JPH08277913A - 自動車用自動変速機のシフトスイッチ - Google Patents

自動車用自動変速機のシフトスイッチ

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JPH08277913A
JPH08277913A JP9985695A JP9985695A JPH08277913A JP H08277913 A JPH08277913 A JP H08277913A JP 9985695 A JP9985695 A JP 9985695A JP 9985695 A JP9985695 A JP 9985695A JP H08277913 A JPH08277913 A JP H08277913A
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JP
Japan
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shift
fixed contact
contact portion
switch
automatic transmission
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JP9985695A
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English (en)
Inventor
Makoto Inagaki
真 稲垣
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H59/10Range selector apparatus comprising levers
    • F16H59/105Range selector apparatus comprising levers consisting of electrical switches or sensors

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、無信号状態を回避するとともに、
固定接点部の接点間距離を大とすることができ、絶縁性
を良好とし得ることを目的としている。 【構成】 このため、そこで、この発明は、シフトレバ
ーのシフト位置選択動作に応じたシフトスイッチからの
シフトポジション信号により変速制御を行う制御手段を
有する自動車用自動変速機において、シフトスイッチ
を、シフトレバーのシフト位置選択動作に応じて回動す
る可動接点部と各シフト位置に合致する複数個の固定接
点部とにより形成し、固定接点部の端部形状を、可動接
点部の回動中心と先端部位とを通過する中心線に対して
所定角度を有すべく傾斜させて設け、可動接点部によっ
て2個の固定接点部間を少許オーバラップさせるべく構
成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車用自動変速機の
シフトスイッチに係り、特に可動接点部によって2個の
固定接点部間を少許オーバラップさせるために、固定接
点部の端部形状を可動接点部の回動中心と先端部位とを
通過する中心線に対して所定角度を有すべく傾斜させ、
無信号状態を回避する自動車用自動変速機のシフトスイ
ッチに関する。
【0002】
【従来の技術】車両には搭載したエンジンの駆動力を走
行条件に応じて所要に変換して取出すために、自動式の
変速機や手動式の変速機を備えている。
【0003】自動式の変速機(オートマチックトランス
ミッション、AT)においては、エンジン回転数とスロ
ットル開度とからなる変速マップを設定し、この変速マ
ップにて変速制御するものがある。
【0004】自動式の変速機においては、イグニション
キーのオン時に、ブレーキペダルを踏まなければシフト
レバーを駐車シフト位置から他のシフト位置に変更する
ことができない、つまりポジションプレート(デテント
プレート)の駐車用段部にポジションピン(デテントピ
ン)を係合させたままにするレバーロック機構と、シフ
トレバーが駐車シフト位置にされていないとイグニショ
ンキーを抜くことができないキーインタロック機構とを
有するシフトロック装置、あるいは、ブレーキインタロ
ック装置を設けているものがある。
【0005】前記自動車用自動変速機のシフトスイッチ
としては、特公昭53−4195号公報に開示されるも
のがある。この公報に開示される自動車用自動変速機の
多段切換装置は、セレクタスイッチを、可動接点が固定
接点の一方から他方に移るとき一時両接点にラップ接続
した後、切換る切換スイッチとして構成することによ
り”2”状態から”D”状態にセレクトしたとき3速に
