JP2627967B2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JP2627967B2
JP2627967B2 JP2058468A JP5846890A JP2627967B2 JP 2627967 B2 JP2627967 B2 JP 2627967B2 JP 2058468 A JP2058468 A JP 2058468A JP 5846890 A JP5846890 A JP 5846890A JP 2627967 B2 JP2627967 B2 JP 2627967B2
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和之 相馬
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、ビデオテープレコーダに関し、さらに詳し
くは、回転オーディオヘッドおよび回転ビデオヘッドを
備えてFM重畳記録を行うビデオテープレコーダ、いわゆ
る、ハイファイビデオに関する。
<従来の技術> 第4図は、従来のハイファイビデオのブロック図であ
り、同図において、1は輝度信号をFM変調するFM変調
器、2は低域変換クロマ信号の帯域を確保するためのハ
イパスフィルタ、3はクロマ信号を低域変換する低域変
換器、4はローパスフィルタ、5は多重されたFM輝度信
号および低域変換クロマ信号を増幅する記録増幅器、6
はロータリトランス、7は回転ビデオヘッド、21は磁気
テープ、8は再生信号を増幅する再生増幅器、9は低域
変換クロマ信号をカットするハイパスフィルタ、10は低
域変換クロマ信号を取り出すためのローパスフィルタで
ある。
11,12は左右の各チャンネルの音声信号をそれぞれFM
変調するFM変調器、13,14はローパスフィルタ、15は混
合されたFM音声信号を増幅する記録増幅器、16はロータ
リトランス、17は回転オーディオヘッド、18は再生信号
を増幅する再生増幅器、19,20は各チャンネルの音声信
号を分離するためバンドパスフィルタである。なお、22
〜25は記録再生を切換えるためのヘッドスイッチであ
る。
このようなハイファイビデオでは、第5図の磁気テー
プ21の断面図に示されるように、回転オーディオヘッド
17によって磁気テープ21の深層までFM音声信号が記録さ
れ、その後、回転オーディヘッド17とはアジマス角が異
なる回転ビデオヘッド7によって磁気テープ21の表層部
にビデオ信号が記録される、いわゆる、FM重畳記録が行
われる。
<発明が解決しようとする課題> 第6図は、このようなFM重畳記録における周波数スペ
クトルであり、Aは629k Hzを中心周波数とする低域変
換クロマ信号、B,Cは1.3MHz,1.7MHzをそれぞれ中心周波
数とする左右のFM音声信号、DはFM輝度信号である。
この第6図の斜線で示されるように、FM音声信号B,C
とFM輝度信号Dとは、重なっており、アジマス損失だけ
では干渉を抑えきれず、特に、右チャンネルのFM音声信
号Cは、重なる帯域が多いために、左チャンネルのFM音
声信号Bに比べてC/N比が悪化するという難点がある。
そこで、FM輝度信号Dの帯域幅を狭くすることも考え
られるが、帯域幅を狭くすると、解像度が低下して画質
が劣化してしまう。
本発明は、上述の点に鑑みて為されたものであって、
解像度を低下させることなく、FM音声信号のC/N比を向
上させることを目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明では、上述の目的を達成するために、次のよう
にして構成している。
すなわち、両チャンネルのFM音声信号を回転オーディ
オヘッドにより磁気テープに深層記録するとともに、周
波数変調されたFM輝度信号と低域変換クロマ信号とを多
重して回転ビデオヘッドにより前記磁気テープの表層部
に記録し、前記両回転ヘッドにより前記磁気テープに記
録した信号を再生するビデオテープレコーダにおいて、
記録系回路は、前記FM輝度信号のFM音声信号周波数帯域
の振幅特性を下げる第1イコライザ回路を備え、再生系
回路は、前記回転ビデオヘッドにより再生された前記FM
輝度信号のFM音声信号周波数帯域の振幅特性を上げる第
2イコライザ回路を備えている。
<作用> 上記構成によれば、第1イコライザ回路によってFM輝
度信号のFM音声信号周波数帯域の振幅特性を下げて記録
し、再生時には、FM輝度信号のFM音声信号周波数帯域を
第2イコライザ回路によって振幅補正するので、FM輝度
信号の帯域幅を狭くすることなく、FM輝度信号とFM音声
信号との干渉を抑制できることになり、これによって、
FM音声信号のC/N比を向上させることが可能となる。
<実施例> 以下、図面によって本発明の実施例について、詳細に
説明する。
第1図は、本発明の一実施例のハイファイビデオのブ
ロック図であり、第4図の従来例に対応する部分には、
同一の参照符を付す。
同図において、1は輝度信号をFM変調するFM変調器、
2は低域変換クロマ信号の帯域を確保するためのハイパ
スフィルタ、3はクロマ信号を低域変換する低域変換
器、4はローパスフィルタ、5は多重されたFM輝度信号
および低域変換クロマ信号を増幅する記録増幅器、6は
ロータリトランス、7は回転ビデオヘッド、21は磁気テ
ープ、8は再生信号を増幅する再生増幅器、9は低域変
換クロマ信号をカットするハイパスフィルタ、10は低域
変換クロマ信号を取り出すためのローパスフィルタであ
る。
11,12は左右の各チャンネルの音声信号をそれぞれFM
変調するFM変調器、13,14はローパスフィルタ、15は混
合されたFM音声信号を増幅する記録増幅器、16はロータ
