JPH08266624A - 注射器用ストッパ - Google Patents

注射器用ストッパ

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JPH08266624A
JPH08266624A JP7062644A JP6264495A JPH08266624A JP H08266624 A JPH08266624 A JP H08266624A JP 7062644 A JP7062644 A JP 7062644A JP 6264495 A JP6264495 A JP 6264495A JP H08266624 A JPH08266624 A JP H08266624A
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JP
Japan
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stopper
syringe
tip
syringe barrel
stopper body
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Application number
JP7062644A
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English (en)
Inventor
Jean Pierre Grimard
ジャン・ピエール・グリマール
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Becton Dickinson and Co
Original Assignee
Becton Dickinson and Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】デッドスペースを最小にし且つストッパが注射
器筒の出口通路を遮断したときに薬液が注射器筒内に保
持されないことを確実にする助けとなる注射器用ストッ
パの提供。 【構成】ほぼ円筒形の本体を有する注射器筒内で使用す
るための注射器用ストッパであって、注射器筒の内側に
摺動自在に液密係合するためのピストン状のストッパ本
体(21)を含む。このストッパ本体は、先端(22)
と、基端(23)と、貫通する長手軸線(25)とを含
む。先端方向を向いた円錐形の突出部(27)がストッ
パ本体の先端に位置決めされている。円錐形の突出部の
斜面に沿って延びている少なくとも1つの細長い不連続
部(29)が設けられている。この不連続部は、円錐形
の突出部上に第1の端部(30)を含み且つストッパの
先端から見て第1の端部から第2の端部(31)まで径
方向外方に延びている。この不連続部は突出したリブ又
は窪んだ溝の形状であってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、注射器及び注射器用ス
トッパに関し、より特定すると、薬液注射時に注射器の
内容物をより完全に押し出す助けとなる注射器用ストッ
パに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術による皮下注射器は、互いに対
向する基端と、先端と、基端と先端との間に設けられた
液体を収容するチャンバとを有する細長い注射器筒を含
む。この注射器筒の先端は、チャンバ及び通路から液体
を排出するための針カニューレに接続されている。注射
器筒の基端は、プランジャロッド及びストッパ組立体を
摺動自在に収容してプランジャロッドにかけられた力が
ストッパを注射器筒に沿って付勢して針カニューレを介
してチャンバから液体を押し出すようになされている。
【0003】いくつかの従来技術による皮下注射器にお
ける問題点として、注射過程中に注射器筒の全長に亙っ
てストッパが押し出された後に注射器筒内に液体が残る
という点がある。どの注射器においても、たとえ少量で
も針カニューレの容積及び注射器筒の最先端の容積を含
むストッパの端部と針先端との間に保持される一定の残
留量が残る。極めて高価な薬液及び極めて正確な量を供
給する必要がある薬液にとっては、供給される投与量を
望ましい投与量とするために及び使用済みの注射器と共
に廃棄できるようにするために、このデッドスペースの
量だけ注射器に余分に充填する必要があるかもしれな
い。多くの注射器においては、この使用できない薬液の
量はかなりの量となっている。
【0004】デッドスペースを最小にする一つの方法
は、注射器筒の内側の寸法を注意深く制御し且つストッ
