JPH08267846A - インクジェットプリンタの紙送り制御方法 - Google Patents

インクジェットプリンタの紙送り制御方法

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JPH08267846A
JPH08267846A JP9744995A JP9744995A JPH08267846A JP H08267846 A JPH08267846 A JP H08267846A JP 9744995 A JP9744995 A JP 9744995A JP 9744995 A JP9744995 A JP 9744995A JP H08267846 A JPH08267846 A JP H08267846A
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JP
Japan
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printing
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line
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JP9744995A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Endo
敏宏 遠藤
Tadashi Yamashita
忠士 山下
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体がカールして落下しないことを防止
する。記録媒体がインク滴によって汚れないようにする
と共にスループットを短くする。 【構成】 温度、湿度センサを設け、温度、湿度、印字
率によって乾燥時間を求め、インク滴が乾燥した後に記
録媒体を排出し、記録媒体のカールを防止する。特に、
1枚目の記録媒体と印刷中の2枚目の記録媒体の先端が
接触する位置より上の1枚目の記録媒体のインク滴が乾
燥するまで待って、印刷中の記録媒体のこの位置におけ
る紙送りを開始し汚れを防止する。1枚目の記録媒体の
上記接触する位置より以降の行のインク滴の乾燥を待っ
て2枚目の記録媒体の排出を行い、汚れを防止する。ま
た、この時も記録媒体の排出は、その記録媒体がカール
しない程度に乾燥するまで待って排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タにおける紙送り制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタにおいて、記録
媒体上に吐出されたインク滴が乾燥する前に記録媒体が
排出されると、記録媒体はカール(屈曲)するという現
象が生じる。それは、記録媒体のインク滴が付着された
面がインク滴が付着していない面の背面に対して伸びる
ことにより記録媒体はカールする。またインク滴が乾燥
すれば、このカールの現象はなくなる。記録媒体がカー
ルすると記録媒体は記録媒体排出位置に載らずに落下し
て汚れたり、プリンタの他の箇所と干渉し記録面が汚れ
るという現象が生じる。さらに、記録媒体排出載置位置
にカールした記録媒体が載置されている状態で次の記録
媒体を排出すると、載置された記録媒体と次に排出され
る記録媒体との干渉が早く生じ、この早く干渉が生じる
分、インク滴の乾燥が不十分になることから、この干渉
によって載置された記録媒体の記録面が汚れるという現
象も生じる。また、記録媒体排出載置位置に印刷された
記録媒体のインク滴が乾燥していない状態で載置されて
いるとき、次の記録媒体を印刷し次の記録媒体の先端が
載置された記録媒体と接するとこの接触によって記録媒
体の印刷面が汚れるという問題がある。
【0003】また、すでに排出した記録媒体のインク滴
が乾燥していない状態で次の記録媒体を排出すると、記
録媒体排出載置位置に排出されている記録媒体の記録面
と次に排出した記録媒体の背面が干渉して汚れるという
問題も生じる。
【0004】特に、雰囲気温度が低いと、インク滴の乾
燥が遅く、上述した問題が生じる可能性が多くなる。上
記問題を解決するには、インク滴が確実に乾燥するまで
記録媒体の排出間隔時間を長くして排出するようにすれ
ばよいが、それでは、スループット(一定パターンの印
字を行ったとき、該一定パターンを印字して記録媒体が
排出されるまでに要する時間)が長くなってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、記
録媒体載置位置に排出される記録媒体がカールして落下
しないことを防止することにある。また、記録媒体がイ
ンク滴によって汚れないようにすることにある。さら
