JPH082690B2 - 記録媒体 - Google Patents

記録媒体

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JPH082690B2
JPH082690B2 JP61122746A JP12274686A JPH082690B2 JP H082690 B2 JPH082690 B2 JP H082690B2 JP 61122746 A JP61122746 A JP 61122746A JP 12274686 A JP12274686 A JP 12274686A JP H082690 B2 JPH082690 B2 JP H082690B2
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    • B41M5/40Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
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  • Optics & Photonics (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、情報の記録再生が可能な記録媒体に関す
る。
(従来の技術) ロイコ染料、ジアゾ化合物等よりなる感熱発色層を基
材に設けた感熱記録媒体はサーマルヘッド等による加熱
により情報が容易に感熱発色層に記録され、その記録方
法の簡便性により広く用いられている。しかしながら、
これらに記録される情報は、目視不可能に記録できない
ため、第三者に見られても差し支えのない内容のものに
限られ、一般の磁気カードに記録されるような第三者に
知られると不都合の生じる重要な情報は記録することが
できなかった。すなわち、記録方法の簡便さにかかわら
ず目視で判別できない情報を有することができる偽造防
止性にすぐれた記録媒体として感熱記録媒体を利用する
ことができなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記の点に鑑みてなされたものである。
本発明者は、従来公知のロイコ染料またはジアゾ化合
物からなる感熱発色層はインキ顔料を含む樹脂層からな
る隠蔽層をその層上に設けても、サーマルヘッドによ
り、良好に発色することに注目し、この現象を光学的記
録手段に利用することを考えて種々研究を行った。その
結果、感熱発色層、隠蔽層からなる積層体を形成して、
サーマルヘッドで情報パターンを印字すれば、感熱発色
層に発色により形成される情報パターンは隠蔽層により
目視できないが、赤外線を照射すると発色した部分は赤
外線の反射率が低く、未発色の部分とでは赤外線の反射
率が異なり、この反射率の差を利用して印字された情報
パターンを読み取ることができることを見出して本発明
に達し得たものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の記録媒体は、基材上に、ロイコ染料系感熱材
料またはジアゾ系感熱材料からなる感熱発色層および隠
蔽層が順次積層される記録媒体であって、該感熱発色層
には、加熱手段により、目視不可能な任意の情報パター
ンが記録され、赤外線照射により読み取り可能であるこ
とを特徴とするものである。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す断面図であり、基
材10上に、感熱発色層1、隠蔽層2および必要に応じて
設けられる保護層3が順次積層されている。
基材10は基本的には、積層される各層を支持する働き
をするものであるが、その使用用途により種々の形状を
とることができ、例えば、他の物品等に本発明の記録媒
体を設けることを目的とした場合、又は磁気テープのよ
うな記録媒体を目的とした場合には薄いフィルム形状の
ものが適するし、それ自体で手軽な取扱いのできる記録
媒体として使用される場合にはカード形状すなわち一般
的なプラスチックカード用の形状、紙カード用の形状、
通帳用の形状、その他一般に使用されている記録媒体の
形状のものが適する。
このような基材10の材質としては上記の理由から、様
々なものが使用できるが、例えば、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン、ナイロン、セルロースジアセテー
ト、エチレンビニルアセテート、セルローストリアセテ
ート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、
ポリイミド、ポリアミド、ポリメチルメタクリレート、
ポリアクリレート、ポリウレタン、アイオノマー、ポリ
カーボネート等のプラスチック類、銅、アルミニウム等
の金属、紙、含浸紙等を単独であるいは組合せて複合体
として用いることができる。基材として要求される物性
例えば強度、剛性等を考慮して、上記の材料の中から好
ましいものを適宜選択すればよい。
上記基材10上には、感熱発色層1が設けられている。
感熱発色層1はサーマルヘッドの加熱により発色して情
