JPH08299896A - 建築板の塗装方法 - Google Patents
建築板の塗装方法Info
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- JPH08299896A JPH08299896A JP7106785A JP10678595A JPH08299896A JP H08299896 A JPH08299896 A JP H08299896A JP 7106785 A JP7106785 A JP 7106785A JP 10678595 A JP10678595 A JP 10678595A JP H08299896 A JPH08299896 A JP H08299896A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/50—Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter
- B05B15/52—Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter for removal of clogging particles
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 噴射ノズルからの塗料の垂れ落ちを防いで塗
装品質を向上する。 【構成】 噴射ノズル１７の真下にエアシリンダ２６を
上向きに固定し、このエアシリンダ２６のロッド２７の
上端に、吸水性のある繊維、フェルト、不織布、スポン
ジ等により形成された吸水体２５を取り付けている。そ
して、建築板１１を１枚塗装し終える毎に噴射ノズル１
７の噴射動作を停止して、エアシリンダ２６のロッド２
７を上昇させて吸水体２５をクリーニング位置へ上昇さ
せ、噴射ノズル１７の下端部分とその周辺部分に付着し
た塗料を拭き取る。この後、次の建築板１１が塗装開始
位置に達する前に、エアシリンダ２６のロッド２７を下
降させて、吸水体２５を建築板１１の下方へ退避させて
から、次の建築板１１の塗装を開始する。
装品質を向上する。 【構成】 噴射ノズル１７の真下にエアシリンダ２６を
上向きに固定し、このエアシリンダ２６のロッド２７の
上端に、吸水性のある繊維、フェルト、不織布、スポン
ジ等により形成された吸水体２５を取り付けている。そ
して、建築板１１を１枚塗装し終える毎に噴射ノズル１
７の噴射動作を停止して、エアシリンダ２６のロッド２
７を上昇させて吸水体２５をクリーニング位置へ上昇さ
せ、噴射ノズル１７の下端部分とその周辺部分に付着し
た塗料を拭き取る。この後、次の建築板１１が塗装開始
位置に達する前に、エアシリンダ２６のロッド２７を下
降させて、吸水体２５を建築板１１の下方へ退避させて
から、次の建築板１１の塗装を開始する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット方式で
塗料を噴射して建築板の表面を塗装するようにした建築
板の塗装方法に関するものである。
塗料を噴射して建築板の表面を塗装するようにした建築
板の塗装方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】本出願人は、インクジェット方式で建築
板の表面を塗装することで、建築板の表面に斬新な模様
を塗装する技術を開発中である。この塗装方法は、特開
平６−１５５７２９号公報に示すように、コンベアによ
って搬送されてくる建築板の上方に塗装ヘッドを配置
し、塗料タンク内の塗料をポンプにより前記塗装ヘッド
へ圧送し、該塗装ヘッドに設けられた電磁弁をオン／オ
フさせて噴射ノズルから塗料を間欠的に噴射して建築板
の表面に模様を塗装するようになっている。
板の表面を塗装することで、建築板の表面に斬新な模様
を塗装する技術を開発中である。この塗装方法は、特開
平６−１５５７２９号公報に示すように、コンベアによ
って搬送されてくる建築板の上方に塗装ヘッドを配置
し、塗料タンク内の塗料をポンプにより前記塗装ヘッド
へ圧送し、該塗装ヘッドに設けられた電磁弁をオン／オ
フさせて噴射ノズルから塗料を間欠的に噴射して建築板
の表面に模様を塗装するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、電磁弁のオン／オフにより噴射ノズルから塗料
が間欠的に噴射されるため、噴射停止毎に噴射ノズルの
