JPH08298178A - スパークプラグ及びその製造方法 - Google Patents
スパークプラグ及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH08298178A JPH08298178A JP7103910A JP10391095A JPH08298178A JP H08298178 A JPH08298178 A JP H08298178A JP 7103910 A JP7103910 A JP 7103910A JP 10391095 A JP10391095 A JP 10391095A JP H08298178 A JPH08298178 A JP H08298178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistant
- spark
- precious metal
- corrosion
- metal member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
- Spark Plugs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐火花消耗電極材を外側電極に使用したスパ
ークプラグの提供。 【構成】 耐火花消耗電極材３１を耐蝕性非貴金属製部
材３２に接合して複合電極チップとし、その耐蝕性非貴
金属製部材３２側を外側電極３の火花放電間隙側に溶接
する。耐火花消耗電極材３１を予め耐蝕性非貴金属製部
材３２に接合するため、ＴＩＧ溶接或いはレーザ溶接等
の溶融接合法を用いることができ、接合強度を確保でき
る。また、耐蝕性非貴金属製部材３２を接合が容易なＮ
ｉ合金やＣｕの複合合金からなる外側電極３と接合させ
るため、外側電極３の平面状の部位であっても通常の溶
接によって確実に接合させることができる。
ークプラグの提供。 【構成】 耐火花消耗電極材３１を耐蝕性非貴金属製部
材３２に接合して複合電極チップとし、その耐蝕性非貴
金属製部材３２側を外側電極３の火花放電間隙側に溶接
する。耐火花消耗電極材３１を予め耐蝕性非貴金属製部
材３２に接合するため、ＴＩＧ溶接或いはレーザ溶接等
の溶融接合法を用いることができ、接合強度を確保でき
る。また、耐蝕性非貴金属製部材３２を接合が容易なＮ
ｉ合金やＣｕの複合合金からなる外側電極３と接合させ
るため、外側電極３の平面状の部位であっても通常の溶
接によって確実に接合させることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のスパークプ
ラグに関する。
ラグに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、内燃機関のスパークプラグとし
て、Ｉｒを含んだ白金合金、Ｙ2 Ｏ3 等の希土類元素酸
化物を少量添加したＩｒ、Ｗを含む合金などの耐火花消
耗電極材を中心電極の先端部に設けて、耐久性を向上さ
せたものがある。これらのものでは、耐火花消耗電極材
が難溶接性材であるため、中心電極の母材としての耐蝕
性非貴金属製部材（例えばＣｒを含んだＮｉ合金）に耐
火花消耗電極材を接合する際には、十分な接合強度を確
保するために、ＴＩＧ溶接またはレーザ溶接によって溶
融接合している。
て、Ｉｒを含んだ白金合金、Ｙ2 Ｏ3 等の希土類元素酸
化物を少量添加したＩｒ、Ｗを含む合金などの耐火花消
耗電極材を中心電極の先端部に設けて、耐久性を向上さ
せたものがある。これらのものでは、耐火花消耗電極材
が難溶接性材であるため、中心電極の母材としての耐蝕
性非貴金属製部材（例えばＣｒを含んだＮｉ合金）に耐
火花消耗電極材を接合する際には、十分な接合強度を確
保するために、ＴＩＧ溶接またはレーザ溶接によって溶
融接合している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、耐火花消
耗電極材を用いるとスパークプラグの耐久性が向上する
ため、耐火花消耗電極材を外側電極にも用いることが望
まれる。しかし、外側電極の火花放電部は平面を呈して
いるものが多く、こうした平面状の火花放電部を形成し
た外側電極に、十分な接合強度が得られるＴＩＧ溶接ま
たはレーザ溶接によって耐火花消耗電極材を溶融接合す
ることは困難である。このため、耐火花消耗電極材を十
分な接合強度を持たせて外側電極に接合させることがで
きないという問題がある。
耗電極材を用いるとスパークプラグの耐久性が向上する
ため、耐火花消耗電極材を外側電極にも用いることが望
まれる。しかし、外側電極の火花放電部は平面を呈して
いるものが多く、こうした平面状の火花放電部を形成し
た外側電極に、十分な接合強度が得られるＴＩＧ溶接ま
たはレーザ溶接によって耐火花消耗電極材を溶融接合す
ることは困難である。このため、耐火花消耗電極材を十
分な接合強度を持たせて外側電極に接合させることがで
きないという問題がある。
【０００４】本発明は、耐火花消耗電極材を外側電極に
も用いることによってスパークプラグの耐久性の向上を
図ることを目的とする。
も用いることによってスパークプラグの耐久性の向上を
図ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項１は、
中心電極および外側電極の少なくとも一方の先端に、耐
火花消耗電極材を設けたスパークプラグの製造方法にお
いて、棒状の耐蝕性非貴金属製部材の先端に、チップ状
の耐火花消耗電極材を接合する第１工程と、該第１工程
により得られた複合電極材の前記耐蝕性非貴金属製部材
