JPH03200419A - 自動車の空気調和装置 - Google Patents

自動車の空気調和装置

Info

Publication number
JPH03200419A
JPH03200419A JP34044389A JP34044389A JPH03200419A JP H03200419 A JPH03200419 A JP H03200419A JP 34044389 A JP34044389 A JP 34044389A JP 34044389 A JP34044389 A JP 34044389A JP H03200419 A JPH03200419 A JP H03200419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaporator
fragrance
rate
change
surface temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34044389A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Doi
重紀 土井
Shigeru Yagi
茂 八木
Shintaro Hosoda
細田 真太郎
Kaoru Inoue
井野上 薫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP34044389A priority Critical patent/JPH03200419A/ja
Publication of JPH03200419A publication Critical patent/JPH03200419A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は自動車の空気調和装置に係り、詳しくは、エバ
ポレータから出る不快臭を消去するための芳香を発生さ
せるようにした自動車の空気調和装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、自動車に設けられる空調システムには、快適性の
向上を図るために、車室内の空気を浄化する空気清浄装
置を組み込んだものがある。その空気清浄装置は、多く
の場合、空調装置とは別に、例えば車室の後方に配置さ
れていた。しかし、空調装置から離れた位置に空気清浄
装置を配置すると、独自のプロアユニットやダクトを必
要とし、重量増やコスト高となり、また占有スペースが
大となり、車室内やトランクルームのスペースが制約さ
れる等の問題があった。このようなことから、実開昭6
1−153616号公報には、空気清浄装置をクーラ用
エバポレータの直下流位置に配置した空調調和装置が提
案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、快適性の追求という観点から、空調システム
を再検討すると、エバポレータから特定の条件下で過渡
的に発生する黴臭い不快臭に悩まされることがある。こ
のような不快臭は、例えばエバポレータを作動させた直
後、あるいは作動を停止させた直後等に経時的に発生す
ることが多い。
しかし、上述したような従来の空調システムに設けられ
ている空気清浄装置では、エバポレータから発生するこ
の種の不快臭を充分に消去することはできなかった。そ
れは、空気清浄装置では、脱臭作用を有するものもある
が、主として、塵埃を吸着除去するように構成したもの
が多く、積極的に異臭を打ち消すような機能を具備して
いないからである。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、エバポレー
タから発生する不快臭を積極的に消去できるようにした
自動車の空気調和装置を提供することを課題としている
〔課題を解決するための手段] 本発明の自動車の空気調和装置は、前記課題を解決する
ために、自動車の空調をおこなうためのエバポレータと
、上記エバポレータの表面温度を検出する温度検出手段
と、上記エバポレータの発停を検出する作動検出手段と
、上記エバポレータの下流側の空気流路に設けられ、そ
のエバポレータから出る不快臭を消去する芳香を発生さ
せる芳香発生手段と、前記作動検出手段からの作動検出
信号を受け、前記温度検出手段により検出した上記エバ
ポレータの表面温度に基づき、表面温度の変化率を算出
するとともに、その変化率を予め設定した設定変化率と
比較する変化率比較部を備え、その比較値に応じて上記
芳香発生手段を発停・制御する作動制御手段とを具備し
、上記エバポレータから不快臭が発生する状態が検出さ
れると、上記芳香発生手段から、その不快臭を消去する
芳香を発生させるようにしている。
また、上記作動制御手段には、上記変化率比較部に代え
