JPH08254924A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

Info

Publication number
JPH08254924A
JPH08254924A JP7056189A JP5618995A JPH08254924A JP H08254924 A JPH08254924 A JP H08254924A JP 7056189 A JP7056189 A JP 7056189A JP 5618995 A JP5618995 A JP 5618995A JP H08254924 A JPH08254924 A JP H08254924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner image
pressure roll
image carrier
image
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7056189A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nagao
剛次 長尾
Isao Ito
功 伊藤
Tetsuo Kodera
哲郎 小寺
Hideaki Tanaka
英明 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP7056189A priority Critical patent/JPH08254924A/ja
Publication of JPH08254924A publication Critical patent/JPH08254924A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 像担持体と圧力ロールとの間のトナー像転写
領域における用紙の突入、排出時の像担持体の回転変動
を防止すること。 【構成】 トナー像転写領域Q2において前記像担持体
K表面に常時押圧されて像担持体K表面と同じ方向に移
動するロール表面を有し、前記トナー像転写領域Q2を
通過する用紙Siに前記トナー像Iaを転写する圧力ロー
ル8と、前記圧力ロール8表面にクリーニング部材21
を押圧するとともにその押圧力を調節可能な押圧手段
と、前記トナー像転写領域Q2に用紙Siの先端が突入す
る瞬間に前記押圧手段の押圧力を低下させる押圧力制御
手段とを備えた画像記録装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体上に形成した
静電潜像をトナー像に現像し、このトナー像を用紙に転
写して定着することにより画像を記録する複写機、プリ
ンタ、ファクシミリ等の画像記録装置に関し、特に、前
記像担持体上のトナー像を用紙に転写するのに圧力ロー
ルを用いる画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記圧力ロールを用いた画像記録
装置として、次の技術(J01)が知られている。 (J01)特開昭59−184385号公報、特表昭60
−500831号公報等に記載の技術 これらの公報には、記録媒体ドラムに現像されたトナー
像を、圧力で用紙に転写定着する方式をとっているた
め、用紙に静電転写した未定着トナー像を熱定着するよ
うな種類の静電記録装置に比べて、構成が簡易であり、
また、熱を使わないためエネルギー消費量の少ない画像
記録装置を提供することが可能である。
【0003】しかしながら、前記(J01)の技術には次
の問題点があった。 前記(J01)の問題点 (J01)の画像記録装置においては、トナーを潰して用
紙に転写、定着させる必要があるため、転写定着領域で
は圧力ロールにより高い圧力をかけている。この転写定
着領域に用紙が突入したり、転写定着領域から用紙が排
出されたりすると、その瞬間にドラム状の像担持体に作
用するトルクに大きな変動が生じるため像担持体は回転
変動を起こし、その結果、その時点で像担持体に書き込
まれた静電潜像が歪むという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記(J01)の問題点
を回避するための技術として、従来、次の技術(J0
2),(J03)が知られている。 (J02)特開昭55−146469号公報記載の技術 この公報には、像担持体と圧力ロールとの間に微小な隙
間を設けておく方法が記載されている。しかしながら、
この(J02)の技術では微小な隙間を変化しないように
維持することが困難である。 (J03)特開昭58−126561号公報記載の技術 この公報には、像担持体と圧力ロールとの間のトナー像
転写領域に対する用紙の突入、排出のタイミングに合わ
せて荷重を調整する方法が記載されている。しかしなが
ら、この(J03)の技術では、数百kgfの高荷重を直接
制御しなければならず、結果的にコストがかかるという
問題点がある。
【0005】また、転写定着の圧力を下げればドラム状
の像担持体の回転変動は抑えられるが、低い圧力でも転
写定着可能なトナーが開発されない限り、転写不良、定
着不良などの問題を起こすことは明らかである。また、
このような圧力ロールを使用する装置において、何らか
の原因によりかぶりが生じた場合や、用紙がジャムを起
こしてトナー像転写領域に到達しなかったような場合
に、圧力ロールにトナーが付着し、それ以降の用紙の裏
面に汚れ(裏写り)が発生するという問題点がある。
【0006】本発明は、前述の事情に鑑み、下記の記載