に、スループットを短くすることをも目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】インクジェットプリンタ
において、本発明は、雰囲気温度を検出し、1つ前に排
出した記録媒体の印字終了から当該記録媒体を排出する
までの排出待機時間を上記検出温度によって決め、当該
印字媒体の印刷終了後、該排出待機時間が経過した後に
当該記録媒体の排出を行うことによって、雰囲気温度に
よって異なるインク滴の乾燥時間に合わせて記録媒体を
排出することにより、インク滴が乾燥し記録媒体がカー
ルしない状態で排出してスループットを向上させる。
【0007】また、設定された行数の印字が終了する毎
に該行数における印字率を求めて、該印字率と検出温度
に基づいて排出待機時間をそれぞれ求め、記録媒体を排
出する際には、1つ前の記録媒体に対して求められてい
た上記排出待機時間が全て経過した後に該記録媒体を排
出することで、記録媒体にカールが生ずることなく、か
つスループットを短くする。さらに、設定された行数以
降の設定された行数毎の印字率を求めて、該印字率と検
出温度に基づいて排出待機時間をそれぞれ求め、記録媒
体を排出する際には、1つ前の記録媒体に対して求めら
れていた上記排出待機時間が全て経過した後に該記録媒
体を排出することで、すでに排出された記録媒体の印刷
面と次に排出される記録媒体の背面が干渉して汚れを防
止する。
【0008】また、印刷中の記録媒体の先端がすでに排
出された記録媒体に干渉開始する第1の行、及びすでに
排出されている記録媒体におけるこの干渉が生じる第2
の行を予め求め設定しておき、上記設定された第2の行
以前の設定された行数毎の印字率を求めて、該印字率と
検出温度に基づいて待機時間をそれぞれ求め、上記第1
の行の印字終了後の紙送りは、1つ前の記録媒体に対し
て求められていた上記待機時間が全て経過した後に行う
ことによって、印刷中の記録媒体の先端と1つ前に印刷
され配置位置に載置されている記録媒体の印刷面との接
触による印刷面の汚れを防止する。さらに、各行毎の印
字率を求め、該印字率と検出温度に基づいて各行ごとの
待機時間を求め、かつ、設定された行数の印字が終了す
る毎に該行数における印字率を求めて、該印字率と検出
温度に基づいて記録媒体の排出待機時間をそれぞれ求
め、上記第1の行の印字終了後の紙送りは、1つ前の記
録媒体に対して求められていた上記待機時間における上
記第2の行以前の全ての待機時間が経過した後に行い、
当該記録媒体に対する印刷終了後の記録媒体の排出は、
上記排出待機時間が経過した後で、かつ1つ前の記録媒
体に対して求められていた上記待機時間における上記第
2の行以降の待機時間が全て経過した後に行うことによ
り、記録媒体のカールを防止すると共にインク滴による
汚れを防止する。上記待機時間もしくは排出待機時間
は、雰囲気温度、印字率以外にも湿度、さらには使用す
る記録媒体の種類によって決めることにより、より的確
でより短いスループットを得る。そして、この待機時間
もしくは排出待機時間は、予めプリンタの記憶装置に記
憶させておいて該記憶装置から読みだすことによって、
またプリンタの制御装置によって設定された演算式の演
算によって求めるようにする。印字率は印字の際のドッ
ト数を計数し、このドット数の計数値に基づいて決め
る。
【0009】
【作用】記録媒体に付着したインク滴は、雰囲気温度に
よってその乾燥速度が異なる。また、記録媒体への印字
率(印字密度)、雰囲気湿度、さらには使用する記録媒
体の種類によって異なる。本発明は、雰囲気温度によっ
て、さらには印字率、湿度、記録媒体の種類に基づい
て、インク滴の乾燥時間を決め、この乾燥時間を待機時
間として、この待機時間の経過後、記録媒体の紙送り、
及び排出を行うようにすることによって記録媒体にカー
ルを生じせしめずに、かつ1つ前に印刷した記録媒体
(1枚目)と当該印刷の記録媒体(2枚目)の干渉によ
る汚れを防止する。特に2枚目の記録媒体の先端が1枚
目の記録媒体と接触開始する位置からは、この1枚目の
記録媒体の接触開始行より前の行のインク滴の乾燥を待
って2枚目の記録媒体のこの時点の位置からの紙送りを
実行するようにすることにより、汚れをより正確に防止
する。さらに合わせて、1枚目の記録媒体のこの接触す
る行より後ろの各行の乾燥を待って、2枚目の記録媒体
の排出を行うことによって1間色の記録面と2枚目の背
面の汚れを防止する。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を実施するインクジ
ェットプリンタの制御部のブロック図である。
【0011】プリンタ制御部10は、プロセッサ11と
該プロセッサ11にバス19で接続されたROM12、
RAM13、入出力回路14、ドライバー15〜18で
構成され、ROM12にはプロセッサ11が実行する基