報が記録される情報記録層の働きをなすものであり、ロ
イコ染料系感熱材料またはジアゾ染料系感熱発色材料の
感熱発色材料および必要な添加剤を包合させたバインダ
ーから形成されている。
感熱発色層1に用いられるロイコ染料系感熱発色材料
はロイコ染料と酸性物質からなるものが使用でき、例え
ば、ロイコ染料としては、トリフェニルメタン系染料
のロイコ体ベース;3,3′−ビス(pジメチルアミノフェ
ニル)フタリド、3,3′−ビス(p−ジメチルアミノフ
ェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3,3′−ビス
(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジエチルアミノ
フタリド、3,3′−ビス(p−ジメチルアミノフェニ
ル)−6−クロルフタリド、3,3′−ビス(p−ジブチ
ルアミノフェニル)フタリド等、フルオラン系染料の
ロイコ体ベース;6−シクロヘキシルアミノ−6−クロル
フルオラン、3−(N,N−ジメチルアミノ)−5−メチ
ル−7−(N,N−ジベンジルアミノ)フルオラン、3−
ジエチルアミノ−5,7−ジメチルフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−7,8−ベンズフルオラン等、フルオラン系染料;3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロルフルオラ
ン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、2−〔N−(3′−トリフルオロメチルフエニ
ル)アミノ〕−6−ジエチルアミノフルオラン、2−3,
6−ビス(ジエチルアミノ)−9−(o−クロルアリニ
ノ)キサンチル安息香酸ラクタム等、ラクトン化合
物;3−(2′−ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2′−メトキシ−5′−クロルフェニ
ル)フタリド、3−(2′−ヒドロキシ−4′−ジメチ
ルアミノフェニル)−3−(2′−メトキシ−5′−ニ
トロフェニル)フタリド、3−(2′−ヒドロキシ−
4′−ジメチルアミノフェニル)−3−(2′−メトキ
シ−5′−メチルフェニル)フタリド、3−(2′−メ
トキシ−4′−ジメチルアミノフェニル)−3−(2′
−ヒドロキシ−4′−クロル−5′−メチルフェニル)
フタリド等が使用できる。又、発色助剤である酸性物質
としては、ホウ酸、シュウ酸、マレイン酸、酒石酸、ク
エン酸、コハク酸、安息香酸、ステアリン酸、没食子
酸、サリチル酸、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、o
−ヒドロキシ安息香酸、m−ヒドロキシ安息香酸、2,4
ジヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキシ−P−トルイル
酸、3,5−キシレノール、チモール、p−t−ブチルフ
ェノール、4−ヒドロキシフェノキシド、メチル−4−
ヒドロキシベンゾエート、4−ヒドロキシアセトフェノ
ン、α−テフトール、β−ナフトール、カテコール、レ
ゾルシン、ヒドロキシノン、4−t−オクチルカテコー
ル、4,4′−sec−ブチリデンフェノール、2,2′−ヒド
ロキシジフェニル、2,2′−メチレンビス(4−メチル
−6−t−ブチルフェノール)、2,2′−ビス(4′−
ヒドロキシフェニル)プロパン、4,4′−sec−ブチリデ
ンジフェノール、ピロガロール、フロログリシン、フロ
ログリシンカルボン酸等が使用できる。
又、ジアゾ染料系感熱発色材料はジアゾ化合物、カッ
プラー剤および塩基剤からなるものが使用でき、例え
ば、ジアゾ化合物としては、一般式Ar−N=N=X−M
で表され、該式において、Arは、置換または未置換のフ
ェニル、ビフェニル、ナフチル、ベンゾカルバゾール、
ジフェニルスルファイド基であり、Xはハロゲン又はHS
O4の如き酸残基であり、Mは塩化亜鉛、塩化カドミウム
あるいは四フッ化硼基であるものが使用できる。
又、カップラー剤としては、置換または未置換のフェ
ノール、ナフトール、レゾルシン、カテコール等が使用
できる。
又、塩基剤としては、尿素、チオ尿素、グアニジン等
が使用できる。
上記の感熱発色材料に加える添加剤としては、炭酸カ
ルシウム、シリカ、酸化マグネシウム、タルク、硫酸バ
リウム、アルミナ、パラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックス、ポリエチレンワックス、密ろう、白
ろう、カルナバワックス、ステアリン酸、ステアリン酸
アミド、ステアリン酸金属物等を使用でき、又、バイン
ダーとしては、ポリビニルアルコール、メトキシセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミ
ド、ポリアクリル酸、デンプン、ゼラチン等の水溶性樹
脂、ポリスチレン、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、
ポリブチルメタクリレート等の水性エマルジョン樹脂等
