクOS551上に、マンマシン性を重視するた
め、人間にとって自然な入力と感じられるように、視覚
特性を考えた、処理の優先レベルを高くした周期のタス
クを設ける。ここで透明タブレット303から入力される
座標データを一定周期で取り込み、メニュー解析タスク
553を起動する。メニュー解析タスク553では、入力デー
タを解析し、メニューが選択されたのであれば、そのメ
ニューが意味する、指示された機能の内容をセットした
うえで、処理実行タスク554を起動し、そのタスクの中
でセット値に従った処理が実行される。又、描画,ポイ
ンティングのように連続した処理を実行している間は処
理実行タスク554にそのまま起動をかける。処理実行タ
スク554内では、以前にセットされた値がそのまま継続
しており、続いてその処理を行う。割り込みタスク555
は、会議端末アダプタ420から要求された、割り込み処
理を実行するタスクである。ペリフェラルコントローラ
421や画像コーデック424,表示制御部415からの処理終了
通知や処理データ会議端末本体140内への転送要求等、
相手端末から通信制御部を介しての処理要求等がある。
【0040】 図1は本発明に基づく会議進行画面を示す。図1
(A)は会議前画面110を、図1(B)は会議主画面120
を、図1(C)は会議後画面130をそれぞれ分けて示し
たものである。1つの端末を複数のユーザが共用して使
用する場合には、機密保守のため、回線接続時にいきな
り会議主画面120に入らないようにし、会議前画面110を
経て、会議主画面120に入るように構成する。図1
(A)において、会議前画面110は(1)共通画像表示
領域111,(2)相手動画表示領域112,(3)自分動画表
示領域113,(4)会議進行メニュー表示領域114に領域
分けされる。共通画像表示領域111には会議開始メニュ
ー115,会議中止メニュー116,相手確認用動画像表示領域
117を表示し、相手確認用の動画像119を表示領域117に
表示する。自分動画表示領域113には自分動画像118が表
示される。次に図1(B)において、会議主画面120の
共通画像表示領域111には、本図では空白を示している
が、一例としては会議で使用する資料を表示する。また
相手動画表示領域112には相手動画像121が表示されるよ
うになっている。
【0041】 次に図1(C)において、会議後画面130の共通画像
表示領域111には通信終了メニュー135,会議再開メニュ
ー136が表示されるようになっている。
【0042】 以下にマルチメディアを用いて遠隔地間で通信するテ
レミーティング端末において、会議相手を確認後、資料
を提供して説明する画面(会議主画面)に遷移する方法
について詳細に説明する。
【0043】 以下では便宜上、図1(A)に示す会議前画面110、
図1(B)に示す会議主画面120および図1(C)に示
す会議後画面130をそれぞれ画面1,画面2,画面3と称す
る。画面1では、相手を確認するため、相手の動画像11
9が主要なメディアとなる。つまり、相手の動画像を画
面中央に大きく表示することで相手を確認するのに適し
た画面を提供する。また、今、その端末装置が相手に送
っている画像を確認するために、補助的に画面の右辺の
中央に自分の動画118を表示することもある。また、図
1(A)に示した相手の動画像表示領域117の下部に会
議開始メニュー115および会議中止メニューを配置して
会議を円滑に開始する機能および相手が不在のときに会
議を中止する機能を実現している。
【0044】 ここで、会議の相手を確認するための認識媒体として
は、相手固有の認識媒体であれば、画像に限定されな
い。例えば、ID番号や指紋,音紋,網膜像,自体の特徴
等がある。これらを用いれば、いちいち操作者が会議の
相手の姿を見て確認する必要はなく、自動的に装置に判
断させることもできる。ただし、機密保護のために特に
操作者が最終確認する必要があるならば、組合せて二重
にチェックさせることもできる。
【0045】 このような認識媒体をどのようにして認識するかは、
次に述べる手段によって実現することができる。図25に
示すように、ここでは指紋を認識媒体とした場合につい
て説明する。
【0046】 (1)指紋の入力 指紋を入力するには、まずスキャナ入力切換器610を
b側に倒しておき、押捺センサ600に指を押し当ててス
キャナ306が指紋を読み取って登録部630へ指紋読み取り
情報(以下では指紋情報と称する)を送り、記憶する。
一方、各端末装置では、こうして次々と参加者の指紋を
登録していく。この登録された指紋情報は、会議の相手
相互間の端末装置の登録部において、同一の指紋情報を
持つように、ISDN回線を介して指紋情報がやり取りされ
ることは言うまでもない。
【0047】 (2)相手の指紋情報の受取り 相手を確認する場合には、まず相手の端末装置におい
て、スキャナ入力切換器610をa側に倒して押捺センサ6
00に指を押し当てスキャナ306により指紋を読み取って
接続バス640に送り、ISDN回線を介して指紋情報を自分
側の端末装置の通信制御部425を受信する。受信した指
紋情報は接続バス640を介して照合部620に一旦、記憶さ
れる。
【0048】 (3)相手の指紋情報の照合 照合部620に記憶された相手の指紋情報は、上記
(1)で登録された会議参加者の全ての指紋情報と比
較,照合され、その結果に基づいた照合結果情報が接続
バス640に出力される。会議端末装置本体410のCPUで
は、この照合結果情報をフロッピーディスク413やハー