て、上記エバポレータの表面温度を、予め設定した設定
温度と比較する温度比較部を設けてもよい。
〔作   用] 作動検出手段からのエバポレータの発停検出検出信号を
受けた後、温度検出手段によって検出されるエバポレー
タの表面温度に基づいて、作動制御手段に設けられてい
る変化率比較部で、表面温度の変化率が算出され、その
変化率が、予め設定されている設定変化率と比較され、
エバポレータから不快臭が発生する状態になったことが
検出される。すると、その作動制御手段から芳香発生手
段を作動させる信号が送出され、芳香が発生する。
その芳香が、エバポレータの下流側の空気流路内に導入
され、エバポレータから発生する不快臭を積極的に消去
し、芳香を伴った空調風が車室に送給される。
また、作動検出手段からのエバポレータの発停検出信号
を受けた後、検出したエバポレータの表面温度を、作動
制御手段に設けた温度比較部で、予め設定した設定温度
と比較することによっても、同様に、エバポレータから
不快臭が発生する状態になったことを検出して、そのと
きに芳香発生手段を作動させ、エバポレータからの不快
臭を消去するようにすることができる。
この芳香発生手段が、エバポレータの下流側の空気流路
に対応して配置されているため、車室内やトランクルー
ムのスペースをとることなく、これらの設計上の自由度
が向上する。
〔発明の効果〕
本発明の自動車の空気調和装置は、エバポレータと、そ
のエバポレータの表面温度を検出する温度検出手段と、
そのエバポレータの発停を検出する作動検出手段と、そ
のエバポレータの下流側の空気流路に設けられ、そのエ
バポレータから出る不快臭を消去する芳香を発生させる
芳香発生手段と、上記作動検出手段からの発停検出信号
を受け、前記温度検出手段により検出した上記エバポレ
ータの表面温度に基づいて表面温度の変化率を算出する
とともに、その変化率を予め設定した設定変化率と比較
する変化率比較部を備え、その比較値に応じて上記芳香
発生手段を発停・制御する作動制御手段とを具備してい
るので、エバポレータから不快臭が発生する状態を検出
して、その不快臭を芳香発生手段からの芳香で積極的に
消去し、芳香を含む空調風を車室内に導入して、快適性
を維持向上させることができる。
また、上記作動制御手段に、上記変化率比較部に代えて
、上記エバポレータの表面温度を予め設定した設定温度
と比較する温度比較部を設けても、同様に、エバポレー
タから不快臭が発生するときに、芳香を発生させてその
不快臭を積極的に消去し、芳香を含む空調風を車室内に
導入して、快適性を維持向上させることができる。
さらに、この芳香発生手段をエバポレータの下流側の空
気流路に設けているため、車室内やトランクルームのス
ペースを制約することがなくなり、これらの設計上の自
由度を向上させることができる。
〔実 施 例〕
以下に、本発明をその実施例に基づき詳細に説明する。
本実施例に示す自動車の空気調和装置は、エバポレータ
から発生する不快臭を積極的に消去するようにしたもの
で、以下のように構成される。
本装置は、第1図に示すような空調システム1に適用さ
れ、エバポレータ2の下流側の空気流路3には、そのエ
バポレータ2から発生する不快臭を消去するための芳香
を発生させる芳香発生手段4を設ける一方、エバポレー
タ2の表面温度を検出するための温度検出手段5を、そ
のエバポレータ2に接して設けている。そして、エアコ
ンスイッチ12からの作動信号を受信した後、温度検出
手段5によって検出されたエバポレータ2の表面温度に
基づいて、芳香発生手段4を発停制御する作動制御手段
6が、空調システム1を制御するコントロールユニット
11内に設けられている。すなわち、この作動制御手段
6には、温度検出手段5によって検出されたエバポレー
タ2の表面温度に基づき、表面温度の変化率を算出する
とともに、その変化率を予め設定した設定変化率と比較
する変化率比較部6aが設けられ、その比較値に応じて
作動制御手段6から芳香発生手段4を発停させる制御信
号が送出されるようになっている。なお、エアコンスイ
ッチ12は、エバポレータ2の発停を検出する作動検出
手段として機能し、この検出信号により、作動制御手段
6が作動されるようにしている。
このような構成により、エバポレータ2を作動させたと
きに、たとえエバポレータ2から不快臭が発生しても、
その不快臭が芳香発生手段4から発生する芳香によって
積極的に消去されるため、乗員は、不快臭を感じること
なく、快適性を維持向上させることができる。また、そ
の装置を、エバポレータ2の下流側の空気流路3に対応
して設けているため、従来のように、車室やトランクル
ームのスペースを制約することなく、これらの設計上の
自由度を向上させることもできる。
詳しく説明すると、空調システム1を制御するコントロ
