JPH08278404A - レンズシートおよびその製造方法 - Google Patents

レンズシートおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH08278404A
JPH08278404A JP7083904A JP8390495A JPH08278404A JP H08278404 A JPH08278404 A JP H08278404A JP 7083904 A JP7083904 A JP 7083904A JP 8390495 A JP8390495 A JP 8390495A JP H08278404 A JPH08278404 A JP H08278404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
stamper
resin
lens sheet
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7083904A
Other languages
English (en)
Inventor
Goro Saito
悟朗 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP7083904A priority Critical patent/JPH08278404A/ja
Publication of JPH08278404A publication Critical patent/JPH08278404A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/22Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of indefinite length
    • B29C43/222Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of indefinite length characterised by the shape of the surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C39/00Shaping by casting, i.e. introducing the moulding material into a mould or between confining surfaces without significant moulding pressure; Apparatus therefor
    • B29C39/14Shaping by casting, i.e. introducing the moulding material into a mould or between confining surfaces without significant moulding pressure; Apparatus therefor for making articles of indefinite length
    • B29C39/148Shaping by casting, i.e. introducing the moulding material into a mould or between confining surfaces without significant moulding pressure; Apparatus therefor for making articles of indefinite length characterised by the shape of the surface

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】表裏のレンズ群の並列方向の配置精度を向上さ
せると共に、レンズシートの生産性を向上させる。 【構成】一対の成型ロール間に、両面に放射線硬化型樹
脂が塗布形成された透明フィルムを通して前記樹脂を成
型する際に、前記成型ロールが表面に有するスタンパ
を、下記(a)(b)の組み合わせとする。 (a)ロール表面の軸方向に、周期的な凹凸が並設され
たスタンパ。 (b)ロール表面の外周方向に、周期的な凹凸が並設さ
れたスタンパ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学レンズや映写スク
リーンなどに用いられるレンズシートとその製造方法に
関する。本発明にて言うレンズシートは、レンチキュラ
ーやリニアフレネルなどに代表されるようなものであ
り、片面(両面)にレンズを構成する所定形状の凹凸が
形成されており、プロジェクション・タイプのテレビ
や、オーバヘッドプロジェクター(OHP)などの光学
部品として用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレンズシートを成形する
代表的な手法として、以下のものが知られている。
【0003】プレス法 熱可塑性樹脂を、加熱されたスタンパを用いて押圧し、