本的な制御プログラムが記憶されている。RAM13に
はデータの一時記憶等に利用されるものである。またR
AM13は一部の不揮発性RAMで構成され、この不揮
発性RAM部には、本発明に関係し、後述する印字率、
温度、湿度、記録媒体の種類に応じた待機時間を記憶す
るテーブルが記憶されている。入出力回路14には、雰
囲気温度、及び湿度を検出する温度・湿度センサ20、
オペレーションパネル21、LED表示装置22が接続
されていると共に、データ受信用ポートを有し該データ
受信用ポートを介してホストコンピュータ23等と接続
され、さらに、図示していないがプリンタの各種セン
サ、アクチュエータが接続されいる。ドライバー15は
印字ヘッド24を駆動するもので、ドライバー16はキ
ャリッジモータ(CRモータ)M1を駆動し、ドライバ
17ーはプラテンを回転させ印字用紙を送るペーパーフ
ィードモータ(PFモータ)M1が接続され、ドライバ
ー18は印字ヘッド21からインクを吸引するためのチ
ューブポンプのモータM3を駆動するものである。な
お、これらモータM1〜M3はパルスモータで構成され
ている。また、上記プリンタの制御部の構成は従来のも
のと同一であり、詳細な説明は省略する。
【0012】記録媒体上に吐出されたインク滴の乾燥時
間は、雰囲気温度、湿度、さらには使用する記録媒体の
種類によって異なる。また、記録媒体は吐出されたイン
ク滴が乾燥していない状態では、インク滴が付着した表
面はインク滴が付着されていない裏面に対し伸びる。そ
のため、記録媒体の印字面の面積に対しインク滴が付着
している面積(印字密度)が大きい程、表面は伸びるこ
とになり、記録媒体が排出され載置位置に載置されたと
き該記録媒体のカールの大きさは記録媒体の面積に対す
るインク滴付着量、すなわち印字率(印字密度)によっ
て決まる。しかも、部分的に印字率が高ければ、記録媒
体はこの位置で伸びカールすることになる。そこで、図
4に示すように本実施例では、所定行数Q(例えば20
行)毎に印字率を判断し、その印字率に応じて該領域に
おいて大きなカールが発生しない程度の乾燥時間を後述
するようにタイマA0若しくはA1に設定し、全ての領
域が設定されたカール防止のための乾燥時間を経過した
後に記録媒体を排出するようにする。なお、図4の符号
30は記録媒体を示し、Qは記録媒体30の行数示して
いる。
【0013】また、図4において符号Pは印刷され配置
位置に載置された記録媒体30(以下1枚目の記録媒体
という)に対し、次の記録媒体(以下2枚目の記録媒体
という)に対して印刷が行われE行まで印刷すると、こ
の2枚目の記録媒体の先端がこの1枚目記録媒体30に
接触開始する位置を示すもので、この位置Pから2枚目
の記録媒体が接触するために、1枚目の記録媒体のこの
位置Pより上方の位置においてはインク滴が乾燥してい
なければ、1枚目の記録媒体の印刷面(表面)は汚れる
ことになる。そのため、本実施例では、この位置を行数
で示し記録媒体30のP行目から接触が生じるものとし
て行数Pを設定し、かつ、この1枚目の記録媒体と先端
が接触する印刷中の記録媒体の印字行数Eを設定する。
そしてP行より以前の領域におけるインク滴の乾燥を判
断して、乾燥した後に2枚目の記録媒体のこの位置であ
るE行に達した後の紙送りを実施するようにする。その
ため、本実施例では、各行毎にその印字率、温度、湿度
に応じて乾燥時間を後述するタイマB0若しくはB1に
設定し、P行以前の全ての行に対してそれぞれ設定され
た乾燥時間が経過しインク滴が乾燥した状態になった後
に、2枚目の記録媒体のこのE行以降の紙送りを実施す
るようにする。
【0014】さらに、1枚目の記録媒体に付着したイン
ク滴において、記録媒体30の後半部程、最新に印刷さ
れているものであるから、この部分のインク滴の乾燥が
一番遅い。そしてこの部分の乾燥が不十分の状態で2枚
目の記録媒体が排出されると、1枚目の記録媒体の印刷
面と2枚目の記録媒体の裏面が干渉し、干渉面、すなわ
ち1枚目の記録媒体の印刷面と2枚目の記録媒体の裏面
が汚れることになる。そこで、本実施例では上記1枚目
のP行以降の印刷面のインク滴が乾燥してから2枚目の
記録媒体を完全に排出するようにする。そのため、後述
するようにP行以降の各行に対してその行の印字率及び
温度、湿度に合わせて乾燥時間をタイマC0若しくはC
1に設定し、1枚目の記録媒体のP行以降の全ての行の
設定乾燥時間が経過し、インク滴が乾燥した状態になっ
た後に2枚目の記録媒体の排出を開始させるようにす
る。
【0015】図5はRAM13の不揮発性RAM部分に
設定記憶されている紙送りを制御するための乾燥時間と
しての待機時間が設定されているテーブルTBa〜TB
cの説明図である。テーブルTBaは、記録媒体の用紙
等がカールしない状態になるまで乾燥させて排出される
