JPH08276563A - テキスタイルのフラットスクリーン捺染機におけるスクリーンの剥離方法及び剥離装置 - Google Patents
テキスタイルのフラットスクリーン捺染機におけるスクリーンの剥離方法及び剥離装置Info
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- JPH08276563A JPH08276563A JP7082225A JP8222595A JPH08276563A JP H08276563 A JPH08276563 A JP H08276563A JP 7082225 A JP7082225 A JP 7082225A JP 8222595 A JP8222595 A JP 8222595A JP H08276563 A JPH08276563 A JP H08276563A
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- Japan
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- screen
- squeegee
- textile
- frame
- printing
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F15/00—Screen printers
- B41F15/08—Machines
- B41F15/0831—Machines for printing webs
- B41F15/0845—Machines for printing webs with flat screens
- B41F15/085—Machines for printing webs with flat screens with a stationary screen and a moving squeegee
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F15/00—Screen printers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Screen Printers (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Printing Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】テキスタイルのフラットスクリーン捺染におい
て、跳ねずにスクリーンの剥離を達成する。 【構成】本発明の特徴は、テキスタイルフラットスクリ
ーン捺染で、スキージングを行うに当たり、スキージ１
１４のスキージ作動開始と同時又は若干時間差をおい
て、スキージングに併行して、スクリーン１１８ｂをス
キージ走行の出発側で上昇させる仕様により、被染布７
から剥離することを主要とする。
て、跳ねずにスクリーンの剥離を達成する。 【構成】本発明の特徴は、テキスタイルフラットスクリ
ーン捺染で、スキージングを行うに当たり、スキージ１
１４のスキージ作動開始と同時又は若干時間差をおい
て、スキージングに併行して、スクリーン１１８ｂをス
キージ走行の出発側で上昇させる仕様により、被染布７
から剥離することを主要とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テキスタイルのフラッ
トスクリーン捺染機におけるスクリーンの剥離方法及び
剥離装置に関する。
トスクリーン捺染機におけるスクリーンの剥離方法及び
剥離装置に関する。
【０００２】この種の捺染機によるテキスタイルの捺染
では、被染布に捺枠のりを浸透させるため、スキージに
より捺染のりをスクリーン型を通して押し出す（このこ
とを以下、本発明についての場合（但し、課題を達成す
るための手段の件についてを除く）を含め、スキージン
グという）には、スキージの先端部が少し湾曲する状態
下にスクリーンに接触するようにして、これを行うこと
を要する。
では、被染布に捺枠のりを浸透させるため、スキージに
より捺染のりをスクリーン型を通して押し出す（このこ
とを以下、本発明についての場合（但し、課題を達成す
るための手段の件についてを除く）を含め、スキージン
グという）には、スキージの先端部が少し湾曲する状態
下にスクリーンに接触するようにして、これを行うこと
を要する。
【０００３】かくて、スキージングを終えると、捺染の
