JPH08302774A - 自動水栓装置 - Google Patents

自動水栓装置

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JPH08302774A
JPH08302774A JP11179895A JP11179895A JPH08302774A JP H08302774 A JPH08302774 A JP H08302774A JP 11179895 A JP11179895 A JP 11179895A JP 11179895 A JP11179895 A JP 11179895A JP H08302774 A JPH08302774 A JP H08302774A
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忠洋 本田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の設置時、温水器の貯水を自動で行なう
ことのできる利便性の高い自動水栓装置を提供する。 【構成】 直流電源Vdの投入を検出して電磁弁7を開
放状態とし、温水器9の貯水の制御を行なう制御手段1
7を備えた自動水栓装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は貯湯式の温水器を給湯
源とする自動水栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平5―21568号公報で開示され
たように、従来の自動水栓装置は、給水路の開閉を行な
う電磁弁、温水器、混合水を吐出する吐出管、吐出管に
設けられた人体検知器(光電スイッチ)および人体検知
器を遮蔽する反射板、人体検知器からの検知信号に基づ
いて電磁弁の開閉制御を行なうコントロールボックスを
備えている。
【0003】自動水栓装置の設置後、温水器への最初の
貯水は、吐出管に設けられた人体検知器の前方を、手、
または人体検知器の近傍に設けられた反射板で、継続し
て遮蔽することで行なわれる。コントロールボックス
は、人体検知器からの継続した検知信号に基づき、電磁
弁を開放状態に保持し、温水器に所定量の貯水を行な
う。
【0004】また、従来の自動水栓装置において、瞬間
的に人体検知器を遮蔽することで、継続して電磁弁を開
放状態にし、温水器への最初の貯水が行なわれるものが
知られている。
【0005】さらに、従来の自動水栓装置において、人
体検知器の遮蔽を繰返し、一回毎に所定の時間電磁弁を
開放状態にして段階的に給水し、温水器の貯水が行なわ
れるものが知られている。
【0006】このように従来の自動水栓装置は、温水器
への最初の貯水が、人体検知器を遮蔽することで行なわ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動水栓装置
は、温水器に所定量の貯水がなされた際、手または反射
板での遮蔽を停止したり、もしくは再度人体検知器の検
知を行なわねばならず、貯水設定の作業がわずらわしい
課題がある。
【0008】また、従来の自動水栓装置は、温水器の貯
水が所定量になるまで、手で繰返し、人体検知器を遮蔽
しなくてはならず、貯水設定の作業がわずらわしい課題
がある。
【0009】さらに、従来の自動水栓装置は、電磁弁が
電気で駆動されるため、停電時には温水器の貯水ができ
ないという課題がある。
【0010】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的は装置の設置時、温水器の貯
水を自動で行なうことができる利便性の高い自動水栓装
置を提供することにある。
【0011】また、停電の場合にも、手動で貯水を行な
うことのできる自動水栓装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る自動水栓装置は、制御手段にリセットモ
ード制御手段を設けたことを特徴とする。
【0013】また、この発明に係る自動水栓装置は、リ
セットモード制御手段に、電源投入検出部と、タイマ部
を備え、電源の投入を検出して所定の時間、電磁弁を開
放状態にすることを特徴とする。
【0014】さらに、この発明に係る自動水栓装置は、
リセットモード制御手段に、電源投入検出部と、満水検
出部を備え、電源の投入を検出して満水検出部による温
水器の満水検出まで電磁弁を開放状態にすることを特徴
とする
