JPH08254913A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置

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JPH08254913A
JPH08254913A JP8446695A JP8446695A JPH08254913A JP H08254913 A JPH08254913 A JP H08254913A JP 8446695 A JP8446695 A JP 8446695A JP 8446695 A JP8446695 A JP 8446695A JP H08254913 A JPH08254913 A JP H08254913A
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JP
Japan
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pressure roller
fixing
image
recording material
fixing device
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Application number
JP8446695A
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English (en)
Inventor
Hideo Nanataki
秀夫 七瀧
Hiroaki Sakai
宏明 酒井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本出願に係る第1の発明の目的は加圧ローラ
の硬度や外径が変化した時でも紙しわ及び後端跳ね等の
無い定着装置を提供することにある。 【構成】 ニップNの前方に配設された記録材を案内す
るための入口ガイド7を、支点Sを中心に回動可能に配
設し、該入口ガイド7の強度と精度をステンレス製ステ
ー701により確保する。そして、該ステー701を、
支点Sを中心に回動可能な鉄製連結棒9により、加圧ロ
ーラ3の芯金301の位置に連動して作用点Mで位置決
めする。これにより、加圧ローラの硬度の耐久変化等に
より、芯金301の位置がP1、P2方向に変化する
と、この変化に応じて連結棒9がステー701を従動さ
せ、芯金301の位置から推定されるニップN入口部の
位置に応じて入口ガイド7の先端位置を図中G1、G2
方向に調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発熱体からの熱エネル
ギーを輻射または伝導によって記録材に付与する方式の
定着装置、及びこの定着装置を備えた画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写機、プリンタ、ファ
ックス等の画像形成装置においては、電子写真、静電記
録、磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手段により、
加熱溶融性の樹脂等によりなるトナーを用いて記録材の
面に直接もしくは間接方式で未定着のトナー像を形成
し、この未定着のトナー画像を記録材と共に加熱及び加
圧することにより記録材面に永久固着画像として定着す
ることにより、画像を形成している。
【0003】例えば、図9に示すような電子写真方式の
レーザービームプリンタにおいては、まず、ホストコン
ピュータより送られた画像情報信号に基づき露光手段た
るスキャナー21によりレーザー光の強度を変調し、帯
電手段たる帯電器22によりその表面を一様に帯電され
た像担持体たる感光ドラム23上に照射して静電潜像を
形成する。次に、感光ドラム23の矢印方向の回転によ
り、静電潜像は現像装置24と感光ドラム23との対向
部へと搬送され、該現像装置24によって順次現像され
る。そして、現像されたトナー像は、給紙装置25から
送られてきた記録材たるコピー用紙Pに転写装置26に
よって順次転写され、トナー像を転写された用紙Pは感
光ドラム23の回転と共に分離され、搬送ガイド27を
経て、定着装置28へと送り出される。なお、転写装置
26としては図に示したコロナ帯電器以外に、導電弾性
