JPH0764905A - 会議システム - Google Patents

会議システム

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JPH0764905A
JPH0764905A JP5211334A JP21133493A JPH0764905A JP H0764905 A JPH0764905 A JP H0764905A JP 5211334 A JP5211334 A JP 5211334A JP 21133493 A JP21133493 A JP 21133493A JP H0764905 A JPH0764905 A JP H0764905A
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JP5211334A
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English (en)
Inventor
Shigeru Fukunaga
茂 福永
Toshihisa Nakai
敏久 中井
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 円滑な意思疎通を支援し得る。 【構成】 共有データは共有データ制御部9と送信部1
0を通じてサーバ56へ与える。更に、自端末の位置情
報も書き込み権入力表示部13と書き込み権判定部14
とで判断され、送信部10からサーバ56へ与えられ
る。このときに、書き込み権判定部14は、書き込み権
の要求、所有、放棄などの権利情報も送信部10を通じ
てサーバ10へ与える。他の端末からのデータはサーバ
56から受信部11に与えられ、共有データは共有デー
タ表示部12に与えられ、権利情報や位置情報などは書
き込み権判定部14に与える。書き込み権判定部14は
自端末及び他の端末の権利情報と位置情報とから判断し
て、書き込み権入力表示部13で書き込み権の表示や仮
想会議空間の形成表示や共有ウィンドウの形成表示など
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は会議システムに関し、
会議装置のウィンドウに対する書き込み権に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークの発達と、企業の組
織の分散化が進み、地理的に離れた場所にいる人々が、
それぞれのコンピュータの情報を共有しながら共同作業
を行う、いわゆるCSCW(Computer Sup
ported Cooperative Work、協
調活動)の必要性が高まっている。
【0003】これについては、例えば、文献:テレビジ
ョン学会誌1991年、Vol.45、No.8、p
p.926〜930、『分散会議システム』などに示さ
れている。
【0004】この代表的なCSCW支援の仕組みが共有
ウィンドウである。この共有ウィンドウは、複数の端末
上に同じ画面を表示して、各端末から自由に読み書きで
きるものであり、実際の会議でのホワイトボードなどの
役目をする。手書きによる文字や線の入力以外に、文書
などのデータを表示したり、編集したりできるものもあ
る。
【0005】そして、表示されたデータの内容を参加者
間で同一に保つために、共有ウィンドウにデータを書き
込む権利(データを消去する権利も含む書き込み権)を
排他的に制御する必要がある。そして、従来手法では、
例えば、書き込み権の移行に次の様な4つのモードを用
意し、会議の性質や参加人数によって選択できる様にし
ている。
【0006】(1)議長指名:議長の指名によって書き
込み権が移動する。
【0007】(2)要求順:書き込み件権保有者が権利
を放棄したときに、書き込み権を要求している人の内、
最も早く要求した人に移行する。
【0008】(3)バトン:現在の書き込み権保有者が
書き込み者を指名出来る。
【0009】(4)非制御:全ての人が常に操作出来
る。
【0010】この非制御モードの場合は、同時に書き込
みできるので、参加者の注意が必要となる。また、誰が
どの文字や線を書き込んでいるかを表すために、それぞ
れ異なる色で表示する。
【0011】例えば、図2は従来の共有ウィンドウシス
