JPH08287775A - タッチパネル - Google Patents

タッチパネル

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JPH08287775A
JPH08287775A JP9094595A JP9094595A JPH08287775A JP H08287775 A JPH08287775 A JP H08287775A JP 9094595 A JP9094595 A JP 9094595A JP 9094595 A JP9094595 A JP 9094595A JP H08287775 A JPH08287775 A JP H08287775A
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JP
Japan
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transparent conductive
conductive pattern
electrode body
touch panel
transparent
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Application number
JP9094595A
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English (en)
Inventor
Mitsumasa Kako
光政 加古
Isao Mochizuki
勲 望月
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0393Flexible materials

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  • Push-Button Switches (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 透明タッチパネル1を安価で能率良く製造す
る。 【構成】 シート状の基材4の片面に、X軸抵抗値取出
し端子7a,7bとX軸リード部8a,8b及びY軸抵
抗値取出し端子9a,9bとX軸リード部10a,10
bの導電回路パターンをスクリーン印刷にて形成し、X
軸抵抗値取出し端子7a,7bに跨がって、及びY軸抵
抗値取出し端子9a,9bに跨がって各々上電極体2用
及び下電極体3用の透明性導電パターン部11,12
を、ITO粉末を主成分とする透明性導電インクにてス
クリーン印刷にて形成する。透明性導電パターン部1
1,12の上面には、その両者の隙間を保持するための
複数の凸状絶縁パターンとしてのドット14を適宜間隔
にて印刷形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面を指または特定の
ペンで軽く触れるだけで特定の箇所を指示したり、信号
を入力できるポインティング装置としてのメンブレン型
のタッチパネルに関し、より詳しくは、コンピュータや
ワードプロセッサ等の情報機器や、現金自動引き出し装
置、入場券、切符の券売機器等のマン−マシーンインタ
ーフェイスにおける表示装置の画面上の表示内容を見な
がら、当該画面に指等を触れて所定の指示または信号を
入力できるタッチパネルの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の接触抵抗膜式の透明タッチパネル
は、透明のPET(ポリエチレンテレフタレート)フィ
ルムや合成樹脂板の上面に形成した透明導電膜パターン
部と、該透明導電膜パターン部に接続した外部引き出し
用の銀導電回路パターン部とからなる下電極体と、同じ
く透明のPETフィルムの下面に形成した透明導電膜パ
ターン部と、該透明導電膜パターン部に接続した外部引
き出し用の銀導電回路パターン部とからなる上電極体
と、これら両電極体の間で、窓枠状またはドット状に介
挿する電気絶縁性のスペーサとからなり、下電極体はC
RTの画面側の基材として透明のガラス板や補強板とし
ての透明合成樹脂板に貼着している。
【0003】そして、可動側の上電極体を指にて押下す
ると、当該上電極体が部分的に変形し、その変形箇所の