レンズ面を成型する手法。
【0004】キャスティング法 溶融軟化された熱可塑性樹脂を、スタンパの凹凸形成面
に塗布または注入し、前記樹脂を固化させてレンズ面を
成型する手法。
【0005】また、近年ではこのような熱可塑性樹脂で
はなく、紫外線(UV)や電子線(EB)等に代表され
る放射線の照射によって硬化するタイプの樹脂を使用し
てレンズシートを製造する手法について種々の提案があ
るが、表裏両面に成型を行う方法として下記のものが公
知である。
【0006】特開平1−159627号公報 透明フィルムの両面に紫外線硬化型樹脂を塗布した後、
前記フィルムを表面にスタンパの装着された一対のロー
ル間に通して前記樹脂部を成型し、次いで紫外線を照射
して成型された前記樹脂を硬化させることにより、両面
にレンチキュラーレンズを有するスクリーンの製造方
法。
【0007】上記の方法による製造物は、表裏両面の
シリンドリカル・レンズの並列方向が同一(ロール表面
の軸方向に並列)であり、表裏両面で異なる方向(例え
ば、直交する方向)にレンズ形状が並列されたレンズシ
ートを製造する具体的な方法については、現在まで報告
されていない。
【0008】上記のようなレンズシートを製造するに
は、 片面のみにレンズ部が形成されたレンズシートを表裏
について別々に成型しておき、それぞれのレンズシート
を互いの平坦面(レンズ部の非形成面)で貼り合わせる
手法。
【0009】プレス装置の上下定盤にそれぞれスタン
パを配置しておき、中間の熱可塑性樹脂をそれらによっ
て押圧し、前記樹脂の両面を成型する平プレス法。など
が考えられる
【0010】上記の方法によれば、「貼り合わせ」の
工程が増えて生産性が低下するばかりか、表裏のシリン
ドリカル・レンズの並列方向(例えば、直交の場合)を
精度良く(正しく90°に)貼り合わせるのが困難であ
る。
【0011】上記の方法でも、上下定盤のスタンパ
を、互いの方向を精度良く配置するのが困難であると共
に、用いられるスタンパは金型であるため、その形状に
は制約を受け易い。さらに、熱可塑性樹脂の平プレス法
による成型自体に依存する「成型に要するエネルギーと
時間が大きい」という課題が依然として残ることにな
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した2
つの課題、すなわち、 (1) 表裏のレンズ群の並列方向の配置精度を向上させ
る。 (2) レンズシートの生産性を向上させる。を解決する構
成のレンズシートとその製造方法を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の本
発明は、放射線透過性を有する透明フィルムもしくは透
明シートの両面に、放射線硬化型樹脂の硬化物による所
定形状のレンズ部が形成されてなるレンズシートにおい
て、表裏それぞれのレンズ部が、一方向に並設された周
期的な凹凸からなり、前記凹凸の並設方向が表裏で直交
することを特徴とする。
【0014】請求項2の発明は、表裏のレンズ部が、 (a)半円柱状凸レンズが並設されたシリンドリカル・
レンズ群。 (b)前記(a)のレンズ群の並設方向と直交する方向
に半円柱状凹レンズが並設されたシリンドリカル・レン
ズ群。の組み合わせからなることを特徴とする。
【0015】請求項3の発明は、放射線透過性を有する
透明フィルムもしくは透明シートの両面に、放射線硬化
型樹脂を塗布する工程と、レンズの逆型を構成する所定
形状の凹凸が形成されたスタンパを表面に有する一対の
ロール間に、上記工程にて得られた透明フィルムもしく
は透明シートを通して、両面の前記樹脂をスタンパの凹
凸に応じた形状に成型する工程と、成型された前記樹脂
に放射線を照射し硬化させる工程、とを含むレンズシー
トの製造方法において、一対のロールが表面に有するス
タンパが、 (a)ロール表面の軸方向に、周期的な凹凸が並設され
たスタンパ。 (b)ロール表面の外周方向に、周期的な凹凸が並設さ
れたスタンパ。の組み合わせからなることを特徴とす
る。
【0016】請求項4の発明は、前記(a)(b)の何
れかのスタンパが、スタンパを用いてプレス成型された
熱可塑性樹脂からなる、半円柱状凸レンズが並設された
レンチキュラー板であることを特徴とする請求項3記載
のレンズシートの製造方法である。
【0017】放射線を透過する透明フィルムもしくは透
明シートとしては、材質は特に限定されないが、メタク
リル樹脂,ポリカーボネート樹脂,塩化ビニル樹脂,ポ
リスチレン樹脂,ポリオレフィン樹脂や、これらの複合
体などの合成樹脂や、ガラスなどが用いられる。
【0018】本発明においては、中でも、PETやA−
PET(ポリエチレンテレフタレート),PVC(ポリ
塩化ビニル),PC(ポリカーボネイト),PMMA
(ポリメチルメタアクリレート)などが好ましく、必要
に応じて、放射線硬化型樹脂の易接着処理が施される。
【0019】以下、紫外線硬化型樹脂を用いたレンズシ
ートとその製造方法について、図面に基づいて説明す
る。
【0020】図1はレンズシート製造装置の全体構成
図、図2は一対の成型ロールを示す説明図、図3は作製
