JP2002023955A - 複合スイッチシート - Google Patents
複合スイッチシートInfo
- Publication number
- JP2002023955A JP2002023955A JP2000204763A JP2000204763A JP2002023955A JP 2002023955 A JP2002023955 A JP 2002023955A JP 2000204763 A JP2000204763 A JP 2000204763A JP 2000204763 A JP2000204763 A JP 2000204763A JP 2002023955 A JP2002023955 A JP 2002023955A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- switch
- touch panel
- resin film
- insulating substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 同一のシートにタッチパネルスイッチと接点
スイッチを簡単な構成で複合し、回路の簡略化と部品点
数を減らし、低コストで生産可能な入力部品の提供 【解決手段】 絶縁性基板および絶縁性の樹脂フィルム
が対向して配置され、その内側面に、透明電極同士およ
び接点電極同士がそれぞれ整合されて形成され、抵抗膜
方式のタッチパネルスイッチと接点スイッチとをそれぞ
れ形成した複合スイッチシート
スイッチを簡単な構成で複合し、回路の簡略化と部品点
数を減らし、低コストで生産可能な入力部品の提供 【解決手段】 絶縁性基板および絶縁性の樹脂フィルム
が対向して配置され、その内側面に、透明電極同士およ
び接点電極同士がそれぞれ整合されて形成され、抵抗膜
方式のタッチパネルスイッチと接点スイッチとをそれぞ
れ形成した複合スイッチシート
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
等の表示装置を有する移動体通信機器、計測機器等の各
種電子機器に用いられる入力部品であって、抵抗膜方式
のタッチパネルスイッチおよび接点スイッチから構成さ
れる入力部品に関するものである。
等の表示装置を有する移動体通信機器、計測機器等の各
種電子機器に用いられる入力部品であって、抵抗膜方式
のタッチパネルスイッチおよび接点スイッチから構成さ
れる入力部品に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】入力部品であるタッチパネルスイッチ
は、主に、液晶ディスプレイ等の表示装置の画面に組み
合わせて、簡易入力部品として様々な分野で使用されて
いる。なかでも、抵抗膜方式のタッチパネルスイッチ
は、軽量で消費電力が小さく、低コストで製造できるた
め、携帯用電子機器に多く利用されている。
は、主に、液晶ディスプレイ等の表示装置の画面に組み
合わせて、簡易入力部品として様々な分野で使用されて
いる。なかでも、抵抗膜方式のタッチパネルスイッチ
は、軽量で消費電力が小さく、低コストで製造できるた
め、携帯用電子機器に多く利用されている。
【０００３】抵抗膜方式のタッチパネルスイッチの構成
は、例えば図５に示すように、２枚の樹脂フィルム４表
面に透明電極１を形成し、樹脂からなるドットスペーサ
ー６や両面粘着テープからなるスペーサー５を介して透
明電極同士を対向させ一体化した構成である。
は、例えば図５に示すように、２枚の樹脂フィルム４表
面に透明電極１を形成し、樹脂からなるドットスペーサ
ー６や両面粘着テープからなるスペーサー５を介して透
明電極同士を対向させ一体化した構成である。
【０００４】抵抗膜方式のタッチパネルスイッチには、
マトリクス型とアナログ型の２種類がある。マトリクス
型は、透明電極が格子状のパターンで形成されており、
樹脂フィルムを指等で押圧すれば対向した２枚の樹脂フ
ィルム上の電極が接触して導通し、導通位置により接触
点座標を出力する。
マトリクス型とアナログ型の２種類がある。マトリクス
型は、透明電極が格子状のパターンで形成されており、
樹脂フィルムを指等で押圧すれば対向した２枚の樹脂フ
ィルム上の電極が接触して導通し、導通位置により接触
点座標を出力する。
【０００５】アナログ型は、透明電極の両端に異なる電
圧を印加して電位勾配を形成し、樹脂フィルムを指等で
押圧すれば対向した２枚の樹脂フィルム上の電極が接触
して導通し、電極の電位により接触点座標を出力する。
両者を比べると、透明電極にパターンの形成が不要なこ
と、透明電極用の回路が簡単なこと等から、後者のアナ
ログ型が多く用いられている。
圧を印加して電位勾配を形成し、樹脂フィルムを指等で
押圧すれば対向した２枚の樹脂フィルム上の電極が接触
して導通し、電極の電位により接触点座標を出力する。