ドディスク414に書き込んで記憶し、会議端末装置本体
の管理ソフトウエアが以後の処理を引き継ぐ。
【0049】 次に図6を使って会議進行メニュー領域114について
詳細に説明する。画面2では、資料を提示して説明する
が、ファクシミリ文書やフルカラーの静止画文書等が主
要なメディアとなる。このようなメディアを共通画像表
示領域111に表示する。資料を説明している画面の状態
では、画面右上に相手動画像121および自分動画像118を
共通画像表示領域111に表示された動画像よりも小さい
画面サイズで表示するようにする。こうする理由は、遠
隔地間での会議の臨場性を高めたり、相手の表情や会話
の反応を見ながら説明することでプレゼンテーション効
果の向上を狙ったものである。一方、右下に表示した会
議終了メニュー512により会議主状態を終了する。画面
3も画面1と同様相手の動画像119がメインのメディア
であり、相手の動画像119を画面中央に大きく表示する
ことで会議終了の確認に適した画面を提供する。この時
自分の動画表示118を相手に送っている。又、相手の動
画像119の下部に設けた通信終了135と会議再開136のメ
ニューを持つことで、通信のスムーズな終了とメニュー
選択ミスによる通信の終了,会議後画面表示130に急に
説明内容を確認したくなった時に選択するものである。
図6は画面2の詳細を示すもので、504はトークン所有
権表示領域で網かけはトークンの所有を示す。ここでト
ークン(tolken)とは発信の優先権をいう。またトーク
ン所有権とは、画面遷移を行うための優先権をいう。50
5は説明モード選択メニュー、506は文書操作メニュー、
507は会議名表示,文書名選択メニュー、508はページ名
選択メニュー、509はプリント実行選択メニュー、510は
資料転送選択メニュー、511は提示画面選択メニュー、5
12は会議終了選択メニューである。提示資料表示領域50
1は前述したように説明するFAX文書,フルカラー静止画
文書等を表示する領域である。相手人物動画表示領域50
2及び自分人物動画表示領域503は前述したように人物動
画を表示する領域である。トークン所有権表示領域504
は、通信権の所在を示すものであり、トークン権獲得の
ための選択メニューではない。トークン権の移動はユー
ザのCRT302への働きかけにより自動的に行う。以下では
説明実行のためのメニューが中心となる。会議進行メニ
ュー表示領域114に表示されたメニューの選択によっ
て、例えば表示文書がFAX文書からフルカラー静止画文
書に切替わるというように表示画面が切替わる。説明モ
ード選択メニュー505は表示文書への説明モードを選ぶ
もので、(1)文書に直接メモ書きする描画、(2)移
動可能な小ワク内にある描画を消去する描画消去、
(3)文書の注目点を指示するポインティングよりな
る。文書操作メニュー506は表示文書を変えずに、その
表示領域等の変更を行うメニューである。(1)表示領
域を変更するスクロール、(2)表示文書中の指定領域
を白色とし、そこに描画等の説明をし易くした電子メモ
紙、(3)表示文書を必要に応じて指定領域固定倍拡大
表示する拡大表示メニュー、(4)拡大表示からそれ以
前の状態に戻す標準表示メニューがある。本実施例で
は、スムーズに会議を運営するため、メニュー処理実行
までの操作回数を極力少なくする方針であり、拡大表示
等も固定倍の領域指定方式としている。会議名表示・文
書名選択メニュー507,ページ名選択メニュー508に関し
て、本実施例の文書の蓄積構成は、会議−資料−ページ
の3段階のピラミッド構成となっている。このとき、現
在行っているメニューは一意であるが、文書・ページに
関しては複数あるので、表示する文書(ページ)を指定
するには、文書とページを指定しなければならない。会
議名表示・文書名選択メニュー507は、4段階構成とな
っており、最上段が会議名表示、2段目が文書名表示、
3段目が左2つが文書変更メニュー、右が、表示文書N
o./文書数を示す。4段目は会議参加者名と表示文書の
所有者を区別して表示している。文書変更メニューを選
択することで、新しい文書の最初のページが、双方の端
末に同時表示される。ページ名選択メニュー508は表示
している文書内でのページ表示に切替えるものである。
表示は4ページ単位で行い、表示したいページメニュー
を選択する。左上の2メニューは、4ページ単位の表示
切替えを行うものである。その下のメニューは全体ペー
ジ数に対する表示ページの最大ページ番号を表示するも
のである。
【0050】 プリント選択メニュー509は表示中の文書をプリント
アウトするためのメニューである。資料転送選択メニュ
ー510は、会議中、急に必要となった資料を送るための
メニューである。電子黒板,カメラ画面といった提示画
面選択メニュー511は、前記した文書表示に合わせて、
説明能力を高めるため、共通画像表示領域111(提示資
料表示領域)全てを白色にクリアしてそこに説明を加え
る電子黒板メニュー,動画を表示し立体物,モックアッ
プモデル等を直接に表示するカメラ画面メニューよりな
る。会議終了選択メニュー512により会議主画面を終了
する。このメニューを選択することで、会議を終了する
ことはユーザの意志であるが、その時点で端末側が会議
の進行場面として設定する会議後画面に自動遷移する。
続いて、端末が行う会議進行に応じた表示画面の切替え
を詳細に説明する。まず第1に表示画面No.が決定され
た際の画面表示法であるが、図1における表示画面の切
替えを説明する。スタイラスペンによりメニュー選択の
