JPH08270494A - エンジン停止時のデータモニタ診断方法 - Google Patents

エンジン停止時のデータモニタ診断方法

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Publication number
JPH08270494A
JPH08270494A JP7501895A JP7501895A JPH08270494A JP H08270494 A JPH08270494 A JP H08270494A JP 7501895 A JP7501895 A JP 7501895A JP 7501895 A JP7501895 A JP 7501895A JP H08270494 A JPH08270494 A JP H08270494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
data
input
time
storage medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP7501895A
Other languages
English (en)
Inventor
Itaru Tanabe
至 田辺
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7501895A priority Critical patent/JPH08270494A/ja
Publication of JPH08270494A publication Critical patent/JPH08270494A/ja
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】エンジン制御装置3に、入出力データを保持す
るための記憶媒体5を接続し、エンスト時におけるエン
ジンの入出力データを記録する。 【効果】エンスト時データモニタ診断が可能となり、エ
ンスト原因の特定が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジン停止時のデータ
モニタの診断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、自動車にエンジン停止(以下、
エンスト)が生じると、その原因を発見するため自動車
に搭載されている各種センサ,アクチュエータおよび制
御装置を各々調査する必要があり、非常に手間暇がかか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、エ
ンストの原因がはっきりわからないとき、その対策とし
て交換する必要のない部品等まで交換される恐れがあっ
た。
【0004】本発明の目的は、エンスト時のデータモニ
タ診断を行い、エンスト時におけるエンジンの状態を記
録することで、エンスト原因を容易に特定することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、エンスト時
における各種センサ及びアクチュエータのデータを読み
だし可能な記憶媒体に記録することで解決できる。
【0006】
【作用】上記手段により、エンスト時データモニタ診断
が可能となり、エンスト原因の特定が容易になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
【0008】図1は本発明の構成を示すブロック図であ
る。1はエンジン、2はエンジンより出力される回転
数,水温等の入力データおよびバッテリ電圧,排気温,
車速,スイッチ等エンジン以外の入力データ群、3はデ
ータを入力,処理し、エンジンが最適な状態で運転され
るように制御するエンジン制御装置、4はエンジン制御
装置の処理に基づいてアクチュエータ等を制御するため
の出力データ群、5はエンジン制御装置に入力された入
力データおよびエンジンを制御するための出力データを
保持するための記憶媒体である。
【0009】図2はエンジン制御装置の処理ブロック図
である。4aは入力データ群を入力処理する入力処理回
路、4bは入力処理回路で処理された入力データより、
エンジンを最適制御するよう演算するCPU、4cはC
PU4bから出力される信号に基づき各種アクチュエー
タ等を駆動する駆動回路である。
【0010】エンジン制御装置4は、エンジンおよびそ
の他のセンサ等からの入力データ2を取り込み、入力回
路4aにより入力データに混入されている雑音等を取り
除く。入力処理回路で処理されたデータはCPU4bに
入力され、ここでエンジンが最適な状態で運転されるよ
う演算処理し、各アクチュエータを制御するための信号
を出力する。この信号は各アクチュエータを駆動するた
めの駆動回路に入力され、エンジンおよび各アクチュエ
ータにデータが出力される。また、記憶媒体6はCPU
4bに接続され、CPU4bに入力された入力データお
よび演算処理した出力データを保持,読みだしできる。
【0011】図3にエンスト時のデータモニタ法の一例
として、エンスト時における各入出力データのチャート
と、エンスト時のデータモニタ法の内容を表すフローチ
ャートを示す。31はデータ記憶のタイミングを示すチ
ャート、32は回転数の変動を示すチャート、33はC
PU4bが保有するデータの一例である水温の変動を示
すチャート、34もCPU4bが保有するデータの一例
である車速の変動を示すチャートである。
【0012】このモニタ法は、ある所定期間Tごとにト
リガをかけてデータを記録,更新する方法である。以
下、フローチャートに従い説明する。このフローチャー
トに示すプログラムは所定期間T(例えば10ms)ご
とに起動される。まずS1では、現在の回転数Nを読み
込みS2に進む。S2では、現在エンジン回転中である
か非回転中(エンスト)であるかを判定する。S2でエ
ンジン回転中と判断されたときはS3に進み、現在の入
出力データDnを読み込みこのフローを終了する。再び
割り込みが発生し、S1でエンジン回転数を読み込み、
S2でエンジン非回転(エンスト)と判断されたときに
は、入出力データは読み込まれず、このフローを終了す
る。このようにして、所定期間ごとにデータを記録,更
新することで少ない容量の記憶媒体を用いて、エンスト
時のデータモニタ診断システムを構築できる。
【0013】図4はエンスト時のデータモニタ法の他の
一例として、エンスト時における各入出力データのチャ
ートと、エンスト時のデータモニタ法の内容を表すフロ
ーチャートを示す。41はデータ記憶のタイミングを示
すチャート、42は回転数の変動を示すチャート、33
はCPU4bが持っているデータの一例である水温の変
動を示すチャート、34もCPU4bが保有するデータ
の一例である車速の変動を示すチャートである。
【0014】このモニタ法は、エンストの条件を特定
し、そのタイミングで入出力データを記憶するものであ
る。いま、エンスト条件の一例として所定期間t内の回
転変動ΔNがある一定の値を超えたらエンスト判定をす
