JPH0830372B2 - 石材カーテンウォールユニット - Google Patents

石材カーテンウォールユニット

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JPH0830372B2 JP63333893A JP33389388A JPH0830372B2 JP H0830372 B2 JPH0830372 B2 JP H0830372B2 JP 63333893 A JP63333893 A JP 63333893A JP 33389388 A JP33389388 A JP 33389388A JP H0830372 B2 JPH0830372 B2 JP H0830372B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、建物外装用に用いられる石材カーテンウォ
ールユニットに関する。
[従来の技術] 建物外装用に、例えば花崗岩等の石材製パネルを用い
る場合、従来の建物現場において順次個別的にこれを張
設していくカーテンウォール工法に代わって、工期の短
縮や施工の容易性等から、予め工場でユニット化したカ
ーテンウォールユニットを構成しこれを建物に張設する
方法が提案されている。
この場合、他の材料によるパネルを用いたものと同様
に適宜寸法の鋼製フレームの正面側に複数の石材外装パ
ネルを張設したものとされている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この種の石材ユニットの一例である実開昭63
−62520号公報で示された考案には下記の問題点があっ
た。
カーテンウォールユニットに添設された石材とセメン
トモルタルの重量が補強基枠のみによって支えられてい
る為に、運搬時、吊下時において、ユニットを変形させ
ない様に、取扱いに慎重さを要する。
雨水で石材自身に含浸し石材内部を通って背面に浸み
出した分、また、石材と石材の間から直接に浸入した分
が、それぞれ躯体内に浸入し、漏水する、その結果とし
て室内ボードの汚れ、また、石材のカーテンウォールユ
ニットを固定するファスナー等の金属部の錆等の原因と
なる。
また、セメントモルタルを石材の裏面側に充填固化し
ている為に、製造に要する時間がその硬化時間の分だけ
余計にかかる。
また、セメントモルタルが補強基枠と石材とを接着し
ている為に石材の交換がほぼ不可能である。
また、補強基枠の熱膨張率に対して、セメントモルタ
ルの熱膨張率が小さい為に補強基枠とセメントモルタル
間とで応力が生じ、年月とともに結合が弱くなる。
本発明は、このような従来の石材カーテンウォールユ
ニットにおける問題点に鑑みてなされたもので、ユニッ
ト化することによる、例えば、現場施工の省力化或いは
足場の不要性等々の利点に加えて、上記石材製パネルの
汚れや変形等の現場トラブルを確実に防止する上、乾式
工法を採用し得る石材製カーテンウォールユニットを提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的に添い、本発明は、それ自体内外に位置する
遮断高強度パネルと石材外装パネルとを備え、これらを
内外重合状の二重構造とし、遮断高強度パネルは気密水
密性と面強度を有するものとし、石材製である石材外装
パネルは、この遮断高強度パネルに離隔空隙を介設して
重合状に添設保持されるものとすることによって、従来
の石材カーテンウォールに見られる問題点を解消する一
方、併せて予想されるトラブル等を防止するようにして
上記目的を実現したものであって、即ち本発明は、方形
状鋼製とされた補強基枠全面に鋼製遮壁を一体に張設し
て気密水密性と面強度とを保有し、建物躯体にファスナ
ーを介して取着固定される遮断高強度パネルと、該遮断
高強度パネルの補強基枠位置に固定し、先端係止部を有
して夫々上下を一対とした補強ホルダーと、上下端縁の
刻設構内に該補強ホルダーの先端係止部を受入係止し且
つ上記遮断高強度パネルの正面側に夫々離隔空隙を介設
して重合状に複数添設保持せしめた石材外装パネルとを
備え補強基枠の隣接する石材カーテンウォールユニット