【0015】また、この発明に係る自動水栓装置は、リ
セットモード制御手段に、制御変更手段を備えたことを
特徴とする
【0016】さらに、この発明に係る自動水栓装置は、
制御手段に、人体検知器からの検知信号を伝達するとと
もに、電源検出信号をリセットモード制御手段に供給す
るコネクタを備えたことを特徴とする。
【0017】また、この発明に係る自動水栓装置は、電
磁弁をバイパスし、一次側給水路と二次側給水路を接続
するバイパス路を備え、バイパス路の途中にバイパス弁
を設けるとともに、給水源側のバイパス路の途中に排出
路を接続し、排出路の途中に排出弁を設けたことを特徴
とする。
【0018】さらに、この発明に係る自動水栓装置は、
排出弁と一次側給水路の給水源の近傍に設けた止水弁
を、止水弁が開放状態の場合には、排出弁を閉結状態に
するとともに、止水弁が閉結状態の場合には、排出弁を
開放状態にする連動動作を行なうようにしたことを特徴
とする。
【0019】
【作用】前記課題を解決するためこの発明に係る自動水
栓装置は、制御手段にリセットモード制御手段を設けた
ので、電源の投入を検出して電磁弁の開閉制御を行なう
ことができる。
【0020】また、この発明に係る自動水栓装置は、リ
セットモード制御手段に、電源投入検出部と、タイマ部
を備えたので、電源の投入を検出して所定の時間、電磁
弁を開放状態にすることができる。
【0021】さらに、この発明に係る自動水栓装置は、
リセットモード制御手段に、電源投入検出部と、満水検
出部を備えたので、電源の投入を検出して満水検出部に
よる温水器の満水検出まで電磁弁を開放状態にすること
ができる。
【0022】また、この発明に係る自動水栓装置は、リ
セットモード制御手段に、制御変更手段を備え、電源投
入検出部からの電源投入信号を検出して所定の時間、開
閉モード制御手段の開閉モードを変更するので、所定時
間内では変更された開閉モードに基づいて前記電磁弁の
開閉制御を行なうことができる。
【0023】さらに、この発明に係る自動水栓装置は、
制御手段に、人体検知器からの検知信号を伝達するとと
もに、電源検出信号をリセットモード制御手段に供給す
るコネクタを備えたので、このコネクタの接続後、所定
の時間、もしくは満水検出部による温水器の満水検出ま
で電磁弁を開放状態にすることができる。
【0024】また、この発明に係る自動水栓装置は、電
磁弁をバイパスし、一次側給水路と二次側給水路を接続
するバイパス路を備え、バイパス路の途中にバイパス弁
を設けるとともに、給水源側のバイパス路の途中に排出
路を接続し、排出路の途中に排出弁を設けたので、バイ
パス路の一部を排出路の一部として兼用することができ
る。
【0025】さらに、この発明に係る自動水栓装置は、
排出弁と一次側給水路の給水源の近傍に設けた止水弁
を、止水弁が開放状態の場合には、排出弁を閉結状態に
するとともに、止水弁が閉結状態の場合には、排出弁を
開放状態にする連動動作を行なうようにしたので、止水
弁の開閉操作だけで、排出弁の開閉操作を行なうことが
できる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1はこの発明に係る自動水栓装置の全体
構成図である。図1において、自動水栓装置1は、吐出
管13に設けた人体検知器15、人体検知器15からの
検知信号Saを伝達する16a、16bからなるコネク
タ16、直流電源Vdで駆動される制御手段17、制御
手段17からの電磁弁駆動信号Doにより開閉制御され
る電磁弁7、交流電源Vaで加熱して湯を沸す温水器
9、水と湯を混合する混合弁11を備える。
【0027】また、自動水栓装置1は、止水弁3a、定
流量弁4、チャッキ弁5、一次側給水路6、二次側給水
路8、バイパス路18、バイパス弁19、排出路20、
排出弁3bを備える。
【0028】また、制御手段17は、マイクロプロセッ
サを基本に、ROM等のメモリ、各種演算機能、処理機
能を備え、検知器15からの検知信号Saに基づいて開
閉モード信号Smを出力し、リセットモード制御手段2
6を介して電磁弁7の開閉制御を行なう開閉モード制御
手段25、直流電源Vdの投入またはコネクタ16の接
続の際に発生する電源検出信号Scを検出して電磁弁7
の開閉を制御したり、開閉モード制御手段25のモード
制御を行なうモード制御信号Shを提供するリセットモ
ード制御手段26を備える。
【0029】なお、制御手段17には人体検知器15か
