JPH08259019A - シ−ト材給送装置および画像形成装置 - Google Patents

シ−ト材給送装置および画像形成装置

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JPH08259019A
JPH08259019A JP7086122A JP8612295A JPH08259019A JP H08259019 A JPH08259019 A JP H08259019A JP 7086122 A JP7086122 A JP 7086122A JP 8612295 A JP8612295 A JP 8612295A JP H08259019 A JPH08259019 A JP H08259019A
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JP
Japan
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sheet material
feeding
rotating body
transmission
hub
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JP7086122A
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Haruo Ishizuka
石塚  晴男
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Canon Inc
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別な用紙戻し部材や用紙戻し部材駆動手段
を設けることなくシート材の装置内への残留を防ぐこと
が可能であり、また、連続給紙の際に確実に所定の紙間
距離を保って次のシート材を給送することの可能なシー
ト材給送装置と、このシート材給送装置を採用した画像
形成装置を提供する 【構成】 シート材を繰り出す分離ローラ60(給送回
転体)に、駆動手段の駆動力が入力される入力ハブ65
1と、この入力ハブ651とは所定の回動角度の範囲で
相対回転自在に係合する伝達ハブ653と、伝達ハブ6
53を介して給送回転体に駆動手段の駆動力を伝える伝
達バネ654(一方向伝達手段)と、駆動手段の駆動力
が入力ハブから伝達ハブへ直接伝わる状態に入力ハブと
伝達ハブの係合状態を付勢する逆転バネ652(付勢手
段)を含む分離ローラクラッチ65(逆転力蓄積手段)
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート材給送装置及び、
本発明を適用した画像形成装置に関し、詳しくは、シー
ト材を一枚ずつ分離給送する給送ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばファクシミリや複写機等の
画像形成装置において、記録の為のシート材やシート状
の原稿の給送等に使用される給送部材に圧接された阻止
部材によってシート材の重送を防止する方式のシート材
給送装置を採用しているものがある。
【0003】この種の画像形成装置においてはシート材
積載カセットを装置本体に装着したとき阻止部材が移動
して給送部材に圧接され、取り外したときは阻止部材が
給送部材から離間することによってシート材の装置内へ
の残留を防ぐという構成が採用されているものがある。
【0004】ところが、このタイプのシート材給送装置
においては阻止部材が給送部材から離間したとき、シー
ト材積載カセットに入っているシート材と阻止部材まで
搬送されたシート材との摩擦力の不足によってシート材
の装置内への残留を確実に防ぐことができないという問
題点があった。
【0005】この問題は例えば実公平6−6117で解
決しようとしている問題点として既に指摘されている。
【0006】図12は本発明の第1の従来例である実公
平6−6117の給紙装置の特徴を示す給送回転体近傍
の説明図であり、この問題を解決するために、給送回転
体1001と、給送回転体1001の同軸上近傍に配設
されたスターホイル1002(給送回転体と同一または
わずかに大きな外径を持つ星型のゴム製の用紙戻し部
材)を使用し、給紙時には給送回転体1001とスター
ホイル1002を正転させてシート材S’を給紙する。
下流側の搬送ローラによってシート材S’が引き抜かれ
ているときは給送回転体1001はワンウェイベアリン
グ1001aによって従動回転し、スターホイル100
2は不図示の駆動伝達クラッチの作用により駆動を切ら
れて停止する。さらにシート材積載カセット1003を
装置本体から取り外す場合は阻止部材としての摩擦パッ
ド1004が給送回転体1001から離間した後、シー
ト材積載カセット1003に配設されたラック1005
と装置側のギア1006aが噛み合い、このギア100
6aからギア1006b,cを介しての駆動伝達により
スターホイル1002が矢印A1001方向に逆転し、
摩擦パッド1004まで搬送されたシート材S’がシー
ト材積載カセット1003内へと逆向きに搬送されるこ
とによってシート材S’の装置本体内への残留を防ぐよ
うにしている。
【0007】また、本発明の第2の従来例として、特公
昭51−37536の特徴を示す図13のように給送回
転体部にメカニカルタイマを組み込むことによって連続
給紙時において先行の紙の後端が給送回転体部を通過し
た後に給送回転体への駆動を所定の時間絶って給送回転
体2001の回転を停止することで紙間に所定の間隔を
もたせるようにしたものがある。
【0008】すなわち、給送回転体2001は同軸的か
つ給送回転体2001とは独立して回動するように設け
られたカム2002が矢印A2001方向に回転するこ
とによりカム面2002aにより給送回転体2001に
接続している回し金2004と当接することで矢印A2
001方向へ給送回転体2001を回転させて、繰り出
しローラ2005へシート材S’を搬送する。
【0009】繰り出されたシート材S’の繰り出しスピ
ードは、給送回転体2001の搬送スピードよりも速く
設定されている為に、繰り出し中にカム面2002aと
回し金2004は離れ、逆にカム面2002bが回し金
2004と当接することになる。従って、次のシート材
を給紙する為にカム2002を矢印A2001の方向へ
回転させても、カム面2002aが回し金2004と当
接するまでは、給送回転体2001を回転させず、次の
シート材は所定の間隔を持って給送されることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記第1
の従来例においてはシート材S’の装置本体内への残留
を防ぐのみのために用紙戻し部材としてのスターホイル
1002やギア列1006a,b,c、ラック1005
などが必要で複雑で高価な装置になる可能性があるとい
う問題点があった。
【0011】また、第2の従来例においてはこの技術を
阻止部材が圧接された給送回転体部に採用した場合、給
送回転体への駆動が絶たれている間給送回転体はどちら
の回転方向にも回転自在な状態になっており、圧接部に
入っている紙の挙動が不安定になる可能性があるという
問題点があった。また、阻止部材が給送回転体から離間
した状態においては給送回転体はメカニカルタイマの動
作範囲(カム面2002aと2002bの間)において
位置不定になるため阻止部材を給送回転体に圧接した後