下端に余分な塗料が滴状に残ったり、塗装中の塗料の跳
ね返りにより噴射ノズルの周辺に跳返り塗料が付着して
しまう現象が発生する。このような現象は、多量の塗料
を噴射する建築板の塗装では顕著に発生し、噴射ノズル
の下端やその周辺に付着した塗料が滴となって建築板上
に垂れ落ちることがあり、これが塗装品質ひいては製品
の歩留りを低下させる原因となっている。
成では、電磁弁のオン／オフにより噴射ノズルから塗料
が間欠的に噴射されるため、噴射停止毎に噴射ノズルの
下端に余分な塗料が滴状に残ったり、塗装中の塗料の跳
ね返りにより噴射ノズルの周辺に跳返り塗料が付着して
しまう現象が発生する。このような現象は、多量の塗料
を噴射する建築板の塗装では顕著に発生し、噴射ノズル
の下端やその周辺に付着した塗料が滴となって建築板上
に垂れ落ちることがあり、これが塗装品質ひいては製品
の歩留りを低下させる原因となっている。
【０００４】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、噴射ノズルからの塗料の垂れ落
ちを防ぐことができて、塗装品質を向上することができ
る建築板の塗装方法を提供することにある。
たもので、その目的は、噴射ノズルからの塗料の垂れ落
ちを防ぐことができて、塗装品質を向上することができ
る建築板の塗装方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項１の建築板の塗装方法は、コンベア
によって搬送されてくる建築板の上方に噴射ノズルを配
列し、前記噴射ノズルから塗料を噴射して前記建築板の
表面を塗装する方法において、前記噴射ノズルの噴射動
作が停止されている間に所定のタイミングで前記噴射ノ
ズル部分をクリーニング手段によりクリーニングし、前
記建築板が前記噴射ノズルの下方を通過する際に前記噴
射ノズルから塗料を噴射して前記建築板の表面を塗装す
るようにしたものである。
に、本発明の請求項１の建築板の塗装方法は、コンベア
によって搬送されてくる建築板の上方に噴射ノズルを配
列し、前記噴射ノズルから塗料を噴射して前記建築板の
表面を塗装する方法において、前記噴射ノズルの噴射動
作が停止されている間に所定のタイミングで前記噴射ノ
ズル部分をクリーニング手段によりクリーニングし、前
記建築板が前記噴射ノズルの下方を通過する際に前記噴
射ノズルから塗料を噴射して前記建築板の表面を塗装す
るようにしたものである。
【０００６】この場合、請求項２のように、前記建築板
を１枚塗装し終える毎に前記噴射ノズルの噴射動作を停
止して前記クリーニング手段により前記噴射ノズル部分
をクリーニングすることが好ましい。
を１枚塗装し終える毎に前記噴射ノズルの噴射動作を停
止して前記クリーニング手段により前記噴射ノズル部分
をクリーニングすることが好ましい。
【０００７】また、請求項３のように、前記クリーニン
グ手段を前記噴射ノズルから離れた退避位置からクリー
ニング位置へ移動させる動作をアクチュエータによって
行わせるようにしても良い。
グ手段を前記噴射ノズルから離れた退避位置からクリー
ニング位置へ移動させる動作をアクチュエータによって
行わせるようにしても良い。
【０００８】
【作用】上述した請求項１の建築板の塗装方法では、噴
射ノズルの噴射動作が停止されている間に所定のタイミ
ングで噴射ノズル部分をクリーニング手段によりクリー
ニングする。これにより、噴射ノズルの下端に付着した
余分な塗料や噴射ノズルの周辺に跳返った塗料をクリー
ニング手段により取り除いて、該塗料の垂れ落ちを未然
に防ぐ。その後、建築板が噴射ノズルの下方を通過する
際に噴射ノズルから塗料を噴射して建築板の表面を塗装
する。
射ノズルの噴射動作が停止されている間に所定のタイミ
ングで噴射ノズル部分をクリーニング手段によりクリー
ニングする。これにより、噴射ノズルの下端に付着した
余分な塗料や噴射ノズルの周辺に跳返った塗料をクリー
ニング手段により取り除いて、該塗料の垂れ落ちを未然
に防ぐ。その後、建築板が噴射ノズルの下方を通過する
際に噴射ノズルから塗料を噴射して建築板の表面を塗装
する。
【０００９】一方、請求項２では、建築板を１枚塗装し
終える毎に噴射ノズルの噴射動作を停止してクリーニン
グ手段により噴射ノズル部分をクリーニングする。これ
により、建築板の１枚毎に塗装と噴射ノズル部分のクリ
ーニングとが交互に行われ、噴射ノズル部分からの塗料
