JPH0829844A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH0829844A
JPH0829844A JP18795194A JP18795194A JPH0829844A JP H0829844 A JPH0829844 A JP H0829844A JP 18795194 A JP18795194 A JP 18795194A JP 18795194 A JP18795194 A JP 18795194A JP H0829844 A JPH0829844 A JP H0829844A
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JP
Japan
Prior art keywords
switch
camera
state
microcomputer
operated
Prior art date
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Pending
Application number
JP18795194A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Matsumoto
如弘 松本
Kazuyuki Maeda
一幸 前田
Teruyuki Daimon
照幸 大門
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メインスイッチの入れ忘れ時の操作性を向上
させる。 【構成】 該カメラが非撮影待機状態時に、メインスイ
ッチ以外の操作スイッチSW1,SW2、ワイド,テ
レ,モード設定SWの何れかが操作されることにより、
該操作スイッチが適正に行われたものか否かを調べ、適
正に行われたと判断できれば該カメラを撮影待機状態に
する制御手段MPU1,WUP1を設け、非撮影待機状
態時に、メインスイッチ以外の操作スイッチ、例えばS
W1が操作されると、該SW1が誤操作によるものでな
いかどうかを調べ、つまり例えば、測光,測距動作を行
い、その結果が“至近でかつ暗い”場合は、カメラがケ
ースに収納されたままで誤操作されたものと判別し、非
撮影待機状態を保持するが、それ以外の場合は適正な操
作がなされたとして、該カメラを直ちに撮影待機状態に
し、その後の操作スイッチに対応した動作を可能な状態
にするようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファインダを覗くだけ
ではカメラが現在撮影待機状態なのか非撮影待機状態な
のかを確認することのできないカメラに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラのファインダを覗くだけで
はカメラが現在撮影待機状態(ON)なのか否か(OF
F)を判断できず、スイッチの状態やカメラの状態を表
示等で確認することで初めて撮影待機状態か否かが判断
でき、しかも、そのON/OFFの切換えは、専用スイ
ッチ(例えばメインスイッチ)だけで行えるというもの
が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様な従来のカメラにおいては、現在のカメラの状態(O
N/OFF)をファインダを覗くことだけでは確認する
ことができないことから、電源を入れ忘れた状態でファ
インダを覗いてレリーズしようとする場合があり、この
際当然電源がOFFなのでレリーズできないためにシャ
ッタチャンスを逃してしまうといった問題点があった。
【0004】(発明の目的)本発明の目的は、メインス
イッチの入れ忘れ時の操作性を向上させることのできる
カメラを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、該カメラが非撮影待機状態時に、メイ
ンスイッチ以外の操作スイッチの何れかが操作されるこ
とにより、該操作スイッチが適正に行われたものか否か
を調べ、適正に行われたと判断できれば該カメラを撮影
待機状態にする制御手段を設けている。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0007】図1は本発明の第1の実施例におけるカメ
ラの概略構成を示すブロック図である。
【0008】図1において、MPU1はカメラに内蔵さ
