JPH0829278B2 - 容器のコーティング装置 - Google Patents

容器のコーティング装置

Info

Publication number
JPH0829278B2
JPH0829278B2 JP1050837A JP5083789A JPH0829278B2 JP H0829278 B2 JPH0829278 B2 JP H0829278B2 JP 1050837 A JP1050837 A JP 1050837A JP 5083789 A JP5083789 A JP 5083789A JP H0829278 B2 JPH0829278 B2 JP H0829278B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
container
synthetic resin
resin plate
porous synthetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1050837A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02229567A (ja
Inventor
鹿毛  剛
照人 磯永
英孝 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kirin Brewery Co Ltd
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kirin Brewery Co Ltd filed Critical Kirin Brewery Co Ltd
Priority to JP1050837A priority Critical patent/JPH0829278B2/ja
Publication of JPH02229567A publication Critical patent/JPH02229567A/ja
Publication of JPH0829278B2 publication Critical patent/JPH0829278B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、容器、特に、壜等の容器の外面をコーティ
ングする装置に関する。
〔従来の技術〕
容器、特にビール壜等のように回収されて繰り返し使
用されるガラス容器は、壜詰め工程で互いにすれ合って
容器の主として胴部上下表面にすり傷が発生する。その
ためガラス容器は回収使用回数が増すごとに外観がわる
くなり、壜詰め飲料の商品価値を低下させていた。
このような問題に対処すべく、従来、種々のコーティ
ング装置が提案されており、これらの装置はそのコーテ
ィング方式により以下の3種類に大別される。
すなわち、スポンジ、フェルト等を壜に圧接塗布す
る方法(実開昭第62−198237号公報等)、回転ベルト
方式による塗布方法(特開昭第59−228973、同第60−33
232号公報、実開昭第62−198238、同第62−199175号公
報等)、コーティング液を壜に吹き付けるスプレー方
式によるもの等が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、コーティング液を含浸したフェルト等
に壜を押し当て、液を絞り出して塗布する前記の方法
では、塗布量はフェルト等を圧縮する力によって規制さ
れるため、壜外径のバラツキによって、壜表面に塗布さ
れる塗布量は大きく変動する。
さらに、フェルト等の硬化と偏平化に伴って確実な回
転塗布ができないために全面コーティングが不十分とな
る場合も生じる。また、フェルトに変えスポンジを用い
た場合には、液垂れの恐れがあり、塗布量のバラツキも
大きい。
一方、前記の回転ベルト方式では、塗布用ベルトに
十分な液量を与えてローラ間の絞りと、スクレーパによ
り液量を均一に調整することができ、液量管理は容易で
あるが、壜上下部位の擦り傷のひどい場合は擦り傷の少
ない胴部のコーティング液量が多くなる。従って、ラベ
ル張り付け部の塗布膜が部分的に厚くなりラベル損傷の
恐れもある。
また、前記のスプレー方式は、ノズル口径および圧
力選定により塗布量調節は容易であるというメリットを
有するものの、ノズルの詰まり、壜回転を付与しない場