内容を課題とする。 (O01)像担持体と圧力ロールとの間のトナー像転写領
域における用紙の先端突入または後端通過時の像担持体
の回転変動を大きな力の制御を行うことなく、防止する
こと。 (O02)圧力ロールの汚れに基づく用紙の汚れを防止す
ること。
【0007】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。ま
た、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0008】(第1発明)前記課題を解決するために、
本出願の第1発明の画像記録装置は、下記の要件を備え
たことを特徴とする、(Y01)移動する像担持体(K)
表面にトナー像(Ia)を形成するトナー像形成装置
(1〜7)、(Y02)トナー像転写領域(Q2)におい
て前記像担持体(K)表面に常時押し付けられて像担持
体(K)表面と同じ方向に移動するロール表面を有し、
前記トナー像転写領域(Q2)を通過する用紙(Si)に
前記トナー像(Ia)を転写する圧力ロール(8)、
(Y03)前記圧力ロール(8)の表面に当接して圧力ロ
ール(8)表面をクリーニングするクリーニング部材
(21)、(Y04)前記圧力ロール(8)表面にクリー
ニング部材(21)を押圧するとともにその押圧力を調
節可能な押圧手段(22〜28+M+P+V)、(Y0
5)前記トナー像転写領域(Q2)に用紙(Si)を供給
する給紙手段(11+12)、(Y06)前記トナー像転
写領域(Q2)に用紙(Si)の先端が突入する瞬間に前
記押圧力を低下させるように前記押圧手段(22〜28
+M+P+V)を作動させる押圧力制御手段(29〜3
2)。
【0009】(第2発明)また、本出願の第2発明の画
像記録装置は、下記の要件を備えたことを特徴とする、
(Y01)移動する像担持体(K)表面にトナー像(I
a)を形成するトナー像形成装置(1〜7)、(Y02)
トナー像転写領域(Q2)において前記像担持体(K)
表面に常時押し付けられて像担持体(K)表面と同じ方
向に移動するロール表面を有し、前記トナー像転写領域
(Q2)を通過する用紙(Si)に前記トナー像(Ia)
を転写する圧力ロール(8)、(Y03)前記圧力ロール
(8)の表面に当接して圧力ロール(8)表面をクリー
ニングするクリーニング部材(21)、(Y04)前記圧
力ロール(8)表面にクリーニング部材(21)を押圧
するとともにその押圧力を調節可能な押圧手段(22〜
28+M+P+V)、(Y05)前記トナー像転写領域
(Q2)に用紙(Si)を供給する給紙手段(11+1
2)、(Y07)前記トナー像転写領域(Q2)を用紙
(Si)の後端が通過する瞬間に前記押圧力を上昇させ
るように前記押圧手段(22〜28+M+P+V)を作
動させる前記押圧力制御手段(29〜32)。
【0010】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。 (第1発明の作用)前述の特徴を備えた本出願の第1発
明の画像記録装置では、トナー像形成装置(1〜7)
は、移動する像担持体(K)表面にトナー像(Ia)を
形成する。圧力ロール(8)のロール表面はトナー像転
写領域(Q2)において前記像担持体(K)表面に常時
押し付けられて像担持体(K)表面と同じ方向に移動し
ながら、前記トナー像転写領域(Q2)を通過する用紙
(Si)に前記トナー像(Ia)を転写する。押圧力を調
節可能な押圧手段(22〜28+M+P+V)は、クリ
ーニング部材(21)を前記圧力ロール(8)の表面に
押圧している。前記クリーニング部材(21)は圧力ロ
ール(8)表面にトナーが付着している場合にはその付
着トナーを除去する。
【0011】前記圧力ロール(8)はクリーニング部材
(21)から受ける負荷によってブレーキをかけられた
状態になっている。このため、前記像担持体(K)のみ
が駆動されて圧力ロール(8)がそれに従動している場
合でも、各ロールが別駆動されている場合でも、前記像
担持体(K)の回転速度は圧力ロール(8)表面にクリ
ーニング部材(21)を押圧していない場合と比べて遅
くなっており、この回転速度がプロセススピードとなっ
ている。
【0012】給紙手段(11+12)は、像担持体
(K)表面のトナー像(Ia)がトナー像転写領域(Q
2)に移動するのにタイミングを合わせて、用紙(Si)
を前記トナー像転写領域(Q2)に供給する。用紙(S
i)の先端が前記トナー像転写領域(Q2)に突入した瞬
間用紙(Si)の厚みのため急激に像担持体(K)に作
用する負荷トルク(すなわち、用紙先端突入時のブレー
キトルク)が増加し、像担持体(K)の回転速度が低下
しようとする。しかしながら、前記トナー像転写領域
(Q2)に用紙(Si)の先端が突入する瞬間に前記押圧
力制御手段(29〜32)は、クリーニング部材(2
1)を圧力ロール(8)表面に押圧する力を低下させる
ように前記押圧手段(22〜28+M+P+V)を作動
させる。前記押圧力の低下により、像担持体(K)に作
用する押圧力によるブレーキトルクが減少する。前記像
担持体(K)に作用する押圧力によるブレーキトルクの
減少は、像担持体(K)の回転速度を上昇させようとす
る。これにより、用紙(Si)の先端が前記トナー像転
写領域(Q2)に突入した瞬間の前記用紙先端突入時の
ブレーキトルクの増加を相殺することができ像担持体
(K)の用紙先端突入時の回転速度の低下を防ぐことが
可能である。
【0013】(第2発明の作用)前述の特徴を備えた本
出願の第2発明の画像記録装置では、用紙(Si)の後
端が前記トナー像転写領域(Q2)を通過したとき、像