りの粘性でスクリーンは被捺染布に貼りついた状態とな
る。その貼りつきは、次のスキージングに備えて剥離す
る必要がある。
りの粘性でスクリーンは被捺染布に貼りついた状態とな
る。その貼りつきは、次のスキージングに備えて剥離す
る必要がある。
【０００４】
【従来の技術】従来、スクリーンを被染布から剥離する
には、次の仕様によりこれを行うのが一般的である。
には、次の仕様によりこれを行うのが一般的である。
【０００５】スキージングの終了を待って、スクリーン
を交番に片側ずつ小刻み的に時間差をおいて上昇させ
る、スクリーンの片方の端だけを持ち上げる、スキージ
を走行終端側で上昇させた後、その側のスクリーンの端
を上昇させ、時間差をおいて他端側を上げるという、傾
斜態勢でスクリーンを被染布から引き離す。
を交番に片側ずつ小刻み的に時間差をおいて上昇させ
る、スクリーンの片方の端だけを持ち上げる、スキージ
を走行終端側で上昇させた後、その側のスクリーンの端
を上昇させ、時間差をおいて他端側を上げるという、傾
斜態勢でスクリーンを被染布から引き離す。
【０００６】このようにスクリーンを傾斜態勢とするの
は、スクリーンの剥離を小面積で進展させ、捺染のりの
粘性に抗してスクリーンが被染布から離れるとき張力で
跳ね、スクリーンのメッシュに残留している捺染のりが
被染布の布面に飛び散るのを避けるためである。捺染の
りが飛散すると、仕上がり捺染布が不良品となる。
は、スクリーンの剥離を小面積で進展させ、捺染のりの
粘性に抗してスクリーンが被染布から離れるとき張力で
跳ね、スクリーンのメッシュに残留している捺染のりが
被染布の布面に飛び散るのを避けるためである。捺染の
りが飛散すると、仕上がり捺染布が不良品となる。
【０００７】この従来法で十分良好な成果を得るには、
スクリーンの前示傾斜態勢の上昇を相当低速で行う必要
があって、捺染サイクルが可成り低下することを余儀な
くされる。因みに従来では、捺染不良品が多少でるもの
の、能率を優先させるためにそれに見合う速度でスクリ
ーンを上昇させる仕方をとっているのが実状である。
スクリーンの前示傾斜態勢の上昇を相当低速で行う必要
があって、捺染サイクルが可成り低下することを余儀な
くされる。因みに従来では、捺染不良品が多少でるもの
の、能率を優先させるためにそれに見合う速度でスクリ
ーンを上昇させる仕方をとっているのが実状である。
【０００８】また従来、スクリーンの昇降は、スクリー
ンを張った枠、そのスクリーン枠を支持する部材、スキ
ージ、スキージキャリア、スキージを走行させるモー
タ、モータの作動をスキージキャリアに伝える伝動機構
及びスキージ走行のガイドレール等の構成要素を一つの
アセングリに組立てて捺染ユニットとし、これを昇降さ
せる仕様によっている。これは捺染ユニットを昇降させ
る装置に大掛かりで複雑なものを要する。
ンを張った枠、そのスクリーン枠を支持する部材、スキ
ージ、スキージキャリア、スキージを走行させるモー
タ、モータの作動をスキージキャリアに伝える伝動機構
及びスキージ走行のガイドレール等の構成要素を一つの
アセングリに組立てて捺染ユニットとし、これを昇降さ
せる仕様によっている。これは捺染ユニットを昇降させ
る装置に大掛かりで複雑なものを要する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、捺染
サイクルの低下なしに十分に良好な捺染成果が得られ
る、テキスタイルのフラットスクリーン捺染機における
スクリーンの剥離方法及び剥離装置を開発するにある。
サイクルの低下なしに十分に良好な捺染成果が得られ
る、テキスタイルのフラットスクリーン捺染機における
スクリーンの剥離方法及び剥離装置を開発するにある。
【００１０】本発明の他の課題は、小規模、簡素な昇降
装置でスクリーンの昇降をなし得るようにするにある。
装置でスクリーンの昇降をなし得るようにするにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明の方法の特徴は、
テキスタイルのフラットスクリーン捺染機において、ス
キージにより捺染のりをスクリーン型を通して押し出す
に当たり、スキージ作動開始と同時或いは若干時間差を
おいて、スキージがスクリーンに接圧した状態で走行す
るのに併行して、スクリーンをスキージ走行の出発側で
上昇させる仕様により、被染布から剥離することにあ
る。
テキスタイルのフラットスクリーン捺染機において、ス
キージにより捺染のりをスクリーン型を通して押し出す
に当たり、スキージ作動開始と同時或いは若干時間差を