上下の透明導電膜パターン部同士が電気的に接続するこ
とで、所定の箇所を指示したことによる入力信号を検出
することができるというものである。ところで、前記上
下電極体におけるPETフィルム(基材)に透明導電膜
パターンを形成する方法としては、前記基材の片面全体
にスパッタリング蒸着もしくはEB真空蒸着により、酸
化インジュウム・錫膜(ITO膜)等の透明導電膜を形
成し、次いで、所定のパターンを残して不要部分を除去
するエッチングを行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記I
TO膜を形成するためには、専用の真空蒸着炉を必要と
するから設備費が高額になることや、炉内に基材として
のPETフィルムを一定時間入れて蒸着作業を実行する
という、いわゆるバッチ処理であるため、生産能率も高
くない。しかも、一旦PETフィルムのほぼ全面にIT
O膜を蒸着させたた後に、電極として不要な部分をエッ
チング加工にて除去する作業工程も必要であり、高価な
インジュウム・錫酸化物の材料が無駄になると共に生産
効率も低いという問題があった。
【0005】本発明は、これらの従来の問題を解決すべ
くなされたものであって、効率良く、且つ安価に製造で
きるタッチパネルを提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、シート状の基材に透明性
導電パターン部と外部引き出し用の導電回路パターン部
とをそれぞれ備え、且つ前記透明性導電パターン部同士
を相対向させた一対の電極体からなり、前記少なくとも
一方の電極体には、他方の電極体との隙間を保持するた
めの複数の凸状絶縁パターンを設けたタッチパネルにお
いて、前記各透明性導電パターン部を印刷によって形成
したものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
タッチパネルにおいて、前記一方の電極体における複数
の帯状に形成された透明性導電パターン部と、他方の電
極体における複数の帯状に形成された透明性導電パター
ン部とを、相対向させたときマトリックス状に交叉する
ように形成したものである。請求項3に記載の発明は、
請求項2記載のタッチパネルにおいて、前記各電極体に
は、隣接する透明性導電パターン部同士を電気的に接続
する抵抗膜部を設け、該抵抗膜部に前記外部引き出し用
の導電回路パターン部を接続するように構成したもので
ある。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のタッチパネルにおいて、前記一方の電極体における透
明性導電パターン部をアイランド状に形成し、前記他方
の電極体における透明性導電パターン部を帯状に形成
し、この帯状の透明性導電パターン部の一部には、抵抗
膜部を重ね形成したものである。また、前記各請求項に
記載の発明のタッチパネルにおいて、透明なフィルム状
の基材の片面に、前記相対向させる一対の透明性導電パ
ターン部を印刷形成し、該両透明性導電パターン部の間
を折曲げて、前記両電極体を形成するようにしても良
い。
【0009】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1は第1実施例の透明タッチパネル1の開い
た状態の斜視図であり、図2は図1のII−II線矢視にお
ける下電極体3に上電極体2を重ねる作業中の断面図、
図3は図2のものを重ねた状態の断面図、図4は図1の
IV−IV線矢視において下電極体3に上電極体2を重ねた
状態の断面図である。
【0010】第1実施例の透明タッチパネル1は、図形
や手描き文字入力等に用いられるアナログ型であって、
シート状(フィルム状を含む、以下同じ)の基材である
透明のPET(ポリエチレンテレフタレート)は、一般
に100μm〜150μm程度の厚さのものを150℃
程度でアニーリングされたものである。本実施例では、
可動電極となる上電極体2と、固定電極となる下電極体
3と、外部の電気回路におけるコネクタ(図示せず)に
接続するための引き出しリード部5を一体的に製造する
ため、上下両電極体用の基材4を連続した一枚で構成
し、その中途部の折曲箇所4aにて後の工程で折曲げて
重ね合わせる。この場合、折曲箇所4aにクラックが入
らぬように細長い抜き穴6を予め穿設しておくことが好
ましい。