両者を比べると、透明電極にパターンの形成が不要なこ
と、透明電極用の回路が簡単なこと等から、後者のアナ
ログ型が多く用いられている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タッチ
パネルスイッチは、軽量で消費電力が小さく、低コスト
で製造できるが、押圧操作の際、透明電極同士が接触す
るまでの操作荷重が軽く、誤操作、誤入力等が起きる問
題があった。
パネルスイッチは、軽量で消費電力が小さく、低コスト
で製造できるが、押圧操作の際、透明電極同士が接触す
るまでの操作荷重が軽く、誤操作、誤入力等が起きる問
題があった。
【０００７】また、電源キー等の重要なスイッチには入
力操作時にクリックの感触を要望されることがある。そ
こでクリック感機能を有する接点スイッチとタッチパネ
ルスイッチとの組合せが要望されるが、それぞれ別途作
製し組み合せた場合、スイッチ全体の構成や回路配置が
複雑となり、部品点数の増加、コストアップにつながっ
ていた。
力操作時にクリックの感触を要望されることがある。そ
こでクリック感機能を有する接点スイッチとタッチパネ
ルスイッチとの組合せが要望されるが、それぞれ別途作
製し組み合せた場合、スイッチ全体の構成や回路配置が
複雑となり、部品点数の増加、コストアップにつながっ
ていた。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するものであり、同一のシートにタッチパネルスイッ
チと接点スイッチを簡単な構成で複合し、回路の簡略化
と部品点数を減らし、低コストで生産可能な入力部品を
提供するものである。
決するものであり、同一のシートにタッチパネルスイッ
チと接点スイッチを簡単な構成で複合し、回路の簡略化
と部品点数を減らし、低コストで生産可能な入力部品を
提供するものである。
【０００９】すなわち、絶縁性基板および絶縁性の樹脂
フィルムが対向して配置され、その内側面に、透明電極
同士および接点電極同士がそれぞれ整合されて形成さ
れ、抵抗膜方式のタッチパネルスイッチと接点スイッチ
とがそれぞれ形成されてなる複合スイッチシートであ
る。
フィルムが対向して配置され、その内側面に、透明電極
同士および接点電極同士がそれぞれ整合されて形成さ
れ、抵抗膜方式のタッチパネルスイッチと接点スイッチ
とがそれぞれ形成されてなる複合スイッチシートであ
る。
【００１０】さらに、接点スイッチの部位の樹脂フィル
ムが、ドーム状に湾曲形成され、そのドーム状の内側に
接点電極が形成されてなる複合スイッチシートである。
ムが、ドーム状に湾曲形成され、そのドーム状の内側に
接点電極が形成されてなる複合スイッチシートである。
【００１１】さらに、絶縁性基板および絶縁性の樹脂フ
ィルムが対向して配置され、その絶縁性基板および絶縁
性の樹脂フィルムが対向する内側面の一部に、透明電極
同士が整合されて形成されてなる抵抗膜方式のタッチパ
ネルスイッチが形成され、他の一部には、絶縁性基板上
に接点電極が形成され、その上にクリック感を有する弾
性成形体が挿入されて接点スイッチが形成されてなる複
合スイッチシートである。
ィルムが対向して配置され、その絶縁性基板および絶縁
性の樹脂フィルムが対向する内側面の一部に、透明電極
同士が整合されて形成されてなる抵抗膜方式のタッチパ
ネルスイッチが形成され、他の一部には、絶縁性基板上
に接点電極が形成され、その上にクリック感を有する弾
性成形体が挿入されて接点スイッチが形成されてなる複
合スイッチシートである。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。図１は、本発明の代表的な構
成の断面図である。本発明の複合スイッチシートは、透
明電極１と接点電極２が形成された共通の絶縁性基板３
の上に、透明電極１と接点電極２が形成された共通の絶
縁性の樹脂フィルム４が、スペーサ５を介して絶縁性基
板と樹脂フィルムの夫々の透明電極同士および接点電極
同士が対向するように整合されており、１つのシートに
抵抗膜方式のタッチパネルスイッチと接点スイッチとを
備えた複合スイッチシートである。
を用いて詳細に説明する。図１は、本発明の代表的な構
成の断面図である。本発明の複合スイッチシートは、透
明電極１と接点電極２が形成された共通の絶縁性基板３
の上に、透明電極１と接点電極２が形成された共通の絶
縁性の樹脂フィルム４が、スペーサ５を介して絶縁性基
板と樹脂フィルムの夫々の透明電極同士および接点電極
同士が対向するように整合されており、１つのシートに
抵抗膜方式のタッチパネルスイッチと接点スイッチとを
備えた複合スイッチシートである。
【００１３】本発明の抵抗膜方式のタッチパネルスイッ
チは、マトリクス型でもアナログ型でもどちらでもかま
わないが、作業性、コスト面を考慮すると、後者のアナ