を適当寸法にカットする第２工程と、該第２工程により
得られた複合電極チップの前記耐蝕性非貴金属製部材側
を、Ｎｉ合金外皮とＣｕ或いはＣｕ合金芯部の複合金属
からなる中心電極の先端、又はＮｉ合金或いはＮｉ合金
外皮とＣｕ若しくはＣｕ合金芯部の複合金属からなる外
側電極の火花放電間隙側に溶接する第３工程とを含んだ
ことを技術的手段とする。
中心電極および外側電極の少なくとも一方の先端に、耐
火花消耗電極材を設けたスパークプラグの製造方法にお
いて、棒状の耐蝕性非貴金属製部材の先端に、チップ状
の耐火花消耗電極材を接合する第１工程と、該第１工程
により得られた複合電極材の前記耐蝕性非貴金属製部材
を適当寸法にカットする第２工程と、該第２工程により
得られた複合電極チップの前記耐蝕性非貴金属製部材側
を、Ｎｉ合金外皮とＣｕ或いはＣｕ合金芯部の複合金属
からなる中心電極の先端、又はＮｉ合金或いはＮｉ合金
外皮とＣｕ若しくはＣｕ合金芯部の複合金属からなる外
側電極の火花放電間隙側に溶接する第３工程とを含んだ
ことを技術的手段とする。
【０００６】請求項２のスパークプラグの製造方法は、
請求項１または２において、前記耐火花消耗電極材と前
記耐蝕性非貴金属製部材との溶接がＴＩＧ溶接或いはレ
ーザ溶接等の溶融接合法によることを技術的手段とす
る。請求項３のスパークプラグの製造方法は、請求項
１、２において、前記耐蝕性非貴金属製部材の径を前記
耐火花消耗電極材の径より少し大きくしたことを技術的
手段とする。
請求項１または２において、前記耐火花消耗電極材と前
記耐蝕性非貴金属製部材との溶接がＴＩＧ溶接或いはレ
ーザ溶接等の溶融接合法によることを技術的手段とす
る。請求項３のスパークプラグの製造方法は、請求項
１、２において、前記耐蝕性非貴金属製部材の径を前記
耐火花消耗電極材の径より少し大きくしたことを技術的
手段とする。
【０００７】請求項４のスパークプラグは、前記耐火花
消耗電極材として、２０重量％以上のＩｒを含んだ白金
合金、希土類元素酸化物を５重量％以下含んだＩｒ合
金、９５重量％以上のＷからなる合金のいずれかよりな
るチップを前記耐蝕性非貴金属製部材に接合してなるこ
とを技術的手段とする。請求項５のスパークプラグは、
前記耐蝕性非貴金属製部材として、１３重量％以上のＣ
ｒを含んだＮｉ合金を使用したことを技術的手段とす
る。
消耗電極材として、２０重量％以上のＩｒを含んだ白金
合金、希土類元素酸化物を５重量％以下含んだＩｒ合
金、９５重量％以上のＷからなる合金のいずれかよりな
るチップを前記耐蝕性非貴金属製部材に接合してなるこ
とを技術的手段とする。請求項５のスパークプラグは、
前記耐蝕性非貴金属製部材として、１３重量％以上のＣ
ｒを含んだＮｉ合金を使用したことを技術的手段とす
る。
【０００８】
【作用】本発明は、請求項１では、スパークプラグの製
造方法において、第１工程として、棒状の耐蝕性非貴金
属製部材の先端にチップ状の耐火花消耗電極材を接合す
る。この工程では、棒状の耐蝕性非貴金属製部材とチッ
プ状の耐火花消耗電極材との接合を行うため、接合方法
として、接合部の全周囲から熱を与える溶接を用いるこ
とができるため、ＴＩＧ溶接或いはレーザ溶接等の溶融
接合法を用いることができ、それによって難溶接性の耐
火花消耗電極材と耐蝕性非貴金属製部材とを十分な接合
強度で溶接させることができる。
造方法において、第１工程として、棒状の耐蝕性非貴金
属製部材の先端にチップ状の耐火花消耗電極材を接合す
る。この工程では、棒状の耐蝕性非貴金属製部材とチッ
プ状の耐火花消耗電極材との接合を行うため、接合方法
として、接合部の全周囲から熱を与える溶接を用いるこ
とができるため、ＴＩＧ溶接或いはレーザ溶接等の溶融
接合法を用いることができ、それによって難溶接性の耐
火花消耗電極材と耐蝕性非貴金属製部材とを十分な接合
強度で溶接させることができる。
【０００９】第１工程で耐火花消耗電極材と耐蝕性非貴
金属製部材とが接合された複合電極材の耐蝕性非貴金属
製部材を適当寸法にカットする第２工程の後、第３工程
では、第２工程により得られた複合電極チップの耐蝕性
非貴金属製部材側を、Ｎｉ合金とＣｕ或いはＣｕ合金の
複合金属からなる中心電極の先端、又はＮｉ合金或いは
Ｎｉ合金とＣｕ若しくはＣｕ合金の複合金属からなる外
側電極の火花放電間隙側に溶接する。ここで、中心電極
あるいは外側電極の材質は、耐蝕性非貴金属製部材との
接合が容易なＮｉ合金或いはＮｉ合金外皮とＣｕ或いは
Ｃｕ合金芯部の複合金属であるため、特に接合強度の大
きなＴＩＧ溶接或いはレーザ溶接等の溶融接合法を用い
なくて、通常の抵抗溶接によって十分な接合強度が確保
できる。従って、外側電極のように平面状の部位での接
合であっても、耐蝕性非貴金属製部材を確実に接合する
ことができる。
金属製部材とが接合された複合電極材の耐蝕性非貴金属
製部材を適当寸法にカットする第２工程の後、第３工程
では、第２工程により得られた複合電極チップの耐蝕性
非貴金属製部材側を、Ｎｉ合金とＣｕ或いはＣｕ合金の
複合金属からなる中心電極の先端、又はＮｉ合金或いは
Ｎｉ合金とＣｕ若しくはＣｕ合金の複合金属からなる外
側電極の火花放電間隙側に溶接する。ここで、中心電極
あるいは外側電極の材質は、耐蝕性非貴金属製部材との
接合が容易なＮｉ合金或いはＮｉ合金外皮とＣｕ或いは
Ｃｕ合金芯部の複合金属であるため、特に接合強度の大
きなＴＩＧ溶接或いはレーザ溶接等の溶融接合法を用い
なくて、通常の抵抗溶接によって十分な接合強度が確保
できる。従って、外側電極のように平面状の部位での接
合であっても、耐蝕性非貴金属製部材を確実に接合する
ことができる。