【0011】先ず、前記上電極体2用の基材4の表面に
は、外部引き出し用の導電回路パターンとしてのX軸方
向(図1及び図5参照)の抵抗値を検出するためのY軸
方向に長い一対のX軸抵抗値取出し端子7a,7bの各
回路パターン部を銀ペースト(または銀を主成分とする
導電インク)にてスクリーン印刷する。同様に、下電極
体3用の基材4の表面に、外部引き出し用の導電回路パ
ターンとしてのY軸方向(図1及び図5参照)の抵抗値
を検出するためのX軸方向に長い一対のY軸抵抗値取出
し端子9a,9bの各回路パターン部を銀を主体とする
導電性ペースト(導電性インク)にてスクリーン印刷す
る。
【0012】次いで、前記各X軸抵抗値取出し端子7
a,7bに一端を電気的に接続し、且つ外部端子に接続
すべきX軸リード部8a,8bと、前記各Y軸抵抗値取
出し端子9a,9bに一端を電気的に接続し、且つ外部
のコネクタに接続すべきY軸リード部10a,10bと
の各回路パターン部を銀を主体とする導電性ペースト
(導電性インク)にて同様に引き出しリード部5の表面
にわたってスクリーン印刷する(図1参照)。これらの
導電性ペースト(導電性インク)の材料としては、金
(Au) 、銀(Ag)、白金(Pt)、銅(Cu)、タングステン(W)
等の良導電体を主体とし、合成樹脂材を結合材とするよ
うなレジネートペースト(液状金属有機化合物)もあ
る。
【0013】次に、前記上電極体2用及び下電極体3用
の基材4表面には、ITO(インジウム・錫酸化物)粉
末を主体とする透明性導電パターン部11,12を形成
するにあたり、X軸抵抗値取出し端子7a,7bやY軸
抵抗値取出し端子9a,9bを全長にわたって連設する
ように平面視略矩形状に前記ITO粉末を主体とする透
明性導電インクによりスクリーン印刷する。この透明性
導電インクの一例として日本アチソン会社のITOイン
クSS24823がある。この透明性導電パターン部1
1,12の表面抵抗値(Ω/□)は150〜10000
であり、また膜厚さは8〜15μm程度であり、この膜
厚さは透明性と導電性とに影響を及ぼす。透明性導電イ
ンクの他の材料としては、酸化錫等がある。
【0014】なお、前記銀等の導電回路パターン部と、
透明性導電パターン部との印刷の順序はいずれが先であ
っても良い。また、引き出しリード部5の表面における
X軸リード部8a,8bと、Y軸リード部10a,10
bとは、大部分を絶縁性レジスト等を塗布して絶縁被膜
部13を形成することより、不必要な電気的短絡を防止
するようにしている。前記各リード部の先端側の銀印刷
表面が腐食するのを防止するため、カーボン導電印刷を
施すことがある。
【0015】そして、前記少なくとも一方の電極体にお
ける透明性導電パターン部の表面(前記実施例では下電
極体3の透明性導電パターン部12表面)に適宜間隔に
て凸状絶縁スペーサとしてのドット14のパターンをス
クリーン印刷する。このドット14のパターンはエポキ
シ樹脂やシリコーンゴム等の電気絶縁性材料インクを用
い、透明タッチパネル1の透明性を損なわない程度に荒
い枡目状に印刷することが好ましい。各ドット14の高
さは10〜50μm、直径20〜80μm程度の凸状の
ものとする。ドット14が小さい程、後述するアナログ
検出値の精度を高くすることができる。
【0016】前記銀等の導電回路パターン部と、透明性
導電パターン部等の印刷箇所は印刷後に高温にて硬化さ
せる。通常、120℃〜150℃にて20分〜30分の
バッチ加熱炉や遠赤外線による連続加熱炉によって硬化
させる。なお、絶縁性レジストによる絶縁被膜部13や
ドット14のパターン部分は、紫外線照射にて硬化する
タイプの合成樹脂製接着剤(UV硬化形変性アクリル樹
脂系接着剤)を使用すれば、硬化速度が秒単位であるの
で、製造ライン速度をアップできるというメリットがあ
る。
【0017】次いで、両面粘着シート16,16(図2
〜図5参照)を接着させた窓枠状の外周シール兼用のス
ペーサ体15を、下電極体3の上面または上電極体2の
下面における透明性導電パターン部12,11を囲むよ
うにして基材4の表面等に接着し、図1に示す折曲箇所
4aの箇所で基材4を折り畳み、下電極体3の上面に、
上電極体2の下面を対峙するようにして接着固定すれば
良い。
【0018】この構成によれば、基材4の表面に形成す
べき透明性導電パターン部12,11はスクリーン印刷