ールユニットの入力側には各種センサやスイッチが、出
力側には各種アクチュエータが接続されている。すなわ
ち、その入力側には、エアコンスイッチ12とイグニッ
ションスイッチ13が、出力側には、エアミックスドア
14,15の開度を調整するエアミックスドアアクチュ
エータ(図示省略)、ヒートドア16、デフドア17、
ヘントドア18の開度を調整するモードアクチュエータ
(図示省略)やプロアユニット21等とともに、芳香発
生手段4が接続されている。なお、図中、22はヒータ
、23はインテークドア、24はヒート吹出口、25は
デフ吹出口、26はベント吹出口である。
芳香発生手段4は、黴臭い不快臭を積極的に消去できる
芳香族の香りを発生させる電源28と、プロアファン2
9と、これらを収納する箱体3゜と、その箱体30の外
側に設けられてプロアファン29を回転駆動させるモー
タ31等よりなり、その箱体30が、ダクト32を介し
て、エバポレータ2の下流側の空気流路3に接続されて
いる。
その箱体30内のプロアファン29を駆動させるモータ
31は、コントロールユニット11内の作動制御手段6
からの信号によって閉作動するリレースイッチ35を介
して電源36と接続されている。このような構成により
、後述するように、作動制御手段6からの信号によって
、モータ31を介してプロアファン29を回転させると
、電源28から出る芳香が空気流路3内に導入され、エ
バポレータ2からの不快臭を積極的に消去して、芳香を
伴う空調風を車室7内に放出できるようになっている。
この芳香発生手段4を作動させるための制御信号を送出
する作動制御手段6に、エバポレータ2の表面温度の検
出信号を送出する温度検出手段5は、サーミスタ等の接
触式のセンサが用いられ、エバポレータ2の放熱部位に
直接取り付けられている。
作動制御手段6は、タイマを内蔵するとともに、温度検
出手段5によって検出されたエバポレータ2の表面温度
に基づき、その表面温度の変化率を算出するとともに、
その変化率を予め設定した設定変化率と比較する変化率
比較部6aを具備し、予め記憶されたプログラムに従い
、以下のような制御動作をおこなう。
まず、イグニッションスイッチ13がオンされて後に、
エアコンスイッチ12がオンされると、エバポレータ2
を機能させるコンプレッサー(図示省略)が起動するが
、このとき、エバポレータ2からほこり臭い薬品臭に似
た不快臭が発生しやすくなる。これは、エバポレータ2
のフィンの表面処理被膜に、水分が付着したときに表面
温度の変化により発生するもので、はぼ始動し始めたと
きに発生することが多い。そこで、このような不快臭が
発生する始動初期の一時期を、第2図に区間Aとしてハ
ツチングで示すように、予め設定して、その間、芳香発
生手段4を作動させて、芳香を発生させるようにしてい
る。すなわち、タイマによる時間カウントに基づいて、
コンプレッサー起動から所定時間1.たけ芳香発生手段
4を作動させる信号を出力するようにしている。この所
定時間L+ は数秒間程度であり、その後はモータ31
を停止させ、過度に芳香を充満させることなく、適度の
快適性が保たれるようにしている。
次に、エアコンスイッチ12もしくはイグニッションス
イッチ13がオフされると、コンプレッサーが停止し、
エバポレータ2の表面温度が上昇を開始して乾き始める
ときに、区間Bで、不快臭が発生することが多い。これ
は、コンプレッサー停止後やや時間をおいて、エバポレ
ータ2のフィンの表面処理被膜に付着した水分が、表面
温度の変化により乾燥し始めるときに発生するもので、
区間Aにおける場合と同様のほこり臭い薬品臭に似た不
快臭である。そこで、温度検出手段5によって検出され
るエバポレータ2の表面温度の変化率が所定の設定変化
率Ta以上の上昇変化を始めると、そのと°きから、数
秒間程度の所定時間t2だけ芳香発生手段4を作動させ
る信号を出力するようにしている。つまり、エアコンス
イッチ12もしくはイグニッションスイッチ13がオフ
されると、温度検出手段5で検出したエバポレータ2の
表面温度が時々刻々上昇変化する状態を、変化率比較部
6aで、表面温度の変化率として算出するとともに、そ
の値を、経験的に確認されている上記所定の設定変化率
Taと比較し、その設定変化率Taを超えると、芳香発
生手段4を作動させるようにしている。
その後、さらに、温度検出手段5によって検出されるエ
バポレータ2の表面温度が最初に安定した横這い状態に
なると、その区間Cにも、エバポレータ2から不快臭が
発生する傾向が認められる。
これは、区間AおよびBで発生した不快臭と異なり、エ
バポレータ2の表面処理被膜に付着した車室内空気に含
まれる低級脂肪酸を主とする体臭成分が、水分の乾燥と
ともに発臭するもので、温度が安定したときに発生する
。そのため、同様に、横這い状態になったときから数秒