【００１０】請求項２では、耐火花消耗電極材と耐蝕性
非貴金属製部材との溶接を、ＴＩＧ溶接或いはレーザ溶
接等の溶融接合法によって行う。従って、難溶接性の耐
火花消耗電極材と耐蝕性非貴金属製部材とを十分な強度
で接合することができる。請求項３では、耐蝕性非貴金
属製部材の径を耐火花消耗電極材の径より大きくしたた
め、複合電極チップの耐火花消耗電極材側を、中心電極
或いは外側電極に溶接する際に、作業がし易い。請求項
５では、耐蝕性非貴金属製部材として、１３重量％以上
のＣｒを含んだＮｉ合金を使用しているため、中心電極
あるいは外側電極と複合電極チップの耐蝕性非貴金属製
部材側との溶接を、通常の抵抗溶接等によって確実に行
うことができる。
非貴金属製部材との溶接を、ＴＩＧ溶接或いはレーザ溶
接等の溶融接合法によって行う。従って、難溶接性の耐
火花消耗電極材と耐蝕性非貴金属製部材とを十分な強度
で接合することができる。請求項３では、耐蝕性非貴金
属製部材の径を耐火花消耗電極材の径より大きくしたた
め、複合電極チップの耐火花消耗電極材側を、中心電極
或いは外側電極に溶接する際に、作業がし易い。請求項
５では、耐蝕性非貴金属製部材として、１３重量％以上
のＣｒを含んだＮｉ合金を使用しているため、中心電極
あるいは外側電極と複合電極チップの耐蝕性非貴金属製
部材側との溶接を、通常の抵抗溶接等によって確実に行
うことができる。
【００１１】
【発明の効果】本発明は、棒状の耐蝕性非貴金属製部材
とチップ状の耐火花消耗電極材との接合を行うため、接
合方法として、接合部の全周囲から熱を与える溶接を用
いることができるため、ＴＩＧ溶接或いはレーザ溶接等
の溶融接合法を用いることができ、それによって難溶接
性の耐火花消耗電極材と耐蝕性非貴金属製部材とを十分
な接合強度で溶接させることができる。また、中心電極
あるいは外側電極の材質は、耐蝕性非貴金属製部材との
接合が容易なＮｉ合金或いはＮｉ合金外皮とＣｕ若しく
はＣｕ合金芯部の複合金属であるため、特に接合強度の
大きなＴＩＧ溶接或いはレーザ溶接等の溶融接合法を用
いなくて、通常の抵抗溶接によって十分な接合強度が確
保できる。従って、外側電極のように平面状の部位での
接合であっても、耐蝕性非貴金属製部材を確実に接合す
ることができる。
とチップ状の耐火花消耗電極材との接合を行うため、接
合方法として、接合部の全周囲から熱を与える溶接を用
いることができるため、ＴＩＧ溶接或いはレーザ溶接等
の溶融接合法を用いることができ、それによって難溶接
性の耐火花消耗電極材と耐蝕性非貴金属製部材とを十分
な接合強度で溶接させることができる。また、中心電極
あるいは外側電極の材質は、耐蝕性非貴金属製部材との
接合が容易なＮｉ合金或いはＮｉ合金外皮とＣｕ若しく
はＣｕ合金芯部の複合金属であるため、特に接合強度の
大きなＴＩＧ溶接或いはレーザ溶接等の溶融接合法を用
いなくて、通常の抵抗溶接によって十分な接合強度が確
保できる。従って、外側電極のように平面状の部位での
接合であっても、耐蝕性非貴金属製部材を確実に接合す
ることができる。
【００１２】
【実施例】次に本発明を図に示す実施例に基づいて説明
する。図１は、本発明の第１実施例を示すスパークプラ
グ１を示すもので、Ｎｉ合金外皮２ａとＣｕ或いはＣｕ
合金芯部２ｂの複合金属からなる中心電極２の先端と、
無垢のＮｉ合金或いはＮｉ合金外皮３ａとＣｕ若しくは
Ｃｕ合金芯部３ｂの複合金属からなる外側電極３の火花
放電間隙側に、それぞれ耐火花消耗電極材２１、３１
が、それぞれ耐蝕性非貴金属製部材２２、３２を介して
設けられている。
する。図１は、本発明の第１実施例を示すスパークプラ
グ１を示すもので、Ｎｉ合金外皮２ａとＣｕ或いはＣｕ
合金芯部２ｂの複合金属からなる中心電極２の先端と、
無垢のＮｉ合金或いはＮｉ合金外皮３ａとＣｕ若しくは
Ｃｕ合金芯部３ｂの複合金属からなる外側電極３の火花
放電間隙側に、それぞれ耐火花消耗電極材２１、３１
が、それぞれ耐蝕性非貴金属製部材２２、３２を介して
設けられている。
【００１３】耐火花消耗電極材２１、３１は、例えば、
２０重量％以上のＩｒ（イリジウム）を含んだ白金合
金、Ｙ2 Ｏ3 等の希土類元素酸化物を５重量％以下含有
した９５重量％以上のＩｒからなる合金、或いはＰｔ、
Ｒｕ、Ｒｈを５重量％含有した９５重量％以上のＷ（タ
ングステン）からなる合金等の貴金属からなる。一方、
耐蝕性非貴金属製部材２２、３２は、例えば、耐熱性、
耐蝕性の優れた１３重量％以上のＣｒを含んだＮｉ合金
が好ましいが、その他、熱伝導性の良好な純Ｎｉ或いは
Ｓｉ、Ｍｎ、Ｃｒ、Ａｌ等の総添加量１０％以下のＮｉ
合金を用いることができる。
２０重量％以上のＩｒ（イリジウム）を含んだ白金合
金、Ｙ2 Ｏ3 等の希土類元素酸化物を５重量％以下含有
した９５重量％以上のＩｒからなる合金、或いはＰｔ、
Ｒｕ、Ｒｈを５重量％含有した９５重量％以上のＷ（タ
ングステン）からなる合金等の貴金属からなる。一方、
耐蝕性非貴金属製部材２２、３２は、例えば、耐熱性、
耐蝕性の優れた１３重量％以上のＣｒを含んだＮｉ合金
が好ましいが、その他、熱伝導性の良好な純Ｎｉ或いは
Ｓｉ、Ｍｎ、Ｃｒ、Ａｌ等の総添加量１０％以下のＮｉ
合金を用いることができる。
【００１４】以上の耐火花消耗電極材２１、３１および
耐蝕性非貴金属製部材２２、３２を有する本実施例のス
パークプラグ１は、以下の方法により製造される。 （１）円柱状の耐火花消耗電極材などをあらかじめ円板
形状に切断して、チップ状耐火花消耗電極材１１を形成
しておく。
耐蝕性非貴金属製部材２２、３２を有する本実施例のス
パークプラグ１は、以下の方法により製造される。 （１）円柱状の耐火花消耗電極材などをあらかじめ円板
