JPH08260678A - 床パネル及びそれを用いた乾式置床工法 - Google Patents

床パネル及びそれを用いた乾式置床工法

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JPH08260678A
JPH08260678A JP7087704A JP8770495A JPH08260678A JP H08260678 A JPH08260678 A JP H08260678A JP 7087704 A JP7087704 A JP 7087704A JP 8770495 A JP8770495 A JP 8770495A JP H08260678 A JPH08260678 A JP H08260678A
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JP
Japan
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floor
floor panel
groove
unit support
panel
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JP7087704A
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Inventor
Hiroaki Hirakuri
弘明 平栗
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Taisei Electronic Industries Co Ltd
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Taisei Electronic Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各床パネル間に隙間部を生ずることがなく、
一様な床面レベルに二重床を施工でき、施工を効率化、
簡略化できる乾式置床工法及びそれに用いる床パネルを
提供する。 【構成】 棒状脚部21、23の上端部に上面に両面粘
着シート35を有する受け板31が上下調節可能に装着
されたユニット支持脚20を用いると共に、四辺の各端
面に長手方向に沿って溝部12が形成された矩形のパー
ティクルボードの、直交する一対の端面の上記溝部にさ
ね部材13が固着されてなる床パネル10を用いる。基
礎床1の床面上に所定のピッチで配置されたユニット支
持脚により床パネルの縁部所定箇所が支持され、かつ受
け板上面の両面粘着シートにより固定されるように、隣
接する一方の床パネルの溝部又はさね部材に他方の床パ
ネルのさね部材又は溝部を嵌合しながら順次配置し、ユ
ニット支持脚により所定の高さレベルに支持された状態
に床パネルを敷設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集合住宅等の各種建物
において既存の基礎床面との間に空間を形成して二重床
を施工する乾式置床工法及びそれに用いる床パネルに関
する。
【0002】
【従来の技術】二重床は、複数枚の床パネル(床板材)
を、基礎床に配置した複数の支持脚によって一定の高さ
に支持するようにして構築されており、既存床面と二重
床との間の空間は、給排水管、ガス管などの各種配管を
通すための空間、電気用、通信用の配線を通すための空
間、床下に空調用ダクトや冷暖房用ダクトを設置するた
めの空間、床下に保温材、防音材を敷設するための空間
などとして利用されたり、防音効果又は保温効果を高め
るための空調用ダクトなどとして利用されている。この
ような二重床の施工には、現況の人手不足や物価の上昇
を反映し、なるべく手間がかからない、低コストの乾式
二重床の施工方法が求められている。
【0003】従来の乾式置床工法の代表的な例として
は、特開平3−17348号公報に、棒状脚部と該棒状
脚部の上端部に上下調節可能に装着された受け板とから
なるユニット支持脚群と定尺長方形の床パネル群とを組
み合わせて用いる乾式二重床の施工方法が開示されてい
る。この方法は、基礎床の床面上にユニット支持脚を所
定ピッチで配置し、所定の間隙を介して配置した床下地
パネルをその縁部あるいはさらに長手方向中心線上の所
定の位置で上記ユニット支持脚により支持するものであ
る。このようにして床下地パネルを全体に敷設した後、
全ての床下地パネルを覆うように捨て張り合板を敷き詰
めて床下地とし、その上にCFシート、絨毯等の床仕上
げ材を敷設する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平3−173
48号公報に記載の方法によれば、床下地パネルの敷設
を比較的簡単にかつ効率的に行うことができる。しかし
ながら、この施工方法においては、隣接する各床下地パ
ネル間の間隔をあけてその縁部をユニット支持脚により
支持するものであるため、一般に、敷設した床下地パネ
ルの上面に捨て張り合板を張り、さらにその上に床仕上
げ材を敷設する。仮に捨て張り合板を張らないで、敷設
した床下地パネル上に直接、床仕上げ材、特にCFシー
トや絨毯のような柔らかい仕上げ材を敷く場合には、人
が歩行する際に各床下地パネル間の隙間部分を足で踏む
毎に、足の裏で隙間部を感じたり、また一般にいずれか
一方の床下地パネルの方に体重が掛かるため、床下地パ
ネル間に段差が生じ、安定性が悪くなると共に、その段
差を足の裏で感ずることにより違和感を生じたり、軋み
音を生じるなどの問題があった。
【0005】このような問題から、特に薄い仕上げ材を
敷設する場合には、床下地パネルを敷設した後、その全
面を覆うように捨て張り合板を張る必要があった。その
結果、捨て張り合板の材料費によるコストの上昇、捨て
張り合板を張る手間による人件費の上昇及び工期の長期
化は避けられないところとなる。一方、木質系床仕上げ
材(フローリング)を施工する場合、比較的に強度を有
するため、捨て張り合板を省略することも可能ではある
が、床下地パネルを一度施工した後、また同じ場所に木
質系床仕上げ材を施工しなければならないので二度手間
となり、施工費、材料費が上昇し、施工時間も長くなる
などの問題がある。
【0006】従って、本発明の目的は、各床パネル間に
隙間部を生ずることがなく、捨て張り合板を使用しない
にも拘らず安定であり、歩行の際に床パネル間の継目部
分を足で踏んでも段差を生じず、違和感を感じないよう
な一様な床面レベルに二重床を施工できる床パネル及び
それを用いた乾式置床工法を提供することにある。さら
に、本発明の目的は、CFシート、絨毯等の薄い柔らか
い仕上げ材を使用する場合でも捨て張り合板を使用せず
に充分な強度を有し、施工を効率化、簡略化できる二重