なることなくそのまま2速のエンジン回転を保持し、無
信号状態を回避している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自動
車用自動変速機のシフトスイッチにおいて、シフトスイ
ッチ114は、図12に示す如く、回動板164上に設
けた可動接点部160と、回動板164を回動自在に軸
支する回動軸168の回動中心RCに対して等距離位置
且つ円弧状に本体166上に配設される固定接点部16
2と、可動接点部160の内側部位の本体166に配設
される短絡用の円弧状固定接点部170とを有してい
る。
【0007】前記固定接点部162は、図示しないシフ
トレバーの各シフト位置である駐車シフト位置(P)に
合致する駐車シフト用固定接点部162−Pと、後退シ
フト位置(R)に合致する後退シフト用固定接点部16
2−Rと、中立シフト位置(N)に合致する中立シフト
用固定接点部162−Nと、走行シフト位置(D)に合
致する走行シフト用固定接点部162−Dと、2速シフ
ト位置(2)に合致する2速シフト用固定接点部162
−2と、1速シフト位置(L)に合致する1速シフト用
固定接点部162−Lとからなる。
【0008】しかし、図12から明らかな如く、前記固
定接点部162間の間隙Sが可動接点部160の幅寸法
よりも大に形成されていることにより、固定接点部16
2間の間隙S部位において、可動接点部160が固定接
点部162から一時的に離れ、無信号状態が発生する。
【0009】この結果、シフトレバーによる切換動作時
に一時的に無信号状態となり、自動変速制御に異常が生
じ、実用上不利であるという不都合がある。
【0010】この無信号状態を回避する第1の方策とし
て、特公昭53−4195号公報に開示されるものがあ
る。
【0011】しかし、特公昭53−4195号公報に開
示されるものにおいては、可動接点の摺動面積が大とな
り、摺動抵抗が大きく、摺動摩耗により金属粉が発生し
て絶縁性が低下するという不都合がある。
【0012】また、無信号状態を回避する第1の方策と
して、図13に開示されるものがある。
【0013】図13に開示されるものは、シフトスイッ
チ214の固定接点部262を、駐車シフト位置(P)
に合致する駐車シフト用固定接点部262−Pと、後退
シフト位置(R)に合致する後退シフト用固定接点部2
62−Rと、中立シフト位置(N)に合致する中立シフ
ト用固定接点部262−Nと、走行シフト位置(D)に
合致する走行シフト用固定接点部262−Dと、2速シ
フト位置(2)に合致する2速シフト用固定接点部26
2−2と、1速シフト位置(L)に合致する1速シフト
用固定接点部262−Lとにより構成する。
【0014】そして、例えば中立シフト用固定接点部2
62−Nと走行シフト用固定接点部262−Dと2速シ
フト用固定接点部262−2とをオーバラップさせるべ
く、走行シフト用固定接点部262−Dを固定接点部2
62と短絡用の円弧状固定接点部270間部位に配設
し、無信号状態を回避している。
【0015】しかし、固定接点部262と短絡用の円弧
状固定接点部270間部位に走行シフト用固定接点部2
62−Dを設ける必要があることにより、本体266上
に2段に固定接点部262が配設され、シフトスイッチ
が大型化し、実用上不利であるという不都合がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、シフトレバーのシフト位置
選択動作に応じたシフトスイッチからのシフトポジショ
ン信号により変速制御を行う制御手段を有する自動車用
自動変速機において、前記シフトスイッチを前記シフト
レバーのシフト位置選択動作に応じて回動中心を中心と
して回動する可動接点部と各シフト位置に合致する複数
個の固定接点部とにより形成し、この固定接点部の端部
形状を前記可動接点部の回動中心と先端部位とを通過す
る中心線に対して所定角度を有すべく傾斜させて設け、
前記可動接点部によって2個の固定接点部間を少許オー
バラップさせるべく構成したことを特徴とする。
【0017】
【作用】上述の如く発明したことにより、シフトレバー
のシフト位置選択動作には、このシフトレバーのシフト
位置選択動作に応じてシフトスイッチの可動接点部を回
動させ、中心線に対して所定角度を有すべく傾斜させた
端部形状を有する2個の固定接点部間を可動接点部が少
許オーバラップしつつ摺動し、無信号状態を回避してい
る。
【0018】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0019】図1〜図10はこの発明の実施例を示すも
のである。図2及び図3において、2は図示しない自動
車用の自動変速機、4はシフトレバーである。
