JPH08270226A - タンク側板取替施工法 - Google Patents

タンク側板取替施工法

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Publication number
JPH08270226A
JPH08270226A JP9414995A JP9414995A JPH08270226A JP H08270226 A JPH08270226 A JP H08270226A JP 9414995 A JP9414995 A JP 9414995A JP 9414995 A JP9414995 A JP 9414995A JP H08270226 A JPH08270226 A JP H08270226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
reinforcing ring
tank
roof
vertical straight
Prior art date
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Pending
Application number
JP9414995A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Fujimura
渡 藤村
Akihiro Morita
昭博 盛田
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NIIGATA KOJI KK
Original Assignee
NIIGATA KOJI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンク側板の更新部分を迅速かつ確実に取替
ることができるタンク側板取替施工法を提供すること。 【構成】 タンク本体の側板更新部分より若干上部内面
に補強リングを水平に固着し、当該補強リングを受支す
るようにタンク本体の側板内面に所定間隔を存して縦通
し部材をホースシューで固定した後、最下段の側板更新
部分より順次撤去しながら新設側板に取替えて溶接し、
最上段の側板更新部分より若干上部を全周に亘って水平
に切断し、しかる後前記縦通し部材の下端を一本置きに
切欠いてジャッキを固定すると共に、一旦側板と縦通し
部材との固定をゆるめた後ジャッキアップして補強リン
グより上部の側板と屋根を約20mm程度持ち揚げ、最
上段の側板取替完了後ジャッキダウンして肌合せ行つた
後溶接するようにしたこと。又タンク本体の屋根上側周
縁に設けた手摺に、ウインチを吊設した取付治具を移動
可能に固定すると共に、当該取付治具を屋根の中心に設
けたオープンベントノズルにワイヤーロープで倒れない
ように支持したことである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンク側板の損傷部分
の取替施工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クレーン車が使用できない場所において
タンク側板の損傷部分を更新する場合、既設側板を1枚
撤去してはその部分の側板を新しく挿入し、また次の側
板を更新するという方法で順次側板を更新している。従
って1枚毎の更新のため工期が長くなると共に、作業員
の手待ちが多く発生し非効率的でコストアップにつなが
つている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、タン
ク側板の更新部分を迅速かつ確実に取替ることができる
タンク側板取替施工法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の手段、即ち構成
は次のとおりである。タンク本体の側板更新部分より若
干上部内面に補強リングを水平に固着し、当該補強リン
グを受支するようにタンク本体の側板内面に所定間隔を
存して縦通し部材をホースシューで固定した後、最下段
の側板更新部分より順次撤去しながら新設側板に取替え
て溶接し、最上段の側板更新部分より若干上部を全周に
亘って水平に切断し、しかる後前記縦通し部材の下端を
一本置きに切欠いてジャッキを固定すると共に、一旦側
板と縦通し部材との固定をゆるめた後ジャッキアップし
て補強リングより上部の側板と屋根を約20mm程度持ち
揚げ、最上段の側板取替完了後ジャッキダウンして肌合
せを行つた後溶接するようにしたこと。又タンク本体の
屋根上側周縁に設けた手摺に、ウインチを吊設した取付
治具を移動可能に固定すると共に、当該取付治具を屋根
の中心に設けたオープンベントノズルにワイヤーロープ
で倒れないように支持したことである。
【0005】
【実施例】図において符号1はタンク本体、1aは側
板、1bは屋根を示す。先ずタンク本体1の内側に側板
1aより約0、5m〜1m程度離して足場A(既存のも
の)を仮設する。そして更新部分の側板1aより若干上
部の側板1aに補強リング2を水平に固着し、その補強
リング2を受支するように側板1aの内面に所定間隔
(約2000mm程度)置きに縦通し部材3(チャンネ
ル材)をホースシュウ4により固定する。この際縦通し
部材3はホースシュウ4に角矢5で固定する。又屋根1
bの上側周縁に設けた手摺6に、三角形の脚7aを有す
る側板吊揚げ治具7をワイヤー又はバンド8で移動可能
に2台設置し、各々の側板吊揚げ治具7の後端を、屋根
1bの中心に設けたオープンベントノズル1cにワイヤ
ーロープ9で係止して倒れを防止し、側板吊揚げ治具7
の先端にウインチ10を吊設する。そして更新部分最下
段の既設側板1aより順次撤去しながら新設側板1aに
取替えて溶接する。尚前記既設側板1aの撤去に際し、
新設側板1aの巾より20mm程度巾広く切断して新設
側板1aの組込みを容易にする。しかる後2段目、3段
目と前記同様に順次新設側板1aに取替えていき最終段
の側板1a(図示の実施例は6段目)の上部、即ち7段
目の既設側板1aに固着した補強リング2の下側に図面
寸法に基ずく切断罫書き線11を水平にマーキングし、
自動切断機で全周にわたつて水平に切断する。その後前
記縦通し部材3の下端を一本置きに切欠いてその切欠部
12にジャッキ13を固定し、一旦側板1aと縦通し部
材3との固定をゆるめた後(角矢5を一時ゆるめる)ジ
ャッキアップして補強リング2より上部の側板1aと屋
根1bを約20mm程度持ち揚げておき6段目を新設側
板1aに取替完了後ジャッキダウンして肌合せを行な
う。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、縦通し部材を使用する
ことにより、側板の組込みが容易になり、そのうえ側板
の切断枚数を多くしても降下しない。又切断・撤去と組
込み作業を平行して行なうことができるので工期を著し
く短縮し得ると共に工数やコストの低減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タンク本体の内側を表わした一部縦断面図。
【図2】図1のA−A線における一部を切欠した状態の
拡大断面図。
【図3】側板吊揚げ治具をタンク本体の屋根に装着した
状態を示す側面図。
【図4】側板吊揚げ治具の正面図
【符号の説明】
1 タンク本体 1a 側板 1b 屋根 1c オープンベントノズル 2 補強リング 3 縦通し部材 4 ホースシュウ 5 角矢 6 手摺 7 側板吊揚げ治具 7a 脚 8 ワイヤー又はバンド 9 ワイヤーロープ 10 ウインチ 11 切断罫書き線 12 切欠部 13 ジャッキ A 足場

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク本体の側板更新部分より若干上部
    内面に補強リングを水平に固着し、当該補強リングを受
    支するようにタンク本体の側板内面に所定間隔を存して
    縦通し部材をホースシューで固定した後、最下段の側板
    更新部分より順次撤去しながら新設側板に取替えて溶接
    し、最上段の側板更新部分より若干上部を全周に亘って
    水平に切断し、しかる後前記縦通し部材の下端を一本置
    きに切欠いてジャッキを固定すると共に、一旦側板と縦
    通し部材との固定をゆるめた後ジャッキアップして補強
    リングより上部の側板と屋根を約20mm程度持ち揚げ、
    最上段の側板取替完了後ジャッキダウンして肌合せを行
    つた後溶接するようにしたことを特徴とするタンク側板
    取替施工法。
  2. 【請求項2】 タンク本体の屋根上側周縁に設けた手摺
    に、ウインチを吊設した取付治具を移動可能に固定する
    と共に、当該取付治具を屋根の中心に設けたオープンベ
    ントノズルにワイヤーロープで倒れないように支持した
    ことを特徴とする請求項1記載のタンク側板取替施工法
JP9414995A 1995-03-29 1995-03-29 タンク側板取替施工法 Pending JPH08270226A (ja)

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