ようにするための排出待機時間を設定するためのテーブ
ルTBaである。テーブルTBaに設定されているこの
カール防止のための排出待機時間は、雰囲気温度T、湿
度Hに応じて設定されており、雰囲気温度がT1以下
で、湿度HがH1以下の場合には、印字率の大小に応じ
てそれぞれ排出待機時間t11a、t11b が設定され、雰
囲気温度がT1以下で、湿度HがH1を超え、H2以下
の場合には、印字率の大小に応じてt12a 、t12b が設
定され、雰囲気温度がT1以下で、湿度HがH2超える
場合には、印字率の大小に応じてt13a 、t13bが設定
されている。また、雰囲気温度TがT1を超え、T2以
下の場合にも、同様に、湿度Hと印字率yの大小に応じ
て排出待機時間が設定されている。以下、雰囲気温度
T、湿度H、印字率y(この印字率は、Q行ごとの印字
率)の大小に応じ、排出待機時間が設定されている。な
お、このテーブルTBaでは雰囲気温度を(n+1)に
区分し、湿度は3区分に、印字率は2区分にしている
が、この区分数、区分点の温度、湿度、印字率及び各排
出待機時間は、プリンタを製造するときに予め実験等に
よって求め、RAM13の不揮発性RAM部分、若しく
はROM12に設定記憶させておいても、またはユーザ
が不揮発性RAM部分に設定するようにしてもよい。
【0016】TBbは、1枚目の記録媒体と2枚目の先
端との接触によって1枚目の記録媒体が汚れることを防
止するために、1枚目の1行目からP行目までの各行の
乾燥時間を印字率、温度、湿度に応じて待機時間として
設定するものであり、このテーブルTBbも、実験等に
よって乾燥時間を求めテーブルTBbと同様に設定する
ものである。このテーブルTBbもテーブルTBaと同
様であり、温度や、湿度の区分間隔、区分点、及び待機
時間として設定する乾燥時間が異なるだけであるので、
詳細な説明は省略する。またTBcは、2枚目の記録媒
体を排出したとき1枚目の印刷表面と2枚目の裏面が干
渉し汚れることを防止するために、1枚目のP行以下の
行における各行のインク滴の乾燥時間を待機時間として
設定するものである。このテーブルTBcも上述したテ
ーブルTBa、TBbと同様であり、温度や、湿度の区
分間隔、区分点、及び待機時間として設定する乾燥時間
が異なるだけであるので、詳細な説明は省略する。
【0017】なお、インク滴の乾燥時間は、使用する記
録媒体の種類によって異なることから、上述したテーブ
ルTBa、TBb、TBcは使用可能な記録媒体種類
毎、若しくは記録媒体の種類のグループ毎に設けてもよ
いが、本実施例では説明を簡単にするために、標準的な
記録媒体を使用するものとして1組しか設けていない。
【0018】図2、図3は、プリンタ制御部10のプロ
セッサ11が実施する本発明の一実施例の紙送り制御処
理のフローチャートである。ホストコンピュータ23等
から印字指令が入力されるとプロセッサ11は、まず、
プロセッサ11内に設けられたタイマA0、A1、B
0、B1、C0、C1、フラグF、印字率の大きい行を
計数するレジスタR、メモリA0、B0、C0を選択す
るか、メモリA1、B1、C1を選択するかを決める1
ビットのレジスタr(一種のフラグとして作用し、該レ
ジスタは「1」加算される毎に「0」か「1」の値をと
る)を「0」にリセットする(ステップS1)。次に、
PFモータM2を駆動して給紙を行い指標i、k及び印
字ドットを計数するドットカウンタDを「0」にセット
する(ステップS2、S3)。
【0019】従来と同様に印字ヘッド、CRモータM1
を駆動し印字処理を開始し、行送り指令か否か判断し、
行送り指令でなければ印字処理を続行する。この間、印
字が行われドットカウンタDは、1ドットが作動する毎
に「1」カウントアップする(ステップS4、S5)。
行送り指令をよむと、行送りを行うと共に、ドットカウ
ンタDの値によって印字率yを求める(ステップS
6)。本実施例においては、印字ヘッドは60個のノズ
ルで構成され、1文字は60×36のドットで構成さ
れ、1行に80字印字できるものとしている。そのた
め、印字率yは次の1式によって求められる。 y=(ドットカウンタDの値)/(60×36×80) 求められた印字率yが印字率の大小を決める基準値Y以
上か否か判断し(ステップS7)、印字率yが基準値Y
以上のときには、レジスタRに「1」加算する(ステッ
プS8)。なお、本実施例ではこの印字率yが0.6
(60%)以上のときを印字率大とし、0.6未満のと
きは印字率小としている。次に、ドットカウンタDを
「0」にリセットし(ステップS9)、温度、湿度セン
サ20で検出した雰囲気温度T、湿度Hを読み(ステッ
プS10)、フラグFが「1」か否か判断し(ステップ
S11)、最初はステップS1で「0」にセットされて
いるから、ステップS12に進み、ステップS6で求め
