JPH0829472A - 信号配線の良否検査方法 - Google Patents

信号配線の良否検査方法

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JPH0829472A
JPH0829472A JP6165043A JP16504394A JPH0829472A JP H0829472 A JPH0829472 A JP H0829472A JP 6165043 A JP6165043 A JP 6165043A JP 16504394 A JP16504394 A JP 16504394A JP H0829472 A JPH0829472 A JP H0829472A
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JP
Japan
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circuit
terminal
voltage
semiconductor
power supply
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Application number
JP6165043A
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English (en)
Inventor
Yasuji Mizuuchi
保司 水内
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路基板上の信号配線の良否検査方法に関
し、実装された半導体集積回路を破壊することなく容易
に信号配線の短絡検査を行う。 【構成】スイッチ15をオンすると、半導体回路用電源
端子(VEE端子)10に対して検査用電圧(e)が印
加されるので、この状態で信号終端用電源端子(VTT
端子)11における電圧を電圧計13を用いて測定す
る。このとき、信号配線4,5,6とVEE端子10と
の間に短絡がなかった場合には電圧測定結果が0[V]
となるが、短絡があった場合にはVEE端子10に印加
したのと同じ電圧値(e)が測定結果として得られる。
これにより、信号配線と半導体回路用電源端子(VEE
端子)との短絡検査を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号配線の良否検査方法
に係り、特に、半導体集積回路を実装する回路基板上に
設けられた信号配線の良否検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体集積回路などが実装さ
れた回路基板に設けられた信号配線の良否検査を行う場
合には、検査しようとする回路基板上の信号配線各部,
電源端子,接地端子のそれぞれにスプリングピンなどの
導電性の針を立てておき、インサーキットテスタなどを
用いて各々のピン間の抵抗値を測定することで、信号配
線各部における断線や短絡の有無を判定する、というの
が一般的であったが、近年では、回路基板の高密度化と
ともにスプリングピンを立てるスペースの確保が困難と
なってきたため、スプリングピンを使わずに信号配線の
良否検査を容易に行う手法として、バウンダリ・スキャ
ン(IEEE標準1149.1)が利用される機会が増加しつつあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たバウンダリ・スキャンによる信号配線の良否検査方法
は、あらかじめ半導体集積回路に内蔵されているテスト
用回路を利用する検査方法であり、検査を実施するため
にはこのテスト用回路に対して給電しなければならな
い。すなわち、実際には検査対象である回路基板を通し
て半導体集積回路内のテスト用回路に給電しなければな
らないので、回路基板に設けられた信号配線と電源端子
または接地端子との間に短絡があった場合には、実装さ
れた半導体集積回路を破壊してしまう危険性が大きいと
いう問題点があった。
【0004】したがって本発明の目的は、上記の問題点
を解決して、回路基板に設けられた信号配線と電源端子
または接地端子との間における短絡の有無を、実装され
ている半導体集積回路を破壊することなく、容易に検出
することのできる信号配線の良否検査方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の信号配線の良否検査方法は、半導体集積回
路を構成するすべての半導体回路について、前記半導体
回路が遮断状態を維持する検査用電圧と、前記半導体回
路の遮断電流を満足する制限電流とを有する電源・接地
短絡検出用電圧源を用いて、前記半導体集積回路の電源
端子に対して前記検査用電圧を印加するとともに前記半
導体集積回路が実装された回路基板上に設けられた信号
配線の終端部における電圧の有無を判定するか、あるい
は、前記終端部に対して前記検査用電圧を印加するとと
もに前記電源端子における電圧の有無を判定することに
より、前記電源端子と前記信号配線との間の短絡検出を
行うものである。
【0006】また、別の方法として例えば、半導体集積
回路を構成するすべての半導体回路について、前記半導
体回路が遮断状態を維持する検査用電圧と、前記半導体
回路の遮断電流を満足する制限電流とを有する電源・接
地短絡検出用電圧源を用いて、前記半導体集積回路が実
装された回路基板上に設けられた信号配線の終端部に対
して前記検査用電圧を印加するとともに接地端子と前記
終端部との間における電流の有無を判定することによ
り、前記接地端子と前記信号配線との間の短絡検出を行