パの先端を注射器筒の寸法にできるだけ一致させること
である。この方法は完全な解決方法ではない。なぜなら
ば、特にガラス製の注射器筒の場合には、チャンバの孔
と針を保持する先端との間の境界部分の注射器筒の内側
形状が、射出成形されたプラスチック製の注射器筒ほど
正確に制御できないからである。更に、ストッパの先端
の角度が注射器筒の内側の角度と一致するように設計さ
れている場合には、製造工程において生じる寸法の変動
によってストッパの面と注射器筒内部との間の角度が変
動し、ストッパの先端部分が注射器筒の先端において通
路を遮断し且つストッパの先端の後方に位置する注射器
筒内に液体が残留する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、デッドスペ
ースを最小にし且つストッパが注射器筒の出口通路を遮
断したときに薬液が注射器筒内に残留しないことを確実
にする助けとなる注射器用ストッパを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の注射器用ストッ
パは、ほぼ円筒形の本体を有する注射器筒内で使用する
ためのものであり、注射器筒の内側に摺動自在に液密係
合するピストン状のストッパ本体からなる。このストッ
パ本体は、先端と、基端と、当該ストッパ本体を貫通す
る長手軸線とを有する。ストッパ本体の先端には先端方
向を向いた円錐形の突出部が設けられている。前記円錐
形の突出部に沿って延びている少なくとも1つの細長い
不連続部が設けられている。この少なくとも一つの細長
い不連続部は、円錐形の突出部に第1の端部を有し且つ
ストッパの先端から見てこの第1の端部から第2の端部
に向かって径方向外方に延びている。この少なくとも1
つの細長い不連続部は、突出したリブ又は凹状の溝の形
態とすることができ、複数の不連続部を含んでも良い。
【0007】このストッパは、開口した基端と、先端
と、同基端と先端との間に設けられて液体を保持するた
めのチャンバを形成する円筒形部分とを有する注射器筒
と組み合わせることができる。注射器筒と組み合わせら
れた状態で、このストッパは、当該ストッパの先端が注
射器筒の先端と対向するように液密結合状態で位置決め
される。注射器筒の先端は、前記チャンバと流体連通し
ている貫通開口を含む。いくつかの用途においては、こ
のストッパの基端は堅固なプランジャロッドの先端に結
合してもよい。
【0008】
【実施例】本発明は多くの異なった形態の実施例によっ
て実現することができるけれども、ここでは、本発明の
好ましい実施例を図示し且つ詳細に説明する。しかしな
がら、本実施例の開示は本発明の原理の例示であり本発
明の範囲を図示した実施例に限定することを意図したも
のではないことは理解されるべきである。本発明の範囲
は特許請求の範囲及びそれらの等価物によって決定され
る。
【0009】図1〜4において、注射器用ストッパ20
は、ほぼ円筒形の本体を有する注射器筒内で用いるため
のものである。ストッパ20は、注射器筒の内側に摺動
自在に液密状態で係合するためのピストン状のストッパ
本体21を含む。このストッパ本体は、先端22と、基
端23と長手軸線25とを有する。ストッパ本体21は
また、先端22に環状のリブ37を含み且つリブ37の
基端側に配置された環状のリブ38を含む。リブ37と
38との間には凹部39が設けられており、この凹部3
9の直径はリブの直径よりも小さい。これらのリブは、
ストッパ本体と注射器筒との間の安定した液密シールを
提供することを意図している。
【0010】本発明を記載する目的のために、用語“先
端”は針が突出する注射器の端部及び注射針に近いスト
ッパ端部を示すように意図しており、一方、用語“基
端”は注射器のホルダーに近く針の先端から最も遠い注
射器の端部及び針の先端から最も遠く離れたストッパの
端部を示すことを意図している。
【0011】先端方向を向いた円錐形の突出部27がス
トッパ本体の先端に配置されている。この実施例におい
ては、この円錐形の突出部は交差部28においてストッ
パの先端と交差し、交差部28は図3に最も良く示され
ているように直径D1を形成している。この交差部によ
ってストッパ本体の直径D2よりも小さい直径D1が形
成されている。これは本発明のストッパの好ましい形状
である。少なくとも1つの細長い不連続部が設けられて
いる。この細長い不連続部は円錐形の突出部27の斜面
に沿って延びている。この実施例においては、突出した
リブ29の形状の複数の不連続部が設けられている。本
発明の目的のために、これらの不連続部は円錐形の突出
部の面に限定して設けてもよい。しかしながら、これら