間程度の所定時間t3だけ芳香発生手段4を作動させる
ようにしている。この横這い状態は、温度検出手段5で
検出したエバポレータ2の表面温度の変化率が、0とな
ったときに検出される。すなわち、変化率比較部6aで
、算出した表面温度の変化率が設定変化率T0 (=0
)になると、芳香発生手段4を作動させる信号が送出さ
れ、所定時間t3だけ芳香を発生させるようにしている
エバポレータ2の表面温度は、その後、再び上昇して周
囲と同一の温度になるが、それ以後は芳香を発生させず
、適度の快適性を維持できるようにしている。上述した
ような、エバポレータ2の表面温度の変化特性と、それ
に伴う不快臭の発生態様は、エバポレータ2に固有のも
のであり、予め、機種毎にデータを用意して、タイミン
グよく芳香発生手段4を作動させるように、時間1+、
12*  t3および設定変化率Taを設定することが
できる。なお、制御を簡略化するために、芳香発生手段
4を作動させる時間Ll+  t、、telは、律に適
当な値に統−設定してもよい。
以上のように構成される自動車の空気調和装置の制御動
作の好ましい一例について、第1図ないし第3図に基づ
いて説明すると、まず、イグニッションスイッチ13が
オンされている(ステップl、以下31などという)状
態で、エアコンスイッチ12がオンされると(32)、
プロアユニット21が作動して外気または内気を空気流
路3内に導入するとともに、コンプレッサーが作動して
エバポレータ2から冷気が放出される。一方、タイマが
カウントを開始するとともに、芳香発生手段4が作動し
て(33)、芳香が空気流路3内に導入される。その芳
香によってエバポレータ2からの不快臭が積極的に消去
され、芳香を伴った空調風がベント吹出口26から車室
7内に送給される。そのため、車室7内は、不快臭が打
ち消されて爽快窓を感じさせる空調風で満たされ、快適
性が向上する。なお、所定時間T、I経過後(S4)、
エバポレータ20表面温度が充分に冷却されて区間Aを
脱すると、芳香発生手段4は停止しくS5)芳香を伴わ
ない空調風のみが車室7内に導入され、過度な芳香によ
り快適性が損なわれることがないようにしている。
次いで、エアコンスイッチ12もしくはイグニッション
スイッチ13がオフされると(S6)、プロアユニット
21とコンプレッサーが停止するとともに、エバポレー
タ2の表面温度の変化率を算出し始め(S7)、その変
化率が設定変化率Ta以上になると(S8)、タイマが
カウントを開始するとともに、芳香発生手段4が作動し
くS9)、区間Bに示す所定時間t2だけ芳香発生手段
4が作動され、その芳香発生手段4からの芳香によって
エバポレータ2からの不快臭が積極的に消去される。所
定時間t2経過後(SIO)、芳香発生手段4は停止し
く5ll) 、その後、さらに、エバポレータ2の表面
温度が安定すれば(S12)、すなわち、表面温度の変
化率がToになると変化率の算出を停止する(S13)
。そして、タイマが再度カウントを開始するとともに、
芳香発生手段4が作動しく514) 、区間Cに示す所
定時間t3経過後(S15)、芳香発生手段4は停止す
る(316)。
これにより、空調後の車室7内にも不快臭が残らないよ
うにしている。
なお、区間Aにおいても、区間B、Cと同様に、予め不
快臭が発生する表面温度の変化率を求めて変化率比較部
6aに設定し、そのときのエバポレータ2の表面温度の
変化率を、その設定変化率と比較し、設定変化率よりも
大になると、芳香を発生させるようにしてもよい。
このように、本発明の自動車の空気調和装置によれば、
エバポレータから不快臭が発生する状態を、温度検出手
段によって検出したエバポレータの表面温度の変化率や
エアコンスイッチの信号に基づいて的確に把握し、その
ような時期には、エバポレータの下流側に設けた芳香発
生手段から芳香を発生させることにより、積極的に不快
臭を消去し、乗車中のみならず、降車してからち、車室
内を常に清浄感で満たすようにして、快適性の確保に万
全を期すことができる。また、芳香発生手段は、比較的
にコンパクトに形成でき、かつエバポレータの下流側に
対応させて配置しているため、とくにスペースが必要と
される車室やトランクルームの設計上の自由度を向上さ
せることもできる。
第4図および第5図は異なる実施例を示し、作動制御手
段6には、変化率比較部6aに代えて、エバポレータ2
の表面温度を、予め設定した設定温度と比較する温度比
較部6bを設け、エバポレータ2から不快臭が発生する
各区間A、B、Cについて、そのときのエバポレータ2
の表面温度を、その温度比較部6bで設定温度と比較す
ることにより検出して芳香発生手段4を作動させるよう
にしたものである。前述したように、エバポレータ2か
ら不快臭が発生する各区間A、B、Cの領域については