テムの構成例の図である。この図2において、各端末5
1a〜51dは、一つのサーバ52と共有データや書き
込み権の情報を送受信する。そして、サーバ52は、書
き込み権の所有端末や、各端末51a〜51dからの書
き込み権の要求、放棄情報を管理し、権利の移動制御を
行う。また、共有データを各端末51a〜51dに配送
する。
【0012】そして、例えば、図3は従来の端末51a
〜51dの機能構成例の図である。この図3において、
共有データ制御部1は、自分の書き込み権に従って、入
力されたデータを送信部2に対して選択的に与える。そ
して、この送信部2は、共有データと書き込み権の要求
や放棄情報をサーバ52へ送信する。
【0013】そして、受信部3は、サーバ52から送ら
れてきた共有データや放棄情報を受信し、共有データは
共有データ表示部4に与える。そして、権利情報は書き
込み権表示部5へ与える。そして、共有データ表示部4
は、文字や線などの共有データをウィンドウに表示す
る。そして、書き込み権表示部5は、書き込み権の所在
を表示する。
【0014】そして、図4はサーバ52の機能構成例の
図である。この図4において、受信部6は、各端末51
a〜51dからの共有データや権利情報を受信し、共有
データは配送部7に与える。更に、権利情報は書き込み
権制御部8に与える。そして、配送部7は、共有データ
や権利情報を受け取り、権利所有端末や要求順序の管理
を行い、制御モードに従って権利の移動を行う。そし
て、更に、移動後の権利情報を配送部7に与えるもので
ある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上の様な従来の技術
においては、現在誰が書き込み権を保有し、誰が書き込
み権を要求しているかなどを名前などで表示している。
しかしながら、文字の表示だけでは、権利の移動を明確
に表すことが困難である。また、書き込み権を複数の人
が要求している場合、現在何人要求していて、誰が何番
目であるかなどが解りにくいという問題があった。
【0016】更に、非制御モードでは、誰が何色を使用
中であるかを常に念頭に入れておく必要がある。また、
線や文字を消すときは、誰が消しているかを明示できな
いという問題もあった。
【0017】更にまた、実際の会議では、例えば、ホワ
イトボード上に誰が書いているかは、見れば直ぐ解るこ
とであり、この様なことに注意を払う必要は無い。そこ
で、電子会議の効果を向上させるために、注意深くしな
くても誰が書き込んでいるかを感覚的に容易に解ること
が出来る仕組みが要請されている。
【0018】この発明は、以上の課題に鑑み為されたも
のであり、その目的とする所は、従来に比べ、操作性を
改善させつつ、円滑な意思疎通を支援させることが出来
る電子会議システムを提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の目的
を達成するために、自会議装置のデータを他の会議装置
に伝送し、他の会議装置からのデータを自会議装置に取
り込み、上記会議装置のデータをウィンドウに表示する
会議システムであって、上記ウィンドウにデータを書き
込む又はこのウィンドウのデータを消去するための書き
込み権を生成し、この書き込み権の情報を他の会議装置
に送信し、この書き込み権の情報を用いて上記ウィンド
ウへのデータの書き込み又は消去を行いながら会議を行
う会議システムにおいて、以下の特徴的な構成で実現し
た。
【0020】即ち、上記会議装置は、上記書き込み権の
情報を上記ウィンドウの表示に関連させて符号情報又は
図形情報で可視的に表示する書き込み権情報表示手段を
備えたことを特徴とする。
【0021】尚、書き込み権とは、書き込み又は消去の
要求や、書き込み又は消去の権利の所有中や、書き込み
又は消去の放棄なども含まれるものとする。
【0022】更に、この符号情報とは、例えば、文字以
外のしるし、記号であって、ウィンドウでのデータ表示
への関連が視覚的に分かりやすいしるしや記号、これら
の変化などを例として意味する。
【0023】更にまた、図形情報とは、例えば、グラフ
ィックスなどで表示することを意味する。
【0024】また、上述のウィンドウは、例えば、階層
型のものであっても、非階層型のものであっても良い。
【0025】