座標が入力されると、表示している画面のメニュー1つ
ずつに対し、入力座標がその範囲に入っているか検索す
る。この際画面ごとにメニュー内容を個別に記憶する方
法と、画面間の共通メニューが多い場合は情報量を減ら
すため、メニューの一覧に対して各画面でのメニューの
有無をビット情報として持つ方式がある。本実施例は、
後者について説明する。図7〜図10は本発明に係り、図
8は各画面ごとの表示メニュー保存例である。各画面に
対して選択メニューの一覧に対し、表示しているメニュ
ーをビット情報として保存する。図中“1"が表示有、
“0"が表示無である。図に示すように、選択メニューは
すべての画面を通しての選択メニューに対応する数字と
して扱われ、その表示内容は、図7に示すように選択メ
ニューNo.単位に別に記憶されている。ここで、例えば
画面1においてスタイラスペンによるメニュー選択があ
ったとすると、図9を参照して選択メニューNo.1から順
次検索し、“1"ビットが立っていると、図8を参照して
当該メニュー領域内に入力座標があるか否かをチェック
され、あれば選択される。
【0051】 図10は、メニューが実際に選択された際の処理内容の
保存例である。例えば、画面1において選択メニューN
o.1が選択されると画面2に遷移する。又、遷移画面の
表示に関しては、図9により表示すべきメニューを検索
し、図8で表示する領域を得、図7により具体的表示内
容を得る。以上により会議進行に応じた表示画面の切替
えを行う。
【0052】 メニュー選択の方法については、例えばスタイラスペ
ンを用いて行う。
【0053】 図12はスタイラスペンの外観図を示すものであって、
実際の入力座標を決定するメインスイッチ500とユーザ
の選択意志反映等に用いる2つのサブスイッチ501,502
を合わせ持つ。図11は本発明に係る、スタイラスペンか
らの入力データ例である。1座標当り5バイトで構成さ
れ、最初の1バイトはスタイラスペンのスイッチ情報を
得るためのものである。ここでPXで表す有効距離データ
は、メインスイッチ500からタブレット表面までの距離
が、定められた距離(3〜5mm)内にあるかを判定する
ものである。2バイト目から5バイト目までは、X座標
とY座標を2進数で表したものである。通常、メニュー
選択法としては、メインスイッチ500がオンの状態でサ
ブスイッチ501,502のいずれかが、押された場合メニュ
ー選択が有効となる方式をとっている。ここでは、より
簡便な操作にするため、メインスイッチ500がオンのみ
でメニュー選択ができるようにしている。この際の問題
点として、(1)ユーザがメインスイッチ500をオンに
し続けた場合に、遷移した画面の同じ領域にメニューが
あると選択されてしまう点、(2)図1の画面2におい
て、描画等での説明がメニュー領域内に入ってしまう場
合に、このメニューを選択してしまう点、とがある。図
13は、本発明に係る上記問題解決策の一例である。縦軸
に示すモード0とモード1を設け、その間を横軸に示す
メインスイッチSW1とPXの値よりなる状態値により遷移
させる。PXは、有効領域内か否かを示す情報、SW1はメ
インスイッチのON,OFFを示す情報、又、状態4と状態5
で示すメニュー領域内,外は入力された座標値が図8に
示す領域で図9により指定される領域内に入っているか
どうかを示す。具体的な状態遷移方法を以下に示す。メ
ニュー選択により表示画面が切替わるとモードを0に設
定する。この時メインスイッチの入力でメニューが選択
されるため、状態は5である。図13に示すように、モー
ド0の状態から、スタイラスペンが有効距離外となった
ときモードを1に設定し、この時点で初めてメニュー選
択を可能とする。モード1において、有効距離内でメイ
ンスイッチがオンのとき、その入力座標を判定する。こ
の時、入力座標がメニュー領域外であれ、メニュー選択
処理を行わず、会議運営プログラムがモードを0に設定
する。又、メニュー領域内であれば、画面切替えを含む
メニュー処理を行った後にモードを0に設定する。以上
によりメインスイッチのみでスムーズなメニュー選択を
実現する。以上は、メニュー表示に関するものである
が、同時に、画面1と画面3では自分と相手の動画、画
面2では、自分と相手の動画と説明する文書を表示しな
ければならない。以下に表示制御法について説明する。
まず最初はフルカラー画像表示であるが、通常のフルカ
ラー画像はR,G,B各8ビットの計24ビットが必要であ
り、通常のパソコンでは、処理能力・表示能力とを不足
しており、図4で説明したようにパソコンの外部装置で
処理・表示しパソコン本体は、その動作制御を行う形と
なる。図14は本発明に係る、フルカラー画像表示ハード
の一構成例である。図4の画像コーデック部を、より細
かく表したものである。1401はパソコンとの入出力バッ
ファ、1402は通信制御部との入出力バッファ、1403は画
像コーデック全体を制御するCPU、1404は動画・フルカ
ラー静止画の符号化,復号化装置、1405は出力フレーム
メモリ、1406は入力フレームメモリ、1407は入力TVカメ
ラアナログ信号のディジタル信号変換部であり、パソコ
ンからの要求に応じて表示部を切替える。以下に図1に
示したフルカラー画像の表示制御法を説明する。
【0054】 まず画面1の相手人物動画像であるが、通信制御部42
5より入力される動画像符号データを入出力バッファ140
2を介して取り込み、動画・静止画の符号化・復号化装
置1404で復号化し、出力FM1405に書き込む。書き込まれ