形状に切断して、チップ状耐火花消耗電極材１１を形成
しておく。
【００１５】（２）図２に示すように、その径が上記の
チップ状耐火花消耗電極材１１の径より少し大きく設定
された円柱棒状の耐蝕性非貴金属製部材１２の上部に、
チップ状耐火花消耗電極材１１を載せて、ＴＩＧ溶接或
いはレーザ溶接等の溶融接合法によって接合する。ここ
で、耐蝕性非貴金属製部材１２の径がチップ状耐火花消
耗電極材１１の径より大きいため、図２に示すように、
ＴＩＧ溶接或いはレーザ溶接等の溶接のためのビームＢ
を、接合部の斜め上方から接合面に向けて照射し、耐蝕
性非貴金属製部材１２を回転させることによって、チッ
プ状耐火花消耗電極材１１と耐蝕性非貴金属製部材１２
とを十分に溶融させて、その接合を確実なものにするこ
とができる。
チップ状耐火花消耗電極材１１の径より少し大きく設定
された円柱棒状の耐蝕性非貴金属製部材１２の上部に、
チップ状耐火花消耗電極材１１を載せて、ＴＩＧ溶接或
いはレーザ溶接等の溶融接合法によって接合する。ここ
で、耐蝕性非貴金属製部材１２の径がチップ状耐火花消
耗電極材１１の径より大きいため、図２に示すように、
ＴＩＧ溶接或いはレーザ溶接等の溶接のためのビームＢ
を、接合部の斜め上方から接合面に向けて照射し、耐蝕
性非貴金属製部材１２を回転させることによって、チッ
プ状耐火花消耗電極材１１と耐蝕性非貴金属製部材１２
とを十分に溶融させて、その接合を確実なものにするこ
とができる。
【００１６】（３）図３に示すように、チップ状耐火花
消耗電極材１１と耐蝕性非貴金属製部材１２とが接合さ
れた複合電極材を、カッター４０によって適当寸法に切
断して、図４に示すような複合電極チップ１３を形成す
る。なお、この複合電極チップ１３は、使用されるスパ
ークプラグ１の火花放電ギャップの数に応じた数だけ必
要である。
消耗電極材１１と耐蝕性非貴金属製部材１２とが接合さ
れた複合電極材を、カッター４０によって適当寸法に切
断して、図４に示すような複合電極チップ１３を形成す
る。なお、この複合電極チップ１３は、使用されるスパ
ークプラグ１の火花放電ギャップの数に応じた数だけ必
要である。
【００１７】（４）図５に示すように、複合電極チップ
１３の耐蝕性非貴金属製部材１２側を中心電極２の先端
面に配置して抵抗溶接によって接合し、中心電極２の先
端に耐火花消耗電極材１１を設ける。 （５）図６に示すように、複合電極チップ１３が接合さ
れた中心電極２を端子金具４等ともに絶縁体５内に組み
込む。 （６）図７に示すように、先端に外側電極３が溶接され
た主体金具６内に組み込んで固定する。この時点では、
外側電極３は、まだ直線状であり火花放電ギャップを形
成していない。
１３の耐蝕性非貴金属製部材１２側を中心電極２の先端
面に配置して抵抗溶接によって接合し、中心電極２の先
端に耐火花消耗電極材１１を設ける。 （５）図６に示すように、複合電極チップ１３が接合さ
れた中心電極２を端子金具４等ともに絶縁体５内に組み
込む。 （６）図７に示すように、先端に外側電極３が溶接され
た主体金具６内に組み込んで固定する。この時点では、
外側電極３は、まだ直線状であり火花放電ギャップを形
成していない。
【００１８】（７）図８に示すように、複合電極チップ
１３の耐蝕性非貴金属製部材１２側を直状の外側電極３
の火花放電ギャップ側の表面に載せ、抵抗溶接によって
接合する。 （８）複合電極チップ１３が接合された外側電極３を治
具によって内方に曲折させて、図１に示すように、中心
電極２との間で、火花放電ギャップを形成する。
１３の耐蝕性非貴金属製部材１２側を直状の外側電極３
の火花放電ギャップ側の表面に載せ、抵抗溶接によって
接合する。 （８）複合電極チップ１３が接合された外側電極３を治
具によって内方に曲折させて、図１に示すように、中心
電極２との間で、火花放電ギャップを形成する。
【００１９】図９に、本発明の変形例を示す。この実施
例では、外側電極３の先端に複合電極チップ１３が接合
され、外側電極３は、中心電極２の両側に設けられてい
る。なお、中心電極２の周囲には、他の方法によって耐
蝕性非貴金属製部材１２を介さず直接に 耐火花消耗電
極材２１が接合されている。なお、図５に示す複合電極
チップ１３を中心電極２に接合したものであってもよ
い。
例では、外側電極３の先端に複合電極チップ１３が接合
され、外側電極３は、中心電極２の両側に設けられてい
る。なお、中心電極２の周囲には、他の方法によって耐
蝕性非貴金属製部材１２を介さず直接に 耐火花消耗電
極材２１が接合されている。なお、図５に示す複合電極
チップ１３を中心電極２に接合したものであってもよ
い。
【図１】本発明の実施例を示すスパークプラグの部分側
面図である。
面図である。
【図２】本発明のスパークプラグの製造方法におけるチ
ップ状耐火花消耗電極材と円柱状の耐蝕性非貴金属製部
材との接合方法を示す部分斜視図である。
ップ状耐火花消耗電極材と円柱状の耐蝕性非貴金属製部
材との接合方法を示す部分斜視図である。
【図３】本発明のスパークプラグの製造方法における円
柱状の耐蝕性非貴金属製部材の切断を示す側面図であ
る。
柱状の耐蝕性非貴金属製部材の切断を示す側面図であ
る。
【図４】本発明の実施例を示す複合電極チップの斜視図
である。
である。
【図５】本発明のスパークプラグの製造方法における複
合電極チップと中心電極との接合方法を示す側面図であ
る。
合電極チップと中心電極との接合方法を示す側面図であ
る。
【図６】本発明のスパークプラグの製造方法における中
心電極と絶縁体との組み付け方法を示す側面図である。
