JPH08265692A - ディジタル情報記録再生装置 - Google Patents

ディジタル情報記録再生装置

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JPH08265692A
JPH08265692A JP7069139A JP6913995A JPH08265692A JP H08265692 A JPH08265692 A JP H08265692A JP 7069139 A JP7069139 A JP 7069139A JP 6913995 A JP6913995 A JP 6913995A JP H08265692 A JPH08265692 A JP H08265692A
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JP
Japan
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recording
reproducing
digital
signal
analog
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JP7069139A
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Shigeru Yamazaki
茂 山崎
Tadashi Otsubo
匡 大坪
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、従来のアナログVTRと互換
性を有しつつ、アナログ記録で使用するのと同一のヘッ
ドでディジタル信号の記録再生が行なえるディジタル情
報記録再生装置を提供することにある。 【構成】上記目的を達成するため、ロータリートランス
と記録再生回路の間にステップアップトランスとスイッ
チ回路を設け、スイッチの一方はロータリートランスの
固定側端子と記録再生回路の間にステップアップトラン
スを接続するように、スイッチの他方はロータリートラ
ンスの固定側端子と記録再生回路を直結するようにスイ
ッチ回路を構成し、記録再生する情報信号の伝送レート
によってこのスイイチを切り換えるようにした。 【効果】伝送周波数帯域の異なる現行のアナログ音声信
号と、高能率圧縮符号化されたディジタル画像信号など
のディジタル情報信号を、一対の磁気ヘッドで、それぞ
れ最適化された伝送系にて記録再生を行なうことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル情報信号の記
録再生装置に係り、特に同一の磁気ヘッドを使用して記
録レートの異なる2つのシステムに対応することのでき
るディジタル情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン学会誌第47巻第4号(1
993年)第494頁から第499頁に記載のように、
次世代のTV放送としてディジタル放送の実用化が進め
られている。その中でも、たとえば高能率ディジタル圧
縮符号化を行なったビデオソフトなどを電波やケーブル
などを介して伝送し、各家庭でそれをディジタル信号の
まま記録するシステムが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、家庭用の情報記
録再生装置としては、1/2インチ幅の酸化物テープを
用いたアナログ式のVTRが実用化されている。しか
し、従来のアナログVTRでは、これらのディジタル画
像信号をディジタル信号のまま記録再生することができ
なかった。
【0004】本発明の目的は、かかる問題点を解消し、
従来のアナログVTRと互換性を有しつつ、アナログ記
録で使用するのと同一のヘッドでディジタル信号の記録
再生が行なえるディジタル情報記録再生装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の方法ではロータリートランスと記録
再生回路の間にステップアップトランスとスイッチ回路
を設け、伝送レートが低い第1の情報信号、例えばアナ
ログ音声用FM信号の記録再生にはロータリートランス
の固定側端子と記録再生回路の間にステップアップトラ
ンスを接続し、伝送レートが高い、例えば高能率圧縮さ
れたディジタル画像信号などの第2の情報信号の記録再
生にはロータリートランスの固定側端子と記録再生回路
を直結するようにスイッチ回路を構成する。
【0006】また第2の方法では、ロータリートランス
の固定側端子にスイッチ回路を接続し、スイッチ回路の
一方にステップアップトランスと、ステップアップトラ
ンスの出力に接続された第1の記録再生回路を備えると
共に、スイッチ回路の他方に第2の記録再生回路を接続
する。
【0007】
【作用】第1の方法では、伝送レートが低い場合にはロ
ータリートランスのインダクタンスと記録再生回路の入
力容量による共振周波数を低くできるため、ステップア
ップトランスを接続して、記録再生回路への入力レベル
を大きくする。反対に伝送レートが高い場合には、ロー
タリートランスと記録再生回路を直結させ、系の共振周
波数を高くする。
【0008】また第2の方法では、それぞれ異なる伝送