れている中央演算装置で、不図示のRAM,ROM,A
DCを含むマイクロコンピュータ(以下、マイコンと記
す)である。このマイコンMPU1には、電源をON/
OFFする例えばプッシュ方式のスイッチ(メインS
W)や鏡筒をテレ側やワイド側に駆動するスイッチ(テ
レSWとワイドSW)、レリーズするためのスイッチS
W1,SW2等、更には、マイコンMPU1をホールド
された状態から起すためのウェイクアップ信号を出力す
るウェイクアップ信号発生部WUP1が接続されてい
る。
【0009】前記ウェイクアップ信号発生部WUP1
は、上記一部のスイッチ操作に同期し、マイコンMPU
1のホールド状態を解除するためのウェイクアップ信号
を出力する。
【0010】AFS,AFCは測距センサと測距制御部
であり、マイコンMPU1からの命令に応じて、測距制
御部AFCが測距センサAFSを制御して得られる測距
データを取り込み、そのデータを演算して測距結果とし
てマイコンMPU1に通信する。ALSは測光センサで
あり、該測光センサALSからの出力をマイコンMPU
1は取り込み、AD変換して適正露光量を演算する。
【0011】LMはレンズ駆動部であり、焦点調節用の
レンズをマイコンMPU1からの制御信号に応じて駆動
する。ZMは鏡筒駆動部であり、焦点距離を変化させる
レンズをマイコンMPU1からの制御信号に応じて駆動
する。SHCはシャッタ駆動部であり、マイコンMPU
1は該シャッタ駆動部SHCからの駆動信号をモニタし
ながらシャッタの制御を行う。FMはフィルム給送駆動
部であり、マイコンMPU1は該フィルム給送駆動部F
Mからの駆動信号をモニタしながらフィルム給送の制御
を行う。
【0012】図2は、上記構成におけるカメラの動作を
示すフローチャートである。
【0013】ステップ(201)はカメラが非撮影待機
状態(OFF)であり、マイコンMPU1がホールドさ
れている状態である。この状態のカメラを撮影待機状態
(ON)にするには、特定のスイッチ操作に同期して出
力されるウェイクアップ信号をマイコンMPU1に入力
することが必要で、このウェイクアップ信号を出すこと
ができるスイッチとして、メインSW,SW1,SW2
等がある。
【0014】これら何れかのスイッチが操作されると、
ウェイクアップ信号が該スイッチ操作に同期してマイコ
ンMPU1に入力され、マイコンMPU1をホールド状
態から起す。起されたマイコンMPU1は何のスイッチ
で起されたのかをステップ(202)以降で確認する。
【0015】ステップ(202)では、メインSWの状
態を確認し、メインSWがONならばステップ(20
8)のルーティンに進み、OFFならばステップ(20
3)に進む。ステップ(203)では、スイッチSW1
の状態を確認し、該スイッチSW1がONならばステッ
プ(205)のルーティンに飛び、OFFならばステッ
プ(204)に進む。
【0016】ステップ(204)では、テレSWの状態
を確認し、該テレSWがONならばステップ(205)
に進み、OFFならばステップ(201)のホールド状
態に戻る。
【0017】ステップ(205)は、メインSW以外の
特定スイッチでマイコンMPU1が起された場合にのみ
行う測距,測光の動作部分であり、得られた測距,測光
データに基づいて至近で所定輝度レベルよりも暗いかを
次のステップ(206)で判断する。これは、メインS
W以外のスイッチSW1やテレSWでマイコンMPU1
が起された場合の安全装置であり、測距,測光の結果、
至近で暗い場合には、カメラがケース内に収納された状
態で誤操作されたものと判断し、ステップ(201)の
マイコンホールドに戻る。
【0018】なお、この誤操作の回数を記憶しておき、
所定回数を越えた場合には、カメラを撮影待機状態にす
るにはメインSW以外のスイッチは受付けなくする。
【0019】また、判断した結果、至近で且つ暗く無い
場合には、ステップ(207)でメインSW以外のスイ
ッチで電源がONされたことをチェックしておくために
フラグMSWをセットしておき、次のステップ(20
8)でバリアを開いてカメラを撮影待機状態にする。
【0020】カメラが撮影待機状態になった時点で、フ
ラグMSWの状態をステップ(209)で確認し、セッ
トされていなければステップ(214)に進み、セット
されていればステップ(210)でタイマカウントを開
始する。
【0021】上記ステップ(210)のタイマカウント