心電極と絶縁体との組み付け方法を示す側面図である。
【図７】本発明のスパークプラグの製造方法における絶
縁体と主体金具との組み付け方法を示す側面図である。
縁体と主体金具との組み付け方法を示す側面図である。
【図８】本発明のスパークプラグの製造方法における外
側電極と複合電極チップとの接合方法を示す側面図であ
る。
側電極と複合電極チップとの接合方法を示す側面図であ
る。
【図９】本発明の他の実施例を示すスパークプラグの部
分斜視図である。
分斜視図である。
１ スパークプラグ ２ 中心電極 ３ 外側電極 １１ チップ状耐火花消耗電極材（チップ状の耐火花消
耗電極材） １２ 耐蝕性非貴金属製部材（棒状の耐蝕性非貴金属製
部材） １３ 複合電極チップ ２１ 耐火花消耗電極材 ２２ 耐蝕性非貴金属製部材 ３１ 耐火花消耗電極材 ３２ 耐蝕性非貴金属製部材
耗電極材） １２ 耐蝕性非貴金属製部材（棒状の耐蝕性非貴金属製
部材） １３ 複合電極チップ ２１ 耐火花消耗電極材 ２２ 耐蝕性非貴金属製部材 ３１ 耐火花消耗電極材 ３２ 耐蝕性非貴金属製部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０１Ｔ 21/02 Ｈ０１Ｔ 21/02 // Ｂ２３Ｋ 103:08
Claims (5)
- 【請求項１】 中心電極および外側電極の少なくとも一
方の先端に、耐火花消耗電極材を設けたスパークプラグ
の製造方法において、 棒状の耐蝕性非貴金属製部材の先端に、チップ状の耐火
花消耗電極材を接合する第１工程と、 該第１工程により得られた複合電極材の前記耐蝕性非貴
金属製部材を適当寸法にカットする第２工程と、 該第２工程により得られた複合電極チップの前記耐蝕性
非貴金属製部材側を、Ｎｉ合金外皮とＣｕ或いはＣｕ合
金芯部の複合金属からなる中心電極の先端、又はＮｉ合
金或いはＮｉ合金外皮とＣｕ若しくはＣｕ合金芯部の複
合金属からなる外側電極の火花放電間隙側に溶接する第
３工程とを含んだことを特徴とするスパークプラグの製
造方法。 - 【請求項２】 前記耐火花消耗電極材と前記耐蝕性非貴
金属製部材との接合がＴＩＧ溶接或いはレーザ溶接等の
溶融接合法によることを特徴とする請求項１記載のスパ
ークプラグの製造方法。 - 【請求項３】 前記耐蝕性非貴金属製部材の径を前記耐
火花消耗電極材の径より大きくしたことを特徴とする請
求項１または２記載のスパークプラグの製造方法。 - 【請求項４】 前記耐火花消耗電極材として、 ２０重量％以上のＩｒを含んだ白金合金、 希土類元素酸化物を５重量％以下含んだＩｒ合金、 ９５重量％以上のＷからなる合金のいずれかよりなるチ
ップを前記耐蝕性非貴金属製部材に接合してなる請求項
１、２または３のいずれかに記載の製造方法により製造
されたスパークプラグ。 - 【請求項５】 前記耐蝕性非貴金属製部材として、１３
重量％以上のＣｒを含んだＮｉ合金を使用したことを特
徴とする請求項１、２及び３記載の製造方法により製造
されたスパークプラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10391095A JP3426051B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | スパークプラグの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10391095A JP3426051B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | スパークプラグの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08298178A true JPH08298178A (ja) | 1996-11-12 |
| JP3426051B2 JP3426051B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=14366588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10391095A Expired - Fee Related JP3426051B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | スパークプラグの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3426051B2 (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0936710A1 (en) * | 1998-02-16 | 1999-08-18 | Denso Corporation | Spark plug having a noble metallic firing tip bonded to an electric discharge electrode and preferably installed in an internal combustion engine |
| US6307307B1 (en) | 1998-12-21 | 2001-10-23 | Denso Corporation | Spark plug for internal combustion engine with Ir alloy molten portion outside spark discharge region |