た印字率yとステップS10で求めた雰囲気温度T、湿
度Hに基づいてテーブルTBbより待機時間tを読み取
る。すなわち、検出した雰囲気温度T、湿度H内に属し
印字率yが属する領域に設定されている待機時間tを読
み取り、(ステップS12)、該待機時間tがタイマB
r(=B0)に記憶する時間以下か否か判断する。レジ
スタrはステップS1で「0」にセットされているから
r=0で、該レジスタrが「0」のときにはタイマB0
が選択され判断される(ステップS13)。初めはレジ
スタB0はステップS1で「0」にセットされているか
ら、該タイマB0に読み出した待機時間tをセットしス
タートさせ(ステップS14)、ステップS18に進
む。なお、タイマB0の値が読み出した待機時間t以上
の場合には、ステップS14の処理を行わずステップS
18に進む。ステップS18では指標i、kに「1」加
算し、指標kが記録媒体のカールを判断するための行数
Qに達したか否か判断し(ステップS19)、達してい
なければ、指標iが2枚目の記録媒体の先端が1枚目の
記録媒体に接する位置の行Pに達しているか否か判断し
(ステップS25)、達していなければ、指標iが設定
値Eに達し当該記録媒体の先端がすでに印刷され、載置
位置にある記録媒体(1枚目)に接する位置の行Eまで
印刷されたか判断し(ステップS26)、E行に達して
いなければ、さらに、印刷終了指令か判断し(ステップ
S27)、印刷終了指令でなければ、印刷終了指令指標
iが記録媒体の最終行Nに達しているか判断し(ステッ
プS28)、達していなければ、ステップS4に戻り印
字処理を続行する。以下ステップS4〜S14、S1
8、S19、S25〜S28の処理を繰り返し実施し、
待機時間tがタイマB0の値より大きいときには、該タ
イマB0にこの待機時間tをセットして再びスタートさ
せる(ステップS13、S14)。
【0020】上記処理を繰り返している途中において、
指標kがカールを判断するための行数Qに達したとき、
ステップS19からステップS20に進み、指標kを
「0」にリセットし、レジスタRの値より印字率を求め
テーブルTBaより、該印字率とステップS10で読み
込んだ雰囲気温度T、湿度Hが属する領域に記憶された
カール防止のための乾燥時間の排出待機時間tを読みだ
す(ステップS21)。本実施例では、上記Qの値を2
0行とし上記レジスタRの値が15以上のときには印字
率大とし、レジスタRの値が15未満のときは印字率小
として、上記排出待機時間tをテーブルTBaよりを読
み出すようにしている。レジスタRはステップS8にお
いて、1行の印字率が大であるときに「1」インクリメ
ントされているものであるから、印字率大の行が15以
上のときには、Q行(20行)の間における印字率が大
であり、この間でカールしやすいことから、待機時間を
長めに設定されている。また、15行未満のときには印
字率が小として、待機時間は小さく設定されている。次
に、レジスタRを「0」にセットし(ステップS2
2)、テーブルTBaから読み出した待機時間tとタイ
マAr(rはこの場合「0」であるからタイマA0であ
る)を比較し(ステップS23)、読み出した待機時間
tの方が大きいときのみタイマAr(=A0)にこの待
機時間tをセットしスタートさせ(ステップS24)、
ステップS25に進む、そして、印刷終了指令か、指標
iがPか、Eか、またNか判断し(ステップS25〜S
28)、印刷終了でも、指標iがP、E、Nでなけれ
ば、ステップS4に戻り上述した処理を繰り返し実行す
る。
【0021】上記処理を繰り返し実行することによって
ステップS13、S14において、その時点まで印字し
た行において、残りの待機時間の一番長いもの、すなわ
ち、その時点まで印字した全ての行が乾燥するまでに必
要な時間がタイマBr(=B0)に設定され、計時され
ることになる。また、ステップS23、S24の処理に
よってQ行毎で残りの排出待機時間が一番長いものが設
定される。上記処理を繰り返し実行するうちに、指標i
がPに達し2枚目の記録媒体の先端と1枚目の記録媒体
が干渉する一の行に達すると、ステップS25からステ
ップS35に進み、フラグFを「1」にセットしてステ
ップS26に移行し、前述した処理を繰り返し実行する
ことになるが、ステップS32でフラグFが「1」にセ
ットされているから、ステップS11からステップS1
5に移行し、待機時間tはテーブルTBcから読み出さ
れ、タイマCr(=C0)の値よりこの待機時間の方が
大きいときのみこの待機時間tが該タイマCr(=C
0)にセットされ計時が開始され(ステップS15〜S
17)、ステップS18に移行する。以後、タイマCr
によってP行以降でその時点において乾燥に要する時間
が一番長い時間が該タイマで計時される。
【0022】以後、ステップS4〜S11、S15〜S
28の処理が繰り返し実行され、指標iがEとなり、1
