JP2001341543A - 変速装置 - Google Patents

変速装置

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JP2001341543A
JP2001341543A JP2000387931A JP2000387931A JP2001341543A JP 2001341543 A JP2001341543 A JP 2001341543A JP 2000387931 A JP2000387931 A JP 2000387931A JP 2000387931 A JP2000387931 A JP 2000387931A JP 2001341543 A JP2001341543 A JP 2001341543A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の切換用スイッチを単一・多機能化する。 【構成】静油圧式自動変速機1とサブミッション15を
設け、走行レンジをサブミッションレバー20により切
り換える。また自動変速モードと有段変速モードをモー
ドマップスイッチ29で選択切換し、有段変速モードで
はシフトスイッチ28でマニュアル変速する。シフトス
イッチ28とモードマップスイッチ29は共通のスイッ
チを用い、走行中はシフトスイッチ28として使用し、
サブミッションの走行レンジが中立(N)位置かつ車両
が停止、又はブレーキスイッチ50がONでかつ車両が
停止のときのみ、シフトスイッチ28を押すとモードマ
ップスイッチ29に機能変更され、これを押す毎に変速
モードが切り換わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無段階変速する
自動変速モードと、マニュアル式多段変速機と同様の段
階的な変速比制御(以下、これを有段変速制御という)
をする有段変速モードに切り換え可能な自動変速機を備
えた変速装置において、モード選択や有段変速時のシフ
ト操作に使用する切り換え用スイッチの有利な構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−203460号には、定容量
の斜板式油圧ポンプと可変容量の斜板式油圧モーターと
の間を油圧閉回路で接続した静油圧式自動変速機(以
下、HFTと略称する場合がある)からなる自動変速機
と、これに直列に接続されたサブミッションで変速装置
を構成するとともに、自動変速機に、無段階変速する自
動変速モードと、多段に変速する有段変速モードを備
え、これらのモードをモードスイッチで切り換え、有段
変速モードにすると有段変速制御が始まり、シフトスイ
ッチを操作して予め多段階に設定されている目標変速比
を選択することによりあたかもマニュアル式有段変速機
のように制御するようになっている。
【0003】また、特開平9−264416号には、モ
ードスイッチとシフトスイッチをそれぞれ別々に設けて
ステアリングハンドルへ配置してある。さらにバギー車
などのバーハンドル車両では、シフトスイッチを左ハン
ドルへ設け、モードスイッチをシフトスイッチと離れた
位置のハンドルカバーへ設けた例がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
のようにモードスイッチとシフトスイッチを別々に形成
すると、それぞれの用途のために専用のスイッチを設け
なければならず、部品点数が多くなる。またこれらは使
用機会や方法を異にするので誤用を防止できるようにす
ることも望まれる。さらにバーハンドル車両の場合、モ
ード切り換え用スイッチをハンドルと別の場所に設ける
と操作のたびにハンドルから手を離さなければならず操
作が煩雑になるので、ハンドルを握ったままで操作でき
るようにすることも望まれる。そこで本願発明はこのよ
うな要請の実現を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明に係る変速装置は、無段変速モードと有段変速
モードを含む複数の変速モードを備えた自動変速機と、
前記自動変速機に接続して前進、中立及び後退を含む複
数の走行レンジに切り換え可能なサブミッションと、前
記自動変速機の複数の変速モードのいずれかを選択して
切り換えるためのモードスイッチと、前記有段変速モー
ド時に変速段を切り換えるためのシフトスイッチと、を