うものである。
【0007】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0008】本発明の信号配線の良否検査方法では、半
導体集積回路を構成するすべての半導体回路について、
前記半導体回路が遮断状態を維持する検査用電圧と、前
記半導体回路の遮断電流を満足する制限電流とを有する
電源・接地短絡検出用電圧源を用いて、前記半導体集積
回路の電源端子に対して前記検査用電圧を印加するとと
もに前記半導体集積回路が実装された回路基板上に設け
られた信号配線の終端部における電圧の有無を判定する
か、あるいは、前記終端部に対して前記検査用電圧を印
加するとともに前記電源端子における電圧の有無を判定
することにより、前記電源端子と前記信号配線との間の
短絡検出を行うので、電源端子間の短絡によって複数の
電源端子に同時に電圧が印加されてしまったときでも、
実装された半導体回路が遮断状態を維持する検査用電圧
が供給され、半導体回路に損傷が発生することを防止で
きるとともに、終端部で電圧が検出されない場合には短
絡していないことを、一定の電圧が検出される場合には
短絡していることを、それぞれ知ることができる。
【0009】また、別の方法として例えば、半導体集積
回路を構成するすべての半導体回路について、前記半導
体回路が遮断状態を維持する検査用電圧と、前記半導体
回路の遮断電流を満足する制限電流とを有する電源・接
地短絡検出用電圧源を用いて、前記半導体集積回路が実
装された回路基板上に設けられた信号配線の終端部に対
して前記検査用電圧を印加するとともに接地端子と前記
終端部との間における電流の有無を判定することによ
り、前記接地端子と前記信号配線との間の短絡検出を行
うので、電源端子と接地端子との間の短絡によって短絡
電流が流れてしまったときでも、半導体回路の遮断電流
を満足する電流値となるように制限され、短絡部分に発
生する損傷を最小限に抑えることができるとともに、接
地端子と終端部との間に電流が検出されない場合には短
絡していないことを、一定の電流が検出される場合には
短絡していることを、それぞれ知ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の信号配線の良否検査方法の一
実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の信号配線の良否検査方法
における半導体集積回路の電源端子と検査対象の信号配
線との間の短絡検出について説明するための回路構成図
である。同図中、1は検査対象の信号配線を有する被試
験回路基板、2および3は被試験回路基板1に実装され
たECL( Emitter-Coupled-Logic)半導体IC、4,
5,6は信号配線、7および8は終端抵抗、9は接地端
子(VCC端子)、10は半導体回路用電源端子(VE
E端子)、11は終端抵抗7および8を介して信号配線
4および5が接続されている信号終端用電源端子(VT
T端子、請求項中の終端部に相当する)である。また、
12は電流制限機能を有する電圧源、13は電圧計、1
5はスイッチである。
【0012】図1において、電圧源12の出力電圧はE
CL半導体IC2および3が遮断状態を維持する範囲の
検査用電圧(e)に、電流制限値は同じく遮断電流を満
足する範囲の制限電流に、あらかじめ設定しておく。そ
して、スイッチ15をオンすると、VEE端子10に対
して検査用電圧(e)が印加されるので、この状態でV
TT端子11における電圧を電圧計13を用いて測定す
る。このとき、信号配線4,5,6とVEE端子10と
の間に短絡がなかった場合には電圧測定結果が0[V]
となるが、短絡があった場合にはVEE端子10に印加
したのと同じ電圧値(e)が測定結果として得られる。
これにより、信号配線と半導体回路用電源端子(VEE
端子)との短絡検査を行うことができる。また、図1中
の電圧源12と電圧計13の位置を入れ替えて、半導体
回路用電源端子(VEE端子)10に検査用電圧(e)
を印加し、信号終端用電源端子(VTT端子)11にお
ける電圧を測定しても、同様の短絡検査を行うことがで
きる。
【0013】図2は、本発明の信号配線の良否検査方法
における接地端子と検査対象の信号配線との間の短絡検
出について説明するための回路構成図である。同図中、
図1と同一構成部分については同一符号を記し、その説
明を省略する。また、14は電流計である。図2におい
ても、図1と同様に電圧源12の出力電圧はECL半導
体IC2および3が遮断状態を維持する範囲の検査用電
圧(e)に、電流制限値は同じく遮断電流を満足する範
囲の制限電流に、あらかじめ設定しておく。そして、ス
イッチ15をオンすると、VTT端子11に対して検査
用電圧(e)が印加されるので、この状態で接地端子
(VCC端子)9と信号終端用電源端子(VTT端子)
11との間における電流を電流計14を用いて測定す
る。このとき、信号配線4,5,6とVCC端子9との
間に短絡がなかった場合には電流測定結果が0[A]と
なるが、短絡があった場合にはVTT端子11に印加し
た電圧値(e)と終端抵抗値(r:図示なし)で決まる
電流値が測定結果として得られる。これにより、信号配
線と接地端子(VCC端子)との短絡検査を行うことが
できる。
【0014】以上のように本実施例によれば、信号配線
4,5,6の終端部である信号終端用電源端子(VTT
端子)11,半導体回路用電源端子(VEE端子)1
0,接地端子(VCC端子)9の3個所を測定系に接続
するだけで、すべての信号配線と半導体回路用電源端子