と対向する辺に密封手段が施されてなることを特徴とす
る石材カーテンウォールユニット(請求項1)に係り、
且つこれを夫々要旨としてなるものであ。
[作用] 本発明にあっては、 鋼製遮壁が面強度を持つ為に、カーテンウォールの運
搬時及び取付時において変形しにくい。
鋼製遮壁が水密性を持つ為に石材自体または、石材間
から浸入した雨水が躯体に浸入しにくい。
石材を補強基枠に固定するのに、セメント、モルタル
等を使用しないため、その硬化時間の分だけ、カーテン
ウォールユニットの製造時間が短縮される。
また、補強ホルダーによって石材が補強基枠に固定さ
れている為に石材が交換できる。
また、高強度パネルに対して、石材が補強ホルダーに
よる柔構造で取り付けられている為に、それぞれの熱膨
張の相違による相対位置の変位に対して柔軟であり、長
期の使用に耐える。
また、鋼製遮壁の裏面が平滑である為、防火材等を容
易に装着できる。
[実施例] 以下実施例を示す図面に従って本発明を更に説明す
る。
第1図乃至第5図において、1はカーテンウォールユ
ニットを示し、このカーテンウォールユニット1は、例
えば高さ2,050mm、幅3,200mmとした横長方形状のものと
されており、その構成において、補強ホルダー9、10、
11を固着した遮断高強度パネル2と外装用に、各高さを
993mm、幅を1,060mm、厚さを30mmとした同形同寸法の、
天然花崗岩板による石材外装パネル16…を2段3列に備
えてなる。
遮断高強度パネル2は、補強基枠3と鋼製遮壁8とを
一体として、上記カーテンウォールユニット1の外形に
沿う形状に構成されている。補強基枠3は、いずれも鋼
製にして望ましい肉厚1.6mm以上のものから、例えば3.2
mmの肉厚としたC字状チャンネル材よりなる上枠4、下
枠5左右の縦枠6、6及び特に設けた上下中央位置の中
枠7とを溶着により枠組みして方形状鋼製のものとして
ある。そして、この補強基枠3の外側正面には、同じく
鋼製にするも肉厚を0.8mmとした連続単一鋼板よりなる
上記鋼製遮壁8を同じく溶着によってその全面に亘って
一体に張設してそれ自体気密水密性と面強度とを保有し
たものとしてある。
この遮断高強度パネルは、その内側の露出した縦枠
6、6上下に夫々2ケを一対としたファスナー26の一方
をなすL字状金具27、28を溶着固定する一方、外側正面
の上枠4、中枠7、下枠5部分における補強基枠3位置
には、夫々上下を一対とした補強ホルダー9、10、11を
設けている。
補強ホルダー9、10、11はいずれも鋼製厚肉製で一体
に折曲形成されて、それ自体強度を有するものとされて
おり、いずれも取付基部12と、上向き又は下向きの先端
係止部13とを備えた短片状のものとされる一方、下枠4
に取付けられる補強ホルダー11にあっては取付基部12に
対して先端係止部13が斜め正面側に傾斜状に設置され、
その余の補強ホルダー9、10にあっては、取付基部12下
端から水平方向に設置されている。
これら補強ホルダー9、10、11は、本例において、複
数のネジ14…によって各補強基枠3に対して鋼製遮壁8
を介して螺着されるとともに、併せて、遮断高強度パネ
ル2や石材製外側パネル16の反り等に対応して出入方向
の調整をするため、1乃至多数枚中から任意に選定され
た適宜枚数のライナー15…を上記鋼製遮壁8と取付基部
12間に更に介設せしめている。
そして、各補強ホルダー9、10、11は、いずれも各石
材外装パネル16の四隅に位置するように、縦枠6との交
差位置乃至その近傍及び左右中間位置に設置されるもの
とされて、石材外装パネル16…を支承するものとしてい
る。
一方、石材製外側パネル16はその上下端縁の各左右端
部に夫々細溝状短寸とした刻設溝17…を開設してあり、
前記遮断高強度パネル2への支承は、これらの各刻設溝
17…に補強ホルダー9、10、11の各先端係止部13を受入
係止せしめて行われており、且つこの際、一部にクッシ
ョン材18が介設されるとともに図示しないが上記刻設溝
17…には予めシリコン等シーリング材を充填した後上記
先端係止部13を挿入するようにして、可及的に石材外装
パネル16への衝撃を吸収し、そのクラックの発生を防止
