JPH051049Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH051049Y2 JPH051049Y2 JP1985600006U JP60000685U JPH051049Y2 JP H051049 Y2 JPH051049 Y2 JP H051049Y2 JP 1985600006 U JP1985600006 U JP 1985600006U JP 60000685 U JP60000685 U JP 60000685U JP H051049 Y2 JPH051049 Y2 JP H051049Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- coil
- assembly
- core
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 23
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/30—Fastening or clamping coils, windings, or parts thereof together; Fastening or mounting coils or windings on core, casing, or other support
- H01F27/306—Fastening or mounting coils or windings on core, casing or other support
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/04—Fixed inductances of the signal type with magnetic core
- H01F17/041—Means for preventing rotation or displacement of the core
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/02—Casings
- H01F27/027—Casings specially adapted for combination of signal type inductors or transformers with electronic circuits, e.g. mounting on printed circuit boards
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
請求の範囲
1 少なくとも1つの巻線と、該巻線の中央を通
る開口とを有するコイル部材よりなる、電子回
路基板上に固定するためのチヨークコイルであ
つて、該コイルは、 長尺中央ポスト22と、第1及び第2外部脚
部18,20とを含むフエライト製E字状コア
部材14にして、前記第1及び第2外部脚部が
中央ポスト22に平行し、それから隔置され、
更に中央ポストと一体のベース部分16により
1方の端部で中央ポストに接合されており、該
中央ポストはコイル部材開口28内に配置さ
れ、又前記外部脚部は巻線54,56の外側に
隣接配置され、これ等の外部脚部と中央ポスト
はそれ等の自由端部においていずれかの巻線を
越えてそれ等の長さの約30%の距離だけ延在
し、これにより脚部と中央ポストとの間で磁場
結合を与えてなる前記フエライト製E形コア部
材を特徴とするチヨークコイル。
る開口とを有するコイル部材よりなる、電子回
路基板上に固定するためのチヨークコイルであ
つて、該コイルは、 長尺中央ポスト22と、第1及び第2外部脚
部18,20とを含むフエライト製E字状コア
部材14にして、前記第1及び第2外部脚部が
中央ポスト22に平行し、それから隔置され、
更に中央ポストと一体のベース部分16により
1方の端部で中央ポストに接合されており、該
中央ポストはコイル部材開口28内に配置さ
れ、又前記外部脚部は巻線54,56の外側に
隣接配置され、これ等の外部脚部と中央ポスト
はそれ等の自由端部においていずれかの巻線を
越えてそれ等の長さの約30%の距離だけ延在
し、これにより脚部と中央ポストとの間で磁場
結合を与えてなる前記フエライト製E形コア部
材を特徴とするチヨークコイル。
2 前記コイル部材は中央ポスト22を受けるた
めの中央開口を設けた2つの端部フランジ3
2,34を有するボビン26と、円筒状中空中
央部分36とを含み、前記巻線がフランジ間
で、又中空中央部分の周囲で支承されることを
特徴とする請求の範囲第1項に記載のチヨーク
コイル。
めの中央開口を設けた2つの端部フランジ3
2,34を有するボビン26と、円筒状中空中
央部分36とを含み、前記巻線がフランジ間
で、又中空中央部分の周囲で支承されることを
