JPH08263541A - 3次元モデル生成システム - Google Patents

3次元モデル生成システム

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JPH08263541A
JPH08263541A JP7068000A JP6800095A JPH08263541A JP H08263541 A JPH08263541 A JP H08263541A JP 7068000 A JP7068000 A JP 7068000A JP 6800095 A JP6800095 A JP 6800095A JP H08263541 A JPH08263541 A JP H08263541A
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JP
Japan
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equipment
piping
subsystem
dimensional
wiring
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JP7068000A
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English (en)
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Kenji Yamamoto
健司 山本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3次元モデルの初期データを既存の系統図と
平面図から合成して3次元モデルを容易に作成すること
ができる3次元モデル生成システムを得る。 【構成】 建屋の配管、配線や設備に関する図面情報を
編集して記憶し管理する設備図面サブシステム2A、建
屋の配管、配線や設備の属性情報を入力して記憶し管理
する設備台帳サブシステム2B、及び建屋の配管、配線
や設備に関する資料情報を編集して記憶し管理する資料
サブシステム2Cを有する設備資産管理システム2と、
この設備資産管理システム2により管理された図面、台
帳、資料の各データに基づいて建屋の配管、配線や設備
に関する幾何学的情報をもつフロア単位の平面図とフロ
ア間の論理的接続情報をもつ系統図とから建屋内の3次
元的な配管、配線や設備の幾何学的情報及び接続情報を
表現する3次元モデルを生成する3次元配管システム1
0とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば建屋内の配
管、配線や設備の3次元モデルを生成するようにした3
次元モデル生成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平4−364579号
公報には、水道、ガス、電気、電話等の配管や配線の系
統図と地図との重ね合わせ画面をデジタル情報化して管
理する際、スクロール機能または不定型図面を扱うため
のメッシュの概念を用いて、デジタル化した施設管理図
面とその施設管理図面の隣接状態を示す索引検索部を画
面上に同時表示し、その索引検索部を用いて任意の位置
の画面を連続して検索するようにしたものがある。
【0003】また、特開昭52−44536号公報に
は、2次元の図形である平面図、正面図及び側面図から
立体図を作成する技術が開示されている。また、特開昭
60−134979号公報には、3次元図形情報を直感
的な感覚で入力できる入力方法として、立体図または異
なる方向から見た2枚以上の平面図またはそれらの組み
合わせにより構成される3次元図形情報を有する被入力
画面をメニューキーと数字キーまたはキーボードを有す
る図形情報入力装置に配置し、図形情報入力装置に対話
形式により、被入力図面の図形情報が存在する平面とそ
の図形情報の代表点を指示して入力し、その入力操作を
繰り返すことにより3次元図形情報を図形情報入力装置
に入力する技術が開示されている。
【0004】また、特開昭62−84376号公報に
は、上述した特開昭52−44536号公報と同様に、
3面図を利用しての立体図の作成と、マウス等の入力装
置、そしてビューの設定を容易にする技術が開示されて
いる。また、特開昭63−15372号公報には、基本
物体の形状・構造情報を格納する手段と、基本物体を連
結する連結子の連結情報を格納する手段とを有し、基本