ログ型が好適である。透明電極としては、ＩＴＯ（酸化
インジウム錫）を蒸着やスパッタリングにより、あるい
はＩＴＯ粉末含有インクを印刷することで形成されたＩ
ＴＯ膜を用いることができる。
チは、マトリクス型でもアナログ型でもどちらでもかま
わないが、作業性、コスト面を考慮すると、後者のアナ
ログ型が好適である。透明電極としては、ＩＴＯ（酸化
インジウム錫）を蒸着やスパッタリングにより、あるい
はＩＴＯ粉末含有インクを印刷することで形成されたＩ
ＴＯ膜を用いることができる。
【００１４】本発明の接点スイッチは、押圧によりＯＮ
−ＯＦＦ入力を行うスイッチであって、例えば、メンブ
レンスイッチ、金属皿ばねやドーム状に湾曲変形された
樹脂フィルムなどのクリック感を有する成形体を用いた
スイッチ、押圧部とその周辺に薄肉の屈曲部分が形成さ
れた合成ゴムまたは樹脂からなるスイッチ等であり、こ
れらは組みあわせて用いてもかまわない。
−ＯＦＦ入力を行うスイッチであって、例えば、メンブ
レンスイッチ、金属皿ばねやドーム状に湾曲変形された
樹脂フィルムなどのクリック感を有する成形体を用いた
スイッチ、押圧部とその周辺に薄肉の屈曲部分が形成さ
れた合成ゴムまたは樹脂からなるスイッチ等であり、こ
れらは組みあわせて用いてもかまわない。
【００１５】本発明の絶縁性基板は、絶縁性と透明性が
あれば特に限定されるものではなく、素材としては、ガ
ラス、樹脂フィルム等が好適である。本発明の樹脂フィ
ルムは、絶縁性と透明性があれば特に限定されるもので
はなく、５０μｍ〜２００μｍの厚みが好ましい。例え
ば、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレ
ンナフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルム等
が挙げられる。接点電極としては、先述の透明電極の
他、銀インク、カーボンインク等を用いた公知の電極を
用いることができる。
あれば特に限定されるものではなく、素材としては、ガ
ラス、樹脂フィルム等が好適である。本発明の樹脂フィ
ルムは、絶縁性と透明性があれば特に限定されるもので
はなく、５０μｍ〜２００μｍの厚みが好ましい。例え
ば、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレ
ンナフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルム等
が挙げられる。接点電極としては、先述の透明電極の
他、銀インク、カーボンインク等を用いた公知の電極を
用いることができる。
【００１６】
【実施例１】図２は、本実施例１の複合スイッチシート
の断面図である。絶縁性基板３として１００μｍのポリ
エチレンテレフタレートフィルムに、透明電極１として
ＩＴＯ膜を蒸着により形成し、エッチング加工により不
要な部分のＩＴＯ膜を除去した。銀インクを用いてスク
リーン印刷により、絶縁性基板３上のタッチパネルスイ
ッチ部分にＸ軸、Ｙ軸の抵抗値読み取り端子を形成し、
接点スイッチ部分に接点電極２を形成した。さらに、タ
ッチパネルスイッチ部分の絶縁性基板上に紫外線硬化型
インクを塗布し、ドットスペーサー６を形成した。
の断面図である。絶縁性基板３として１００μｍのポリ
エチレンテレフタレートフィルムに、透明電極１として
ＩＴＯ膜を蒸着により形成し、エッチング加工により不
要な部分のＩＴＯ膜を除去した。銀インクを用いてスク
リーン印刷により、絶縁性基板３上のタッチパネルスイ
ッチ部分にＸ軸、Ｙ軸の抵抗値読み取り端子を形成し、
接点スイッチ部分に接点電極２を形成した。さらに、タ
ッチパネルスイッチ部分の絶縁性基板上に紫外線硬化型
インクを塗布し、ドットスペーサー６を形成した。
【００１７】一方、樹脂フィルム４として１００μｍの
ポリエチレンテレフタレートフィルムに、透明電極１と
してＩＴＯ膜を蒸着により形成し、エッチング加工によ
り不要な部分のＩＴＯ膜を除去した。銀インクを用いて
スクリーン印刷により、絶縁性基板３上のタッチパネル
スイッチ部分にＸ軸、Ｙ軸の抵抗値読み取り端子を形成
した。接点スイッチ部分の樹脂フィルム４の裏面には文
字や図形の表示部９を形成した。
ポリエチレンテレフタレートフィルムに、透明電極１と
してＩＴＯ膜を蒸着により形成し、エッチング加工によ
り不要な部分のＩＴＯ膜を除去した。銀インクを用いて
スクリーン印刷により、絶縁性基板３上のタッチパネル
スイッチ部分にＸ軸、Ｙ軸の抵抗値読み取り端子を形成
した。接点スイッチ部分の樹脂フィルム４の裏面には文
字や図形の表示部９を形成した。
【００１８】接点スイッチ部分の絶縁性基板３上の接点
電極２の上に、金属皿ばね７を粘着テープで貼設した
後、絶縁性基板上の透明電極とポリエチレンテレフタレ
ートフィルムの透明電極とが対向するようにスペーサー
５を介して、整合し固着して複合スイッチシートを得