の最初の給紙時において給送回転体への駆動伝達に遅れ
が生じる可能性があるという問題点があった。
【0012】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、特別な
用紙戻し部材や用紙戻し部材駆動手段を設けることなく
シート材の装置内への残留を防ぐことが可能であり、ま
た、連続給紙の際に確実に所定の紙間距離を保って次の
シート材を給送することの可能なシート材給送装置と、
このシート材給送装置を採用した画像形成装置を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、シート材を送り出す給送回転体
と、前記給送回転体を回転駆動するための駆動手段と、
前記給送回転体と圧接して給送回転体から送り出された
シート材を一枚ずつ分離するための阻止手段と、前記阻
止手段により分離されたシート材を搬送するシート材搬
送手段と、前記給送回転体を所定量回転させるために前
記駆動手段から給送回転体への駆動伝達を制御する駆動
伝達制御手段と、前記給送回転体により送り出されたシ
ート材を搬送するシート材搬送手段により搬送が開始さ
れた後に、前記駆動伝達制御手段により給送回転体への
駆動伝達が停止したときに、給送回転体が搬送されてい
るシート材に従動回転し、該従動回転により前記給送回
転体の逆転力を蓄積する逆転力蓄積手段と、を備え、前
記給送回転体と前記阻止手段との圧接が解除されたとき
に前記逆転力蓄積手段により蓄積された逆転力により給
送回転体が逆転することを特徴とする。
【0014】前記逆転力蓄積手段が、逆転力を蓄積する
ための付勢部材と、該付勢部材と前記給送回転体との間
に配置され、給送回転体の回転方向の駆動を伝達する一
方向伝達手段とを備え、該一方向伝達手段は逆方向には
所定の回転トルクを有することも好ましい。
【0015】また、前記一方向伝達手段がスプリングク
ラッチであることも好ましい。
【0016】前記逆転力蓄積手段が、前記駆動手段の駆
動力が入力される入力ハブと、該入力ハブとは所定の回
動角度の範囲で相対回転自在に係合し、前記回転給送手
段に駆動力を伝達する伝達ハブと、を備え、前記付勢部
材は前記駆動手段の駆動力が入力ハブから伝達ハブへ直
接伝わる状態に入力ハブと伝達ハブとを係合させるよう
に付勢する構成としてもよい。
【0017】前記逆転力蓄積手段による逆転力が前記給
送回転体と阻止部材との圧接による摩擦力よりも小さく
設定してもよい。
【0018】装置本体から挿抜可能なシート材積載カセ
ットと、このシート材積載カセットの挿入時に係接して
前記阻止手段を前記給送回転体に圧接する方向に移動さ
せる阻止手段付勢手段とを備えてもよい。
【0019】さらには画像形成装置に上記記載のシート
材給送装置と、このシート材給送装置から給送されたシ
ート材に画像を形成する画像形成手段を備えることも可
能である。
【0020】
【作用】上記のように構成された本発明においては、シ
ート材は給送回転体により送り出された後にシート材搬
送手段により搬送される。そして、前記駆動伝達制御手
段により給送回転体への駆動伝達が停止したときに、給
送回転体が搬送されているシート材により従動回転し、
この従動回転により前記給送回転体を逆転させる逆転力
が逆転力蓄積手段に蓄積される。蓄積された逆転力は給
送回転体と阻止手段との圧接が解除されたときに給送回
転体を逆転させる。
【0021】逆転力蓄積手段に備えられた一方向伝達手
段は、駆動手段から入力された給送回転方向の回転駆動
力は駆動力を制限することなく給送回転体にそのまま伝
達するが、給送回転体がシート材により従動回転する場
合には所定の回転トルクで逆転力を付勢部材に伝達して
蓄え、所定の回転トルク以上の負荷が加わった場合には
伝達を停止する。
【0022】また、一方向伝達手段であるスプリングク
ラッチは、駆動手段の駆動力を制限することなく給送回
転体に伝達させ、逆に、シート材搬送手段の駆動力が搬
送されるシート材を介して給送回転体を従動回転させる
場合には逆転力蓄積手段に伝達される駆動力の上限を規
制する。
【0023】入力ハブと伝達ハブの構成により、給送回
転体の従動回転に伴い、駆動手段の駆動力が入力ハブか
ら伝達ハブへ直接伝わる状態に保つ付勢部材の付勢力に
抗して反対方向に入力ハブと伝達ハブを相対回転させる
ことで、給送回転体を繰り出す方向とは逆に回転させる
逆転力を蓄積する。
【0024】この状態で次のシート材を繰り出すため
に、駆動手段により駆動力が供給された場合には、入力
ハブと伝達ハブが駆動手段の駆動力が直接伝わる状態に
係合していないので、前記駆動手段による駆動力が給送
回転体に伝達されず、所定の期間シート材の送り出しが
行われない。但し、最初のシート材を繰り出す場合に
は、逆転力が蓄積されていないので、入力ハブと伝達ハ
ブが繰り出し方向に駆動可能に係合した状態のままなの
で、直ちに駆動力が伝達される。
【0025】ここで、前記付勢部材の付勢力は前記阻止
手段の給送回転体の保持力よりも小さく設定することに
より、シート材給送装置が停止しても、阻止手段が給送
回転体に圧接している限り、給送回転体の逆転は起こら
ず、蓄積された逆転力は解放されない。
【0026】但し、蓄積された逆転力の解放は次の場合
に起こる。
【0027】すなわち、上記したように、第1の場合と
して次のシート材を繰り出すために、駆動手段により駆
動力が再度供給され、入力ハブが繰り出し方向に回転し
て入力ハブと伝達ハブの係合状態が、駆動手段の駆動力
が入力ハブから伝達ハブへ直接伝わる状態の位置まで移
動することで解放される場合と、第2の場合としては、
前記阻止手段の給送回転体の保持力が付勢部材に蓄えら
れた逆転力よりも小さくなった場合である。
【0028】ここで、シート材積載カセットは装置本体
から挿抜可能であり、このシート材積載カセットを装置
本体から抜くと、阻止手段付勢手段が給送回転体から離
れる方向に移動する、すると、阻止手段の給送回転体と
の圧接力が低下して、保持力が低下し、最終的には阻止
手段と給送回転体は完全に離れる。この時が阻止手段の
給送回転体の保持力が付勢部材に蓄えられた逆転力より
も小さくなる場合であり、蓄積された逆転力により給送
回転体が所定量逆転し、シート材を搬送方向とは逆方向
に送り出す。
【実施例】
(第1の実施例)第1の実施例として図8,図9を参照
して本発明を適用して構成したシート材給送装置を備え
たファクシミリ装置全体の概略を説明する。
【0029】図8はファクシミリ装置の外観斜視図であ
り、1は装置本体、2は装置本体1の上面カバーに原稿
Gを複数枚積載することができるように構成された原稿
載置台、15は原稿Gを画像読取部へ搬送するADF
(オートドキュメントフィーダ)カバーであり、読み取
られた原稿Gは原稿排紙トレイ8に排出される。カセッ
ト給紙部11,2段目カセット部27、または、MP
(マルチペーパー)カセット部13に積載されているシ
ート材Sは装置本体1内部の画像形成部により画像を形
成された後に、記録紙排紙トレイ12の上に排紙され
る。また、この図8において、24は操作部、25は表
示部、26はファクシミリ装置の動作状態を示すタリー
ランプ、22はハンドセットである。
【0030】図9はファクシミリ装置の内部構成を説明
するための断面説明図であり、まず、主要な構成部材を
説明すると、3は原稿Gの画像情報を読取る画像読取
部、4はレーザービームプリンタからなる記録装置本