床の施工方法及びそれに用いる床パネルを提供すること
にある。さらに本発明の目的は、床下地パネルと床仕上
げ材とを一体化した床パネルを提供し、それによって強
度と安定性に優れた二重床を施工できると共に、施工費
の低減及び工期の短縮を図ることができる乾式置床工法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明によれば、四辺の各端面に長手方向に沿って
溝部が形成された矩形のパーティクルボードの、直交す
る一対の端面の上記溝部にさね部材が固着されてなるこ
とを特徴とする床パネルが提供される。なお、本明細書
中でいう「矩形」とは、長方形及び正方形を含む概念
(四角形)を意味する。好適な態様の床パネルにおいて
は、上記パーティクルボードの直交する一対の端面の溝
部に断面略楕円形の硬質プラスチック製のさね部材が固
着される。また、床下地パネルと床仕上げ材が一体化さ
れた床パネルも提供され、その好適な例は、上記パーテ
ィクルボードの表面に突板、化粧溝加工が施された突
板、合成樹脂シート、カーペット特にタイルカーペット
等の仕上げ材が貼着されている床パネルである。また、
表面に仕上げ塗装が施された床パネルとすることもでき
る。
【0008】さらに本発明によれば、上記のような床パ
ネルを用いた乾式置床工法も提供される。その基本的な
態様は、ユニット支持脚群と床パネル群とを組み合わせ
て行う乾式置床工法であって、上記ユニット支持脚とし
て、棒状脚部と該棒状脚部の上端部に上下調節可能に装
着された受け板とからなり、かつ該受け板の上面に粘着
層を有するユニット支持脚を用いると共に、上記床パネ
ルとして、四辺の各端面に長手方向に沿って溝部が形成
された矩形のパーティクルボードの、直交する一対の端
面の上記溝部にさね部材が固着されてなる床パネルを用
い、基礎床の床面上に上記ユニット支持脚を所定のピッ
チで配置し、上記床パネルを、その縁部所定箇所が上記
ユニット支持脚により支持され、かつ上記受け板上面の
粘着層により固定されるように、隣接する一方の床パネ
ルの溝部又はさね部材に他方の床パネルのさね部材又は
溝部を嵌合しながら順次配置し、ユニット支持脚により
所定の高さレベルに支持された状態に床パネルを敷設す
ることを特徴としている。
【0009】本発明の方法の第一の具体的な態様によれ
ば、ユニット支持脚群と床パネル群とを組み合わせて行
う乾式置床工法であって、上記ユニット支持脚として、
略中央部の挿入孔に嵌合されたレベル調整用ナットを有
し、かつ上面に粘着層を有する受け板と、接床基台と該
接床基台に回動自在に立設された支持ボルトとからなる
棒状脚部とから構成されるユニット支持脚を用いると共
に、上記床パネルとして、四辺の各端面に長手方向に沿
って溝部が形成された矩形のパーティクルボードの、直
交する一対の端面の上記溝部にさね部材が固着されてな
る床パネルを用い、基礎床の床面上に上記ユニット支持
脚を所定のピッチで配置し、上記床パネルを、その縁部
所定箇所を上記ユニット支持脚の受け板上面にレベル調
整用ナットの上端部が少なくとも部分的に露出するよう
に載置し、かつ上記受け板上面の粘着層により固定し、
支持ボルトを回転させて所定の高さレベルに調整した
後、上記レベル調整用ナットの上端部から接着剤を注入
してレベル調整用ナットとそれに螺合されている支持ボ
ルト上端部を固着し、次いでこのようにユニット支持脚
の受け板上面に固定された床パネルの端面の溝部又はさ
ね部材に他の床パネルのさね部材又は溝部を嵌合すると
共にユニット支持脚の受け板上面に粘着層により固定す
る工程を順次繰り返し、ユニット支持脚により所定の高
さレベルに支持された状態に床パネルを敷設することを
特徴とする乾式置床工法が提供される。
【0010】本発明の方法の第二の具体的な態様によれ
ば、前記第一の具体的な態様で用いたのと同じようなユ
ニット支持脚及び床パネルを用いるが、ユニット支持脚
により支持されるように予め薄いレベル調整用下地材を
敷設してその高さレベルを調整した後、床パネルを敷設
する。すなわち、基礎床の床面上に上記ユニット支持脚
を所定のピッチで配置し、薄いレベル調整用下地材を上
記ユニット支持脚により支持されるように、かつ支持ボ
ルト上端面が露出するような所定の間隙を介して配置
し、上記受け板上面の粘着層により固定し、支持ボルト
を回転させてレベル調整用下地材を所定の高さレベルに
調整した後、上記レベル調整用ナットの上端部から接着
剤を注入してレベル調整用ナットとそれに螺合されてい
る支持ボルト上端部を固着し、次いでこのように敷設さ
れたレベル調整用下地材の上に、床パネルを、隣接する
一方の床パネルの溝部又はさね部材に他方の床パネルの
さね部材又は溝部を嵌合しながら順次敷設することを特
徴とする乾式置床工法が提供される。前記第一及び第二
の具体的な態様においては、床下地パネルと仕上げ材を
兼備した床パネルを用いることができ、例えば前記パー
ティクルボードの表面に突板、化粧溝加工が施された突
板、合成樹脂シート、カーペット等の仕上げ材が貼着さ
れている床パネルを用いることができる。また表面に仕
上げ塗装を施した床パネルを用いることもできる。
【0011】さらに本発明の第三の具体的な態様によれ
ば、床パネルを全体的に敷設した後に高さレベルを調整
できる施工方法が提供される。すなわち、略中央部の挿
入孔に嵌合されたレベル調整用ナットを有し、かつ上面
に粘着層を有する受け板と、接床基台と該接床基台に回
動自在に立設され、かつ上端面に溝部を有する支持ボル
トとからなる棒状脚部とから構成されるユニット支持脚
を用いると共に、四辺の各端面に長手方向に沿って溝部
が形成された矩形のパーティクルボードの、直交する一
対の端面の上記溝部にさね部材が固着されており、かつ
縁部にユニット支持脚の配置ピッチと対応する間隔をあ
けて、支持ボルトの直径と略等しいか大きい寸法の孔又
は切欠き部分を設けた床パネルを用い、基礎床の床面上
に前記ユニット支持脚を所定のピッチで配置し、上記床
パネルを、上記孔又は切欠き部分がユニット支持脚の支
持ボルトと整合するようにその縁部所定箇所がユニット
支持脚により支持され、かつ上記受け板上面の粘着層に
より固定されるように、隣接する一方の床パネルの溝部
又はさね部材に他方の床パネルのさね部材又は溝部を嵌
合しながら順次配置し、支持ボルトを回転させて高さレ
ベルを調整した後、上記レベル調整用ナットの上端部か
ら接着剤を注入してレベル調整用ナットとそれに螺合さ
れている支持ボルト上端部を固着し、次いで上記床パネ
ルの孔又は切欠き部分にこれと略等しい大きさの埋込部
材を埋め込むと共に仕上げ材を覆設することを特徴とす
る乾式置床工法が提供される。
【0012】
【発明の作用】本発明の乾式置床工法の基本的な構成
は、前記したように、四辺の各端面に長手方向に沿って
溝部が形成された矩形のパーティクルボードの、直交す