し得るようにしてある。
ところで、補強ホルダー9、10、11によって支承され
て遮断高強度パネル2の正面側に添設保持された石材外
装パネル16…は、この遮断高強度パネル2に対して夫々
30mmとした離隔空隙19を介設し且つこれに重合状とされ
る一方、各石材外装パネル16…相互間には横方向の溝空
間20が介設されている。
即ち、上記離隔空隙19は、前記補強ホルダー9、10、
11の先端係止部13が夫々取付基部12と離れて設置される
ことによって確保されるようにし、また、溝空間20は、
各先端係止部13が上下方向に向けて設けられることによ
って確保されている。
そして、この溝空間20は、その長手方向端部に該る上
記補強ホルダー9、10、11位置でこれに取着されたパッ
キング21によつて部分的に閉塞される他は、そのまま解
放したものとしてあり、後述のカーテンウォールユニッ
ト1間の溝空間35とともに上記離隔空隙19を外部に連通
させ、この離隔空隙19を外部と等圧の空間となるように
してある。
このように構成された各カーテンウォールユニット1
は、第3図及び第4図に示されるようにファスナー26を
介して、各4ケ所において建物躯体に取着固定される。
即ち、このファスナー26は、前記遮断内側パネル2に
溶着された上下のL字状金具27、28と建物躯体39に埋込
みボルト30により固着されたベース金具29と、これに溶
着された建物側L字状金具31とを備え、この建物側L字
状金具31に対して上下左右に調整可能に、遮断高強度パ
ネル2の下方L字状金具28がボルトナット32で締着され
る一方、図上上方のL字状金具27に螺装されたボルト34
が建物側L字状金具31に対して押圧突張り状にされて、
上記取着固定がなされている。なお、図中33は、建物側
L字状31の溶着前の位置決めと仮止め用のボルトナット
である。
ところで、第4図、第5図に示すように、カーテンウ
ォールユニット1、1間においては、各端部に位置する
石材外装パネル16…の端縁間に上下、左右夫々20mmを基
準とする間隔を設置するものとされており、左右の該間
隔には、コーキング材36を充填して、これを雨水が比較
的入り易い縦方向全長に亘って閉塞するものとし、且つ
カーテンウォールユニット1、1間の間隔材37に取着さ
れたパッキング38、38により、これを連続せしめる一
方、上下の間隔は第5図に示すように溝空間35としてそ
のまま残置せしめるオープンシール状のものとしてあ
り、上記単一のカーテンウォールユニット1の石材外装
パネル16…間の溝空間20と同様、その離隔空隙19を等圧
空間とするための通気路としてある。
そして、このように離隔空間19及び溝空間20、35が設
けられているために、各カーテンウォールユニット1、
1間には、その遮断高強度パネル2位置で、相互に圧接
する中空状としたパッキング38、38が介設されて、遮断
高強度パネル2とともに建物躯体側のコンクリートとの
間を遮断して、気密性水密性を確保せしめている。
なお、このパッキング38、38は補強基枠3の縦方向に
おいては、各縦枠6、6に固定され且つこれらの間に介
装された上記間隔材37、37の長手方向に連続状に装着さ
れて、上下のカーテンウォールユニット1、1間を貫通
せしめてあり、且つ、横方向においては、上枠4及び下
枠5の長手方向全長にそのまま取着固定して介設してい
る。
一方、図中22は、上方のカーテンウォールユニット1
の下枠5に固着された位置決めボルトであり、23は下方
のカーテンウォールユニット1の上枠4上に固着された
遊嵌孔付きの受金具であり、上記ボルト22は、上下一方
のカーテンウォールユニット1のファスナー26による取
付固定に際して、調整後本締結までの間、その位置のズ
レを防止するとともに上記位置決めを行うものとされ
る。
このとき、上記下枠5下面にはボルト22の受用に溶着
されたナット24を備えて、上記受金具23と対向するよう
にしてあり、且つ、これらがカーテンウォールユニット
1の取付固着時には相互に接触することがあるものとさ
れているが、このナット24と受金具23が接触したときに
も前記上下ユニット1、1間の溝空間35がなお残存し