つ前に印刷した記録媒体と先端が接触するE行まで印字
されと判断されると(ステップS26)、タイマBr+1
(レジスタrはこの時点では「0」であるからBr+1 は
B1である)が0以下か否か判断し(ステップS3
6)、1つの前の記録媒体において、P行より以前の行
はすでに乾燥しているか否か判断する(後述するよう
に、メモリA0、A1、B0、B1、C0、C1はレジ
スタrの値によって記録媒体が代わる毎に交互に使用さ
れるものであるから、タイマBr+1 は1つ前に印刷した
記録媒体の1行からP行までの乾燥状態を表すことにな
る)。タイマBr+1 が0以下の値ではないときには、乾
燥していないとして印字処理を一時停止し(ステップS
37)、紙送りがなされず、タイマタイマBr+1 が
「0」以下になるまで待つ。最初の記録媒体に対する印
刷状態時においては、記録媒体載置位置には印刷された
記録媒体はないものであり、ステップS1でタイマB1
(=Br+1)は「0」にセットされているから、ステッ
プS36からステップS38に移行し、このタイマBr+
1を停止させ(この場合すでに停止している)、ステッ
プS4に移行し、前述した処理を繰り返し実行すること
になる。
【0023】以後ステップS4〜S11、S15〜S2
8の処理が繰り返し実行され、指標iが記録媒体の最終
行の印字終了を示すNの値になると、ステップS28か
らステップS29に進み、タイマCr+1 (=C1)が
「0」で、かつタイマAr(=A0)が「0」以下か判
断する。すなわち、Cr+1 ≦0かの判断によって1つ前
に印刷した記録媒体の後半部のP行以下のインク滴が乾
燥しているか否かを判断し、この時点で印刷が終了した
記録媒体を排出しても1つ前の印刷面及び排出しようと
する記録媒体の裏面が汚れないかを判断し、かつ排出し
ようとする記録媒体がカールしないかをタイマAr(=
A0)が「0」以下になっていか否かで判断する。タイ
マCr+1 、Arのどちらか一方でも「0」以下でなけれ
ば、印刷処理を停止しこれらのタイマが「0」以下にな
るまで待つ(ステップS30)。最初の記録媒体の印刷
ではタイマCr+1(=C1)はステップS1で「0」に
セットされているから、Cr+1 ≦0であり、タイマAr
(=A0)が「0」以下であれば、タイマCr+1 、Ar
を停止させ、フラグFに「0」をセットし、レジスタr
に「1」加算し(この場合r=1となる)、記録媒体の
排出処理を行い(ステップS29〜S33)、印刷終了
でなければ(ステップS34)、ステップS2に戻り次
の記録媒体を給紙し、前述した処理を繰り返すことにな
る。
【0024】今度の記録媒体への印刷も前述した処理と
同様な処理が行われるが、レジスタrはステップS32
で「1」加算され「1」になっていることから、ステッ
プS13、S14で選択されるタイマBrはタイマB1
となり、またステップS16、S17で選択されるタイ
マCrもタイマC1となる。またステップS23、S2
4、S29、S31のタイマArはタイマA1となり、
ステップS36、S38のタイマBr+1 はタイマB0と
なり、ステップS29、S31のタイマCr+1はタイマ
C0となる。これらの点が前述した処理と異なるのみで
ある。
【0025】すなわち、記録媒体が代わる毎に、レジス
タrの値が反転(0→1若しくは1→0)し、ステップ
S36〜S38の処理で、1つ前に排出した記録媒体の
P行以前のインク滴が乾燥しているかをタイマBr+1 が
「0」以下になることによって判断し、このタイマBr+
1 が「0」以下になるまで印刷を一時停止し、「0」以
下になると印刷を継続させて1つ前の記録媒体の印刷面
と当該印刷している記録媒体の先端との干渉によって記
録媒体が汚れることを防止している。さらに、ステップ
S29、S30の処理によって、1つ前に排出した記録
媒体のP行以下のインク滴が乾燥しているかをタイマC
r+1 が「0」以下になったかを判断し、該タイマCr+1
が「0」以下になるまで待って記録媒体の排出を一時停
止し、1つ前に排出した記録媒体の印刷表面と排出使用
とする記録媒体の裏面が干渉して汚れることを防止して
いる。また、ステップS29、S30の処理のタイマA
rが「0」以下になるまで排出を一時停止することによ
って、この排出しようとする記録媒体がカールしない状
態になった後に、記録媒体の排出を行うようにして、記
録媒体がカールしてプリンタの他の箇所と干渉し落下等
が生じないようにしている。
【0026】上記実施例では、記録媒体のカール状態解
消を判断するためにタイマArに設定する待機時間を記
憶するテーブルTBaと、1つ前の記録媒体のP行以前
の行のインク滴と印刷中の記録媒体の先端との干渉で記
録媒体が汚れることを防止するためにタイマBrに設定
する待機時間を記憶するテーブルTBbと、1つ前の記