【0020】このシフトレバー4の下端をガイドプレー
ト6下方のブラケット8に揺動可能に軸支する。シフト
レバー4の上端側は、ガイドプレート6のガイド孔10
に挿通され且つ上方に突設されている。ガイドプレート
6には、図2に示す如く、シフトレバー4の各シフト位
置である駐車シフト位置(P)と、後退シフト位置
(R)と、中立シフト位置(N)と、走行シフト位置
(D)と、2速シフト位置(2)と、1速シフト位置
(L)とが順次に表示されている。
【0021】前記シフトレバー4は、シフトケーブル1
2によって自動変速機2に連絡されている。
【0022】そしてこのとき、このシフトケーブル12
はシフトスイッチ14を介して自動変速機2に連絡され
る。このシフトスイッチ14は、シフトレバー10のシ
フト操作によりシフト動作される自動変速機2のシフト
動作位置を検出するものである。
【0023】また、前記シフトレバー4のレバーロック
用ソレノイド16には、自動変速機2の搭載される車両
(図示せず)のイグニションキー18の操作によりオフ
・オン・スタートの各状態に切換えられるイグニション
スイッチ20と、車両のブレーキペダル22の操作状態
を検出するブレーキペダルスイッチ24とが夫々接続さ
れている。
【0024】前記自動変速機2には、ブレーキペダルス
イッチ24と、シフトレバー4の後退シフト位置(R)
の選択時に警報を発するRレンジ警報手段26とが接続
される。
【0025】また、前記自動変速機2のATコントロー
ラまたはECUと称される制御手段28は、シフトスイ
ッチ14からのシフトポジション信号により変速制御を
行うものであり、図4の制御システム図に沿って構成を
説明する。
【0026】前記自動変速機2の駆動力入力側に、トル
クコンバータ30を介してエンジン32を連絡して設け
るとともに、自動変速機2の駆動力出力側にファイナル
ギヤ34を連絡して設ける。
【0027】また、エンジン32に図示しないスロット
ルバルブのスロットル開度を検出するスロットルセンサ
36を接続して設けるとともに、吸気管圧力により動作
するバキュームダイヤフラム38を接続して設ける。
【0028】そして、前記トルクコンバータ30に連絡
するオイルポンプ40とバキュームダイヤフラム38と
を油圧制御装置42に接続して設け、この油圧制御装置
42をサーボ機構44を介して、または直接的に、前記
自動変速機2に接続して設ける。
【0029】更に、油圧制御装置42は、自動変速機2
に設けられる2個のソレノイドAたる第1ソレノイド4
6、ソレノイドBたる第2ソレノイド48を介して前記
制御手段28に接続される。
【0030】この制御手段28には、油温センサ50や
前記ファイナルギヤ34に配設される車速センサ52、
シフトスイッチ14、エアコンスイッチ54等が接続さ
れている。
【0031】前記制御手段28を中心とするシステム回
路図は、図5に示される。つまり、前記制御手段28に
は、シフトスイッチ14、スロットルセンサ36や油温
センサ50を含むセンサ群が接続されるとともに、イン
ジェクタ56やフューエルポンプ58等の各種部品が接
続されている。
【0032】そして、前記シフトスイッチ14を、前記
シフトレバー4のシフト位置選択動作に応じて回動中心
RCを中心として回動する可動接点部60と各シフト位
置に合致する複数個の固定接点部62とにより形成し、
この固定接点部62の端部形状を前記可動接点部60の
回動中心RCと先端部位とを通過する中心線Cに対して
所定角度θを有すべく傾斜させて設け、前記可動接点部
60によって2個の固定接点部62間を少許オーバラッ
プさせるべく構成とする。
【0033】詳述すれば、前記可動接点部60を回動板
64上に設け、この回動板64の一端を本体66に回動
軸68の回動中心RCを中心として回動自在に装着す
る。このとき、可動接点部60は、メカニカルに接続さ
れた自動変速機2の油圧回路(図示せず)を同時に切り
換える。
【0034】また、前記固定接点部62は、シフトレバ
ー4の各シフト位置である駐車シフト位置(P)に合致
する駐車シフト用固定接点部62−Pと、後退シフト位
置(R)に合致する後退シフト用固定接点部62−R
と、中立シフト位置(N)に合致する中立シフト用固定
接点部62−Nと、走行シフト位置(D)に合致する走
行シフト用固定接点部62−Dと、2速シフト位置
(2)に合致する2速シフト用固定接点部62−2と、
1速シフト位置(L)に合致する1速シフト用固定接点
部62−Lとからなり、前記可動接点部60の回動中心
RCに対して等距離位置且つ円弧状に、前記本体66上
に配設される。
【0035】そして、前記固定接点部62、例えば中立
シフト用固定接点部62−Nや走行シフト用固定接点部