【作用】この発明の会議システムによれば、各会議装置
のウィンドウに対するデータの書き込みや消去に関する
書き込み権の情報がウィンドウの表示に関連して符号情
報又は図形情報で可視的に表示されるので、各会議装置
の会議参加者は誰がデータの書き込みを要求しているか
や、誰がデータを書き込んでいるかなどを一目で理解す
ることが出来る。また、これによって、その他の操作な
どへの移行を速やかに行い得る。
【0026】また、ウィンドウへの表示や、書き込み権
の情報の表示に合わせて、会議参加者の顔画像や、仮想
会議空間画像なども同時に関連させることで、益々意思
疎通を支援することが出来る。
【0027】以上の様な構成からもう少し具体的に好ま
しい可能な構成を説明すると以下の様な構成が採れる。
例えば、上述の基本的な構成において、(1)会議参加
者が仮想的な一つの会議室に集まっている構図の視覚的
な表示を形成し、マウスなどの入力装置を用いて仮想的
な会議室上の自分の位置を変更する手段と、仮想会議室
上の自分の位置を他の端末に送信する手段と、他の参加
者の仮想会議室上の位置を受信する手段と、仮想会議室
内に各参加者の位置を表示する手段と、ウィンドウの仮
想会議室内にホワイトボードを表示する手段と、書き込
み権の情報を伝送する手段とを備え、各参加者の位置関
係や色などによって書き込み権を可視的(視覚的)に表
示することも好ましい。
【0028】また、(2)入力装置を用いて仮想会議室
上の自分の表示の色などを変更する手段と、入力された
仮想会議室上の自分の位置や色などから、自分の書き込
み権の操作を判定する手段とを備え、使用者が、位置関
係や色などを変更することによって、書き込み権の要求
を視覚的(可視的)に操作する構成を採ることも出来
る。
【0029】更に、例えば、(3)仮想会議室上の参加
者がウインドウ内のホワイトボードの絵に接近すること
によって書き込み権の要求をしていることを明示した
り、入力装置を用いて仮想会議室上の自分の位置を移動
し、ウィンドウのホワイトボードの絵に接近させること
で、書き込み権の要求を視覚的に表示する構成を採るこ
とも出来る。
【0030】更にまた、例えば、(4)仮想会議室上の
参加者が挙手をしている表示を形成し、書き込み権の要
求を視覚的に表示したり、入力装置を用いて仮想会議室
上で自分が挙手をしている様に表示し、書き込み権の要
求を視覚的に表示する構成を採ることも出来る。
【0031】また、例えば、(5)仮想会議室上の参加
者の色を変えて表示し、書き込み権の要求をしているこ
とを明示したり、入力装置を用いて仮想会議室上の自分
の色を変えて表示し、書き込み権の要求を視覚的に表示
する構成も採ることが出来る。
【0032】更に、例えば、(6)仮想会議室上の参加
者の色を反転して表示し、書き込み権の要求をしている
ことを明示したり、入力装置を用いて仮想会議室上の自
分の色を反転して表示し、書き込み権の要求を視覚的に
表示する構成も採ることが出来る。更にまた、例えば、
(7)仮想会議室上の参加者を点滅して表示し、書き込
み権の要求をしていることを明示したり、入力装置を用
いて仮想会議室上の自分を点滅して表示し、書き込み権
の要求を視覚的に表示する構成を採ることも出来る。
【0033】また、例えば、(8)仮想会議室上の参加
者をホワイトボード上に移動させ、書き込み権の所有を
明示する構成を採ることも出来る。更に、例えば、
(9)仮想会議室上の参加者の色を反転させたり、色を
変化させたり、参加者の色を点滅させて書き込み権の所
有を明示する構成を採ることも出来る。更にまた、(1
0)仮想会議室上にペンなどの絵記号を表示する手段を
備え、仮想会議室上の参加者とペンの絵記号を接近させ
ることで書き込み権の所有を明示する構成を採ることも
出来る。
【0034】また、例えば、(11)書き込み権の所有
をしていない状態の表示に戻す、例えば、入力装置を用
いて仮想会議室上の参加者の位置や色を変化させること
で、書き込み権の放棄を行う構成を採ることも出来る。
更に、例えば、(12)ホワイトボードと仮想会議室の
各参加者の位置とを離して表示したり、仮想会議室上の
仮想テーブル上にホワイトボードを置いた様な構成を採
ることも出来る。
【0035】更にまた、例えば、(13)共有ウィンド