おいて、スキージがスクリーンに接圧した状態で走行す
るのに併行して、スクリーンをスキージ走行の出発側で
上昇させる仕様により、被染布から剥離することにあ
る。
【００１２】本発明に係る装置の特徴は、テキスタイル
のフラットスクリーン捺染機において、スキージ走行方
向の一端側及び他端側のスクリーンの端に対応する箇所
で捺染機機枠上に、アクチュエータにより駆動される昇
降部材を備え、前記一端側，他端側につきスクリーン枠
の端を当該昇降部材の所要側のものに、スキージ走行方
向と直交する軸線の周りの方向へ回動可能に連結した点
にある。
のフラットスクリーン捺染機において、スキージ走行方
向の一端側及び他端側のスクリーンの端に対応する箇所
で捺染機機枠上に、アクチュエータにより駆動される昇
降部材を備え、前記一端側，他端側につきスクリーン枠
の端を当該昇降部材の所要側のものに、スキージ走行方
向と直交する軸線の周りの方向へ回動可能に連結した点
にある。
【００１３】
【実施例】本発明の実施態様を示す添付図面を参照し
て、次に本発明を説明する。
て、次に本発明を説明する。
【００１４】本発明に係る図示の態様例は、自動フラッ
トスクリーン捺染機についてのものである。
トスクリーン捺染機についてのものである。
【００１５】捺染機１は、後述するスクリーン昇降手段
に関する点を除き、概要構成が従来と同様である。捺染
機１の全体は図１、２に概要を示した。
に関する点を除き、概要構成が従来と同様である。捺染
機１の全体は図１、２に概要を示した。
【００１６】図で２は被染布７を搬送するエンドレスベ
ルト４の駆動ローラ、３は従動ローラ、５はエンドレス
ベルト４を間欠送りするモータ、６は捺染テーブルであ
る。
ルト４の駆動ローラ、３は従動ローラ、５はエンドレス
ベルト４を間欠送りするモータ、６は捺染テーブルであ
る。
【００１７】捺染機１は、捺染機機枠１０上に一定間隔
に並べて装備された捺染ユニット１１を有する。捺染ユ
ニット１１の詳細は図３（平面図）に示した。
に並べて装備された捺染ユニット１１を有する。捺染ユ
ニット１１の詳細は図３（平面図）に示した。
【００１８】各捺染ユニット１１において、スクリーン
昇降装置９は次の構成をとっている。
昇降装置９は次の構成をとっている。
【００１９】その詳細を図４、５に示した。
【００２０】スクリーン１１８ｂ及びこれを張った枠１
１８ａのアセンブリ１１８は、ベルト４の幅方向に延在
してベルト４長さ方向に並列する１対の支持バー１１
７，１１７に対するスクリーン枠１１８ａの結合でもっ
て、該支持バーに取り付けられている。
１８ａのアセンブリ１１８は、ベルト４の幅方向に延在
してベルト４長さ方向に並列する１対の支持バー１１
７，１１７に対するスクリーン枠１１８ａの結合でもっ
て、該支持バーに取り付けられている。
【００２１】支持バー１１７，１１７の外側でこれに沿
って延在するスキージガイドレール１０９，１０９の両
端部に、それの内側でブラケット１１５，１１５、１１
５，１１５が結合され、該ブラケット１１５，１１５、
１１５，１１５に支持バー１１７，１１７の両端が昇降
装置９を架装媒体として架装されている。
って延在するスキージガイドレール１０９，１０９の両
端部に、それの内側でブラケット１１５，１１５、１１
５，１１５が結合され、該ブラケット１１５，１１５、
１１５，１１５に支持バー１１７，１１７の両端が昇降
装置９を架装媒体として架装されている。
【００２２】昇降装置９は、昇降可能な軸９０１、該軸
９０１に結合部材９０２で結合されたエヤシリンダ等の
アクチュエータ９０３、エクチュウエータ９０３のプラ
ンジャ９０４に連結された昇降部材９０５を構成要素と
して包含している。
９０１に結合部材９０２で結合されたエヤシリンダ等の
アクチュエータ９０３、エクチュウエータ９０３のプラ
ンジャ９０４に連結された昇降部材９０５を構成要素と
して包含している。
【００２３】昇降装置９の軸９０１は、ブラケット１１
５上の手動操作で回転される調節ねじ１１６とねじ接続
されている。調節ねじ１１６を回すと、軸９０１が上昇
または下降され、これにつれ支持バー１１７，１１７を
通じスクリーン枠１１８ａ及びスクリーン１１８ｂのア
センブリ１１８も上昇または下降される。その上昇，下
降でベルト４のキャリア部と、これに面するスクリーン
１１８ａとの間のすき間ｓを調節し得る。
５上の手動操作で回転される調節ねじ１１６とねじ接続
されている。調節ねじ１１６を回すと、軸９０１が上昇