た。これにより同一シート内にタッチパネルスイッチと
接点スイッチを形成し、タッチパネルスイッチおよび接
点スイッチの各接点電極の間に介在するスペーサを共有
させることで、回路の簡略化と部品点数を減らすことに
より、構成を単純化できた。
電極２の上に、金属皿ばね７を粘着テープで貼設した
後、絶縁性基板上の透明電極とポリエチレンテレフタレ
ートフィルムの透明電極とが対向するようにスペーサー
５を介して、整合し固着して複合スイッチシートを得
た。これにより同一シート内にタッチパネルスイッチと
接点スイッチを形成し、タッチパネルスイッチおよび接
点スイッチの各接点電極の間に介在するスペーサを共有
させることで、回路の簡略化と部品点数を減らすことに
より、構成を単純化できた。
【００１９】
【実施例２】図３は、本実施例２の複合スイッチシート
の断面図である。絶縁性基板３として１００μｍのポリ
エチレンテレフタレートフィルムに、透明電極１として
ＩＴＯ膜を蒸着により形成し、エッチング加工により不
要な部分のＩＴＯ膜を除去した。銀インクを用いてスク
リーン印刷により、絶縁性基板上のタッチパネルスイッ
チ部分にＸ軸、Ｙ軸の抵抗値読み取り端子を形成し、接
点スイッチ部分に接点電極２を形成した。さらに、タッ
チパネルスイッチ部分の絶縁性基板上に紫外線硬化型イ
ンクを塗布し、ドットスペーサー６を形成した。
の断面図である。絶縁性基板３として１００μｍのポリ
エチレンテレフタレートフィルムに、透明電極１として
ＩＴＯ膜を蒸着により形成し、エッチング加工により不
要な部分のＩＴＯ膜を除去した。銀インクを用いてスク
リーン印刷により、絶縁性基板上のタッチパネルスイッ
チ部分にＸ軸、Ｙ軸の抵抗値読み取り端子を形成し、接
点スイッチ部分に接点電極２を形成した。さらに、タッ
チパネルスイッチ部分の絶縁性基板上に紫外線硬化型イ
ンクを塗布し、ドットスペーサー６を形成した。
【００２０】一方、樹脂フィルム４として１００μｍの
ポリエチレンテレフタレートフィルムに、接点スイッチ
部分の接点電極に１３０℃、９０秒の条件で押圧部形状
に変形加工を施し、さらに裏面側から透明熱可塑性樹脂
を射出成形にて注入し押圧部１０とした。タッチパネル
部分には、銀インクを用いてスクリーン印刷により、絶
縁性基板３上のタッチパネルスイッチ部分にＸ軸、Ｙ軸
の抵抗値読み取り端子を形成し、透明導電インクである
ＩＴＯ粉末含有インクをスクリーン印刷して透明電極１
を形成した。
ポリエチレンテレフタレートフィルムに、接点スイッチ
部分の接点電極に１３０℃、９０秒の条件で押圧部形状
に変形加工を施し、さらに裏面側から透明熱可塑性樹脂
を射出成形にて注入し押圧部１０とした。タッチパネル
部分には、銀インクを用いてスクリーン印刷により、絶
縁性基板３上のタッチパネルスイッチ部分にＸ軸、Ｙ軸
の抵抗値読み取り端子を形成し、透明導電インクである
ＩＴＯ粉末含有インクをスクリーン印刷して透明電極１
を形成した。
【００２１】接点スイッチ部分の絶縁性基板上の接点電
極の上に、ドームの内側に銀インクが印刷された樹脂フ
ィルムからなるドーム状の成形体８を粘着テープで貼設
した後、絶縁性基板上の透明電極とポリエチレンテレフ
タレートフィルムの透明電極とが対向するようにスペー
サー５を介して、整合し固着して複合スイッチシートを
得た。これにより同一シート内にタッチパネルスイッチ
と接点スイッチを形成し、タッチパネルスイッチおよび
接点スイッチの各接点電極の間に介在するスペーサを共
有させることで、回路の簡略化と部品点数を減らすこと
により、構成を単純化できた。
極の上に、ドームの内側に銀インクが印刷された樹脂フ
ィルムからなるドーム状の成形体８を粘着テープで貼設
した後、絶縁性基板上の透明電極とポリエチレンテレフ
タレートフィルムの透明電極とが対向するようにスペー
サー５を介して、整合し固着して複合スイッチシートを
得た。これにより同一シート内にタッチパネルスイッチ
と接点スイッチを形成し、タッチパネルスイッチおよび
接点スイッチの各接点電極の間に介在するスペーサを共
有させることで、回路の簡略化と部品点数を減らすこと
により、構成を単純化できた。
【００２２】
【実施例３】図４は、本実施例３の複合スイッチシート
の断面図である。絶縁性基板３として１００μｍのポリ
エチレンテレフタレートフィルムに、透明導電インクで
あるＩＴＯ粉末含有インクをスクリーン印刷して透明電
極１を形成し、接点スイッチ部分に接点電極２を形成し
た。銀インクを用いてスクリーン印刷により、絶縁性基
板上のタッチパネルスイッチ部分にＸ軸、Ｙ軸の抵抗値
読み取り端子を形成した。さらに、タッチパネルスイッ
チ部分の絶縁性基板上に紫外線硬化型インクを塗布し、
ドットスペーサー６を形成した。
の断面図である。絶縁性基板３として１００μｍのポリ
エチレンテレフタレートフィルムに、透明導電インクで