特徴とする請求の範囲第1項に記載のチヨーク
コイル。
3 少なくとも1つのロツキングタブ52がボビ
ンのフランジ32,34の1つの面から延在し
てベースの外部エツジと係合し、これにより中
央ポスト22の所定位置にボビンを保持するこ
とを特徴とする請求の範囲第1項及び2項のい
ずれかに記載のチヨークコイル。
ンのフランジ32,34の1つの面から延在し
てベースの外部エツジと係合し、これにより中
央ポスト22の所定位置にボビンを保持するこ
とを特徴とする請求の範囲第1項及び2項のい
ずれかに記載のチヨークコイル。
4 2対の対向ロツキングタブ52がボビンのフ
ランジ32,34から中央ポストのいずれかの
側に延在し、且つコア部材14のベース部分1
6のエツジに、フランジからロツクするように
係合することを特徴とする請求の範囲第3項に
記載のチヨークコイル。
ランジ32,34から中央ポストのいずれかの
側に延在し、且つコア部材14のベース部分1
6のエツジに、フランジからロツクするように
係合することを特徴とする請求の範囲第3項に
記載のチヨークコイル。
5 ベース部分と、脚部、コア部材の中央ポスト
の全ては一般に矩形断面を有することを特徴と
する請求の範囲第4項に記載のチヨークコイ
ル。
の全ては一般に矩形断面を有することを特徴と
する請求の範囲第4項に記載のチヨークコイ
ル。
6 前記ボビンはフランジ間に隔置された仕切3
8を備え、且つ該仕切の各側に1方がある2つ
の巻線54,56を支承することを特徴とする
請求の範囲第5項に記載のチヨークコイル。
8を備え、且つ該仕切の各側に1方がある2つ
の巻線54,56を支承することを特徴とする
請求の範囲第5項に記載のチヨークコイル。
7 前記ボビンのフランジ32,34の各々はフ
ランジの面内でフランジを通して延在する少な
くとも1つの孔を有し、且つ該孔を通してそう
入された端子ピン44を備え、該ピンの1方の
端部46は直角にわん曲し、且つ該ピンに巻線
を結合させ、他方の端部48はボビンから延在
して回路基板に固定されることを特徴とする請
求の範囲第6項に記載のチヨークコイル。
ランジの面内でフランジを通して延在する少な
くとも1つの孔を有し、且つ該孔を通してそう
入された端子ピン44を備え、該ピンの1方の
端部46は直角にわん曲し、且つ該ピンに巻線
を結合させ、他方の端部48はボビンから延在
して回路基板に固定されることを特徴とする請
求の範囲第6項に記載のチヨークコイル。
8 中央ポスト22の、その自由端部における2
つの対向エツジ24は面取りし、これによりボ
ビンの開口への中央ポストのそう入を容易にし
たことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の
チヨークコイル。
つの対向エツジ24は面取りし、これによりボ
ビンの開口への中央ポストのそう入を容易にし
たことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の
チヨークコイル。
9 タブ52が延在するフランジの開口28の対
向する内側エツジは面取りし、これによりボビ
ンの開口への中央ポスト22のそう入を容易に
したことを特徴とする請求の範囲第8項に記載
のチヨークコイル。
向する内側エツジは面取りし、これによりボビ
ンの開口への中央ポスト22のそう入を容易に
したことを特徴とする請求の範囲第8項に記載
のチヨークコイル。
10 1対の対向する舌状導入部材が設けられ、コ
アの各側のロツキングタブ間でボビンから外向
にフレアにされたことを特徴とする請求の範囲
第9項に記載のチヨークコイル。
アの各側のロツキングタブ間でボビンから外向
にフレアにされたことを特徴とする請求の範囲
第9項に記載のチヨークコイル。
技術分野
本発明は一般に電子回路用のインダクタンス要
素に関し、特に電子回路基板に取り付けるのに適
したチヨークコイルに関する。
素に関し、特に電子回路基板に取り付けるのに適
したチヨークコイルに関する。
発明の背景
多くの電子回路は、一般に或る波機能を実施
するインダクタンス要素をそれ等の構成要素の1
つとして必要としている。このようなものに、電
話の受話器に用いられる回路がある。これ等の回
路は各種電磁ノイズを受けるが、それはインダク
タンスにより最適に波されるものである。
するインダクタンス要素をそれ等の構成要素の1
つとして必要としている。このようなものに、電
話の受話器に用いられる回路がある。これ等の回
路は各種電磁ノイズを受けるが、それはインダク
タンスにより最適に波されるものである。
電子回路のノイズ抑制によく用いられるインダ
クタンス要素は一般に「チヨークコイル」として
公知である。これ等のコイルは、回路基板上の他
の回路要素と共に基板に迅速に取付け得るように
設計されることが好ましい。この取付け手順は回
路基板上に他の回路部分を製造する工程とは別に