ウのデータをそのまま仮想会議室内のホワイトボード上
に表示する手段又は共有ウィンドウのデータを縮小若し
くは簡略化して仮想会議室内のホワイトボード上に表示
する手段などを備え、複数の端末から同時に入力を許可
するときに、各入力による表示を視覚的に明示する構成
を採ることも出来る。
【0036】また、例えば、(14)仮想会議室上の参
加者と、ホワイトボード上の各入力による更新表示場所
とをそれぞれ線で結んだり、矢印で指し示して表示する
構成を採ることも出来る。更に、例えば、(15)仮想
会議室上の参加者と、ホワイトボードの各入力による文
字や線をそれぞれ同じ色で表示したり、それぞれ手記号
で指し示す様な表示を行う構成を採ることも出来る。
【0037】
【実施例】次にこの発明の電子会議システムの好適なよ
り具体的な実施例を図面を用いて説明する。そこで、こ
の実施例では、次の様な手段を備えて、円滑な意思疎通
を支援させる、又は、操作性を改善させる。
【0038】即ち、(1)共有ウィンドウの書き込み権
所有者や書き込み権要求者を視覚的(可視的)に明示す
る。これによって、誰が編集中で誰が待機中なのかを解
り易くさせ、円滑な意思疎通を支援させようとするもの
である。
【0039】また、(2)書き込み権の受渡しを視覚的
(可視的に)に表示する。これによって、誰から誰へ権
利が移動するかが解り易くさせ、円滑な意思疎通を支援
させようとするものである。
【0040】更に、(3)複数の書き込み者を視覚的
(可視的)に明示する。これによって、誰がどれを書き
込み中であるかが解り易くさせ、円滑な意思疎通を支援
させようとするものである。
【0041】更にまた、(4)書き込み権の要求や放棄
操作を、視覚的(可視的)に行えるインタフェースを構
成する。これによって、操作性を改善させようとするも
のである。
【0042】以上の様な構成を実現するために、この実
施例では、共有ウィンドウの他に、書き込み権所有者や
要求者、複数の書き込み者を視覚的(可視的)に明示し
たウィンドウを画面に表示する。
【0043】そこで、先ず、参加者全員が仮想的な一つ
の場所(会議室)に集まっているものとして、共通の座
標を用意し、それぞれの参加者の座席の位置をその座標
で表す。そして、参加者はこの座標上を自由に移動でき
るようにさせる。
【0044】そして、各端末では、自分の位置データを
全ての参加者へ伝送すると共に、他の端末から伝送され
てきた他の参加者の位置データを用いて、画面上に全参
加者の仮想的な会議室における座席位置を表示する。
【0045】更に、仮想的な会議室の中に、ホワイトボ
ードの絵を表示し、参加者の位置がホワイトボードに近
付いたり、離れたりすることによって、編集権の受渡し
を表示する。
【0046】そして、複数の書き込み者は、ホワイトボ
ードに手を伸ばして書き込んでいる様に表示することで
明示する。
【0047】また、端末の使用者は、会議室上の自分の
表示位置の移動によって、権利の要求や放棄操作を行う
様に構成する。
【0048】(システムの構成): この実施例の電
子会議システムも、従来と同様な構成とし、サーバ56
に対し、端末55a〜55dが接続される構成とする。
そして、各端末55a〜55dの構成は、図1の構成と
する。更に、サーバ56は、従来の図4の構成と同様と
する。
【0049】(端末装置の構成): 図1はこの実施
例の電子会議システムの各端末の機能ブロック図であ
る。この図1において、各端末は、主に、共有データ制
御部9と、送信部10と、受信部11と、共有データ表
示部12と、書き込み権入力表示部13と、書き込み権
判定部14とから構成されている。
【0050】この実施例で、従来と特徴的に異なる構成
は、書き込み権入力表示部13と、書き込み権判定部1
4などが構成されていることである。これらの新たな構
成の追加構成に伴って、その他の構成の機能も改善す
る。
【0051】即ち、図1の共有データ制御部9は、自分
の権利情報に従って入力された共有データを送信部10
に選択的に与える。そして、送信部10は、共有データ
と権利・位置情報とをサーバ56へ与える。そして、受
信部11は、サーバ56から共有データと権利・位置情
報を受け取り、共有データを共有データ表示部12に与
え、権利・位置情報を書き込み権判定部14に与える。
