JPH08274525A - 携帯無線機の伸縮アンテナ - Google Patents
携帯無線機の伸縮アンテナInfo
- Publication number
- JPH08274525A JPH08274525A JP7075878A JP7587895A JPH08274525A JP H08274525 A JPH08274525 A JP H08274525A JP 7075878 A JP7075878 A JP 7075878A JP 7587895 A JP7587895 A JP 7587895A JP H08274525 A JPH08274525 A JP H08274525A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- housing
- pulled out
- wireless device
- portable wireless
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 携帯無線機の送受信感度の向上をはかる。
【構成】 筺体１からアンテナ１１を引き出したとき、
そのアンテナ１１が垂直方向となるようにジョイントＪ
を設ける。 【効果】 アンテナが垂直方向になると、通常の携帯無
線機で使用されている垂直偏波に対する感度が最もよく
なる。
そのアンテナ１１が垂直方向となるようにジョイントＪ
を設ける。 【効果】 アンテナが垂直方向になると、通常の携帯無
線機で使用されている垂直偏波に対する感度が最もよく
なる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯無線機の感度を向
上させるための伸縮アンテナに関するものである。
上させるための伸縮アンテナに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】携帯無線機を用いる移動体通信では、無
線機を用いる人が東西南北いずれの方向を向いても電波
到来方向を意識せず使用できる無指向性を実現するた
め、垂直偏波を用いている。携帯無線機の伸縮アンテナ
は、この垂直偏波の送受信が効率よく行え、且つ容易に
伸縮させることができるようにするため、ダイポール形
アンテナが広く用いられている。そしてこのアンテナ
は、無使用時には無線機筺体の長手方向に収納されてい
て、発呼あるいは着呼時に筺体長手方向に引き出して使
用する。
線機を用いる人が東西南北いずれの方向を向いても電波
到来方向を意識せず使用できる無指向性を実現するた
め、垂直偏波を用いている。携帯無線機の伸縮アンテナ
は、この垂直偏波の送受信が効率よく行え、且つ容易に
伸縮させることができるようにするため、ダイポール形
アンテナが広く用いられている。そしてこのアンテナ
は、無使用時には無線機筺体の長手方向に収納されてい
て、発呼あるいは着呼時に筺体長手方向に引き出して使
用する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】図２は、従来の伸縮ア
ンテナを備えた携帯無線機の使用状況を示したもので、
人間の口と耳に送話用のマイク及びスピーカーがそれぞ
れ接近するようにして使用するから、無線機の筺体１は
斜めになり、従ってアンテナ４０も方向Ｇに沿った傾い
た状態で使用される。ダイポールアンテナは、垂直方向
Ｖを向いているときに垂直偏波に対して最適な送受信状
態になるが、上記のように傾いていると感度が低下して
しまう。
ンテナを備えた携帯無線機の使用状況を示したもので、
人間の口と耳に送話用のマイク及びスピーカーがそれぞ
れ接近するようにして使用するから、無線機の筺体１は
斜めになり、従ってアンテナ４０も方向Ｇに沿った傾い
た状態で使用される。ダイポールアンテナは、垂直方向
Ｖを向いているときに垂直偏波に対して最適な送受信状
態になるが、上記のように傾いていると感度が低下して
しまう。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、携帯無線機筺
体内に収納され、使用時に筺体外へ引き出される携帯無
線機の伸縮アンテナに於て、引き出された時筺体出口に
位置する部分に回転自在のジョイントを設けたことを特
徴とする携帯無線機の伸縮アンテナを開示する。
体内に収納され、使用時に筺体外へ引き出される携帯無
線機の伸縮アンテナに於て、引き出された時筺体出口に
位置する部分に回転自在のジョイントを設けたことを特
徴とする携帯無線機の伸縮アンテナを開示する。
【０００５】更に本発明は、携帯無線機筺体内に収納さ
れ、使用時に筺体外へ引き出される携帯無線機の伸縮ア
ンテナに於て、引き出された時筺体方向よりも筺体前面
の側及び筺体側面の方向へ傾ける機構を備えたことを特
徴とする携帯無線機の伸縮アンテナを開示する。
れ、使用時に筺体外へ引き出される携帯無線機の伸縮ア
ンテナに於て、引き出された時筺体方向よりも筺体前面
の側及び筺体側面の方向へ傾ける機構を備えたことを特
徴とする携帯無線機の伸縮アンテナを開示する。
【０００６】
【作用】引き出された時、その方向を回転自在のジョイ
ントを設けて任意にかえられるようにすることで、アン
テナを垂直状態で使用できる。また、筺体前面のマイク
及びスピーカーをそれぞれ口及び耳にあてがった状態で
は、筺体前面からみると筺体上部が下部より後方へ倒
れ、また右方（左手で保持したとき）あるいは左方（右
手で保持したとき）へ倒れるから、筺体に対してこの逆
方向にアンテナを倒すことでほぼ垂直状態での使用を可
能にできる。
ントを設けて任意にかえられるようにすることで、アン
テナを垂直状態で使用できる。また、筺体前面のマイク
及びスピーカーをそれぞれ口及び耳にあてがった状態で
は、筺体前面からみると筺体上部が下部より後方へ倒
れ、また右方（左手で保持したとき）あるいは左方（右
手で保持したとき）へ倒れるから、筺体に対してこの逆
方向にアンテナを倒すことでほぼ垂直状態での使用を可
能にできる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。図１
は本発明の伸縮アンテナの一実施例を示すもので、筺体
１のマイク及びスピーカーを口及び耳にそれぞれあてが
っている状態で、アンテナ１１が垂直方向Ｖとなるよう
に、アンテナを引き出した状態で角度をかえられるよう
にしておく。このために、アンテナが引き出されたとき
の筺体出口付近に回転自在のジョイントＪを設けてお
く。通常は筺体、従ってアンテナの傾きは、図１の点線
で示したように、正面からみても側面からみても垂直と
はならないが、これをどちらからみてもアンテナ１１が
垂直方向Ｖを向くように、アンテナ１１をジョイントＪ
のまわりに回転させる。