62−D、2速シフト用固定接点部62−2の端部を直
線斜め形状に形成する。すなわち、図1及び図6に示す
如く、前記可動接点部60の回動中心RC、つまり回動
軸68の回動中心RCと回動板64の先端部位とを通過
する中心線Cに対して、例えば唯一の所定角度θを有す
べく固定接点部62の端部を傾斜させて設け、前記回動
板64の回動時に、2個の固定接点部62間を可動接点
部60が少許オーバラップしつつ摺動するように構成す
るものである。
【0036】このとき、前記可動接点部60の内側部位
の本体66には、短絡用の円弧状固定接点部70が配設
されている。
【0037】前記自動変速機2の実際の変速は、シフト
ポジション信号による2個の第1、第2ソレノイド4
6、48のON・OFF制御と、シフトレバー4のシフ
ト位置選択動作に応じて切り換えられる油圧回路とによ
り行われる。
【0038】また、前記シフトスイッチ14の電気的接
続状態は、図7に示す如き状態となっており、シフトレ
バー4の駐車シフト位置(P)と、後退シフト位置
(R)と、中立シフト位置(N)と、走行シフト位置
(D)と、2速シフト位置(2)と、1速シフト位置
(L)との6つの信号を前記制御手段28が入力してい
る。
【0039】シフトソレノイドである2個の第1、第2
ソレノイド46、48とシフトレバー4の各シフト位置
とにおける変速点を図8に示すとともに、シフトレバー
4の各シフト位置における変速作動を図9に開示する。
【0040】更に、前記シフトスイッチ14の異常時の
フェールセーフを図10に示す。つまり、接続回路の断
線時には、シフトスイッチ14が全てOFFとなり、オ
ーバラップ入力時には、シフトスイッチ14が2つ以上
ONとなる。
【0041】次に作用について説明する。
【0042】前記シフトレバー4のシフト位置選択動作
には、このシフトレバー4のシフト位置選択動作に応じ
てシフトスイッチ14の回動板64とともに可動接点部
60を回動させ、中心線Cに対して所定角度θを有すべ
く傾斜させた端部形状を有する2個の固定接点部62間
を可動接点部60が少許オーバラップしつつ摺動する。
【0043】そして、接続回路の断線時には、シフトス
イッチ14が全てOFFとなることにより、図10に示
す如く、前記シフトスイッチ14が異常時であると判断
し、フェールセーフ機能によってLレンジとする。
【0044】また、前記シフトレバー4のシフト位置選
択動作は、節度をもって切り換えられるものであるが、
運転者の都合やケーブル12等の接続箇所の伸びあるい
は摩耗によりシフトスイッチ14の可動接点部60が中
途半端な位置に停止することがあり、この可動接点部6
0が中途半端な位置に停止した際に発生する信号の入力
時、つまりオーバラップ入力時には、図10に示す如
く、所定の優先順位によってシフト位置への変速制御が
行われる。
【0045】これにより、従来の寸法形状の範囲におい
て、固定接点部62の端部形状を変更するのみで、容易
にオーバラップ接点を実現することができ、従来におい
て一時的に発生した無信号状態を確実に回避し得て、実
用上有利である。
【0046】また、前記固定接点部62の端部形状を中
心線Cに対して所定角度θを有すべく傾斜させて設けた
ことにより、従来のものに比し、前記固定接点部62の
接点間距離を大とすることができ、絶縁性を良好とし得
る。
【0047】更に、前記固定接点部62の端部形状の構
成が簡略であることにより、製作が容易で、コストを低
廉に維持し得て、経済的に有利である。
【0048】更にまた、前記固定接点部62の端部を、
中心線Cに対して所定角度θを有する直線斜め形状に形
成したことにより、端部形状が簡略であり、製作が容易
で、コストを低廉に維持し得て、経済的に有利であると
ともに、固定接点部62の接点間距離を大とすることが
でき、絶縁性を良好とし得るものである。
【0049】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0050】例えば、この発明の実施例においては、前
記固定接点部62の端部を、中心線Cに対して所定角度
θを有する直線斜め形状に形成し、2個の固定接点部6
2間を可動接点部60が少許オーバラップしつつ摺動す
るように構成したが、固定接点部72、例えば図11に
示す如く、中立シフト用固定接点部72−Nや走行シフ
ト用固定接点部72−Dの端部形状を波形状とし、この
波形状の全部分が中心線Cに対して複数の所定角度を有
すべく傾斜させて設け、図示しない回動板の回動時に、
2個の固定接点部72−N、72−D間を図示しない可
動接点部が少許オーバラップしつつ摺動するように構成
することもできる。
【0051】さすれば、固定接点部の端部形状を波形状