た画像信号は、CPU1403からの表示切替制御信号により
表示合成部423を制御することで、パソコン信号と合成
して表示される。相手人物動画像の表示の際の合成時は
動画像であることを考慮して、動画像とパソコン信号の
重ね合わせはせず、動画のみを表示する。次に画面1の
自分人物動画像であるが、TVカメラ304より入力され
る。例えばNTSC信号をA/D変換部1407でアナログ・ディ
ジタル変換し入力FM1406に書き込む。入力FM1406に書か
れた画像データは、動画・静止画の符号化,復号化装置
によって出力FM1405に書き込まれる。表示に関しては、
相手人物動画像と同様である。次に画面2の資料提示説
明画面であるが、人物動画像に関しては、相手人物動画
の大きさと表示位置が異なり、動画・静止画の符号化,
復号化装置の相手動画像処理は若干異なるものの、入出
力法は同様である。画面1と画面2における相手動画像
の処理であるが、実施例として、TVカメラ304からの入
力,動画・静止画の符号化・復号化装置1404での符号
化,復号化まで同一とし、出力FM1405に書き込む時点
で、画面1と画面2に応じて大きさ・位置を変える方
法、その他の入力・符号化の時点で、大きさを変え、出
力FM1405に書き込む時点で、表示位置を変える方法があ
る。続いて、画面2の提示資料としてフルカラー静止画
が表示される場合であるが、フルカラー静止画文書は、
図4のハードディスク414内に符号データとして保存さ
れているため、まず最初にパソコン内に読み出された
後、拡張バスI/F417、入出力バッファ1401を介して画像
コーデック424内に取り込む。続いて、動画・静止画の
符号化・復号化装置1404で復号化され出力FM1405に書き
込む。この際の表示合成部423の動作であるが、動画表
示の時と同様にパソコン信号と合成せずフルカラー静止
画文書のみ表示する方法もあるが、フルカラー静止画文
書に描画による加筆修正やポインティングによる説明位
置指示を行いたい要求にこたえるため、この情報を会議
端末本体410の表示制御部415を持たせ、表示合成部にお
いて、フルカラー静止画文書とスーパーインポーズす
る。よって図1画面2において、フルカラー静止画表示
とした場合は、動画部はフルカラー画像信号のみの表
示、フルカラー静止画部はパソコン信号とフルカラー画
像信号のスーパーインポーズ表示,会議進行メニュー表
示領域114はパソコン信号のみの表示となるが、この切
替えは、表示合成部に画面No.と表示内容に応じたパタ
ーンとして記憶しておき、CPU1403が表示切替制御信号
でパターンを指定することで切替えを実現する。上記CP
U1403の表示切替指定は、パソコン本体410から画像コー
デック424への指定を受けて実行するのだが、この時の
コマンド,レスポンス仕様の一例が図15である。表示画
面に対応したコマンドコードとフルカラー静止画文書表
示の場合には符号データをパソコン本体410から画像コ
ーデック424に送り、画像コーデック内で処理が終了し
たら、パソコン本体410に対してレスポンスコードを返
す。続いて、FAX文書表示処理の詳細に関して述べる。
図16は、FAX文書処理に関する全体構成を示したもので
ある。1601はペリフェラルコントローラのCPU、1602は
スキャナ306とのI/F、1603はプリンタ307とのI/F、1604
は画像メモリ、1605はスキャナ・プリンタの入出力制御
およびFAX文書の符号化・復号化・縮小等の画像処理部
である。1606はダイレクトメモリアクセス(DMAC)、16
07はバッファメモリ、1608は双方向のFIFO、1609はDMAC
である。スキャナ306,プリンタ307は図3と同様、(パ
ソコン)CPU411、表示制御部415,ハードディスク414,拡
張バスI/F417,ペリフェラルコントローラ421,表示情報
蓄積部(画像メモリ)416は図4と同様である。FAX文書
処理の全体の流れとしては、スキャナ306から入力した
文書をペリフェラルコントローラ421内で符号化処理
し、ハードディスク414内に蓄積する。表示の際には、
ハードディスク414から読み出し、ペリフェラルコント
ローラ421内で復号化した後、表示情報蓄積部416に転送
し、表示したい部分を表示制御部415に転送することで
実現する。以下に表示法を詳述する。図1の画面2120で
図8ページ名選択メニュー508の選択によりFAX文書表示
が指定されると、指定された文書の符号データをハード
ディスク414内から検索し、表示情報蓄積部416に取り出
す。次にペリフェラルコントローラ421内で復号化す
る。この際、パソコン410とペリフェラルコントローラ4
21間のイベントの通知は割り込んで行い、パソコンCPU4
11とペリフェラルコントローラCPU1601の独立動作を実
現する。又、データ転送を高速化するために、パソコン
バスでのデータ転送は外付けDMAC1609がシステムバスで
のデータ転送はDMAC1606がそれぞれ管理する。復号化の
際には、パソコンが復号化要求をし、符号データが上記
方法でバッファメモリ1607に転送される。次にDMAC1606
で入出力制御・画像処理部1605に転送し、ここで復号化
した後、画像メモリ1604に展開し、パソコンに処理終了
を通知する。次に、原寸転送ないし縮小転送の要求がパ
ソコンからあり入出力制御・画像処理部1605により、原
寸データまま、もしくは縮小してシステムバス上に読み
出され、DMAC1606によりバッファメモリ1607に格納す