、温度変化と密接に関係するが、さらに、そのときのエ
バポレータ2の表面温度との関係も認められる。つまり
、上記の各区間A、B。
Cの始点を、エバポレータ2の表面温度と対応させて、
各機種毎に固有の値として求めることができる。したが
って、例えば、区間人にあっては、その始点の温度の上
限値を第1の設定温度T1.とし、区間Bにあっては、
その始点の温度の下限値を第2の設定温度T2とし、区
間Cでは、表面温度が安定する最低の温度を第3の設定
温度T3として、それぞれ安全側に設定する。そして、
区間Aでは、エアコンスイッチ12がオンされてから、
温度検出手段5で検出されるエバポレータ20表面温度
が、第1の設定温度T1以下になると、芳香発生手段4
を作動させて、所定時間芳香を発生させればよい。区間
Bでは、エアコンスイッチ12がオフされてから、エバ
ポレータ?の表面温度が、第2の設定温度12以上にな
ると、所定時間芳香を発生させればよい。また、区間C
では、エアコンスイッチ12がオフされて後、エバポレ
ータ2の表面温度が、第2の設定温度T2よりも高い第
3の設定温度T3になると、所定時間芳香を発生させれ
ばよい。
なお、区間Cでは、前実施例と同様に、エバポレータ2
の表面温度の変化率がOになると、芳香発生手段4を作
動させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動車の空気調和装置の一実施例にお
ける全体構成図、第2図はエバポレータの表面温度の変
化と、芳香発生手段を作動させるタイミングを表示した
グラフ、第3図はエバポレータからの不快臭を消去する
ための芳香発生制御動作を説明するためのフローチャー
ト、第4図は異なる実施例における主要な構成図、第5
図はエバポレータの表面温度の変化と、芳香発生手段を
作動させるタイミングを表示したグラフである。 2・−エバポレータ、3−・・空気流路、4− 芳香発
生手段、5−温度検出手段、6−作動制御手段、6a−
変化率比較部、6b−温度比較部。 第4rM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動車の空調をおこなうためのエバポレータと、 上記エバポレータの表面温度を検出する温度検出手段と
    、 上記エバポレータの発停を検出する作動検出手段と、 上記エバポレータの下流側の空気流路に設けられ、その
    エバポレータから出る不快臭を消去する芳香を発生させ
    る芳香発生手段と、 前記作動検出手段からの発停検出信号を受け、前記温度
    検出手段により検出した上記エバポレータの表面温度に
    基づき、表面温度の変化率を算出するとともに、その変
    化率を予め設定した設定変化率と比較する変化率比較部
    を備え、その比較値に応じて上記芳香発生手段を発停制
    御する作動制御手段とを具備し、 上記エバポレータから不快臭が発生する状態が検出され
    ると、上記芳香発生手段から、その不快臭を消去する芳
    香を発生させるようにしたことを特徴とする自動車の空
    気調和装置。
  2. (2)上記作動制御手段には、上記変化率比較部に代え
    て、上記エバポレータの表面温度を、予め設定した設定
    温度と比較する設定温度比較部が設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載の自動車の空気調和装置。
JP34044389A 1989-12-28 1989-12-28 自動車の空気調和装置 Pending JPH03200419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34044389A JPH03200419A (ja) 1989-12-28 1989-12-28 自動車の空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34044389A JPH03200419A (ja) 1989-12-28 1989-12-28 自動車の空気調和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03200419A true JPH03200419A (ja) 1991-09-02

Family

ID=18337011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34044389A Pending JPH03200419A (ja) 1989-12-28 1989-12-28 自動車の空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03200419A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011057180A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Denso Corp 車両用空調装置