【0052】そして、図1の共有データ表示部12は、
従来と同様に共有データの文字や線をウィンドウ上に表
示するものである。そして、縮小表示(簡易表示)用の
共有データを書き込み権表示部13に与える。
【0053】そして、特徴的な図1の書き込み権入力表
示部13は、参加者全員が仮想的な一つの場所(会議
室)に集まっているものとして表示し、書き込み権情報
の入力及び表示をするものである。そして、先ず、使用
者から入力される位置データを書き込み権判定部14に
与える。そして、更に、書き込み権入力表示部13は、
書き込み権判定部14から他の参加者の位置データを受
け取る。
【0054】次に、位置データを元に各参加者を仮想の
会議室上に表示する。そして、書き込み権の要求や放棄
操作は、全て位置の移動や色の変更などによって行い、
各参加者の位置や色などで書き込み権の要求や所有、放
棄などを明示する。
【0055】図5は、一実施例の書き込み権表示画面の
例の図(その1)である。この図5において、仮想の会
議室53にA、B、C、Dの4人の参加者がテーブル5
7の回りに位置している様子を示している。この例で
は、丸記号で各参加者を表している。しかしながら、各
参加者の似顔絵や顔画像を表示することであっても良
い。
【0056】また、テーブル57の向こう側にホワイト
ボード54を備えている。このホワイトボード54との
位置関係で書き込み権の入力・表示を行う。そして、こ
のホワイトボード54上には共有ウィンドウの画面(共
有データ)を縮小して(又は簡略化して)表示する。
【0057】図6は、一実施例の書き込み権の要求の例
の図(その1)である。この図6において、境界線61
を越えてホワイトボード54に近付くことによって、参
加者Aが書き込み権を要求していることを表す。
【0058】図7は、一実施例の書き込み権の要求の例
の図(その2)である。この図7において、例えば、参
加者Aが書き込み権を要求する場合に、参加者Aの丸記
号の近傍に挙手している記号71を表示させることで表
すことであっても良い。
【0059】図8は、一実施例の書き込み権の要求の例
の図(その3)である。この図8において、例えば、参
加者Aが書き込み権を要求する場合に、参加者Aの丸記
号を白塗り潰し又は黒塗り潰しに変化させたり、色を変
化させたり、点滅させることであっても良い。
【0060】図9は、一実施例の書き込み権の所有の例
の図(その1)である。この図9において、例えば、ホ
ワイトボード54上に書き込み権要求者Aの記号を移動
させることで、書き込み権を所有していることを明示す
ることであっても良い。ここで、書き込み権の要求の図
8と同様に丸記号Aを白又は黒で塗り潰すことや、色を
変えたり、点滅させることであっても良い。
【0061】図10は、一実施例の書き込み権の所有の
例の図(その2)である。この図10において、ホワイ
トボード54の近傍にペン記号58を表示させておき、
書き込み権所有者Aの記号をこのペン記号58の近傍に
移動させることで所有権を表すことが出来る。また、逆
にペン記号58を所有権を持つ参加者の記号の側に移動
させることで書き込み権の所有を明示することであって
も良い。
【0062】そして、上述の図9、図10で表している
書き込み権を所有している状態から、上述の図5で表し
ている書き込み権を所有していない状態に変化すること
で、参加者Aが書き込み権を放棄したことを表すことが
出来る。
【0063】図11は、一実施例の書き込み権の移動を
表す図(その1)である。この図11において、参加者
Aが権利所有中に参加者Bが書き込み権を次に所有した
いときには、参加者Bは図11の様にホワイトボード5
4に近寄る。そして、このときに非制御モードならば、
参加者Bは直ぐに編集権を取得できる。また、要求順モ
ードやバトンモードのときには、参加者Aが編集権を放
棄するまで待機する。
【0064】図12は、一実施例の書き込み権の移動を
表す図(その2)である。この図12において、参加者
Aは参加者Bが要求してきたことが、表示によって一目
で分かるので、権利を譲っても良い場合は、ホワイトボ
ード54から離れることで、権利を放棄したことを表し
ている。
【0065】図13は、一実施例の書き込み権の移動を