録媒体のP行以降の行の印刷面と排出しようとする記録
媒体の裏面が干渉して汚れることを防止するためにタイ
マCrに設定する待機時間を記憶するテーブルTBcの
3つのテーブルを設けたが、これらのテーブルを1つに
してもよい。例えばテーブルTBaのみを設け、タイマ
Ar、Br、Crに全てこのテーブルTBaによって雰
囲気温度、湿度、印字率に基づいて待機時間を読みだし
設定するようにしてもよい。さらに、本実施例ではこれ
らタイマに設定する待機時間は、雰囲気温度、湿度、印
字率によって変えたが、プリンタの使用環境等によっ
て、雰囲気温度と印字率によって変え湿度は考慮しない
ようにしてもよい(テーブルTBa、TBb、TBcを
温度と印字率に対する待機時間とする)。また湿度と印
字率によって変え、温度は考慮しないようにしてもよい
(テーブルTBa、TBb、TBcを湿度と印字率に対
する待機時間とする)。
【0027】また、インク滴の乾燥時間は使用する記録
媒体の種類によって異なることから、使用する記録媒体
の種類(もしくはグループ)を指定するスイッチ等をプ
リンタに設け、使用する記録媒体に応じてこのスイッチ
を切換、かつ上述したテーブルTBa、TBb、TBc
等をそれぞれ記録媒体の種類(もしくはグループ)毎に
記憶させておき、上記スイッチによってこれらテーブル
を選択するようにしてもよい。さらに、上記実施例は待
機時間(乾燥時間)をテーブルTBa、TBb、TBc
に記憶させるようにしたが、待機時間(乾燥時間)を温
度、湿度、印字率さらには記録媒体の種類(もしくはグ
ループ)に対する関数として、待機時間(乾燥時間)を
計算して求めるようにしてもよい。例えば、待機時間
(乾燥時間)をt、温度をT、湿度をH、印字率をy、
記録媒体の種類をxとすると、次の2式によって待機時
間(乾燥時間)tを算出するようにしてもよい。
【0028】 t=k1・H+k2・y+k3・x−k4・y …(2) なお、k1〜k4は比例係数である。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、雰囲気温度によ
って記録媒体上のインク滴の乾燥時間を決めているか
ら、より的確な乾燥時間が得られ、記録媒体がカールす
ることなくより短いスループットを得る。請求項2記載
の発明は、雰囲気温度と印字率によってインク滴が乾燥
する待機時間を求め、この1つ前に印刷した記録媒体に
おける上記待機時間経過後に次の記録媒体の排出するか
ら、1つ前に印刷された記録媒体媒体排出する記録媒体
との干渉による汚れをなくし、かつスループットを向上
させる。
【0030】請求項3記載の発明は、雰囲気温度と印字
率によって設定された行数以降の行におけるインク滴が
乾燥する待機時間を求め、この1つ前に印刷した記録媒
体における上記待機時間経過後に次の記録媒体の排出す
るから、1つ前に印刷された記録媒体媒体と排出する記
録媒体との干渉による汚れをなくし、かつスループット
を向上させる。請求項4記載の発明は、印刷中の記録媒
体の先端が接触するすでに印刷された記録媒体の接触行
より以前の行が乾燥するまで待って紙送りがなされるか
ら、印刷中の記録媒体の先端とすでに印刷された記録媒
体の接触による汚れを防止する。請求項5記載の発明
は、請求項4記載の発明にさらにカールが生じない程度
の乾燥状態になってから記録媒体を排出するので、カー
ルも生じない。
【0031】請求項6記載の発明は、乾燥に要する待機
時間を湿度をも考慮して決めることによってより正確な
乾燥のための待機時間を得てスループットを短くする。
【0032】請求項7記載の発明は、乾燥に要する待機
時間を記録媒体の種類をも考慮して決めることによって
より正確な乾燥のための待機時間を得てスループットを
短くする。
【0033】請求項8記載の発明は、乾燥に要する待機
時間を記憶装置に記憶させるから、雰囲気温度、さらに
は印字率、湿度、記録媒体の種類等により異なる乾燥時
間の違いを考慮してより正確に設定することができる。
【0034】請求項9記載の発明は、乾燥に要する待機
時間を演算式によって求めるから、簡単になると共に、
演算式をより正確なものにすることによってスループッ
トをより短くすることができる。請求項10記載の発明
は、印字率を印字する際のドット数によって求めるか
ら、より正確な印字率を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を実施するインクジェットプ
リンタの制御部のブロック図である。
【図2】同実施例における紙送り制御処理のフローチャ
ートの一部である。
【図3】同フローチャートの続きである。
【図4】カール防止のための印字率を求めるための行数
の説明と1枚目の記録媒体と2枚目の記録媒体の先端の
干渉を説明する説明図である。
【図5】待機時間を設定したテーブルの説明図である。