物体を組み合わせて表現される3次元物体を生成する技
術が開示されている。
【0005】また、特開昭56−32116号公報に
は、3面図から立体図を作成する際、3面図を自動追跡
し物体の各構成要素の成分を読み取る技術が開示されて
いる。さらに、特開昭59−106071号公報には、
レイヤ構造の概念に基づいて複数の画像を合成すること
により新たな画像を作成する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、3面図から3次元データを生成する
方法や、特別なハードウェアを利用してデータ入力をし
ていたため、特殊な技術や、特別な入力装置が必要であ
り、3次元図面の生成作業が複雑となり、また、高価な
機械が必要であった。
【0007】この発明は上述した従来例に係る問題点を
解消するためになされたもので、3次元モデルの初期デ
ータを既存の系統図と平面図から合成して3次元モデル
を容易に作成することができる3次元モデル生成システ
ムを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る3次元モ
デル生成システムは、建屋の配管、配線や設備に関する
図面情報を編集して記憶し管理する設備図面サブシステ
ム、建屋の配管、配線や設備の属性情報を入力して記憶
し管理する設備台帳サブシステム、及び建屋の配管、配
線や設備に関する資料情報を編集して記憶し管理する資
料サブシステムを有する設備資産管理システムと、この
設備資産管理システムにより管理された図面、台帳、資
料の各データに基づいて建屋の配管、配線や設備に関す
る幾何学的情報をもつフロア単位の平面図とフロア間の
論理的接続情報をもつ系統図とから建屋内の3次元的な
配管、配線や設備の幾何学的情報及び接続情報を表現す
る3次元モデルを生成する3次元モデル化システムとを
備えたものである。
【0009】また、上記3次元モデル化システムに、操
作画面上で建屋の配管、配線や設備の経路を指示するこ
とにより、上記設備資産管理システムのサブシステムを
起動し、指示した配管、配線や設備等に関係するデータ
を表示し、編集する機能を備えたことを特徴とするもの
である。
【0010】また、上記3次元モデル化システムと上記
設備資産管理システムの設備台帳サブシステムとに、互
いにリンクされかつ相互に関係付けられるデータを保持
するデータテーブルを備え、相互に関係するテーブルで
データが変更された場合に、他方のシステムが管理する
データを自動的に更新することを特徴とするものであ
る。
【0011】また、上記3次元モデル化システムに、表
示画面上で3次元モデルの特定の設備の接続状況をハイ
ライト表示する表示機能を備えたことを特徴とするもの
である。
【0012】さらに、上記3次元モデル化システムに、
生成された3次元モデルに対して計測と干渉チェックを
行うアプリケーション機能を備えたことを特徴とするも
のである。
【0013】
【作用】この発明に係る3次元モデル生成システムにお
いては、建屋の配管、配線や設備に関する図面情報を編
集して記憶し管理する設備図面サブシステム、建屋の配
管、配線や設備の属性情報を入力して記憶し管理する設
備台帳サブシステム、及び建屋の配管、配線や設備に関
する資料情報を編集して記憶し管理する資料サブシステ
ムを有する設備資産管理システムと、この設備資産管理
システムにより管理された図面、台帳、資料の各データ
に基づいて建屋の配管、配線や設備に関する幾何学的情
報をもつフロア単位の平面図とフロア間の論理的接続情
報をもつ系統図とから建屋内の3次元的な配管、配線や
設備の幾何学的情報及び接続情報を表現する3次元モデ
ルを生成する3次元モデル化システムとを備えたことに
より、3次元モデルの初期データを既存の系統図と平面
図から合成して3次元モデルを容易に作成することがで
きる。
【0014】また、上記3次元モデル化システムに、操
作画面上で建屋の配管、配線や設備の経路を指示するこ
とにより、上記設備資産管理システムのサブシステムを
起動し、指示した配管、配線や設備等に関係するデータ
を表示し、編集する機能を備えたことにより、関係デー
タを呼び出す場合にそのデータの所在をユーザが意識す
る必要がなく呼び出して表示及び編集することができ
る。
【0015】また、上記3次元モデル化システムと上記
設備資産管理システムの設備台帳サブシステムとに、互
いにリンクされかつ相互に関係付けられるデータを保持
するデータテーブルを備え、相互に関係するテーブルで