表す図(その3)である。この図13において、書き込
み権を放棄した参加者Aの端末は、この放棄情報をサー
バ56へ与える。すると、書き込み権の所有を要求して
待機していた参加者Bが、書き込み権の所有を達成し、
図13に示す様にホワイトボード54上に表示される。
【0066】図14は、一実施例の書き込み権表示画面
の例の図(その2)である。上述の図5においては、テ
ーブル65と、ホワイトボード66の位置を離して配置
させたが、別の構成の仕方として、図14の様に、テー
ブル65の表示の中に、ホワイトボード66の表示を行
う構成でも実現出来る。
【0067】図15は、一実施例の同時書き込み表示の
例の図(その1)である。この図15において、ホワイ
トボード66上で、参加者Aと参加者Bとが同時に共有
データの更新を行うものである。そして、参加者Aは線
67を書き込み、参加者Bは線68を書き込んでいる様
子を線引きで表している。
【0068】また、この図15において、共有データの
更新場所を線引きで表すだけでなく、矢印で表すことで
誰がどの文字や線を書き込んでいるかを表すことであっ
ても良い。
【0069】更に、従来技術の様に、線だけの色を変え
るだけではなく、線と参加者の両方をそれぞれ同じ色に
変えることでも明示することが出来る。
【0070】更にまた、図16は、一実施例の同時書き
込み表示の例の図(その2)である。この図16におい
て、参加者A、Bを人の形の記号69、70で表し、そ
して、これらの参加者の手でホワイトボード66上にデ
ータ(線)を書き込んでいる様子を表している。このと
きに、人の記号69、70の顔を、似顔絵にして表示す
るとによって、益々現実的に表すことが出来る。
【0071】以上の図6〜図16の説明によって、書き
込み権の要求、書き込み権の所有、書き込み権の放棄、
ホワイトボード(共有ウィンドウ)へのデータの書き込
みのための操作や動作や表示の構成を表した。
【0072】次に、図1の書き込み権判定部14は、各
参加者とホワイトボードなどとの位置関係から、書き込
み権を判定するものである。そして、図1の書き込み権
入力表示部13から、自分の位置情報を受け、書き込み
権の要求や放棄などを行っているかどうかなどを判定す
る。そして、書き込み権判定部14は、これらの、書き
込み権の要求や放棄などを行っている場合は、自分の位
置データと共に、自分の権利情報を共有データ制御部9
と送信部10とへ与える。
【0073】また、一方、図1の書き込み権判定部14
は、受信部11から、他の参加者の位置データや権利情
報などを受けとり、書き込み権入力表示部13へ与え
る。
【0074】図17は、この電子会議システムの端末の
表示装置における、全体画面の例の図(その1)であ
る。この図17において、画面上に、共有ウィンドウ1
71と、仮想的な会議室による書き込み権表示ウィンド
ウ172とを同時に表示構成している。
【0075】そして、この図17の書き込み権表示ウィ
ンドウ172は、上述の図6で実現しているウィンドウ
である。即ち、この書き込み権表示ウィンドウ172に
おいて、参加者Aがホワイトボード54に対する書き込
み権の要求を行っている例である。
【0076】また、図18は、この電子会議システムの
端末の表示装置における、全体画面の例の図(その2)
である。この図18において、書き込み権表示ウィンド
ウ182上のホワイトボード181上に、共有データを
縮小しないで共有ウィンドウ181も表示しているもの
である。そして、ホワイトボード181に参加者Aが書
き込み権の要求を行っているところである。
【0077】(実施例の効果): 以上の実施例の電
子会議システムによれば、構成される各端末55a〜5
5dでは、(1)書き込み権の要求や放棄、書き込み権
の所有や移動などを視覚的(可視的)に表示させること
が出来るので、特別な(細心の)注意を払わなくても、
誰に書き込み権があるかが一目で解り、より円滑な意思
疎通を支援することが出来る。
【0078】(2)また、上述の様なホワイトボード
(共有ウィンドウ)に対する複数参加者の同時書き込み
のときに、誰がどの文字や線などのデータを入力中(書
き込み中)であるかも一目で解るので、より円滑な意思
疎通を支援することが出来る。
【0079】(3)更に、自分の位置の移動だけで、権