回転体に電源から電流を供給して紙に転写電荷を付与し
ながら搬送する転写ローラ方式がある。
【0004】また、上記定着装置28は、図10に示す
ような構成となっており、上述のように用紙P上に転写
されたトナー像を良好に定着して排出するようになって
いる。以下、この定着装置28の構成について詳しく説
明する。
【0005】図中上側の定着ローラ1は、アルミニウ
ム、鉄等で構成された中空芯金101の内空に発熱体と
してハロゲンランプ等のヒータ2を入れたもので、この
ヒータ2により定着ローラ1の加熱がなされる。102
は定着ローラ1の表面性を向上させるためのオフセット
防止層で、弗素樹脂のコーティング或はチューブ等が好
まれて用いられる。図中下側の加圧ローラ3は鉄やステ
ンレス等の芯金301の外周をシリコーンゴム等の離型
性を有する弾性体302で被覆し、さらに該弾性体30
2上にPFAチューブ等の離型層303を設けたもので
ある。上記定着ローラ1と加圧ローラ3は、軸受401
を介してバネ4で付勢することにより、互いに所定の加
圧力で接触させてあり、また矢印の方向に回転駆動され
る。このバネ4等の付勢手段は両ローラ、特に弾性体で
ある加圧ローラ3の偏心や変形に追従して両ローラの軸
間を調整し、加圧力やニップ幅を確保する働きをしてい
る。
【0006】5は定着ローラ1の面に接触させたNTC
等の感温素子であり、定着ローラ1の表面温度を検知す
る。この感温素子5の検出温度に応じて温調回路により
ヒータ2への通電が制御され、定着ローラ1の表面温度
が所定の熱定着温度に自動管理されると共に異常温度時
には通電を遮断する安全装置として働く。6は定着ロー
ラ1の面から用紙Pを分離する分離爪であり、先端エッ
ジ部を定着ローラ1の面に適当な加圧力をもって接触さ
せて配設してある。7、8は定着装置の用紙を案内する
入口ガイド、同出口ガイドであり、それぞれ底板10と
天板11に取り付け支持されてある。入口ガイド7で案
内され定着装置内に進入してきた用紙Pは、互いに加圧
接触して回転駆動されている定着ローラ1と加圧ローラ
3とのニップ部を通過していく。この通過していく過程
で用紙P上の未定着トナー像Taが、熱及び圧力により
永久固着像Tbとして定着される。
【0007】ローラ1、3のニップ部を通過し、像定着
を受けた用紙Pはその先端が分離爪6により定着ローラ
1面から分離され、出口ガイド8を通じて定着装置外へ
と排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
定着装置においては、弾性加圧ローラ3の硬度の耐久変
化やばらつきにより、ニップ幅が個体差だけでなく使用
時間により変化することがあり、結果としてニップ入口
部の位置が変化するために、入口ガイド7とニップ入口
部との相対的な位置関係が変化して、紙しわや後端跳ね
等が発生することがあった。
【0009】特に、上記相対位置関係に高い精度が要求
される高速機においては、ニップ入口部の位置の変化に
より紙しわや後端跳ね等が発生し易くなることがあっ
た。
【0010】また、上記の通常の用紙において適正な入
口ガイド7とニップ入口部との相対位置は、必ずしも封
筒のような厚手の特殊な記録材に対しては好ましくな
く、特にニップ入口部のクリアランスが確保されていな
い場合には封筒がニップに入る前に定着ローラ1に接触
して像ずれが発生したり、ジャムになったりすることが
あった。
【0011】その結果、画像形成装置の高速化の妨げと
なったり、封筒等の厚紙を画像形成装置に使用できない
場合があった。
【0012】本出願に係る第1の発明の目的は、通常の
記録材及び封筒等の特殊な記録材の両者に対して、加圧
ローラの硬度や外径が変化した場合でも、紙しわ及び後
端跳ね並びに像ずれ等の無い良好な搬送性を発揮する定
着装置を提供することにある。
【0013】また、本出願に係る第2の発明は、上記目
的の他、紙しわの発生をより一層確実に防止することの
できる定着装置を提供することを目的としている。
【0014】さらに、本出願に係る第3の発明は、上記
目的の他、封筒等の厚紙を使用した際の像ずれを防ぐこ
とのできる定着装置を提供することを目的としている。
【0015】また、本出願に係る第4の発明の目的は、
通常の記録材及び封筒等の特殊な記録材の両者に対し