体、5は原稿搬送部、6は原稿押圧部、7は密着型イメ
ージセンサ、、9はレーザースキャナ、10は画像形成
部、12は記録紙排紙トレイ、13はMP(マルチペー
パー)カセット部、14はカートリッジカバー、16は
上原稿ガイド、17は重り用軸、18は原稿押え板、1
9は下原稿ガイド、20は画像読取部3と記録装置本体
4との仕切部、21はファクシミリ装置の制御部、23
は搬送ガイド、28はライトカバー、29はMP(マル
チペーパー)カセットセンサ、30はMP分離部であ
る。
【0031】画像読取部3は、原稿載置台2上に積載し
た原稿Gを予備搬送押圧片5aと圧接した予備搬送ロー
ラ5b及び摩擦片5cと圧接した分離ローラ5dで1枚
ずつ給送、分離し、さらに押圧バネ5kにより押圧され
た給紙コロ5eと圧接した給紙ローラ5f等で密着型イ
メージセンサ7に搬送し、原稿押圧部6で重り用軸1
7、原稿押え板18により原稿Gを密着型イメージセン
サ7に押圧して密着させつつ原稿Gの画像情報を読取っ
た後、原稿Gを押圧バネ5kにより押圧された排紙コロ
5gと圧接した排紙ローラ5hによって原稿排紙トレイ
8に排出するようになっている。この間、原稿Gは上原
稿ガイド16と下原稿ガイド19によりガイドされる。
【0032】原稿載置台2には原稿Gの搬送方向と直角
方向(原稿Gの幅方向)にスライド可能なスライダ2a
が設けられていて、前記スライダ2aによって原稿載置
台2上に積載された原稿Gの両サイドを揃えることが出
来るようになっている。また、原稿Gが長尺原稿の場合
は延長原稿トレイ2bを開くことによって原稿Gの後端
部が原稿載置台2からはみ出して垂れ下がることを防止
することがてきる。
【0033】記録装置本体4は、制御部21から出力さ
れる画像信号に基づいてレーザースキャナ9のレーザー
ビーム発振器9aから変調信号を射出し、この変調ビー
ムをポリゴンミラー9bによって画像形成部10の感光
体ドラム10aに走査光を照射して、感光体ドラム10
a表面に画像情報を形成し、カセット給紙部11または
2段目カセット部27またはMPカセット部13から画
像形成部10に給送されたシート材Sに画像情報を転写
して定着した後、記録紙積載トレイ12に排紙するよう
に構成されている。
【0034】感光体ドラム10aは1次帯電器10bと
現像ローラ10cとクリーニングローラ10dと共に記
録カートリッジ10e内に一体に組込まれていて、装置
本体1に対して着脱自在に構成されている。そして感光
ドラム10aの表面は1次帯電器10bにより均一に帯
電され、表面にポリゴンミラー9bから走査光が折り返
しミラー9cで反射して照射されると潜像が形成され、
潜像が現像ローラ10cから供給されるトナーによって
顕像化されるようになっている。
【0035】画像形成部10の感光体ドラム10a周辺
部には転写帯電器10fが配置され、また感光体ドラム
10aよりも下流側の記録紙搬送経路に熱定着器10
g,排紙ローラ10hが配置されている。
【0036】シート材Sは転写帯電器10fで感光体ド
ラム10a表面に形成されたトナー像を転写された後、
搬送ガイド23に沿って搬送され、熱定着器10gでト
ナー像を定着されて、排紙ローラ10hにより記録排紙
トレイ12に排出されるようになっている。
【0037】MPカセット部13は装置本体1の底部に
配設されている。MP(マルチペーパー)カセット13
aに積載されたシート材Sは、圧接部材13bによりM
P(マルチペーパー)中板13cが上方に回動させられ
ることによってMP(マルチペーパー)分離ローラ30
aに圧接され、MP(マルチペーパー)分離パッド30
bによって一枚ずつ分離され(摩擦片分離方式)、MP
(マルチペーパー)分離ベース30cに沿って搬送さ
れ、さらに搬送ローラ28aと、ライトカバー28に配
置されたカバー側Uターンガイド28bと、装置本体1
側に配置された本体側Uターンガイド28cによって反
転される。
【0038】さらに給送中のシート材Sはレジストセン
サ28dにより先端位置を検知され、感光体ドラム10
aに形成されたトナー像の先端とシート材Sの先端が一
致するように給紙、画像出力タイミングを合わされた
後、転写帯電器10fと感光体ドラム10aとの間に搬
送される。画像はMPカセット13aに積載されたシー
ト材Sの下面側に記録される。
【0039】また、シート材Sは記録紙サイズに合わせ
て移動可能に装着されたMP(マルチペーパー)規制板
13dによって側端面、後端面を規制され斜行や不送り
が発生しないようになっている。また、シート材Sのサ
イズや有無はMPカセットセンサ29により検知され
る。記録紙積載可能枚数は約100枚であり、装置本体
1に向かって左側面方向に引き出されるように構成され
ている(サイドローディング方式)。また、積載可能な
記録紙サイズはA4、レター、リーガルの3種類であ
り、図9ではMP規制板13dはレターサイズに設定さ
れている。
【0040】カセット給紙部11は、装置本体1の底部
下面にカセット給紙部11の天板11hが接するように
配設されており、天板11hの上面は装置本体1の底板
になっている。給紙カセット11aに積載されたシート
材Sは中板11eが中板バネ11fによって上方に付勢
され、半円状の給紙ローラ11bと、一対の分離爪11
dによって1枚ずつ分離して(爪分離方式)、この分離
されたシート材Sをカセット搬送ローラ対11cにより
搬送し、MP分離ベース30cと通紙ガイド28eの間
を通過して、搬送ローラ28aと、ライトカバー28に
配置されたカバー側Uターンガイド28bと、装置本体
1側に配置された本体側Uターンガイド28cによって
反転される。ここからは前述のMPカセット部13から
の給紙と同じである。紙パスは搬送ローラ28aの直前
で合流する。画像は給紙カセット11aに積載されたシ
ート材Sの下面側に記録される。
【0041】11mはカセット給紙部11の底カバーで
ある。
【0042】2段目カセット給紙部27は図9では省略
されているが、図示されているカセット給紙部11とほ
ぼ同等の構成であり、2段目カセット27a内部のシー
ト材Sはカセット給紙部11の側方空間部11gを通し
て記録装置本体4に給紙される。
【0043】カセット11a,27aはいずれも記録紙
積載可能枚数は約500枚であり、装置本体1に対して
前面方向に引き出されるように構成されている(フロン
トローディング方式)。また、積載可能な記録紙サイズ
はA4、レターの2種類である。
【0044】また、カセット給紙部11と2段目カセッ
ト給紙部27はそれぞれオプションとして分離、結合可
能になっており、装置全体の記録紙積載可能枚数は約1
00枚から約1100枚まで可変することが可能になっ
ている。
【0045】装置本体1にはカートリッジカバー14が
開閉可能に設けられていて、カートリッジカバー14を
開くことによって記録カートリッジ10eを装置本体1
の外に引出して交換できるようになっている。また、カ
ートリッジカバー14にはインターロック機構が備わっ
ており、カートリッジカバー14が開いているか、記録
カートリッジ10eが装置本体1にセットされていない
場合は記録装置本体4が動作しないようになっている。
また、記録カートリッジ10eに設けたドラム感光防止
シャッター10iは記録カートリッジ10eの装置本体
1へのセットと連動するようになっており、カートリッ
ジカバー14を開いて記録カートリッジ10eの装置本
体1へのセットした時シャッター10iが開き、記録カ