る一対の端面の上記溝部にさね部材が固着された床パネ
ルを用い、その縁部所定箇所を基礎床の床面上に所定の
ピッチで配置されたユニット支持脚により支持し、かつ
上記受け板上面の粘着層により固定されるように、隣接
する一方の床パネルの溝部又はさね部材に他方の床パネ
ルのさね部材又は溝部を嵌合しながら順次配置し、ユニ
ット支持脚により所定の高さレベルに支持された状態に
床パネルを敷設するものであり、それによって、敷設さ
れた隣接する床パネル間に隙間を生ずることがなく、し
かもその表面を連続した一様なレベルの面とすることが
できる。
【0013】このように隣接した床パネル間に隙間を生
ずることなく連続した表面とすることは、床パネル自体
にさね部及び溝部を成形することによっても可能ではあ
る。しかしながら、パーティクルボード自体は充分な厚
さを有するため荷重に対して充分な強度を有するが、パ
ーティクルボード端面にさね部を形成した場合、さね部
自体の強度は弱く、特に剪断応力に対して弱くなってし
まう。また、人が歩行する毎に一般に一方の床パネルの
方に体重が掛かるが、その際に床パネルのさね部に応力
(剪断応力)が集中するため、繰り返し荷重によってさ
ね部が容易に折損してしまい、その後は歩行の度に床パ
ネル間に段差が生じ、安定性が悪くなると共にその段差
を足の裏で感ずることにより違和感を生じるといった問
題や、軋み音を生じるといった問題を派生する。
【0014】これに対して、本発明で用いる床パネルの
ように、床パネル自体とさね部材を別体とし、床パネル
端面に形成した溝部に例えば硬質のプラスチック製さね
部材を嵌め込み、接着剤等により固着することにより、
さね部自体を極めて高強度の安定した構造とすることが
でき、特に剪断応力に対して極めて優れた耐性を有する
構造となり、歩行による繰り返し荷重が掛かっても充分
な耐性を有し、極めて長期間にわたって連続した一様な
床面レベルを維持できる。その結果、前記したような問
題が派生することもない。また、従来の施工方法のよう
に捨て張り合板を張る必要もなく、さらに、パーティク
ルボードの表面に突板、化粧溝加工を施した突板、合成
樹脂シート、カーペット等の仕上げ材を貼着したり、表
面に仕上げ塗装を施すことにより、床下地パネルとして
の機能と床仕上げ材としての機能を兼備した床パネルと
することができ、従来のように捨て張り合板や木質仕上
げ材の施工を省略でき、その分、材料費を節約でき、ま
た施工を効率化、簡略化できる。その結果、施工費の低
減、工期の短縮が可能となる。
【0015】本発明の乾式置床工法の前記第一の具体的
な態様によれば、ユニット支持脚の受け板上面に固定さ
れた床パネルの端面の溝部又はさね部材に他の床パネル
のさね部材又は溝部を嵌合すると共にユニット支持脚の
受け板上面に粘着層により固定する工程を順次繰り返
し、ユニット支持脚により所定の高さレベルに支持され
た状態に床パネルを敷設するものである。従って、捨て
張り合板が全く不要になると共に、前記したような床下
地パネルとしての機能と床仕上げ材としての機能を兼備
した床パネルを用いることにより、床仕上げ材の施工も
不要となり、床仕上げ施工を一度の施工で行うことがで
きる。
【0016】一方、前記第二の具体的な態様によれば、
基礎床の床面上に所定のピッチで配置されたユニット支
持脚により支持して床パネルを敷設する前に、予め薄い
レベル調整用下地材をユニット支持脚により支持される
ように、かつ支持ボルト上端面が露出するような所定の
間隙を介して配置し、このように配置されたレベル調整
用下地材の上に床パネルを敷設する。従って、レベル調
整用下地材の施工という余分な工程は入るものの、高さ
レベルの調整及びユニット支持脚のレベル調整用ナット
への接着剤注入の作業をスムーズに行うことができ、施
工性を向上できるという利点が得られる。
【0017】本発明の第三の具体的な態様によれば、四
辺の各端面に長手方向に沿って溝部が形成された矩形の
パーティクルボードの、直交する一対の端面の上記溝部
にさね部材が固着されており、かつ縁部にユニット支持
脚の配置ピッチと対応する間隔をあけて、支持ボルトの
直径と略等しいか大きい寸法の孔又は切欠き部分を設け
た床パネルを用い、上記孔又は切欠き部分が基礎床の床
面上に配置されたユニット支持脚の支持ボルトと整合す
るようにその縁部所定箇所をユニット支持脚により支持
させる。従って、この態様によれば、床パネルを全体的
に敷設した後に、上記孔部又は隣接する床パネルの対向
する切欠き部分で構成される孔部を通して回転工具先端
を支持ボルト上端面の溝部に嵌め込み、支持ボルトを回
転させることによって床パネルの高さレベルを一定に調
整することができ、高さレベルの調整が簡単であり、そ
れによって施工性を向上できる。なお、床パネル施工
後、上記床パネルの孔又は切欠き部分にこれと略等しい
大きさの埋込部材を埋め込むと共に仕上げ材を覆設す
る。
【0018】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例を説明しつつ本
発明についてさらに具体的に説明する。図1は本発明の
乾式置床工法の一施工例を示し、図中、符号1はコンク
リートスラブ等の基礎床、2は壁又は間仕切り、10は
床パネル、20はユニット支持脚、40は根太ユニット
を示している。
【0019】床パネル10は、図2及び図3に示すよう
に、四辺の各端面に長手方向に沿って溝部12が形成さ
れた矩形のパーティクルボード11の、直交する一対の
端面の上記溝部12に断面略楕円形のさね部材13が接
着剤等により固着されたものである。このような床パネ
ル10の製造は、図4(A)に示すような矩形のパーテ
ィクルボード11の各端面に、ルーター等により溝加工
を施し、図4(B)に示すようにさね部材の断面形状に
対応するような断面形状を有する溝部12を形成し、該
溝部12又はさね部材13に接着剤を塗布し、次いで図
4(C)及び(D)に示すように、溝部12にさね部材
13を嵌め込み固着して行い、このようにして床パネル
10が形成される。上記さね部材13としては、床鳴り
を生じ難い硬質のプラスチック、木材等が使用でき、特
に硬質のプラスチックは剪断応力に対して優れた耐性を
示すので好ましい。さね部材13の断面形状(従って溝
部12の断面形状)は、溝部へのさね部材の嵌合が容易
なように丸みを帯びた断面形状であれば任意であり、例
えば円形、丸みを帯びた矩形もしくは多角形等に形成で
きるが、特に楕円形が好ましい。
【0020】図5乃至図8は、床下地パネルとしての機
能と床仕上げ材としての機能を兼備した床パネルの幾つ
かの変形例を示している。図5に示す床パネル10a
は、その基本的な構成は図2及び図3に示す床パネルと
同様であるが、パーティクルボード11の表面に突板、
ポリ塩化ビニルシート等の合成樹脂シート、カーペット