あるＩＴＯ粉末含有インクをスクリーン印刷して透明電
極１を形成し、接点スイッチ部分に接点電極２を形成し
た。銀インクを用いてスクリーン印刷により、絶縁性基
板上のタッチパネルスイッチ部分にＸ軸、Ｙ軸の抵抗値
読み取り端子を形成した。さらに、タッチパネルスイッ
チ部分の絶縁性基板上に紫外線硬化型インクを塗布し、
ドットスペーサー６を形成した。
【００２３】一方、樹脂フィルム４として１００μｍの
ポリエチレンテレフタレートフィルムに透明導電インク
であるＩＴＯ粉末含有インクをスクリーン印刷して透明
電極１を形成し、接点スイッチ部分に接点電極２を形成
した。銀インクを用いてスクリーン印刷によりＸ軸、Ｙ
軸方向の抵抗値読み取り端子を形成した。その後、接点
スイッチ部分に１３０℃、９０秒の条件で湾曲変形加工
を施しドーム状の成形体８とした。絶縁性基板上の透明
電極とポリエチレンテレフタレートフィルムの透明電極
とが対向するように、また絶縁性基板上の接点電極とポ
リエチレンテレフタレートフィルムの接点電極が対向す
るように、スペーサー５を介して、整合し固着して複合
スイッチシートを得た。
ポリエチレンテレフタレートフィルムに透明導電インク
であるＩＴＯ粉末含有インクをスクリーン印刷して透明
電極１を形成し、接点スイッチ部分に接点電極２を形成
した。銀インクを用いてスクリーン印刷によりＸ軸、Ｙ
軸方向の抵抗値読み取り端子を形成した。その後、接点
スイッチ部分に１３０℃、９０秒の条件で湾曲変形加工
を施しドーム状の成形体８とした。絶縁性基板上の透明
電極とポリエチレンテレフタレートフィルムの透明電極
とが対向するように、また絶縁性基板上の接点電極とポ
リエチレンテレフタレートフィルムの接点電極が対向す
るように、スペーサー５を介して、整合し固着して複合
スイッチシートを得た。
【００２４】これにより同一シート内にタッチパネルス
イッチと接点スイッチを形成し、タッチパネルスイッチ
および接点スイッチの各接点電極の間に介在するスペー
サを共有させることで、回路の簡略化と部品点数を減ら
すことにより、構成を単純化できた。
イッチと接点スイッチを形成し、タッチパネルスイッチ
および接点スイッチの各接点電極の間に介在するスペー
サを共有させることで、回路の簡略化と部品点数を減ら
すことにより、構成を単純化できた。
【００２５】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
同一シート内にタッチパネルスイッチと接点スイッチを
形成し、タッチパネルスイッチおよび接点スイッチの各
接点電極の間に介在するスペーサーを共有することで、
構成を単純化した。また、回路の簡略化と部品点数を減
らし、低コストで生産可能な入力部品を提供するもので
ある。更に、クリック感触のある接点スイッチによっ
て、操作性の優れた入力装置を提供するものである。
同一シート内にタッチパネルスイッチと接点スイッチを
形成し、タッチパネルスイッチおよび接点スイッチの各
接点電極の間に介在するスペーサーを共有することで、
構成を単純化した。また、回路の簡略化と部品点数を減
らし、低コストで生産可能な入力部品を提供するもので
ある。更に、クリック感触のある接点スイッチによっ
て、操作性の優れた入力装置を提供するものである。
【図１】本発明の断面図
【図２】本発明の断面図
【図３】本発明の断面図
【図４】本発明の断面図
【図５】従来のタッチパネルスイッチのの断面図
１ 透明電極 ２ 接点電極 ３ 絶縁性基板 ４ 樹脂フィルム ５ スペーサー ６ ドットスペーサー ７ 金属皿ばね ８ 成形体 ９ 表示部 １０ 押圧部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０１Ｈ 13/70 Ｈ０１Ｈ 13/70 Ｅ Ｃ 36/00 36/00 Ｙ Ｆターム(参考） 5B020 CC06 CC12 DD02 DD30 FF17 GG01 GG13 5B087 AA00 AB11 AE09 CC12 CC16 CC37 5G006 AA02 AA04 AB25 AZ02 CD06 DB03 FB04 FB31 5G023 AA12 CA19 CA30 CA50 5G046 AA01 AA11 AB02 AC40 AE02
Claims (3)
- 【請求項１】 絶縁性基板および絶縁性の樹脂フィルム
が対向して配置され、その内側面に、透明電極同士およ
び接点電極同士がそれぞれ整合されて形成され、抵抗膜
方式のタッチパネルスイッチと接点スイッチとがそれぞ
れ形成されてなる複合スイッチシート。 - 【請求項２】 接点スイッチの部位の樹脂フィルムが、
ドーム状に湾曲形成され、そのドーム状の内側に接点電
極が形成されてなる請求項１に記載の複合スイッチシー
ト。 - 【請求項３】 絶縁性基板および絶縁性の樹脂フィルム
が対向して配置され、その絶縁性基板および絶縁性の樹