なされるので、組立て工程に含まれる複雑さを最
小にすることが重要になる。又、回路の他の構成
要素の殆んどのものは回路基板上に印刷されたも
のか、比較的小規模な集積回路として与えられ、
更にこの種の装置に対しては空間と体積は非常に
貴重になりがちなので、基板表面からのチヨーク
コイルの突出距離は最小にすることが望まれる。
クタンス要素は一般に「チヨークコイル」として
公知である。これ等のコイルは、回路基板上の他
の回路要素と共に基板に迅速に取付け得るように
設計されることが好ましい。この取付け手順は回
路基板上に他の回路部分を製造する工程とは別に
なされるので、組立て工程に含まれる複雑さを最
小にすることが重要になる。又、回路の他の構成
要素の殆んどのものは回路基板上に印刷されたも
のか、比較的小規模な集積回路として与えられ、
更にこの種の装置に対しては空間と体積は非常に
貴重になりがちなので、基板表面からのチヨーク
コイルの突出距離は最小にすることが望まれる。
発明の要約
本発明による新規なチヨークコイルはその中央
脚部上にコイル部材を備えたE形コアを有するも
のである。このE形コアの脚部と中央ポストはコ
イル部材の端部を越えて延在し、これにより脚部
とポスト間に十分な磁束結合が与えられ、コイル
部材の巻線回数を大きく減らすことが可能にな
る。又これはコイル部材の厚みを、従つて全チヨ
ークコイル要素の厚みを低減させるものである。
又、この構成はE形コアを有するコイル部材の特
に迅速で信頼性の高いアセンブリを与えるもので
ある。
脚部上にコイル部材を備えたE形コアを有するも
のである。このE形コアの脚部と中央ポストはコ
イル部材の端部を越えて延在し、これにより脚部
とポスト間に十分な磁束結合が与えられ、コイル
部材の巻線回数を大きく減らすことが可能にな
る。又これはコイル部材の厚みを、従つて全チヨ
ークコイル要素の厚みを低減させるものである。
又、この構成はE形コアを有するコイル部材の特
に迅速で信頼性の高いアセンブリを与えるもので
ある。
コイル部材はコアの中央ポスト上に滑動するボ
ビンに巻回した1つ以上のコイルを有する。この
ボビンはロツキングタブを有し、該タブはコアを
その組込まれた位置にロツクするものである。コ
イル部材は自動化アセンブリ装置による方向付け
が可能なように非対称に構成されている。
ビンに巻回した1つ以上のコイルを有する。この
ボビンはロツキングタブを有し、該タブはコアを
その組込まれた位置にロツクするものである。コ
イル部材は自動化アセンブリ装置による方向付け
が可能なように非対称に構成されている。
第1図は本発明の好ましい実施例によるチヨー
クコイルアセンブリの正面透視図であり、第2図
は第1図のチヨークコイルアセンブリの正面図で
あり、第3図は第1図のチヨークコイルアセンブ
リのコアを該アセンブリから取り外した状態を示
す正面透視図であり、第4図は個別に示した第1
図及び第2図のチヨークコイルのボビンの正面透
視図である。 詳細な説明 第1図及び第2図にはチヨークコイルアセンブ
リ10が示してあり、該アセンブリはコア部材1
4に固定したボビンアセンブリ12を備える。コ
ア部材14がボビンアセンブリ12から外された
状態は第3図に示してある。コア14は、例えば
1983年に米国マサチユーセツツ州ノースアンドー
バのウエスタン・エレクトリツク社(Western
Eiectric Company)により製造されるLRM382
−L1と呼ばれる材料などのフエライトセラミツ
ク材料からなるE形コアが用いられる。このコア
14はベース部分16、2つの外側脚部18,2
0、及び中央ポスト22を備えている。中央ポス
ト22の端部における垂直エツジ24は面取りさ
れる。ボビンアセンブリ12は熱可塑性樹脂材で
成形したボビン26を備えている。ボビン26は
コア14の中央ポスト22を受ける中央ガイド用
開口28を有する。ガイド用開口28の外部垂直
エツジ30は面取りされ、ボビンアセンブリ12
が中央ポストを受ける時の水平方向の整合を容易
にしている。垂直方向の整合は、ガイド用開口2
8から短距離外部に延び出して開口より離れるに
つれフレア付けされた1対の舌状導入部材31に
より与えられる。1対の軸方向に隔置された端部
フランジ32,34が矩形断面の中央円筒部分3
6に固定される。フランジ32,34間に隔置さ
れた中間部分は仕切り38を構成し、該仕切りは
ボビン26を2つの巻線スプールに軸方向に分割
する。フランジ32,34の各々はその面内に、
それぞれが端子ピン44を受ける2つの孔40を
備えている。この端子ピンは、直角にわん曲する
短かいコイル巻線巻回用の脚部セクシヨン46
と、固定用ステムセクシヨン48とを有する。こ
の固定用ステムセクシヨン48は収容孔40の内
壁を変形させるスウエージセグメントすなわちす
え込み部50を有し、これによりピン44がボビ
