JPH08272894A - バーコード読取り機構 - Google Patents

バーコード読取り機構

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JPH08272894A
JPH08272894A JP7099986A JP9998695A JPH08272894A JP H08272894 A JPH08272894 A JP H08272894A JP 7099986 A JP7099986 A JP 7099986A JP 9998695 A JP9998695 A JP 9998695A JP H08272894 A JPH08272894 A JP H08272894A
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JP
Japan
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bar code
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sample container
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Pending
Application number
JP7099986A
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English (en)
Inventor
Junichi Matsumoto
順一 松本
Takeshi Hattori
健 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPH08272894A publication Critical patent/JPH08272894A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バーコードをもつ読取り対象物が収納される
位置に空の位置がある場合でもバーコード読取り動作を
遅くしない。 【構成】 検体ラック2には前面が開いた5個の検体容
器収納位置2aが設けられており、各検体容器収納位置
2aには検体容器1を収納することができる。検体容器
1にはその検体の種類や検体識別を示すバーコード40
が付されている。検体容器収納位置2aの穴の内壁でバ
ーコード読取り面と反対側の内壁面には、その検体容器
収納位置2aにバーコードが置かれていないことを示す
内容のバーコード42が付されており、それがバーコー
ド読取り装置により読み取られたときにはその位置には
検体容器が置かれていないものと判断され、次の読取り
動作に移行できるようになっている。その結果、検体容
器の有無にかかわらず同じ速度でバーコードを読み取っ
ていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読取り対象物の収納数
が定められている収納容器にバーコード情報をもつ読取
り対象物を収納し、収納容器を移動させることにより読
取り対象物がバーコード読取り装置前を通過してバーコ
ード情報が読み取られるバーコード読取り機構に関する
ものである。このようなバーコード読取り機構は、例え
ば血液や尿などの検体として生化学検査を行なう生化学
自動分析装置その他の装置に用いられている。
【0002】
【従来の技術】生化学自動分析装置では、反応容器に血
清などの検体が分注され、その検体に測定項目別に試薬
が添加されて検体と試薬との反応が検出される。反応容
器に検体を分注するために、血清や尿などの検体が試料
容器に入れられてラックにセットされ、そのラックが検
体分注位置へ移送されることによって検体が分注され
る。ラックには例えば5本の試料容器が収納されるよう
になっている。また、試薬は試薬容器に入れられてター
ンテーブル式の試薬庫に並べられ、試薬分注位置へ移送
されて試薬分注機構により反応容器に分注される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】検体をラックにセット
する場合、ラックが5本の検体容器を収納できるように
なっていても必ず5本がセットされるわけではなく、1
本や2本だけをセットして検体分注位置へ移送すること
もある。検体容器にはその検体の種類や検体識別を示す
バーコードが付されており、検体容器が検体分注位置へ
移送される前にバーコード読取り装置の前を通過するこ
とによってそのバーコードの情報が読み取られる。その
場合、バーコード読取り装置は検体容器を5本収納でき
るラックであれば5本分のラック収納位置のバーコード
を順次読み取っていく。バーコード読取り装置がバーコ
ードを読み取ると、次の読取りを行なうためにラックが
移動させられる。しかし、ラックの検体容器収納位置に
検体容器が収納されていない空の位置がある場合には、
バーコード読取り装置はその空の位置でもバーコードを
読み取る動作を行なう。しかし、その位置にはバーコー
ドは存在しないので、同じ位置に対して何度も読取り動
作を繰り返し、一定時間、例えば2,3秒間バーコード
を読み取ることができなかった場合には、読み取れなか
ったことを示す信号をバーコード読取り装置の外部の制
御装置に出力し、次の検体容器収納位置のバーコード読
取り動作に移行する。ラックに検体容器が収納されてい
る場合のバーコード読取り動作は短時間で行なうことが
できるが、検体容器が収納されていない場合には予め設
定された一定時間が経過するまでは次の位置の読取り動
作に移行できないため、例えば5個の検体容器収納位置
のうちの1個の位置にしか検体容器が収納されていない
ような場合は、ラックの5個の位置の読取り動作を全て
完了するのに長時間を要する問題が生じる。
【0004】また、試薬を収納している試薬庫において
も同様であり、複数の試薬をセットできる試薬庫の試薬
容器収納位置に全ての試薬容器が収納されるとは限ら
ず、試薬容器が収納されていない空の位置が存在する場
合には上記の検体のバーコード読取りと同様に、試薬容
器のバーコードの読取り動作に長時間を要することにな
る。このように、バーコードの存在が予定されている位
置にバーコードがない場合には、バーコード読取り動作