| US6337533B1 (en) | 1998-06-05 | 2002-01-08 | Denso Corporation | Spark plug for internal combustion engine and method for manufacturing same |
| JP2002008820A (ja) * | 2000-05-23 | 2002-01-11 | Beru Ag | 貴金属補強を有する中間電極 |
| US6642638B2 (en) | 2000-07-10 | 2003-11-04 | Denso Corporation | Spark plug with Ir-alloy chip |
| US6724132B2 (en) | 2000-06-29 | 2004-04-20 | Denso Corporation | Spark plug for an engine for a cogeneration system |
| US6750598B2 (en) | 2002-02-19 | 2004-06-15 | Denso Corporation | Spark plug |
| JP2005203110A (ja) * | 2004-01-13 | 2005-07-28 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法およびスパークプラグ |
| US7086363B2 (en) | 2001-02-13 | 2006-08-08 | Denso Corporation | Spark plug and ignition apparatus using same |
| WO2009063930A1 (ja) | 2007-11-15 | 2009-05-22 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | 内燃機関用スパークプラグ |
| WO2009131134A1 (ja) * | 2008-04-23 | 2009-10-29 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグの製造方法 |
| WO2009130909A1 (ja) * | 2008-04-24 | 2009-10-29 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
| JP2009283262A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ |
| WO2011030503A1 (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-17 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
| US8052495B2 (en) | 2007-03-28 | 2011-11-08 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Method for producing spark plug by projection welding and spark plug thereof |
| JP2012089353A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Denso Corp | 内燃機関用のスパークプラグ |
| JP2013149631A (ja) * | 2009-03-31 | 2013-08-01 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10391095A patent/JP3426051B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (31)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6215235B1 (en) | 1998-02-16 | 2001-04-10 | Denso Corporation | Spark plug having a noble metallic firing tip bonded to an electric discharge electrode and preferably installed in internal combustion engine |
| EP0936710A1 (en) * | 1998-02-16 | 1999-08-18 | Denso Corporation | Spark plug having a noble metallic firing tip bonded to an electric discharge electrode and preferably installed in an internal combustion engine |
| US6337533B1 (en) | 1998-06-05 | 2002-01-08 | Denso Corporation | Spark plug for internal combustion engine and method for manufacturing same |
| US6307307B1 (en) | 1998-12-21 | 2001-10-23 | Denso Corporation | Spark plug for internal combustion engine with Ir alloy molten portion outside spark discharge region |