にて行えるから、従来の真空蒸着、スパッタリング蒸着
のような高価な設備を不要にできる。また、下電極体3
側と上電極体2側とに2つの透明性導電パターン部1
2,11を同時に印刷する作業や、さらに電極となるX
軸抵抗値取出し端子7a,7b、Y軸抵抗値取出し端子
9a,9bやリード部8a,8b,10a,10b等も
一挙に印刷作業により、成形作業も簡単であり、且つ流
れ作業的に大量生産できる。
【0019】前記のように可動側である上電極体2の下
面と、固定側である下電極体3の上面の各々に大きい面
積(実施例では矩形状)で透明性導電パターン部11,
12を形成したものでは、アナログ形のタッチパネルを
構成することができる。すなわち、前記各透明性導電パ
ターン部11,12を均一な抵抗体とみなして、適当な
電気回路を組み、上電極体2の上面のP箇所を下向きに
押すと、その押下の座標位置(X1,Y1)を検知する
ことができる。
【0020】図6は、4箇所のスイッチ部を有する透明
タッチパネルの実施例を示す。上電極体2となる基材4
(PETフィルム)の下面には、前記第1実施例と同様
にしてスクリーン印刷により、ITO材からなるアイラ
ンド状の透明性導電パターン部20a,20b,20
c,20dを形成し、これらを銀等の導電回路パターン
部21a,21b,21cにて直列的に接続するように
スクリーン印刷し、最後の透明性導電パターン部20d
から同じく銀材等の導電パターンにてリード部22を引
き出しリード部5に向かって導くようにスクリーン印刷
形成する。
【0021】他方、下電極体3となる基材4(PETフ
ィルム)の上面には、前記上電極体2を重ねたとき各透
明性導電パターン部20a,20b,20c,20dに
対峙する位置にアイランド状の各透明性導電パターン部
23a,23b,23c,23dをITO材にてスクリ
ーン印刷にて形成し、その各々に電気的に接続するリー
ド部24a,24b,24c,24dを引き出しリード
部5に導くように銀材等の導電パターンにてスクリーン
印刷形成するものである。
【0022】なお、下電極体3の上面にスクリーン印刷
するドット14や窓枠状のスペーサ15等の構成は第1
実施例と同じであるので、同一番号を付して詳細な説明
は省略する。この実施例においても、折り畳み箇所4a
で基材4を折曲げて、窓枠状のスペーサ15を挟んで、
下電極体3と上電極体2とを重ねて接着固定すれば良
い。
【0023】本実施例では、上電極体2における各透明
性導電パターン部20a,20b,20c,20dをそ
れぞれ抵抗体とみなせば、上電極体2における透明性導
電パターン部20aと下電極体3における透明性導電パ
ターン部23aとが接触する場合の電気回路の電圧低下
が一番大きく、透明性導電パターン部20dと23dと
の接触時の電圧低下が一番少なくなるので、この透明タ
ッチパネルでは4つ異なる検出信号を得ることのできる
メンブレン形スイッチを一体的に形成したものと同等と
なる。従って、上電極体2の上面側に、前記各透明性導
電パターン部20a,20b,20c,20dに対応す
る箇所に文字等の印刷によるスイッチの種類の表示を施
すか、別の可撓性を有するパネル(透明であっても不透
明であっても良い)の表面または裏面に前記文字等の印
刷によるスイッチの種類の表示を施しておくと良い。
【0024】図7〜図10に示す第3実施例はマトリッ
クス形の透明タッチパネルであって、上電極体2となる
基材4(PETフィルム)の下面には、前記第1実施例
と同様にしてスクリーン印刷により、ITO材からなる
複数本の透明性導電パターン部30をX軸方向に長手の
ストライプ状(帯状)に形成する。同様にして、下電極
体3となる基材4(PETフィルム)の上面にも、前記
上電極体2を重ねたとき、その各透明性導電パターン部
30と交叉して対峙する位置に複数本のY軸方向に長手
のストライプ状(帯状)の透明性導電パターン部31を
ITO材にてスクリーン印刷にて形成する。
【0025】次に、前記複数本の透明性導電パターン部
30の端部同士を電気的に接続するための抵抗膜部3
2、及び複数本の透明性導電パターン部31の端部同士
を電気的に接続するための抵抗膜部33をそれぞれ電気
抵抗体インクにてスクリーン印刷する。なお、抵抗膜部
32,33を印刷形成した後に、前記透明性導電パター
ン部30,31を印刷形成しても良い。