らの検知信号Saを受信するためのコネクタ16bを内
蔵する。
【0030】図2にこの発明に係る自動水栓装置の制御
手段の要部ブロック構成図を示す。図2において、制御
手段17は、開閉モード制御手段25、リセットモード
制御手段26、コネクタ16bを備える。
【0031】開閉モード制御手段25は、3種類の開閉
モードA、B、Cを選択する図示しないスライドスイッ
チもしくはジャンパースイッチ等の選択スイッチ、RO
M等のメモリを備え、選択スイッチでモードを選択し、
予めメモリに記憶した3種類の開閉モードA、B、Cに
対応する2値化された開閉モード信号Smを、リセット
モード制御手段26に提供するよう構成する。
【0032】例えば、開閉モード信号Smのレベルは、
開閉モードAの場合には、人体検知器15の検知中のみ
Hレベル、非検知ではLレベル、開閉モードBの場合に
は、人体検知器15の検知でHレベルを継続し、再検知
でLレベル、また開閉モードCの場合には、人体検知器
15の瞬間的な検知により、所定の時間(通常、洗浄に
要する短い時間)だけHレベルになる。
【0033】また、開閉モード制御手段25は、直流電
源Vdの投入またはコネクタ16の接続の際に出力され
る電源検出信号Scに基づき、後述するリセットモード
制御手段26に設けた制御変更手段31からのモード制
御信号Shを受信する。
【0034】リセットモード制御手段26は、電源投入
検出部27、タイマ部28、制御変更手段31、論理和
演算部29、駆動部30を備える。
【0035】電源投入検出部27は、例えばコンデン
サ、抵抗等の時定数回路、パルス回路等で構成し、直流
電源Vdの投入を検知し、開閉モード制御手段25およ
びリセットモード制御手段26に供給する直流電源Vd
が安定した後に、パルス状の電源投入信号Srをタイマ
部28、および制御変更手段31に提供する。
【0036】また、電源投入検出部27は、直流電源V
dが安定して供給された後、コネクタ16の接続によ
り、直流電源Vdと同一の電源検出信号Sc(例えば、
Hレベルの信号)により駆動され、電源投入信号Srを
出力する。
【0037】タイマ部28は計時回路を備え、電源投入
検出部27からの電源投入信号Srにより起動し、例え
ばHレベルのタイマ出力信号Stを、所定の時間、論理
和演算部29に出力する。
【0038】タイマ出力信号Stの時間幅は、図1に示
す温水器9のタンク容量、給水圧力、定流量弁4の特性
に基づき、タンクが所定量まで貯水されるように設定を
行ない、大きなタンク容量、または小さな給水圧力の場
合には長く、小さなタンク容量、または大きな給水圧力
の場合には短くする。
【0039】制御変更手段31は、例えば計時回路等を
備え、電源投入検出部27からの電源投入信号Srで起
動され、所定の時間、開閉モード制御手段25にモード
制御信号Shを出力する。
【0040】開閉モード制御手段25は、電源Vdの投
入にともない出力される制御変更手段31からのモード
制御信号Shを受信し、開閉モード信号Smを、自動的
に所定の時間(例えば、5分間)、例えば開閉モードB
に制御する。なお、開閉モードCに強制的に制御するよ
う構成することもできる。
【0041】論理和演算部29は、開閉モード制御手段
25からの開閉モード信号Smまたはタイマ部28から
のタイマ出力信号StがHレベルの場合に、Hレベルの
論理和信号Swを駆動部30に提供する。
【0042】駆動部30は、例えばトランジスタ、FE
T等のスイッチング素子で構成し、論理和演算部29か
らの論理信号Swに基づいて電磁弁駆動信号Doを出力
して電磁弁7を駆動し、タイマ出力信号StがLレベル
になるまで図1に示す温水器9に給水を行なう。
【0043】タイマ出力信号StがLレベルになると電
磁弁7は閉結状態になり、図1に示す温水器9の貯水が
終了する。貯水終了後、開閉モード制御手段25は、人
体検知器15からの検知信号Saに基づき、図示しない
選択スイッチで選択された開閉モードA、B、Cのいず
れか1つのモードに対応した開閉モード信号Smを論理
和演算手段29に提供する。
【0044】論理和演算手段29は、開閉モード信号S
mの論理和信号Swを駆動部30に出力するとともに、
駆動部30は、電磁弁駆動信号Doにより電磁弁7の開
閉制御を行なう。
【0045】このように、自動水栓装置1は、装置の設
置時、制御手段17が直流電源Vdの投入、またはコネ
クタ16の接続を検知し、所定の時間電磁弁駆動信号D
oを出力し、電磁弁7を開放状態にすることができる。