備えた変速装置において、前記シフトスイッチと前記モ
ードスイッチの各機能を共通のスイッチに集約し、前記
共通のスイッチをシフトスイッチ又はモードスイッチと
して選択的に使用することを特徴とする。
【0006】なお、上記の場合において、通常時は前記
共通スイッチをシフトスイッチとして用い、ブレーキの
作動を確認したとき、又は走行レンジが中立時のみ前記
共通スイッチを前記モードスイッチとして機能するよう
に構成することもできる。さらに前記走行レンジの前進
側を1段のみとすることもできる。
【0007】
【発明の効果】本願発明によれば、共通のスイッチにシ
フトスイッチとモードスイッチの各機能を集約し、これ
ら機能を選択的に実行できるようにしたので、それぞれ
の用途毎にスイッチを設ける必要が無く、部品点数を削
減できる。また、スイッチの設置場所を一ヶ所にできる
のでスイッチの取付及び使用が便利になる。
【0008】また、通常時は共通スイッチをシフトスイ
ッチとして用い、ブレーキの作動を確認したときのみ共
通スイッチをモードスイッチに変更すればマニュアル制
御としての使用可能性がない条件のときのみモードスイ
ッチとして利用でき、走行レンジであっても誤用を防止
できる。さらに、走行レンジが中立時のみ共通スイッチ
をモードスイッチに変更使用すれば、やはりスイッチの
誤用を防止できる。
【0009】さらにまた、自動変速機をロー側へワイド
レシオに設定すれば、一般的に前進側をロー(L)及び
ドライブ(D)等の2段以上に構成されているサブミッ
ションの前進側レンジを1段のみにすることができ、前
進側におけるレンジ切り換えが不要になり、従来一般的
であったサブミッションにおけるロー(L)レンジとド
ライブ(D)レンジ等を切り換える度にハンドルから手
を放す煩わしさがなくなった。しかも共通スイッチだけ
で変速モード切り換え及び有段変速モード時の変速段切
り換えができるので、前進側変速操作に関してはハンド
ルから全く手を放さずに操作できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて自動2輪車
及び4輪バギー車等のバーハンドルが設けられた車両用
に構成された変速装置に関する一実施例を説明する。図
1は本実施例の制御システム図、図2は本実施例が適用
される静油圧式自動変速機における可動斜板の傾斜角度
制御機構部分を示す図、図3は無断変速制御の流れ図、
図4はRC(ライディングコンディション)の決定方法
を示す図、図5は変速マップ、図6は有段変速制御の流
れ図、図7は各種モードを示す図、図8は制御装置のさ
らに詳細な制御システム図、図9はモード切り換え順序
を示す図、図10はモード変更制御のフローチャートで
ある。
【0011】まず、図1において、静油圧式自動変速機
の制御の概略を説明する。静油圧式自動変速機1は定容
量油圧ポンプ2と可変容量油圧モータ3を駆動軸4上に
一体化し、定容量油圧ポンプ2と可変容量油圧モータ3
の間を油圧閉回路で接続したものである。エンジン5の
クランク軸6に設けられた駆動ギヤ7で定容量油圧ポン
プ2の被動ギヤ8を回転させることにより発生する油圧
で可変容量油圧モータを変速回転させ、駆動軸4へ変速
して出力するようになっており、このとき、可変容量油
圧モータ3に内蔵された可動斜板(後述)の傾斜角度を
傾斜角度制御機構10にて変化させることにより、変速
比を任意に変更できるようになっている。
【0012】傾斜角度制御機構10は制御モータ11の
出力を減速ギヤ12へ伝達し、ボールネジ13とスライ
ダ14を介して可変容量油圧モータ3に内蔵された可動
斜板の傾斜角度を変化させるようになっている。静油圧
式自動変速機1の変速出力は駆動軸4の出力ギヤ4aか
ら2次減速機であるサブミッション15へ伝達され、サ
ブミッション15の変速出力は変速出力軸16上の出力
ギヤ17から最終出力軸18上の最終出力ギヤ18aへ
伝達される。最終出力軸18の軸端に設けられたベーベ
ルギヤ18bから車軸19上のベーベルギヤ19aへ伝
達され、駆動輪19bを回転駆動する。
【0013】サブミッション15はサブミッションレバ
ー20を手動操作してシフター21を駆動することによ
り切り換えが行われ、前進側L又はD、後進R、並びに
中立Nの各走行レンジの設定切り換えを行うようになっ
ている。Lレンジは低速走行用、Dレンジは通常走行