の不連続部は、円錐形の突出部の基部を越えてストッパ
本体の先端まで延びているのが好ましい。この実施例に
おいては、突出したリブ29はストッパの先端部の第1
の端部30から第2の端部31まで突出部27に沿って
延びている。この突出部は、図3に最も良く示されてい
るように、第1の端部30から第2の端部31まで径方
向外方に向かって延びている。これらの不連続部は、図
3に示すように、径方向に真っすぐに延びている必要は
なく、図8及び9に示し且つ以下により詳細に説明する
ようにほぼ径方向に延びていればよい。また、既に示し
たように、この突出部の第2の端部は、円錐形の突出部
とストッパ本体の先端との間の交差部28で終わらすこ
ともできる。
【0012】図1〜6を参照すると、図1〜4のストッ
パが図5及び6の注射器アセンブリ内に示されている。
本発明のストッパは、どのような注射器アセンブリにお
いても先端のストッパとして用いられる。以下に更に詳
細に説明するように、いくつかの注射器アセンブリはい
くつかのストッパを備えており、本発明のストッパの独
特の形状は注射器筒の端部と接するストッパとすること
を意図している。いくつかの注射器においては、プラン
ジャロッドに結合されていない浮遊型のストッパであっ
てもよい。説明のために、図5及び6に1つのストッパ
を備えた注射器が示されている。この注射器アセンブリ
は、先端34と基端35とを有するプランジャロッド3
3を含む。プランジャロッド33の先端34は、ストッ
パ本体に設けられたねじ穴32と係合するプランジャロ
ッドの先端に設けられたねじが切られた先端(図示せ
ず)の作用によってストッパ本体21に結合されてい
る。プランジャロッドをストッパと結合させるための多
くの方法があり、ねじによる結合は多くの可能性の例示
である。例えば、ストッパは、ストッパ本体の基端に空
洞を含み、この空洞の基端に縮径部分すなわち首状部分
を有するようにしてもよい。この空洞は、広がった先端
を有するプランジャロッドの先端を収容してスナップ篏
合構造で部品同士が結合するような形状とすることがで
きる。このストッパは、接着によってプランジャロッド
に取り付けてもよい。プランジャロッドとストッパと
は、成形型の先端すなわちストッパ側の端部に柔らかい
熱可塑性エラストマを射出し、成形型の基端により堅い
プラスチックを射出する二段階成形方法によって一体成
形することができる。
【0013】注射器筒40は、開口した基端41と、先
端43と、これらの基端と先端との間に薬液46のよう
な液体を保持するためのチャンバ45を形成する円筒形
の本体部分44を含む。本実施例による注射器筒は、ガ
ラスによって作られるか又は基端にプラスチックのフラ
ンジを有するガラス製の筒のように少なくとも部分的に
ガラスによって作られる。図5及び6に最も良く示され
ているように、ストッパ20は、当該ストッパの先端が
注射器筒の先端と対向するように環状リブ37及び38
の作用によって注射器筒の内側と液密係合状態に位置決
めされる。注射器筒の先端43は、チャンバ45と流体
流通状態にある通路47を含む。細長い針カニューレ4
9は、先端50と、基端51と、貫通する内腔とを含
む。針カニューレの基端51は、内腔が通路47を介し
てチャンバ45と流体連通するように注射器筒の先端4
3に接続される。この実施例においては、針カニューレ
は接着剤を用いて注射器筒に恒久的に取り付けられてい
る。針カニューレに恒久的に取り付けられ且つ注射器筒
の先端52に摩擦によって取り付けられる針ハブによっ
て注射器筒に取り外し自在に取り付けられる針を備える
ことも本発明の範囲に含まれる。
【0014】注射器筒の先端52と円筒形本体部分44
との間に設けられ符号53によって示された領域の先端
において注射器筒の内側の形状を制御することは更に難
しい。本発明のストッパは、ストッパによって液体が注
射器筒内に保持される可能性を最少にしつつ液体46を
注射器筒から押し出す助けとなる。これは、領域53に
おける注射器筒の内側形状がガラス製の注射器筒のよう
に注射器筒間で正確に維持されない場合にも達成するこ
とができる。図6を参照すると、突出部27のような円
錐形の突出部が不連続部を備えないで液体46の全てが
注射器筒から出て行く前に注射器筒の通路を遮断する傾
向がある。突出したリブ29のような不連続部は、スト
ッパによる通路47の直接的なシールを防止する機能を
果たす。従って、捕獲された液体46は、突出したリブ
29に沿って通路を通り針カニューレの内腔内へと流れ
ることができる。ストッパ21は弾力性の材料によって
作られているので、プランジャロッドを先端方向へ更に