データが変更された場合に、他方のシステムが管理する
データを自動的に更新することにより、相互に関係する
データテーブルでデータが変更された場合、他方のシス
テムが管理するデータを自動的に更新することができ、
データの整合性を確保することができる。
【0016】また、上記3次元モデル化システムに、表
示画面上で3次元モデルの特定の設備の接続状況をハイ
ライト表示する表示機能を備えたことにより、検索結果
等を強調表示することができる。
【0017】さらに、上記3次元モデル化システムに、
生成された3次元モデルに対して計測と干渉チェックを
行うアプリケーション機能を備えたことにより、精度が
測定可能になり、新規設備の配置検討を行うことができ
る。
【0018】
【実施例】
実施例1.この実施例1では、設備資産管理システムに
よって管理される設備データを利用して、建築設備にお
ける配管、配線や設備について、幾何学的情報をもつフ
ロア単位の平面図とフロア間の論理的接続情報をもつ系
統図とから、建屋内の3次元的な配管、配線や設備の幾
何学的情報及び接続情報を表現する3次元設備モデルを
容易に生成し、管理設備の3次元的な検証や、設計業務
を効率的に行うものである。
【0019】図1は上記設備資産管理システムの概念を
示す図である。設備資産管理システムは、設備配置図、
地形図等の図面や設備の台帳情報、これらに付随する文
書・写真・画像等のマルチメディア情報を統合管理し、
設備資産管理の効率化を図ることを目的としたもので、
図1に示すように、図面1a、台帳1b、写真1c、文
書1d等各設備データ1を扱うために、図面の入力・管
理・編集・出力機能を有し、建屋の配管、配線や設備に
関する図面情報を編集して記憶し管理する設備図面サブ
システム2A、台帳の入力・管理・編集・出力機能を有
し、建屋の配管、配線や設備の属性情報を入力して記憶
し管理する設備台帳サブシステム2B、これらに付随す
る文書・写真・画像等マルチメディア情報の入力・管理
・編集・出力機能を有し、建屋の配管、配線や設備に関
する資料情報を編集して記憶し管理する資料サブシステ
ム2Cの3つのサブシステムを有機的に結合することに
より構成される。なお、設備データベース3として、設
備図面サブシステム2A、設備台帳サブシステム2B及
び資料サブシステム2Cがそれぞれ管理する設備図面デ
ータベース3a、設備台帳データベース3b及び資料デ
ータベース3cを有する。
【0020】また、上記設備資産管理システム2の操作
フローについて説明する。システムの開始は、設備資産
管理システム2へのログインにより開始される。ログイ
ンの後は、設備図面サブシステム2A・設備台帳サブシ
ステム2B・資料サブシステム2Cのいずれかの選択が
行われる。例えば、設備図面サブシステム2Aの選択が
行われた場合には、設備図面の入力・編集・管理・出力
のいずれかの選択が行われる。
【0021】そして、設備図面編集が選択された場合に
は、設備図面編集のメニューが表示され、設備図面編集
に準備された機能を利用することができる。この設備図
面編集機能を利用して台帳の登録・集計・編集や資料の
表示を行うことができる。これらは設備図面サブシステ
ム2Aから他のサブシステムに起動依頼を発行すること
により行われる。また、設備図面出力が選択された場合
には、設備図面出力のプログラムが起動する。
【0022】ログインの後に、上記設備台帳サブシステ
ム2Bが選択された場合には、設備台帳データベース3
bにあるデータを用いて入力・編集・管理・出力の処理
を行うことができる。詳細な集計を行う場合には、表計
算プログラムがさらに起動する。また、入力を行う場合
には、入力のプログラムが起動し、編集を行う場合に
は、編集のプログラムが起動される。さらに、編集のプ
ログラムから資料の表示を行うことができる。これらは
設備台帳サブシステム2Bから資料サブシステム2Cに
起動依頼を発行することにより行われる。
【0023】次に、ログインの後に、資料サブシステム
2Cが選択された場合には、文書処理・表処理・グラフ
処理・図形処理・イメージ処理・印刷処理の各処理の入
力・編集・管理・出力の機能が選択可能となり、各処理
のプログラムが起動される。各プログラムの処理フロー
について図2を参照して説明する。設備図面サブシステ
ム2A・設備台帳サブシステム2B・資料サブシステム
2Cの各サブシステムには、上述したような各機能を備
えている。各プログラムは、単体で起動することも可能
であるが、一方のサブシステムから、他方のサブシステ
ムに対して、プログラムの起動を依頼することも可能で