る。バッファメモリ1607に格納が終了したら転送可能通
信割り込みをパソコンに対して行う。その後DMAC1606を
用いて、FIFOを介してパソコンバス上にデータを読み出
す。パソコンは転送可能通知割り込みを受けると、DMAC
1609に転送データ量をセットし起動する。これにより、
表示情報蓄積部416にデータが転送される。最後に、表
示したい部分を表示制御部415に転送する。
【0055】 図17は、入出力制御・画像処理部1605の構成例であ
る。
【0056】 1701と1703はDICEP−A(Document Image Compressio
n and Expansion Processor−Adbanced)、1702はACRTC
(Adbanced CRT Controller)、1704は縮小回路であ
る。DICEP−A1701は、FAX文書の国際規格符号化方式で
あるMMR(Modified Modified READ)符号の符号化,復
号化をするための(株)日立製作所が市販している専用
LSIで、同時に画像バスのデータ転送を実行する。ACRTC
1702は、走査型CRTにグラフィックス,キャラクタを表
示するための(株)日立製作所が市販している専用LSI
である。縮小回路1704はFAX画像縦横1/2縮小を実行する
ための専用回路である。各部の処理内容は、DICEP−A17
01が画像メモリ1604のプリンタ出力制御、ACRTC1702が
プリンタ出力の際、パソコンから送られてくる描画デー
タの展開処理を行う。DICEP−A1703はスキャナ306か
ら、画像メモリ1604への入力制御、画像メモリ1604のデ
ータをMMR復号化して、システムバスに出力し、パソコ
ン410から送られてくるMMR符号データをMMR復号化して
画像メモリ1604に展開する処理を行う。更にDICEP−A17
03は、画像メモリ1604のデータをそのままパソコン401
へ送る際の、データの取り出しとシステムバスへの出力
を行う。縮小回路1704は、画像メモリ1604のデータを縮
小してシステムバスに出力する処理を行うものである。
【0057】 次に、FAX文書のディスプレイでの表示法を説明す
る。A4フルサイズの文書を端末で扱おうとすると、2376
×1728画素が要求され、縦・横とも通常のディスプレイ
では画素数が足りず、専用のディスプレイを用いない限
り全面表示は不可能である。又、部分表示した場合は横
方向のスクロールが必要となり、著しく使い勝手が悪く
なる。縮小表示した場合は、文書として許容できる画質
を保てるのは、1/2程度までである。ここで一実施例と
しては、通常のパソコンでの高解像度ディスプレイ(75
0×1120)を使用した場合を説明する。A4フルサイズ文
書を縦横1/2に縮小すると118×864となり、横方向のフ
ルサイズ表示は可能となる。そこで通常は、縦横1/2に
縮小した画像表示とし、必要に応じて、原寸表示するも
のとする。この際の一実施例として、原寸データは、50
0KB程度とデータ量が多く、パソコンへの転送時間がか
かり、転送したとしても表示されない領域が主であるた
め、ペリフェラルコントローラ421の画像メモリに原寸
データを持ち、必要に応じて表示する部分をパソコン側
へ転送するようにする。パソコン内の表示情報蓄積部41
6に持つ構成としている。
【0058】 この理由は、125KB程度であり、転送負荷もさほど重
くないこと、および縦方向の高速スクロールを実現する
ため、画像コーデック424,通信制御部425といった他の
追加ハードと競合しながら使っているパソコンの拡張バ
スの使用頻度を下げるためである。
【0059】 次に会議画面の遷移における通信データのやり取りを
詳細に述べる。図18はその通信シーケンス例である。
(A)領域にあるのは送信側(B)と受信側(C)の交
換データであり、送信側(B)にあっては表示画面とユ
ーザの動作、受信側(C)にあっては、表示画面の関係
を示している。最初は双方がローカル画面となっている
が、片側の端末で会議実行メニューを選択すると、OSI
の下位層接続のための、回線接続要求が出され、受信側
は応答を返す。次の通信開始要求がOSIのセッション層
のコネクション要求であり、通信開始応答がセッション
層接続応答である。以上により、セッション層までが接
続され、双方に図1の画面1に示す会議前画面が表示さ
れる。会議前画面において会議中止メニューが選択され
ると、セッション層の開放要求として通信中止要求が出
され、その応答として通信中止応答がある。次に下位層
の開放要求として回線開放要求が出され、それにこたえ
る形で回線開放応答があり、これにより回線が開放さ
れ、双方の画面は自動的にローカル画面に戻る。又、会
議前画面において会議開始メニューが選択されると、セ
ッションアクティビティスタート要求にあたる、会議開
始要求が出され、双方の画面共、あらかじめ用意された
資料が自動的に表示され、図1の画面2に示す資料提示
説明画面が自動的に表示される。ここで画面2の下辺に
なるメニューを用いて説明が進行する。説明が終了する
と、セッションアクティビティエンド要求に対応する、
会議終了要求が出され、セッションアクティビティエン
ド確認を受信することで、双方の画面共、自動的に図1
画面3に示した会議後画面が自動的に表示される。会議
後画面において、会議再開メニューが選択されると、セ
ッションアクティビティリジューム要求に対応する、会
議再開要求を出し、双方の画面共、会議中画面に戻る。
又、会議後画面において、通信終了メニューが選択され