押すと、ストッパが歪み、リブ29によって一時的に開
放状態に保持されている通路から液体が絞り出されるで
あろう。
【0015】本発明の発明者は、円錐形の突出部の大き
さを合わせることによって、突出部の基部の直径D1が
ストッパ本体の直径D2の40〜60パーセント、好ま
しくはストッパの直径D2の30〜80パーセントとな
るような大きさとすることによって良い結果が得られる
ことを発見した。8.65mmないし14.25mmの
範囲の直径を有するストッパを備え且つ図6においてA
1で示す80°の全包囲角度を有する円錐形の突出部を
有するガラス製の注射器筒によって実験した。弾力性の
ストッパを得るためには、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑
性エラストマ又はこれらの組み合わせによってストッパ
を作ることが好ましい。
【0016】図7を参照すると、別のストッパ56が示
されている。ストッパ56は、同ストッパ56内の不連
続部が上記したストッパ20の突出したリブ29と同じ
機能を果たす凹状の溝57を含む以外は図1〜4のスト
ッパと形状及び機能がほぼ同じである。従って、ストッ
パ56は、上記した方法と同じ様に機能して捕獲された
液体が凹状の溝57から出て行く。
【0017】図8及び9を参照すると、別のストッパ5
9及び61が示されている。図8及び9は、各ストッパ
の先端を示すストッパの頂面図である。ストッパ59
は、円錐形の突出部62と曲線形状の突出したリブ63
とを含む。ストッパ61は、円錐形状の突出部65と突
出したリブ67の形状の不連続部とを含む。突出したリ
ブ67は図1〜4の実施例と同様に直線状のリブであ
る。リブ67は、径方向外方であるが真の半径に対して
ある角度で延びるように半径に対して若干角度がついて
いる。これらの突出したリブ67はまた、円錐形の突出
部65の面上から始まって且つ同面上で終わっておりス
トッパの先端64上までは延びていない。
【0018】図10〜12を参照すると、別のストッパ
70が図示されている。ストッパ70は、米国特許第
4,599,082号において教示されているストッパ
と類似しており且つ同米国特許において教示された2成
分混合注射器において使用することもできる。
【0019】ストッパ70は、先端73と基端74とを
有するピストン状のストッパ本体71を含む。円錐形の
突出部77は、ストッパ本体の先端73から先端方向に
向かって外方に突出している。この円錐形の突出部は、
更に、突出したリブ79の形状の不連続部を含む。この
実施例は見易くするために4つのリブと共に図示されて
いる。本発明は、少なくとも1つの不連続部を必要と
し、突出したリブの形状の3つの不連続部が好ましい。
ストッパ70は、先端73に環状のリブ80を含み、基
端74の近くに1以上の環状のリブ81を含む。リブ8
0と81との間には環状の凹部82が位置決めされてい
る。環状の凹部82の直径はリブの直径よりも小さい。
リブ80は、更に、その中を液体が流れるための少なく
とも1つの溝83を含む。溝の機能は、米国特許第4,
599,082号に教示されており、この教示は本明細
書において参考として組み入れられている。この溝は、
前記リブ81の周囲を液体が通過するようにするための
バイパス領域を備えた円筒形の注射器筒を有するバイパ
ス注射器内での湿潤成分と乾燥成分との混合を促進する
ために使用される。多数の溝を設けるのが好ましく、ス
トッパ本体の長手軸線75から30°ないし80°の角
度で配置された溝が好ましい。2成分注射器における混
合ストッパとして機能し且つ注射器筒内に液体が捕獲さ
れるのを防止するための図1〜9に示した他のストッパ
としても機能するであろう。ストッパ70は、リブ80
が注射器筒の開口した基端と係合しリブ81が注射器筒
の外側にあるようにストッパが液体を充填した注射器筒
内に挿入される凍結乾燥方法において使用することがで
きることにも注目されるべきである。凍結乾燥方法にお
いては、次いで、溝83から逃げる蒸気を処理すること
ができる。この方法の終了時に、注射器は、準外気環境
に晒されつつリブ81から注射器筒の内側と係合するよ
うに先端方向へストッパを押すことによって密封され
る。
【0020】ここに開示したストッパは、全て注射過程
の終了時に注射器筒内に液体が残るのを防止する助けと
なる独特の構造を有し、従って、従来技術の問題点を改
良したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による皮下注射器用のストッパの斜視図
である。
【図2】図1のストッパの側面図である。