開始後、スイッチの操作状態の確認をステップ(21
1)で行う。このSW操作の確認では、メインSW以外
のスイッチで電源がONされた場合の操作SWを監視す
るもので、同一スイッチ、例えばスイッチSW1でマイ
コンMPU1がホールド状態から起され、その後もスイ
ッチSW1等が操作され続けて、タイマがオーバーフロ
ーしたことをステップ(215)にて判断した場合に
は、誤操作によってカメラがONされたと判断し、ステ
ップ(216)でフラグMSWをリセットし、次のステ
ップ(217)で上記のタイマのカウントを中止して続
くステップ(218)でバリアを閉じてステップ(20
1)のホールド状態に戻る。
【0022】また、スイッチSW1の後にスイッチSW
2が操作されたり、テレSWが一度離されて、再度、若
しくは、違うスイッチが操作された場合においては、フ
ラグMSWをステップ(212)でリセットしてから、
タイマのカウントを中止し、ステップ(214)で各種
操作SWの待機状態(SW_WAIT)に入る。
【0023】(第2の実施例)図3は、本発明の第2の
実施例におけるカメラの概略構成を示すブロック図であ
る。
【0024】図3において、MPU2はカメラに内蔵さ
れている中央演算装置であり、不図示のRAM,RO
M,ADCを含むマイコンである。このマイコンMPU
2には、電源をON/OFFするスイッチ(メインS
W)や鏡筒をテレ側やワイド側に駆動するスイッチ(テ
レSWとワイドSW)、レリーズするためのスイッチS
W1,SW2等、そして、マイコンMPU2をホールド
された状態から起すためのウェイクアップ信号を出力す
るウェイクアップ信号発生部WUP2が接続されてい
る。
【0025】前記ウェイクアップ信号発生部WUP2
は、上記一部のスイッチ操作に同期し、マイコンMPU
2のホールド状態を解除するためのウェイクアップ信号
を出力する。
【0026】AFS,AFCは測距センサと測距制御部
であり、マイコンMPU2からの命令に応じて、測距制
御部AFCが測距センサAFSを制御して得られる測距
データを取り込み、そのデータを演算して測距結果とし
てマイコンMPU2に通信する。ALSは測光センサで
あり、該測光センサALSからの出力をマイコンMPU
2は取り込み、AD変換して適正露光量を演算する。
【0027】LMはレンズ駆動部であり、焦点調節用の
レンズをマイコンMPU2からの制御信号に応じて駆動
する。ZMは鏡筒駆動部であり、焦点距離を変化させる
レンズをマイコンMPU2からの制御信号に応じて駆動
する。SHCはシャッタ駆動部であり、マイコンMPU
2は該シャッタ駆動部SHCからの駆動信号をモニタし
ながらシャッタの制御を行う。FMはフィルム給送駆動
部であり、マイコンMPU2は該フィルム給送駆動部F
Mからの駆動信号をモニタしながらフィルム給送の制御
を行う。
【0028】図4は、上記構成におけるカメラの動作を
示すフローチャートである。
【0029】ステップ(401)はカメラが非撮影待機
状態(OFF)であり、マイコンMPU2がホールドさ
れている状態である。この状態のカメラを撮影待機状態
(ON)にするには、特定のスイッチ操作に同期して出
力されるウェイクアップ信号をマイコンMPU2に入力
することが必要で、このウェイクアップ信号を出すこと
ができるスイッチとして、メインSW,SW1,SW2
等がある。
【0030】これらのスイッチが操作されると、ウェイ
クアップ信号がスイッチ操作に同期してマイコンMPU
2に入力され、マイコンMPU2をホールド状態から起
す。起されたマイコンMPU2は何のスイッチで起され
たのかをステップ(402)以降で確認する。
【0031】ステップ(402)ではメインSWの状態
を確認し、メインSWがONならばステップ(406)
のルーティンに進み、OFFならばステップ(403)
に進む。ステップ(403)では、スイッチSW1の状
態を確認し、該スイッチSW1がONならば、そのまま
次に進み、OFFならばステップ(401)のマイコン
MPU2ホールドに戻る。ステップ(404)では、ス
イッチSW2の状態を確認し、該スイッチSW2がON
ならばステップ(405)に進み、OFFならばステッ
プ(401)のマイコンホールドに戻る。
【0032】なお、このメインSW以外のスイッチでマ
イコンMPU2がホールド状態から起された場合には、