担持体(K)および圧力ロール(8)間に用紙(Si)
の厚み分の隙間が瞬間的に形成される。このとき、瞬間
的に像担持体(K)に作用する負荷トルク(用紙後端通
過時のブレーキトルク)が減少し、像担持体(K)の回
転速度が上昇しようとする。しかしながら、前記トナー
像転写領域(Q2)を用紙(Si)の後端が通過する瞬間
に前記押圧力制御手段(29〜32)は、クリーニング
部材(21)を圧力ロール(8)表面に押し付けるよう
に前記押圧手段(22〜28+M+P+V)を作動させ
て、前記押圧力を増加させる。前記押圧力の増加によ
り、像担持体(K)に前記押圧力によるブレーキトルク
が増加する。前記像担持体(K)に作用する押圧力によ
るブレーキトルクの増加は、像担持体(K)の回転速度
を低下させようとする。これにより、前記用紙(Si)
の後端が前記トナー像転写領域(Q2)を通過したとき
の用紙後端通過時のブレーキトルクの減少を相殺するこ
とができ、像担持体(K)の前記用紙後端通過時の回転
速度の上昇を防ぐことが可能である。
【0014】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。なお、以後の説明の理解を容易にするために、
図面において互いに直交する矢印X,Y,Zの方向に直
交座標軸X軸、Y軸、Z軸を定義し、矢印X方向を前
方、矢印Y方向を左方、 矢印Z方向を上方とする。こ
の場合、X方向(前方)と逆向き(−X方向)は後方、
Y方向(左方)と逆向き(−Y方向)は右方、Z方向
(上方)と逆向き(−Z方向)は下方となる。また、前
方(X方向)及び後方(−X方向)を含めて前後方向又
はX軸方向といい、左方(Y方向)及び右方(−Y方
向)を含めて左右方向又はY軸方向といい、上方(Z方
向)及び下方(−Z方向)を含めて上下方向又はZ軸方
向ということにする。さらに図中、「○」の中に「・」
が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味
し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表か
ら裏に向かう矢印を意味するものとする。
【0015】(実施例1)図1は本発明の画像記録装置
の実施例1の全体説明図である。図1において、画像記
録装置Uはレーザ書込装置U1を有している。このレー
ザ書込装置U1はレーザ光源としての半導体レーザ発振
器1、この半導体レーザ発振器1からのレーザビームL
を集光してそれを平行化するコリメートレンズ2、この
コリメートレンズ2からのビームを走査方向に偏向させ
るポリゴンミラー3、偏向させたレーザビームLを像担
持体(すなわち、像担持体)K上に結像照射させる凸レ
ンズ4、および前記ポリゴンミラー3の面倒れを補正す
るシリンドリカルミラー5等から構成されている。ま
た、前記レーザ書込装置U1は、前記半導体レーザ発振
器1に画像情報信号を送るための画像処理装置(図示せ
ず)に接続されている。
【0016】像担持体Kの周囲には、像担持体Kの表面
を一様に帯電させるための帯電器(帯電ローラ)6が配
設されている。帯電器6により帯電された像担持体K表
面には、潜像書込位置Q1において前記レーザ書込装置
U1により静電潜像が書き込まれるようになっている。
像担持体Kはアルミニウムの円柱形部材の表面にアモル
フアスシリコン膜を着膜し、感光層を形成したものであ
る。また前記像担持体Kの周囲には、前記潜像書込位置
Q1からドラム回転方向に向けて順に、圧力定着用トナ
ーおよび現像ロール7a等を収容した現像器7、現像器
7により像担持体K上に形成されたトナー像Iaを用紙
(転写材)Siに転写、定着させるための圧力ロール8
を有する転写装置T、像担持体K上の残留トナーIcを
除去するためのトナー掻き落とし用のブレード9aを有
するクリーナ9、および像担持体K上の残留電荷を除去
するための除電器(除電ローラ)10、がそれぞれ配設
されている。前記符号1〜7で示された要素からトナー
像形成装置(1〜7)が構成されている。なお、前記圧
力ロール8および像担持体器Kそれぞれの表面は、互い
の軸が微小に交差した状態で当接するように配置されて
いる。
【0017】外方への引き出しおよび内方への挿入が可
能な給紙トレイ11は、シートSiを収容している。前
記給紙トレイ11の上方には用紙搬出部材としての給紙
ローラ12が配置されている。前記給紙トレイ11およ
び給紙ローラ12から給紙手段(11+12)が構成さ
れている。給紙トレイ11に収容された用紙Siは、前
記レーザ書込装置U1の作動とタイミングを合わせて、
給紙ローラ12により搬出されて圧力ロール8と像担持
体Kの対向する領域(トナー像転写領域(Q2)、また
はニップ)Q2に搬送されるようになっている。前記給
紙ローラ12と前記トナー像転写領域Q2との間にはシ
ュート部材13が設けられている。このシュート部材1
3は、上下一対のガイドプレートにより構成されてい
る。前記トナー像転写領域Q2を通過する際、用紙Siに
は像担持体K上のトナー像Iaが転写されると同時に定
着されて定着像Ibが形成されるようになっている。前
記定着像Ibが形成された用紙Siは、ガイド14に沿っ
て排出ローラ16から排出トレイHに排出されるように
なっている。
【0018】次に図1〜4により、前記画像記録装置U
の前記転写装置Tについて詳細に説明する。図2は本発
明の実施例1における圧力ロール8表面のクリーニング
部材およびクリーニング部材を圧力ロール8に押圧する
手段の説明図である。図3は前記クリーニング部材の詳