て、相互に石材外装パネル16…が衝接するのを防止する
ように、その位置寸法関係を規制してある。
なお、図中25は、鋼製遮壁8の結露防止用に各遮断高
強度パネル2に充填された断熱材であり、内外を遮断す
ることにより生じることある結露により、石材外装パネ
ル16…が吸水汚れを生じたりすることのないように、特
に確実を期して設けたものである。
第6図は、他の実施例を、中枠7の位置において代表
して示したもので、本例にあっては、補強ホルダー40、
41を、7乃至8mm程度に厚肉化したアルミ合金製型材製
とし、38mmとした石材外装パネル16…を用いている。
この補強ホルダー40、41は、いずれも、横方向に長尺
のものを用いるものとされており、一方、石材外装パネ
ル16…の端縁に設けた刻設溝45もその長手方向に一連の
ものとされ、これに補強ホルダー40、41の先端係止部42
を受入係合せしめることによって、該外側パネル16…
は、その横幅方向に亘って夫々支承されている。
このとき、補強ホルダー40、41は別体とされて中枠7
にネジにより固着された取付基板43を備えたものとさ
れ、下方の補強ホルダー40は、そのU字状支承溝条44に
嵌合状に載置されるようにする一方、上方の補強ホルダ
ー41は、これを上記取付基板43にネジにより螺着される
ようにしてある。
なお、上記補強ホルダー40、41が取付基板43と別体と
されたのは、カーテンウォールユニット1の取付後にも
取付基板43から各補強ホルダー40、41を外して任意の石
材外装パネル16の交換を必要に応じて個別に行い得るも
のとしたためである。
そして、本例にあっては、補強ホルダー40、41及び長
尺としたパッキング21には間欠的な切欠き部分46を設け
て、その離隔空隙19と外部を挿通させて、これを等圧空
間としてある。
なお、その余は基本的に前記例と変わらないので、同
一符号を付して説明を省略する。
一方、第7図は、実施例を示したもので、本例にあっ
ては、石材カーテンウォールユニット1の上端の補強ホ
ルダーを直上のサッシ枠の下枠47に、また下端の補強ホ
ルダーを直下のサッシ枠48の上枠に代替している。
即ち、前記と同様に構成した遮断高強度パネル2の窓
側の補強基枠3位置には、窓サッシ枠であるサッシ下枠
47及びサッシ上枠48を、電触防止材50を介してネジによ
って取着固定してある一方、これらサッシ下枠47又はサ
ッシ上枠48は夫々対向方向垂直にこれらと一体の突条係
止部49を突設してあり、また、石材外装パネル16…はそ
の対向する端縁に前記第6図におけると同様その全長に
亘る刻設溝45が設けられており、この刻設溝45に各サッ
シ下枠47又は上枠48の上記突条係止部49を夫々受入係止
して、これら各石材外装パネル16…を支承した構造とさ
れている。
なお、本例にあっても、この突条係止部49には間欠的
な切欠き部51を設けて、離隔空隙19との外部連通をなさ
しめ上記等圧空間としている。その余は変わらないの
で、同じく同一符号を付してその説明を省略する。
ところで、第7図に示した実施例において、前記例に
拘らず、例えば、石材外装パネルを上下1段とすると
き、補強ホルダーの双方が窓サッシ枠に代替されること
になり、上下一方の代替とするか双方の代替とするか
は、この石材外装パネルの設置態様により異なることと
なる。
なお、この窓サッシ枠を用いるときは、これが一般に
アルミ合金製であるときは、その断面形状の厚肉化や補
強用鉄芯の挿入や添設をすることが望ましいことがあ
り、実施例第6図におけるものと同様、適宜選定してこ
れを行い得る。
また、第7図に示した実施例の出入調整用ライナー
は、夫々のケースにおいて必要に応じて付加されればよ
く、従って、第7図においても電触防止材に代え(ステ
ンレス製とすれば併せて電触防止材とされる)又はこれ
と共にこのライナーを用いられる。なお、ライナーを用
いるときは、これをなるべく薄肉のものとして必要に応
じた枚数を積層自在に用いるのが簡便である。
一方、本発明における補強基枠は方形状鋼製とされる
が、これに、縦方向又は横方向の中枠を用いるか否かは
任意であり、従って、例えば外形方形状にして内側が格