が使用できる。
感熱発色層1は上記の材料を用いて適宜な塗布方法、
例えば、ロールコート法、エアナイフコート法、グラビ
アコート法により塗布厚1〜20μmで基剤の全面または
一部に形成される。
隠蔽層2は感熱発色層1上に、感熱発色層の発色部分
と未発色の部分とを目視不可能に隠蔽するために設けら
れる層であり、着色層の一層で形成されてもよいし、
又、積層構成、例えば、着色層上に意匠的外観性をもた
せるための模様層を設けてなる複数層で形成されてもよ
い。又、隠蔽層2はサーマルヘッドと接触するため、あ
る程度の耐熱性、耐摩擦性を有することが必要である。
隠蔽層2において、着色剤としては耐熱性の点から顔
料を使用することが望ましく、又その顔料その光学的特
性としては、可視光領域での反射率が高く、赤外領域で
の透過が高いものが望ましい。又、染料であっても上記
の特性を備えていれば使用できうる。
このような隠蔽層2は、上記の特性を有する顔料もし
くは染料を、含弗素系樹脂、含珪素系樹脂に混練してな
るインキ組成物、又は、エチルセルロース、エチルヒド
ロキシセルロース、セルロースアセテートプロピオネー
ト、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリスチレ
ン、ポリ−α−メチルスチレン等のスチレン樹脂または
スチレン共重合樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリメ
タクリル酸エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリメタク
リル酸ブチル等のアクリル樹脂またはメタクリル酸樹脂
の単独あるいは共重合樹脂に混練してなるインキ組成
物、又は、ロジン、ロジン変成フェノール樹脂、重合ロ
ジン等のロジンエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ク
マロン樹脂、ビニルトルエン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ビニルブチラール
樹脂、ブチラール樹脂等に混練してなるインキ組成物、
あるいは、上記の樹脂に弗素樹脂および珪素樹脂を混合
させた混合物に混練してなるインキ組成物に可塑剤、安
定剤、ワックス、グリース、乾燥剤、乾燥補助剤、硬化
剤、増粘剤、分散剤等を添加した後、溶剤あるいは希釈
剤で充分に混練して作成したインキを用いて、適宜な印
刷手段、例えば、オフセット印刷法、シルクスクリーン
印刷法、活版印刷法、静電印刷法、凹版印刷法、グラビ
アコート法、ロールコート法、ナイフコート法等の印刷
方法または塗布方法により層厚1〜20μmで形成され
る。
隠蔽層2上には必要に応じて耐摩擦性向上のための保
護層3を設けることができる。
このような保護層3は、隠蔽層に用いられる樹脂を使
用するか、あるいは、さらに弗素系樹脂、珪素系樹脂を
混入させた樹脂を使用して隠蔽層形成方法と同様の印刷
方法または塗布方法により厚さ0.5〜10μmで形成され
る。
又、本発明では第2図にその断面図を示すように感熱
発色層1と基剤10の間に赤外線反射層4を設けることが
できる。
赤外線反射層4は感熱発色層の発色部分と未発色部分
における赤外線の反射率の差を増幅させる働きをなすも
のであり、その材質は赤外線を反射するものであれば広
く使用でき、例えば、金属薄膜層、チタンホワイト層、
金属粉末を含有するプラスチックフィルム、顔料含有率
の高いプラスチックフィルム等が使用できる。
赤外線反射層4は上記の材料を用いて適宜な形成法、
例えば、真空蒸着法、印刷法、塗布法、積層法により形
成されるがその厚みは特に限定されるものではない。
又、本発明では第3図にその断面図を示すような感熱
発色層の反対面の基剤上に接着剤層5を設ける態様もと
ることができる。
接着剤層5は本発明の記録媒体を他の物品等に貼り合
わせする場合のものであり、感熱接着剤を含む接着剤ま
たは粘着剤により形成される。
接着剤としては、一般的に使用されているものが広く
使用でき、例えば、ポリイソプレンゴム、ポリイソブチ
ルゴム、スチレングタジエンゴム、ブタジエンアクリロ
ニトリルゴム等のゴム系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポ
リアクリル酸エステル系樹脂、ポリメタアクリル酸系樹
脂、ポリビニル系樹脂、ポリビニルエーテル系樹脂、ポ
リ酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体系
樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ
アミド系樹脂、ポリ塩素化オレフィン系樹脂、ポリビニ
ルブチラール系樹脂等からなる任意の接着剤が使用で
き、また、粘着剤としては、一般的な粘着剤が使用で
き、例えば、ポリアクリル系樹脂、ゴム系樹脂等からな
る粘着剤が使用できる。
接着剤層5は、上記の接着剤または粘着剤を用いて慣
用の印刷方法または塗布方法により、適宜な厚さ1〜10
0μmで形成される。