合は、壜円周方向にわたって液を均一にコーティングす
ることが困難であるという問題がある。
また、これら従来の塗布装置は、製作されるコストや
装置スペースおよび使用後のメンテナンス等に多くの問
題を残している。
このような実情に鑑み、本発明は、上記の問題点を解
消し、コーティングが容易かつ確実におこなわれ、コー
ティング後の塗布膜厚の調整ができ、塗布液の引き伸
し、壜の艶だしが可能であり、しかも製造コストが廉価
であり、設置スペースの縮小化が図られ、使用後のメン
テナンスが容易な容器のコーティング装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、第1の発明は、容器を搬
送する搬送路を有する搬送機構と、この搬送路の少なく
とも一方の側に搬送路に沿って設けられて搬送される容
器に接触される塗布用多孔質合成樹脂板と、この塗布用
多孔質合成樹脂板に対向するように搬送路に沿って設け
られ搬送路上を搬送される容器に接触してこの容器を回
転させる容器回転機構と、コーティング液タンクおよび
このコーティング液タンクと前記塗布用多孔質合成樹脂
板とを接続してコーティング液タンクからコーティング
液を塗布用多孔質合成樹脂板に供給する細管を有する液
供給ユニットとを備え、液供給ユニットが、コーティン
グ液タンクに接続されてこのコーティング液タンクから
供給されるコーティング液を貯留する中空状のトラップ
部と前記細管に接続されトラップ部内に下方から挿入さ
れて先端開口部がトラップ部の中空部中央に位置される
オーバフロー管とを有するコーティング液のトラップ部
材を備えていることを特徴としている。
第2の発明は、上記第1の発明の構成に加えて、搬送
路の塗布用多孔質合成樹脂板よりも下流の一方の側に搬
送路に沿って設けられて搬送される容器に接触される拭
き板と、搬送路の拭き板と反対側の位置において拭き板
に対向するように設けられて搬送される容器に接触され
る拭き取り用多孔質合成樹脂板とをさらに備えているこ
とを特徴としている。
さらに、第3の発明は、上記第1の発明の構成に加え
て、塗布用多孔質合成樹脂板の容器に接触する側と反対
側の面に複数の凹部が形成されていることを特徴として
いる。
〔作用〕
上記第1の発明によれば、搬送ベルトによって搬送さ
れてきた壜は、搬送路を隔てて対向する塗布用多孔質合
成樹脂板と、壜回転用ベルトとによって摩擦係合し回転
力を受けながら搬送路を搬送される。この際、塗布用多
孔質合成樹脂板には液供給ユニットから供給されたコー
ティング液が所定量含浸されており、壜の外周面にはコ
ーティング液が均一に塗布される。そして、コーティン
グ液は、コーティング液タンクから一旦トラップ部内に
貯留された後オーバフロー管の先端部からオーバフロー
し細管に流入して塗布用多孔質合成樹脂板に供給され、
コーティング液タンクからトラップ部材へのコーティン
グ液の流入が停止されると、トラップ部材の中空部内が
負圧になってオーバフロー管への液垂れが防止される。
第2の発明は、塗布用多孔質合成樹脂板の下流側に搬
送路を挟んで互いに対向するように配置された拭き板と
拭き取り用多孔質合成樹脂板とにより、塗布用多孔質合
成樹脂板により容器の表面に塗布されたコーティング液
が引き延ばされて容器表面の艶出しが行われる。
第3の発明は、塗布用多孔質合成樹脂板の容器に接触
する側と反対側の面に形成された複数の凹部によって、
塗布用多孔質合成樹脂板が柔軟になり容器への接触がソ
フトになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第5図に基づいて
具体的に説明する。なお、容器として、ビール壜(以
下、壜30と称す)を例にとって説明する。
第1図は本発明の容器のコーティング装置1の平面
図、第2図はその側面図を示す。
これらの図において、コーティング装置1は、壜30を
載置して搬送する搬送ベルト18を有する搬送機構と、該
搬送ベルト18の片側に沿って立設された塗布用多孔質合
成樹脂板12と、この樹脂板12の下流側部分に対向して設
けられた拭き取り用の多孔質合成樹脂板20と、搬送ベル
ト18の搬送路に沿って設けられる壜回転用ベルト14、15
を有する容器回転機構と、前記塗布用多孔質合成樹脂板
12に連接しコーティング液を供給するための液供給ユニ
ットWとを有している。
前記搬送機構は、無端状の搬送ベルト18が図示しない