されたレンズシートの一例を示す断面説明図、図4は他
例に係るレンズシート製造装置の全体構成図、図5は使
用する一組のスタンパの一例を示す説明図である。
【0021】図1に示すように、本実施例のレンズシー
ト製造装置は大別して、紫外線硬化型樹脂の塗布部と、
成型部と、紫外線照射部とからなる。
【0022】紫外線透過性を有する透明フィルム1の両
面に紫外線硬化型樹脂2を塗布形成した後、所望形状の
スタンパ3(3a,3b)が表面に装着された一対の成
型ロール4(4a,4b)間に前記フィルム5(両面に
樹脂層が形成されたもの)を通し、前記スタンパの形状
に応じて両面の樹脂層の形状を変形させる。次いで、成
型ロール4間を通過した前記フィルム5に紫外線照射ラ
ンプ6(6a,6b)によって紫外線を照射し、未硬化
状態の両面の樹脂層を硬化させる。尚、表裏について同
様の構成要件を、添字a,bによって表すこととする。
【0023】透明フィルム1への紫外線硬化型樹脂2の
塗布厚は、成型するレンズ形状に依存するが、片面の厚
さ50〜500μm程度が適当である。また、塗布厚
は、透明フィルムの供給速度や樹脂の粘度にも依存す
る。
【0024】塗布方法は、ドクターブレード法、ロール
コート法、ハンガーダイコート法などのコーティング法
や、各種印刷法が適宜採用される。
【0025】スタンパ3(3a,3b)の成型面には、
所望形状(成型するレンズ形状の逆型)の凹凸が形成さ
れており、本発明では、一方向に周期的に連続する凹凸
形状が、表裏で異なる方向となるようにする。
【0026】上記のように、表裏で異なる方向に凹凸形
状が並列されるように、スタンパ3(3a,3b)が表
面に装着された一対の成型ロール4(4a,4b)を図
2に示す。
【0027】スタンパ3の材質としては、銅,真鍮など
の金属や、ガラス,シリコーン樹脂,エポキシ樹脂,ウ
レタン樹脂などの非金属材料も使用できる。
【0028】図3に示す断面形状のレンズシートで、同
図(B)で表せられる片面の形状についてスタンパで成
型する場合、逆型であるスタンパは半円柱状凸部が並列
した形状の表面を有することになる。金型で前記形状に
切削加工するためには、半円柱状凹部の先端形状を有す
る切削バイトを用いねばならないが、前記切削加工は現
実的には困難であるため、上記金型は得られない。
【0029】そこで、金型が容易に得られる半円柱状凹
部が並列した形状の表面を有するスタンパによって、熱
可塑性樹脂シートにエンボス成型したもの(半円柱状凸
部が並列した形状の表面を有する)をスタンパとして代
用する。
【0030】未硬化の紫外線硬化型樹脂(プレポリマ
ー)への成型は、加熱エネルギーおよび加圧エネルギー
を要さずに樹脂層を変形させることができるため、金型
を用いないでも上記のような成型された樹脂シート(以
下、樹脂スタンパと称することとする)でも充分にスタ
ンパの機能を果たすことになる。
【0031】樹脂スタンパの材質としては、ポリアセタ
ール樹脂,ポリアリレート樹脂,ポリエーテルケトン樹
脂,ポリエーテルサルフォン樹脂,ノルボルネン系樹
脂,ポリエチレンテレフタレート樹脂,ポリカーボネー
ト樹脂などが使用される。
【0032】また、図4に示す構成のレンズシート製造
装置を用いることもできる。図1の製造装置との差異
は、紫外線照射部が一対の成型ロールを通過した下流の
両面に設けられているのではなく、各成型ロールに1つ
ずつ設けられている点にあり、片面ずつ樹脂硬化を行う
構成になっている点である。
【0033】フィルム5が、まずロール4a表面のスタ
ンパ3aに接触してその面の紫外線硬化型樹脂2が成型
(変形)される。フィルム5を介して紫外線ランプ6a
によって紫外線を照射すると、成型された側の前記樹脂
2のみが硬化される。反対側の樹脂は空気に面している
ため、空気中の酸素によって樹脂硬化が阻害される。紫
外線硬化型樹脂は例外的なものを除いて、通常は酸素の
存在によって、紫外線照射時の樹脂硬化が阻害を受ける
ため、図4に示す構成の製造装置でも図1と同様の製造
が可能である。
【0034】
【作用】ロールプレスによる放射線硬化型樹脂の連続的
な成型であり、樹脂硬化は放射線の照射のみによって行
われるため、生産性が非常に良い。それと共に、表裏の
レンズ面の方向は、スタンパをロール表面に装着する際
に行えるため、厳密な制御が可能である。(請求項3に
対応)
【0035】レンズ部を、熱可塑性樹脂ではなく放射線
硬化型樹脂によって成型するため、成型時間を多く要さ
ないと共に、前記樹脂を成型(変形)させるのに必要な
エネルギー(加圧エネルギー)をも多く要さない。その
ため、用いるスタンパは金型である必要がなく、樹脂ス
タンパであっても良いことになり、成型面の形状では金
型ほどスタンパ作製上の制約を受けることが少ない。
(請求項4に対応)
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0037】金属ロール表面を、総形(刃先が丸い)バ
イトを用いたネジ切り法による旋盤での切削加工によっ
て、断面形状が図5(a)に示すレンチキュラー成型用
ロール4aとする。 ピッチ;0.3mm、曲率;0.19mm、深さ;0.