または下降され、これにつれ支持バー１１７，１１７を
通じスクリーン枠１１８ａ及びスクリーン１１８ｂのア
センブリ１１８も上昇または下降される。その上昇，下
降でベルト４のキャリア部と、これに面するスクリーン
１１８ａとの間のすき間ｓを調節し得る。
【００２４】前記軸９０１は、昇降部材９０５を貫通し
ており、該軸９０１が貫通する昇降部材９０５の軸穴と
該軸９０１とは、すき間嵌めになっている。このすき間
嵌めの下、アクチュエータ９０３によりプランジャ９０
４を通じ部材９０５が昇降されると、それに伴いスクリ
ーン枠１１８ａとスクリーン１１８ｂのアセンブリ１１
８つまりスクリーン１１８ｂが支持バー１１７に対し昇
降され、ベルト４上の被染布７に対するスクリーン１１
８ｂの上昇、下降がなされる。
ており、該軸９０１が貫通する昇降部材９０５の軸穴と
該軸９０１とは、すき間嵌めになっている。このすき間
嵌めの下、アクチュエータ９０３によりプランジャ９０
４を通じ部材９０５が昇降されると、それに伴いスクリ
ーン枠１１８ａとスクリーン１１８ｂのアセンブリ１１
８つまりスクリーン１１８ｂが支持バー１１７に対し昇
降され、ベルト４上の被染布７に対するスクリーン１１
８ｂの上昇、下降がなされる。
【００２５】昇降部材９０５は、支持バー１１７，１１
７の端からブラケット１１５，１１５の側へ延在するク
レビス状のアーム１１７ａ，１１７ａと、スキージ１１
４のスキージング方向と直交する方向へ延在するピン９
０６により連結されている。
７の端からブラケット１１５，１１５の側へ延在するク
レビス状のアーム１１７ａ，１１７ａと、スキージ１１
４のスキージング方向と直交する方向へ延在するピン９
０６により連結されている。
【００２６】ピン９０６が貫通するアーム１１７ａのピ
ン穴と該ピン９０６とは、すき間嵌めになっている。
ン穴と該ピン９０６とは、すき間嵌めになっている。
【００２７】昇降部材９０５と支持バー１１７端のアー
ム１１７ａ，１１７ａとの前記ピン９０６連結は、スキ
ージ走行方向（図３矢符方向）の一端側及び他端側につ
き、スクリーン枠１１８ａの端をスキージ走行方向と直
交する軸線の周りの方向へ回動可能にしている。
ム１１７ａ，１１７ａとの前記ピン９０６連結は、スキ
ージ走行方向（図３矢符方向）の一端側及び他端側につ
き、スクリーン枠１１８ａの端をスキージ走行方向と直
交する軸線の周りの方向へ回動可能にしている。
【００２８】スキージング方向に並ぶ１対のスキージ１
１４，１１４は、一緒に図３の矢符方向へ走行し、且つ
その先行する側のスキージはスクリーン１１８ｂに対し
離隔した即ち上昇した位置、つまり非スキージング状態
の下にあり、後行する側のスキージがスクリーン１１８
ｂに接圧即ちこれを圧下して、スキージングを行う。こ
れらスキージ１１４，１１４の非スキージング、スキー
ジングは従来と変わりがないので、それらの動作説明
は、ここに述べた概説にとどめる。
１４，１１４は、一緒に図３の矢符方向へ走行し、且つ
その先行する側のスキージはスクリーン１１８ｂに対し
離隔した即ち上昇した位置、つまり非スキージング状態
の下にあり、後行する側のスキージがスクリーン１１８
ｂに接圧即ちこれを圧下して、スキージングを行う。こ
れらスキージ１１４，１１４の非スキージング、スキー
ジングは従来と変わりがないので、それらの動作説明
は、ここに述べた概説にとどめる。
【００２９】本発明では、所期の課題を達成するため、
スキージングつまりスキージのスキージ作動の開始と同
時或いは僅かな時間差をおいて、スキージング即ちスキ
ージがスクリーンに接圧した状態下で走行するのに併行
して、スクリーン１１８ｂをスキージ走行の出発側で上
昇させて行くという仕様で、被染布からスクリーン１１
８ｂを剥離させるのである。
スキージングつまりスキージのスキージ作動の開始と同
時或いは僅かな時間差をおいて、スキージング即ちスキ
ージがスクリーンに接圧した状態下で走行するのに併行
して、スクリーン１１８ｂをスキージ走行の出発側で上
昇させて行くという仕様で、被染布からスクリーン１１
８ｂを剥離させるのである。
【００３０】スクリーン剥離のためのスクリーンの上昇
は、既述した要領でこれを行い得る。
は、既述した要領でこれを行い得る。
【００３１】本発明に係るスクリーンの剥離方法による
と、次の成果が得られる。
と、次の成果が得られる。
【００３２】本発明の方法に従い、スクリーンをベルト
４上の被染布に対し上昇させると、スキージ走行の出発
側にあるスクリーン枠１１８ａの枠辺にスキージが近接