利の要求や、放棄操作などを自動的に行うことが出来る
ので、より視覚的なマン・マシン(ヒューマン・マシ
ン)インタフェースを実現することが出来、議論中(会
議中)の参加者への思考の妨げを最小限にしつつ、必要
な操作を効率的に行うことが出来る。
【0080】(他の実施例): (1)尚、以上の実
施例において、図1の端末55a〜55dへの共有デー
タの供給は、例えば、パーソナルコンピュータや、ワー
クステーションや、その他の専用装置などからの供給が
想定される。
【0081】(2)また、図1の端末55a〜55dへ
の位置情報の供給は、マウスや、トラックボールや、ペ
ンなどのポインティングデバイスや、その他の装置など
が想定される。
【0082】(3)更に、端末装置55の機能ブロック
は、図1の構成に限定するものでは無い。他の機能ブロ
ックが追加構成されても良い。
【0083】(4)更に、図5〜図18の表示について
も、一例であって、各図の表示構成に限定するものでは
無い。この発明の要旨を変更しない範囲で、いろいろな
表示構成を実現できる。
【0084】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明の会議システム
によれば、会議装置に書き込み権の情報を上記ウィンド
ウの表示に関連させて符号情報又は図形情報で可視的に
表示する書き込み権情報表示手段を備えたことで、従来
に比べ、操作性を改善させつつ、円滑な意思疎通を支援
させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の電子会議システムにおける
各端末装置の機能ブロック図である。
【図2】従来例の電子会議システムの構成図である。
【図3】従来例の電子会議システムにおける各端末装置
の機能ブロック図である。
【図4】従来例の電子会議システムにおけるサーバの機
能ブロック図である。
【図5】実施例の書き込み権の表示画面の基本的な例の
図(その1)である。
【図6】実施例の書き込み権要求の例の図(その1)で
ある。
【図7】実施例の書き込み権要求の例の図(その2)で
ある。
【図8】実施例の書き込み権要求の例の図(その3)で
ある。
【図9】実施例の書き込み権所有の例の図(その1)で
ある。
【図10】実施例の書き込み権所有の例の図(その2)
である。
【図11】実施例の書き込み権移動の例の図(その1)
である。
【図12】実施例の書き込み権移動の例の図(その2)
である。
【図13】実施例の書き込み権移動の例の図(その3)
である。
【図14】実施例の書き込み権の表示画面の基本的な例
の図(その2)である。
【図15】実施例の同時書き込み表示の例の図(その
1)である。
【図16】実施例の同時書き込み表示の例の図(その
2)である。
【図17】実施例の全体画面の表示例の図(その1)で
ある。
【図18】実施例の全体画面の表示例の図(その2)で
ある。
【符号の説明】
9…共有データ制御部、10…送信部、11…受信部、
12…共有データ表示部、13…書き込み権入力表示
部、14…書き込み権判定部、55…端末、56…サー
バ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自会議装置のデータを他の会議装置に伝送
    し、他の会議装置からのデータを自会議装置に取り込
    み、上記会議装置のデータをウィンドウに表示する会議
    システムであって、上記ウィンドウにデータを書き込む
    又はこのウィンドウのデータを消去するための書き込み
    権を生成し、この書き込み権の情報を他の会議装置に送
    信し、この書き込み権の情報を用いて上記ウィンドウへ
    のデータの書き込み又は消去を行いながら会議を行う会
    議システムにおいて、 上記会議装置は、上記書き込み権の情報を上記ウィンド
    ウの表示に関連させて符号情報又は図形情報で可視的に
    表示する書き込み権情報表示手段を備えたことを特徴と
    した会議システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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