細説明図である。図4は前記クリーニング部材を圧力ロ
ールに押圧する手段の油圧回路の説明図である。図5同
実施例1の作用説明図である。
【0019】図1において、圧力ロール8の軸8aのX
軸方向の両端はロール支持アーム17により回転自在に
支持されている。ロール支持アーム17は、画像記録装
置Uのフレーム(図示せず)により、揺動軸18回りに
上下に揺動可能に支持されている。また、前記圧力ロー
ル8は、前記ロール支持アーム17と画像記録装置Uの
フレームとの間に設けられた引張ばね19により所定の
圧力で像担持体Kに押圧されている。図2,3におい
て、クリーニング部材21は、アルミ製の台座22の円
筒状の表面に固着されたフェルトにより構成されてい
る。台座22の前記クリーニング部材21が固着される
円筒状の表面は、圧力ロール8の外周の曲率とほぼ同じ
曲率を有するように加工されている。
【0020】図1,2において、前記台座22の前後両
端(X軸方向両端)は、上下に揺動可能な揺動アーム2
3,24に固定支持されている。揺動アーム23,24
の左端部(Y側端部)は画像記録装置Uのフレーム(図
示せず)に揺動自在に支持されている。揺動アーム2
3,24の右端部(−Y側端部)と画像記録装置Uのフ
レーム(図示せず)との間には伸縮可能な油圧シリンダ
26,27が設けられている。油圧シリンダ26,27
が伸長すると揺動アーム23,24が上方に揺動してク
リーニング部材21が上昇し、圧力ロール8に押圧され
る。このとき、圧力ロール8に摩擦ブレーキトルクが作
用し、圧力ロール8と圧接する像担持体Kにもブレーキ
トルクが作用するようになっている。なお、油圧シリン
ダ26,27によるクリーニング部材21の押圧力は、
圧力ロール8を像担持体Kに押し付けるように作用して
いるが、その押圧力は、圧力ロール8の回転に摩擦ブレ
ーキを作用させることが目的であり、前記引張ばね19
が圧力ロール8を像担持体Kに押し付ける力に比べて小
さい。
【0021】図2,4において、前記各油圧シリンダ2
6,27は、圧力制御弁Vを介して油圧ポンプPおよび
油溜28に接続されている。前記油圧ポンプPはモータ
Mによって一方向に回転駆動されるようになっている。
油圧ポンプPが作動すると圧力油が油圧シリンダ26,
27内に供給され、油圧シリンダ26,27が伸長す
る。前記油圧シリンダ26,27内の油圧は、前記圧力
制御弁Vによって設定された圧力に保持される。前記符
号22〜28,P,V,Mで示された要素から、圧力ロ
ール8にクリーニング部材21を押圧する押圧手段(2
2〜28+M+P+V)が構成されている。
【0022】図において、エンコーダ29は前記像担持
体Kの回転軸の回転速度に応じた回転速度検出パルス
(すなわち、エンコーダパルス)を出力する。エンコー
ダパルスは、マイコン(マイクロコンピュータ)30に
入力されている。マイコン30は、入力されたエンコー
ダパルス幅(すなわち、像担持体Kの回転速度)に応じ
てモータ駆動回路31および圧力制御弁駆動回路32に
駆動制御信号を出力する。すなわち、マイコン30は、
像担持体Kの回転速度を一定に保持するため、例えばエ
ンコーダパルス幅が短くなると(すなわち、像担持体K
の回転速度が高くなると)油圧シリンダ26,27を伸
長させるように圧力制御弁駆動回路32およびモータ駆
動回路31を作動させる。このとき、クリーニング部材
21の圧力ロール8への押圧力が増加して圧力ロール8
に作用するブレーキが大きくなる。そして、この圧力ロ
ール8が押圧された像担持体Kにもブレーキが作用す
る。そして像担持体Kの回転速度が低下して一定の回転
速度に保持されるようになっている。前記符号29〜3
2で示された要素から押圧力制御手段(29〜32)が
構成されている。
【0023】(実施例1の作用)次に前記画像記録装置
の実施例1の作用について説明する。プリチャージ用の
帯電ロール6によって像担持体K表面を一様に正に帯電
させたあと、レーザー書込装置U1から画像信号に応じ
てレーザービームを発射させ、静電潜像を形成する。像
担持体K表面に形成された静電潜像は次に、現像器7に
より圧力定着用トナーで現像されて可視像化され、像担
持体Kの上にトナー像Iaが形成される。圧力ロール8
が像担持体Kに対して交差して配置されているために、
用紙Siは像担持体Kと用紙Siとが対向する前記トナー
像転写領域Q2において像担持体Kとの間に微小なすべ
りを生じ、高い転写率を得ることができる。像担持体K
上のトナー像Iaは用紙Si上に圧力により転写されると
同時に定着され、定着像Ibが得られる。転写後、像担
持体Kに残留した残留トナーIcはブレード9aにより機
械的に掻き落とされて1つの画像記録サイクルを終了す
る。
【0024】前記画像記録サイクルの間、油圧シリンダ
26,27内には、油圧シリンダ26,27内の圧力を
所定値に制御する圧力制御弁Vを介して、ポンプPから
送られる圧油により伸長しており、揺動アーム23,2
4は、押し上げられている。そして、揺動アーム23,
24に支持されたクリーニング部材21は、所定の荷重
(例えば、1〜100kgf、望ましくは30〜70kg
f)で圧力ロール8に押圧されている。前記所定の荷重
の値は、従来の転写定着技術における圧力ロールと像担
持体との押圧力を直接制御する場合(前記(J03)リコ
ーの出願参照)の荷重の値(普通は数100Kgf)に
比較して小さくすることができる。したがって、前記従
来技術に比較して荷重の制御が容易である。
【0025】図5Aはトナー像転写領域Q2を通過する
用紙Siにより像担持体Kに作用するブレーキトルクを