の垂れ落ちが一層確実に阻止される。
終える毎に噴射ノズルの噴射動作を停止してクリーニン
グ手段により噴射ノズル部分をクリーニングする。これ
により、建築板の１枚毎に塗装と噴射ノズル部分のクリ
ーニングとが交互に行われ、噴射ノズル部分からの塗料
の垂れ落ちが一層確実に阻止される。
【００１０】また、請求項３では、クリーニング手段を
噴射ノズルから離れた退避位置からクリーニング位置へ
移動させる動作をアクチュエータによって行わせる。こ
れにより、クリーニング手段によるクリーニング動作が
自動化される。
噴射ノズルから離れた退避位置からクリーニング位置へ
移動させる動作をアクチュエータによって行わせる。こ
れにより、クリーニング手段によるクリーニング動作が
自動化される。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。まず、図２及び図３に基づいて塗装装置全体の
構成を説明する。被塗装物である建築板１１は、ローラ
コンベア１２に乗せられて搬送される。建築板１１の塗
装を開始する直前の位置を通過する建築板１１の有無を
検出するために、塗装開始直前の位置の両側には光電管
式センサを構成する投光器１４と受光器１５とが配置さ
れている。
明する。まず、図２及び図３に基づいて塗装装置全体の
構成を説明する。被塗装物である建築板１１は、ローラ
コンベア１２に乗せられて搬送される。建築板１１の塗
装を開始する直前の位置を通過する建築板１１の有無を
検出するために、塗装開始直前の位置の両側には光電管
式センサを構成する投光器１４と受光器１５とが配置さ
れている。
【００１２】一方、塗装位置の上方には塗装ヘッド１６
が配置され、この塗装ヘッド１６の下面に装着されたノ
ズルアッセンブリ１３には、多数の噴射ノズル１７がバ
ルブ１８を介して下向きに組み付けられている。各噴射
ノズル１７は、搬送されてくる建築板１１の全幅をカバ
ーするようにその幅方向（つまり搬送方向と直交する方
向）に一列に配列され、その配列ピッチが０．５〜３．
０mmに設定されている。更に、各噴射ノズル１７の開口
径は例えば２００〜１０００μm に設定されている。
が配置され、この塗装ヘッド１６の下面に装着されたノ
ズルアッセンブリ１３には、多数の噴射ノズル１７がバ
ルブ１８を介して下向きに組み付けられている。各噴射
ノズル１７は、搬送されてくる建築板１１の全幅をカバ
ーするようにその幅方向（つまり搬送方向と直交する方
向）に一列に配列され、その配列ピッチが０．５〜３．
０mmに設定されている。更に、各噴射ノズル１７の開口
径は例えば２００〜１０００μm に設定されている。
【００１３】これら各噴射ノズル１７のバルブ１８の開
閉動作を制御するバルブ制御装置１９は、受光器１５か
ら入力される信号に基づいて、建築板１１が塗装開始直
前の位置を通過したか否かを判断し、建築板１１が塗装
開始直前の位置を通過した直後に、各バルブ１８の開閉
動作を開始して各噴射ノズル１７から塗料（インク）を
噴射し、噴射ノズル１７の真下の塗装位置へ搬送されて
くる建築板１１の凹凸のある表面に模様を塗装する。
閉動作を制御するバルブ制御装置１９は、受光器１５か
ら入力される信号に基づいて、建築板１１が塗装開始直
前の位置を通過したか否かを判断し、建築板１１が塗装
開始直前の位置を通過した直後に、各バルブ１８の開閉
動作を開始して各噴射ノズル１７から塗料（インク）を
噴射し、噴射ノズル１７の真下の塗装位置へ搬送されて
くる建築板１１の凹凸のある表面に模様を塗装する。
【００１４】上述した塗装ヘッド１６へ供給する塗料
は、密閉された塗料タンク２０内に貯留されている。こ
の塗料タンク２０内には、コンプレッサ２１により低圧
の圧縮空気をレギュレータ２２を通して供給することに
よって、塗料タンク２０内の圧力を一定に保ちつつ、塗
料タンク２０内の塗料を塗料配管２３を通して塗装ヘッ
ド１６に圧送し、バルブ１８の開放時に塗料を噴射ノズ
ル１７から噴射するようになっている。この実施例で
は、塗料タンク２０内に加える空気圧を低圧にすること
によって、各噴射ノズル１７から塗料を整流状態（つま
り霧化しない状態）で噴射し、従来にはない斬新な模様
を安定的に塗装するようになっている。
は、密閉された塗料タンク２０内に貯留されている。こ
の塗料タンク２０内には、コンプレッサ２１により低圧
の圧縮空気をレギュレータ２２を通して供給することに
よって、塗料タンク２０内の圧力を一定に保ちつつ、塗