用、Nは中立、Rはリバースである。Rレンジへシフト
するとLOWレシオに固定される。サブミッションレバ
ー20によるL、D,Nの各走行レンジ選択はシフター
21に設けられたシフトポジションセンサー27により
検出され、その検出信号が制御装置22へ入力される。
また、リバース(R)にシフトすると、リバーススイッ
チ20aにて検出され、その検出信号が制御装置22へ
入力される。
【0014】このうち前進側はL、D各レンジについて
は、ハンドルに設けられているモードマップスイッチ2
9により後述する各種走行モード用に予め設定された変
速モードの切り換えができる。モードマップスイッチ2
9は本願発明におけるモードスイッチに相当し、これに
よって切り換えられる走行モードには大別して自動変速
モードと有段変速モードがある。有段変速モードを選択
するとハンドルへ設けられているシフトスイッチ28に
よりマニュアル操作でシフトアップ及びシフトダウンで
きる。
【0015】なお、本実施例におけるシフトスイッチ2
8とモードマップスイッチ29は後述するように共通の
スイッチとして構成され、例えば、バーハンドルの左側
グリップ(図示省略)近傍に設けられ、左手でグリップ
を握ったまま操作できる。また、右側グリップG近傍に
はブレーキスイッチ50が設けられ、ハンドルのブレー
キレバーLを握ってブレーキを作動したときこれを検出
し、この検出信号は制御装置22へ入力される。
【0016】図7は予め用意されている走行モードを説
明するものであり、サブミッションレバー20によりL
レンジを選択した場合、モードマップスイッチ29を変
速モードD1又はD2へ切り換えると、Lレンジ専用の
無段変速モードであるLレンジ用オートモードになる。
またESPに切り換えるとLレンジ用ESPモードにな
る。この変速モードはLレンジ専用のマニュアルモード
であり、Lレンジにて前進側5速のマニュアル変速が可
能である。
【0017】Dレンジの場合は、モードマップスイッチ
29を変速モードD1に切り換えるとスポーツモードと
なり、通常走行に適したものになる。モードマップスイ
ッチ29を変速モードD2に切り換えるとユーティリテ
ィモードになり、牽引又はクルーズ走行に適したモード
になる。ESPに切り換えると通常走行用のマニュアル
モードになり、前進側5速のマニュアル変速が可能であ
る。なおモードマップスイッチ29は便宜上図1及び図
7に機械式のロータリースイッチとして示してある、実
際はこのようなものは存在せず、後述するようにシフト
スイッチ28として示す共通のボタン式スイッチの中に
シフトスイッチと機能を集約して一体化されものとして
構成されている。
【0018】これら無段及び有段変における実際の変速
は傾斜角度制御によって行われる。この傾斜角度制御
は、制御装置22により各種センサ類からの信号に基づ
いて傾斜角度制御機構10の制御モータ11を駆動制御
することにより行われる。また制御装置22は、計器盤
Mへそのインジケータに対する表示信号を出力する。な
おセンサ類については後述する。
【0019】次に、図2により傾斜角度制御機構10に
ついて説明する。傾斜角度制御機構10の制御モータ1
1は定容量油圧ポンプ2のハウジング30に支持され、
その出力ギヤ31はトルクリミッタ32の入力ギヤ33
を介してギヤ34からボールネジ駆動ギヤ35へ伝達さ
れる。ボールネジ駆動ギヤ35はボールネジ13と一体
回転し、ボールネジ13が正転又は逆転することによ
り、ナットが形成されているスライダ14が軸上を軸方
向いずれか側へ移動する。ボールネジ13は油圧モータ
3のハウジング36に両端を支持されている。
【0020】スライダ14には可変容量油圧モータ3の
ハウジング36から外方へ突出するアーム37の一端が
回動自在に取付けられ、アーム37の他端はハウジング
36内に支持されている斜板ホルダ38と一体化してい
る。斜板ホルダ38はハウジング36に形成された凹曲
面部39上へ転動自在に支持されているため、アーム3
7が回動すると一体に凹曲面部39上を回動して角度を
変化させる。
【0021】可動斜板40はベアリング41,42を介
して斜板ホルダ38の内側へ回転自在に保持され、斜板
ホルダ38の角度が変化することにより、可動斜板40
の回転面が駆動軸4の軸線となす角度である傾斜角度を
変化させる。なお。図示の状態は90°であり、変速レ
シオが1.0であるTOP状態を示す。