が遅くなり、装置の稼動率が低下する。
【0005】そこで、本発明はバーコードをもつ読取り
対象物が収納される位置に読取り対象物が収納されてい
ない空の位置がある場合でもバーコード読取り動作を遅
くしないことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、収納容器の
各読取り対象物収納位置には、読取り対象物が収納され
ていない場合にその収納位置がバーコード読取り装置前
を通過するときにバーコード読取り装置により読み取る
ことができ、読取り対象物が収納されたときにバーコー
ド読取り装置から見えないように遮蔽される部分に、読
取り対象物が収納されていないことを示す情報をもつバ
ーコードを付す。
【0007】
【作用】収納容器のバーコード読取り対象物が収納され
る位置に、読取り対象物が収納されていない場合にも、
その位置にバーコードが付されているので、バーコード
読取り装置は収納容器のその位置に読取り対象物が収納
されている場合と同じ速度で読取り動作を進めることが
できる。そのため収納容器に読取り対象物が収納されて
いない空の位置があってもバーコード読取り動作が遅く
なることはなく、生化学自動分析装置など、バーコード
読取り機構が設けられている装置の稼動率の低下を防ぐ
ことができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明が適用される装置の一例として
の生化学自動分析装置を表わしたものである。血液など
の検体は検体容器に入れられ、複数本の検体容器が配置
された検体ラック2がベルトコンベア式の搬送路4に沿
って移送させられる。搬送路4は図で左から右方向に検
体ラック2を移送する往路4aと、逆に右から左方向へ
検体ラックを移送する復路4bとからなっている。図で
往路4aの左端部分には検体ラック2を往路4aに送り
出す検体ラック供給部6が設けられており、復路4bの
左端部分には測定終了後の検体ラック2を収納する収納
部8が設けられている。図で搬送路4の右端部分には往
路4aを送られてきた検体ラック2を一次収容し、復路
4bに送り出すラック待機部10が設けられている。検
体ラック2は往路4aを移送中に分析ユニット12a,
12bの検体吸引位置で停止させられ、分析ユニット1
2a,12bの反応管に分注される。復路4bでは往路
4aで分注されて測定された検体の測定結果に従って、
再検査の必要のある検体が再分注される。
【0009】搬送路4に沿って2台の分析ユニット12
aと12bが配置されている。いずれも同じ構造をして
いる。各分析ユニットにはキュベットを兼ねる反応容器
15が配置された反応ディスク14が搬送路4の近くに
配置されており、搬送路4a,4bには反応ディスク1
4の近傍の検体吸引位置で検体ラック2を停止させる停
止装置(図示略)が設けられている。搬送路4a又は4
b上に停止させられた検体ラック2から検体を反応容器
15に分注するために、ノズルを備えたピペッタ16が
配置されている。各分析ユニット12a,12bには反
応容器15に試薬を分注するために2台のターンテーブ
ル式試薬庫18a,18bが配置されており、各試薬庫
18a,18bには試薬を反応容器15に分注するディ
スペンサ20a,20bが設けられている。反応ディス
ク14で分析終了後の反応容器を洗浄するために洗浄機
構22が設けられている。反応ディスク14には検体と
試薬が入れられた反応容器15の反応を測定するため
に、光学式分析部が設けられているが、図示は省略され
ている。
【0010】検体ラック供給部6と収納部8にはインタ
ーフェースとCPU24が設けられており、各分析ユニ
ット12aと12bにもそれぞれインターフェースとC
PU26a,26bが設けられており、待機部10にも
インターフェースとCPU28が設けられている。それ
らのCPU24,26a,26b,28はメインCPU
30と接続されている。メインCPU30にはさらにC
RT32、キーボード34及びプリンタ36が接続され
ている。
【0011】図2は検体ラック2の一例を示したもので
ある。検体ラック2には5個の検体容器収納位置2aが
設けられており、各検体容器収納位置2aには検体容器
1を収納することができる。検体容器1にはその検体の
種類や検体識別を示すバーコード40が付されている。
検体容器収納位置2aは検体容器を収納するための穴で
あり、その穴の前面は検体容器に付されたバーコードが
読み取れるように開いており、バーコード読取り面とな
っている。検体容器収納位置2aの穴の内壁でバーコー
ド読取り面と反対側の内壁面には、その検体容器収納位
置2aにバーコードが置かれていないことを示す内容の
バーコード42が付されている。そのバーコード42は
例えば”000000”というような特殊なバーコード
であり、それがバーコード読取り装置により読み取られ
たときにはその位置には検体容器が置かれていないもの
と判断され、次の読取り動作に移行できるようになって
いる。その結果、検体容器の有無にかかわらず同じ速度
でバーコードを読み取っていく。
【0012】図1の分析装置では、検体ラック2が検体
ラック収納部6から搬送路4の往路4aに送り出されて
移動していくときにバーコードが読み取られるように、
往路4aの左端部分の位置にバーコード読取り装置44
が配置されている。ラック2の検体容器収納位置2aの
内壁面に付されたバーコード42と、検体容器1に付さ
れたバーコード40の位置とは検体容器1の直径に対応
した距離しか変わらないので、このバーコード読取り装
置44は焦点深度の浅い読取り装置とすることができ
る。
【0013】図3は試薬庫の一例を示したものである。
試薬庫18(18a,18bなど)には、試薬容器50
を収納する収納位置52が設けられており、各収納位置
52の外側面には窓があけられ、試薬を示す情報を含ん
だバーコード54の付された試薬容器50が収納位置5
2に収納されると、その窓からバーコード54が現れる
ようになっている。その窓はバーコード読取り面となっ
ており、各収納位置52のバーコード読取り面とは反対
側の内壁面にはその位置に試薬容器が置かれていないこ
とを示すバーコード56が付されている。そのバーコー
ドは、例えば”000000”というような特殊なバー