する状態にあって、スクリーンの剥離が始まる。このた
め、スクリーンの初期剥離は、スキージが枠１１８ａの
前示出発側枠辺に近接することに起因し、従来法による
より可成り短い長さに亘って急勾配で換言すればスクリ
ーンのテンションが殆ど利かない状態でなされる。
４上の被染布に対し上昇させると、スキージ走行の出発
側にあるスクリーン枠１１８ａの枠辺にスキージが近接
する状態にあって、スクリーンの剥離が始まる。このた
め、スクリーンの初期剥離は、スキージが枠１１８ａの
前示出発側枠辺に近接することに起因し、従来法による
より可成り短い長さに亘って急勾配で換言すればスクリ
ーンのテンションが殆ど利かない状態でなされる。
【００３３】こうして本発明では、スクリーンは従来法
によるのと異なり、被染布から剥がれる瞬間、跳ねるこ
とを回避される。跳ねずに剥離を開始したスクリーン
は、引続きスキージングと併行して、前示の上昇を行う
ことにより、被染布から円滑に剥離されて行く。従っ
て、本発明では捺染サイクルの低下なしに十分に良好な
捺染成果が得られる。
によるのと異なり、被染布から剥がれる瞬間、跳ねるこ
とを回避される。跳ねずに剥離を開始したスクリーン
は、引続きスキージングと併行して、前示の上昇を行う
ことにより、被染布から円滑に剥離されて行く。従っ
て、本発明では捺染サイクルの低下なしに十分に良好な
捺染成果が得られる。
【００３４】作動しているスキージが進行限度に達する
に至って、スクリーンの剥離は終了する。次いで、スク
リーン枠１１８ａは当該スキージの上昇後、前記出発側
と反対側の枠辺の側を持ち上げられ、スクリーン１１８
ｂが枠１１８ａと共に全体として被染布に対し宙に浮
く。
に至って、スクリーンの剥離は終了する。次いで、スク
リーン枠１１８ａは当該スキージの上昇後、前記出発側
と反対側の枠辺の側を持ち上げられ、スクリーン１１８
ｂが枠１１８ａと共に全体として被染布に対し宙に浮
く。
【００３５】前示スキージングの開始、スキージングの
中間過程及びスクリーン剥離の中間過程、スキージング
終了段階、及びスクリーンの被染布に対する全体的な離
隔段階は、順次図６（Ａ）、図６（Ｂ）、図７（Ａ）、
図７（Ｂ）に示した。図６、７で符号３０は色糊を示し
ている。
中間過程及びスクリーン剥離の中間過程、スキージング
終了段階、及びスクリーンの被染布に対する全体的な離
隔段階は、順次図６（Ａ）、図６（Ｂ）、図７（Ａ）、
図７（Ｂ）に示した。図６、７で符号３０は色糊を示し
ている。
【００３６】図６、７に示す作動過程は、図の右側から
左側へスキージングが進む場合についてであり、左側か
ら右側へのスキージングは、上記したと実質的に逆であ
る。
左側へスキージングが進む場合についてであり、左側か
ら右側へのスキージングは、上記したと実質的に逆であ
る。
【００３７】本発明ではスクリーンを張った枠を捺染機
機枠に架装するのに、所定側のスクリーンの端に対応す
る箇所で捺染機機枠上にアクチュエータ駆動型の昇降部
材を備え、所定側につきスクリーン枠の端を該昇降部材
の所要側のものに、所定方向へ回動可能に連結した構成
をとっている。
機枠に架装するのに、所定側のスクリーンの端に対応す
る箇所で捺染機機枠上にアクチュエータ駆動型の昇降部
材を備え、所定側につきスクリーン枠の端を該昇降部材
の所要側のものに、所定方向へ回動可能に連結した構成
をとっている。
【００３８】この構成はスクリーンが所期の跳ね回避の
下に剥離することを可能にする。また、スクリーンとこ
れを張った枠とのアセンブリを他の捺染ユニット素子と
構造的に切離して昇降させることができ、前記アクチュ
エータに小型なものを用い、設備的に小規模、簡素にス
クリーンの昇降を行い得る。
下に剥離することを可能にする。また、スクリーンとこ
れを張った枠とのアセンブリを他の捺染ユニット素子と
構造的に切離して昇降させることができ、前記アクチュ
エータに小型なものを用い、設備的に小規模、簡素にス
クリーンの昇降を行い得る。
【００３９】
【発明の効果】こうして、本発明は捺染サイクルの低下
なしに捺染成果を十分良好なものにし、また小規模、簡
素な昇降装置でスクリーンの上昇を成し遂げることの課
題解決の達成を得る。
なしに捺染成果を十分良好なものにし、また小規模、簡
素な昇降装置でスクリーンの上昇を成し遂げることの課
題解決の達成を得る。
【図１】本発明に係る捺染機の全体の概要を示す平面図
である。
である。
【図２】図１の捺染機の正面図の概要を示す。
【図３】図１の捺染機における捺染ユニット部の拡大図
である。
である。