【0022】この可動斜板40には、可変容量油圧モー
タ3の油圧プランジャー43が押し当てられる。油圧プ
ランジャー43はドラム状の回転体44の円周方向へ複
数設けられ、定容量油圧ポンプ2側の油圧で可動斜板4
0側へ突出して押し当てられ、可動斜板40の傾斜角度
に応じて回転体44へ回転力を与える。回転体44は外
周部で駆動軸4とスプライン結合45をしており、回転
体44の回転により駆動軸4を回転駆動するようになっ
ている。
【0023】次に、制御装置22における無段変速時の
変速制御について図3により説明する。まず、スロット
ルセンサ23(図1)より送られるスロットル信号から
RC(ライディングコンディション)を作成する。RC
とはスロットル信号の値に対して増加・減少する値であ
り、基本的に、 ・スロットルを開ける→RC増加 ・スロットルを閉じる→RC減少 の関係があり、これを図4に示す。図中のTHはスロッ
トル開度(%)、縦軸はスロットル開度及びRC(各
%)、横軸は時間である。また、これとは別にスピード
センサ25から送られる車速信号より車速を計算する。
【0024】続いて、これらRCと車速に基づき、予め
内蔵している変速マップを参照して目標Neを決定す
る。変速マップの一例を図5に示し、予め数種類のもの
を用意してある。例えば、Lレンジモード専用、スポー
ツモード専用、ユーティリティモード専用等各種のモー
ドを内蔵するものであり、これらは、モードマップスイ
ッチ29により選択できる。
【0025】さらに、回転センサ24(図1)より送ら
れたNe信号により実Neを計算し、この実Neと先の
目標Neを比較して制御モータ11の正逆いずれかの回
転方向とDUTY(デューティ)を決定する。具体的に
は可動斜板の方向にて次のように決定する。 ・実Ne>目標Ne→可動斜板をTOP側へ動かす ・実Ne<目標Ne→可動斜板をLOW側へ動かす
【0026】また、デューティは下式により決定する。 DUTY=K1×|実Ne−目標Ne| (K1は係数) ここで、デューティとは、制御モータ11に流す電流の
割合を示し、制御モータ11のスピードコントロールに
用いる。DUTYが100%で制御モータ11は最大ス
ピード、0%で停止となる。
【0027】その後、このモーター回転方向とDUTY
並びに角度センサ26(図1)からの角度信号に基づい
て計算された可動斜板の角度に基づいて制御モータ11
を制御する。具体的には、モーター回転方向とDUTY
により制御モータ11を駆動し、可動斜板の角度よりL
OWとTOPの各レシオを測定してTOPレシオからは
ずれたとき、制御モータ11を止める。
【0028】本実施例においては有段変速モードによる
有段変速制御が可能である。有段変速制御とは、無段変
速機においてあたかもマニュアル式多段変速機のように
変速比を手動で切り換えることのできる変速制御を意味
する。このような有段変速制御は、これまで説明した場
合と同様に制御装置22の制御により可動斜板40の傾
斜角度を制御して行うが、その際、段階的に行うように
制御内容を変化させるだけで足りる。
【0029】このような有段変速モードと自動変速モー
ドの切り換えはモードマップスイッチ29で行い、有段
変速モード時の有段変速操作はシフトスイッチ28を押
すことにより行える。シフトスイッチ28には、シフト
アップボタン28aとシフトダウンボタン28b(図
1)を備え、そのいずれかを押す毎に一段づつシフトア
ップ又はシフトダウンするようになっている。
【0030】図6はこの有段変速制御における制御装置
22の制御手順を示し、まず、角度センサ26からの斜
板角度信号により傾斜角度を計算する。シフトスイッチ
28からのシフト信号によりシフトアップ又はシフトダ
ウンを内容とするシフト命令を決定する。この決定はシ
フトスイッチ28のシフトアップボタン28aが押され
ればシフトアップ命令とし、シフトダウンボタン28b
が押されればシフトダウン命令とする。
【0031】次に、上記傾斜角度とシフト命令に基づ
き、メーター表示の決定及び目標斜板角度を決定する。
メーター表示は、傾斜角度により、マニュアル変速機に
おけるシフト段数に比定するギア段数を決定し、メータ
ーMのインジケータへの表示信号を決定し、これをメー
タMへ出力してメータM上に決定したギア段数を表示さ
せる。
【0032】目標斜板角度の決定は、シフト命令の入力
があった場合において、現在のギア表示信号に対して、