07mm。 ロール幅(軸方向の長さ);700mm、ロール径;2
00mm。
【0038】図5(a)と同じ形状であり、ピッチ;
0.1mm、曲率;0.27mm、深さ;0.01mm
のレンチキュラー成型用ロールを準備し、前記ロールに
よって、厚さ300μmのポリメチルペンテンフィルム
(商品名;TPX,三井石油化学製)に対して、300
℃の加熱エンボス成型を行い、レンチキュラー形状が成
型された前記フィルムを樹脂スタンパとする。
【0039】前記樹脂スタンパを、幅(軸方向の長
さ);500mm、径;200mmの金属ロール表面に
巻き付けて装着し、成型用ロールとする。樹脂スタンパ
の巻き付け方は、スタンパに形成されている周期的な凹
凸(シリンドリカル形状)が、図1(b)に示されるよ
うにロールの表面で円周方向に並列するように配置し、
成型ロール4bとする。前記ロールの断面形状を、図5
(b)に示す。
【0040】製造装置は、図4に示す構成のものを採用
する。ウレタン−アクリル系の紫外線硬化型樹脂(日本
化薬製)を、粘度;2500CPに調整し、真空脱泡処
理をした後、厚さ300μmのポリ塩化ビニル(PV
C)フィルム(商品名;エムロン、森野化工製)の両面
それぞれに200μmの厚さで塗布する。
【0041】上記の一対の成型ロール4(4a,4b)
間にフィルム5を、送り速度2m/分で通す。
【0042】フィルム5が、まずロール4a表面のスタ
ンパ3aに接触してその面の紫外線硬化型樹脂が成型
(変形)される。それと同時に、フィルム5を介して紫
外線ランプ6aによって紫外線を照射(出力;120W
/cm)し、成型された側の前記樹脂2のみを硬化され
る。
【0043】次いで、下流の成型ロール4bにおいても
同様の成型〜紫外線照射を行い、反対側の樹脂2を硬化
させて、図3に示す構成のレンズシートを得る。
【0044】尚、上記実施例に限らず、趣旨を逸脱しな
い範囲で構成を変更しても良いことは言うまでもない。
例えば、レンチキュラー形状(半円柱状凹部または凸部
の並列)ではなく、断面がV字状の溝部である形状のス
タンパを用いるなどである。
【0045】本発明によって作製されたレンズシート
は、反射型映写用スクリーンとして用いるに好適であ
る。
【0046】例えば、片面のシリンドリカル面(半円柱
状凸レンズ群)を観察者側に、前記凸レンズ群の並列方
向が水平方向となるように向けて、裏面に光反射層の形
成(金属蒸着やインキの塗布)処理を施す。
【0047】前記スクリーンを使用に供した場合、観察
者側のシリンドリカル面によって左右方向の反射方向を
制御でき、反射面の凹凸によって上下方向の反射方向を
制御できる。
【0048】
【発明の効果】本発明による顕著な効果を、以下に列挙
する。 1)表裏のレンズ面の方向は、スタンパをロール表面に
装着する際に行えるため、厳密な制御が可能であり、従
って、表裏のレンズ群の並列方向の配置精度が向上す
る。 2)ロールプレスによる放射線硬化型樹脂の連続的な成
型であり、樹脂硬化は放射線の照射のみによって行われ
るため、レンズシートの生産性が向上する。 3)成型面の形状はスタンパ作製上の制約を受けること
が少ない。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズシート製造装置の全体構成図。
【図2】一対の成型ロールを示す説明図。
【図3】レンズシートの一例を示す断面説明図。
【図4】他のレンズシート製造装置の全体構成図。
【図5】使用する一組のスタンパの一例を示す説明図。
【符号の説明】
1…放射線(紫外線)透過性を有する透明フィルム 2…放射線(紫外線)硬化型樹脂 3…スタンパ 4…成型ロール 5…両面に樹脂層が形成された透明フィルム 6…放射線(紫外線)照射ランプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線透過性を有する透明フィルムもしく
    は透明シートの両面に、放射線硬化型樹脂の硬化物によ
    る所定形状のレンズ部が形成されてなるレンズシートに
    おいて、 表裏それぞれのレンズ部が、一方向に並設された周期的
    な凹凸からなり、前記凹凸の並設方向が表裏で直交する
    ことを特徴とするレンズシート。
  2. 【請求項2】表裏のレンズ部が、下記(a)(b)の組
    み合わせからなることを特徴とする請求項1記載のレン
    ズシート。 (a)半円柱状凸レンズが並設されたシリンドリカル・
    レンズ群。 (b)上記(a)のレンズ群の並設方向と直交する方向
    に半円柱状凹レンズが並設されたシリンドリカル・レン
    ズ群。
  3. 【請求項3】放射線透過性を有する透明フィルムもしく
    は透明シートの両面に、放射線硬化型樹脂を塗布する工
    程と、 レンズの逆型を構成する所定形状の凹凸が形成されたス
    タンパを表面に有する一対のロール間に、上記工程にて
    得られた透明フィルムもしくは透明シートを通して、両
    面の前記樹脂をスタンパの凹凸に応じた形状に成型する
    工程と、 成型された前記樹脂に放射線を照射し硬化させる工程、
    とを含むレンズシートの製造方法において、 一対のロールが表面に有するスタンパが、下記(a)
    (b)の組み合わせからなることを特徴とするレンズシ
    ートの製造方法。 (a)ロール表面の軸方向に、周期的な凹凸が並設され
    たスタンパ。 (b)ロール表面の外周方向に、周期的な凹凸が並設さ