示す図である。図5Bはトナー像転写領域Q2に押圧さ
れた圧力ロール8により像担持体Kに作用するブレーキ
トルクを示す図である。図5Cはトナー像転写領域Q2
において像担持体Kに作用するブレーキトルク(前記図
5A、5Bのブレーキトルクを合成した総トルク)を示
す図である。図5Dは前記図5Cの総トルクが作用した
ときの像担持体Kの回転速度の変動の説明図である。
【0026】図5Aにおいて、用紙Siの先端がトナー
像転写領域Q2に突入する瞬間には像担持体Kおよび圧
力ロール8間に厚みの有る用紙先端が引き込まれること
になる。この瞬間、用紙Siによる像担持体Kの回転を
妨げるトルク(用紙先端突入時上昇するブレーキトル
ク)が作用する。この場合、像担持体Kの回転速度が低
下する。また、用紙Siの後端がトナー像転写領域Q2を
通過した瞬間には像担持体Kおよび圧力ロール8間に在
った厚みの有る用紙が無くなり、その瞬間だけ像担持体
Kはトナー像転写領域Q2からブレーキトルクを受けな
くなる。すなわち、用紙Siの後端がトナー像転写領域
Q2を通過した瞬間、像担持体Kに作用するブレーキト
ルクが小さくなる。この場合、像担持体Kの回転速度が
上昇する。
【0027】前記トナー像転写領域Q2への用紙Siの突
入時に像担持体Kの回転速度が低下すると、その回転速
度の低下はエンコーダ29によって検出され、エンコー
ダパルスの幅が長くなる。このとき、マイコン30は、
圧力制御弁駆動回路32を制御して油圧シリンダ26,
27の押圧力を低下させる。このとき、図5Bに示すよ
うに、圧力ロール8の圧力による像担持体Kのブレーキ
トルクが低下する。したがって、この用紙先端突入時に
おいては、図5Aに示す用紙Si先端突入により上昇す
るブレーキトルクおよび図5Bに示す圧力ロール8への
クリーニング部材21の押圧力の低下により低下するブ
レーキトルクを合成した総トルクは図5Cのようにな
る。この場合、図5Dの実線に示すように、像担持体K
の回転速度は最初少し低下した後、少し上昇してから定
常状態となる。なお、図5Dの二点鎖線はこの実施例1
のような制御を行わない場合の像担持体Kの変動例を示
す図である。この図5Dに示すように、この実施例1の
ような制御(圧力ロール8へのクリーニング部材21の
押圧力の制御)を行うことにより、像担持体Kの回転速
度変動を小さくすることが可能となる。
【0028】前記トナー像転写領域Q2からの用紙Si後
端の通過時は、像担持体Kの回転速度が上昇し、その回
転速度の上昇はエンコーダ29によって検出され、エン
コーダパルスの幅が短くなる。このとき、マイコン30
は、圧力制御弁駆動回路32を制御して油圧シリンダ2
6,27の押圧力を上昇させる。このとき、図5Bに示
すように、圧力ロール8へのクリーニング部材21の押
圧力による像担持体Kのブレーキトルクが上昇する。し
たがって、この用紙後端通過時においては、図5Aに示
す用紙Si後端通過により低下するブレーキトルクおよ
び図5Bに示す圧力ロール8へのクリーニング部材21
の押圧力の上昇により上昇するブレーキトルクを合成し
た総トルクは図5Cのようになる。この場合、図5Dの
実線に示すように、像担持体Kの回転速度は最初少し上
昇した後、少し低下してから定常状態となる。この用紙
後端通過時においても、前記用紙Si先端突入時と同様
に、この実施例1のような制御(圧力ロール8の押圧力
の制御)を行うことにより、像担持体Kの回転速度変動
を小さくすることが可能となる。
【0029】前記実施例1に示したおける制御方法によ
れば、用紙Siの先端突入・後端通過時だけでなく、駆
動系のバラツキなどによる像担持体Kの回転速度の微小
変動を少なくすることもできる。本実施例の構成におい
て印字をおこなったところ、像担持体Kの回転変動が少
なく、また像担持体Kの回転変動に起因する印字ズレが
許容レベル以下の良好な印字が得られた。また、かぶり
が生じた場合や、用紙Siがジャムを起こしてトナー像
転写領域Q2に到着しなかった場合にも、クリーニング
部材21によって圧力ロール8の汚れは除去され、それ
以降の用紙Siの裏面に汚れ(裏写り)は発生しなかっ
た。
【0030】(実施例2)次に、図6により本発明の画
像記録装置Uの実施例2について説明する。なお、この
実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対
応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。図6は本発明の画像記録装置Uの実施例
2の説明図で、クリーニング部材(実施例1のクリーニ
ング部材21と同じクリーニング部材)を圧力ロール
(実施例1の圧力ロール8と同じ圧力ロール)に押圧す
る手段の油圧回路の説明図であり、前記実施例1の図4
に対応する図である。この実施例2は、下記の点で前記
実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と
同様に構成されている。この実施例2では、前記実施例
1のエンコーダ29の代わりに、前記トナー像転写領域
Q2の上流側に配置さた用紙センサ36を用いて、用紙
Siの先端および後端の通過を検出している。用紙セン
サ36の検出信号はマイコン30に入力されている。マ
イコン30は、用紙センサ36の検出信号に応じて、ト
ナー像転写領域Q2に対する用紙Si先端の突入時刻およ
び用紙Si後端の通過時刻を検出し、その検出時刻に前
記モータ駆動回路31および圧力制御弁駆動回路32を
作動させるように構成されている。