レートの情報信号記録再生に対応して、伝送レートが低
い第1の情報信号の記録再生にはステップアップトラン
スが接続された第1の記録再生回路を動作させ、伝送レ
ートが高い第2の情報信号の記録再生には第2の記録再
生回路を動作させるようにスイッチ回路を制御するよう
にした。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0010】図1は本発明によるディジタル情報記録再
生装置の一実施例を示すブロック図である。図1におい
て、1は磁気テープ、2は回転ドラム、3a、3bは磁
気ヘッド、41はロータリートランス、42はステップ
アップトランス、43、44はアナログディジタル切換
スイッチ、45は電源端子、40はステップアップ比切
換回路、54は記録再生切換スイッチ、50は記録信号
入力端子、51は記録アンプ、52は再生アンプ、53
は再生信号出力端子であ利、ロータリートランス41、
ステップアップトランス42、アナログディジタル切換
スイッチ43、44、電源端子45により、ステップア
ップ比切換回路40を構成している。
【0011】図1は、回転ドラム2上に取り付けられた
1対の磁気ヘッド3a、3bを使用して、伝送周波数帯
域の異なる2種類の、たとえばアナログ音声用FM信号
と、MPEG方式などを用いて高能率圧縮符号化された
ディジタル画像および音声信号とを磁気テープ1上に記
録し、再生するシステムの伝送系ブロック図である。
【0012】まず、ディジタル信号を記録再生する場合
について説明する。この場合、アナ
【0013】ログディジタル切換スイッチ43、44は
【D】側が選択される。
【0014】記録時には、まず記録再生切換スイッチ5
4を
【R】側とする。記録信号入力端子50から入力したデ
ィジタル信号は、記録アンプ51、記録再生切換スイッ
チ54、アナログディジタル切換スイッチ44、43、
ロータリートランス41を経由して磁気ヘッド3a、3
bに伝送され、磁気テープ1上に記録される。この時、
ロータリートランス41の固定側端子の一方は電源端子
45に接続しているが、これは記録アンプ51としてオ
ープンコレクタ方式のものを想定したためであり、記録
アンプの出力形式によっては接地してもよい。
【0015】次に再生時には、記録再生切換スイッチ5
4を
【P】側とする。磁気テープ1に記録された信号は磁気
ヘッド3a、3bで再生され、ロータリートランス41
でステップアップされた後、アナログディジタル切換ス
イッチ43、44、記録再生切換スイッチ54を経由
し、再生アンプ52で増幅され、再生信号出力端子53
に出力される。
【0016】次にアナログ音声用FM信号を記録再生す
る場合について説明する。この場合、スイッチ43、4
4は[A]側が選択される。
【0017】記録時には、まず記録再生切換スイッチ5
4を[R]側とする。記録信号入力端子50から入力し
たアナログ音声用FM信号は、記録アンプ51、記録再
生切換スイッチ54、アナログディジタル切換スイッチ
44、ステップアップトランス42、アナログディジタ
ル切換スイッチ43、ロータリートランス41を経由し
て磁気ヘッド3a、3bに伝送され、磁気テープ1上に
記録される。このとき、ステップアップトランス42の
記録アンプ側端子の一方、およびロータリートランス4
1の固定側端子の一方は電源端子45に接続している
が、これは前述したように記録アンプ51としてオープ
ンコレクタ方式のものを想定したためであり、記録アン
プの出力形式によっては接地してもよい。
【0018】次に再生時には、記録再生切換スイッチ5
4を[P]側とする。磁気テープ1に記録された信号は
磁気ヘッド3a、3bで再生され、ロータリートランス
41、ステップアップトランス42でステップアップさ
れた後、アナログディジタル切換スイッチ44、記録再
生切換スイッチ54を経由し、再生アンプ52で増幅さ
れ、再生信号出力端子53に出力される。
【0019】一般に伝送系は、ヘッド、トランスのイン
ダクタンスと容量によって決まる共振周波数frが、記
録再生する最高周波数fmaxより高くなるように設計す
る。ここで、再生アンプ52の入力容量、および配線の
浮遊容量をCin、磁気ヘッド3a、3bのインダクタン
スをLH、ロータリートランス41の回転側インダクタ
ンスをLp1、固定側インダクタンスをLs1、固定側から
磁気ヘッド3a、3bを見たインダクタンスをLSH1
すると、系の共振周波数frは次式で表される。
【0020】
【数1】
【0021】また、ロータリートランス41の結合係数
をk1、回転側と固定側の巻数比をa1とおくと、LSH1
は次式で表される。
【0022】
【数2】
【0023】ここで、従来のアナログVTRにおけるア
ナログ音声用FM信号のキャリア周波数は1.3MHz
と1.7MHzであり、またディジタル信号として19
Mbps(最高周波数9.5MHz)程度のスクランブ
ルドNRZ信号を対象とした設計例について簡単に述べ
る。使用するロータリートランス41のパラメータとし
ては、a1=3、k1=0.963、LP1=2.2μH、
容量Cin=40pFとする。
【0024】まず、伝送周波数帯域の高いディジタル信
号の記録再生について考えると、記録最高周波数が9.