ある。
【0024】図2は上記設備図面サブシステム2Aから
上記設備台帳サブシステム2Bへの台帳の登録(追加)
・台帳の編集・属性集計機能、及び上記資料サブシステ
ム2Cを用いた上記設備台帳サブシステム2Bの関連資
料検索の各機能の説明図である。設備台帳サブシステム
2Bにある属性データの登録(追加)、編集及び属性集
計はコミュニケーションスーパバイザ機能(CSV)を
介して設備図面サブシステム2Aから設備台帳サブシス
テム2Bに対して行うことができる。設備台帳サブシス
テム2Bに送られて来た設備IDを元に台帳を検索し、
検索した属性データに対して入力、編集あるいは集計処
理を行う。
【0025】また、関連資料の検索を行う場合は、設備
台帳サブシステム2Bから資料サブシステム2Cにメッ
セージを送ることにより設備台帳サブシステム2Bにあ
る設備の属性検索が行い得る。設備台帳サブシステム2
Bからは検索する条件が入力され、その入力条件が検索
依頼メッセージとして資料サブシステム2Cに送られ
る。資料サブシステム2Cはメッセージにより送られて
来た条件に基づいて属性を検索し、その結果を表示す
る。
【0026】次に、図3は3次元モデル化システムとし
ての3次元配管システム及び上述した図1に示す設備資
産管理システムを備える3次元モデル生成システムの概
念を示す具体的なシステム構成図である。3次元配管シ
ステム10は、上記設備資産管理システム2により管理
された図面・台帳・資料の各設備データを有効活用し、
建築設備における配管、配線や設備について、幾何学的
情報をもつフロア単位の平面図とフロア間の論理的接続
情報をもつ系統図とから、建屋内の3次元的な配管、配
線やフロアの幾何学的情報及び接続情報を表現する3次
元設備モデルを容易に生成し、管理設備の3次元的な検
証や設計業務を効率的に行うものである。また、この3
次元配管システム10は、設備資産管理システム2と有
機的に結合されることにより設備資産管理システム2の
機能をも包含することができる。
【0027】そして、この3次元モデル生成システムと
しては、図4に示すように、本体装置101と、ディス
プレイ装置102と、キーボード103と、マウス10
4と、イメージリーダ装置105と、プロッタ装置10
6とを有するハードウエア構成を備えている。
【0028】以下、上記3次元配管システム10の操作
フローを説明する。まず、システムの開始はログインに
より開始される。上記3次元配管システム10には、図
3に示すように、3次元配管データベース30との間で
入力・編集・表示・検索・台帳の機能を選択することが
できると共に、操作画面上で建屋の配管、配線や設備の
経路を指示することにより、上記設備資産管理システム
2のサブシステムを起動し、指示した配管、配線や設備
等に関係するデータを表示し、編集する機能を備えて、
関係データを呼び出す場合にそのデータの所在をユーザ
が意識する必要がなく呼び出して表示及び編集すること
ができる。
【0029】ここで、上記入力機能が選択された場合に
は、設備資産管理システム2の設備図面サブシステム2
Aにて管理される幾何学的情報をもつフロア単位の平面
図とフロア間の論理的接続情報をもつ系統図から建屋内
の3次元的な配管、配線や設備の幾何学的情報及び接続
情報を表現する3次元設備モデルを容易に生成し表示す
ることができる。
【0030】また、上記編集機能が選択された場合に
は、配管編集・機器編集・建屋編集・背景編集・フロア
編集の各処理を行うことができる。各編集機能には、 配管編集・・・分割・分岐点生成・追加・移動・配管化
・接続 機器編集・・・削除・追加・3次元化 建屋編集・・・建屋化 背景編集・・・追加 フロア編集・・移動 といった機能を持ち、各設備単位を編集・追加を容易に
するための機能がある。
【0031】ここで、各設備単位の分類としては、図5
に示すように、設備として認識されるものとして配管及
び機器、建屋として認識されるものとして建屋、建屋ま
たは設備としても認識されないものとして背景画があ
る。
【0032】また、表示機能が選択された場合には、上
記入力機能で生成された3次元設備モデルを、図6に示
すように、ワイヤーフレームまたはスケルトンに表示を
切り替えることができる。また、検索機能が選択された
場合には、上記入力・編集機能により完成された3次元
設備モデルを用いて、経路検索・干渉チェック・計測を
行うことができる。さらに、台帳機能が選択された場合
には、台帳の登録・集計・編集・資料の表示を行うこと