【0026】これらの抵抗膜部32,33に用いる抵抗
体材料は、銅、ニッケル等の金属と電気絶縁材との混合
物(サーメット抵抗膜)や、カーボン系(炭素・樹脂系
混合抵抗体)を用いる。これら抵抗膜部32,33は、
各々接続電極部34,35及び引き出しリード部36
a,36b,37a,37bを介して引き出しリード部
5に導く。この場合の接続電極部34,35及び引き出
しリード部36a,36b,37a,37bは、それぞ
れ、基材4表面に銀材等の導電パターンにてスクリーン
印刷形成するものである。
【0027】また、上電極体2と下電極体3とを重ねた
とき、適宜隙間を保持するスペーサとしてのドット14
のパターンは、前記透明性導電パターン部30,31の
箇所を外した位置に設けるのが好ましく、その材料は前
記第1実施例と同様のものを用い、同じようにスクリー
ン印刷する。窓枠状のスペーサ15、絶縁被膜部13、
抜き穴6等の構成は第1実施例と同じであるので、同一
番号を付して詳細な説明は省略する。
【0028】この実施例においても、折り畳み箇所4a
で基材4を折曲げて、窓枠状のスペーサ15を挟んで、
下電極体3と上電極体2とを重ねて接着固定すれば良
い。この実施例の構成によれば、透明性導電パターン部
30,31の面積が基材4表面の面積全体に占める割合
が少ないから、使用する透明性導電インクの使用量が少
なくて済み、経済的である共に、透明タッチパネル1の
透明性が向上する。
【0029】そして、電気回路としては、図10に示す
ごとく、可動側である上電極体2における相隣接する帯
状の透明性導電パターン部30の端部間には抵抗膜部3
2による抵抗Rx1,Rx2,Rx3,Rx4,Rx5
等が直列接続され、他方の固定側である下電極体3にお
ける相隣接する帯状の透明性導電パターン部31の端部
間には抵抗膜部33による抵抗Ry1,Ry2,Ry
3,Ry4,Ry5等が直列接続されることになる。ま
た、前記各帯状の透明性導電パターン部30、31も単
位面積あたり均一な抵抗値を持つ抵抗体と考えられる。
【0030】従って、例えば、上電極体2の上面から押
下して、上下の透明性導電パターン部30,31の交叉
部のうち図10のP2点(座標:Xp2,Yp2)にて
電気的に接続されるとすると、端子T1及びT2間の抵
抗値は、透明性導電パターン部30の抵抗値RXp2と
透明性導電パターン部31の抵抗値RYp2と、Rx
1,Ry3,Ry4,Ry5の総和となる。
【0031】このようにして、透明タッチパネル1の座
標位置(上下の透明性導電パターン部30,31の交叉
部の位置)に応じて、端子間の抵抗値が異なることを利
用して、前記マトリックス状の透明性導電パターン部を
備えた透明タッチパネル1の押下した座標位置をアナロ
グ値として算出できるので、これをA/D変換して座標
値を認識することができる。
【0032】なお、前記第3実施例において、隣接する
帯状の透明性導電パターン部30,31を抵抗膜部3
3,34で接続しないで、その代わり、各1本の透明性
導電パターン部30,31につき1本のリード部を引き
出することにより、従来と同様のデジタル形タッチパネ
ルを形成するようにしても良い。図11に示す第4実施
例は、上電極体2となる基材4(PETフィルム)の下
面には、前記第1実施例と同様にしてスクリーン印刷に
より、ITO材からなる4つのアイランド状の透明性導
電パターン部40a,40b,40c,40dを形成
し、これらを銀等の導体回路パターン部41a,41
b,41cにて接続するようにスクリーン印刷し、透明
性導電パターン部40bから同じく銀材等の導電パター
ンにてリード部42を引き出しリード部5に向かって導
くようにスクリーン印刷形成する。
【0033】他方、下電極体3となる基材4(PETフ
ィルム)の上面には、前記上電極体2を重ねたとき各透
明性導電パターン部40a,40b,40c,40dに
対峙する位置のアイランド状の各透明性導電パターン部
43a,43b,43c,43d及びその連設部44
a,44b,44c,44dをITO材にてスクリーン
印刷にて形成する。この場合、前記アイランド状の部分
と帯状の連設部とを含めて帯状と称する。次いで、前記
連設部44a,44b,44c,44dの各々の表面に
は抵抗膜部45a,45b,45c,45dを重ねてス
クリーン印刷する。
【0034】そして、2つの連設部44c,44dに各