料タンク２０内の塗料を塗料配管２３を通して塗装ヘッ
ド１６に圧送し、バルブ１８の開放時に塗料を噴射ノズ
ル１７から噴射するようになっている。この実施例で
は、塗料タンク２０内に加える空気圧を低圧にすること
によって、各噴射ノズル１７から塗料を整流状態（つま
り霧化しない状態）で噴射し、従来にはない斬新な模様
を安定的に塗装するようになっている。
【００１５】次に、噴射ノズル１７の下端部分とその周
辺部分に付着した塗料を拭き取るためのクリーニング機
構２４の構成を図１及び図２に基づいて説明する。噴射
ノズル１７の真下にアクチュエータであるエアシリンダ
２６が上向きに固定され、このエアシリンダ２６のロッ
ド２７の上端には、クリーニング手段である吸水体２５
が噴射ノズル１７の列と平行となるように取付固定され
ている。この吸水体２５は、例えば吸水性のある繊維、
フェルト、不織布、スポンジ等により形成され、長さ寸
法がノズルアッセンブリ１３の全長をカバーするように
設定されている。そして、エアシリンダ２６のロッド２
７が最上位置へ突出すると、図１（ａ）に示すように吸
水体２５がクリーニング位置へ上昇し、噴射ノズル１７
の下端部分とその周辺部分に接触して、それらに付着し
た塗料を拭き取る。一方、エアシリンダ２６のロッド２
７が最下位置へ下降すると、図１（ｂ）に示すように吸
水体２５が噴射ノズル１７から下方へ離れて建築板１１
の下方へ退避した退避位置まで下降する。
辺部分に付着した塗料を拭き取るためのクリーニング機
構２４の構成を図１及び図２に基づいて説明する。噴射
ノズル１７の真下にアクチュエータであるエアシリンダ
２６が上向きに固定され、このエアシリンダ２６のロッ
ド２７の上端には、クリーニング手段である吸水体２５
が噴射ノズル１７の列と平行となるように取付固定され
ている。この吸水体２５は、例えば吸水性のある繊維、
フェルト、不織布、スポンジ等により形成され、長さ寸
法がノズルアッセンブリ１３の全長をカバーするように
設定されている。そして、エアシリンダ２６のロッド２
７が最上位置へ突出すると、図１（ａ）に示すように吸
水体２５がクリーニング位置へ上昇し、噴射ノズル１７
の下端部分とその周辺部分に接触して、それらに付着し
た塗料を拭き取る。一方、エアシリンダ２６のロッド２
７が最下位置へ下降すると、図１（ｂ）に示すように吸
水体２５が噴射ノズル１７から下方へ離れて建築板１１
の下方へ退避した退避位置まで下降する。
【００１６】建築板１１の搬送中、バルブ制御装置１９
は、受光器１５から入力される信号に基づいて、建築板
１１が噴射ノズル１７の下方を通過する間のみ塗料を噴
射するように制御する。従って、図１（ａ）に示すよう
に、吸水体２５がクリーニング位置へ移動している間
は、噴射ノズル１７からの塗料噴射が停止された状態に
維持される。
は、受光器１５から入力される信号に基づいて、建築板
１１が噴射ノズル１７の下方を通過する間のみ塗料を噴
射するように制御する。従って、図１（ａ）に示すよう
に、吸水体２５がクリーニング位置へ移動している間
は、噴射ノズル１７からの塗料噴射が停止された状態に
維持される。
【００１７】建築板１１を１枚塗装し終える毎に噴射ノ
ズル１７の噴射動作を停止して、エアシリンダ２６のロ
ッド２７を上昇させて、図１（ａ）に示すように吸水体
２５をクリーニング位置へ上昇させ、噴射ノズル１７の
下端部分とその周辺部分に付着した塗料を拭き取る。こ
の後、次の建築板１１が塗装開始位置に達する前に、エ
アシリンダ２６のロッド２７を下降させて、図１（ｂ）
に示すように吸水体２５を建築板１１の下方へ退避させ
てから、次の建築板１１の塗装を開始する。
ズル１７の噴射動作を停止して、エアシリンダ２６のロ
ッド２７を上昇させて、図１（ａ）に示すように吸水体
２５をクリーニング位置へ上昇させ、噴射ノズル１７の
下端部分とその周辺部分に付着した塗料を拭き取る。こ
の後、次の建築板１１が塗装開始位置に達する前に、エ
アシリンダ２６のロッド２７を下降させて、図１（ｂ）
に示すように吸水体２５を建築板１１の下方へ退避させ
てから、次の建築板１１の塗装を開始する。
【００１８】以上のようにして、建築板１１を１枚塗装
し終える毎に吸水体２５により噴射ノズル１７部分をク
リーニングする動作が繰り返され、噴射ノズル１７部分
からの塗料の垂れ落ちが確実に防止される。これによ
り、建築板１１表面に塗料の垂れ落ちのない品質の良い
塗装が施され、従来に比して塗装不良率が著しく少なく