【図４】本発明に係る、スクリーン及びこれを張った枠
のアセンブリを捺染機機枠に架装する構造の一例を示す
平面図である。
のアセンブリを捺染機機枠に架装する構造の一例を示す
平面図である。
【図５】図４のＶ−Ｖ線断面図を示す。
【図６】図６（Ａ）はスキージング開始時の状態を示す
立面図、図６（Ｂ）はスキージング及びスクリーン剥離
の中間過程を示す立面図である。
立面図、図６（Ｂ）はスキージング及びスクリーン剥離
の中間過程を示す立面図である。
【図７】図７（Ａ）はスキージング終了時の立面図を示
し、図７（Ｂ）は被染布からスクリーン及びスクリーン
枠のアセンブリが離隔した状態の立面図を示す。
し、図７（Ｂ）は被染布からスクリーン及びスクリーン
枠のアセンブリが離隔した状態の立面図を示す。
１ 捺染機 １０ 捺染機機枠 １１４ スキージ １１５ ブラケット １１７ スクリーン枠の支持バー １１８ａ スクリーン枠 １１８ｂ スクリーン ７ 被染布 ９ スクリーン昇降装置 ９０３ アクチュエータ ９０５ 上昇部材 ９０６ 連結ピン
Claims (2)
- 【請求項１】テキスタイルのフラットスクリーン捺染機
において、スキージにより捺染のりをスクリーン型を通
して押し出すに当り、スキージのスキージ作動開始と同
時或いは若干の時間差をおいて、スキージがスクリーン
に接圧した状態下で走行するのに併行して、スクリーン
をスキージ走行の出発側で上昇させる仕様により、被染
布から剥離することを特徴とするテキスタイルのフラッ
トスクリーン捺染機におけるスクリーンの剥離方法。 - 【請求項２】スキージ走行方向の一端側及び他端側のス
クリーンの端に対応する箇所で捺染機機枠上に、アクチ
ュエータにより駆動される昇降部材を備え、前記一端
側，他端側につきスクリーン枠の端を当該昇降部材の所
要側のものに、スキージ走行方向と直交する軸線の回り
の方向へ回動可能に連結したことを特徴とするテキスタ
イルのフラットスクリーン捺染機におけるスクリーンの
剥離装置。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7082225A JPH08276563A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | テキスタイルのフラットスクリーン捺染機におけるスクリーンの剥離方法及び剥離装置 |
| TW084111044A TW290601B (ja) | 1995-04-07 | 1995-10-19 | |
| SG1995001593A SG63530A1 (en) | 1995-04-07 | 1995-10-19 | Method and device for separating a screen on a flat screen textile printing machine |
| KR1019950036132A KR100365850B1 (ko) | 1995-04-07 | 1995-10-19 | 직물로부터스크린을분리시키는방법및장치 |
| CN95118023A CN1072108C (zh) | 1995-04-07 | 1995-10-20 | 筛网与平网纺织品ep印花机上织物分离的方法和装置 |
| BR9504482A BR9504482A (pt) | 1995-04-07 | 1995-10-20 | Método e dispositivo para separação de uma tela do tecido em uma máquina para imprimir em tecidos com tela plana |
| EP95116618A EP0736378B1 (en) | 1995-04-07 | 1995-10-21 | Method and device for separating a screen on a flat screen textile printing machine |
| DE69514210T DE69514210T2 (de) | 1995-04-07 | 1995-10-21 | Vorrichtung und Verfahren zum Freimachen eines Siebs einer flachen Siebdruckmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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