回転駆動源に連結されており、当該回転駆動源により第
1図の右方から左方へと壜30が連続的に搬送されように
なっている。
このような搬送ベルト18に沿って立設された前記塗布
用多孔質合成樹脂板12の背面は、樹脂板固定用ワンタッ
チプレート22に固着されて一体化されており、このプレ
ート22は図示しない脱着具によってベース本体32に脱着
可能に取り付けられている。
このベース本体32は装着固定台11に固定されるととも
に、搬送路の壜30の外径、すなわち他品種に対応すべ
く、図示しないスライド機構によってわずかに前後スラ
イド可能になっている。
そして、前記塗布用多孔質合成樹脂板12は後述する液
供給ユニットWに連接されており、常に一定量のアルコ
ール系、水系等のコーティング液が供給されるようにな
っている。
このような塗布用多孔質合成樹脂板12は、ポリビニル
アルコール(PVAL)系の樹脂を発泡させて成形した、い
わゆるスポンジ形状のものを用いることが好ましい。
ポリビニルアルコール(PVAL)系の樹脂が好適な理由
は以下の通りである。すなわち、このものは、摩耗性、
吸液性に優れた特性を有し、コーティング液の塗布、引
延ばしなどを確実かつ容易におこなうことができるから
である。この多孔質合成樹脂板12の長さは壜30の十分な
コーティング、引延ばし等を行うに十分な長さとされ、
この値は通常、壜30の外径等によって適宜決定される。
この多孔質合成樹脂板12の裏面には第3図および第4
図に示されるように、樹脂板12そのものを柔らかくし、
壜30との接触をソフトにするために複数の同心円状の凹
部12aが設けられている。この凹12aの深さは通常、樹脂
板12の厚さの約半分程度とされる。
この塗布用多孔質合成樹脂板12とわずかな分断隙間P
をあけて(第1図)搬送路に沿って拭き板13が設けられ
る。この場合、拭き板13には通常、コーティング液の供
給はなされず、専ら、塗布膜厚の調整、壜の艶だし等が
行われる。この拭き板13の材質は、通常、前記塗布用多
孔質合成樹脂板12のそれと同材質とされるが、その構造
は拭き板13の方が目が細かく軟質のものが好ましい。
なお、前記多孔質合成樹脂板12の下端部には第2図に
示されるように、コーティング液垂れ防止のための貯留
体40が連接されている。この貯留体40の材質は、通常、
多孔質合成樹脂板12のそれと同材質のものが用いられ
る。
次に、塗布用多孔質合成樹脂板12にコーティング液を
供給する液供給ユニットWについて説明する(なお、第
1図には、ユニットの複数の分配管等、一部の記載が省
略してある)。
液供給ユニットWは、搬送路に隣接され所定高さに設
置されたコーティング液タンク2を備え、このタンク2
の底部にパイプ3が連通されており、このパイプ3の途
中には電磁弁4、液量調節バルブ5が備えられ、さらに
パイプ3の先端には液分配レベルタンク6が固着されて
おり、このタンク6から複数の分配管7が垂下してい
る。そして、搬送路に設置されたセンサ(図示しない)
によって搬送路の壜30の有無が検出され、この信号を基
に前記電磁弁4の開閉がおこなわれるようになってお
り、塗布量のコントロールは、概ね液量調節バルブ5の
開度によって決定されるようになっている。
このような分配管7にはそれぞれ、液量微調整バルブ
8、トラップ玉9、オーバーフロー管92を介して細管10
が連接されており、前記液量微調整バルブ8の開度によ
って塗布量の微調整がおこなわれ、トラップ玉9によっ
て一定の位置ヘッドが保たれ、塗布液供給の安定化、均
一化が図られるようになっている。すなわち、トラップ
玉9の構造は、第5図に示されるように、中空略球形の
トラップ部91とこのトラップ部91の中空部中央まで挿入
された先端開口部Eを有するオーバーフロー管92を備え
ており、トラップ玉9に流入するコーティング液分が先
端開口部Eからオーバーフローして前記塗布用多孔質合
成樹脂板12の方に流出するようになっている。それゆ
え、トラップ玉9の上流から液の流入が止められた時に
は、トラップ玉9内部が負圧になり、即座に先端開口部
Eからの液垂れが防止される。
このオーバーフロー管92に連接し水平方向に乗びる細
管10の先端部は樹脂板固定用ワンタッチプレート22、ベ
ース本体32を貫通して塗布用多孔質合成樹脂板12に当接
ないし埋設されており、多孔質合成樹脂板12の毛細管現