々電気的に接続するリード部46,47を引き出しリー
ド部5に導くように銀材等の導電パターンにてスクリー
ン印刷形成するものである。なお、上電極体2と下電極
体3とを重ねたとき、適宜隙間を保持するスペーサとし
てのドット14のパターンは、前記透明性導電パターン
部の箇所を外した位置に設けるのが好ましく、その材料
は前記第1実施例と同様のものを用い、同じようにスク
リーン印刷する。窓枠状のスペーサ15、抜き穴6等の
構成は第1実施例と同じであるので、同一番号を付して
詳細な説明は省略する。
【0035】この実施例においても、折り畳み箇所4a
で基材4を折曲げて、窓枠状のスペーサ15を挟んで、
下電極体3と上電極体2とを重ねて接着固定すれば良
い。この実施例による電気回路では、下電極体3におけ
る各透明性導電パターン部43a,43b,43c,4
3d及び連設部44a,44b,44c,44dをそれ
ぞれ抵抗体とみなすことができ、且つこれらの各連設部
に設けた抵抗膜部45a,45b,45c,45dの抵
抗値が加わるので、上電極体2と下電極体3との相対向
するアイランド状の透明性導電パターン部同士が接続す
る箇所ごとに、その出力端子間の電圧値を段階的に変更
させることができ、この透明タッチパネルでは4つ異な
る検出信号を得ることのできるメンブレン形スイッチを
一体的に形成したものと同等となる。従って、上電極体
2の上面側に、前記各透明性導電パターン部40a,4
0b,40c,40dに対応する箇所に文字等の印刷に
よるスイッチの種類の表示を施すか、別の可撓性を有す
るパネル(透明であっても不透明であっても良い)の表
面または裏面に前記文字等の印刷によるスイッチの種類
の表示を施しておくと良い。
【0036】この実施例の構成によっても、透明性導電
パターン部の面積が基材4表面の面積全体に占める割合
が少ないから、使用する透明性導電インクの使用量が少
なくて済み、経済的である共に、透明タッチパネル1の
透明性が向上する。なお、前記各実施例において、前記
銀等の導電回路パターン部と、透明性導電パターン部と
の印刷の順序はいずれが先であっても良い。また、銀等
の導電回路パターン部と、透明性導電パターン部等の印
刷箇所は印刷後に高温にて硬化させる等の処理は同じで
ある。さらに、本発明の透明タッチパネル1は上電極体
2と下電極体3とを略垂直に立てた状態で使用すること
ができることは勿論である。
【0037】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、請求項1
に記載の発明は、シート状の基材に透明性導電パターン
部と外部引き出し用の導電回路パターン部とをそれぞれ
備え、且つ前記透明性導電パターン部同士を相対向させ
た一対の電極体からなり、前記少なくとも一方の電極体
には、他方の電極体との隙間を保持するための複数の凸
状絶縁パターンを設けたタッチパネルにおいて、前記各
透明性導電パターン部を印刷によって形成したものであ
る。
【0038】従って、基材表面への透明性導電パターン
部の形成にあたり、従来の真空蒸着炉のような高価な設
備を必要とせず、タッチパネルを安価に製造できると共
に、印刷作業にて形成できるから、タッチパネルを連続
的に効率良く製造できるという効果を奏する。請求項2
に記載の発明は、請求項1記載のタッチパネルにおい
て、前記一方の電極体における複数の帯状に形成された
透明性導電パターン部と、他方の電極体における複数の
帯状に形成された透明性導電パターン部とを、相対向さ
せたときマトリックス状に交叉するように形成したもの
である。
【0039】従って、請求項1の発明の作用・効果に加
えて、基材表面のうち必要な帯状の部分にのみ印刷にて
透明性導電パターン部を形成するので、材料費も低廉と
なるという効果を奏する。請求項3に記載の発明は、請
求項2記載のタッチパネルにおいて、前記各電極体に
は、隣接する透明性導電パターン部同士を電気的に接続
する抵抗膜部を設け、該抵抗膜部に前記外部引き出し用
の導電回路パターン部を接続するように構成したもので
ある。
【0040】この構成により、タッチパネルにおけるマ
トリックス状に形成された多数箇所のスイッチ部分の各
々異なる値の出力信号を、少ない数の引き出し導電回路
により出力することができるという顕著な効果を奏す