なる。尚、本発明は、建築板１１を“複数枚”塗装し終
える毎に噴射ノズル１７部分のクリーニングを行うよう
にしても良く、要は、噴射ノズル１７の噴射動作が停止
されている間に適宜のタイミングで噴射ノズル１７部分
のクリーニングを行うようにすれば良い。
し終える毎に吸水体２５により噴射ノズル１７部分をク
リーニングする動作が繰り返され、噴射ノズル１７部分
からの塗料の垂れ落ちが確実に防止される。これによ
り、建築板１１表面に塗料の垂れ落ちのない品質の良い
塗装が施され、従来に比して塗装不良率が著しく少なく
なる。尚、本発明は、建築板１１を“複数枚”塗装し終
える毎に噴射ノズル１７部分のクリーニングを行うよう
にしても良く、要は、噴射ノズル１７の噴射動作が停止
されている間に適宜のタイミングで噴射ノズル１７部分
のクリーニングを行うようにすれば良い。
【００１９】また、上記実施例では、噴射ノズル１７部
分をクリーニングする手段として、エアシリンダ２６の
ロッド２７の上端に固定した吸水体２５を用いるように
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、エア
シリンダ２６のロッド２７の上端に吸水性ロールを回転
自在に取り付けた構成としても良い。この構成では、吸
水性ロールがクリーニング位置へ移動して噴射ノズル１
７部分に接触する毎に適当に回転して、前回の拭き取り
面と異なる面で噴射ノズル１７部分に付着している塗料
を拭き取ることができ、塗料の拭き取り効果を高めるこ
とができる。しかも、吸水性ロールが適当に回転するこ
とで、拭き取り動作もスムーズに行うことができると共
に、吸水性ロール２５の全周面を拭き取り面として使用
することができて、拭き取り面の面積を広くすることが
でき、吸水性ロールの１個当たりの使用可能時間を長く
することができて、吸水性ロールの取替え回数を少なく
することができ、メインテナンス性向上の要求も満たす
ことができる。
分をクリーニングする手段として、エアシリンダ２６の
ロッド２７の上端に固定した吸水体２５を用いるように
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、エア
シリンダ２６のロッド２７の上端に吸水性ロールを回転
自在に取り付けた構成としても良い。この構成では、吸
水性ロールがクリーニング位置へ移動して噴射ノズル１
７部分に接触する毎に適当に回転して、前回の拭き取り
面と異なる面で噴射ノズル１７部分に付着している塗料
を拭き取ることができ、塗料の拭き取り効果を高めるこ
とができる。しかも、吸水性ロールが適当に回転するこ
とで、拭き取り動作もスムーズに行うことができると共
に、吸水性ロール２５の全周面を拭き取り面として使用
することができて、拭き取り面の面積を広くすることが
でき、吸水性ロールの１個当たりの使用可能時間を長く
することができて、吸水性ロールの取替え回数を少なく
することができ、メインテナンス性向上の要求も満たす
ことができる。
【００２０】更に、クリーニング手段は、コンプレッサ
等から供給される圧縮空気を噴射ノズル１７部分に吹き
付けて、それに付着している塗料を吹き飛ばすようにし
ても良いし、或は、噴射ノズル１７付近に、空気吸引装
置につながるホースの先端を位置させて、余分な塗料を
吸引除去するようにしても良い。
等から供給される圧縮空気を噴射ノズル１７部分に吹き
付けて、それに付着している塗料を吹き飛ばすようにし
ても良いし、或は、噴射ノズル１７付近に、空気吸引装
置につながるホースの先端を位置させて、余分な塗料を
吸引除去するようにしても良い。
【００２１】また、上記実施例では、吸水体２５を退避
位置からクリーニング位置へ移動させるアクチュエータ
として、エアシリンダ２６を使用したが、モータ等の他
のアクチュエータを使用するようにしても良い。また、
この吸水体２５の移動動作ををバランスウエイトの自重
を利用して行わせたり、バネ等の弾性体の弾性力を利用
して行わせるようにしても良い。この場合、吸水体２５
の移動動作を自然に行わせることができて、省力化に役
立つ。
位置からクリーニング位置へ移動させるアクチュエータ
として、エアシリンダ２６を使用したが、モータ等の他
のアクチュエータを使用するようにしても良い。また、
この吸水体２５の移動動作ををバランスウエイトの自重
を利用して行わせたり、バネ等の弾性体の弾性力を利用
して行わせるようにしても良い。この場合、吸水体２５