ができ、これらは設備図面サブシステム2Aから他のサ
ブシステムに起動依頼を発行することにより行われる。
【0033】また、上記3次元配管システム10と上記
設備資産管理システム2の設備台帳サブシステム2Bに
おいては、お互いに影響を与え合うデータを保持してい
る。相互に関係するデータを変更した場合、他方のシス
テムが管理するデータを自動的に更新する。これによ
り、データの整合性を確保し、形状の自動修正を行うこ
とができる。
【0034】すなわち、設備台帳サブシステム2Bと3
次元配管システム10に、例えば、図7に示すようにな
データテーブル21と11をもつことにより、上記設備
台帳サブシステム2Bの形状に関するデータが変更され
た場合、それに関連する3次元設備モデルの形状が自動
的に変更される。以下の例では、図7に示すように、上
記設備台帳サブシステム2Bと上記3次元配管システム
10のデータはそれぞれ資産番号とIDでリンクされ、
かつ2つのデータには直径と長さという2つの項目で関
係付けられる。
【0035】次に、上記3次元配管システム10の処理
フローを図8を参照して説明する。各プログラムは単体
で起動することも可能であるが、一方のサブシステムか
ら、他方のサブシステムに対してプログラムの起動を依
頼することも可能である。続いて、上記のような設備資
産管理システム2によって管理される設備データを利用
して、3次元管理モデルを生成する方法について説明す
る。
【0036】図8は上記3次元配管システム10の入力
・編集・表示・検索機能と上記設備台帳サブシステムへ
の台帳機能及び上記資料サブシステムへの資料表示機能
の説明図である。ここで、上記3次元配管システム10
としては、操作画面上で建屋の配管、配線や設備の経路
を指示することにより、上記設備資産管理システム2の
サブシステムを起動し、指示した配管、配線や設備等に
関係するデータを表示し、編集する機能を備えて、関係
データを呼び出す場合にそのデータの所在をユーザが意
識する必要がなく呼び出して表示及び編集することがで
きる。
【0037】上記3次元配管システム10の入力機能と
しては、画面入力の入力依頼をコミュニケーションスー
パバイザ機能(CSV)を介して上記設備図面サブシス
テム2Aに対し行い、これに基づき上記設備図面サブシ
ステム2Aで図面出力が行われ、該設備図面サブシステ
ム2Aからの図面転送を受けて図面表示を行う。
【0038】また、編集機能としては、配管編集、機器
編集、建屋編集、背景編集、フロア編集が自己システム
内で行われ、同様に、表示機能としてのスケルトン表示
機能及びワイヤフレーム表示機能、検索機能としての経
路検索機能と干渉チェック機能及び計測機能が自己シス
テム内で行われる。
【0039】ここで、特に、上記3次元配管システム1
0の表示機能には、表示画面上で3次元モデルの特定の
設備の接続状況を表示色を変更してハイライト表示する
ようにして検索結果等を強調表示すると共に、シミュレ
ーションや解析作業を容易なものとする。また、生成さ
れた3次元モデルに対して計測と干渉チェックを行うア
プリケーション機能により、例えば壁と設備との選択位
置による最短距離や2設備間の選択位置による最短距離
を計測し、その最短距離でのチェックによって建屋と設
備、設備と設備との干渉チェックを行うことにより、精
度が測定可能になり、新規設備の配置検討を行うことが
できるようになされている。
【0040】また、台帳機能としては、3次元配管シス
テム10から上記設備資産管理システム2の設備台帳サ
ブシステム2Bにコミュニケーションスーパバイザ機能
を介してそれぞれ起動依頼を行うことによりなされる。
また、資料表示機能としては、上記設備台帳サブシステ
ム2bから上記資料サブシステム2cに表示依頼を行う
ことにより資料サブシステム2cにより関係資料の表示
がなされる。
【0041】次に、上記設備資産管理システム2により
管理される設備データを利用して、3次元配管モデル1
0の生成方法について説明する。図9は上記設備資産管
理システム2の設備図面サブシステム2Aにおいて管理
されるある建屋のフロア平面図である。図9において、
81はダクト等の設備の線路、82は空気調和機等の設
備、84は柱を示す。この図9に示すフロア平面図に対
して、3次元配管モデルとして扱うためには、図10に
示すフロア平面図のように、次のような修正を行う。 (1).経路(ダクト)81はその中心線のみに変更す
る。 (2).設備(空気調和機)82、経路はブロック化す