【0031】(実施例2の作用)次に、前述の構成を備
えた本発明の実施例2の作用を説明する。この実施例2
では、マイコン30は、用紙センサ36の検出信号を用
いて、トナー像転写領域Q2に対する用紙Si先端の突入
時刻および用紙Si後端の通過時刻を算出する。そし
て、前記用紙Si先端の突入時および用紙Si後端の通過
時に、前記実施例1と同様に前記圧力ロール8に押し付
けるクリーニング部材21の押圧力を制御して圧力ロー
ル8に作用するブレーキトルクを制御することにより、
圧力ロール8が押圧された像担持体Kに作用するブレー
キトルクを制御する。この実施例2も前記実施例1と同
様に像担持体Kの回転速度の変動を少なくすることがで
きる。
【0032】(実施例3)次に、図7により本発明の画
像記録装置Uの実施例3について説明する。なお、この
実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対
応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。図7は本発明の画像記録装置Uの実施例
3の説明図で、圧力ロール8およびクリーニング部材2
1を圧力ロール8に押圧する手段の説明図であり、前記
実施例1の図2に対応する図である。この実施例3は、
下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では
前記実施例1と同様に構成されている。前記実施例1の
油圧シリンダ26,27の代わりに引張バネ41,41
およびソレノイド42,43を用いている。また、前記
実施例1の油圧シリンダ26,27を駆動するための符
号28,31〜32,P,Mで示された要素の代わり
に、ソレノイド駆動回路44を用いている。
【0033】(実施例3の作用)次に、前述の構成を備
えた本発明の実施例3の作用を説明する。この実施例2
は、前記実施例1の油圧シリンダ26,27の代わり
に、ソレノイド42,43を作動させることにより、前
記圧力ロール8に押し付けるクリーニング部材21の押
圧力を制御して圧力ロール8に作用するブレーキトルク
を制御することにより、、圧力ロール8が押圧された像
担持体Kに作用するブレーキトルクを制御する。この実
施例3も前記実施例1と同様に像担持体Kの回転速度の
変動を少なくすることができる。
【0034】(実施例4)次に、図8により本発明の画
像記録装置Uの実施例4について説明する。なお、この
実施例4の説明において、前記実施例1の構成要素に対
応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。図8は本発明の画像記録装置Uの実施例
4の全体説明図で、前記実施例1の図1に対応する図で
ある。この実施例4は、クリーニング部材2がは、圧力
ロール8下面ではなく右側面に押圧するように配置され
ている。
【0035】(実施例4の作用)この実施例4のよう
に、クリーニング部材21を圧力ロール8の側面に配置
しても、前記下面に配置した実施例1と同様の作用が得
られる。すなわち、クリーニング部材21の圧力ロール
8への押圧力を制御して圧力ロール8に作用するブレー
キトルクを制御することにより、圧力ロール8が押圧さ
れた像担持体Kに作用するブレーキトルクを制御するこ
とができる。すなわち、前記実施例1と同様に像担持体
Kの回転速度の変動を小さくすることができる。
【0036】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。
【0037】(H01)前記実施例3において、ソレノイ
ド42,43の代わりにカムを用いてバネの変位を調整
するようにすることも可能である。 (H02)各実施例において、圧力ロール8へのクリーニ
ング部材21の押圧力は、必ずしも連続的な値に制御す
る必要はない。たとえば、押圧力(荷重)F=Fa(kg
f)とF=Fb(kgf、Fa>Fb)の2値をとるような最
も単純な制御でも、像担持体Kの回転速度の変動を少な
くすることが可能である。 (H03)本発明は、用紙の突入時または排出(後端通
過)時のいずれか一方のみに適用することが可能であ
る。 (H04)本発明は前記実施例1で説明した構成を有する
像担持体K以外の像担持体であっても、導電体基体の表
面に誘電体層または感光体層が形成されたものでかつそ
の表面が圧力転写定着に必要な圧力に十分耐えうる強度
を持っているものであれば適用可能である。例えば、ア
ルミニウムの表面を陽極酸化処理した誘電体ドラム、ア
ルミニウムの表面に窒化珪素や炭化珪素のような無機膜
をプラズマCVDなどの方法により着膜した構成の像担持
体に対して本発明は適用可能である。 (H05)本発明は、前記実施例1の帯電ロールの代わり
にコロトロン、スコロトロンなどの帯電装置を用いた画
像記録装置に適用することが可能である。 (H06)本発明は、レーザー書込装置の代わりにLEDア
レイや液晶ライトバルブなどを用いた画像記録装置に適
用することが可能である。 (H07)本発明は、トナー像転写領域Q2において像担
持体Kから用紙Siに転写と同時に定着する画像記録装
置の代わりに、圧力によって転写のみが行われ、転写後
フユーザロールなどの加熱手段により改めて定着される
画像記録装置にも適用可能である。 (H08)本発明は、像担持体から直接用紙Siに転写定
着する画像記録装置の代わりに、トナー像をいったん中
間体に転写したのち用紙に転写定着する画像記録装置に
も適用可能である。 (H09)トナー像転写領域Q2への用紙を突入を検知す