ートリッジ10eを装置本体1から取り出した時にシャ
ッター10iが閉じることで感光体ドラム10aの不必
要な感光を防止するようになっている。
【0046】また記録中にジャムが発生した場合、カー
トリッジカバー14、ライトカバー28、排紙カバー1
0j、ジャム解除カバー11iのいずれかを開けること
によって内部に滞留しているシート材Sを取り出すこと
ができるようになっている。また、排紙カバー10jは
記録紙排紙トレイ12を取り外した後開く必要がある。
【0047】仕切部20は画像読取部3と記録装置本体
4分離するダクトとなっており、ここに図示しないファ
ンによって空気を流すことによって記録装置本体4から
発生した熱により画像読取部3が悪影響を受けたり、シ
ート材Sから蒸散した水蒸気が結露してシート材S上に
滴下することを防いでいる。
【0048】密着型イメージセンサ7は光源としてのL
EDアレイから原稿Gの画像情報面に光を照射し、画像
情報面を反射した反射光をセルフォックレンズ(商標)
でセンサ素子に結像して画像情報を読取るものである。
【0049】図10は本発明におけるレーザービーム方
式の電子写真方式を採用したファクシミリ装置の制御系
300のブロック図である。図において301はファク
シミリ装置全体を制御するCPUであり、MPU(マイ
クロプロセッサユニット)301a、MPU301aの
制御プログラム等を格納するROM301b、各種デー
タ処理のワークエリアや画像情報の一時的記憶部として
使用されるRAM301c、画像の変倍、解像度変換等
を行う画像処理部301d等により構成されている。
【0050】またCPU301には公知の構成からなる
カレンダ、時計機能などが備えられ、RAM313のう
ちワンタッチキー宛先情報、ソフトウェアスイッチ情報
等の重要なシステム設定情報を格納する領域はバッテリ
ーバックアップによって停電等の不慮の障害から保護さ
れている。ファクシミリ装置の制御系は上述のCPU3
01と以下の各要素302〜310をインタフェースを
通じて結合した構成をとるものである。
【0051】操作部302はテンキー314、ファンク
ションキー315、ワンタッチキー316、スタートキ
ー317a、ストップキー317b等の各種キースイッ
チ等からなる。表示部303は各種メッセージの表示を
行うLCD318、送信モード等の表示を行う各種LE
D319、通信状態や、障害発生を遠方の操作者に知ら
せるタリーランプ320等からなる。
【0052】読取部304は、読取モータ等の駆動部3
21、画像の読取を行う読取センサ322、読取った画
像のシェーディングや2値化を行う画像処理部323、
原稿検知等を行う各種センサ324等からなる。
【0053】記録部305は記録モータ等の駆動部32
5、レーザースキャナや電子写真プロセスの制御等を行
う記録ユニット326、記録する画像のスムージング等
を行う画像処理部327、記録紙等の検知を行う各種セ
ンサ328からなる。
【0054】発呼、着呼、画像データの符号化等を行う
通信制御部306はMODEM、NCU等からなる接続
部329を持ち、接続部329には通信網307、ハン
ドセット308が接続される。CPU外部インタフェー
ス309はCPU301から直接データの送受信を行う
インタフェースであり、例えばRS232C、SCS
I、LAN等の回線を通じて装置外部のコンピュータと
接続することで装置を外部のコンピュータのスキャナプ
リンタ等として使用する。HDD310は大容量の不揮
発性メモリとして画像情報等の保存に使用される。
【0055】次に画像形成方法の基本動作を概念図であ
る図11を用いて説明する。図11において400は記
録する画像データに対してレーザ光を点滅する半導体レ
ーザ、401はポリゴンモータ、402はポリゴンモー
タ401により回転するポリゴンミラー、403は結
像、倒れ補正等を行う光学系、404はフォトディテク
タ、405は折り返しミラー、406は感光ドラム、4
07は現像器、Sは記録紙、409は搬送ガイド、41
0は定着器である。
【0056】以上の構成において、まず半導体レーザ4
00から発射されたレーザ光はポリゴンミラー402に
反射することにより偏向され、光学系403、折り返し
ミラー405を介して感光ドラム406上に照射される
(主走査)。このときフォトディテクタ404により頭
出しされ、照射位置を決定する。この主走査が1ライン
分終了する間に感光ドラム406は1ライン分回転する
(副走査)。以上のようにして感光ドラム406上に結
像された画像は現像器407により結像され、記録紙S
上に転写される。更に搬送ガイド409に沿って搬送さ
れ、定着器410で定着され、排出される。
【0057】尚、上述の感光ドラム406、現像器40
7、定着器410等の副走査系の構成要素は図示しない
記録モータ、ギア、ベルト等によって、同期して駆動さ
れている。
【0058】次に図1,図2を参照してMP分離部30
の分離ローラ30aの詳細構造について説明する、図
1,図2において60は給送回転体としての分離ロー
ラ、61は入力クラッチ、62は分離ローラ軸、63は
軸受、64は分離カム、65は逆転力蓄積手段としての
分離ローラクラッチである。
【0059】入力クラッチ61はバネクラッチを使用し
たワンウェイクラッチユニットであり、入力ギア61
1、クラッチ胴612、クラッチバネ613、制御環6
14、分離カム64からなり、入力ギア611への駆動
入力が、クラッチバネ613が締まる方向(正転方向)
であればクラッチ胴612に駆動力が伝達され、クラッ
チバネ613が緩む方向(逆転方向)であればクラッチ
胴612に駆動力が伝達されないようになっていて、入
力ギア611が常時正転方向に回転していて制御環61
4の制御爪が図示しないソレノイド615のフラッパ6
15aの吸引及び復帰バネ615bによる復帰によって
固定、開放されることで駆動力の伝達、非伝達を切換え
るようになっている。
【0060】さらに、クラッチ胴612と分離カム64
は位相角度調整部616で接続されており、さらに分離
カム64には平行ピン用溝641が形成されており、こ
こに平行ピン642を入れて分離カム64を固定するこ
とで入力ギア611への駆動入力が分離ローラ軸62に
伝達されるようになっている。
【0061】分離ローラ軸62は軸受63を介して装置
に固定されている。
【0062】分離ローラ60は分離ローラコア601と
分離ローラゴム602により構成されている。
【0063】逆転力蓄積手段としての分離ローラクラッ
チ65は入力ハブ651、付勢手段としての逆転バネ6
52、伝達ハブ653、一方向伝達手段としての伝達バ
ネ654から構成されている。
【0064】入力ハブ651は平行ピン656が平行ピ
ン用溝651aに入ることで分離ローラ軸62に対し回
転しないように固定されている。
【0065】入力ハブ651と伝達ハブ653は所定量
の回転が自由でそれ以上の回転時には回転が規制される
ようにドグクラッチ形状が形成されて自由に相対回転で
きる範囲が所定量(本実施例では45度)に規制されて
おり、分離ローラ軸62が図2において反時計回転方向
(繰り出し方向)に回転すると駆動伝達面651cと6
53aが接触し、駆動が伝達されるようになっている。
【0066】逆転バネ652はバネ先端部652a,6
52bがそれぞれ逆転バネ固定穴652b,653bに
入るようになっており、分離ローラクラッチ65がフリ
ーの状態で逆転バネ652の所定の反発力(例えば0.