KR20140100252A (ko) * 2013-02-06 2014-08-14 한라비스테온공조 주식회사 차량용 공조장치의 냄새발생시기 예측장치 및 이를 이용한 냄새발생시기 예측방법
KR20140100251A (ko) * 2013-02-06 2014-08-14 한라비스테온공조 주식회사 차량용 공조장치의 냄새발생시기 예측장치 및 이를 이용한 냄새발생시기 예측방법
KR20140105262A (ko) * 2013-02-22 2014-09-01 한라비스테온공조 주식회사 차량용 공조장치
KR20140112689A (ko) * 2013-03-14 2014-09-24 한라비스테온공조 주식회사 차량용 공조장치 및 이의 방향제 제어 방법
KR20150125750A (ko) * 2014-04-30 2015-11-10 한온시스템 주식회사 광촉매 모듈을 구비한 차량용 공조장치
KR20150127877A (ko) * 2014-05-07 2015-11-18 한온시스템 주식회사 광촉매 모듈을 구비한 차량용 공조장치 및 이의 제어 방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011057180A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Denso Corp 車両用空調装置
KR20140100252A (ko) * 2013-02-06 2014-08-14 한라비스테온공조 주식회사 차량용 공조장치의 냄새발생시기 예측장치 및 이를 이용한 냄새발생시기 예측방법
KR20140100251A (ko) * 2013-02-06 2014-08-14 한라비스테온공조 주식회사 차량용 공조장치의 냄새발생시기 예측장치 및 이를 이용한 냄새발생시기 예측방법
KR20140105262A (ko) * 2013-02-22 2014-09-01 한라비스테온공조 주식회사 차량용 공조장치
KR20140112689A (ko) * 2013-03-14 2014-09-24 한라비스테온공조 주식회사 차량용 공조장치 및 이의 방향제 제어 방법
KR20150125750A (ko) * 2014-04-30 2015-11-10 한온시스템 주식회사 광촉매 모듈을 구비한 차량용 공조장치
KR20150127877A (ko) * 2014-05-07 2015-11-18 한온시스템 주식회사 광촉매 모듈을 구비한 차량용 공조장치 및 이의 제어 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6926601B2 (en) Apparatus and method for deodorizing compartment of vehicle
JP2006341759A (ja) 車両用除菌装置
JP4359876B2 (ja) 車両用空調清浄装置
JP2006193116A (ja) 内外気切替装置
JPH03200419A (ja) 自動車の空気調和装置
JP2001253235A (ja) 空気清浄装置
JP3279012B2 (ja) 車両用空調装置
JPH05201245A (ja) 車両用空気調和機の防臭装置
JPH08258562A (ja) 車両用空調装置のオゾン脱臭方法
JPH0311922B2 (ja)
JPH0872535A (ja) 空気清浄器と連動する自動車用空調装置
JPH07156637A (ja) 車両用空気調和装置
JP3632281B2 (ja) 車両用空調装置
KR100844428B1 (ko) 차량용 공기정화시스템 및 그 정화방법
JP2781680B2 (ja) 車両用空気調和装置
KR101657108B1 (ko) 차량용 방향 발생장치의 제어 방법
CN215850649U (zh) 车辆用空调装置
JP3925465B2 (ja) 車両用空調装置
JP4770698B2 (ja) 車両用静電霧化装置
JP2004216924A (ja) 車室内芳香制御方法
JPH0456625A (ja) フレグランスコントローラ
JPH04353014A (ja) 自動車用空気清浄器
KR101916657B1 (ko) 차량용 에어컨 냄새제거장치의 제어방법
WO2021220966A1 (ja) 空気浄化装置
JPS5921926Y2 (ja) 空調装置