て、加圧ローラの硬度や外径が変化した場合でも、紙し
わ及び後端跳ね並びに像ずれ等の無い良好な画像形成を
行うことのできる画像形成装置を提供することにある。
【0016】さらに、本出願に係る第5の発明は、上記
目的の他、紙しわの発生をより一層確実に防止すること
のできる画像形成装置を提供することを目的としてい
る。
【0017】また、本出願に係る第6の発明は、上記目
的の他、封筒等の厚紙を使用した際の像ずれを防ぐこと
のできる画像形成装置を提供することを目的としてい
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
によれば、上記目的は、発熱体を内包する定着ローラ又
は発熱体に摺接する定着フィルムと、該定着ローラに直
接的に又は該定着フィルムを介して該発熱体に間接的に
圧接するように付勢された弾性層を有する加圧ローラ
と、該圧接部に記録材を案内する入口ガイドとを備え、
該圧接部にて未定着画像の形成された記録材を挟持搬送
しながら加熱及び加圧することにより、該記録材上の未
定着画像を定着させる定着装置において、上記入口ガイ
ドは、ガイド面が上記加圧ローラの回転中心と略平行な
中心軸周りに回動自在に配設されており、上記加圧ロー
ラの回転中心の付勢方向及び反付勢方向への位置変化に
追従して該回転中心と略平行な中心軸周りに回動自在な
可動部材と連結されていることにより達成される。
【0019】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記目的は、上記第1の発明において、加圧ローラの軸
方向中央部の外径が軸方向端部の外径より小径であるこ
とにより達成される。
【0020】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、上記目的は、上記第1の発明または第2の発明にお
いて、加圧ローラの定着ローラまたは発熱体に対する加
圧力調整機構を有することにより達成される。
【0021】また、本出願に係る第4の発明によれば、
上記目的は、感光層を有する像担持体と、該像担持体を
帯電せしめる帯電手段と、帯電された該像担持体を露光
せしめる露光手段と、該像担持体上に形成される静電潜
像を現像剤により現像せしめる現像装置と、記録材を供
給せしめる記録材供給手段と、該像担持体上に形成され
た未定着画像を該記録材上に転写せしめる転写装置と、
発熱体を内包する定着ローラに直接的に又は該定着フィ
ルムを介して該発熱体に間接的に圧接するように付勢さ
れた弾性層を有する加圧ローラ、及び該圧接部に記録材
を案内する入口ガイドが配設された定着装置とを備え、
上記未定着画像が転写された記録材を該定着装置の圧接
部にて挟持搬送しながら加熱及び加圧して該記録材上の
未定着画像を定着させて画像を形成する画像形成装置に
おいて、上記定着装置の入口ガイドは、ガイド面が上記
加圧ローラの回転中心と略平行な中心軸周りに回動自在
に配設されており、上記加圧ローラの回転中心の付勢方
向及び反付勢方向への位置変化に追従して該回転中心と
略平行な中心軸周りに回動自在な可動部材と連結されて
いることにより達成される。
【0022】さらに、本出願に係る第5の発明によれ
ば、上記目的は、上記第4の発明において、加圧ローラ
の軸方向中央部の外径が軸方向端部の外径より小径であ
ることにより達成される。
【0023】また、本出願に係る第6の発明によれば、
上記目的は、上記第4の発明または第5の発明におい
て、加圧ローラの定着ローラまたは発熱体に対する加圧
力調整機構を有することにより達成される。
【0024】
【作用】本出願に係る第1の発明によれば、加圧ローラ
の回転中心の位置が、弾性層の変形または加圧ローラの
偏心等により、付勢方向及び反付勢方向へ変化した場合
には、可動部材がその変化に追従して回動し、該可動部
材と連結された入口ガイドを、上記加圧ローラの回転中
心と略平行な中心軸周りに回動させる。従って、定着ロ
ーラとの間に直接に、または定着フィルムを介して発熱
体との間に間接に形成される圧接部の位置が、上記加圧
ローラの回転中心の位置変動により変動した場合でも、
該圧接部に対する入口ガイドの位置は適切な位置に維持
される。