る。請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のタッチ
パネルにおいて、前記一方の電極体における透明性導電
パターン部をアイランド状に形成し、前記他方の電極体
における透明性導電パターン部を帯状に形成し、この帯
状の透明性導電パターン部の一部には、抵抗膜部を重ね
形成したものである。
【0041】この構成によっても、複数個のスイッチ部
分であり、且つ各スイッチ部分の出力値を各々異なるよ
うにしたタッチパネルを至極簡単に製造することができ
るという効果を奏するのである。また、前記各請求項に
記載の発明のタッチパネルにおいて、透明なフィルム状
の基材の片面に、前記相対向させる一対の透明性導電パ
ターン部を印刷形成し、該両透明性導電パターン部の間
を折曲げて、前記両電極体を形成すれば、一枚の基材に
て一挙に2つの電極体を製造できて、製造の効率が格段
に向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のタッチパネルの開いた状態の斜視
図である。
【図2】図1のII−II線矢視における下電極体に上電極
体を重ねる作業中の断面図である。
【図3】図2のものを重ねた状態の断面図である。
【図4】図1のIV−IV線矢視において下電極体に上電極
体を重ねた状態の断面図である。
【図5】座標位置を検出する場合のアナログ形タッチパ
ネルの斜視図である。
【図6】第2実施例のタッチパネルの開いた状態の斜視
図である。
【図7】第3実施例のタッチパネルの開いた状態の斜視
図である。
【図8】要部斜視図である。
【図9】図8のIX−IX線矢視において下電極体に上電極
体を重ねた状態の断面図である。
【図10】マトリックス形タッチパネルの電気回路を示
す図である。
【図11】第4実施例のタッチパネルの開いた状態の斜
視図である。
【符号の説明】
1 透明タッチパネル 2 上電極体 3 下電極体 4 基材 5 引き出しリード部 7a,7b X軸抵抗値取出し端子 8a,8b X軸リード部 9a,9b Y軸抵抗値取出し端子 10a,10b Y軸リード部 11,12 透明性導電パターン部 14 ドット 15 スペーサ体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の基材に透明性導電パターン部
    と外部引き出し用の導電回路パターン部とをそれぞれ備
    え、且つ前記透明性導電パターン部同士を相対向させた
    一対の電極体からなり、前記少なくとも一方の電極体に
    は、他方の電極体との隙間を保持するための複数の凸状
    絶縁パターンを設けたタッチパネルにおいて、前記各透
    明性導電パターン部を印刷によって形成したことを特徴
    とするタッチパネル。
  2. 【請求項2】 前記一方の電極体における複数の帯状に
    形成された透明性導電パターン部と、他方の電極体にお
    ける複数の帯状に形成された透明性導電パターン部と
    を、相対向させたときマトリックス状に交叉するように
    形成したことを特徴とする請求項1記載のタッチパネ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記各電極体には、隣接する透明性導電
    パターン部同士を電気的に接続する抵抗膜部を設け、該
    抵抗膜部に前記外部引き出し用の導電回路パターン部を
    接続するように構成したことを特徴とする請求項2に記
    載のタッチパネル。
  4. 【請求項4】 前記一方の電極体における透明性導電パ
    ターン部をアイランド状に形成し、前記他方の電極体に
    おける透明性導電パターン部を帯状に形成し、この帯状
    の透明性導電パターン部の一部には、抵抗膜部を重ね形
    成したことを特徴とする請求項1に記載のタッチパネ
    ル。
  5. 【請求項5】 透明なフィルム状の基材の片面に、前記
    相対向させる一対の透明性導電パターン部を印刷形成
    し、該両透明性導電パターン部の間を折曲げて、前記両
    電極体を形成したことを特徴とする請求項1記載または
    請求項2または請求項3または請求項4に記載のタッチ
    パネル。
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