は本発明の伸縮アンテナの一実施例を示すもので、筺体
１のマイク及びスピーカーを口及び耳にそれぞれあてが
っている状態で、アンテナ１１が垂直方向Ｖとなるよう
に、アンテナを引き出した状態で角度をかえられるよう
にしておく。このために、アンテナが引き出されたとき
の筺体出口付近に回転自在のジョイントＪを設けてお
く。通常は筺体、従ってアンテナの傾きは、図１の点線
で示したように、正面からみても側面からみても垂直と
はならないが、これをどちらからみてもアンテナ１１が
垂直方向Ｖを向くように、アンテナ１１をジョイントＪ
のまわりに回転させる。
【０００８】この回転の方向は、携帯無線機筺体１を左
手で保持する場合と右手で保持する場合とで異なってく
る。即ち、左手に保持する場合は、筺体正面から見て右
方へ、且つ前方へ傾くように回転させる。又右手に保持
する場合は、筺体正面から見て左方へ、且つ前方に傾く
ように回転させる。
手で保持する場合と右手で保持する場合とで異なってく
る。即ち、左手に保持する場合は、筺体正面から見て右
方へ、且つ前方へ傾くように回転させる。又右手に保持
する場合は、筺体正面から見て左方へ、且つ前方に傾く
ように回転させる。
【０００９】この回転の回転角は、使用者の違いや使用
者の姿勢により変化するが、アンテナが垂直方向から多
少ずれても通常は通話が可能であるから、ジョイントＪ
にばね機構を設けておいて、引き出されたときに予め決
められた角度だけ回転した状態をとなるようにしておく
とより使い易くなる。また、ボタンを押すとばね等の力
でアンテナが引き出されるような機構を設けると、より
使い勝手のよい携帯無線機を実現できる。
者の姿勢により変化するが、アンテナが垂直方向から多
少ずれても通常は通話が可能であるから、ジョイントＪ
にばね機構を設けておいて、引き出されたときに予め決
められた角度だけ回転した状態をとなるようにしておく
とより使い易くなる。また、ボタンを押すとばね等の力
でアンテナが引き出されるような機構を設けると、より
使い勝手のよい携帯無線機を実現できる。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、携帯無線機使用時にア
ンテナを偏波方向に向けることができ、高い感度で通信
を行える効果がある。
ンテナを偏波方向に向けることができ、高い感度で通信
を行える効果がある。
【図１】本発明の伸縮アンテナの一実施例を示す図であ
る。
る。
【図２】従来の伸縮アンテナの動作説明図である。
１ 筺体 １１ アンテナ Ｊ ジョイント
Claims (3)
- 【請求項１】 携帯無線機筺体内に収納され、使用時に
筺体外へ引き出される携帯無線機の伸縮アンテナに於
て、引き出された時筺体出口に位置する部分に回転自在
のジョイントを設けたことを特徴とする携帯無線機の伸
縮アンテナ。 - 【請求項２】 携帯無線機筺体内に収納され、使用時に
筺体外へ引き出される携帯無線機の伸縮アンテナに於
て、引き出された時筺体方向よりも筺体前面の側及び筺
体側面の方向へ傾ける機構を備えたことを特徴とする携
帯無線機の伸縮アンテナ。 - 【請求項３】 その筺体からの引出しを、ボタン操作に
より作動するばね機構により行うことを特徴とする請求
項１または２記載の携帯無線機の伸縮アンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7075878A JPH08274525A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 携帯無線機の伸縮アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7075878A JPH08274525A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 携帯無線機の伸縮アンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08274525A true JPH08274525A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=13588989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7075878A Pending JPH08274525A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 携帯無線機の伸縮アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08274525A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1195842A1 (en) * | 2000-01-14 | 2002-04-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Antenna structure of portable radio |
| KR100341559B1 (ko) * | 1998-05-18 | 2002-06-22 | 비센트 비.인그라시아, 알크 엠 아헨 | 안테나 결합 시스템 |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP7075878A patent/JPH08274525A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100341559B1 (ko) * | 1998-05-18 | 2002-06-22 | 비센트 비.인그라시아, 알크 엠 아헨 | 안테나 결합 시스템 |
| EP1195842A1 (en) * | 2000-01-14 | 2002-04-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Antenna structure of portable radio |
| EP1195842A4 (en) * | 2000-01-14 | 2002-07-31 | Mitsubishi Electric Corp | PORTABLE RADIO ANTENNA STRUCTURE |
| US6577279B1 (en) | 2000-01-14 | 2003-06-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Antenna structure of portable radio |
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