    れたスタンパ。
  4. 【請求項4】前記(a)(b)の何れかのスタンパが、
    スタンパを用いてプレス成型された熱可塑性樹脂からな
    る、半円柱状凸レンズが並設されたレンチキュラースタ
    ンパであることを特徴とする請求項3記載のレンズシー
    トの製造方法。
JP7083904A 1995-04-10 1995-04-10 レンズシートおよびその製造方法 Pending JPH08278404A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7083904A JPH08278404A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 レンズシートおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7083904A JPH08278404A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 レンズシートおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08278404A true JPH08278404A (ja) 1996-10-22

Family

ID=13815620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7083904A Pending JPH08278404A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 レンズシートおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08278404A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006089885A1 (en) * 2005-02-22 2006-08-31 Renolit Ag Device and method for conferring a surface structure on a plastic film
JP2007072371A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 V Technology Co Ltd 露光装置
JP2007311325A (ja) * 2006-04-17 2007-11-29 Citizen Electronics Co Ltd 導光板及びその製造方法とその導光板を用いたバックライトユニット
JP2008052940A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Citizen Electronics Co Ltd 導光板及びその製造方法とその導光板を用いたバックライトユニット
JP2011148181A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Konica Minolta Opto Inc 光学素子シートの同時両面形成方法、およびその光学素子シート形成装置
JP5457360B2 (ja) * 2008-09-26 2014-04-02 株式会社日本触媒 光学シートの製造方法、光学シート、および当該光学シートを含む光源ユニット、表示装置
JP2017030159A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 東芝機械株式会社 フィルムのパターン転写装置およびフィルムのパターン転写方法
CN113589636A (zh) * 2020-04-30 2021-11-02 成都菲斯特科技有限公司 一种光学投影屏幕生产线

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58146234U (ja) * 1982-03-26 1983-10-01 大日本印刷株式会社 エンボス焦点板
JPH02149837A (ja) * 1988-11-30 1990-06-08 Sharp Corp 投影型画像表示装置
JPH04274201A (ja) * 1991-02-28 1992-09-30 Fujitsu Ltd レンズアレイ
JPH05281508A (ja) * 1992-04-03 1993-10-29 Hitachi Ltd 液晶投写型ディスプレイ装置
JPH06194651A (ja) * 1992-12-25 1994-07-15 Dainippon Printing Co Ltd 面光源及び該面光源を用いた液晶表示装置
JPH06201904A (ja) * 1992-12-25 1994-07-22 Dainippon Printing Co Ltd レンチキュラーレンズ、面光源及び液晶表示装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58146234U (ja) * 1982-03-26 1983-10-01 大日本印刷株式会社 エンボス焦点板
JPH02149837A (ja) * 1988-11-30 1990-06-08 Sharp Corp 投影型画像表示装置
JPH04274201A (ja) * 1991-02-28 1992-09-30 Fujitsu Ltd レンズアレイ