5MHzであるので、許容できるLSH1の値は上式より
約7μHとなり、この時の磁気ヘッド3a、3bのイン
ダクタンスはLH=1μH(15ターン程度)が最適値
となる。
【0025】一方、アナログ音声用FM信号の場合はこ
のターン数では不足であり、磁気ヘッド3a、3bのタ
ーン数、またはステップアップ比を増す必要がある。し
かし、磁気ヘッド3a、3bのターン数はディジタル系
で決定され、かつ切換ができないため、トランスのステ
ップアップ比を上げなくてはならない。図1においてス
テップアップトランス42がこの動作を行なう。アナロ
グ音声用FM信号の場合の許容LSH2=220μHから
考えるとステップアップトランス42のステップアップ
比をa2=5程度にすることが可能であるが、実際には
2=2に選んで、ロータリートランス41のステップ
アップ比と合わせてa=6とすれば十分である。
【0026】なお、記録再生切換スイッチ54は、通
常、記録アンプ51、再生アンプ52と共に一体IC化
されていることが多いが、もちろんメカニカルスイッチ
でもよい。また、アナログディジタル切換スイッチ4
3、44は、通過する信号レベルが低い点、および切換
スピードが遅くてよいことから電子スイッチに対してメ
カニカルスイッチがより適している。また、ステップア
ップトランス42を使用せず、ロータリートランス41
に中間タップを設ける方法も考えられるが、この方法で
は従来のロータリートランス41をそのまま使用するこ
とはできず再設計が必要となり、結果的にステップアッ
プトランス42を設けるよりも高価となる。
【0027】以上の構成によって、回転ドラム2上に取
り付けられた1対の磁気ヘッド3a、3bを使用して、
伝送周波数帯域の異なる2種類の、たとえばアナログ音
声用FM信号と、ディジタル情報信号をそれぞれ最適化
して磁気テープ1上に記録再生することができる。ま
た、アナログ音声用FM信号の代りに伝送レートの低い
ディジタル信号を記録するようにしてもよい。
【0028】図2は本発明によるディジタル情報記録再
生装置の他の実施例を示すブロック図である。図2にお
いて図1と同一部品は同一番号で示し、541、542
は記録再生切換スイッチ、501はアナログ音声FM用
記録信号入力端子、502はディジタル用記録信号入力
端子、511はアナログ音声FM用記録アンプ、512
はディジタル用記録アンプ、521はアナログ音声FM
用再生アンプ、522はディジタル用再生アンプ、53
1はアナログ音声FM用再生信号出力端子、532はデ
ィジタル用再生信号出力端子である。
【0029】図2に示した実施例は図1の回路構成に対
して、アナログ音声用FM信号、ディジタル信号に対し
てそれぞれ専用の記録再生アンプを備えている点が異な
っている。一般に、記録再生アンプはIC化され、記録
再生処理だけでなく波形等化などの付加機能を有してい
る場合が多い。アナログ音声FMとディジタルでは、当
然前処理、後処理共に構成が大きく異なっているので、
記録再生アンプを共用化するよりも本実施例に示すよう
に独立に構成した方が最適化がより容易となる効果があ
る。
【0030】また、図1中のアナログディジタル切換ス
イッチ44が不要となるので、記録再生スイッチ54
1、542が記録再生用ICに内蔵されていれば、部品
点数の低減、配線容量低減の効果がある。
【0031】図3は本発明によるディジタル情報記録再
生装置の一実施例を示すブロック図である。図3におい
て、図1と同一部品については同一番号で示し、61は
アナログ音声信号入力端子、62はアナログ音声記録信
号処理回路、63、64はアナログディジタル切換スイ
ッチ、65はアナログ音声再生信号処理回路、66はア
ナログ音声信号出力端子、71はディジタル信号入力端
子、72はディジタル記録信号処理回路、75はディジ
タル再生信号処理回路、76はディジタル信号出力端
子、8a、8bは磁気ヘッド、91はアナログ画像信号
入力端子、92はアナログ画像記録信号処理回路、9
3、97はアナログディジタル切換スイッチ、94は記
録アンプ、95は記録再生切換スイッチ、96は再生ア
ンプ、98はアナログ画像再生信号処理回路、99はア
ナログ画像信号出力端子である。
【0032】まず、アナログ信号の記録動作について説
明する。記録時には、記録再生切換スイッチ54、95
を[R]側に、アナログディジタル切換スイッチ63、
64、93、97を[A]側に、ステップアップ比切換
回路40を[A]側に設定する。
【0033】図3において、アナログ画像信号入力端子
91から入力されたアナログ画像信号は、アナログ画像
記録信号処理回路92において、その輝度信号がFM変