ン26に組込まれた後該ピンを所定位置に確実に
保持している。4個の舌状ロツキングタブ52が
1方のフランジ32から延在する。これ等のタブ
は、ボビンアセンブリがアセンブリのベース16
に対して押圧された時コア14のベース16の外
部エツジ面に係合し、且つコア14を所定位置に
確保するように設計してある。 第2図に戻ると、ボビンアセンブリ12が所定
位置にある端子ピン44と共に示してあり、又巻
線スプールの各々が銅の巻線54,56で巻回さ
れている。第1図及び第2図の完成したアセンブ
リは端子脚部46周囲にワイヤを巻回した巻線5
4,56の端部を示すものである。固定用ステム
48がアセンブリの底部から延在し、且つ該ステ
ムは回路基板に迅速に取り付けられるように設計
してある。 コア14の脚部18,20及び中央ポスト22
はボビン26のガイド用開口28の長さよりかな
り長く、従つてこれ等の部材はそれ等の全長の約
30%の距離だけ外部巻線56の端部を越えて延在
する。これは、外側脚部18,20及び中央ポス
ト22間の空隙を介して磁束結合を与え、これに
よりチヨークコイルアセンブリ10のインダクタ
ンス値がかなり増加する。このような特徴がない
場合、同様のインダクタンス値を得るためには、
巻線54,56の巻回数を増す必要があり、その
場合巻線54,56の直径が大きくなり、これに
対応してチヨークコイルアセンブリの全体の厚み
寸法が増加することになる。この厚み寸法はチヨ
ークコイルアセンブリ10が固定される回路基板
のレベルを越える前記アセンブリの突出量を決定
する寸法なので、空間が貴重となる多くの用途に
は望ましくない。 このチヨークコイルアセンブリ10の他の特徴
として、巻線54,56を形成する銅線が、チヨ
ークコイルアセンブリ10が用いられている回路
用ヒユーズリンクとして前記銅線が用いられるよ
うな厚みのものであることが挙げられる。 ボビン26の構成が非対称なことは都合の良い
特徴である。この特徴により、該ボビンは自動化
アセンブリ装置により迅速に操作される。自動ア
センブリ装置は対称な部材片より非対称な部材片
を操作するほうがより容易に設計されることが良
く知られているが、それはかかる部材片の方向付
け、及び整合が容易なことによる。コア14につ
いても同様なことが言える。 中央ポスト22と、コア14の外側脚部18,
20が外部巻線56の端部を越えて延在する距離
dは特定用途に可能な範囲内で変動してもよい。
更に、距離dが脚部18,20及びポスト22の
全長の約30%よりかなり大きくされても、構造に
認め得る程のインダクタンスが付加されることは
なく、又、コア14は操作中の損傷を受けやすく
なる。 コイルアセンブリ10は2本の巻線54,56
を有したが、当業者には明らかなように、ボビン
26は単一巻線或いは2本以上の巻線で巻回して
もよい。更に、前記アセンブリは単一巻線用に特
殊設計されるように直ちに変更することも出来
る。 コイルアセンブリ10のコア14は2つの外側
脚部のみを有するU字形コアも、もし外側脚部と
中央ポストとが外部巻線を十分に越えて延在する
場合は、これらの間の空隙に磁束結合を与えるこ
とが出来る。これは、ある種の目的に適した別の
構造である。 単一ロツキングタブでもコアの所定位置にボビ
ンを保持することが出来る。しかしながら、2つ
の対向するロツキングタブを有する構造、或いは
上記アセンブリ10におけるように好ましくは4
つのタブを有する構造は上り信頼度が高く、確実
な固定を可能にするものである。ボビン26の成
形仕上の点から見ると、アセンブリ12の4個の
ロツキングタブを用いた場合より、対角線上に対
向する2個のタブを用いた方が都合が良い。
クコイルアセンブリの正面透視図であり、第2図
は第1図のチヨークコイルアセンブリの正面図で
あり、第3図は第1図のチヨークコイルアセンブ
リのコアを該アセンブリから取り外した状態を示
す正面透視図であり、第4図は個別に示した第1
図及び第2図のチヨークコイルのボビンの正面透
視図である。 詳細な説明 第1図及び第2図にはチヨークコイルアセンブ
リ10が示してあり、該アセンブリはコア部材1
4に固定したボビンアセンブリ12を備える。コ
ア部材14がボビンアセンブリ12から外された
状態は第3図に示してある。コア14は、例えば
1983年に米国マサチユーセツツ州ノースアンドー
バのウエスタン・エレクトリツク社(Western
Eiectric Company)により製造されるLRM382
−L1と呼ばれる材料などのフエライトセラミツ
ク材料からなるE形コアが用いられる。このコア
14はベース部分16、2つの外側脚部18,2
0、及び中央ポスト22を備えている。中央ポス
ト22の端部における垂直エツジ24は面取りさ
れる。ボビンアセンブリ12は熱可塑性樹脂材で
成形したボビン26を備えている。ボビン26は