その回数を記憶しておき、所定回数以上になったらメイ
ンSW以外のスイッチではマイコンMPU2をホールド
状態から起すことができなくする。
【0033】ステップ(405)はメインSW以外のス
イッチで電源がONされたことをチェックしておくため
にフラグMSWをセットしておくもので、フラグのセッ
ト後、ステップ(406)に進む。
【0034】ステップ(406)では、バリアを開いて
カメラを撮影待機状態にし、撮影待機状態になった時点
で、フラグMSWの状態をステップ(407)で確認し
て、セットされていなければステップ(413)に進
む。一方、セットされていればステップ(408)でス
イッチSW2の操作状態の確認を行う。続いてステップ
(408)でスイッチSW2がONならば後述のステッ
プ(418)以降の動作を行う。また、OFFならばス
テップ(409)に進み、タイマカウントを行う。
【0035】このタイマカウント開始後、スイッチの操
作状態の確認をステップ(410)で行う。このスイッ
チ操作の確認では、同一スイッチ、例えばスイッチSW
1でマイコンMPU2がホールド状態から起され、その
後もスイッチSW1等が操作され続け、タイマがオーバ
ーフローした場合、ステップ(414)にて誤操作によ
って電源がONされたと判断し、ステップ(415)で
フラグMSWをリセットし、次のステップ(416)で
上記のタイマのカウントを中止して続くステップ(41
7)でバリアを閉じてステップ(201)のホールド状
態に戻る。
【0036】また、ステップ(410)のスイッチの操
作状態の確認において、バリア開後に違うスイッチが操
作された場合においては、フラグMSWをステップ(4
11)にてリセットしてから、タイマのカウントを中止
し、各種操作スイッチの待機状態(SW_WAIT)で
あるステップ(413)へ進む。
【0037】上記ステップ(408)でスイッチSW2
がONであることを判断した場合には前述した様にステ
ップ(418)へ進み、ここでフラグMSWをリセット
し、次のステップ(419)でタイマを止め、その後ス
テップ(420)で測距・測光を行い、ステップ(42
1)でそれらの結果を基にしたレリーズ動作を行い、一
連のレリーズのシーケンスが終了した場合には、ステッ
プ(413)のSW_WAITに入る。
【0038】(第3の実施例)図3は、本発明の第2の
実施例におけるカメラの概略構成を示すブロック図であ
る。
【0039】図3において、MPU3はカメラに内蔵さ
れている中央演算装置であり、不図示のRAM,RO
M,ADCを含むマイコンである。このマイコンMPU
3には、電源をON/OFFするスイッチ(メインS
W)や鏡筒をテレ側やワイド側に駆動するスイッチ(テ
レSWとワイドSW)、レリーズするためのスイッチS
W1,SW2等、そして、マイコンMPU3をホールド
された状態から起すためのウェイクアップ信号を出力す
るウェイクアップ信号発生部WUP3が接続されてい
る。
【0040】前記ウェイクアップ信号発生部WUP3
は、上記一部のスイッチ操作に同期し、マイコンMPU
3のホールド状態を解除するためのウェイクアップ信号
を出力する。
【0041】AFS,AFCは測距センサと測距制御部
であり、マイコンMPU3からの命令に応じて、測距制
御部AFCが測距センサAFSを制御して得られる測距
データを取り込み、そのデータを演算して測距結果とし
てマイコンMPU3に通信する。ALSは測光センサで
あり、該測光センサALSからの出力をマイコンMPU
3は取り込み、AD変換して適正露光量を演算する。
【0042】LMはレンズ駆動部であり、焦点調節用の
レンズをマイコンMPU3からの制御信号に応じて駆動
する。ZMは鏡筒駆動部であり、焦点距離を変化させる
レンズをマイコンMPU3からの制御信号に応じて駆動
する。SHCはシャッタ駆動部であり、マイコンMPU
3は該シャッタ駆動部SHCからの駆動信号をモニタし
ながらシャッタの制御を行う。FMはフィルム給送駆動
部であり、マイコンMPU3は該フィルム給送駆動部F
Mからの駆動信号をモニタしながらフィルム給送の制御
を行う。
【0043】図6は、上記構成におけるカメラの動作を
示すフローチャートである。
【0044】ステップ(601)はカメラが非撮影待機
状態(OFF)で、マイコンMPU3がホールドされて
いる状態である。この状態のカメラを撮影待機状態(O
N)にするには、特定のスイッチ操作に同期して出力さ