調、搬送色信号が低域周波数変換され、それらが加算さ
れたアナログ画像記録信号SR9に変換される。一方、
アナログ音声信号入力端子61より入力されたアナログ
音声信号は、アナログ音声記録信号処理回路62におい
て、左/右、あるいは正/副2チャンネルの音声信号が
それぞれFM変調され、それらが加算されたアナログ音
声記録信号SR6に変換される。
【0034】図4(A)、(B)は、それぞれこのアナ
ログ画像記録信号SR9とアナログ音声記録信号SR6
の周波数帯域の一例を示したものである。
【0035】図5はこの場合の磁気テープ1の記録パタ
ーンの一例を示したものである。磁気テープ1には、ま
ず磁気ヘッド3a、3bによりアナログ音声記録信号S
R6が記録され、トラック幅TW2のアナログ音声トラ
ック12a、12bが形成さ
【0036】れる。この時、ステップアップ比切換回路
40は
【A】側が選択されているため、LSHは大きく、低周波
対応となっている。次に、そのアナログ音声トラック1
2a、12bの上に磁気ヘッド8a、8bにより、アナ
ログ画像記録信号SR9が重ね記録され、トラック幅T
W1のアナログ映像トラック11a、11bが形成され
る。ここでTP1はトラックピッチであり、たとえば、
回転ドラム2のドラム径を62mm、その回転速度R1
をアナログ画像信号のフレーム周波数と同じ30rp
s、磁気テープ1の走行速度V1を33.35mm/s
とすると、トラックピッチTp1は58μmとなる。こ
れが、525ライン/60フィールドのアナログ画像信
号記録時の標準(SP)モードであり、テープ速度V1
をSPモードの1/2、1/3として長時間化した場合
をそれぞれLPモード、EPモード(米国ではSLPモ
ード)と呼んでいる。この時のトラックピッチTP1は
それぞれ29μm、19.3μmである。一方、625
ライン/50フィールドのアナログ画像信号の場合は、
ドラム回転速度R1をそのフレーム周波数と同じ25r
ps、テープ走行速度V1をそれぞれ23.39mm/
s、及びその1/2、トラックピッチTP1を49μ
m、24.5μmとしたSPモードおよびEPモードが
知られている。ドラム径は同じ62mmである。
【0037】次に、再生時の動作について説明する。こ
の時、記録再生切換スイッチ54、95は[P]側に設
定される。
【0038】磁気ヘッド8a、8bによって再生され、
再生アンプ96で増幅された信号SP9はアナログディ
ジタル切換スイッチ97を介してアナログ画像再生信号
処理回路98に入力され、アナログ画像記録信号処理回
路92の逆の処理が行なわれ、元のベースバンドのアナ
ログ画像信号がアナログ画像信号出力端子99より出力
される。一方、磁気ヘッド3a、3bにより再生され、
ステップアップ比切換回路40、再生アンプ532で増
幅された信号SP6は、アナログディジタル切換スイッ
チ64を介してアナログ音声再生信号処理回路65に入
力され、元のアナログ音声信号に変換され、アナログ音
声信号出力端子66から出力される。
【0039】次に、ディジタル信号記録時について説明
する。記録時には、記録再生切換スイッチ54、95は
[R]側に、アナログディジタル切換スイッチ63、6
4、93、97を[D]側に、ステップアップ比切換回
路40を[D]側に設定する。
【0040】図3において、ディジタル信号入力端子7
1にはMPEG方式などにより、高能率圧縮符号化され
たディジタル画像および音声信号が入力され、ディジタ
ル記録信号処理回路72において、インターリーブ、誤
り訂正符号や同期信号の付加、ブロック化などのフォー
マット処理が施された後、さらにディジタル変調されて
ディジタル記録信号SR7に変換される。図4(C)に
ディジタル信号SR7の周波数帯域の一例を示す。次に
この信号はアナログディジタル切換スイッチ63、記録
アンプ51、記録再生切換スイッチ54、ステップアッ
プ比切換回路40を介し、磁気ヘッド3a、3bによっ
て磁気テープ1上に記録される。
【0041】この時、ステップアップ比切換回路40は
[D]側が選択されているため、LSHは小さく、高周波
対応となっている。
【0042】図6はこのディジタル信号の記録パターン
の一例を示したものであり、トラックピッチTP1のデ
ィジタル信号トラック63a、63bが形成される。
【0043】次に再生時の動作について説明する。この
時、記録再生切換スイッチ54、95は[P]側に接続
される。
【0044】磁気ヘッド3a、3bにより再生され、再
生アンプ52で増幅された信号SP7はアナログディジ
タル切換スイッチ64を介してディジタル再生信号処理
回路75に入力される。ディジタル再生信号処理回路7
5では、ディジタル記録信号処理回路72の逆の復調、