象により略一定量のコーティング液が吸引されるように
なっている。
細管10は本実施例の場合、壜30の外周面のすり傷部位
と略一致させた3段方式(高さ方向に3段配設)を採用
しており、さらに補助供給用として多孔質合成樹脂板12
の上部に配設された上部細管10aからコーティング液を
滴下させ含浸させる2つの供給方法を採用している。こ
れらの供給方法、細管10の設置位置、本数等は壜30の状
態に応じて適宜選定される。なお細管10のそれぞれの供
給量、供給位置を適宜変えることにより、塗布用多孔質
合成樹脂板12のコーティング液含浸分布は任意に変え得
る。
このような細管10はガラスないしはプラスチック製で
内径0.5〜1mm程度のものが用いられる。毛細管現象を有
効に利用するためである。
このようなコーティング液を含浸する塗布用多孔質合
成樹脂板12の下流側部分に対向して設けられる拭き取り
用多孔質合成樹脂板20は、搬送路に沿って立設された固
定ベース板33に固着されており、このものは、主に、前
記拭き板13と協同し、壜30の外周面に塗布されたコーテ
ィング液の引延ばし及び壜容器表面の艶だし等の役割を
果たす。
この拭き取り用多孔質合成樹脂板20の上端部および下
端部にはそれぞれ、壜回転用ベルト14,15が駆動プー
リ、従動プーリに巻回され、搬送路に沿って設けられて
いる。このベルト14,15搬送路面で壜30の外周面と摩擦
係合しており、ベルト14,15の駆動により壜30は回転さ
せられるようになっている。
次に、上述してきた本発明の動作について説明する。
搬送ベルト18によって搬送されてきた壜30は、搬送路
を隔てて対向する塗布用多孔質合成樹脂板12と、壜回転
用ベルト14,15とによって摩擦係合し回転力を受けなが
ら搬送路を搬送される。
この際、塗布用多孔質合成樹脂板12には液供給ユニッ
トWから供給されたコーティング液が所定量含浸されて
おり、壜30の外周面にはコーティング液が略均一に塗布
される。このようにコーティングされた壜30は、壜回転
用ベルト14,15と係合しつつ、さらに、対向して配置さ
れる拭き板13と拭き取り用多孔質合成樹脂板20とによっ
て摩擦係合され、塗布膜厚の調整、壜の艶だし等が行わ
れる。
上述してきたような実施例をさらに詳細に説明するた
めに以下の実験例を行った。
すなわち、本発明の2種類の装置(艶だし用の多孔質
合成樹脂板の有無)と、従来の回転ベルト方式の装置を
用いて、実際にビール壜容器のコーティングを行った。
なお、本発明装置の塗布用多孔質合成樹脂板12はポリ
ビニルアルコール(PVAL)系のスポンジで、寸法500
×150w×15tのものを、拭き板13、拭き取り用多孔質合
成樹脂板20(艶だし用の多孔質合成樹脂板)としては塗
布用と同材質で寸法300×100w×7tのものを使用し
た。
結果を下記表1に示す。
なお装置評価項目としては、ラベル損傷度、すり
傷遮蔽度、設置スペース、製作コスト、メンテナ
ンス等の項目を取り上げて評価した。
特にラベル損傷度の評価基準は、 ◎……ラベルの損傷目立たない ○……ラベルの損傷やや目立つ △……ラベルの損傷目立つ ×……ラベルの損傷ひどく目立つ とした。
結果を次頁の表1に示す。
なお、本発明の装置の使用にあたって、コーティング
は、ポリビニルアルコール樹脂(PVAL)系の樹脂を含む
多孔質合成樹脂板(スポンジ)を用いて行っており、こ
の特徴を生かすためには10センチポイズ(cP)以下の低
粘度域、特に、5〜10センチポイズ(cP)のコーディン
グ液を用いるのが好ましい。
本発明の装置は、特に、水系のコーディング液に優れ
た硬化を発揮する。アルコールタイプのコーティング液
は、液の揮発、メンテナンスの面においてのみ難があ
る。
なお、本発明において、前記塗布用多孔質合成樹脂板
12と、拭き板13とを連接・一体化し(一枚の樹脂板とす
る)、複数細管10のそれぞれの供給量等を調整しつつコ
ーティング、艶だし等を行うこともできる。
〔発明の効果〕
第1の発明は、容器を搬送する搬送路を有する搬送機
構と、該搬送路の少なくとも一方に立設された塗布用多
孔質合成樹脂板と、搬送路に沿って設けられる容器回転
機構と、前記塗布用多孔質合成樹脂板に連接しコーティ
ング液を供給するための液供給ユニットとを有し、前記
液供給ユニットは、コーティング液タンクとこの液タン
クに連結され、塗布用多孔質合成樹脂板に当接する複数
の分岐された細管を備えており、前記多孔質合成樹脂板
は、搬送される容器と接触しており、前記搬送機構、回
転機構により容器を回転・搬送させながら、コーティン
グ液の全面塗布を行うように構成しているので、コーテ
ィングが容易かつ確実におこなわれ、さらに、コーティ
ング液がトラップ部材を介して細管に流入し塗布用多孔
質合成樹脂板に供給されるのでその量が一定になるとと
もに、コーティング液タンクからトラップ部材へのコー
ティング液の流入が停止されるとトラップ部材の中空部
内が負圧になってオーバフロー管への液垂れが防止され
るため、塗布用多孔質合成樹脂板に余分なコーティング
液が供給されるのが防止される。
第2の発明は、第1の発明と同様に、塗布用多孔質合
成樹脂板に供給されるコーティング液を容器に容易にか
つ確実に全面塗布することが出来るとともに、塗布用多
孔質合成樹脂板の下流側に搬送路を挟んで互いに対向す
るように配置された拭き板と拭き取り用多孔質合成樹脂
板とによって、塗布用多孔質合成樹脂板により容器の表
面に塗布されたコーティング液をこの拭き板と拭き取り
用多孔質合成樹脂板によって引き延ばして、容器表面の
艶出しを行うことが出来る。
第3の発明は、第1の発明と同様に、塗布用多孔質合
成樹脂板に供給されるコーティング液を容器に容易にか
つ確実に全面塗布することが出来るとともに、塗布用多
孔質合成樹脂板の容器に接触する側と反対側の面に複数
の凹部が形成されていることにより、塗布用多孔質合成
樹脂板を柔軟にして容器への接触をソフトにすることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の容器のコーティング装置1の平面図、
第2図はその側面図、第3図は本発明に用いられる多孔
質合成樹脂板(塗布用)の部分断面図、第4図は第3図
の(IV)−(IV)断面矢視図、第5図は本発明に用いら
れるトラップ玉の断面図である。 1……コーティング装置、2……コーティング液タン
ク、4……電磁弁、5……液量調節バルブ、6……液分
配レベルタンク、8……液量微調節バルブ、9……トラ
ップ玉、10……細管、11……装置固定台、12……塗布用
多孔質合成樹脂板、13……拭き板、14,15……壜回転用
ベルト、18……搬送ベルト、20……拭き取り用多孔質合
成樹脂板、30……壜。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器を搬送する搬送路を有する搬送機構
    と、 この搬送路の少なくとも一方の側に搬送路に沿って設け
    られて搬送される容器に接触される塗布用多孔質合成樹
    脂板と、 この塗布用多孔質合成樹脂板に対向するように搬送路に
    沿って設けられ搬送路上を搬送される容器に接触してこ
    の容器を回転させる容器回転機構と、 コーティング液タンクおよびこのコーティング液タンク
    と前記塗布用多孔質合成樹脂板とを接続してコーティン
    グ液タンクからコーティング液を塗布用多孔質合成樹脂
    板に供給する細管を有する液供給ユニットとを備え、 前記液供給ユニットが、コーティング液タンクに接続さ
    れてこのコーティング液タンクから供給されるコーティ
    ング液を貯留する中空状のトラップ部と前記細管に接続
    されトラップ部内に下方から挿入されて先端開口部がト
    ラップ部の中空部中央に位置されるオーバフロー管とを
    有するコーティング液のトラップ部材を備えていること
    を特徴とする容器のコーティング装置。
  2. 【請求項2】前記搬送路の塗布用多孔質合成樹脂板より
    も下流の一方の側に搬送路に沿って設けられて搬送され
    る容器に接触される拭き板と、搬送路の拭き板と反対側
    の位置において拭き板に対向するように設けられて搬送
    される容器に接触される拭き取り用多孔質合成樹脂板と
    をさらに備えている請求項1に記載の容器のコーティン
    グ装置。
  3. 【請求項3】前記塗布用多孔質合成樹脂板の容器に接触
    する側と反対側の面に複数の凹部が形成されている請求
    項1に記載の容器のコーティング装置。
JP1050837A 1989-03-02 1989-03-02 容器のコーティング装置 Expired - Lifetime JPH0829278B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1050837A JPH0829278B2 (ja) 1989-03-02 1989-03-02 容器のコーティング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1050837A JPH0829278B2 (ja) 1989-03-02 1989-03-02 容器のコーティング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02229567A JPH02229567A (ja) 1990-09-12
JPH0829278B2 true JPH0829278B2 (ja) 1996-03-27

Family

ID=12869859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1050837A Expired - Lifetime JPH0829278B2 (ja) 1989-03-02 1989-03-02 容器のコーティング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0829278B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62198237U (ja) * 1986-06-06 1987-12-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02229567A (ja) 1990-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7063241B2 (en) Dispensing tip
CN100400290C (zh) 液体涂布装置、记录装置
US8142604B2 (en) Labeling method
KR0128813B1 (ko) 액도포 방법 및 도포장치
US4962721A (en) Apparatus for coating a container with a liquid
JPH0829278B2 (ja) 容器のコーティング装置
JP4843644B2 (ja) 容器塗布装置
RU2687421C1 (ru) Автоматизированная система для нанесения грунтовочного покрытия
JPH0159221B2 (ja)
US6780248B2 (en) Applicator and method for applying adhesive to rod-shaped members such as cotton swabs
JP4968962B2 (ja) 容器口部側面塗布装置
US5466293A (en) Coating apparatus for providing a superficial protective layer on a card
US20040221803A1 (en) Bottle contact coating apparatus and improved sponges for use therein
JP2649952B2 (ja) 溶融体又は液体の塗布方法とその装置
JP2649958B2 (ja) 発泡性溶融体又は発泡性液体の塗布方法とその装置
JPS6227068A (ja) 瓶等低温容器のコ−テイング装置
JPH0418704Y2 (ja)
JPS5949063B2 (ja) 瓶等のコ−テイング装置
JP2004098192A (ja) 自動液体塗布装置
CN216826920U (zh) 一种自适应不平面的涂胶机构
US2788740A (en) Printing apparatus and method
US5651310A (en) Device for applying an adhesive coating to an endless belt in a screen printing machine
JP2004337719A (ja) 塗装装置
JPH0597126A (ja) ポリオレフイン系プラスチツクシートのシアノ系瞬間接着剤塗布装置。
JPH06222537A (ja) カード表面保護層の塗布装置