もしくはタイルカーペットなどの仕上げ材14が接着剤
等により貼着されたものである。図6に示す床パネル1
0bは、その構成は図5に示す床パネルと同様である
が、突板等の仕上げ材14の端縁にテーパー加工を施
し、テーパー面15を形成したものである。図7及び図
8は、パーティクルボード11の表面に、化粧溝17を
加工した突板16を貼着した床パネル10cを示してお
り、この床パネル10cにおいても、突板16の端縁に
はテーパー加工が施されてテーパー面15が形成されて
いる。このように突板16の表面に化粧溝加工を施すと
共にその端縁にテーパー加工を施すことにより、床パネ
ルを敷設したときに、テーパー面同士が接して化粧溝の
ように見えるので、隣接する床パネル間の継目が気にな
らなくなるという利点が得られる。
【0021】なお、突板、化粧溝加工を施した突板等の
木質系の仕上げ材が貼着された床パネルの場合、その表
面に仕上げ塗装を施すことにより外観を良くすることが
できる。また、図2に示すような仕上げ材を貼着してい
ない床パネル10の場合、その表面に仕上げ塗装を施す
ことにより、床下地パネルとしての機能と床仕上げ材と
しての機能を兼備した床パネルとしてそのまま用いるこ
ともできる。
【0022】図9は本発明で用いるユニット支持脚の一
例を示している。ユニット支持脚20は、図9に示すよ
うに、ゴム等の弾性材料からなる防振性の接床基台21
と該基台21に回動自在に立設された支持ボルト23と
からなる棒状脚部と、外周略中央部に突設された環状の
支持部30を有するレベル調整用ナット29と、中央部
に上記レベル調整用ナット29の上部が嵌合される挿入
孔32を有する受け板31とから構成されている。受け
板31は正方形又は長方形に形成されているが、その形
状は任意で良い。接床基台21はゴム、合成樹脂等の比
較的硬質の弾性材料から作製されて、コンクリートスラ
ブ等の基礎床面にジャストフィットし、かつ防振の機能
を果たすようにされている。そして、その上面中央部に
は支持ボルト23の基端丸棒部25を挿入するための非
貫通の中央孔22が形成されている。
【0023】一方、支持ボルト23は、下端から上方に
所定距離離間した位置外周面に側方に突出する環状のフ
ランジ部24が一体に設けられ、かつフランジ部より上
部にはネジ部27が形成され、またフランジ部24より
下方の基端部25は円形断面の丸棒部に形成されてお
り、該基端丸棒部25の下端には膨出部26が形成され
ている。また支持ボルト23の頂端面には回転用工具先
端を嵌め込むための溝部28(図示の例ではマイナス溝
であるが、プラス溝や角型凹陥部であってもよい)が形
成されている。そして、支持ボルト23の基端丸棒部2
5を上記接床基台21の中央孔22に嵌挿することによ
り、支持ボルト23はフランジ部24を支持部として接
床基台21に回動自在に立設された状態となる。また、
支持ボルト23の基端丸棒部25の下端に形成された膨
出部26により、一旦支持ボルト23の基端丸棒部25
が接床基台21の中央孔22に嵌挿された後は、容易に
抜け出ることはない。なお、基端丸棒部25の長さは接
床基台21の中央孔22の深さよりも浅く、その下方に
空気室36が形成されるような長さにしてある。このよ
うに基端丸棒部25の下部に空気室36を設けることに
より、空気室36がエアークッションとして機能し、防
振効果がさらに向上する。また、接床基台21の中央孔
22内面には、支持ボルト23の回動が滑らかに行える
ように、また空気室36を気密状態に封止するためにグ
リース等の潤滑剤を塗布することが好ましい。
【0024】受け板31の挿入孔32上部は面取りされ
て拡開されている。上記レベル調整用ナット29は該受
け板31の挿入孔32に嵌合され、次いでその上部を拡
開し、受け板挿入孔32の面取り部33に部分的に埋没
させることによって、受け板31に強固に取り付けられ
る。それと共に、レベル調整用ナット29の上部には接
着剤溜り34が形成される。このようにして受け板31
の挿入孔32に嵌合されたレベル調整用ナット29に支
持ボルト23のネジ部27上端部をねじ込むことによっ
て、図9に示すようにユニット支持脚20が組み立てら
れる。また、上記ユニット支持脚20の受け板31の上
面には、図9に示すように、両面粘着シート35が貼着
されており、使用に際しては両面粘着シート35を被覆
している剥離シート(図示せず)を剥して用いる。ある
いは、受け板31の上面に粘着剤層を直に塗布し、その
上に保管、運搬等に便利なように剥離紙を貼着するよう
にしてもよい。上記のようにして組み立てられたユニッ
ト支持脚20は、支持ボルト23の上端面に形成された
マイナス溝28にドライバー等の回転用工具の先端を嵌
め込んで回転させることにより、レベル調整用ナット2
9及びそれが固定された受け板31が上下動し、受け板
31により支持されている床パネルの床面レベルを調整
することができる。
【0025】また、支持ボルト23のネジ部27とレベ
ル調整用ナット29の螺合部に接着剤をスムーズに供給
するためには、レベル調整用ナット29の内周ネジ部に
軸線方向に1本もしくは複数本の溝を形成することが望
ましく、また、各溝はレベル調整用ナット29の下端近
傍までに止めて非貫通の溝とし、接着剤のタレを防止す
ることもできる。あるいは、支持ボルト23のネジ部2
7上端部に軸線方向に溝を形成することもできる。図1
0はレベル調整用ナット29の好適な例を示しており、
該レベル調整用ナット29は、その内周ネジ部に軸線方
向に2本の溝37が上端から下端まで各ネジ山を貫通し
て形成されている。このようなレベル調整用ナット29
を用いた場合、床面レベルの調整を行った後、上記接着
剤溜り34に接着剤を注入すると、接着剤は上記溝37
を通って支持ボルト23とレベル調整用ナット29の螺
合部に供給され行き渡るので、支持ボルト23とレベル
調整用ナット29の固着を一回の接着剤注入操作で効率
的に行うことができる。
【0026】図11及び図12は、本発明で用いるユニ
ット支持脚の支持ボルト及び接床基台の構造並びにそれ
らの装着形態の変更例を示している。図11に示すユニ
ット支持脚20aの場合、支持ボルト23aのフランジ
部24aから下方に突出している基端丸棒部25aの外
周面に環状溝部38が形成されており、一方、接床基台
21aの中央孔22の内周面略中央部には上記環状溝部
38に嵌まり込むような環状の突部22aが形成されて
いる。従って、一旦、支持ボルト23aの基端丸棒部2
5aを接床基台21aの中央孔22に嵌挿した後は、上
記突部22aが環状溝部38に嵌まり込むため、容易に
抜け出ることはない。なお、基端丸棒部25aの下部に
エアークッションとして機能する空気室36が形成され
ていることは、図9に示すユニット支持脚と同様であ
る。
【0027】一方、図12に示すユニット支持脚20b