【図3】図2のストッパの上面図である。
【図4】図2のストッパの底面図である。
【図5】図1のストッパを利用した注射器アセンブリの
側方部分断面図である。
【図6】図5の注射器の拡大部分断面図であり、ストッ
パが薬液の最後に残った部分を押し出しつつある完全に
前方に押し出した位置にある状態を示している。
【図7】本発明のストッパの別の実施例の側面図であ
る。
【図8】本発明のストッパの更に別の実施例の上面図で
ある。
【図9】本発明のストッパの更に別の実施例の上面図で
ある。
【図10】本発明の別のストッパの斜視図である。
【図11】図10のストッパの側面図である。
【図12】図11のストッパの上面図である。
【符号の説明】
20 注射器用ストッパ、 21 ストッパ本体、
22 先端、23 基端、 27 円錐形の突出
部、 28 交差部、29 リブ、 30 第1の
端部、 31 第2の端部、37,38 環状のリ
ブ、 39 環状の凹部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に円筒形の本体を有する注射器筒
    内で使用するための注射器用ストッパであって、 注射器筒の内壁に摺動自在に液密係合でき、先端と、基
    端と、貫通する長手軸線とを有するピストン状のストッ
    パ本体と、 前記ストッパ本体の先端に設けられ先端方向を向いた円
    錐形の突出部と、 前記円錐形の突出部に沿って設けられ且つ同突出部上に
    第1の端部を有し、当該ストッパの先端方向から見て径
    方向外方に向かって前記第1の端部から第2の端部へと
    延びている少なくとも1つの細長い不連続部と、を含む
    ストッパ。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの細長い不連続部が
    外方に突出したリブである、請求項1に記載の注射器用
    ストッパ。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1つの細長い不連続部が
    窪んだ溝である、請求項1に記載の注射器用ストッパ。
  4. 【請求項4】 前記不連続部を複数備えた、請求項1に
    記載の注射器用ストッパ。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つの細長い不連続部
    が、前記ストッパ本体の先端からみて曲線状に延びてい
    る、請求項1に記載の注射器用ストッパ。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1つの細長い不連続部の
    前記第2の端部が前記円錐形の突出部上に設けられてい
    る、請求項1に記載の注射器用ストッパ。
  7. 【請求項7】 前記円錐形の突出部が前記ストッパ本体
    の先端と交差する位置での前記突出部の基部の直径が、
    前記ストッパ本体の外径の30〜80%の範囲である、
    請求項1に記載の注射器用ストッパ。
  8. 【請求項8】 前記ストッパ本体の前記先端と前記基端
    とに環状のリブを更に含み、前記ストッパ本体は前記リ
    ブ同士の間に環状の凹部を有し、同凹部の直径は前記リ
    ブの直径よりも小さく、前記先端に設けられたリブは流
    体を流通させるための少なくとも1つの溝を更に含む、
    請求項1に記載の注射器用ストッパ。
  9. 【請求項9】 多数の前記溝を有する、請求項8に記載
    の注射器用ストッパ。
  10. 【請求項10】 前記溝が前記ストッパ本体の長手軸線
    に対して斜めに位置決めされている、請求項8に記載の
    注射器用ストッパ。
  11. 【請求項11】 前記ストッパ本体の基端に堅固なプラ
    ンジャロッドと係合するための手段を更に含む、請求項
    1に記載の注射器用ストッパ。
  12. 【請求項12】 注射器筒と組み合わせられた請求項1
    に記載の注射器ストッパであって、前記注射器筒は、開
    口した基端と、先端と、同基端と先端との間に液体を保
    持するためのチャンバを形成する円筒形の本体部分とを
    有し、前記ストッパ本体は前記ストッパの先端が前記注
    射器筒の先端と対向するように前記注射器筒の内側に液
    密係合状態で位置決めされ、前記注射器筒の先端は前記
    チャンバと液体流通状態とする貫通孔を有する注射器用
    ストッパ。
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