JPH0825956A - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
- Publication number
- JPH0825956A JPH0825956A JP18518194A JP18518194A JPH0825956A JP H0825956 A JPH0825956 A JP H0825956A JP 18518194 A JP18518194 A JP 18518194A JP 18518194 A JP18518194 A JP 18518194A JP H0825956 A JPH0825956 A JP H0825956A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- deodorizer
- aromatic
- air
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 悪臭や異臭を伴う調和空気が車室内に吹き出
されるのを防止する。 【構成】 吹出口40に脱臭フィルタ又は芳香剤43を内蔵
した脱臭器又は芳香器42を着脱自在に取り付ける。
されるのを防止する。 【構成】 吹出口40に脱臭フィルタ又は芳香剤43を内蔵
した脱臭器又は芳香器42を着脱自在に取り付ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空気調和装置に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の車両用空気調和装置の１例が図２
に示されている。車両21に搭載された空気調和装置20の
ケーシング22内にはブロア23、エバポレータ24、ヒータ
25、エアミックスダンパ26、吹出モード切換ダンパ27、
28、内外気切換ダンパ29等が内蔵されている。
に示されている。車両21に搭載された空気調和装置20の
ケーシング22内にはブロア23、エバポレータ24、ヒータ
25、エアミックスダンパ26、吹出モード切換ダンパ27、
28、内外気切換ダンパ29等が内蔵されている。
【０００３】この空気調和装置20の運転時、走行用エン
ジン37から電磁クラッチ38を介して圧縮機39が駆動され
ると、圧縮機39から吐出されたガス冷媒がコンデンサ40
に入り、ここでコンデンサフアン43によって送風される
外気に放熱することによって凝縮液化する。この液冷媒
はレシーバ41に入りここで未凝縮ガス冷媒を分離した
後、膨張弁42に入りここで断熱膨張する。次いで、この
冷媒はエバポレータ24に入りここで蒸発気化した後、圧
縮機39に戻る。
ジン37から電磁クラッチ38を介して圧縮機39が駆動され
ると、圧縮機39から吐出されたガス冷媒がコンデンサ40
に入り、ここでコンデンサフアン43によって送風される
外気に放熱することによって凝縮液化する。この液冷媒
はレシーバ41に入りここで未凝縮ガス冷媒を分離した
後、膨張弁42に入りここで断熱膨張する。次いで、この
冷媒はエバポレータ24に入りここで蒸発気化した後、圧
縮機39に戻る。
【０００４】また、走行用エンジン37を冷却することに
よって昇温したエンジン冷却水はヒータ25を流過するこ
とによって降温した後、走行用エンジン37に戻る。
よって昇温したエンジン冷却水はヒータ25を流過するこ
とによって降温した後、走行用エンジン37に戻る。
【０００５】一方、ブロア23が回転すると、内外気切換
ダンパ29を切り換えることによって選択された外気吸入
口34又は内気吸入口35から外気又は車室内空気がケーシ
ング22内に吸入され、ブロア23で付勢された後、エバポ
レータ24を流過することによって冷却される。
ダンパ29を切り換えることによって選択された外気吸入
口34又は内気吸入口35から外気又は車室内空気がケーシ
ング22内に吸入され、ブロア23で付勢された後、エバポ
レータ24を流過することによって冷却される。
【０００６】エバポレータ24で冷却された空気はエアミ
ックスダンパ26によって分流され、その一部はヒータ25
を流過する過程でこのヒータ25内を循環するエンジン冷
却水と熱交換することによって昇温した後、ヒータ25を
バイパスした残部の空気と混合して所定温度の調和空気
となる。この調和空気は吹出モード切換ダンパ27、28を
切り換えることによって選択されたフェイス吹出口31、
デフロスト吹出口32、フート吹出口33から車室35内に吹
き出される。
ックスダンパ26によって分流され、その一部はヒータ25
を流過する過程でこのヒータ25内を循環するエンジン冷
却水と熱交換することによって昇温した後、ヒータ25を
バイパスした残部の空気と混合して所定温度の調和空気
となる。この調和空気は吹出モード切換ダンパ27、28を
切り換えることによって選択されたフェイス吹出口31、
デフロスト吹出口32、フート吹出口33から車室35内に吹
き出される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両用空気
調和装置20においては、その運転開始時、エバポレータ
24の表面に付着したかび、塵埃等に起因する悪臭や異
臭、所謂冷房臭を伴った調和空気が車室35内に吹き出さ
れる場合があった。また、外気モード時、悪臭や異臭を
伴った外気が外気吸入口34からケーシング22内に吸い込
まれ、これが車室35内に吹き出される場合があった。
調和装置20においては、その運転開始時、エバポレータ
24の表面に付着したかび、塵埃等に起因する悪臭や異
臭、所謂冷房臭を伴った調和空気が車室35内に吹き出さ
れる場合があった。また、外気モード時、悪臭や異臭を
伴った外気が外気吸入口34からケーシング22内に吸い込
まれ、これが車室35内に吹き出される場合があった。
【０００８】これに対処するため、乗員がスイッチや押
ぼたんを操作することによってエバポレータ24に脱臭又
は芳香液を噴霧するようにしたものが提案されたが、こ
れは噴霧操作が面倒であるのみならず脱臭又は芳香液の
補給に手間が掛かるという問題があった。
ぼたんを操作することによってエバポレータ24に脱臭又
は芳香液を噴霧するようにしたものが提案されたが、こ
れは噴霧操作が面倒であるのみならず脱臭又は芳香液の
補給に手間が掛かるという問題があった。
【０００９】また、エバポレータ24の上流側に脱臭フィ
ルタを設置したものが提案されたが、これは脱臭フィル
タの交換に手間が掛かるという問題があった。
ルタを設置したものが提案されたが、これは脱臭フィル
タの交換に手間が掛かるという問題があった。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その特徴とすると
ころは、吹出口に脱臭フィルタ又は芳香剤を内蔵する脱