1N・cm)によって駆動伝達面651cと653aが
付勢されて接触しており、フリー状態から分離ローラ軸
62が反時計回転方向に回転すると、即時に駆動伝達が
可能になっている。また逆転バネ652の強さは駆動伝
達面651cと653aが離れる方向に相互回転したと
きに反発力が大きくなるようになっており、入力ハブ6
51と伝達ハブ653の回転が規制される位置まで回転
させたとき、所定の反発力(例えば0.5N・cm)が
発生するようになっている。
【0067】伝達ハブ653と分離ローラ60にはそれ
ぞれ伝達胴653c,603が形成されており、伝達バ
ネ654が巻き付けられている。また、伝達胴653c
は伝達胴603よりわずかに細く形成されている。伝達
バネ654はスプリングクラッチとして機能するもの
で、伝達バネ654には曲げ起こし654aがあり、曲
げ起こし固定溝653dにはめ込まれることで伝達バネ
654の一端が回転を規制されているとともに、所定の
付勢力で伝達ハブ653と分離ローラ60を反対方向に
付勢している。
【0068】伝達ハブ653が駆動され反時計回転方向
に回転すると伝達バネ654がしまり駆動が伝達され一
方向クラッチとして機能し、分離ローラ60が正転す
る。
【0069】また、分離ローラ軸62が回転していない
状態で分離ローラ60をシート材の搬送による従動回転
により反時計回転方向に回転されると今度は伝達バネ6
54がゆるむ方向になるが、ここで前述のように伝達バ
ネ654の伝達ハブ653側の一端は回転を規制されて
おり、所定の付勢力で伝達ハブ653と分離ローラ60
を反対方向に付勢しているので、分離ローラ60と伝達
ハブ653を所定のトルク(例えば1N・cm)を限度
として伝達胴653cに反時計回転方向の所定の回転ト
ルクが伝達され、伝達ハブ653が反時計回転方向に回
転する。伝達ハブ653が反時計回転方向に回転すると
その回転トルクより弱い反発力を持つ逆転バネ652が
撓められる。この時、逆転バネ652に逆転トルクが蓄
えられる。
【0070】伝達ハブ653がさらに反時計回転方向に
回転すると入力ハブ651と伝達ハブ653の相互回転
が規制されるので伝達ハブ653の回転は停止するが、
分離ローラ60は伝達ハブ653に所定の回転トルクを
加えつつ従動回転する。
【0071】分離ローラ60を上記の従動回転の後にシ
ート材が搬送されて停止すると分離ローラ60には分離
ローラ60を時計回転方向(逆転方向)に回転させる所
定の逆転トルクが逆転バネ652によって蓄えられてい
る。ここで分離ローラ60をフリーの状態にすれば前記
逆転トルクによって分離ローラ60が時計回転方向(逆
転方向)に所定量回転する。
【0072】上記の説明では伝達バネ654を円筒形状
に形成し、伝達胴653cは伝達胴603よりわずかに
細く形成することで伝達胴603に反時計回転方向の所
定の回転トルクが安定して伝達されるようにしたが、伝
達胴653cと伝達胴603をほぼ等しい太さに形成
し、伝達バネ654を伝達ハブ653側が太くなるよう
に円錐台形状の内径を持つように形成しても同様の動作
を達成可能である。
【0073】次に図3〜図5を参照してMPカセット部
13の詳細の説明を行う。図3はMPカセット部13を
上方からみた機能説明図、図4,図5はMPカセット部
13を前方からAA方向にみた機能説明図である。
【0074】図3,4及び図5において、31はMPカ
セットオケ、32はMP既設板、33はMP中板、34
はカール押さえ爪、35は補助側圧バネ、37はリフタ
軸、38はリフタアーム、39はリフタレバー、40は
リフタバネ、41はカセットガイドa、42はカセット
ガイドb、43はカセットサイドバネ、44,45は本
体フレームのカセットガイド部、60は分離ローラ、6
2は分離ローラ軸、69はリフタ軸の軸受、70はMP
カセットの先端突起部、71は分離レバー、72は分離
バネ、73は分離パッド、74は分離パッドの爪、75
はMPカセットの先端突起部の凹部、76は分離レバー
の突起部、77は分離レバーの間隔規定爪、78は分離
パッドの間隔規定爪、79は分離ローラと分離ベースと
の空間である。
【0075】MPカセットオケ31(材質:ABS樹
脂)にはMP規制板32、MP中板33(材質:ポリカ
ーボネート樹脂)、補助側圧バネ35(材質:POM樹
脂)が組み付けられている。MP規制板32は樹脂モー
ルド(材質:ポリカーボネート樹脂)の一体成形品であ
りカール押さえ爪34(材質:POM樹脂)があらかじ
め組み付けられている。
【0076】ここで31aはMPカセットの把っ手部、
31b,31cはカール押さえ部、31dは操作説明の
刻印、31e,31f,31gは規制板固定穴、31h
は規制板外し穴、31iは記録紙積載面、31jは規制
板移動面、31n,31pは本体フレームへの突き当て
部、31qはクリック部、31rは記録紙側端基準面、
31sは記録紙先端規制面、32aは前側圧バネ部、3
2bは後側圧バネ部、32cは後端規制部、32dは規
制板位置決めピン、33aは中板のヒンジ部、33bは
中板の受圧部、である。
【0077】MP規制板32は規制板外し穴31hに差
し込み規制板移動面31jに沿って移動させ、規制板固
定穴31e,31f,31gのいずれかに規制板位置決
めピン32dを差し込み固定する。規制板固定穴31
e,31f,31gはそれぞれレター、A4、リーガル
サイズに対応する。前側圧バネ部32a、後側圧バネ部
32bはいずれも樹脂の弾性により記録紙の主走査方向
の位置ズレを抑制する。後側規制部32cは記録紙の副
走査方向の位置ズレを抑制する。
【0078】カール押さえ部31b,31cはMPカセ
ットオケ31に一体成形で形成されており、例えば高温
低湿環境に装置が置かれた場合に発生する記録紙のカー
ルを抑制する。また、カール押さえ爪34も同様であ
る。このことで記録紙がカールしてもMPカセットオケ
31の上方にはみ出すことがなくなるので装置に装着す
るときに記録紙が装置内部に引っかかることがなくな
る。
【0079】MP中板33は樹脂モールドの一体成形品
であり、ヒンジ部33aを中心に回動可能に配設され
る。MP中板33はカール押さえ部31b,31cをく
ぐらせた後、ヒンジ部33aを内側に撓ませることでM
Pカセットオケ31側に設けられた軸と嵌合するように
なっておりMP中板33が回動する通常使用の状態では
ヒンジ部33aは内側に撓まないので外れることはな
い。
【0080】このようにMP中板33を非導電性の材料
にすることによって連続給紙時などに記録紙同士の摺動
により発生する静電気がMP中板33に放電して装置の
動作を不安定にすることがなく、また非導電性の材料な
のでMP中板33自体がアンテナになることもない。
【0081】また、ヒンジ部33aは記録紙積載面31
iより高い位置になるように配設されており、MP中板
33の回動時に先端部が記録紙の搬送方向(副走査方