【0025】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記第1の発明において、加圧ローラの軸方向中央部の
外径が軸方向端部の外径より小径であるので、中央部と
端部において記録材の搬送速度に差が発生し、記録材は
両端側に引っ張られる。従って、上記第1の発明による
作用と相俟って、記録材のしわの発生が良好に抑えられ
る。
【0026】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、上記第1の発明または第2の発明において、加圧ロ
ーラの定着ローラまたは発熱体に対する加圧力調整機構
を有するので、封筒等の厚紙を用いる場合には、該加圧
力調整機構により上記圧接部の圧を解除すると、加圧ロ
ーラの回転中心は下方に移動し、可動部材により入口ガ
イドの先端位置が下がって、封筒等の厚紙に対しての圧
接部入口のクリアランスを確保する。その結果、像ずれ
の発生が抑えられる。
【0027】また、本出願に係る第4の発明によれば、
定着装置における加圧ローラの回転中心の位置が、弾性
層の変形または加圧ローラの偏心等により、付勢方向及
び反付勢方向へ変化した場合には、可動部材がその変化
に追従して回動し、該可動部材と連結された入口ガイド
を、上記加圧ローラの回転中心と略平行な中心軸周りに
回動させる。従って、定着装置において、定着ローラと
の間に直接に、または定着フィルムを介して発熱体との
間に間接に形成される圧接部の位置が、上記加圧ローラ
の回転中心の位置変動により変動した場合でも、該圧接
部に対する入口ガイドの位置は適切な位置に維持され、
紙しわのない良好な画像形成が行われる。
【0028】さらに、本出願に係る第5の発明によれ
ば、上記第4の発明において、定着装置における加圧ロ
ーラの軸方向中央部の外径が軸方向端部の外径より小径
であるので、中央部と端部において記録材の搬送速度に
差が発生し、記録材は両端側に引っ張られる。従って、
上記第4の発明による作用と相俟って、記録材のしわの
発生が良好に抑えられ、良好な画像形成が行われる。
【0029】また、本出願に係る第6の発明によれば、
上記第4の発明または第5の発明において、定着装置に
おける加圧ローラの定着ローラまたは発熱体に対する加
圧力調整機構を有するので、封筒等の厚紙を用いる場合
には、該加圧力調整機構により上記圧接部の圧を解除す
ると、加圧ローラの回転中心は下方に移動し、可動部材
により入口ガイドの先端位置が下がって、封筒等の厚紙
に対しての圧接部入口のクリアランスを確保する。その
結果、像ずれの発生が抑えら、良好な画像形成が行われ
る。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0031】(第1の実施例)まず、本発明の第1の実
施例を図1及び図2に基づいて説明する。図2は本実施
例における電子写真方式のレーザービームプリンタの構
成を示す図である。同図において、21は露光手段たる
スキャナーであり、ホストコンピュータより送られた画
像情報信号に基づき該スキャナー21によりレーザー光
の強度を変調し、帯電手段たる帯電器22によりその表
面を一様に帯電された像担持体たる感光ドラム23上に
照射して静電潜像を形成している。この静電潜像は、感
光ドラム23の矢印方向の回転により、現像装置24と
感光ドラム23との対向部へと搬送され、該現像装置2
4によって順次現像される。そして、現像されたトナー
像は、記録材供給手段たる給紙装置25から送られてき
た記録材たるコピー用紙Pに転写装置26によって順次
転写され、トナー像を転写された用紙は感光ドラム23
の回転と共に分離され、搬送ガイド27を経て、定着装
置29へと送り出される。なお、転写装置26としては
図に示したコロナ帯電器以外に、導電弾性回転体に電源
から電流を供給して紙に転写電荷を付与しながら搬送す
る転写ローラ方式がある。
【0032】そして、以上のような本実施例における定
着装置29は、以下のように構成されており、紙しわ、
後端跳ね、及び像ずれを発生させないようになってい
る。以下、本実施例における定着装置29の構成につい
て説明する。
【0033】図1は本発明の第1の実施例における定着
装置29の構成を表す図面であり、同図において1は厚
み2mm、外径30mmのアルミニウム製円筒芯金10