【0046】次に、図1に基づいて自動水栓装置1の概
略動作について説明する。直流電源Vdが制御手段17
に投入されると、制御手段17は電源の投入を検出して
電磁弁駆動信号Doを所定の時間発生し、電磁弁7を開
放状態にする。
【0047】給水源2からの水は、開放状態の止水弁3
aから定流量弁4、チャッキ弁5を介し、一次側給水路
6、電磁弁7、二次側給水路8a、8b、8cと流れ、
温水器9に所定量の貯水を行なう。温水器9に貯水され
た水は、交流電源Vaにより電気加熱されて湯になる。
【0048】自動水栓装置1は、手で人体検知器15を
遮蔽すると、制御手段17は、人体検知器15の検知信
号Saに基づき、開閉モードA、B、Cに対応した電磁
弁駆動信号Doを出力する。電磁弁7は、電磁弁駆動信
号Doで駆動されて開放状態になり、一次側給水路6か
らの水は、二次側給水路8を介して温水器9、混合弁1
1に流入する。
【0049】温水器9の湯は、給湯路10を介して混合
弁11に流入し、二次側給水路8dからの水と混合さ
れ、混合水路12を介して吐出口14から吐出する。
【0050】停電時には、電磁弁7が閉結状態のため
に、一次側給水路6と二次側給水路8は遮断される。停
電時の貯水は、排出弁3bを閉結状態にしたまま、バイ
パス弁19を開放状態にし、水をバイパス路18a、1
8b、バイパス弁19、バイパス路18c、二次側給水
路8c、温水器9と給水することで行なう。
【0051】温水器9の水抜きは、止水弁3aを閉結状
態にし、バイパス弁19および排出弁3bを開放状態に
して行なう。温水器9の水は、排出路と兼用した二次側
給水路8c、バイパス路18c、バイパス弁19、バイ
パス路18b、排出路20、排出弁3bを通り、排出す
る。
【0052】止水弁3a、排出弁3bは、例えば水の圧
力で弁の開閉制御を行なうダイヤフラム式の構造にして
1つの止水/排出弁3として構成する。
【0053】ダイヤフラム式の止水/排出弁3は、止水
弁3aの二次側の水の圧力で排出弁3bの排出を制御
し、止水弁3aが開放状態の場合には、排出弁3bを閉
結状態にし、止水弁3aが閉結状態の場合には、排出弁
3bを開放状態にする連動動作を行なうように構成す
る。
【0054】図3にこの発明に係る自動水栓装置の制御
手段の別実施例要部ブロック構成図を示す。以下、図3
の説明を図1を参照して行なう。図3において、制御手
段32は、リセットモード制御手段33がタイマ部28
の代りに満水検出部34を備え、直流電源Vdの投入、
またはコネクタ16の接続後、満水検出部34による温
水器9の満水検出まで電磁弁7を開放状態にする点が、
図2に示す制御手段17と異なる。
【0055】満水検出部34は、例えばフリップフロッ
プ回路等を備え、電源投入検出部27からの電源投入信
号Srで起動され、Hレベルの満水出力信号Sfを、論
理和演算部29に出力し、温水器9の満水を検出する図
示しないセンサからの満水検出信号が入力されると、L
レベルの満水出力信号Sfを出力する。
【0056】論理和演算部29は、開閉モード制御手段
25からの開閉モード信号Sm、または満水検出部34
からの満水出力信号SfがHレベルの場合に、Hレベル
の論理和信号Swを駆動部30に提供する。
【0057】駆動部30は、論理和演算部29からの論
理信号Swが、例えばHレベルの場合には、電磁弁駆動
信号Doを出力して電磁弁7を駆動し、満水出力信号S
fがLレベルになるまで温水器9に給水を行なう。
【0058】満水出力信号SfがLレベルになると電磁
弁7は閉結状態になり、温水器9の貯水が終了する。
【0059】図4にこの発明に係る自動水栓装置の別実
施例要部構成図を示す。 (a)図において、図1に示す自動水栓装置1との違い
は、バイパス弁19をバイパス路18aの途中に設けた
点で、バイパス弁19を操作しないで、温水器9の水を
排出することができる。
【0060】(b)図において、図1に示す自動水栓装
置1との違いは、バイパス弁19および排出弁3bの代
りに、例えばシングルレバーユニット、ワンストップユ
ニット等で構成したユニット弁35を設けた点で、バイ
パス弁19、排出弁3bの開閉操作を1度で行なうこと
ができる。
【0061】例えば、ユニット弁35のレバー35aが
実線の位置の場合には、給水源2からの水は、バイパス
路18a、ユニット弁35、バイパス路18cとバイパ
スさて給水を行なう。また、レバー35aが破線の位置