るために、像担持体駆動モータの電流の検知、ひずみゲ
ージ等を使用することが可能である。
【0038】
【発明の効果】前述の本発明の画像記録装置は、下記の
効果を奏することができる。 (E01)像担持体と圧力ロールとの間のトナー像転写領
域における用紙の先端突入または、後端通過時の像担持
体の回転速度の変動を減少させることができる。 (E02)圧力ロールの汚れに基づく用紙の汚れを防止す
ることがきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の画像記録装置の実施例1の全
体説明図である。
【図2】 図2は本発明の実施例1における圧力ロール
8表面のクリーニング部材およびクリーニング部材を圧
力ロール8に押圧する手段の説明図である。
【図3】 図3は前記クリーニング部材の詳細説明図で
ある。
【図4】 図4は前記クリーニング部材を圧力ロールに
押圧する手段の油圧回路の説明図である。
【図5】 図5同実施例1の作用説明図で、図5Aはト
ナー像転写領域Q2を通過する用紙Siにより像担持体K
に作用するブレーキトルクを示す図、図5Bはトナー像
転写領域Q2に押圧された圧力ロール8により像担持体
Kに作用するブレーキトルクを示す図、図5Cはトナー
像転写領域Q2において像担持体Kに作用するブレーキ
トルク(前記図5A、5Bのブレーキトルクを合成した
総トルク)を示す図、図5Dは前記図5Cの総トルクが
作用したときの像担持体Kの回転速度の変動の説明図で
ある。
【図6】 図6は本発明の画像記録装置Uの実施例2の
説明図で、クリーニング部材を圧力ロールに押圧する手
段の油圧回路の説明図であり、前記実施例1の図4に対
応する図である。
【図7】 図7は本発明の画像記録装置Uの実施例3の
説明図で、圧力ロール8表面のクリーニング部材および
クリーニング部材を圧力ロール8に押圧する手段の説明
図であり、前記実施例1の図2に対応する図である。
【図8】 図8は本発明の画像記録装置Uの実施例4の
全体説明図で、前記実施例1の図1に対応する図であ
る。
【符号の説明】
K…像担持体、Ia…トナー像、Q2…トナー像転写領
域、Si…用紙、8…圧力ロール、21…クリーニング
部材、(1〜7)…トナー像形成装置、(11+12)
…給紙手段、(22〜28+M+P+V)…押圧手段、
(29〜32)…押圧力制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 英明 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする画
    像記録装置、(Y01)移動する像担持体表面にトナー像
    を形成するトナー像形成装置、(Y02)トナー像転写領
    域において前記像担持体表面に常時押し付けられて像担
    持体表面と同じ方向に移動するロール表面を有し、前記
    トナー像転写領域を通過する用紙に前記トナー像を転写
    する圧力ロール、(Y03)前記圧力ロールの表面に当接
    して圧力ロール表面をクリーニングするクリーニング部
    材、(Y04)前記圧力ロール表面にクリーニング部材を
    押圧するとともにその押圧力を調節可能な押圧手段、
    (Y05)前記トナー像転写領域に用紙を供給する給紙手
    段、(Y06)前記トナー像転写領域に用紙の先端が突入
    する瞬間に前記押圧力を低下させるように前記押圧手段
    を作動させる押圧力制御手段。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする画
    像記録装置、(Y01)移動する像担持体表面にトナー像
    を形成するトナー像形成装置、(Y02)トナー像転写領
    域において前記像担持体表面に常時押し付けられて像担
    持体表面と同じ方向に移動するロール表面を有し、前記
    トナー像転写領域を通過する用紙に前記トナー像を転写
    する圧力ロール、(Y03)前記圧力ロールの表面に当接
    して圧力ロール表面をクリーニングするクリーニング部
    材、(Y04)前記圧力ロール表面にクリーニング部材を
    押圧するとともにその押圧力を調節可能な押圧手段、
    (Y05)前記トナー像転写領域に用紙を供給する給紙手
    段、(Y07)前記トナー像転写領域を用紙の後端が通過
    する瞬間に前記押圧力を上昇させるように前記押圧手段
    を作動させる前記押圧力制御手段。
JP7056189A 1995-03-15 1995-03-15 画像記録装置 Pending JPH08254924A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7056189A JPH08254924A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7056189A JPH08254924A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08254924A true JPH08254924A (ja) 1996-10-01

Family