る。 (3).設備と経路の接続点(図9に符号83で示す)
を付加する。 (4).配管の分岐点は、配管を分割しておく。 このような修正作業の結果を図10に示す。
【0042】そして、次に、図11に示すように、xy
z座標系の中に取り入れ、上記3次元配管システム10
の入力機能にて、図面の入力方向(x−y,y−z,x
−z平面のいずれか)、平面の高さ、及びフロア番号を
指定すると、3次元配管システム10に上記設備資産管
理システム2において管理される平面が入力される。管
理対象となる建屋の各平面図および系統図を入力を完了
すると、最後に、各フロア間の配管・配線の接続壁・柱
の生成、設備の3次元化を行い、図12に示すような3
次元配管モデルを完成させる。これらは、上述した上記
3次元配管システム10の編集機能にて行う。
【0043】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、建屋
の配管、配線や設備に関する図面情報を編集して記憶し
管理する設備図面サブシステム、建屋の配管、配線や設
備の属性情報を入力して記憶し管理する設備台帳サブシ
ステム、及び建屋の配管、配線や設備に関する資料情報
を編集して記憶し管理する資料サブシステムを有する設
備資産管理システムと、この設備資産管理システムによ
り管理された図面、台帳、資料の各データに基づいて建
屋の配管、配線や設備に関する幾何学的情報をもつフロ
ア単位の平面図とフロア間の論理的接続情報をもつ系統
図とから建屋内の3次元的な配管、配線や設備の幾何学
的情報及び接続情報を表現する3次元モデルを生成する
3次元モデル化システムとを備えたことにより、設備資
産管理システムによって管理される設備データを利用し
て、3次元モデルの初期データを既存の系統図と平面図
から合成して3次元モデルを容易に作成することがで
き、シミュレーションや解析による3次元的な検証を容
易なものとすることができるという効果がある。
【0044】また、上記3次元モデル化システムに、操
作画面上で建屋の配管、配線や設備の経路を指示するこ
とにより、上記設備資産管理システムのサブシステムを
起動し、指示した配管、配線や設備等に関係するデータ
を表示し、編集する機能を備えたことにより、関係デー
タを呼び出す場合にそのデータの所在をユーザが意識す
る必要がなく呼び出して表示及び編集することができる
という効果がある。
【0045】また、上記3次元モデル化システムと上記
設備資産管理システムの設備台帳サブシステムとに、互
いにリンクされかつ相互に関係付けられるデータを保持
するデータテーブルを備え、相互に関係するテーブルで
データが変更された場合に、他方のシステムが管理する
データを自動的に更新することにより、相互に関係する
データテムでデータが変更された場合、他方のシステム
が管理するデータを自動的に更新することができ、デー
タの整合性を確保することができるという効果がある。
【0046】また、上記3次元モデル化システムに、表
示画面上で3次元モデルの特定の設備の接続状況をハイ
ライト表示する表示機能を備えたことにより、検索結果
等を強調表示することができ、シミュレーションや解析
作業を容易なものとすることができるという効果があ
る。
【0047】さらに、上記3次元モデル化システムに、
生成された3次元モデルに対して計測と干渉チェックを
行うアプリケーション機能を備えたことにより、精度が
測定可能になり、新規設備の配置検討を行うことができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る設備資産管理シス
テムの概念的な構成図である。
【図2】 図1の一方のサブシステムから他方のサブシ
ステムに対するプログラムの起動による台帳の登録、編
集、属性集計、関連資料検索の各機能を説明する説明図
である。
【図3】 この発明の一実施例に係る3次元モデル生成
システムの概念的な構成図である。
【図4】 図3に示す3次元モデル生成システムのハー
ドウエア構成図である。
【図5】 3次元モデルの各設備単位の分類を説明する
説明図である。
【図6】 図3に示す3次元モデル生成システムによる
3次元モデルの表示機能の説明図である。
【図7】 図3の設備資産管理システムの設備台帳サブ
システムと3次元配管システムに備えられるデータテー
ブルの内容の説明図である。
【図8】 図3に示す3次元配管システムの処理フロー
の説明図である。
【図9】 図3に示す設備資産管理システムにおいて管
理される建屋のフロア平面図である。