の移動動作を自然に行わせることができて、省力化に役
立つ。
【００２２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項１の建築板の塗装方法では、噴射ノズルの噴射
動作が停止されている間に所定のタイミングで噴射ノズ
ル部分をクリーニング手段によりクリーニングするの
で、噴射ノズルの下端に付着した余分な塗料や噴射ノズ
ルの周辺に跳返った塗料をクリーニング手段により取り
除くことができて、該塗料の垂れ落ちを未然に防ぐこと
ができ、建築板表面に塗料の垂れ落ちのない品質の良い
塗装を施すことができる。
の請求項１の建築板の塗装方法では、噴射ノズルの噴射
動作が停止されている間に所定のタイミングで噴射ノズ
ル部分をクリーニング手段によりクリーニングするの
で、噴射ノズルの下端に付着した余分な塗料や噴射ノズ
ルの周辺に跳返った塗料をクリーニング手段により取り
除くことができて、該塗料の垂れ落ちを未然に防ぐこと
ができ、建築板表面に塗料の垂れ落ちのない品質の良い
塗装を施すことができる。
【００２３】更に、請求項２では、建築板を１枚塗装し
終える毎に噴射ノズルの噴射動作を停止してクリーニン
グ手段により噴射ノズル部分をクリーニングするように
したので、噴射ノズル部分のクリーニングの回数を多く
することができて、噴射ノズル部分からの塗料の垂れ落
ちを一層確実に防止することができる。
終える毎に噴射ノズルの噴射動作を停止してクリーニン
グ手段により噴射ノズル部分をクリーニングするように
したので、噴射ノズル部分のクリーニングの回数を多く
することができて、噴射ノズル部分からの塗料の垂れ落
ちを一層確実に防止することができる。
【００２４】また、請求項３では、クリーニング手段を
退避位置からクリーニング位置へ移動させる動作をアク
チュエータによって行わせるようにしたので、クリーニ
ング位置へのクリーニング手段の移動を自動化すること
ができる。
退避位置からクリーニング位置へ移動させる動作をアク
チュエータによって行わせるようにしたので、クリーニ
ング位置へのクリーニング手段の移動を自動化すること
ができる。
【図１】本発明の一実施例におけるクリーニング機構周
辺の構造を示すもので、（ａ）は塗料拭き取り時の状態
を示す側面図、（ｂ）は塗装時の状態を示す側面図であ
る。
辺の構造を示すもので、（ａ）は塗料拭き取り時の状態
を示す側面図、（ｂ）は塗装時の状態を示す側面図であ
る。
【図２】塗装装置全体の概略構成を示す正面図である。
【図３】塗装装置全体の概略構成を示す側面図である。
１１…建築板、１２…ローラコンベア（コンベア）、１
４…投光器、１５…受光器、１６…塗装ヘッド、１７…
噴射ノズル、１８…バルブ、２０…塗料タンク、２１…
コンプレッサ、２２…レギュレータ、２４…クリーニン
グ機構、２５…吸水体（クリーニング手段）、２６…エ
アシリンダ（アクチュエータ）。
４…投光器、１５…受光器、１６…塗装ヘッド、１７…
噴射ノズル、１８…バルブ、２０…塗料タンク、２１…
コンプレッサ、２２…レギュレータ、２４…クリーニン
グ機構、２５…吸水体（クリーニング手段）、２６…エ
アシリンダ（アクチュエータ）。
Claims (3)
- 【請求項１】 コンベアによって搬送されてくる建築板
の上方に噴射ノズルを配列し、前記噴射ノズルから塗料
を噴射して前記建築板の表面を塗装する建築板の塗装方
法において、 前記噴射ノズルの噴射動作が停止されている間に所定の
タイミングで前記噴射ノズル部分をクリーニング手段に
よりクリーニングし、前記建築板が前記噴射ノズルの下
方を通過する際に前記噴射ノズルから塗料を噴射して前
記建築板の表面を塗装することを特徴とする建築板の塗
装方法。 - 【請求項２】 前記建築板を１枚塗装し終える毎に前記
噴射ノズルの噴射動作を停止して前記クリーニング手段
により前記噴射ノズル部分をクリーニングすることを特
徴とする請求項１に記載の建築板の塗装方法。 - 【請求項３】 前記クリーニング手段を前記噴射ノズル
から離れた退避位置からクリーニング位置へ移動させる
動作をアクチュエータによって行わせることを特徴とす
る請求項１又は２に記載の建築板の塗装方法。
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1996
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