ると、セッション解放要求がある、通信終了要求が出さ
れ、それにこたえて、通信終了応答が返される。続い
て、下位置の解放要求である、回線解放要求を出し、そ
れにこたえる形で回線解放応答が返され、回線は開放さ
れ、双方の画面は自動的にローカル画面が戻る。
【0060】 図19は、送信側の画面遷移例である。表示される画面
と、その遷移を示す。1901はローカル画面、1902はロー
カル画面1901での表示画面遷移条件、1903は会議前画
面、1904は会議前画面1903での表示画面遷移条件、1905
は会議主画面、1906は会議主画面での表示画面遷移条
件、1907は会議後画面、1908は会議後画面での表示画面
遷移条件、1909はローカル画面である。
【0061】 図20は、受信側の画面遷移例であり、表示される画面
と、その遷移を示す。2002はローカル画面での画面遷移
条件で、閉じた遷移矢印は、会議実行を受信するまでウ
ェイト状態であることを示す。2004は会議前画面での画
面遷移条件、2006は会議中画面での画面遷移条件、2008
は会議後画面での画面遷移条件である。
【0062】 ここでは、送信側と受信側を区別して示しているが、
任意の画面において、送信側・受信側のどちらにもなり
得る。
【0063】 ところで、双方のディスプレイに同じ文書を互いに表
示し合って(すなわち整合をとって)説明する通信会議
においては、説明に入る前に双方の資料の文書がシキ別
子によって一体に指定されるよう整合されていなければ
ならない。資料提示説明画面において、この整合をとる
方法も考えられるが、ここでは、会議での説明に専念す
るように表示するため、会議前画面において、会議で用
いる資料の整合をとるようにしている。例えばユーザが
動画像と音声とによって挨拶を行っている間に、自動的
に資料の整合をするのが良い。
【0064】 会議後画面において会議録を作成する場合に、あらか
じめ端末側が用意したフォーマットに従って端末側が自
動的作成しても良いし、或いはユーザの入力に従って作
成しても良い。会議録については図24を参照して後述す
る。
【0065】 図1に示す実施例では、メニューの選択により、自動
的に会議画面間に遷移するものであったが、本発明はこ
れに限らず、あらかじめ設定した時間に従って自動的に
会議画面が遷移していく方法を採用しても良い。この
際、設定時間の経過をユーザに知らせる機能を設けれ
ば、ユーザにとって好都合である。又、この際の更に設
定時間延長をユーザが可能とする機能を持つことによ
り、設定時間に制約されない使用が可能となる。
【0066】 又、今回示した実施例では、会議中は全て共通画面で
あったが、会議の進行に応じて表示内容が切替わるウイ
ンドウと、会議の進行によらず、ローカルに表示内容が
変わるウインドウを合わせて持つ構成にすることにより
会議中にローカルワーキングをこなすという多角的使用
法がある。この際、ローカルに表示内容が変わるウイン
ドウでの指示により、会議進行に応じて表示内容が変わ
るウインドウへの操作ができる機能をもつことで、共通
画像表示画面の表示同期ずれを防げる。又、会議進行に
応じて表示内容が変わるウインドウでの指示により自動
的に、会議の進行により表示内容が変わらないローカル
ウインドウを表示することで処理内容が多いものはロー
カルワーキングとし、表示同期ずれを防げる。
【0067】 又、本実施例は1対1の通信会議に関するものであっ
たが、3地点以上の通信会議を許し、会議中での途中参
加を許す場合は、後述するように、少なくとも会議主画
面、会議中新規会議参加者挨拶画面(会議途中参加者確
認用画面)を持つ構成とすることが機密保持に有効であ
る。この際、音声と合わせて、会議中新規会議参加者挨
拶画面においては、少なくとも動画,会議中画面におい
ては、少なくとも動画以外のメディアを表示することで
確実な相手の確認が可能となる。又、会議中新規会議参
加者挨拶画面表示中に、資料整合を行うことで自然な会
議参加を実現できるう。又、会議途中の離脱を許した場
合は、少なくとも会議中画面、会議中会議離退者挨拶画
面を持つことが自然な会議環境実現に有効である。この
際、音声と合わせて会議中会議離脱者挨拶画面では、動
画,会議中画面においては、動画以外のメディアを表示
することにより通常の面談会議に近い環境を提供するの
ができる。
【0068】 又、本実施例では、会議進行パターンは、あらかじめ
端末側で用意されていたが、ユーザが会議進行パターン
登録機能を持つニーズに合わせた設定を可能とするのが
有力である。又、この際、マルチメディアを用いた任意
の場面を設定,登録,運用できる構成とすることが有効
である。
【0069】 又、本実施例では、双方の端末が対等の立場であった
が、後述するように2地点間以上の通信会議において、
通信中のリーダー端末が通信権の移動を行うことで、端
末の負荷を軽減し、しかも通常の議長のいる会議に近い
環境を提供することが有力である。
【0070】 更に、多地点間通信を実現する場合には、会議開始前
にあらかじめ会議参加が決まっていた人に対して、本人
の参加希望により自動的に参加を認め、会議中に必要に
応じて新たに呼び出して会議に参加してもらう場合に
は、呼び出した相手を確認後に会議に参加させるという
ように、参加者の状況を区別するのが機密保持上有効で
ある。
【0071】 図21は2地点間以上で会議を行った場合の表示画面の
一例である。2103は会議参加者動画像表示領域、2104は
会議参加者動画像である。図1の会議中画面120に対し