次の条件ににより定められる。 (1)シフトアップ命令→1段シフトアップ (2)シフトダウン命令→1段シフトダウン
【0033】続いて、上記により決定された目標斜板角
度と傾斜角度とを比較して、制御モータ11の正逆回転
方向とDUTYを以下により決定する。 (1)傾斜角度>目標斜板角度→可動斜板40をLOW側
へ動かす (2)傾斜角度<目標斜板角度→可動斜板40をTOP側
へ動かす なお、DUTYは次の式により決定する。 DUTY=K2×|傾斜角度ー目標斜板角度| (K2
は係数)
【0034】その後、このモーター回転方向とDUTY
に基づき、制御モータ11を駆動制御して可動斜板40
を所定角度に傾ける。これにより、静油圧式自動変速機
1はマニュアル式多段変速機の有段変速に比定した有段
変速を行うことができる。
【0035】本実施例において、シフトスイッチ28と
モードマップスイッチ29は共通する1個のスイッチと
して構成され、走行中はシフトスイッチ28として使用
し、一定の条件の時のみ機能変更することによりモード
マップスイッチ29として使用できるようになってい
る。なおモードマップスイッチ29は本願発明における
モードスイッチの一具体例である。
【0036】図8は、傾斜角度制御機構10による変速
制御のために制御装置22へ入力される信号を発生する
スイッチ及びセンサ類の構成を説明するため図1の一部
についてさらに詳細に示した制御システム図であり、こ
れを図1と併せて説明する。制御装置22の入力側に
は、前述したギヤポジションセンサ27、シフトスイッ
チ28及び
【0037】他の入力信号としては、図1に示すよう
に、エンジン5の吸気側に設けられるスロットルセンサ
23からのスロットル開度、クランク軸6に近接して設
けられた回転センサ24からのNe、最終出力ギヤ19
に近接して設けられたスピードセンサ25からの車速、
可変容量油圧モータ3に設けられた角度センサ26から
の斜板角度、シフター21のシフトドラム21aと一体
に設けられたシフトポジションセンサー27が検出する
シフトポジションの各信号がある。このうち、スロット
ルセンサ23と角度センサ26はそれぞれポテンショメ
ータとして構成されている。
【0038】さらに、モーター電源側としてバッテリ5
1がヒューズ52を介して接続され、かつメインスイッ
チ53が並列にヒューズ54を介してバッテリ51と接
続し、かつヒューズ52を介して制御装置22と接続さ
れる。符号55はキルスイッチである。また、制御装置
22の出力側には制御モータ11が接続され、その回転
が制御装置22により制御される。またエンジン5の点
火プラグへ接続するイグニッションコイル56(図1)
が制御装置22により制御される。
【0039】シフトスイッチ28はシフトアップスイッ
チ28aとシフトダウンスイッチ28bをトグルに選択
できるスイッチであり、このいずれか側を押すたびにシ
フトアップ命令又はシフトダウン命令を制御装置22へ
信号出力するようになっているが、前述のように機能変
更することによりモードマップスイッチ29として使用
できる。
【0040】図9はこの機能変換によりシフトスイッチ
28から変化した後のモードマップスイッチ29におけ
る変速モード及びその切り換え順序を示すものであり、
シフトアップスイッチ28aを押すと、ESP→D2→
D1の順に変速モードが変化してロータリー式に循環
し、シフトダウンスイッチ28bを押すと逆に変速モー
ドが変化する。
【0041】図10は、シフトスイッチ28とモードマ
ップスイッチ29の切換制御をするためのフローチャー
トであり、スタート後、まず車両が停止しているか否か
をスピードセンサ25の入力から判断し(S・1)、N
Oならばモードマップスイッチ29の変更は不可として
走行モードを確定し(S・7)、その後スタートへ戻
る。YESならば、さらに走行レンジが中立(N)か否
かをシフトポジションセンサー27により判別する(S
・2)。YESならば(S・5)へジャンプし、NOな
らば、続いてギヤポジションか走行レンジであるDかL
のいずれであるかを判別する(S・3)。(S・3)に
おいて、NOであれば(S・7)へ移行する)。YES
であれば続いてブレーキスイッチのON/OFFによっ
てブレーキ動作を判別する(S・4)。
【0042】NOであれば、走行開始の可能性があり、
モード変更条件を満たさないから(S・7)へ移る。Y