れるウェイクアップ信号をマイコンMPU3に入力する
ことが必要で、このウェイクアップ信号を出すことがで
きるスイッチとして、メインSW,SW1等がある。
【0045】これら何れかのスイッチが操作されると、
ウェイクアップ信号がスイッチ操作に同期してマイコン
MPU3に入力し、マイコンMPU3をホールド状態か
ら起す。起されたマイコンMPU3は何のスイッチで起
されたのかをステップ(602)以降で確認する。
【0046】ステップ(602)では、メインSWの状
態を確認し、メインSWがONならばステップ(61
3)のルーティンに進み、OFFならばステップ(60
3)に進む。ステップ(603)では、スイッチSW1
の状態を確認し、ONならばステップ(604)に進
み、OFFならばステップ(601)のマイコンホール
ドに戻る。
【0047】ステップ(604)では、タイマのカウン
トを行い、ステップ(605)では、タイマカウント中
のスイッチSW1の操作回数Nの確認を行い、所定回数
n以上スイッチSW1が操作された場合にはステップ
(606)に進み、そうでない場合にはステップ(60
9)に進む。
【0048】ステップ(606)では、スイッチSW1
の操作回数Nをリセットし、ステップ(607)でタイ
マを止め、ステップ(608)でメインSW以外のスイ
ッチで電源がONされたことをチェックするためのフラ
グMSWをセットし、セット後、ステップ(613)に
進む。
【0049】また、ステップ(609)では、タイマオ
ーバーかどうかを確認し、タイマオーバーしていれば、
スイッチSW1操作回数Nをステップ(611)でリセ
ットし、タイマを止めて、ステップ(612)からマイ
コンホールド状態となるステップ(601)に戻る。
【0050】なお、タイマオーバーした場合には、その
タイマオーバーした回数をマイコンMPU3に記憶して
おき、それが所定回数以上になった場合は、メインSW
以外のスイッチでは該マイコンMPU3をホールド状態
から起すことができなくする。
【0051】また、上記ステップ(609)においてタ
イマオーバーしていなければ、ステップ(610)でス
イッチSW1操作回数Nに1を足してからステップ(6
01)に戻る。
【0052】ステップ(613)では、バリアを開いて
カメラを撮影待機状態にし、撮影待機状態になった時点
で、フラグMSWの状態をステップ(614)で確認し
て、セットされていなければステップ(619)に進
む。一方、セットされていればステップ(615)でタ
イマのカウントを行い、ステップ(616)に進む。
【0053】ステップ(616)では、メインSW以外
のスイッチで電源ONされた場合の操作スイッチを監視
するもので、同一スイッチ、例えばスイッチSW1でマ
イコンMPU3がホールド状態から起され、その後もス
イッチSW1等が操作され続けているような場合にはス
テップ(620)に進み、逆に、スイッチSW1以外の
モード設定SW等が操作されている場合には、ステップ
(617)に進む。これは、同一スイッチが操作されて
いる場合には誤操作によるものと判断して、安全機構を
作動させるためである。
【0054】ステップ(620)では、タイマオーバー
かどうかを確認し、タイマオーバーしていれば、ステッ
プ(621)でフラグMSWをリセットし、タイマを止
めてステップ(622)からステップ(623)のバリ
ア閉動作を行って、ステップ(601)のマイコンホー
ルドに戻る。また、ステップ(620)でタイマオーバ
ーしていなければ、ステップ(615)に戻り、タイマ
カウントを繰返す。
【0055】また、ステップ(617)では、フラグM
SWをリセットし、ステップ(618)でタイマを止
め、各種操作SWの待機状態であるSW_WAITのス
テップ(619)に進む。
【0056】以上の各実施例によれば、カメラが非撮影
待機状態にある場合に、メイン(電源)スイッチ以外の
所定の操作スイッチ(例えば、スイッチSW1,SW2
やテレSW等)を操作することによって、所定の条件下
においてカメラを撮影待機状態にすることができ、その
後、その操作スイッチに応じた所定の動作をすること
で、既存のシステムを流用して、電源スイッチを入れ忘
れた場合であっても、シャッタチャンスを逃すことなく
意図した撮影を行うことが可能となる。
【0057】(発明と実施例の対応)本実施例におい
て、スイッチSW1,SW2、ワイド,テレスイッチ、