とすることにより、固定接点部と可動接点部とのオーバ
ラップ箇所が2箇所以上となり、確実にオーバラップ信
号を入力することができ、信頼性が向上し、実用上有利
である。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、シフトレバーのシフト位置選択動作に応じたシフト
スイッチからのシフトポジション信号により変速制御を
行う制御手段を有する自動車用自動変速機において、シ
フトスイッチを、シフトレバーのシフト位置選択動作に
応じて回動中心を中心として回動する可動接点部と各シ
フト位置に合致する複数個の固定接点部とにより形成
し、固定接点部の端部形状を、可動接点部の回動中心と
先端部位とを通過する中心線に対して所定角度を有すべ
く傾斜させて設け、可動接点部によって2個の固定接点
部間を少許オーバラップさせるべく構成したので、従来
の寸法形状の範囲において、固定接点部の端部形状を変
更するのみで、容易にオーバラップ接点を実現すること
ができ、一時的に発生した無信号状態を確実に回避し得
て、実用上有利である。また、前記固定接点部の端部形
状を中心線に対して所定角度を有すべく傾斜させて設け
たことにより、従来のものに比し、前記固定接点部の接
点間距離を大とすることができ、絶縁性を良好とし得
る。更に、前記固定接点部の端部形状の構成が簡略であ
ることにより、製作が容易で、コストを低廉に維持し得
て、経済的に有利である。更にまた、前記固定接点部の
端部を、中心線に対して所定角度を有する直線斜め形状
に形成すれば、端部形状が簡略であり、製作が容易で、
コストを低廉に維持し得て、経済的に有利であるととも
に、固定接点部の接点間距離を大とすることができ、絶
縁性を良好とし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すシフトスイッチの可動
接点部と固定接点部との概略拡大図である。
【図2】自動車用自動変速機のシフトスイッチのスイッ
チ作動系の組立斜視図である。
【図3】自動車用自動変速機のシフトスイッチのスイッ
チ作動系の構成斜視図である。
【図4】自動車用自動変速機の制御システム図である。
【図5】自動車用自動変速機の制御手段を中心としてシ
ステム回路図である。
【図6】自動車用自動変速機のシフトスイッチの拡大図
である。
【図7】シフトスイッチの電気的接続を示す図である。
【図8】シフトソレノイド出力と各シフトポジションに
おける変速点を示す図である。
【図9】各シフトポジションにおける変速作動を示す図
である。
【図10】シフトスイッチ入力異常時のフェールセーフ
を示す図である。
【図11】この発明の他の実施例を示すシフトスイッチ
の可動接点部と固定接点部との概略拡大図である。
【図12】この発明の第1の従来技術を示す自動車用自
動変速機のシフトスイッチの拡大図である。
【図13】この発明の第2の従来技術を示す自動車用自
動変速機のシフトスイッチの拡大図である。
【符号の説明】
2 自動変速機 4 シフトレバー 12 シフトケーブル 14 シフトスイッチ 28 制御手段 46 第1ソレノイド 48 第2ソレノイド 60 可動接点部 62 固定接点部 62−P 駐車シフト用固定接点部62−P 62−R 後退シフト用固定接点部62−R 62−N 中立シフト用固定接点部62−N 62−D 走行シフト用固定接点部62−D 62−2 2速シフト用固定接点部62−2 62−L 1速シフト用固定接点部62−L 64 回動板 66 本体 68 回動軸 70 円弧状固定接点部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーのシフト位置選択動作に応
    じたシフトスイッチからのシフトポジション信号により
    変速制御を行う制御手段を有する自動車用自動変速機に
    おいて、前記シフトスイッチを前記シフトレバーのシフ
    ト位置選択動作に応じて回動中心を中心として回動する
    可動接点部と各シフト位置に合致する複数個の固定接点
    部とにより形成し、この固定接点部の端部形状を前記可
    動接点部の回動中心と先端部位とを通過する中心線に対
    して所定角度を有すべく傾斜させて設け、前記可動接点
    部によって2個の固定接点部間を少許オーバラップさせ
    るべく構成したことを特徴とする自動車用自動変速機の
    シフトスイッチ。
JP9985695A 1995-03-31 1995-03-31 自動車用自動変速機のシフトスイッチ Pending JPH08277913A (ja)

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