およびデフォーマット処理を行ない、元のディジタル画
像および音声信号を復元し、その信号はディジタル信号
出力端子76より出力される。
【0045】以上、本実施例によれば、アナログ音声信
号とディジタル情報信号の記録再生磁気ヘッドの共通化
が図れる。また、これはもちろんアナログ画像信号とデ
ィジタル情報信号の記録再生磁気ヘッドを共通化しても
よいのは言うまでもない。ただし、従来のアナログ画像
信号用の磁気ヘッド8a、8bはアジマス角が±6°で
あるため、ディジタル信号を記録再生する場合には、隣
接トラックからのクロストーク量が大きく、ガードバン
ドレス記録となるLPモード、EPモードへの適用は難
しい。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本実施例によれば、
伝送周波数帯域の異なる現行のアナログ音声信号と、高
能率圧縮符号化されたディジタル画像信号などのディジ
タル情報信号を、一対の磁気ヘッドで、それぞれ最適化
された伝送系にて記録再生を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタル情報記録再生装置の一
実施例を示すブロック図、
【図2】本発明によるディジタル情報記録再生装置の第
2の実施例を示すブロック図、
【図3】本発明による、従来のアナログ信号も記録可能
なディジタル情報記録再生装置の実施例を示すブロック
図、
【図4】従来のアナログ画像、音声信号、およびディジ
タル信号の周波数帯域の一例を示す図、
【図5】従来および本発明の情報記録再生装置によるア
ナログ信号記録時の磁気テープ上の記録パターンの一例
を示す図、
【図6】本発明のディジタル情報記録再生装置によるデ
ィジタル信号記録時の磁気テープ上の記録パターンの一
例を示す図である。
【符号の説明】
3a、3b…磁気ヘッド、41…ロータリートランス、
42…ステップアップトランス、43、44…アナログ
ディジタル切換スイッチ、51…記録アンプ、52…再
生アンプ、40…ステップアップ比切換回路、62…ア
ナログ音声記録信号処理回路、65…アナログ音声再生
信号処理回路、92…アナログ画像記録信号処理回路、
98…アナログ画像再生信号処理回路、72…ディジタ
ル記録信号処理回路、75…ディジタル再生信号処理回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/7826 H04N 5/782 D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラム上に取り付けられた磁気ヘッド
    と、該磁気ヘッドの出力信号を固定ドラム側に伝送する
    ロータリトランスと、該ロータリートランスに接続され
    る記録再生回路を備えたディジタル情報記録再生装置に
    おいて、該ロータリートランスと該記録再生回路の間に
    ステップアップトランスとスイッチ回路を設け、伝送レ
    ートが低い第1の情報信号の記録再生には該ロータリー
    トランスの固定側端子と該記録再生回路の間にステップ
    アップトランスを接続し、伝送レートが高い第2の情報
    信号の記録再生には該ロータリートランスの固定側端子
    と該記録再生回路を直結するように該スイッチ回路を動
    作させるようにしたことを特徴とするディジタル情報記
    録再生装置。
  2. 【請求項2】回転ドラム上に取り付けられた磁気ヘッド
    と、該磁気ヘッドの出力信号を固定ドラム側に伝送する
    ロータリトランスと、該ロータリートランスに接続され
    る記録再生回路を備えたディジタル情報記録再生装置に
    おいて、該ロータリートランスの固定側端子にスイッチ
    回路を接続し、該スイッチ回路の一方にステップアップ
    トランスと、該ステップアップトランスの出力に接続さ
    れた第1の記録再生回路を備えると共に、該スイッチ回
    路の他方に第2の記録再生回路を接続し、伝送レートが
    低い第1の情報信号の記録再生には該ステップアップト
    ランスが接続された該第1の記録再生回路を動作させ、
    伝送レートが高い第2の情報信号の記録再生には該第2
    の記録再生回路を動作させるように該スイッチ回路を制
    御することを特徴とするディジタル情報記録再生装置。
JP7069139A 1995-03-28 1995-03-28 ディジタル情報記録再生装置 Pending JPH08265692A (ja)

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