モード設定スイッチが本発明の複数の操作スイッチに相
当し、マイコンMPU1,MPU2,MPU3及びウェ
イクアップ信号発生部WUPが本発明の制御手段に相当
する。
【0058】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施
例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなもの
であってもよいことは言うまでもない。
【0059】(変形例)本発明は、一眼レフカメラ,レ
ンズシャッタカメラ,ビデオカメラ等のカメラに適用し
た場合を述べているが、その他の光学機器や他の装置、
更には構成ユニットとしても適用することができるもの
である。
【0060】更に、本発明は、以上の各実施例、又はそ
れらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
該カメラが非撮影待機状態時に、メインスイッチ以外の
操作スイッチの何れかが操作されることにより、該操作
スイッチが適正に行われたものか否かを調べ、適正に行
われたと判断できれば該カメラを撮影待機状態にする制
御手段を設け、メインスイッチにより撮影待機状態に設
定されていなくとも、メインスイッチ以外の操作スイッ
チ、例えばスイッチSW1が操作されると、該スイッチ
SW1が誤操作によるものでないかどうかを調べ、つま
り例えば、測光,測距動作を行い、その結果が“至近で
かつ暗い”場合は、カメラがケースに収納されたままで
誤操作されたものと判別し、非撮影待機状態を保持する
が、それ以外の場合は適正な操作がなされたとして、該
カメラを直ちに撮影待機状態にし、その後の操作スイッ
チに対応した動作を可能な状態にするようにしている。
【0062】よって、メインスイッチの入れ忘れ時の操
作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるカメラの動作を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例におけるカメラの構成を
示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例におけるカメラの動作を
示すフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施例におけるカメラの構成を
示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施例におけるカメラの動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
MPU1,MPU2,MPU3 マイコン SW1,SW2 スイッチ WUP1,WUP2,WUP3 ウェイクアップ信号発
生部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影待機状態と非撮影待機状態にするメ
    インスイッチと、撮影待機状態にある際に操作される所
    定の動作を開始させる為の複数の操作スイッチとを備え
    たカメラにおいて、該カメラが非撮影待機状態時に、前
    記メインスイッチ以外の前記操作スイッチの何れかが操
    作されることにより、該操作スイッチが適正に行われた
    ものか否かを調べ、適正に行われたと判断できれば該カ
    メラを撮影待機状態に設定する制御手段を設けたことを
    特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、カメラが非撮影待機状
    態時に、メインスイッチ以外の前記操作スイッチの何れ
    かが操作されることにより、測光,測距動作を行い、そ
    の結果に応じて該操作スイッチが適正に行われたものか
    否かを判別する手段であることを特徴とする請求項1記
    載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、該カメラを撮影待機状
    態に設定した後、操作される前記何れかの操作スイッチ
    に応じた所定の動作を実行する手段であることを特徴と
    する請求項1又は2記載のカメラ。
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