の場合には、支持ボルト23bにフランジ部及び基端丸
棒部が形成されておらず、支持ボルト23b下端に円盤
状基部39が形成されている。一方、接床基台21bに
は、上記円盤状基部39が嵌入できるような大きさの中
央孔22bが形成されており、該中央孔22bに支持ボ
ルト23b下端の円盤状基部39が嵌め込まれ、立設す
るように構成されている。上記いずれのユニット支持脚
20a、20bにおいても、支持ボルト23a、23b
の回動が滑らかに行えるように、接床基台21a、21
bの中央孔22、22bにグリース等の潤滑剤を塗布す
ることが好ましい。
【0028】次に、本発明の乾式置床工法の施工につい
て説明する。まず、基本的な施工方法について説明する
と、図1に示すように、部屋壁又は間仕切り2の所定の
高さに沿って根太材41が位置するように根太ユニット
40又は際根太を設置し、その上に床パネル10の一辺
を載置し、釘、接着剤等で固定する。根太ユニット40
の根太材41に接しない床パネル10の他の縁部は、所
定のピッチで基礎床(コンクリートスラブ)1の床面上
に配置したユニット支持脚20に片持たせの状態で載せ
て取りつける。ユニット支持脚20と床パネル10の取
付は、ユニット支持脚20の受け板31上面に貼着した
粘着シート35等を介して行い、床パネル敷設時に床パ
ネル10を粘着シート35に圧着して仮固定しておく。
次いで、必要に応じてユニット支持脚20の支持ボルト
23を回して受け板31を上下動させ、床面レベルを調
整した後、床パネル10の縁部を釘打ちしてユニット支
持脚20の受け板31に固定する。受け板上面に貼着さ
れる粘着シートには耐久性の点で問題があるので、最終
的な固定は釘打ちにより行うことが好ましい。その後、
隣接する一方の床パネル10の溝部12又はさね部材1
3に他方の床パネル10のさね部材13又は溝部12を
嵌合しながら順次配置し、上記と同様に釘打ちにより床
パネル10を受け板31に固定し、ユニット支持脚によ
り所定の高さレベルに支持された状態に隙間なく床パネ
ルを敷設する。
【0029】このような作業を床パネルごと繰り返し、
部屋の隅など定尺の床パネルが入らない狭い箇所では、
根太ユニット又は際根太を取付後、床パネルを加工し、
寸法を合わせて、適宜にユニット支持脚を配置して床パ
ネルを全体に敷き詰める。なお、施工現場においても、
切断した床パネルの溝加工及びさね部材の取付けは、図
4に関して説明したような操作で簡単に行うことができ
る。また、床パネルの伸び代を考慮して、部屋壁又は間
仕切り2に隣接する床パネルの辺縁部は、部屋壁又は間
仕切りとの間に若干の隙間をあけて配置する。
【0030】図13は本発明の置床工法において用いる
上下調節可能な支持脚を有する根太ユニットの一例を示
している。図13は根太ユニットの1本の構造を示して
おり、この根太ユニット40は、木材またはその他の材
質からなる横長の根太材41の離間した少なくとも2個
所に縦方向に貫通孔42をあけ、この貫通孔42の下部
に鍔付ナット43を嵌合、固定し、このナット43に支
持ボルト(支持脚)44の上端部を螺合する。支持ボル
ト44の下端は、必要に応じて、前記ユニット支持脚と
同様に充分な強度を有するゴム製台座45に回動自在に
取り付ける。あるいはゴム製台座を取り付けないものを
用いることもできる。支持ボルト44の上端面には、前
記図9に示すユニット支持脚の支持ボルトと同様にマイ
ナス溝(図示せず)が設けてある。従って、貫通孔42
上部より回転用工具先端を挿入して上記マイナス溝に嵌
め込み、支持ボルト44を回転させることにより、根太
材41の上面を所望の高さレベルに調節することができ
る。
【0031】他の根太ユニットとしては、前記のように
根太材に上下調節可能に支持脚を直接取り付ける方式と
は異なり、側壁部にねじ穴が形成された支持脚受け部を
有するL字形受け部材と、少なくとも上端部に上記ねじ
穴に螺合されるねじ部が設けられた支持脚部材とからな
る根太受金具を用いるものがあり、例えば図14に示す
ように、側壁48a外面に、ねじ孔50aが形成された
支持脚受け部49aを有するL字形受け部材47aと、
外周面にねじが切られかつ上端面に高さ調整用溝53が
設けられた支持ボルト52と該支持ボルト52の下端部
に回動自在に取り付けられた台座54とからなる支持脚
部材51とから構成される根太受金具46aを用い、こ
れによって横長の根太材55を支持する方式である。一
方、図15はL字形受け部材の他の例を示す。この根太
受金具46bのL字形受け部材47bにおいては、側壁
部48bの間から外方に突出した突出部56に例えば絞
り出し成型法などにより円筒状の支持脚受け部49bが
成型され、その後支持脚受け部49bの内周にねじ切り
が行われてねじ孔50bが形成されている。いずれの根
太受け金具においても、支持ボルトを回転させることに
よってL字形受け部材の高さ調整を行うことができる。
また、L字形受け部材と根太材との固定は、釘やビス又
は接着剤など適当な手段によって行うことができる。
【0032】前記のような根太ユニットの根太材の壁ま
たは間仕切りへの固定は、釘やビス又は接着剤など適当
な手段によって行うことができる。床軋み音対策又は床
衝撃音対策のためには、壁又は間仕切り2と根太ユニッ
ト40の根太材41との間に発泡性樹脂や柔軟性樹脂等
の緩衝材を介在させることが好ましい。根太ユニットの
根太材と緩衝材と壁又は間仕切りとの間の固定は、緩衝
材の両面に接着剤を塗布したり、あるいは釘又はビスに
よって行うこともできるが、最も簡便には緩衝材として
両面粘着シートを用いることが好適である。このよう
に、根太材と壁又は間仕切りとの間に緩衝材を介在させ
ることによって、床の軋み音をさらに低減することがで
きる。また、床緩衝音、振動の壁からの伝播を遮断、緩
衝することができる。なお、本発明の置床工法において
は、前記のような根太ユニットだけでなく、従来の際根
太施工、すなわち壁又は間仕切りの所定の床高の位置に
際根太を釘等で固定し、次いでこの際根太を支持するた
めの束を適当な間隔で基礎床(コンクリートスラブ)と
際根太との間に挿入し、その後、釘等により際根太と束
を固定する施工法も採用できる。
【0033】次に、本発明の置床工法の具体的な施工例
について説明する。図16に示す施工例においては、図
7及び図8に示す床パネル10c及び図9に示すユニッ
ト支持脚20を用いている。まず、既に図1に関連して
説明したように、壁又は間仕切りに隣接する床パネル1
0cの一辺は根太ユニット又は際根太に載置、固定す
る。次いで、この床パネル10cの他方の縁部を、基礎
床1の床面上に所定のピッチで配置されたユニット支持
脚20の受け板31上面にレベル調整用ナット29の上
端部が露出するように載置し、かつ上記受け板31上面
の粘着シート35により仮固定した後、釘が露出しない