子状等とされたものともし得る。
また、本発明にあっては、離隔空隙が設けられ、外部
と連通して等圧空間とされるので、遮断高強度パネル間
やこれと窓サッシ間等において密封することが望まし
く、このとき、前記実施例に示したようにパッキングを
適当な位置を選定して介設するのが簡便であるが、シー
リング材等による他の密封手段を用いることも可能であ
り、一方、遮断高強度パネル同志又はこれと窓サッシ枠
とを直接嵌合当接せしめたりもできる。
また、本発明にあって、補強ホルダー又はこれに代わ
る窓サッシによって石材外装パネルを支承するが、必要
に応じて更に補助的な支承乃至固定手段を、金具等によ
り付加することを妨げない。なお、石材外装パネルに設
ける刻設溝は、補強ホルダーの先端係止部、窓サッシ枠
の突条係止部を受入係止すればよいから、これらの長さ
や形状に合わせて定めればよく、従って例えば方形太溝
状のものとされたりすることがある。
このように本発明は、遮断高強度パネルやその部分、
石材外装パネルやその刻設溝、補強用ホルダーや先端係
止部、窓サッシ枠や突条係止部等を含め、各具体的材
質、形状、寸法、構造、これらの固定手段或いは他のも
ののこれらへの付加等々、発明の要旨に反しない限り適
宜変更して実施でき上記例乃至説明のものに限る必要は
ない。
[発明の効果] 本発明にあっては、前記発明の要旨に示した構成を有
するので次の効果を有する。
鋼製遮壁が面強度を持つ為に、カーテンウォールの運
搬時及び取付時及び取付後において変形しにくい。
鋼製遮壁が水密性を持ち補強基枠の隣接する石材カー
テンウォールユニットと対向する辺に密封手段が施され
ている為に、石材自体または石材間から浸入した雨水が
躯体に浸入しにくい。
石材を補強基枠に固定するのに、セメント、モルタル
等を使用しないため、その硬化時間の分だけ、カーテン
ウォールユニットの製造時間が短縮される。
また、補強ホルダーによって石材が補強基枠に固定さ
れている為に石材が交換できる。
また、高強度パネルに対して、石材が補強ホルダーよ
る柔構造で取り付けられている為に、それぞれの熱膨張
の相違による相対位置の変位に対した柔軟であり、長期
の使用に耐える。
また、鋼製遮壁の裏面が平滑である為、防火材等を容
易に装着できる。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図はカーテンウォール
ユニットの分解斜視図、第2図はその中央端部近傍にお
ける縦断面を示す斜視図、第3図はその建物躯体への取
付状態を示す縦断面図、第4図は建物躯体へ取付けられ
た左右カーテンウォールユニット間の関係を示す横断面
図、第5図は同じく上下カーテンウォールユニット間の
端部近傍における縦断面を示す斜視図、第6図乃至第7
図はいずれも他の実施例を示す縦断面図。 1…カーテンウォールユニット、13、43…先端係止部 2、52…遮断高強度パネル、15…ライナー 16…石材外装パネル 3、53…補強基枠 8、58…鋼製遮壁、17、45…刻設溝 9〜11、40、41…補強ホルダー、19…離隔空間 26…ファスナー 39…建物躯体、48…サッシ上枠 47…サッシ下枠、49…突条係止部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形状鋼製とされた補強基枠全面に鋼製遮
    壁を一体に張設して気密水密性と面強度とを保有し、建
    物躯体にファスナーを介して取着固定される遮断高強度
    パネルと、該遮断高強度パネルの補強基枠位置に固着
    し、先端係止部を有して夫々上下を一対とした補強ホル
    ダーと、上下端縁の刻設溝内に該補強ホルダーの先端係
    止部を受入係止し且つ上記遮断高強度パネルの正面側に
    夫々離隔空隙を介して重合状に複数添設保持せしめた石
    材外装パネルとを備え補強基枠の隣接する石材カーテン
    ウォールユニットと対向する辺に密封手段が施されてい
    ることを特徴とする石材カーテンウォールユニット。
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