1上に、離型層102として厚さ30μmのPFAチュ
ーブを被覆した熱伝導部材たる定着ローラである。該定
着ローラ1の内部には、600W(100V入力時)の
発熱能力を持つ発熱体たるハロゲンヒータ2が配設され
ており、該定着ローラ1に熱を供給するようになってい
る。
【0034】また、該定着ローラ1の下方には、鉄製芯
金301の周囲に、中実のシリコーンゴム層302と、
離型層303として50μmのPFAチューブを被覆し
た、外径が30mmの加圧ローラ3が配設されており、
該加圧ローラ3はバネ定数が6.0×104N/mの巻
バネ4により付勢されて、定着ローラ1との間にニップ
Nを形成している。また、該加圧ローラ3の芯金301
は、軸受401に支持されており、該軸受401により
加圧ローラ3の回転が円滑になると共に、巻バネ4の加
圧力が適切に加圧ローラ芯金301に伝えられるように
なっている。
【0035】さらに、上記定着ローラ1の上方では、温
度により電気抵抗値が変化するNTC素子5が該定着ロ
ーラ1の表面に軽圧で接しており、上記ハロゲンヒータ
2により加熱される定着ローラ1の温度検知を可能にし
ている。
【0036】また、上記定着ローラ1と加圧ローラ3と
のニップ部近傍には、上記定着ローラ1から記録材の先
端を分離するための分離爪6が配設されており、該分離
爪6はポリイミド樹脂にPFA樹脂をコーティングして
形成されている。
【0037】そして、上記ニップNの前方には、ニップ
Nに記録材を案内するための入口ガイド7が、支点Sを
中心に回動可能に配設されており、該入口ガイド7の強
度と精度はステンレス製ステー701により確保されて
いる。また、該ステー701は、支点Sを中心に回動可
能な可動部材たる鉄製連結棒9により、加圧ローラ3の
芯金301の位置に連動して作用点Mで位置決めされる
ようになっている。
【0038】なお、ニップNの後方には、ニップNから
排出された記録材を定着装置外へ案内する出口ガイド8
が、巻バネ4の加圧を支える鉄製底板10に取り付けら
れており、また、定着ローラ1の上部は天板11により
保護され、定着ローラ1の放熱を防止するようになって
いる。
【0039】以上のような本実施例装置において電源が
入れられると、コントローラ(図示せず)はNTC素子
5の電気抵抗値を検知し、ハロゲンヒータ2に流す電流
をフィードバック制御して定着ローラ1の表面温度を定
着適正温度である190℃に自動管理する。この時、加
圧ローラ3は定着ローラ1に対して巻バネ4により12
0Nの力で加圧されており、加圧ローラ3の硬度がAs
ker−C(500g加重)45度のものでニップNは
約5mmに形成されている。このニップNの幅はトナー
画像を記録材に永久固着画像として固定するために必要
十分なように設定したものである。
【0040】しかしながら、このニップNは、加圧ロー
ラ3の硬度の耐久変化等により、図1に示すP1方向ま
たはP2方向に移動し、入口ガイド7との相対的な位置
関係が変化する傾向にあるが、このように加圧ローラ3
の芯金301の位置が図中P1、P2方向に変化する
と、この変化に応じて連結棒9がステー701を従動さ
せ、加圧ローラ3の芯金301の位置から推定されるニ
ップN入口部の位置に応じて入口ガイド7の先端位置を
図中G1、G2方向に調整する。
【0041】従って、入口ガイド7の先端位置は定着ロ
ーラ1のニップN入口部接線lに丁度交わる高さに調整
されていて、記録材搬送上の諸問題、例えば薄紙の紙し
わや厚紙の後端跳ね等を防止している。
【0042】実験によれば、このような記録材搬送上の
諸問題を防止するために入口ガイド7の先端位置がニッ
プNの入口部に対して許される精度は、緩い場合でも±
1mm程度で、高速画像形成装置においては±0.2m
mという厳密なものであることが分かった。一方、加圧
ローラ3の弾性層302は温度や耐久時間による硬度変
化も比較的大きいという特性をもっており、また製造上
硬度が±3度程度ばらつき、これに伴いニップNの幅が
使用状態や個体により最大で3mmの幅で変動する場合
がある。しかし、本実施例の構成は、このような場合で
も入口ガイド7の先端位置とニップNの入口部との相対
位置を確保することが可能となる。
【0043】以下に加圧ローラ3の硬度がばらついた場
合の薄紙の紙しわと厚紙の後端跳ねの発生する頻度を、