脂フィルムが対向する内側面の一部に、透明電極同士が
整合されて形成されてなる抵抗膜方式のタッチパネルス
イッチが形成され、他の一部には、絶縁性基板上に接点
電極が形成され、その上にクリック感を有する弾性成形
体が挿入されて接点スイッチが形成されてなる複合スイ
ッチシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000204763A JP2002023955A (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 複合スイッチシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000204763A JP2002023955A (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 複合スイッチシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002023955A true JP2002023955A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18701971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000204763A Pending JP2002023955A (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 複合スイッチシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002023955A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003090773A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-28 | Polymatech Co Ltd | 感圧センサーおよび感圧センサーの押圧力検知方法 |
| JP2007157384A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Kojima Press Co Ltd | シートスイッチ |
| JP2010072906A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Panasonic Corp | 入力装置 |
| KR20110080018A (ko) * | 2010-01-04 | 2011-07-12 | 엘지이노텍 주식회사 | 터치 윈도우 유닛을 구비한 장치 |
| CN102148103A (zh) * | 2010-02-06 | 2011-08-10 | 卢新华 | 一种薄膜开关及其制造方法 |
| WO2011148804A1 (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-01 | 日本写真印刷株式会社 | 保護パネル及び電子機器 |
| JP2012173855A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Nippon Seiki Co Ltd | 表示装置 |
| US11947766B2 (en) | 2020-11-02 | 2024-04-02 | Fujitsu Component Limited | Touch panel device |
-
2000
- 2000-07-06 JP JP2000204763A patent/JP2002023955A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003090773A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-28 | Polymatech Co Ltd | 感圧センサーおよび感圧センサーの押圧力検知方法 |
| JP2007157384A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Kojima Press Co Ltd | シートスイッチ |
| JP2010072906A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Panasonic Corp | 入力装置 |
| KR20110080018A (ko) * | 2010-01-04 | 2011-07-12 | 엘지이노텍 주식회사 | 터치 윈도우 유닛을 구비한 장치 |
| KR101715394B1 (ko) | 2010-01-04 | 2017-03-10 | 엘지이노텍 주식회사 | 터치 윈도우 유닛을 구비한 장치 |
