JPH08306555A - ピン端子付巻枠 - Google Patents

ピン端子付巻枠

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JPH08306555A
JPH08306555A JP12982995A JP12982995A JPH08306555A JP H08306555 A JPH08306555 A JP H08306555A JP 12982995 A JP12982995 A JP 12982995A JP 12982995 A JP12982995 A JP 12982995A JP H08306555 A JPH08306555 A JP H08306555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
width
pin terminal
winding frame
coil
pedestal
Prior art date
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Pending
Application number
JP12982995A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Ishiwaki
將男 石脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ferrite Electronics Ltd
Original Assignee
Hitachi Ferrite Electronics Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ferrite Electronics Ltd filed Critical Hitachi Ferrite Electronics Ltd
Priority to JP12982995A priority Critical patent/JPH08306555A/ja
Publication of JPH08306555A publication Critical patent/JPH08306555A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピン端子の配列ピッチの精度を確保し、平坦
度の低下を防止する。 【構成】 巻枠と、巻枠の両端に設けられた鍔と、鍔と
一体に形成され、ピン端子が埋設された台座とからな
り、ピン端子はコイルのリード部が接続される接続部と
その接続部から延長され屈曲されて形成された実装部と
から構成され、実装部の幅が0.3〜1.0mmで、接
続部の幅が実装部の幅の2〜10倍であるピン端子付巻
枠。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランス、チョークコ
イル又はノイズフィルタ等の巻線が巻回されるコイル部
品に用いられる端子付巻枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のピン端子付巻枠の一例を図4に示
す。この従来例は、筒状の巻枠11の両端及び中間部に
鍔12が形成されており、その両端の鍔12にピン端子
14が埋設された台座13が一体に形成されている。そ
して、ピン端子14は、巻枠11に巻回されるコイルの
リード部が接続される接続部14aと、その接続部14
aから折曲して形成されている実装部14bとから構成
されている。また、台座13に形成されている溝部15
は、コイルのリード部を引き出すためのものである。こ
のピン端子付巻枠にコイルを施し、そのコイルのリード
部を所定のピン端子14に接続し、このピン端子付巻枠
にフェライト磁心等を挿入して、トランス、チョークコ
イルまたはノイズフィルタ等が構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年の電子機器製品等
においては、高機能化並びに小型薄型化が要求されてい
る。このため、ピン端子付巻枠においても、小型化を計
るため、ピン端子が薄く、幅も小さくなってきている。
従って、ピン端子の機械的強度が必ずしも充分とはなら
なかった。そのため、コイルのリード部をピン端子に接
続する際、コイルのリード部をピン端子の接続部に絡げ
る力によって、ピン端子が変形し、ピン端子の実装部の
配列ピッチの精度、平坦度等が低下しやすく、実装に悪
影響を及ぼしていた。本発明は、上記のことを鑑みて、
ピン端子の配列ピッチ及び平坦度の低下を防止するピン
端子付巻枠を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイルが施さ
れる巻枠と、該巻枠の両端に設けられた鍔と、該鍔と一
体に成形された台座と、該台座に埋設されたピン端子と
から構成されるピン端子付巻枠において、前記ピン端子
は、前記台座から、該巻枠が実装される面と平行な方向
に突出し、かつ該突出したピン端子は前記巻枠に巻装さ
れるコイルのリード部が接続される接続部と、該接続部
からその突出方向に延長され、屈曲されて形成された実
装部とから構成され、前記実装部の幅が1.0〜2.0
mmであって、前記接続部の幅が前記実装部の幅の2〜
5倍であるものである。また本発明は、前記実装部の幅
が0.3〜1.0mmであって、前記接続部の幅が前記
実装部の幅の2〜10倍であることを特徴とするもので
ある。
【0005】
【作用】本発明によれば、ピン端子の実装部は所定の
幅、厚さで形成され、コイルのリード部が絡げられる接
続部は実装部よりも幅広に形成されているので、コイル
のリード部を絡げる際の応力により、実装部の配列ピッ