ように床パネル10cのさね部材13の上部から釘打ち
し、床パネル10cとそのさね部材13及びユニット支
持脚20の受け板31を釘60により一緒に強固に固定
する。次いで必要に応じて、受け板31の挿入孔32の
上方からドライバー等の回転用工具の先端を挿入し、支
持ボルト頂端面に形成された溝部28に嵌め込んで支持
ボルト23を回転させることにより、床面レベルを所定
の高さレベルに調整した後、上記レベル調整用ナット2
9の上端部から接着剤を注入してレベル調整用ナット2
9とそれに螺合されている支持ボルト23上端部を固着
し、次いで、このようにユニット支持脚20の受け板3
1上面に固定された床パネル10cの端面のさね部材1
3に他の床パネル10cの溝部12を嵌合すると共に、
その縁部をユニット支持脚20の受け板31上面に粘着
シート35により固定する。その後、この床パネルの他
方の縁部を別のユニット支持脚に載置し、前記と同様に
釘打ちによる固定、床面レベルの調整及び接着剤注入を
行う。このような工程を順次繰り返し、ユニット支持脚
20により所定の高さレベルに支持された状態に床パネ
ル10cを敷設する。
【0034】図17は、敷設される床パネル10cの継
目部分がユニット支持脚20の受け板31のほぼ中心線
上に位置するように、すなわち、床パネル10cの縁部
がユニット支持脚20の受け板31上面にレベル調整用
ナット29の上端部が部分的に露出するように載置され
る施工例を示しており、その施工方法は基本的には前記
図16に示す施工例と同様である。しかしながら、図1
7に示す施工例では、レベル調整用ナット29の上端部
が部分的に露出されているため、接着剤の注入には支障
はないが、その上方からドライバー等の回転用工具先端
を挿入し、支持ボルト20頂端面の溝部28に嵌め込む
ことは困難である。従って、この施工例においては、例
えば支持ボルト23にナット61を螺合し、適当な位置
(図示の例ではフランジ部24上部)に加締め、溶接等
により固定し、ユニット支持脚の側方からスパナ等によ
り上記ナット61及びそれが固定された支持ボルト23
を回転させ、床面レベルの調整を行う必要がある。な
お、上記のようなナット61に代えて、フランジ部24
を角形にしてこの部分をスパナ等で回転させるようにし
たり、あるいは予め角形部分を支持ボルト23に一体成
形しておくこともできる。
【0035】図18は、前記図16に示す施工例で用い
たのと同じユニット支持脚20及び図5に示す床パネル
10aを用いているが、ユニット支持脚20により支持
されるように予め薄いレベル調整用下地材62を敷設し
てその高さレベルを調整した後、床パネル10aを敷設
する施工例を示している。すなわち、基礎床1の床面上
にユニット支持脚20を所定のピッチで配置した後、薄
いレベル調整用下地材62をその縁部が上記ユニット支
持脚20により支持されるように、かつ支持ボルト23
の上端面が露出するような所定の間隙を介して配置し、
受け板31上面の粘着シート35により固定する。次い
で、受け板31の挿入孔32の上方からドライバー等の
回転用工具の先端を挿入して支持ボルト頂端面の溝部2
8に嵌め込み、支持ボルト23を回転させてレベル調整
用下地材62を所定の高さレベルに調整した後、レベル
調整用ナット29の上端部から接着剤を注入してレベル
調整用ナット29とそれに螺合されている支持ボルト2
3上端部を固着する。次いで、このように敷設されたレ
ベル調整用下地材62の上に、床パネル10aを、隣接
する一方の床パネル10aのさね部材13又は溝部12
に他方の床パネル10aの溝部12又はさね部材13を
嵌合しながら順次敷設する。なお、床パネル10aを順
次敷設する際に、床パネル10aのさね部材13の上部
から釘打ちし、床パネル10aとそのさね部材13及び
ユニット支持脚20の受け板31あるいはさらにレベル
調整用下地材62を一緒に強固に固定することもでき
る。
【0036】上記レベル調整用下地材62としては、敷
設する床パネルのサイズより僅かに小さなサイズ(敷設
する際に支持ボルト23の直径と同等又はそれよりも若
干大きな所定の間隙を開けられるようなサイズ)のパネ
ル材を用いることもできるし、あるいは根太施工と同じ
ような施工を行える細長い板材を用いることもでき、こ
の場合、敷設面積全体にユニット支持脚により支持して
レベル調整用下地材を全体的に施工した後、全体的にレ
ベル調整を行うことができ、レベル調整の精度及び施工
性が向上する。
【0037】前記した施工例ではいずれも床パネル表面
に仕上げ材が貼着され、床下地パネルとしての機能と床
仕上げ材としての機能を兼ね備えた床パネルを用いた
が、図19及び図20は床パネルと仕上げ材を別体と
し、床パネルを全体的に敷設した後に床面レベルを調整
できる施工例を示している。すなわち、図19及び図2
0に示す施工例では、四辺の各端面に長手方向に沿って
溝部12が形成された矩形のパーティクルボード11
の、直交する一対の端面の上記溝部12にさね部材13
が固着されていると共に、縁部にユニット支持脚20の
配置ピッチと対応する間隔をあけて、支持ボルトの直径
と略等しいかそれよりも大きい寸法の切欠き部分18を
設けた床パネル10dを用いる。まず、基礎床1の床面
上に前記ユニット支持脚20を所定のピッチで配置し、
上記床パネル10dを、上記切欠き部分18がユニット
支持脚20の支持ボルト23と整合するようにその縁部
所定箇所をユニット支持脚20の受け板31上面に粘着
シート35により仮固定する。次いで、床パネル10d
のさね部材13の上部から釘打ちし、床パネル10dと
そのさね部材13及びユニット支持脚の受け板31を釘
60により一緒に固定する。その後、ユニット支持脚2
0の受け板31上面に固定された床パネル10dの端面
のさね部材13に他の床パネル10dの溝部を嵌合する
と共に、その縁部をユニット支持脚20の受け板31上
面に粘着シート35により固定する。このような操作を
順次繰り返し、全体的に床パネル10dを敷設した後、
ドライバー等の回転用工具先端を上記床パネル10dの
対向する一対の切欠き部分18、18により形成される
孔から挿入して支持ボルト頂端面の溝部28に嵌め込
み、支持ボルト23を回転させて高さレベルを調整した
後、レベル調整用ナット29の上端部から接着剤を注入
してレベル調整用ナット29とそれに螺合されている支
持ボルト23上端部を固着する。その後、上記床パネル
10dの対向する一対の切欠き部分18により形成され
る孔にこれと略等しい大きさの埋込部材を埋め込むと共
に仕上げ材を覆設する。
【0038】図19に示す施工例では、仕上げ材14a
の下面に所定のピッチで突設された埋込部材19aが一
体成形されており、仕上げ材14aの敷設と同時に上記
床パネル10dの切欠き部分18により形成される孔へ
の埋込部材19aの埋込みも行われる。これに対して、