の場合には、止水弁3aを閉結状態にし、温水器9の水
を、バイパス路18c、ユニット弁35、排出路20を
通じて排出する。
【0062】(c)図において、図1に示す自動水栓装
置1との違いは、排出弁3bの代りに、チャッキ弁36
を設けた点である。チャッキ弁36は、止水弁3aが開
放状態の場合には、一次側給水路6、バイパス路18
a、排出路20を通じて水圧がかかるため閉結状態を保
つ。
【0063】温水器9の水を排出する場合には、止水弁
3aを閉結状態にして、チャッキ弁36にかかる水圧を
弱める。水圧が弱まると、チャッキ弁36は開放状態に
なり、温水器9の水は、バイパス路18c、開放状態に
したバイパス弁19、バイパス路18b、排出路20、
チャッキ弁36を通じて排出する。
【0064】このように、自動水栓装置1は、装置の設
置時、温水器9の貯水を自動で行なうことができ、また
停電の場合にも、手動で貯水を行なうことができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る自
動水栓装置は、制御手段にリセットモード制御手段を設
け、電源の投入を検出して電磁弁の開閉制御を行なうこ
とができるので、装置の設置時、自動的に温水器の貯水
を行なうことができる。
【0066】また、この発明に係る自動水栓装置は、リ
セットモード制御手段に、電源投入検出部と、タイマ部
を備え、電源の投入を検出して所定の時間、電磁弁を開
放状態にすることができるので、装置の設置時、自動的
に温水器の貯水を行なうことができる。
【0067】さらに、この発明に係る自動水栓装置は、
リセットモード制御手段に、電源投入検出部と、満水検
出部を備え、電源の投入を検出して満水検出部による温
水器の満水検出まで電磁弁を開放状態にすることができ
るので、装置の設置時、自動的に温水器の貯水を行なう
ことができる。
【0068】また、この発明に係る自動水栓装置は、リ
セットモード制御手段に、制御変更手段を備え、電源投
入検出部からの電源投入信号を検出して所定の時間、開
閉モード制御手段の開閉モードを変更し、所定時間内で
は変更された開閉モードに基づいて前記電磁弁の開閉制
御を行なうことができるので、装置の設置時、手動なが
らも容易に温水器の貯水を行なうことができる。
【0069】さらに、この発明に係る自動水栓装置は、
制御手段に、人体検知器からの検知信号を伝達するとと
もに、電源検出信号をリセットモード制御手段に供給す
るコネクタを備え、このコネクタの接続後、所定の時
間、もしくは満水検出部による温水器の満水検出まで電
磁弁を開放状態にすることができるので、装置の設置
時、自動的に温水器の貯水を行なうことができる。
【0070】また、この発明に係る自動水栓装置は、電
磁弁をバイパスし、一次側給水路と二次側給水路を接続
するバイパス路を備え、バイパス路の途中にバイパス弁
を設けるとともに、給水源側のバイパス路の途中に排出
路を接続し、排出路の途中に排出弁を設け、バイパス路
の一部を排出路の一部として兼用することができるの
で、停電時にも温水器の貯水を行なうことができるとと
もに、配管の低コスト化が図れる。
【0071】さらに、この発明に係る自動水栓装置は、
排出弁と一次側給水路の給水源の近傍に設けた止水弁
を、止水弁が開放状態の場合には、排出弁を閉結状態に
するとともに、止水弁が閉結状態の場合には、排出弁を
開放状態にする連動動作を行なうようにしたので、止水
弁の開閉操作だけで、排出弁の開閉操作を行なうことが
でき、止水弁、排出弁の開閉操作ミスを低減することが
できる。
【0072】よって、装置の設置時、温水器の貯水を自
動で行なうことのできる利便性の高い自動水栓装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動水栓装置の全体構成図
【図2】この発明に係る自動水栓装置の制御手段の要部
ブロック構成図
【図3】この発明に係る自動水栓装置の制御手段の別実
施例要部ブロック構成図
【図4】この発明に係る自動水栓装置の別実施例要部構
成図
【符号の説明】
1…自動水栓装置、2…給水源、3…止水/排出弁、4
…定流量弁、5,36…チャッキ弁、6…一次側給水
路、7…電磁弁、8…二次側給水路、9…温水器、10
…給湯路、11…混合弁、12…混合水路、13…吐出
管、14…吐出口、15…人体検知器、16…コネク
タ、17,32…制御手段、18…バイパス路、19…
バイパス弁、20…排出路、25…開閉モード制御手