ることにする。以下、フローチャートに従い説明する。
このフローチャートに示すプログラムは所定期間t(例
えば10ms)ごとに起動される。まずF1では、現在
のエンジン回転数Ntnを読み込みF2に進む。F2で
は前回割り込み発生時におけるエンジン回転数Nt(n
−1)と現在のエンジン回転数Ntnの差から所定期間
tにおける回転変動ΔNを算出しF3に進む。F3で
は、回転変動ΔNがエンスト判定値Kより大きいか小さ
いか判定する。F3でエンスト判定値Kより小さいと判
断されたときはこのままこのフローを終了する。再び割
り込みが発生し、F3で回転変動ΔNがエンスト判定値
Kより大きいと判断されたときにF4に進み、この時の
入出力データDnを読み込み、このフローを終了する。
すなわち、所定期間tごとに回転変動ΔNを計測し、所
定の値を超えたらエンストと判定し、その時の入出力デ
ータを記録することでエンスト直前のデータを保持でき
る。また、本手法によれば記憶媒体へのデータ書き込み
はエンスト直前の1回だけでよいので、繰り返し書き込
みのできないような小形で安価な記憶媒体を用いてもエ
ンスト時のデータモニタ診断システムを構築できる。
【0015】また、本実施例では記憶媒体をエンジン制
御装置の外に設置したが、上記のような手法により記憶
媒体を小型化することで、エンジン制御装置内に本シス
テムを構築できる。
【0016】以上により、エンスト時データのモニタ診
断が可能となり、エンスト原因の特定が容易になる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、エンスト時データモニ
タ診断が可能となり、エンスト原因の特定が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】システムのブロック図。
【図2】エンジン制御装置の処理ブロック図。
【図3】エンスト時のデータモニタ法の説明図。
【図4】エンスト時のデータモニタ法の説明図。
【符号の説明】
1…エンジン、2…入力データ群、3…エンジン制御装
置、3a…入力処理回路、3b…CPU、3c…出力処
理回路、4…出力データ群、5…記憶媒体、31…デー
タ記憶タイミングチャート、32…回転変動を示すチャ
ート、33…水温の変動を示すチャート、34…車速の
変動を示すチャート、41…データ記憶タイミングチャ
ート、42…回転変動を示すチャート。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のセンサからのデータを処理し、その
    結果に基づき、エンジンの最適制御を行う方法におい
    て、前記エンジンの停止時におけるエンジン制御装置の
    入力データおよび出力データを保持することができる記
    憶媒体によって、任意の時にそのデータを取りだすこと
    ができることを特徴とするエンジン停止時のデータモニ
    タ診断方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、所定時間ごとに前記エ
    ンジン制御装置の入出力データを保持,更新すること
    で、データを保持するための前記記憶媒体を小型化する
    エンジン停止時のデータモニタ診断方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、エンジン停止時の条件
    を所定期間内の回転変動で認識し、前記エンジン制御装
    置の入出力データを保持することで、データを保持する
    ための前記記憶媒体を小型化するエンジン停止時のデー
    タモニタ診断方法。
JP7501895A 1995-03-31 1995-03-31 エンジン停止時のデータモニタ診断方法 Pending JPH08270494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7501895A JPH08270494A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 エンジン停止時のデータモニタ診断方法

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JP7501895A JPH08270494A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 エンジン停止時のデータモニタ診断方法

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JPH08270494A true JPH08270494A (ja) 1996-10-15

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ID=13564028

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7501895A Pending JPH08270494A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 エンジン停止時のデータモニタ診断方法

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JP (1) JPH08270494A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8825341B2 (en) 2012-07-12 2014-09-02 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle information management system
US8831834B2 (en) 2012-07-12 2014-09-09 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle information management system
CN113266477A (zh) * 2021-06-25 2021-08-17 潍柴动力股份有限公司 一种发动机停机时间校验方法及装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8825341B2 (en) 2012-07-12 2014-09-02 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle information management system
US8831834B2 (en) 2012-07-12 2014-09-09 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle information management system
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