コア14の中央ポスト22を受ける中央ガイド用
開口28を有する。ガイド用開口28の外部垂直
エツジ30は面取りされ、ボビンアセンブリ12
が中央ポストを受ける時の水平方向の整合を容易
にしている。垂直方向の整合は、ガイド用開口2
8から短距離外部に延び出して開口より離れるに
つれフレア付けされた1対の舌状導入部材31に
より与えられる。1対の軸方向に隔置された端部
フランジ32,34が矩形断面の中央円筒部分3
6に固定される。フランジ32,34間に隔置さ
れた中間部分は仕切り38を構成し、該仕切りは
ボビン26を2つの巻線スプールに軸方向に分割
する。フランジ32,34の各々はその面内に、
それぞれが端子ピン44を受ける2つの孔40を
備えている。この端子ピンは、直角にわん曲する
短かいコイル巻線巻回用の脚部セクシヨン46
と、固定用ステムセクシヨン48とを有する。こ
の固定用ステムセクシヨン48は収容孔40の内
壁を変形させるスウエージセグメントすなわちす
え込み部50を有し、これによりピン44がボビ
ン26に組込まれた後該ピンを所定位置に確実に
保持している。4個の舌状ロツキングタブ52が
1方のフランジ32から延在する。これ等のタブ
は、ボビンアセンブリがアセンブリのベース16
に対して押圧された時コア14のベース16の外
部エツジ面に係合し、且つコア14を所定位置に
確保するように設計してある。 第2図に戻ると、ボビンアセンブリ12が所定
位置にある端子ピン44と共に示してあり、又巻
線スプールの各々が銅の巻線54,56で巻回さ
れている。第1図及び第2図の完成したアセンブ
リは端子脚部46周囲にワイヤを巻回した巻線5
4,56の端部を示すものである。固定用ステム
48がアセンブリの底部から延在し、且つ該ステ
ムは回路基板に迅速に取り付けられるように設計
してある。 コア14の脚部18,20及び中央ポスト22
はボビン26のガイド用開口28の長さよりかな
り長く、従つてこれ等の部材はそれ等の全長の約
30%の距離だけ外部巻線56の端部を越えて延在
する。これは、外側脚部18,20及び中央ポス
ト22間の空隙を介して磁束結合を与え、これに
よりチヨークコイルアセンブリ10のインダクタ
ンス値がかなり増加する。このような特徴がない
場合、同様のインダクタンス値を得るためには、
巻線54,56の巻回数を増す必要があり、その
場合巻線54,56の直径が大きくなり、これに
対応してチヨークコイルアセンブリの全体の厚み
寸法が増加することになる。この厚み寸法はチヨ
ークコイルアセンブリ10が固定される回路基板
のレベルを越える前記アセンブリの突出量を決定
する寸法なので、空間が貴重となる多くの用途に
は望ましくない。 このチヨークコイルアセンブリ10の他の特徴
として、巻線54,56を形成する銅線が、チヨ
ークコイルアセンブリ10が用いられている回路
用ヒユーズリンクとして前記銅線が用いられるよ
うな厚みのものであることが挙げられる。 ボビン26の構成が非対称なことは都合の良い
特徴である。この特徴により、該ボビンは自動化
アセンブリ装置により迅速に操作される。自動ア
センブリ装置は対称な部材片より非対称な部材片
を操作するほうがより容易に設計されることが良
く知られているが、それはかかる部材片の方向付
け、及び整合が容易なことによる。コア14につ
いても同様なことが言える。 中央ポスト22と、コア14の外側脚部18,
20が外部巻線56の端部を越えて延在する距離
dは特定用途に可能な範囲内で変動してもよい。
更に、距離dが脚部18,20及びポスト22の
全長の約30%よりかなり大きくされても、構造に
認め得る程のインダクタンスが付加されることは
なく、又、コア14は操作中の損傷を受けやすく
なる。 コイルアセンブリ10は2本の巻線54,56
を有したが、当業者には明らかなように、ボビン
26は単一巻線或いは2本以上の巻線で巻回して
もよい。更に、前記アセンブリは単一巻線用に特
殊設計されるように直ちに変更することも出来
る。 コイルアセンブリ10のコア14は2つの外側
脚部のみを有するU字形コアも、もし外側脚部と
中央ポストとが外部巻線を十分に越えて延在する
場合は、これらの間の空隙に磁束結合を与えるこ
とが出来る。これは、ある種の目的に適した別の
構造である。 単一ロツキングタブでもコアの所定位置にボビ
ンを保持することが出来る。しかしながら、2つ
の対向するロツキングタブを有する構造、或いは
上記アセンブリ10におけるように好ましくは4
つのタブを有する構造は上り信頼度が高く、確実
な固定を可能にするものである。ボビン26の成
形仕上の点から見ると、アセンブリ12の4個の
ロツキングタブを用いた場合より、対角線上に対
向する2個のタブを用いた方が都合が良い。
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