図20に示す施工例では、仕上げ材14bと埋込部材1
9bは別体であり、床パネル10dの切欠き部分18に
より形成される孔全てに埋込部材19bを埋め込んだ
後、仕上げ材14bを敷設する。なお、仕上げ材と埋込
部材を一体成形する場合には、その素材としてはポリ塩
化ビニルなどの合成樹脂が好ましい。このような埋込部
材を一体化した仕上げ材を用いる場合には、それによっ
て床パネルが動かないように固定する効果もあるので、
前記したような釘打ちによる床パネルと受け板の固定は
省略することも可能である。また、上記のような切欠き
に代えて、床パネルの辺縁部に孔を形成することもでき
る。
【0039】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記した実施例に限定されるものでは
なく、種々の設計変更が可能である。また、図1では各
床パネルを平行に敷設した配置形態が示されているが、
種々の配置形態が可能であり、例えば千鳥状に配列する
こともできる。さらに、比較的小さなサイズの床パネル
の場合には、その長手方向両側縁部数箇所をユニット支
持脚により支持する配置形態でよいが、比較的幅広の床
パネルの場合には、その両側縁部のみでなく、短辺中心
部及び該短辺中心部を結ぶ床パネル中心線上数箇所もユ
ニット支持脚により支持するような配置形態が好まし
い。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明の床パネル及びそ
れを用いた乾式置床工法によれば、敷設された隣接する
床パネル間に隙間を生ずることがなく、しかもその表面
を連続した一様なレベルの面とすることができる。ま
た、本発明の床パネルは、床パネル自体とさね部材を別
体とし、床パネル端面に形成した溝部に例えば硬質のプ
ラスチック製さね部材を嵌め込み、接着剤等により固着
したものであるため、さね部自体を極めて高強度の安定
した構造とすることができ、特に剪断応力に対して極め
て優れた耐性を有する構造となり、歩行による繰り返し
荷重が掛かっても充分な耐性を有し、極めて長期間にわ
たって連続した一様な床面レベルを維持できる。その結
果、従来の二重床のように歩行の度に床パネル間に段差
が生じ、安定性が悪くなると共にその段差を足の裏で感
ずることにより違和感を生じるといった問題や、軋み音
を生じるといった問題を解消できる。また、従来の施工
方法のように捨て張り合板を張る必要もなく、さらに、
パーティクルボードの表面に突板、化粧溝加工を施した
突板、合成樹脂シート、カーペット等の仕上げ材を貼着
したり、表面に仕上げ塗装を施すことにより、床下地パ
ネルとしての機能と床仕上げ材としての機能を兼備した
床パネルとすることができ、従来のように捨て張り合板
や木質仕上げ材の施工を省略でき、その分、材料費を節
約でき、また施工を効率化、簡略化できる。その結果、
施工費の低減、工期の短縮が可能となる。本発明の他の
効果、及び前記した具体的態様による効果は、前記した
ところから既に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床パネルを用いた置床工法の施工例を
示す部分断面斜視図である。
【図2】本発明の床パネルの一実施例を示す平面図であ
る。
【図3】図2に示す床パネルの断面図である。
【図4】図2に示す床パネルの製造工程を示す部分破断
斜視図である。
【図5】本発明の床パネルの他の実施例を示す断面図で
ある。
【図6】本発明の床パネルの別の実施例を示す断面図で
ある。
【図7】本発明の床パネルのさらに別の実施例を示す断
面図である。
【図8】図7に示す床パネルの平面図である。
【図9】本発明の乾式置床工法に用いるユニット支持脚
の一例の部分断面側面図である。
【図10】ユニット支持脚に用いるレベル調整用ナット
の一例を示す平面図である。
【図11】本発明の乾式置床工法に用いるユニット支持
脚の他の例の部分断面側面図である。
【図12】本発明の乾式置床工法に用いるユニット支持
脚のさらに他の例の部分断面側面図である。
【図13】本発明の乾式置床工法に用いる根太ユニット
の一例の部分破断斜視図である。
【図14】本発明の乾式置床工法に用いる根太受金具の
一例を示す分解斜視図である。
【図15】根太受金具のL字形受け部材の他の例を示す
斜視図である。
【図16】本発明の乾式置床工法の他の施工例を示す部
分断面側面図である。
【図17】本発明の乾式置床工法のさらに他の施工例を
示す部分断面側面図である。
【図18】本発明の乾式置床工法の別の施工例を示す部
分断面側面図である。
【図19】本発明の乾式置床工法のさらに別の施工例を
示す部分断面側面図である。
【図20】本発明の乾式置床工法のさらに別の施工例を
示す部分断面側面図である。
【符号の説明】
1 基礎床、2 壁又は間仕切り、10、10a、10
b、10c、10d 床パネル、11 パーティクルボ
ード、12 溝部、13 さね部材、14 仕上げ材、
15 テーパー面、16 突板、17 化粧溝、18
切欠き部分、19a、19b 埋込部材、20、20
a、20b ユニット支持脚、21、21a、21b
接床基台、23、23a、23b 支持ボルト、29
レベル調節用ナット、30 支持部、31 受け板、3
5 両面粘着シート、36 空気室、37 溝、40
根太ユニット、41 根太材、43 鍔付ナット、44
支持ボルト、45 ゴム製台座、46a、46b 根
太受金具、47a、47b L字形受け部材、48a、
48b 側壁、49a、49b 支持脚受け部、51支
持脚部材、55 根太材、60 釘、61 ナット、6
2 レベル調整用下地材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四辺の各端面に長手方向に沿って溝部が
    形成された矩形のパーティクルボードの、直交する一対
    の端面の上記溝部にさね部材が固着されてなることを特
    徴とする床パネル。
  2. 【請求項2】 前記さね部材が断面略楕円形で硬質のプ
    ラスチックから形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の床パネル。
  3. 【請求項3】 前記パーティクルボードの表面に突板、
    化粧溝加工が施された突板、合成樹脂シート及びカーペ
    ットからなる群から選ばれた仕上げ材が貼着されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の床パネル。
  4. 【請求項4】 前記パーティクルボードの表面に仕上げ
    塗装が施されていることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか一項に記載の床パネル。