段、26,33…リセットモード制御手段、27…電源
投入検出部、28…タイマ部、29…論理和演算部、3
0…駆動部、31…制御変更手段、34…満水検出部、
35…ユニット弁、3a…止水弁、3b…排出弁、8
a,8b,8c…一次側給水路、16a,16b…コネ
クタ、18a,18b,18c,18d…二次側給水
路、35a…レバー、Va…交流電源、Vd…直流電
源、Sa…検知信号、Do…電磁弁駆動信号、Sm…開
閉モード信号、Sc…電源検出信号、Sr…電源投入信
号、St…タイマ出力信号、Sf…満水出力信号、Sh
…モード制御信号、Sw…論理和信号、Do…電磁弁駆
動信号。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水源および電磁弁を接続する一次側給
    水路と、貯湯式の温水器および前記電磁弁を接続する二
    次側給水路と、前記温水器の流出側に接続する吐出管に
    設けた人体検知器と、この人体検知器の検知信号に基づ
    いて前記電磁弁の開閉制御を行なう開閉モード制御手段
    を設けた制御手段と、この制御手段に供給する電源とを
    備えた自動水栓装置において、 前記制御手段にリセットモード制御手段を設け、前記電
    源の投入を検出して前記電磁弁の開閉制御を行なうこと
    を特徴とする自動水栓装置。
  2. 【請求項2】 前記リセットモード制御手段は、電源投
    入検出部と、タイマ部を備え、前記電源の投入を検出し
    て所定の時間、前記電磁弁を開放状態にすることを特徴
    とする請求項1記載の自動水栓装置。
  3. 【請求項3】 前記リセットモード制御手段は、前記電
    源投入検出部と、満水検出部を備え、前記電源の投入を
    検出して前記満水検出部による前記温水器の満水検出ま
    で前記電磁弁を開放状態にすることを特徴とする請求項
    1記載の自動水栓装置。
  4. 【請求項4】 前記リセットモード制御手段に、制御変
    更手段を備え、前記電源投入検出部からの電源投入信号
    を検出して所定の時間、前記開閉モード制御手段の開閉
    モードを変更することを特徴とする請求項1記載の自動
    水栓装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記人体検知器からの
    前記検知信号を伝達するとともに、電源検出信号を前記
    リセットモード制御手段に供給するコネクタを備え、こ
    のコネクタの接続後、所定の時間、もしくは前記満水検
    出部による前記温水器の満水検出まで前記電磁弁を開放
    状態にすることを特徴とする請求項2または請求項3記
    載の自動水栓装置。
  6. 【請求項6】 前記電磁弁をバイパスし、前記一次側給
    水路と前記二次側給水路を接続するバイパス路を備え、
    このバイパス路の途中にバイパス弁を設けるとともに、
    前記給水源側の前記バイパス路の途中に排出路を接続
    し、この排出路の途中に排出弁を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の自動水栓装置。
  7. 【請求項7】 前記排出弁と前記一次側給水路の前記給
    水源の近傍に設けた止水弁は、この止水弁が開放状態の
    場合には、前記排出弁を閉結状態にするとともに、前記
    止水弁が閉結状態の場合には、前記排出弁を開放状態に
    する連動動作を行なうようにしたことを特徴とする請求
    項6記載の自動水栓装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100448842B1 (ko) * 2001-11-22 2004-09-16 김동진 급수 밸브 조립체
JP2012007376A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Lixil Corp 自動水栓装置
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JP2016205779A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 株式会社Lixil 温水器

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