向)に位置変化しにくいようになっている。また、カー
ル押さえ部31b,31cがMP中板33の回動を規制
することでMP中板33がMPカセットオケ31の上方
にはみ出すことがない。
【0082】図3,図4はMPカセットオケ31が操作
者によって給送可能状態にセットされた状態である。M
Pカセットオケ31は外側面に配設されたレール部が本
体フレームのカセットガイド部44,45及び本体側に
固定されたカセットガイドa41、カセットガイドb4
2によってガイドされることによってスムーズにセット
可能になっている。MPカセットオケ31が本体フレー
ムへの突き当て部31n,31pによって本体フレーム
のカセットガイド部44,45に突き当たるとカセット
サイドバネ43がクリック部31qにかかることでMP
カセットオケ31が引き抜き方向や引き抜き方向と直交
方向にズレることがないように所定のクリック力をかけ
る。カセットサイドバネ43の材質はクリープ変形の発
生しにくいポリアクリレート樹脂である。
【0083】図4はMPカセット13aが装着されてお
り、図5はMPカセット13aが取り外された状態の図
である。いずれもライトカバー28が閉じている状態の
図である。
【0084】MP分離ベース30cに組み込まれた分離
パッド73はMP分離ベース30cとガイドボス73a
によって分離ローラ60の直径方向に移動可能に支持さ
れ、かつ分離パッドの爪74によってMP分離ベース3
0cから外れないようになっている。分離レバー71は
分離軸37に回動可能に支持されている。分離パッド7
3と分離レバー71は分離レバーの間隔規定爪77、分
離パッドの間隔規定爪78が係合することで所定の距離
以上離れないようになっている。さらに両者の間には圧
縮バネである分離バネ72が配設され、両者が離れる方
向に付勢することで両者の距離を一定に保っている。
【0085】MPカセット13aが装着されることでM
Pカセットの先端突起部70が阻止手段付勢部材として
の分離レバー71を押し上げる。このとき、分離パッド
73と分離レバー71の間隔が前述の所定の距離より小
さくなるので分離バネ72の反発力により分離パッド7
3が分離ローラ60に所定の分離圧(本実施例では2
N)で付勢される(図4)。
【0086】このときMPカセット13aの先端突起部
70が受ける反力はMPカセット13aの装着方向の法
線方向になるのでこの反力によってMPカセット13a
が装着方向に反力を受けることがなく、位置が安定す
る。
【0087】次にMPカセット13aが取り外される
と、MPカセットの先端突起部の凹部75に入っていた
分離レバーの突起部76がMPカセットの先端突起部7
0に引き出されて回転するので分離レバー71が分離パ
ッド73を分離ローラ60から引き離す方向に回転す
る。この回転で分離パッド73と分離レバー71の間隔
が前述の一定の距離より離れる方向に移動するので分離
パッド73と分離レバー71の間隔が前述の所定の距離
を保ったまま移動して分離パッド73と分離ローラ60
が離れ、分離圧が解除される。この時、MPカセット1
3aを装着した後、少なくとも1回の給送が行われた後
であれば前述のように従動回転により逆転バネ652に
逆転トルクが蓄えられているので逆転トルクによって分
離ローラ60が時計回転方向(逆転方向)に所定量回転
する。この回転量は給紙途中で分離パッド73と分離ロ
ーラ60の間のシート材SをMPカセット13a内部に
押し戻すに十分な回転量である。このため、給紙途中で
分離パッド73と分離ローラ60の間にシート材Sが挟
まっていても分離圧が解除され、さらに分離ローラ60
が時計回転方向に回転することでシート材SはMPカセ
ット13aとともに装置外部に引き出され、紙残りが発
生することがない(図5)。
【0088】次に図6,図7を用いてMPカセット部1
3からシート材Sが繰り出される動作を説明する(シー
ト材Sの積載枚数が少数の時)。
【0089】まず図6によりMPカセット13aを装着
した直後の給紙時について説明する。図6(a)で、リ
フタ軸37にはリフタレバー42とリフタアーム38が
それぞれ固定され、一体的に回動するようになってい
る。リフタバネ40は一端を軸受支持台63のフック部
に固定され、もう一端をリフタレバー42のフック部に
固定され、リフタレバー42を分離ローラ60の方向に
付勢している。
【0090】待機状態ではリフタバネ40に付勢された
リフタレバー42が分離ローラ60と同軸上に配設され
た分離カム64に当接し回動を規制されている。
【0091】図示しないピックアップソレノイドの起動
により入力クラッチ61が駆動伝達状態になり、分離カ
ム64が回転を始めると分離カム64と結合された分離
ローラ軸62が回転する。前述のようにMPカセット1
3aが装置外部に引き出され分離圧が解除された状態で
は分離ローラ60はフリー状態であるので最初の給紙時
は駆動伝達面651cと653aが接触しており、分離
ローラ60に即時に駆動伝達がなされ分離ローラ60、
分離カム64がほぼ同時に回転を始める(図6(a)。
【0092】次に分離カム64の外周形状に沿ってリフ
タレバー42が回動し、リフタレバー42が分離ローラ
60の方向に回動すると、リフタアーム38がMP中板
33を押し上げる(図6(b),図6(c))。さらに
分離ローラ60、分離カム64が回転することで中板先
端部67上のシート材Sが分離ローラ60に接触し、分
離カムとリフタレバーとの空間68が発生するとリフタ
バネ40の付勢力によりMP中板33上に積載されたシ
ート材Sが分離ローラ60に圧接され、シート材Sが分
離ローラ60によって引き出される(図6(d),図6
(e))。
【0093】さらに分離ローラ60、分離カム64が回
転することで分離カム64にリフタレバー42が押下げ
られるとリフタアーム38が分離ローラ60から離れる
方向に回動するとMP中板33は自重により回動し下降
する(図6(f))。
【0094】さらに分離ローラ60、分離カム64が回
転することでMP中板33は初期位置に戻る(図6
(g))。
【0095】図6(f)から図6(g)の間、記録紙S
にはMP中板33による圧接力は働かないがシート材S
は分離ローラ60と分離パッド73に挟まれているので
前述のようにMP分離パッド30bによって一枚ずつ分
離され、MP分離ベース30cに沿って搬送される。分
離ローラ60、分離カム64の回転が終了した後は搬送
ローラ28aによってシート材Sが搬送され、分離ロー
ラ60のみが従動回動する(図6(h))。
【0096】このとき従動回転により逆転バネ652に
逆転トルクが蓄えられる。シート材Sの搬送が終了する
と待機状態に復帰する(図6(h)から図6(a))。
【0097】待機状態では分離ローラ60と分離パッド
73の圧接による保持力が逆転トルクに比べて十分大き
いので逆転バネ652に蓄えられた逆転トルクはそのま
ま保持される。