【図10】 図9に示す平面図に対して3次元配管モデ
ルとして扱うためのい修正を行った後の平面図である。
【図11】 図10に続く3次元平面に対する各平面図
の入力を説明する説明図である。
【図12】 図11に続く各平面図及び系統図の入力の
完了による3次元モデルの完成図面を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 設備データ、2 設備資産管理システム、2A 設
備図面サブシステム、2B 設備台帳サブシステム、2
C 資料サブシステム、10 3次元配管システム、1
1 3次元配管システムのデータテーブル、21 設備
台帳サブシステムのデータテーブル、81 ダクト(線
路:配管:配線)、82 設備(空気調和機)、83
接続点、84 柱。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建屋の配管、配線や設備に関する図面情
    報を編集して記憶し管理する設備図面サブシステム、建
    屋の配管、配線や設備の属性情報を入力して記憶し管理
    する設備台帳サブシステム、及び建屋の配管、配線や設
    備に関する資料情報を編集して記憶し管理する資料サブ
    システムを有する設備資産管理システムと、この設備資
    産管理システムにより管理された図面、台帳、資料の各
    データに基づいて建屋の配管、配線や設備に関する幾何
    学的情報をもつフロア単位の平面図とフロア間の論理的
    接続情報をもつ系統図とから建屋内の3次元的な配管、
    配線や設備の幾何学的情報及び接続情報を表現する3次
    元モデルを生成する3次元モデル化システムとを備えた
    3次元モデル生成システム。
  2. 【請求項2】 上記3次元モデル化システムは、操作画
    面上で建屋の配管、配線や設備の経路を指示することに
    より、上記設備資産管理システムのサブシステムを起動
    し、指示した配管、配線や設備等に関係するデータを表
    示し、編集する機能を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の3次元モデル生成システム。
  3. 【請求項3】 上記3次元モデル化システムと上記設備
    資産管理システムの設備台帳サブシステムとは、互いに
    リンクされかつ相互に関係付けられるデータを保持する
    データテーブルを備え、相互に関係するテーブルでデー
    タが変更された場合に、他方のシステムが管理するデー
    タを自動的に更新することを特徴とする請求項1または
    2記載の3次元モデル生成システム。
  4. 【請求項4】 上記3次元モデル化システムは、表示画
    面上で3次元モデルの特定の設備の接続状況をハイライ
    ト表示する表示機能を備えたことを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載の3次元モデル生成システ
    ム。
  5. 【請求項5】 上記3次元モデル化システムは、生成さ
    れた3次元モデルに対して計測と干渉チェックを行うア
    プリケーション機能を備えたことを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載の3次元モデル生成システ
    ム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020008914A (ko) * 2000-07-21 2002-02-01 강신환 인터넷에서 건축물 도면관리 사이트의 운영방법
JP2005078207A (ja) * 2003-08-28 2005-03-24 Shimizu Corp 3次元データの作成システム、3次元データの作成方法、及びプログラム
TWI404968B (zh) * 2010-12-16 2013-08-11 Chunghwa Telecom Co Ltd Building communication cable illustration and geographic information system map link method
CN110660124A (zh) * 2019-08-15 2020-01-07 广东康云科技有限公司 一种三维模型建模与编辑***和方法

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