【符号の説明】
10 プリンタの制御部 30 記録媒体 Q カール防止のための印字率を求める行数 P 次の記録媒体の先端が接触する行

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットプリンタにおいて、雰囲
    気温度を検出し、1つ前に排出した記録媒体の印字終了
    から当該記録媒体を排出するまでの排出待機時間を上記
    検出温度によって決め、当該印字媒体の印刷終了後、該
    排出待機時間が経過した後に当該記録媒体の排出を行う
    インクジェットプリンタの紙送り制御方法。
  2. 【請求項2】 インクジェットプリンタにおいて、雰囲
    気温度を検出し、設定された行数の印字が終了する毎に
    該行数における印字率を求めて、該印字率と検出温度に
    基づいて排出待機時間をそれぞれ求め、記録媒体を排出
    する際には、1つ前の記録媒体に対して求められていた
    上記排出待機時間が全て経過した後に該記録媒体を排出
    するインクジェットプリンタの紙送り制御方法。
  3. 【請求項3】 インクジェットプリンタにおいて、雰囲
    気温度を検出し、設定された行数以降の設定された行数
    毎の印字率を求めて、該印字率と検出温度に基づいて排
    出待機時間をそれぞれ求め、記録媒体を排出する際に
    は、1つ前の記録媒体に対して求められていた上記排出
    待機時間が全て経過した後に該記録媒体を排出するイン
    クジェットプリンタの紙送り制御方法。
  4. 【請求項4】 インクジェットプリンタにおいて、印刷
    中の記録媒体の先端がすでに排出された記録媒体に干渉
    開始する第1の行、及びすでに排出されている記録媒体
    におけるこの干渉が生じる第2の行を予め求め設定して
    おき、雰囲気温度を検出すると共に、上記設定された第
    2の行以前の設定された行数毎の印字率を求めて、該印
    字率と検出温度に基づいて待機時間をそれぞれ求め、上
    記第1の行の印字終了後の紙送りは、1つ前の記録媒体
    に対して求められていた上記待機時間が全て経過した後
    に行うインクジェットプリンタの紙送り制御方法。
  5. 【請求項5】 インクジェットプリンタにおいて、印刷
    中の記録媒体の先端がすでに排出された記録媒体に干渉
    開始する第1の行、及びすでに排出されている記録媒体
    におけるこの干渉が生じる第2の行を予め求め設定して
    おき、雰囲気温度を検出すると共に各行毎の印字率を求
    め、該印字率と検出温度に基づいて各行ごとの待機時間
    を求め、かつ、設定された行数の印字が終了する毎に該
    行数における印字率を求めて、該印字率と検出温度に基
    づいて記録媒体の排出待機時間をそれぞれ求め、上記第
    1の行の印字終了後の紙送りは、1つ前の記録媒体に対
    して求められていた上記待機時間における上記第2の行
    以前の全ての待機時間が経過した後に行い、当該記録媒
    体に対する印刷終了後の記録媒体の排出は、上記排出待
    機時間が全て経過した後で、かつ1つ前の記録媒体に対
    して求められていた上記待機時間における上記第2の行
    以降の待機時間が全て経過した後に行うインクジェット
    プリンタの紙送り制御方法。
  6. 【請求項6】 湿度を検出し、上記待機時間もしくは排
    出待機時間は、雰囲気温度にさらに湿度をも加え、雰囲
    気温度、湿度、及び印字率によって求める請求項1、
    2、3、4又は5記載のインクジェットプリンタの紙送
    り制御方法。
  7. 【請求項7】 使用する記録媒体の種類を入力する手段
    を備え、使用する記録媒体の種類によっても、上記待機
    時間もしくは排出待機時間を変える請求項1、2、3、
    4、又は6記載のインクジェットプリンタの紙送り制御
    方法。
  8. 【請求項8】 上記待機時間もしくは排出待機時間はプ
    リンタ内の記憶手段に予め設定記憶されている請求項
    1、2、3、4、5、6又は7記載のインクジェットプ
    リンタの紙送り制御方法。
  9. 【請求項9】 上記待機時間もしくは排出待機時間は演
    算式に基づいてプリンタの制御装置が求める請求項1、
    2、3、4、5、6又は7記載のインクジェットプリン
    タの紙送り制御方法。
  10. 【請求項10】 印字率は印字の際のドット数を計数
    し、このドット数の計数値に基づいて決める請求項2、
    3、4または5記載のインクジェットプリンタの紙送り
    制御方法。
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