【0098】シート材Sの積載枚数が多い場合はMP中
板33が上昇を始めてから分離ローラ60に接触するタ
イミングがはやまるが基本的な動作は積載枚数が少ない
場合と同一である。また、分離ローラ60に即時に駆動
伝達がなされ分離ローラ60、分離カム64がほぼ同時
に回転を始めるのでタイムラグが生じることなくシート
材Sが搬送される。
【0099】次にMPカセット13aを取り外すことな
く2枚目以降の給紙を行った場合について説明する(図
7)。
【0100】図示しないピックアップソレノイドの起動
により入力クラッチ61が駆動伝達状態になり、分離カ
ム64が回転を始めると分離カム64と結合された分離
ローラ軸62が回転する。ところが前回の給紙による従
動回転によって駆動伝達面651cと653aが離れて
いるので所定の角度分離ローラ軸62、分離カム64が
回転するまで分離ローラ60に駆動伝達がなされず分離
カム68のみが回転する(図7(a),図7(b))。
【0101】所定の角度分離ローラ軸62、分離カム6
4が回転し、MP中板33が上昇した後分離ローラ60
に駆動伝達がなされ、分離ローラ60が回転を始める
(図7(c))。
【0102】その後の動作は図6に示した動作と同様に
なる。このように構成したことで積載されたシート材S
の多少や、前回の給紙によって最上部のシート材Sが分
離パッド73部まで搬送されたか否かに影響を大きく受
けずにすむようになる。このため給紙動作の開始からシ
ート材Sが搬送ローラ28a部に到達するタイミングの
ばらつきを所定量以下に抑制できるので連続給紙時にシ
ート材Sの紙間を詰めて搬送することができるので記録
スループットが向上する。
【0103】上記図6及び図7で説明したシート材Sが
繰り出される動作において、分離ローラ60を駆動する
駆動手段は、分離ローラ60がシート材Sが搬送ローラ
28aまで搬送されるまで駆動すれば良いので、シート
材Sが搬送ローラ28aに搬送されている時には駆動を
停止してもかまわないし、また、分離ローラ60の駆動
スピードを搬送ローラ28aの搬送スピードよりも遅く
して搬送ローラ28aによる搬送が開始されたら駆動手
段が従動するように構成することも可能であり、従来例
で説明した周知技術を用いることができる。
【0104】また、第1の実施例では、給送回転体とし
て、分離ローラを例示しているが、分離ベルトをシート
材に当接させて繰り出すようにすることも、本発明の範
囲に含まれるものである。
【0105】(第2実施例)次に第2の実施例として図
9で説明したファクシミリ装置の画像読取部3に本発明
を適用した構成について説明する。
【0106】本実施例では分離ローラ5d部に第1の実
施例で説明した分離ローラクラッチが組み込まれてい
る。分離ローラ5dへの駆動を独立して制御する機構は
ついていないが分離ローラ5dの駆動時の周速を給紙ロ
ーラ5fの周速より遅くすることで原稿Sが給紙ローラ
5fによって搬送されるときに分離ローラ5dが従動回
転するようになっている。第1の実施例で説明したよう
に従動回転時には分離ローラクラッチ部に逆転トルクが
蓄えられる。
【0107】複数枚の原稿Gを分離しながら搬送すると
き、原稿Gの紙間では分離ローラ5dが常に搬送方向と
逆方向に回転しようとするので振動などによって分離中
の原稿Gが不安定になって搬送方向に移動してしまうこ
とを防ぐことができるので原稿Gの分離、給送性能が安
定する。
【0108】上記実施例では画像記録部はレーザービー
ム方式の電子写真方式で説明したが、シート材としてカ
ット紙を使用するものであれば他の電子写真方式や熱転
写式やインクジェット式のシート給送装置にも適用可能
である。
【0109】また、分離形式は例えばリタードローラ方
式等、別の方式に変更しても構わない。
【0110】また、給紙部の数や使用する記録紙の種
類、積載枚数も本発明の構成から逸脱しない限り特に制
限はない。
【0111】また、分離ローラクラッチ部はクラッチバ
ネ材質をピアノ線バネ、プラスチックバネ等にする、逆
転バネをピアノ線バネ、プラスチックバネ、スポンジ、
ゴムなど様々な材質で代替して構成することが可能であ
る。また、クラッチ自体の機構もバネクラッチでなくパ
ウダクラッチやニードルクラッチを組み合わせて構成し
ても構わない。
【0112】
【発明の効果】上記のように構成された本発明において
は、逆転力蓄積手段に蓄積された逆転力を、シート材を
送り出す給送回転体に伝達することができ、次のシート
材を搬送方向とは逆の方向に付勢することができ、シー
ト材の搬送方向への不要な突出を防止するとともに、連
続給紙時のシート材の給紙間隔を確実に設けることが可
能となり、安定した給送タイミングでシート材の重送を
確実に防止し得る給送効率の高いシート材給送装置が提
供される。
【0113】また、一方向伝達部材をスプリングクラッ
チとすることで、蓄積する逆転力の大きさを規制するこ
とができ、給送回転体から逆に駆動手段への駆動力が入
力されることを所定のトルク範囲に規制し、搬送手段に
よるシート材の搬送を安定させ、また、駆動手段に負荷
を加えることがない。
【0114】付勢手段の付勢力に抗して蓄えられた逆転
力の回転力を、阻止手段の給送回転体の保持力よりも小
さくすることで、逆転力の解放が次のシート材の給送開
始まで保持される。この時、入力ハブと伝達ハブの係合
状態を駆動手段から駆動力が直接入力可能な状態とは反
対の所定位置にあるので、次のシート材を給送する為
に、駆動手段が駆動された場合に一定の時間だけ伝達ハ
ブに駆動力が伝わらず、一定の給紙間隔を設定すること
ができる。
【0115】シート材が挿抜可能なシート材積載カセッ
トに積載され、このシート材積載カセットが装置本体か
ら抜かれた時に、蓄えられた逆転力の回転力が阻止手段
の給送回転体の保持力よりも大きくなるので、給送回転
体は蓄えられた逆転力により繰り出し方向とは反対に回
転するので、特別な用紙戻し部材や用紙戻し部材駆動手
段を設けることなく、シート材の装置本体内への残留を
防止することが可能となる。
【0116】また、本願発明によるシート材給送装置を
画像形成装置に備えることで、安定したシート材の給送
が達成され、装置の画像形成不良を低減させるととも
に、シート材積載カセットの取り替えやシート材の補給
の際に、装置本体内のシート材残りが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明を実施した分離ローラ部の説明
図。
【図2】図2は本発明を実施した分離ローラクラッチの
詳細構成図。
【図3】図3はMPカセット部を上方からみた説明図。
【図4】図4はMPカセット部を前方からみた説明図。
【図5】図5はMPカセット部を前方からみた説明図。
【図6】図6は分離ローラ部の動作を説明する図。
【図7】図7は分離ローラ部の動作を説明する図。
【図8】図8は本発明を実施したファクシミリ装置の外
観図。