ESであれば、モード変更条件を満たすので、シフトス
イッチ28のシフトアップスイッチ28a又はシフトダ
ウンスイッチ28bのいずれかが押されたか否かを判別
する(S・5)。
【0043】NOであれば、モード変更の意思がないの
で(S・7)へ移り、YESであればモード変更の意思
があるのでシフトスイッチ28からモードマップスイッ
チ29に機能を変更して図7のように走行モードの切り
換えを可能にし(S・6)、その後スタートへ戻る。
【0044】このように、シフトスイッチ28をモード
マップスイッチ29と兼用にしたので、共通する1個の
スイッチを多機能化でき、各用途毎にスイッチをそれぞ
れ形成する必要がなくなるから、部品点数を削減でき車
体への取付も容易になる。しかもバギー車などに適用す
る場合、バーハンドル上へシフトスイッチ28及びモー
ドマップスイッチ29の双方を一緒に配設できるので、
ハンドルを握ったまま一方の手だけで操作できる。
【0045】また、この設置側を例えば左ハンドルとす
れば、ブレーキレバーL(図1)を右ハンドルに設ける
ことにより、右手でブレーキを操作し、同時に左手でシ
フトスイッチ28から変更したモードマップスイッチ2
9を操作できるので操作性に優れている。
【0046】そのうえ、車両停止かつブレーキスイッチ
50が例えばONすることによりブレーキの作動確認時
のみシフトスイッチ28からモードマップスイッチ29
へモード変更を可能にしたので、シフトスイッチ28と
しての使用可能性が少ない状態の下でのみ変更すること
により、誤動作を確実に防止できる。
【0047】さらに、車両停止かつ走行レンジが中立
(N)のときのみシフトスイッチ28をモードマップス
イッチ29として変更使用可能にすることにより、やは
り走行中にシフトスイッチ28をモードマップスイッチ
29として誤用することを確実に防止できる。
【0048】図11〜13に別実施例を示す。図11は
図1に、図12は図9に、図13は図10にそれぞれに
対応している。なお、共通機能部分には共通符号を用
い、かつ共通部分の説明は原則として省略し、前実施例
との相違点を中心に説明する。この実施例はサブミッシ
ョンの15の走行レンジのうち前進側をドライブ(D)
レンジ1段のみにしたことを特徴とする。
【0049】すなわち図11に示すように、サブミッシ
ョン15のサブミッションレバー20は走行レンジを、
前進側D、後進R、並びに中立Nの各レンジの設定切り
換えを行うようになっている。前進側は通常走行用のD
レンジ1段のみであるが、前実施例のロー(L)レンジ
を含むようロー側へワイドレシオ化されている。
【0050】図12はシフトスイッチ28から機能変換
されたをモードマップスイッチ29における変速モード
及びその切り換え順序を示すものであり、シフトアップ
スイッチ28aを押すと、D1→D2→ESP→L→E
SP(L)→D1の順にモードが変化してロータリー式
に循環し、シフトダウンスイッチ28bを押すと逆に変
化する。
【0051】これら各レンジのうち、D1、D2、ES
Pは図9にて説明したものと同じ設定であり、前実施例
のDレンジに割り当てられていたモードである。L及び
ESP(L)は、前実施例のLレンジに割り当てられて
いたモードであり、Lはオート(無段変速)モード、E
SP(L)はマニュアルモードである(図7のLレンジ
部分参照)。
【0052】図13は、シフトスイッチ28とモードマ
ップスイッチ29の切換制御をするためのフローチャー
トであり、スタート後、まず車両が停止しているか否か
をスピードセンサ25の入力から判断し(S・11)、
次にギヤポジションが走行(D)レンジ(N)か否かを
シフトセンサ27により判別し(S・12)、続いてブ
レーキスイッチ50のON/OFFによってブレーキ動
作がされているかを判別し(S・13)、さらにシフト
スイッチ28が押された(S・14)を順に判別する。
すべてYESならば変速モードを切り換えられる。この
間にNOがあればモードマップスイッチ29の変更は不
可として走行モードを確定し(S・16)、その後スタ
ートへ戻る。
【0053】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
ではサブミッション15における前進側の走行レンジを
ロー側へワイドレシオ化することにより前進1段のみと