チがずれる又は平坦度が低下するという不具合の発生を
防ぐことができる。また本発明では、実装部の幅が1.
0〜2.0mmの場合は、接続部の幅をその2〜5倍と
し、実装部の幅が0.3〜1.0mmの場合は、接続部
の幅をその2〜10倍とした。これは、実装部の幅が
1.0〜2.0mmの場合は、接続部の幅が実装部の幅
の5倍を超えると、実用的でなくなる。又、実装部の幅
が0.3〜1.0mmの場合は、接続部の幅が実装部の
幅の10倍を超えると、実用的でなくなる。又、それぞ
れ2倍より小さいと、効果が少ないからである。
【0006】
【実施例】本発明に係る一実施例の斜視図を図1に示
す。また、この実施例のピン端子部の拡大図を図2に示
す。この実施例は、コイルが施される巻枠1に、コイル
の位置決め又は一次二次の絶縁のための鍔2が形成さ
れ、その両端の鍔2にピン端子4が埋設された台座3が
一体に形成されている。この台座3に形成されている溝
部5はコイルのリード部を引出すためのものである。そ
して、ピン端子4は、台座3から突出し、コイルのリー
ドが絡げられる接続部4aの幅と、その接続部4aから
伸び、屈曲されて形成されている実装部4bとの幅とが
異なり、接続部4aの幅を3mmとし、実装部の幅を
0.8mmとした。このとき、厚さは0.25mmとし
た。このピン端子付巻枠にコイルを施し、コイルのリー
ド部をピン端子4の接続部に絡げたが、ピン端子4の実
装部4bの配列ピッチのずれ、及び平坦度に問題は生じ
なかった。このとき、コイルの線材は、直径0.03m
mのポリウレタン銅線を用いた。次に、本発明に係る別
の実施例の斜視図を図3に示す。尚、図中の符号は、図
1の実施例と同一部分は同一番号を付した。この図3に
示す実施例も図1の実施例とほぼ同一の構造であり、ピ
ン端子4の構造が少し異なっているものである。この実
施例は、ピン端子4の屈曲部が1ヶ所であり、ほぼ直角
に折れ曲がっているものである。本発明において、ピン
端子の厚さは0.2〜0.4mmが適当であり、好まし
くは0.2〜0.3mmのものである。又、実装部の幅
は、好ましくは0.5〜1.0mmであり、そのときの
接続部は2〜4mmが好ましい。又、用いる線材として
は、直径が0.03〜0.15mmのポリウレタン銅線
が好ましい。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、ピン端子付巻枠におい
て、ピン端子の実装部の幅を狭くしても、接続部の幅を
広くしておくことにより、ピン端子の配列ピッチの精度
を確保でき、及び平坦度の低下も防止できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の斜視図である。
【図2】本発明に係る一実施例のピン端子部の拡大図で
ある。
【図3】本発明に係る別の実施例の斜視図である。
【図4】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 巻枠 2 鍔 3 台座 4 ピン端子 4a 接続部 4b 実装部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルが施される巻枠と、該巻枠の両端
    に設けられた鍔と、該鍔と一体に成形された台座と、該
    台座に埋設されたピン端子とから構成されるピン端子付
    巻枠において、前記ピン端子は、前記台座から、該巻枠
    が実装される面と平行な方向に突出し、かつ該突出した
    ピン端子は前記巻枠に巻装されるコイルのリード部が接
    続される接続部と、該接続部からその突出方向に延長さ
    れ、屈曲されて形成された実装部とから構成され、前記
    実装部の幅が0.3〜1.0mmであって、前記接続部
    の幅が前記実装部の幅の2〜10倍であることを特徴と
    するピン端子付巻枠。
  2. 【請求項2】 コイルが施される巻枠と、該巻枠の両端
    に設けられた鍔と、該鍔と一体に成形された台座と、該
    台座に埋設されたピン端子とから構成されるピン端子付
    巻枠において、前記ピン端子は、前記台座から、該巻枠
    が実装される面と平行な方向に突出し、かつ該突出した
    ピン端子は前記巻枠に巻装されるコイルのリード部が接
    続される接続部と、該接続部からその突出方向に延長さ
    れ、屈曲されて形成された実装部とから構成され、前記
    実装部の幅が1.0〜2.0mmであって、前記接続部
    の幅が前記実装部の幅の2〜5倍であることを特徴とす
    るピン端子付巻枠。
JP12982995A 1995-04-28 1995-04-28 ピン端子付巻枠 Pending JPH08306555A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006173384A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Denso Corp 点火コイル
CN106710836A (zh) * 2017-01-10 2017-05-24 苏州品翔电通有限公司 一种变压器骨架

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006173384A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Denso Corp 点火コイル
JP4501673B2 (ja) * 2004-12-16 2010-07-14 株式会社デンソー 点火コイル
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