【図9】図9は本発明を実施したファクシミリ装置の全
体の構成図。
【図10】図10は本発明を実施したファクシミリ装置
の制御系のブロック図。
【図11】図11はレーザービーム方式の電子写真方式
の基本動作を説明する概念図。
【図12】図12は従来のシート材給送装置の分離ロー
ラ近傍の斜視図。
【図13】図13は従来のシート材給送装置の分離ロー
ラの構成説明図。
【符号の説明】
1 装置本体 2 原稿載置台 3 画像読取部 4 記録装置本体 5 原稿搬送部 6 原稿押圧部 7 密着型イメージセンサ 8 原稿排紙トレイ 9 レーザースキャナ 10 画像形成部 11 カセット給紙部 12 記録紙排紙トレイ 13 MP(マルチペーパー)カセット部 14 カートリッジカバー 15 ADFカバー 16 上原稿ガイド 17 重り用軸 18 原稿押え板 19 下原稿ガイド 20 画像読取部と記録装置本体の仕切部 21 ファクシミリ装置の制御部 22 ハンドセット 23 搬送ガイド 24 操作部 25 表示部 26 タリーランプ 27 2段目カセット部 28 ライトカバー 29 MPカセットセンサ 30 MP分離部 30a 分離ローラ 31 MPカセットオケ 32 MP規制板 33 MP中板 34 カール押さえ爪 37 リフタ軸 38 リフタアーム 39 リフタレバー 40 リフタバネ 41 カセットガイドa 42 カセットガイドb 43 カセットサイドバネ 44,45 本体フレームのカセットガイド部 60 分離ローラ 61 入力クラッチ 62 分離ローラ軸 63 軸受 64 分離カム 65 分離ローラクラッチ(逆転力蓄積手段) 67 中板先端部 68 分離カムとリフタレバーとの空間 69 リフタ軸の軸受 70 MPカセットオケの先端突起部 71 分離レバー(阻止手段付勢部材) 72 分離バネ 73 分離パッド(阻止手段) 74 分離パッドの爪 75 MPカセットオケの先端突起部の凹部 76 分離レバーの突起部 77 分離レバーの間隔規定爪 78 分離パッドの間隔規定爪 79 分離ローラと分離ベースとの空間 300 ファクシミリ装置の制御系 301 ファクシミリ装置全体を制御するCPU 302 操作部 303 表示部 304 読取部 305 記録部 306 通信制御部 307 通信網 308 ハンドセット 309 CPU外部インタフェース 310 HDD 400 半導体レーザ 401 ポリゴンモータ 402 ポリゴンミラー 403 光学系 404 フォトディテクタ 405 折り返しミラー 406 感光ドラム 407 現像器 409 搬送ガイド 410 定着器 651 入力ハブ 651c 駆動伝達面 652 逆転バネ(付勢部材) 653 伝達ハブ 653a 駆動伝達面 654 伝達バネ(一方向伝達部材) 656 平行ピン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材を送り出す給送回転体と、 前記給送回転体を回転駆動するための駆動手段と、 前記給送回転体と圧接して給送回転体から送り出された
    シート材を一枚ずつ分離するための阻止手段と、 前記阻止手段により分離されたシート材を搬送するシー
    ト材搬送手段と、 前記給送回転体を所定量回転させるために前記駆動手段
    から給送回転体への駆動伝達を制御する駆動伝達制御手
    段と、 前記給送回転体により送り出されたシート材を搬送する
    シート材搬送手段により搬送が開始された後に、前記駆
    動伝達制御手段により給送回転体への駆動伝達が停止し
    たときに、給送回転体が搬送されているシート材に従動
    回転し、該従動回転により前記給送回転体の逆転力を蓄
    積する逆転力蓄積手段と、を備え、 前記給送回転体と前記阻止手段との圧接が解除されたと
    きに前記逆転力蓄積手段により蓄積された逆転力により
    給送回転体が逆転することを特徴とするシート材給送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記逆転力蓄積手段が、逆転力を蓄積す
    るための付勢部材と、該付勢部材と前記給送回転体との
    間に配置され、給送回転体の回転方向の駆動を伝達する
    一方向伝達手段とを備え、該一方向伝達手段は逆方向に
    は所定の回転トルクを有することを特徴とする請求項1
    に記載のシート材給送装置。
  3. 【請求項3】 前記一方向伝達手段がスプリングクラッ
    チであることを特徴とする請求項2に記載のシート材給
    送装置。
  4. 【請求項4】 前記逆転力蓄積手段が、前記駆動手段の
    駆動力が入力される入力ハブと、該入力ハブとは所定の
    回動角度の範囲で相対回転自在に係合し、前記回転給送
    手段に駆動力を伝達する伝達ハブと、を備え、前記付勢
    部材は前記駆動手段の駆動力が入力ハブから伝達ハブへ
    直接伝わる状態に入力ハブと伝達ハブとを係合させるよ
    うに付勢することを特徴とする請求項1,2または3に
    記載のシート材給送装置。
  5. 【請求項5】 前記逆転力蓄積手段による逆転力が前記
    給送回転体と阻止部材との圧接による摩擦力よりも小さ
    く設定したことを特徴とする請求項1,2,3または4
    に記載のシート材給送装置。
  6. 【請求項6】 装置本体から挿抜可能なシート材積載カ
    セットと、このシート材積載カセットの挿入時に係接し
    て前記阻止手段を前記給送回転体に圧接する方向に移動
    させる阻止手段付勢部材とを備えたことを特徴とする請
    求項1,2,3,4または5に記載のシート材給送装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4,5または6のい
    ずれか1項に記載のシート材給送装置と、このシート材
    給送装置から給送されたシート材に画像を形成する画像
    形成手段とを備えた画像形成装置。
JP7086122A 1995-03-17 1995-03-17 シ−ト材給送装置および画像形成装置 Withdrawn JPH08259019A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100412498B1 (ko) * 2001-11-12 2003-12-31 삼성전자주식회사 프린터의 용지이송장치
JP2006256762A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Brother Ind Ltd 給紙装置
CN113302563A (zh) * 2019-01-10 2021-08-24 株式会社理光 旋转体、***轴的构件、保持构件和装置

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