| CN102148103A (zh) * | 2010-02-06 | 2011-08-10 | 卢新华 | 一种薄膜开关及其制造方法 |
| WO2011148804A1 (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-01 | 日本写真印刷株式会社 | 保護パネル及び電子機器 |
| JP2011248420A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Nissha Printing Co Ltd | 保護パネル及び電子機器 |
| CN102906680A (zh) * | 2010-05-24 | 2013-01-30 | 日本写真印刷株式会社 | 保护面板及电子设备 |
| US8749508B2 (en) | 2010-05-24 | 2014-06-10 | Nissha Printing Co., Ltd. | Protective panel and electronic device |
| JP2012173855A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Nippon Seiki Co Ltd | 表示装置 |
| US11947766B2 (en) | 2020-11-02 | 2024-04-02 | Fujitsu Component Limited | Touch panel device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4901074A (en) | Glass membrane keyboard switch assembly for domestic appliance | |
| US6555235B1 (en) | Touch screen system | |
| CN1318949C (zh) | 可广域输入的触摸面板 | |
| US6831241B2 (en) | Touch panel switch | |
| US7714845B2 (en) | Touch panel and input device including the same | |
| US8803830B2 (en) | Touch panel with conductive layers formed of parallel strips | |
| AU2001220547A1 (en) | Adhesive material for touch screens | |
| JP2002202855A (ja) | タッチパネル及びこれを用いた電子機器 | |
| US7710405B2 (en) | Keypad and/or touchpad construction | |
| US20080018201A1 (en) | Touch panel | |
| KR100974073B1 (ko) | 슬림형 윈도우 터치스크린 패널의 제조 방법 | |
| US7297887B2 (en) | Touch panel | |
| US20080026206A1 (en) | Touch panel | |
| JP2002023955A (ja) | 複合スイッチシート | |
| KR100997712B1 (ko) | 슬림형 윈도우 터치스크린 패널 | |
| JPH08287775A (ja) | タッチパネル | |
| JP2007286996A (ja) | タッチパネル | |
| JP2005011312A (ja) | 透明タッチパネル | |
| US8223135B2 (en) | Touch panel | |
| JP2002157089A (ja) | タッチパネルおよびその製造方法 | |
| JP2003157150A (ja) | タッチパネル | |
| JPH0361293B2 (ja) | ||
| US20110193815A1 (en) | Touch panel | |
| JP2011065407A (ja) | タッチパネル | |
| JPH0652344B2 (ja) | 液晶表示装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070613 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090623 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090817 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090914 |