(VEE端子)10または接地端子(VCC端子)9と
の間の短絡の有無を検査することができる。また、電圧
源12の出力電圧はECL半導体IC2および3が遮断
状態を維持する範囲の検査用電圧(e)に、電流制限値
は同じく遮断電流を満足する範囲の制限電流に、あらか
じめ設定されているので、半導体回路の回り込みなどに
よる誤判定を防止するとともに、信号配線とVEE端子
10またはVCC端子9との間に短絡があった場合で
も、実装されているECL半導体ICや被試験回路基板
の損傷を防止することができる。
【0015】なお、本実施例では短絡の有無を判定する
ために電圧計および電流計を用いたが、電圧または電流
の有無のみを検出する閾値判定のみが可能なものを用い
て短絡の有無を判定してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明の信
号配線の良否検査方法によれば、半導体集積回路を構成
するすべての半導体回路について、前記半導体回路が遮
断状態を維持する検査用電圧と、前記半導体回路の遮断
電流を満足する制限電流とを有する電源・接地短絡検出
用電圧源を用いて、前記半導体集積回路の電源端子に対
して前記検査用電圧を印加するとともに前記半導体集積
回路が実装された回路基板上に設けられた信号配線の終
端部における電圧の有無を判定するか、あるいは、前記
終端部に対して前記検査用電圧を印加するとともに前記
電源端子における電圧の有無を判定することにより、前
記電源端子と前記信号配線との間の短絡検出を行うの
で、電源端子間の短絡によって複数の電源端子に同時に
電圧が印加されてしまったときでも、実装された半導体
回路が遮断状態を維持する検査用電圧が供給され、半導
体回路に損傷が発生することを防止できるとともに、終
端部で電圧が検出されない場合には短絡していないこと
を、一定の電圧が検出される場合には短絡していること
を、それぞれ知ることができるという効果が得られる。
【0017】また、別の方法として例えば、半導体集積
回路を構成するすべての半導体回路について、前記半導
体回路が遮断状態を維持する検査用電圧と、前記半導体
回路の遮断電流を満足する制限電流とを有する電源・接
地短絡検出用電圧源を用いて、前記半導体集積回路が実
装された回路基板上に設けられた信号配線の終端部に対
して前記検査用電圧を印加するとともに接地端子と前記
終端部との間における電流の有無を判定することによ
り、前記接地端子と前記信号配線との間の短絡検出を行
うので、電源端子と接地端子との間の短絡によって短絡
電流が流れてしまったときでも、半導体回路の遮断電流
を満足する電流値となるように制限され、短絡部分に発
生する損傷を最小限に抑えることができるとともに、接
地端子と終端部との間に電流が検出されない場合には短
絡していないことを、一定の電流が検出される場合には
短絡していることを、それぞれ知ることができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号配線の良否検査方法における半導
体集積回路の電源端子と検査対象の信号配線との間の短
絡検出について説明するための回路構成図である。
【図2】本発明の信号配線の良否検査方法における接地
端子と検査対象の信号配線との間の短絡検出について説
明するための回路構成図である。
【符号の説明】
1 被試験回路基板 2,3 ECL半導体IC 4,5,6 信号配線 7,8 終端抵抗 9 接地端子(VCC) 10 半導体回路用電源端子(VEE) 11 信号終端用電源端子(VTT) 12 電圧源 13 電圧計 14 電流計 15 スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路を構成するすべての半導
    体回路について、前記半導体回路が遮断状態を維持する
    検査用電圧と、前記半導体回路の遮断電流を満足する制
    限電流とを有する電源・接地短絡検出用電圧源を用い
    て、 前記半導体集積回路の電源端子に対して前記検査用電圧
    を印加するとともに前記半導体集積回路が実装された回
    路基板上に設けられた信号配線の終端部における電圧の
    有無を判定するか、あるいは、前記終端部に対して前記
    検査用電圧を印加するとともに前記電源端子における電
    圧の有無を判定することにより、前記電源端子と前記信
    号配線との間の短絡検出を行うことを特徴とする信号配
    線の良否検査方法。
JP6165043A 1994-07-18 1994-07-18 信号配線の良否検査方法 Pending JPH0829472A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006053006A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Tempearl Ind Co Ltd 接地極付きコンセントの配線接続チェック方法及び装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006053006A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Tempearl Ind Co Ltd 接地極付きコンセントの配線接続チェック方法及び装置
JP4500130B2 (ja) * 2004-08-11 2010-07-14 テンパール工業株式会社 接地極付コンセントの配線接続チェック方法及び装置

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