| US6373172B1 (en) | 1998-12-21 | 2002-04-16 | Denso Corporation | Spark plug for internal combustion engine having a straight pillar ground electrode |
| JP2002008820A (ja) * | 2000-05-23 | 2002-01-11 | Beru Ag | 貴金属補強を有する中間電極 |
| US6724132B2 (en) | 2000-06-29 | 2004-04-20 | Denso Corporation | Spark plug for an engine for a cogeneration system |
| US6642638B2 (en) | 2000-07-10 | 2003-11-04 | Denso Corporation | Spark plug with Ir-alloy chip |
| DE10133229B4 (de) * | 2000-07-10 | 2018-11-08 | Denso Corporation | Zündkerze mit Ir-Legierungsplättchen |
| US7086363B2 (en) | 2001-02-13 | 2006-08-08 | Denso Corporation | Spark plug and ignition apparatus using same |
| US7267116B2 (en) | 2001-02-13 | 2007-09-11 | Denso Corporation | Spark plug and ignition apparatus using same |
| US6750598B2 (en) | 2002-02-19 | 2004-06-15 | Denso Corporation | Spark plug |
| JP2005203110A (ja) * | 2004-01-13 | 2005-07-28 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法およびスパークプラグ |
| JP4680513B2 (ja) * | 2004-01-13 | 2011-05-11 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグの製造方法およびスパークプラグ |
| US8098004B2 (en) | 2007-03-28 | 2012-01-17 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Method for producing spark plug and spark plug |
| US8052495B2 (en) | 2007-03-28 | 2011-11-08 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Method for producing spark plug by projection welding and spark plug thereof |
| US8344604B2 (en) | 2007-11-15 | 2013-01-01 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug for internal combustion engine |
| WO2009063930A1 (ja) | 2007-11-15 | 2009-05-22 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | 内燃機関用スパークプラグ |
| US8517786B2 (en) | 2008-04-23 | 2013-08-27 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Method of producing a spark plug |
| WO2009131134A1 (ja) * | 2008-04-23 | 2009-10-29 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグの製造方法 |
| WO2009130909A1 (ja) * | 2008-04-24 | 2009-10-29 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
| US8129891B2 (en) | 2008-04-24 | 2012-03-06 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
| JP4705129B2 (ja) * | 2008-05-21 | 2011-06-22 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
| JP2009283262A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ |
| US8432091B2 (en) | 2008-05-21 | 2013-04-30 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Corrosion suppressing spark plug |