臭器又は芳香器を着脱自在に設置したことにある。
するために発明されたものであって、その特徴とすると
ころは、吹出口に脱臭フィルタ又は芳香剤を内蔵する脱
臭器又は芳香器を着脱自在に設置したことにある。
【００１１】上記脱臭器又は芳香器は吹出口のルーバに
着脱自在に係止することができる。
着脱自在に係止することができる。
【００１２】
【作用】本発明においては、吹出口から流出した調和空
気は脱臭器又は芳香器を流過する過程で脱臭フィルタ又
は芳香剤と接触することによって脱臭され又は芳香を付
与された後、車室内に吹き出される。
気は脱臭器又は芳香器を流過する過程で脱臭フィルタ又
は芳香剤と接触することによって脱臭され又は芳香を付
与された後、車室内に吹き出される。
【００１３】
【実施例】本発明の第１の実施例が図１に示されてい
る。図１において、40はインストルメントパネル41の中
央に形成されたフエイス吹出口、42はデオドラントフィ
ルタ、即ち、活性炭フィルタ等からなる脱臭フィルタ又
は芳香剤43を内蔵する脱臭器又は芳香器である。
る。図１において、40はインストルメントパネル41の中
央に形成されたフエイス吹出口、42はデオドラントフィ
ルタ、即ち、活性炭フィルタ等からなる脱臭フィルタ又
は芳香剤43を内蔵する脱臭器又は芳香器である。
【００１４】この脱臭器又は芳香器の前面及び裏面には
多数のスリット44が形成され、裏面から後方に突出する
爪45を吹出口40に設けられたルーバ46に係止することに
よって吹出口40に着脱自在に取り付けられる。
多数のスリット44が形成され、裏面から後方に突出する
爪45を吹出口40に設けられたルーバ46に係止することに
よって吹出口40に着脱自在に取り付けられる。
【００１５】しかして、吹出口40から流出した調和空気
は脱臭器又は芳香器42を流過する過程でその内部の脱臭
フィルタ又は芳香剤43と接触することによって脱臭又は
芳香を付与され、この状態で車室内に吹き出される。
は脱臭器又は芳香器42を流過する過程でその内部の脱臭
フィルタ又は芳香剤43と接触することによって脱臭又は
芳香を付与され、この状態で車室内に吹き出される。
【００１６】
【発明の効果】本発明においては、吹出口から流出した
調和空気は脱臭器又は芳香器を流過する過程でその内部
の脱臭フィルタ又は芳香剤と接触することによって脱臭
され又は芳香を付与された状態で室内に吹き出されるの
で、所謂冷房臭のみならず外気吸入口から吸込まれた外
気の異臭や悪臭に基づく乗員の不快感を未然に防止しう
る。
調和空気は脱臭器又は芳香器を流過する過程でその内部
の脱臭フィルタ又は芳香剤と接触することによって脱臭
され又は芳香を付与された状態で室内に吹き出されるの
で、所謂冷房臭のみならず外気吸入口から吸込まれた外
気の異臭や悪臭に基づく乗員の不快感を未然に防止しう
る。
【００１７】また、脱臭器又は芳香器は吹出口に設置さ
れているので、車室内に吹き出される直前で調和空気の
異臭や悪臭を効率良く除去できる。
れているので、車室内に吹き出される直前で調和空気の
異臭や悪臭を効率良く除去できる。
【００１８】更に、脱臭器又は芳香器は吹出口に着脱自
在に設置されているので、容易に着脱することができ、
従って、脱臭フィルタ又は芳香剤の交換を容易に行うこ
とができる。
在に設置されているので、容易に着脱することができ、
従って、脱臭フィルタ又は芳香剤の交換を容易に行うこ
とができる。
【図１】本発明の１実施例を示す斜視図である。
【図２】従来の車両用空気調和装置の略示的構成図であ
る。
る。
【符号の説明】 40 吹出口 46 ルーバ 42 脱臭又は芳香器 43 脱臭フィルタ又は芳香剤 45 爪
Claims (2)
- 【請求項１】 調和空気を吹出口より車室内に吹き出す
車両用空気調和装置において、上記吹出口に脱臭フィル
タ又は芳香剤を内蔵する脱臭器又は芳香器を着脱自在に
設置したことを特徴とする車両用空気調和装置。 - 【請求項２】 上記脱臭器又は芳香器を上記吹出口のル
ーバに着脱自在に係止したことを特徴とする請求項１記
載の車両用空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18518194A JPH0825956A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18518194A JPH0825956A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 車両用空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0825956A true JPH0825956A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16166265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18518194A Pending JPH0825956A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0825956A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003129994A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-05-08 | Denso Corp | 車両用送風装置 |
| WO2012173384A2 (ko) * | 2011-06-13 | 2012-12-20 | Lee You Taek | 자동차의 에어컨 필터 장착용 탈취 장치 |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP18518194A patent/JPH0825956A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003129994A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-05-08 | Denso Corp | 車両用送風装置 |
| WO2012173384A2 (ko) * | 2011-06-13 | 2012-12-20 | Lee You Taek | 자동차의 에어컨 필터 장착용 탈취 장치 |
| WO2012173384A3 (ko) * | 2011-06-13 | 2013-03-14 | Lee You Taek | 자동차의 에어컨 필터 장착용 탈취 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020423 |