したので、前進時には走行レンジの手動切り換え無し
に、モードマップスイッチ29の切り換え操作のみで前
進側の変速操作が全て可能になった。一方、本実施例の
ようにワイドレシオ化されていない一般的なサブミッシ
ョンでは、サブミッションレバーによりシフトポジショ
ンをD又はLにするため手動で走行レンジを切り換えな
ければならなかった。
【0054】したがって、一般的なサブミッションのよ
うにロー(L)レンジとドライブ(D)レンジを切り換
える度にハンドルから手を放す煩わしさがなくなった。
しかもシフトスイッチ28だけで変速モード切り換え及
び有段変速モード時の変速段切り換えができるので、変
速操作に関してはハンドルから全く手を放さずに前進側
走行が可能になり、操作の煩わしさがなくなり、快適操
作を実現できる。
【0055】なお、本願発明は上記の各実施例に限定さ
れるものではなく、発明の原理内において種々に変形や
応用が可能である。また、静油圧式自動変速機システム
だけでなく、CTVシステムや電子制御ベルコン等にも
応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】静油圧式自動変速機全体の制御システム図
【図2】傾斜角度制御機構を示す図
【図3】本実施例における無断変速制御の流れ図
【図4】RCの決定方法を示す図
【図5】変速マップを示す図
【図6】有段制御の流れ図
【図7】走行モードを説明する図
【図8】制御装置の詳細な制御システム図
【図9】モード切り換え順序を示す図
【図10】モード変更制御のフローチャート
【図11】別実施例に係る図1に対応する
【図12】同図9に対応する図
【図13】同図10に対応する図
【符号の説明】 1:静油圧式自動変速機、2:定容量油圧ポンプ、3:
可変容量油圧モータ、4:駆動軸、15:サブミッショ
ン、20:サブミッションレバー、20a:リバースス
イッチ、22:制御装置、23:スロットルセンサ、2
4:回転センサ、25:スピードセンサ、26:角度セ
ンサ、27:シフトポジションセンサ、28:シフトス
イッチ、29:モードマップスイッチ(モードスイッ
チ)、50:ブレーキスイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 63:20 F16H 63:20 Fターム(参考) 3D040 AA01 AA13 AA34 AB10 AC36 AC42 AC50 AC51 AC65 AD13 AE17 AE19 AF07 3J552 MA04 MA10 MA17 MA26 NA08 NB01 PA65 PB10 RA27 RA28 RB20 SB12 SB22 VA65W VA70W VB01Z VC01Z VC03Z VD11W

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無段変速モードと有段変速モードを含む
    複数の変速モードを備えた自動変速機と、前記自動変速
    機に接続して前進、中立及び後退を含む複数の走行レン
    ジに切り換え可能なサブミッションと、前記自動変速機
    の複数の変速モードのいずれかを選択して切り換えるた
    めのモードスイッチと、前記有段変速モード時に変速段
    を切り換えるためのシフトスイッチと、を備えた変速装
    置において、前記シフトスイッチと前記モードスイッチ
    の各機能を共通のスイッチに集約し、前記共通のスイッ
    チをシフトスイッチ又はモードスイッチとして選択的に
    使用することを特徴とする変速装置。
  2. 【請求項2】 ブレーキの作動を確認したときのみ前記
    シフトスイッチを前記モードスイッチとして使用可能に
    したことを特徴とする請求項1に記載した変速装置。
  3. 【請求項3】 前記走行レンジが中立時のみ前記シフト
    スイッチを前記モードスイッチとして使用可能にしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載した変速装置。
  4. 【請求項4】 前記走行レンジの前進側が1段のみであ
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載し
    た変速装置。
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