次に、上記のようにして構成される本発明の記録媒体
を使用する方法を説明する。
まず、所望する情報をパターン、例えば、1,0を表す
ドット、バーコード、OCR文字、一般文字、記号に変換
してサーマルヘッドで隠蔽層場上から印字する。この際
記録された情報は目視できないが、感熱発色層の発色と
いう形で感熱発色層上に記録される。
次に、赤外線投光機(700nm以上の波長、好ましくは9
00nm以上の赤外線を発するもの)により記録媒体に情報
の読みだしのスキャンが行われ、その後、隠蔽層を通っ
て感熱発色層で反射した赤外線が受光機で検出されて、
その受光量から記録された情報が読み取られる。
(発明の効果) 本発明の記録媒体は、情報が目視不可能に記録できる
ため、一般の磁気テープと同様の使い方ができ、且つ、
磁気テープのように、市販の磁気ビュアー等の器具、装
置で情報が容易に読み取られることはなく極めて高い偽
造防止性を有する。
更に、本発明の基材としてカード基板を用いれば、一
般の磁気カードと同様な使用ができる情報記録カードと
して使用できる。
又、記録される情報の変換パターンも多く、1,0を表
すドットから文字まで任意に選択でき、その記録方法も
サーマルヘッドにより容易に行うことができる。
更に又、本発明の一態様の接着剤を有するものを使用
して、例えば、磁気カード、ICカード、光カード、磁気
通帳等の記録媒体に本発明の記録媒体を設ければ更に情
報が付加できると共に、その偽造防止性も高まる。
本発明を具体的実施例を挙げ更に詳細に説明する。
実施例1 基材としての厚さ250μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルム上に下記組成のインキAインキBを1:2にな
るように混合撹拌して得られたインキを用いて、グラビ
アコート法により厚み5μmで感熱発色層を形成した。
次いで、感熱発色層上に下記組成のインキを用いグラ
ビアコート法により厚み3μmで隠蔽層を形成した。
次いで、隠蔽層上に下記組成のインキを用いてグラビ
アコート法により厚み1μmで保護層を形成して本発明
の記録媒体を得た。
〔感熱発色層インキA〕
フルオラン系ロイコ染料 20部 ポリメチルメタクリレート樹脂 20部 パラフィンワックス 4部 トルエン 56部 〔感熱発色層インキB〕 2,4ジヒドロキシ安息香酸 20部 ポリメチルメタクリレート 20部 パラフィンワックス 4部 トルエン 56部 〔隠蔽層〕 テトラフルオロエチレンパウダー 5部 ウレタン樹脂 20部 イソシアネート硬化剤 1部 顔料 10部 メチルエチルケトン 30部 トルエン 30部 〔保護層〕 テトラフルオロエチレンパウダー 10部 ポリビニルブチラール樹脂 10部 湿気硬化型ウレタン樹脂 10部 メチルエチルケトン 30部 トルエン 30部 酢酸エチル 30部 実施例2 基材としての厚さ250μmのポリエチレンテレフタレ
ートに真空蒸着法によりスズを1000Aで形成して、赤外
線反射層を形成した。
次いで、上記赤外線反射層上に実施例1と同様にして
保護層まで形成して本発明の記録媒体を得た。
実施例3 基材としての厚さ250μmのポリエチレンテレフタレ
ートに保護層まで実施例2と同様に形成した。
次に、基材の反対面に下記の組成からなるインキを用
いてグラビアコート法により厚み10μmで接着剤層を形
成して本発明の記録媒体を得た。
〔接着剤層〕
塩化ビニル酢酸ビニル共重合体 20部 ポリアクリル樹脂 10部 酢酸エチル 20部 トルエン 50部
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は本発明の記録媒体の断面
図である。 1……感熱発色層 2……隠蔽層 3……保護層 4……赤外線反射層 5……接着剤層 10……基材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上に、ロイコ染料系感熱材料またはジ
    アゾ系感熱材料からなる感熱発色層および隠蔽層が順次
    積層される記録媒体であって、該感熱発色層には、加熱
    手段により、目視不可能な任意の情報パターンが記録さ
    れ、赤外線照射により読み取り可能であることを特徴と
    する記録媒体。
  2. 【請求項2】上記隠蔽層上に保護層が設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】上記基材と感熱発色層との間に赤外線反射
    層が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の記録媒体。
  4. 【請求項4】上記基材の感熱発色層の反対面に接着剤層
    が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項〜第3項いずれかに記載の記録媒体。
JP61122746A 1986-05-28 1986-05-28 記録媒体 Expired - Fee Related JPH082690B2 (ja)

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