リトランス、17は回転オーディオヘッド、18は再生信号
を増幅する再生増幅器、19,20は各チャンネルの音声信
号を分離するためのバンドパスフィルタである。なお、
22〜25は、記録再生を切換えるためのヘッドスイッチで
ある。
以上の構成は、第4図の従来例と同様である。
この実施例のハイファイビデオでは、解像度を低下さ
せることなく、FM音声信号のC/N比を向上させるため
に、次のように構成している。
すなわち、映像信号の記録系回路には、周波数変調さ
れたFM輝度信号のFM音声信号周波数帯域の振幅特性を下
げる第1イコライザ回路26を設ける一方、映像信号の再
生系回路には、回転ビデオヘッド7により再生されたFM
輝度信号のFM音声信号周波数帯域の振幅特性を上げる第
2イコライザ回路27を設けている。
この第1イコライザ回路26は、FM輝度信号のFM音声信
号周波数帯域の振幅特性を下げるものであり、この第1
イコライザ回路26を通すことによって、第2図の破線で
示される従来のFM輝度信号DのFM音声信号周波数帯域の
スペクトル成分が、実線で示されるように減衰すること
になり、これによって、FM輝度信号Dと左右のFM音声信
号B,Cとの重なり部分がほとんどなくなることになる。
また、第2イコライザ回路27は、第1イコライザ回路
26とは逆の特性を有し、FM輝度信号のFM音声信号周波数
帯域の振幅特性を上げるものであり、この第2イコライ
ザ回路27を通すことによって、第3図の破線で示される
従来のFM輝度信号DのFM音声信号周波数帯域のスペクト
ル成分が、増強されることになる。
したがって、記録時には、第1イコライザ回路26で振
幅特性を下げ、再生時には、第2イコライザ回路27によ
って振幅特性を上げることによって、FM輝度信号の周波
数スペクトルは、第2図および第3図の破線で示される
従来と同様のスペクトルとなる。
なお、第2図および第3図においては、Aは低域変換
クロマ信号である。
この実施例のビデオテープレコーダでは、記録時に
は、第1イコライザ回路26によって、FM輝度信号のFM音
声信号周波数帯域の振幅特性を下げて記録し、再生時に
は、第2イコライザ回路27によって、FM輝度信号のFM音
声信号周波数帯域の振幅を補正するようにしているの
で、FM輝度信号の帯域幅を狭くすることなく、FM輝度信
号とFM音声信号との干渉を抑制できることになり、これ
によって、FM音声信号のC/N比を向上させることが可能
となる。
上述の実施例では、記録系回路に、第1イコライザ回
路26を別個に設けたけれども、本発明の他の実施例とし
て、低域変換クロマ信号の帯域を確保するためのハイパ
スフィルタ2に第1イコライザ回路26と同様の特性を持
たせ、このハイパスフィルタ2によって第1イコライザ
回路26を兼用してもよい。
<発明の効果> 以上のように本発明によれば、第1イコライザ回路に
よってFM輝度信号のFM音声信号周波数帯域の振幅特性を
下げて記録し、再生時には、FM輝度信号のFM音声信号周
波数帯域を第2イコライザ回路によって振幅補正するの
で、FM輝度信号の帯域幅を狭くすることなく、FM輝度信
号のFM音声信号への干渉を抑制できることになり、これ
によって、FM音声信号のC/N比を向上させることが可能
となる。
しかも、再生系回路には、記録時に損失されたFM輝度
信号成分を復元するための第2イコライザ回路を設けて
いるので、再生映像の画質、特に解像度の劣化を抑制で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は第1
イコライザ回路の特性を説明するための周波数スペクト
ル、第3図は第2イコライザ回路の特性を説明するため
の周波数スペクトル、第4図は従来例のブロック図、第
5図はFM重畳記録を説明するための図、第6図はFM重畳
記録の周波数スペクトルである。 7……回転ビデオヘッド、17……回転オーディオヘッ
ド、21……磁気テープ、26,27……第1,第2イコライザ
回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両チャンネルのFM音声信号を回転オーディ
    オヘッド(17)により磁気テープ(21)に深層記録する
    とともに、周波数変調されたFM輝度信号と低域変換クロ
    マ信号とを多重して回転ビデオヘッド(7)により前記
    磁気テープ(21)の表層部に記録し、前記両回転ヘッド
    (17),(7)により前記磁気テープ(21)に記録した
    信号を再生するビデオテープレコーダにおいて、 記録系回路は、前記FM輝度信号のFM音声信号周波数帯域
    の振幅特性を下げる第1イコライザ回路(26)を備え、 再生系回路は、前記回転ビデオヘッド(7)により再生
    された前記FM輝度信号のFM音声信号周波数帯域の振幅特
    性を上げる第2イコライザ回路(27)を備えることを特
    徴とするビデオテープレコーダ。
JP2058468A 1990-03-09 1990-03-09 ビデオテープレコーダ Expired - Lifetime JP2627967B2 (ja)

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JPH03259683A JPH03259683A (ja) 1991-11-19
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JPS60260279A (ja) * 1984-06-07 1985-12-23 Toshiba Corp 音声fm信号記録装置

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