コードである。各試薬庫の近くにはバーコード読取り装
置60a,60bが設けられており、試薬分注に先立っ
て試薬容器のバーコード54が読み取られるようになっ
ている。バーコード読取り装置60a,60bは読取り
位置にきた試薬容器のバーコード54を読み取るか、又
は収納位置が空の場合にはその収納位置の奥の内壁面の
バーコード56を読み取り、試薬容器の有無にかかわら
ず同じ速度でバーコードを読み取っていく。
【0014】図3のように、試薬庫の奥の内壁面に付さ
れたバーコード56の位置と試薬容器50に付されたバ
ーコード54の位置との間には試薬容器50の奥行き分
の距離の差があるため、このバーコード読取り装置60
a,60bは焦点深度の深いバーコード読取り装置とす
る必要がある。
【0015】バーコード読取り装置が読み取ったバーコ
ードの内容によりその位置に検体や試薬が収納されてい
ないことを判断するために、図4に示されるように、記
憶部70にその特殊なバーコードの内容が記憶されてい
る。バーコード読取り装置40(60a,60bの場合
も同じ)が読み取ったその特殊なバーコードはメインC
PU30により実現される比較部72に出力され、記憶
部70に記憶されているバーコードのデータと比較され
て、その位置に検体容器や試薬容器が存在しないことが
認定され、次の読取り動作に移行するようになってい
る。
【0016】実施例は本発明を生化学自動分析装置に設
置されたバーコード読取り機構に適用した例であるが、
本発明は収納容器に定められた数の読取り対象物が収納
でき、各読取り対象物にバーコードが符されているよう
なバーコード読取り機構においては同様に適用すること
ができる。
【0017】
【発明の効果】本発明では定められた数の読取り対象物
が収納できる収納容器に空きがある場合でも、その位置
に付されたバーコードが読み取られることによってバー
コード読取り動作を高速に進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される一例としての生化学自動分
析装置を示す概略斜視図である。
【図2】同実施例における検体ラックを示す斜視図であ
る。
【図3】同実施例における試薬庫を示す部分斜視図であ
る。
【図4】同実施例においてバーコード読取り装置から収
納容器の空の位置を判断する部分を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 検体容器 2 検体ラック 2a 検体容器収納位置 18,18a,18b 試薬庫 40 検体容器に付されたバーコード 42 検体容器収納位置に付されたバーコード 44,60a,60b バーコード読取り装置 50 試薬容器 52 試薬容器収納位置 54 試薬容器に付されたバーコード 56 試薬容器収納位置に付された空きを示すバー
コード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取り対象物の収納数が定められている
    収納容器にバーコード情報をもつ読取り対象物を収納
    し、収納容器を移動させることにより読取り対象物がバ
    ーコード読取り装置前を通過してバーコード情報が読み
    取られるバーコード読取り機構において、 前記収納容器の各読取り対象物収納位置には、読取り対
    象物が収納されていない場合にその収納位置がバーコー
    ド読取り装置前を通過するときにバーコード読取り装置
    により読み取ることができ、読取り対象物が収納された
    ときにバーコード読取り装置から見えないように遮蔽さ
    れる部分に、読取り対象物が収納されていないことを示
    す情報をもつバーコードが付されていることを特徴とす
    るバーコード読取り機構。
JP7099986A 1995-03-31 1995-03-31 バーコード読取り機構 Pending JPH08272894A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7099986A JPH08272894A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 バーコード読取り機構

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JP7099986A JPH08272894A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 バーコード読取り機構

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JPH08272894A true JPH08272894A (ja) 1996-10-18

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ID=14261984

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JP7099986A Pending JPH08272894A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 バーコード読取り機構

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JP (1) JPH08272894A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001357349A (ja) * 2000-04-11 2001-12-26 Leuze Electronic Gmbh & Co 光電装置
CN107491798A (zh) * 2017-08-10 2017-12-19 北京拓盛智联技术有限公司 采样管理方法、***及采样终端

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001357349A (ja) * 2000-04-11 2001-12-26 Leuze Electronic Gmbh & Co 光電装置
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