| JP2013149631A (ja) * | 2009-03-31 | 2013-08-01 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法 |
| CN102576986A (zh) * | 2009-09-11 | 2012-07-11 | 日本特殊陶业株式会社 | 火花塞 |
| JP2011060616A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ |
| US8736154B2 (en) | 2009-09-11 | 2014-05-27 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
| WO2011030503A1 (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-17 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
| JP2012089353A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Denso Corp | 内燃機関用のスパークプラグ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3426051B2 (ja) | 2003-07-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3426051B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
| JP3196601B2 (ja) | 内燃機関用スパークプラグの製造方法 | |
| JP4271379B2 (ja) | スパークプラグ | |
| EP1810382B1 (en) | Ignition device having noble metal fine wire electrodes | |
| JP4306115B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
| JP4028256B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
| JP4747464B2 (ja) | スパークプラグおよびその製造方法 | |
| JP3425973B2 (ja) | スパークプラグおよびその製造方法 | |
| JP2921524B2 (ja) | 内燃機関用スパークプラグ | |
| US7923909B2 (en) | Ignition device having an electrode with a platinum firing tip and method of construction | |
| JP2003142226A (ja) | スパークプラグ | |
| JP4402871B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
| KR20100082786A (ko) | 유도 용접 및 레이저 용접으로 보강된 점화 팁을 가진 점화 장치 및 구성 방법 | |
| JP4051264B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
| JP4104459B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
| KR20070053653A (ko) | 스파크 플러그 전극용 귀금속 팁과 그의 제조 방법 | |
| JP2853109B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
| JP2006173141A (ja) | スパークプラグ | |
| JP4017416B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
| JP4414849B2 (ja) | スパークプラグの製造方法及びスパークプラグ | |
| JP4714249B2 (ja) | スパークプラグ | |
| JPH06111919A (ja) | 内燃機関用スパークプラグの製造方法 | |
| JPH0750626B2 (ja) | スパークプラグ用電極 | |
| JPH11329667A (ja) | スパ―クプラグの製造方法及びスパ―クプラグ | |
| JP3769766B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080509 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090509 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090509 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090509 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100509 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100509 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |