JPH0828812B2 - 中間調画像処理装置 - Google Patents

中間調画像処理装置

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JPH0828812B2
JPH0828812B2 JP2287510A JP28751090A JPH0828812B2 JP H0828812 B2 JPH0828812 B2 JP H0828812B2 JP 2287510 A JP2287510 A JP 2287510A JP 28751090 A JP28751090 A JP 28751090A JP H0828812 B2 JPH0828812 B2 JP H0828812B2
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Inventor
和人 小林
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松下電送株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、中間調画像の画信号を、階調ビット数が2
ビット以上の表示装置、記録装置あるいは中間調伝送フ
ァクシミリなどによって処理可能な信号に変換するため
の中間調画像処理装置に関する。
従来の技術 従来、この種の中間調画像処理装置は、第3図に示す
ように、入力端子21に入力した中間調画像のNビット画
信号と、ディザパターン発生部22で発生した振幅レベル
がMビットのディザパターン信号とを加算器23で加算
し、その出力であるN+1ビット信号の下位ビットを階
調数変換部24で切り捨てることにより、表示・記録装置
25の階調ビット数に対応したN−Kビット(ただし2ビ
ット以上)の画信号に変換することによって、階調ビッ
ト数の高い画信号を階調ビット数の低い表示装置または
記録装置で出力する場合に発生する偽輪郭を抑制すると
いう構成であった。
発明が解決しようとする課題 しかし、かかる構成によれば、処理信号を表示装置や
記録装置で再生した場合に、画像の輪郭部でボケが発生
するという問題と、周期的パターン部でモアレが発生す
るという問題とがあった。
第一の問題は、加算器23でディザ処理が行われるが、
このディザ処理は画像の平坦部、輪郭部といった構造の
違いを区別せず一様に、所定の大きさのブロック内のオ
ン、オフ状態によって階調性を表現するものであって、
画像の解像度再現性が劣っているためである。第二の問
題は、ディザ処理で用いるディザパターンが周期性を持
っているので、特定のパターンとの干渉が起こるからで
ある。
このような問題点を解決する方法として、周期的なデ
ィザパターンを乱数パターンに置き換えることが考えら
れるが、画像の濃度変化が緩やかな部分で乱数によるチ
ラツキが発生するという別の問題があり、必ずしも得策
ではない。
本発明は、中間調画像の画信号を階調ビット数が小さ
い表示装置、記録装置あるいは中間調伝送ファクシミリ
などによって処理可能な信号に変換するための中間調画
像処理装置において、上述のような画像の輪郭部でのボ
ケ、周期パターン部のモアレ、濃度変化のゆるやかな部
分でのチラツキ、さらに偽輪郭の発生を防止することを
目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上述の課題を解決するため、中間調画像のN
ビット画信号の下位Mビットを入力として誤差拡散処理
を行い1ビットの2値化信号を出力する誤差拡散処理手
段と、前記1ビット2値化信号を下位キャリー入力とし
て前記Nビット画信号と加算し、加算結果のN+1ビッ
ト信号を出力する加算手段と、前記N+1ビット信号の
値をある最大値にクリップしたNビット信号を出力する
クリップ処理手段と、このクリップ処理手段の出力信号
を2ビット以上の所定ビット数の信号に変換する階調数
変換手段とを有するという構成を備えたものである。
作用 本発明は上述の構成によって、中間調画像のNビット
画信号の下位ビットの2値化信号を誤差拡散処理により
求め、これをNビット画信号に加算し、その結果信号を
クリップ処理してから階調数変換を行うことにより、2
ビット以上の階調ビット数を持つ表示装置や記録装置で
出力可能な信号を得る。
そして、誤差拡散処理はディザ処理に比べ階調性及び
解像度再現性が優れた2値化方法であり、また、誤差拡
散処理によるパターンは周期的でないが乱数パターンで
もないので、加算手段の出力段階で従来の問題点、すな
わち輪郭部のボケやモアレ、さらには乱数パターンを用
いる場合のようなチラツキが発生しないため、階調数変
換手段の出力信号にも、そのような問題は生じない。
実施例 第1図は本発明の一実施例による中間調画像処理装置
のブロック図である。1は中間調画像のNビット画信号
の入力端子である。このNビット画信号は加算器2に入
力し、また、その下位Mビットは誤差拡散処理部3に入
力する。この誤差拡散処理部3より出力される1ビット
の2値化信号は、加算器2の下位キャリー入力に与えら
れる。加算器2より出力されるN+1ビット信号はクリ
ップ処理部4に入力し、このクリップ処理部4より出力
されるNビット信号は階調数変換部5によりN−Kビッ
ト(2ビット以上)信号に変換され出力端子6に出力さ
れる。7は出力端子6に接続される階調ビット数がN−
Kビットの表示・記録装置である。
誤差拡散処理部3の一例を第2図に示す。この例で
は、入力端子11より入力したMビット信号は、加算器12
で後述の補正信号と加算されてからコンパレータ14に入
力し、閾値発生部13より与えられる閾値によって2値化
され、出力端子18より出力される。コンパレータ14の入
力信号とその2値化信号との差信号が減算器15で求めら
れ、これが現在の注目画素の誤差として誤差記憶部16に
格納される。次の画素が注目画素となる時には、誤差記
憶部16より、注目画素をAとして、Bの枠内の周辺画素
の誤差が読み出され、それぞれの周辺画素の位置に応じ
た重み付けをした重み付け加算が加算器17で行われ、そ
の結果が補正信号として加算器2に入力し、現在の注目
画素の信号に加算される。
なお、誤差拡散処理部3の構成はこれに限られるもの
ではなく、例えば特開平1−238373号公報に示されたよ
うな構成としてもよい。
以上のように構成された中間調画像処理装置につい
て、以下その動作を説明する。入力端子1より入力した
Nビット画信号の下位Mビットについて誤差拡散処理部
3で誤差拡散処理が実行され、1ビットの2値化信号が
得られる。この2値化信号は下位キャリー入力として加
算器2にてNビット画信号と加算され、加算結果として
N+1ビット信号がクリップ処理部4に入力する。この
クリップ処理部4においては、入力信号の最上位ビット
をクリップしたNビット信号を出力する。具体的には、
入力信号の最上位ビットが“1"のときは、出力信号の全
ビットを“1"に固定する。このNビット信号は、階調数
変換部5において下位Kビットが切り捨てられ、N−K
ビット信号に変換され出力端子6に出力される。このN
−Kビット信号は表示・記録装置7により表示または記
録される。
なお、階調数変換部5で、下位ビット切り捨て処理の
代わりに四捨五入などの演算によって同様の階調数変換
を行ってもよい。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、中間調画
像の画信号の下位ビットの2値化信号を誤差拡散処理に
より求め、これを下位キャリー入力として中間調画像の
画信号に加算し、その結果信号をクリップ処理してから
階調数変換を行って2ビット以上の画信号を得るため、
階調数再現力が低い表示装置や記録装置で中間調画像を
再現する場合の問題であった輪郭部でのボケや周期パタ
ーン部でのモアレ、濃度変化の緩やかな部分でのチラツ
キの発生を抑え、また偽輪郭の発生を抑え、高品質な中
間調画像の再現が可能となるという効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による中間調画像処理装置の
ブロック図、第2図は第1図中の誤差拡散処理部の一例
を示すブロック図、第3図は従来の中間調画像処理装置
のブロック図である。 1……入力端子、2……加算器、3……誤差拡散処理
部、4……クリップ処理部、5……階調数変換部、6…
…出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間調画像のNビット画信号の下位Mビッ
    トを入力として誤差拡散処理を行い1ビットの2値化信
    号を出力する誤差拡散処理手段と、前記1ビット2値化
    信号を下位キャリー入力として前記Nビット画信号と加
    算し、加算結果のN+1ビット信号を出力する加算手段
    と、前記N+1ビット信号の値をある最大値にクリップ
    したNビット信号を出力するクリップ処理手段と、この
    クリップ処理手段の出力信号を2ビット以上の所定ビッ
    ト数の信号へ変換する階調数変換手段とを有することを
    特徴とする中間調画像処理装置。
JP2287510A 1990-10-24 1990-10-24 中間調画像処理装置 Expired - Fee Related JPH0828812B2 (ja)

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