ID=13020171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7056189A Pending JPH08254924A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08254924A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008268851A (ja) * 2007-03-22 2008-11-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2009153250A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Ricoh Co Ltd 駆動装置、画像形成装置
CN101670704A (zh) * 2008-09-12 2010-03-17 施乐公司 打印机和用于在打印周期中移动转印辊的方法
JP2011090136A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Canon Inc 定着装置
US8364071B2 (en) 2007-03-22 2013-01-29 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus and sheet conveying device having upstream and downstream rollers
JP2020183991A (ja) * 2019-05-07 2020-11-12 コニカミノルタ株式会社 二次転写装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008268851A (ja) * 2007-03-22 2008-11-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8364071B2 (en) 2007-03-22 2013-01-29 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus and sheet conveying device having upstream and downstream rollers
JP2009153250A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Ricoh Co Ltd 駆動装置、画像形成装置
CN101670704A (zh) * 2008-09-12 2010-03-17 施乐公司 打印机和用于在打印周期中移动转印辊的方法
JP2010064482A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Xerox Corp プリンタ内の転写ローラにより加えられる転写圧を変化させるシステムおよび方法
JP2011090136A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Canon Inc 定着装置
JP2020183991A (ja) * 2019-05-07 2020-11-12 コニカミノルタ株式会社 二次転写装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4941021A (en) Image forming apparatus with recording material loop forming and control means
US5848323A (en) Apparatus for printing images on both sides of an image printing medium by one process
JP3554217B2 (ja) 画像形成装置
JPH1152743A (ja) 転写装置および画像形成装置
US5937258A (en) Paper conditioner with articulating back-up/transfer rollers
JP3528342B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JPH08254924A (ja) 画像記録装置
JP2008257225A (ja) 画像形成装置およびそれを用いた複連式画像形成装置
US7953335B2 (en) Image forming apparatus and tandem image forming apparatus
JPH07140740A (ja) 画像形成装置
JP7225878B2 (ja) 画像形成装置、転写方法及び転写制御プログラム
US6002909A (en) Image forming apparatus for preventing generation of image defects from deformation of a pressure roller
JP2790754B2 (ja) 転写装置
JP2002215000A (ja) 画像形成装置
JPH01280783A (ja) 画像形成装置
JP2864788B2 (ja) 画像形成装置
JP2002148965A (ja) 画像形成装置
US6101347A (en) Paper carrying device in electrostatic recording apparatus
JP2002156802A (ja) 画像形成装置
JPH09244434A (ja) 画像形成装置
JP4104843B2 (ja) 画像形成装置
JPH05289546A (ja) 画像形成装置
JPH06258966A (ja) 画像形成装置
JP3532363B2 (ja) 転写装置
JP3720447B2 (ja) 画像形成装置