て、人物動画を表示する部分が、多地点用に変更されて
いる。さて、会議実行中の途中参加方法であるが、大き
く次の2通りの方法が考えられる。第1の方法は、事前
に会議の参加が決まっている人が途中参加する場合であ
る。第2の方法は、会議中に参考意見を聞きたいといっ
たように必要に応じて会議に途中参加してもらう場合で
ある。
【0072】 上記第1の方法は、事前に会議の参加が決まっている
人が途中参加する場合に、図23に示すように、参加者が
希望すれば、自動的に会議資料等を整合し、会議主画面
に自動的に遷移できるようにする方法である。
【0073】 第2の方法は、会議中に必要に応じて参加してもらう
場合に、いきなり第1の方法のように会議主画面に遷移
すると、呼び出したい相手が必ず映し出されるとは限ら
ず、機密保持上問題である。
【0074】 図22は、会議途中参加者確認画面である。2201は会議
途中参加者確認用動画表示領域、2202は会議途中参加者
確認用動画、2204は参加了解メニュー、2205は参加取消
メニューである。会議途中で必要に応じて会議相手を確
認する必要が生じた場合は、相手に呼び出し、回線接続
時に、自動的にこの画面に遷移する。この遷移した画面
において、会議途中参加者確認用動画2202と音声によ
り、相手を確認した場合は、参加了解メニュー2204を選
択して、自動的に図23の画面に遷移する。一方、相手が
不在の場合には、参加中止メニューを選択して、自動的
に回線を解放し、図21の画面に戻る。
【0075】 さらに、多地点間通信を行った場合、会議参加者の全
てが、会議の進行に関与するものではなく、単にウオッ
チングしたいケースも考えられる。この様な際には、図
2に示す、通信網202もしくは電子交換機203が、会議進
行に関与し、表示画面の切替えを実行できるテレミーテ
ィング端末と、会議の進行に関与せず画面を共有するテ
レミーティング端末とを区別して管理するのが望まし
い。つまり、このケースに限らず、多数の地点間で通信
する場合に、端末装置間をリング状にネットワーク接続
するとリアルタイム性やテレミーティング端末の負荷の
増大を招くため、電子交換機203もしくは通信網202に、
集中管理するための付加機能を持たせ、ネットワーク構
成をスター状にするのがよい。
【0076】 ところで、図6において、ページ選択メニュー508等
の選択により、共通表示領域111の表示が変わり、画面
が切替わることになるが、切替えの際に、その画面での
会議録を保存する手段を持つことが考えられる。図24
は、その一例を示したものである。2401は文書、2402は
ページ1、2403はページn、2404はブロック1、2405は
ブロック2、2406はテキストユニット1、2407はテキス
トユニット2、2408はテキストユニット3である。通
常、資料は、文書からページへと階層構造になってい
る。初期状態では、文書2401の下にページ1があり(ペ
ージ2からページnまでは考慮しない)その下に、実際
の文書の符号情報である、テキストユニット1が入る。
表示ページが切替わる際には、例えば、そのページに描
かれた自分の描画データと相手の描画データとが会議録
として保存されることになる。具体的には、自分の描画
データであることを示すブロック1の下に自分が実際に
描いた描画データを相手の描画データを示すブロック2
の下に相手が実際に描いた描画データをページ1と関連
付けて保存する。このデータ保存形式は、ODA,ODIFにお
けるレイアウト構造に準拠している。
【0077】 図6ではトークン所有権表示領域504に関して説明し
たが、通信権の有無を示すトークン権の有無を画面の一
部に表示することはユーザの安心感向上のために有効で
ある。又、通信権の移動については、トークン権表示領
域をメニューとして、そこを選択することで、通信権の
移動を行うことが考えられる。しかしトークン権という
通信技術に独特な取り扱いをユーザに意識させるとユー
ザの使い勝手が悪くなる。そこで、トークン権を必要と
するアクション(例えば表示ページの変更など)をユー
ザが起こしたとき、自動的にトークン権を移動させるよ
うにすればよい。又、上記実施例では、会議進行上のす
べての操作に対してトークン権を必要としたが、描画,
ポインティングと言った特定のメディア通信,資料転送
通信等についてはトークン権を必要としないで自由にデ
ータを転送できるようにする。たとえば描画に関してい
うなら、通常の面談会議では、お互いに自由に描画でき
る環境を通信メディア上でも持たせる。さらに、「資料
転送」のような時間のかかる会議進行操作は、通常の通
信会議を実行する仕事とは別の付加的な仕事(Sub Jo
b)として並行して実行するというように、トークン所
有権をメディア単位、或いは会議進行操作の種別毎に設
けて並列処理しスムーズな会議の進行操作環境を実現す
る。
【0078】 以上では相手を確認したことを端末に連絡する手段と
して、メニュー選択を用いた例を説明したが、音声認識
や画像認識等により相手を端末装置側が自動的に確認
し、ユーザの負担をより軽減することも考えられる。
【0079】
【発明の効果】
本発明によれば次の効果を奏する。
【0080】 (1)会議相手を確認後、資料を提示して説明する画面
(会議主画面)に遷移できるので、資料の機密を保持で
きる。
【0081】 (2)会議相手を確認する画面(会議前画面)で意図す
る相手を確認できるので、誤確認を少なくすることがで
きる。
【0082】 (3)表示画面がマルチウインドウであるので、様様の
メディアを選択・合成表示できるので、ユーザにとって