  5. 【請求項5】 ユニット支持脚群と床パネル群とを組み
    合わせて行う乾式置床工法であって、上記ユニット支持
    脚として、棒状脚部と該棒状脚部の上端部に上下調節可
    能に装着された受け板とからなり、かつ該受け板の上面
    に粘着層を有するユニット支持脚を用いると共に、上記
    床パネルとして、四辺の各端面に長手方向に沿って溝部
    が形成された矩形のパーティクルボードの、直交する一
    対の端面の上記溝部にさね部材が固着されてなる床パネ
    ルを用い、基礎床の床面上に上記ユニット支持脚を所定
    のピッチで配置し、上記床パネルを、その縁部所定箇所
    が上記ユニット支持脚により支持され、かつ上記受け板
    上面の粘着層により固定されるように、隣接する一方の
    床パネルの溝部又はさね部材に他方の床パネルのさね部
    材又は溝部を嵌合しながら順次配置し、ユニット支持脚
    により所定の高さレベルに支持された状態に床パネルを
    敷設することを特徴とする乾式置床工法。
  6. 【請求項6】 ユニット支持脚群と床パネル群とを組み
    合わせて行う乾式置床工法であって、上記ユニット支持
    脚として、略中央部の挿入孔に嵌合されたレベル調整用
    ナットを有し、かつ上面に粘着層を有する受け板と、接
    床基台と該接床基台に回動自在に立設された支持ボルト
    とからなる棒状脚部とから構成されるユニット支持脚を
    用いると共に、上記床パネルとして、四辺の各端面に長
    手方向に沿って溝部が形成された矩形のパーティクルボ
    ードの、直交する一対の端面の上記溝部にさね部材が固
    着されてなる床パネルを用い、基礎床の床面上に上記ユ
    ニット支持脚を所定のピッチで配置し、上記床パネル
    を、その縁部所定箇所を上記ユニット支持脚の受け板上
    面にレベル調整用ナットの上端部が少なくとも部分的に
    露出するように載置し、かつ上記受け板上面の粘着層に
    より固定し、支持ボルトを回転させて所定の高さレベル
    に調整した後、上記レベル調整用ナットの上端部から接
    着剤を注入してレベル調整用ナットとそれに螺合されて
    いる支持ボルト上端部を固着し、次いでこのようにユニ
    ット支持脚の受け板上面に固定された床パネルの端面の
    溝部又はさね部材に他の床パネルのさね部材又は溝部を
    嵌合すると共にユニット支持脚の受け板上面に粘着層に
    より固定する工程を順次繰り返し、ユニット支持脚によ
    り所定の高さレベルに支持された状態に床パネルを敷設
    することを特徴とする乾式置床工法。
  7. 【請求項7】 ユニット支持脚群と床パネル群とを組み
    合わせて行う乾式置床工法であって、上記ユニット支持
    脚として、略中央部の挿入孔に嵌合されたレベル調整用
    ナットを有し、かつ上面に粘着層を有する受け板と、接
    床基台と該接床基台に回動自在に立設された支持ボルト
    とからなる棒状脚部とから構成されるユニット支持脚を
    用いると共に、上記床パネルとして、四辺の各端面に長
    手方向に沿って溝部が形成された矩形のパーティクルボ
    ードの、直交する一対の端面の上記溝部にさね部材が固
    着されてなる床パネルを用い、基礎床の床面上に上記ユ
    ニット支持脚を所定のピッチで配置し、薄いレベル調整
    用下地材を上記ユニット支持脚により支持されるよう
    に、かつ支持ボルト上端面が露出するような所定の間隙
    を介して配置し、上記受け板上面の粘着層により固定
    し、支持ボルトを回転させてレベル調整用下地材を所定
    の高さレベルに調整した後、上記レベル調整用ナットの
    上端部から接着剤を注入してレベル調整用ナットとそれ
    に螺合されている支持ボルト上端部を固着し、次いでこ
    のように敷設されたレベル調整用下地材の上に、床パネ
    ルを、隣接する一方の床パネルの溝部又はさね部材に他
    方の床パネルのさね部材又は溝部を嵌合しながら順次敷
    設することを特徴とする乾式置床工法。
  8. 【請求項8】 前記床パネルが、パーティクルボードの
    直交する一対の端面の溝部に断面略楕円形の硬質プラス
    チック製のさね部材が固着されており、かつ表面に突
    板、化粧溝加工が施された突板、合成樹脂シート及びカ
    ーペットからなる群から選ばれた仕上げ材が貼着されて
    いる床パネルであることを特徴とする請求項5乃至7の
    いずれか一項に記載の乾式置床工法。
  9. 【請求項9】 ユニット支持脚群と床パネル群とを組み
    合わせて行う乾式置床工法であって、上記ユニット支持
    脚として、略中央部の挿入孔に嵌合されたレベル調整用
    ナットを有し、かつ上面に粘着層を有する受け板と、接
    床基台と該接床基台に回転自在に立設され、かつ上端面
    に溝部を有する支持ボルトとからなる棒状脚部とから構
    成されるユニット支持脚を用いると共に、上記床パネル
    として、四辺の各端面に長手方向に沿って溝部が形成さ
    れた矩形のパーティクルボードの、直交する一対の端面
    の上記溝部にさね部材が固着されており、かつ縁部にユ
    ニット支持脚の配置ピッチと対応する間隔をあけて、支
    持ボルトの直径と略等しいか大きい寸法の孔又は切欠き
    部分を設けた床パネルを用い、基礎床の床面上に上記ユ
    ニット支持脚を所定のピッチで配置し、上記床パネル
    を、上記孔又は切欠き部分がユニット支持脚の支持ボル
    トと整合するようにその縁部所定箇所がユニット支持脚
    により支持され、かつ上記受け板上面の粘着層により固
    定されるように、隣接する一方の床パネルの溝部又はさ
    ね部材に他方の床パネルのさね部材又は溝部を嵌合しな
    がら順次配置し、支持ボルトを回転させて高さレベルを
    調整した後、上記レベル調整用ナットの上端部から接着
    剤を注入してレベル調整用ナットとそれに螺合されてい
    る支持ボルト上端部を固着し、次いで上記床パネルの孔
    又は切欠き部分にこれと略等しい大きさの埋込部材を埋
    め込むと共に仕上げ材を覆設することを特徴とする乾式
    置床工法。
  10. 【請求項10】 前記埋込部材が仕上げ材と一体に形成
    されていることを特徴とする請求項9に記載の乾式置床
    工法。
  11. 【請求項11】 前記床パネルはユニット支持脚の受け
    板に釘止めされることを特徴とする請求項5乃至10の
    いずれか一項に記載の乾式置床工法。
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