JPH05281508A (ja) * 1992-04-03 1993-10-29 Hitachi Ltd 液晶投写型ディスプレイ装置
JPH06194651A (ja) * 1992-12-25 1994-07-15 Dainippon Printing Co Ltd 面光源及び該面光源を用いた液晶表示装置
JPH06201904A (ja) * 1992-12-25 1994-07-22 Dainippon Printing Co Ltd レンチキュラーレンズ、面光源及び液晶表示装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006089885A1 (en) * 2005-02-22 2006-08-31 Renolit Ag Device and method for conferring a surface structure on a plastic film
JP2007072371A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 V Technology Co Ltd 露光装置
JP2007311325A (ja) * 2006-04-17 2007-11-29 Citizen Electronics Co Ltd 導光板及びその製造方法とその導光板を用いたバックライトユニット
JP2008052940A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Citizen Electronics Co Ltd 導光板及びその製造方法とその導光板を用いたバックライトユニット
JP5457360B2 (ja) * 2008-09-26 2014-04-02 株式会社日本触媒 光学シートの製造方法、光学シート、および当該光学シートを含む光源ユニット、表示装置
JP2011148181A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Konica Minolta Opto Inc 光学素子シートの同時両面形成方法、およびその光学素子シート形成装置
JP2017030159A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 東芝機械株式会社 フィルムのパターン転写装置およびフィルムのパターン転写方法
CN113589636A (zh) * 2020-04-30 2021-11-02 成都菲斯特科技有限公司 一种光学投影屏幕生产线
CN113589636B (zh) * 2020-04-30 2024-06-14 成都菲斯特科技有限公司 一种光学投影屏幕生产线

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6325880B1 (en) Lenticular lens sheet with both a base sheet having lenticular elements and a surface diffusing part having elements of elementary shape smaller than lenticular elements
JP3285586B2 (ja) 光学素子集合体の連続的形成方法及びその装置
JP5396074B2 (ja) 樹脂シートの製造方法、光学フィルム、及び、樹脂シートの製造装置
TWI532583B (zh) 轉印設備及導光膜片的製造方法
JP2931183B2 (ja) 凹凸フィルムの製造装置
US7919021B2 (en) Method for producing optical sheet
KR970001629B1 (ko) 이미지 디스플레이 장치의 배면 투영 스크린
JPH08278404A (ja) レンズシートおよびその製造方法
CN1180924C (zh) 菲涅尔透镜连续化生产工艺中的滚筒模具
JP2000193805A (ja) 光拡散シートの製造方法
JPH11156869A (ja) 表面凹凸部品の製造方法
JPH0515836A (ja) 方向選択性光線調整シートの製造方法
JP4552716B2 (ja) 樹脂シートの製造方法
JP2001062853A (ja) 表面凹凸部品の製造方法
JP5509566B2 (ja) 光学部品、および液晶ディスプレイユニット
JPH09311204A (ja) レンチキュラーレンズシートとその製造方法
JP3114988B2 (ja) レンズシートの製造装置
JPH03296469A (ja) 光選択透過シートおよびその製造方法
JPH09311202A (ja) レンチキュラーレンズシートとその製造方法
JP2986894B2 (ja) 両面成形シートの製造方法とその製造装置
JPH0692130B2 (ja) フレネルレンズ板の製造方法
JP3294234B2 (ja) レンズシートの製造方法及びその製造装置
JP3341224B2 (ja) レンズシ−トの製造方法
KR101582373B1 (ko) 도광판의 제조방법, 이로부터 제조된 도광판 및 이를 포함하는 액정표시장치
JP2982011B2 (ja) エンボスロールの作成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050822

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050913