使い勝手の良い環境を提供できる。
【0083】 (4)表示画面を会議進行に応じた固定マルチウインド
ウ表示できるので、ユーザがウインドウをどう操作した
ら良いか煩うことのないメディア操作環境を提供でき
る。
【0084】 (5)通信回線接続時に自動的に会議前画面が表示され
るので、ユーザが端末側であらかじめ用意した会議の流
れにスムーズに乗つていける。
【0085】 (6)音声と合わせた、会議相手を確認する会議前画面
では、動画以外のメディアを表示することができるの
で、会議前画面においては、視覚・聴覚を用いた相手の
確認ができる。
【0086】 (7)会議主画面においては、動画以外のメディアを用
いることで、多彩なプレゼンテーションが可能になる。
【0087】 (8)また、相手を確認したことを端末に知らせる手段
としてメニュー選択ができるので、操作が簡易である。
【0088】 (9)会議主画面は、相手端末との共通画像表示領域と
共通画像を制御するメニュー表示領域とを合わせて持つ
ことにより、円滑な会議運営ができる。
【0089】 (10)相手を確認したことを端末に知らせるメニュー
を、メニュー表示領域に表示された会議サポートメニュ
ーとは独立して共通表示領域に表示することで、選択し
易い、使い勝手の良い環境を提供できる。
【0090】 (11)会議前に相手を確認する画面では、相手端末入力
画像を自端末で表示することで、双方の確認ができ、会
議中画面では、自端末あるいは相手端末の資料を自分と
相手の両端末に表示することで、会議中は同一画面を見
ながら会議を進行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の表示画面例。
【図2】 本発明の一実施例のシステム全体構成例。
【図3】 本発明の一実施例の端末外観図。
【図4】 本発明の一実施例のハードウエア構成のブロック図。
【図5】 本発明の一実施例のソフトウエア構成例。
【図6】 本発明の一実施例の表示メニュー例。
【図7】 本発明の一実施例における表示メニューの蓄積例。
【図8】 本発明の一実施例の各画面ごとの表示メニュー保存例。
【図9】 本発明の一実施例の表示すべきメニューの蓄積例。
【図10】 本発明の一実施例のメニューが実際に選択された際の処
理内容の保存例。
【図11】 本発明の一実施例のスタイラスペンからのデータ入力
例。
【図12】 本発明の一実施例のスタイラスペンの外観図。
【図13】 本発明の一実施例のスタイラスペン入力データ処理例。
【図14】 本発明の一実施例における静止画処理装置例。
【図15】 本発明の一実施例の本体の静止画処理装置のコマンド・
レスポンス例。
【図16】 本発明の一実施例における、FAX文書処理装置例。
【図17】 図16における入出力制御画像処理部例。
【図18】 本発明の一実施例の通信シーケンス例。
【図19】 本発明の一実施例のメニュー選択による画面遷移の送信
側のフローチヤート。
【図20】 本発明の一実施例のメニュー選択による画面遷移の受信
側のフローチヤート。
【図21】 2地点間以上で会議を行った場合の本発明による表示画
面例。
【図22】 2地点間以上で会議を行った場合の本発明による表示画
面例。
【図23】 2地点間以上で会議を行った場合の本発明による表示画
面例。
【図24】 画面切替え時の会議録存例。
【図25】 会議の相手を確認するための手段を示す一実施例であ
る。
【符号の説明】
110……会議前画面、120……会議主画面、130……会議
後画面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 箭内 則文 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (72)発明者 高橋 正弘 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−14994(JP,A) 特開 昭60−96059(JP,A) 特開 昭62−157491(JP,A) 特開 昭63−246056(JP,A) 特開 平1−183949(JP,A) 特開 昭62−279791(JP,A) 特開 昭62−78588(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルチメディアを用いて遠隔地間で通信を
    行うテレミーティング端末装置において、 会議相手の動画又は前記会議相手が提示した静止画を受
    信する受信手段と、 受信された会議相手の動画や静止画を表示する表示手段
    と、 自分の動画や自分が提示した静止画を送信する送信手段
    とを少なくとも有し、 前記送信手段によって自分の動画を送信し、前記受信手
    段によって受信された会議相手の動画を前記表示手段に
    表示した後に、前記受信手段は会議相手からの静止画送
    信要求を受信し、受信された前記静止画送信要求を受付
    後に、会議相手が送信した静止画を受信し、前記表示手
    段は受信された前記会議相手の静止画を表示することを
    特徴とするテレミーティング端末装置。
JP19494190A 1989-07-26 1990-07-25 マルチメデイアテレミーテイング端末装置,端末装置システム,並びにその操作方法 Expired - Lifetime JP3283506B2 (ja)

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