印字速度が毎分A4サイズ紙16枚である画像形成装置
に従来の定着装置と本実施例の定着装置とを用いて比較
した結果を示す。
【0044】
【表1】
【0045】表1に見られるように本実施例においては
加圧ローラ3の硬度が振れた場合でも、ニップNの入口
位置の変化を反映する芯金301の移動に伴い、入口ガ
イド7を可動にして連結棒9によって入口ガイド7の先
端位置を追従させることにより、従来の定着装置に比較
して紙しわや後端跳ねの発生頻度を抑え、良好な記録材
搬送性を有する定着装置を実現できた。
【0046】本実施例の発展例としては加圧ローラ3と
しての軸方向中央部の外径が軸方向端部の外径より小さ
い形状のものを用いたものを挙げることができる。この
ような場合、端部と中央部との搬送速度差を生むことに
より紙しわに対する高い防止効果を得ることができ、ま
た、この搬送速度差が記録材に与えるストレスに起因す
る後端跳ねに対しては、上記構成により入口ガイドとニ
ップ入口部との相対位置を適正な位置を保つことにより
防止できて、より良好な記録材搬送性を有する定着装置
を実現できる。
【0047】また、上記定着装置を画像形成装置に備え
ることにより、画像形成装置を高速化した場合でも、良
好な画像形成を行うことができる。
【0048】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例を図3に基づいて説明する。なお、第1の実施例と
の共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0049】図3は本発明の第2の実施例の定着装置を
表す図面であり、本実施例装置も、図2に示すような画
像形成装置に用いられるものである。図3において90
1は入口ガイド7の通紙幅の中央に配設された可動部材
たるPFA樹脂製のコロで加圧ローラ3の表面に当接し
ている。
【0050】ニップNの幅は加圧ローラ3の硬度のばら
つきや変化により変動し、ニップNの入口の位置もそれ
に応じて変化するが、コロ901の位置はこのような変
化に加えて加圧ローラ3が熱膨張した場合や外径が変動
した場合のニップNの微妙な変動に対しても追従する。
また、最も精度が要求される通紙幅中央部の入口ガイド
7の先端位置を直接連動させる構成であるため、ニップ
幅の変動に対して良好な記録材の搬送性を得るための入
口ガイド7の位置を得易いという効果を得ることができ
た。
【0051】また、上記定着装置を画像形成装置に備え
ることにより、画像形成装置を高速化した場合でも、よ
り一層良好な画像形成を行うことができる。
【0052】(第3の実施例)次に、本発明の第3の実
施例を図4に基づいて説明する。なお、第1の実施例と
の共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0053】図4は本実施例における定着装置を表す図
面であり、本実施例装置も図2に示すような画像形成装
置に用いられるものである。図4において902は加圧
ローラ芯金301の位置に連動して作用点Mでステー7
01の位置決めを行う支点Tを中心に回動可能な可動部
材たる鉄製連結棒、903は連結棒902の支点Tを提
供する鉄製支持板である。
【0054】連結棒902は加圧ローラ芯金301の位
置の変化に応じてステー701を従動させ、加圧ローラ
芯金301の位置から推定されるニップN入口部の位置
に応じて入口ガイド7の先端位置を調整し、入口ガイド
7の先端位置は記録材搬送上の諸問題、例えば薄板の紙
しわや厚紙の後端跳ね等を防止しているが、さらに、本
実施例においては、支点Tと作用点Mとの距離を長くし
た構成であるため、入口ガイド7の先端位置の変動によ
り加圧ローラ芯金301の位置を変化させて、加圧力を
調整する加重を得ることが可能となる。
【0055】この作用により封筒通紙時には、封筒の強
い腰により入口ガイド7を押し下げて加圧力を軽減し、
封筒しわの発生を防止できる効果を得ることができる。
【0056】以下に加圧ローラ3の硬度がばらついた場
合の紙しわと後端跳ね、そして封筒しわの発生する頻度
を、毎分A4サイズ紙10枚の印字速度の画像形成装置
において、従来の定着装置を用いた場合と本実施例の定
着装置を用いた場合で比較した結果を示す。
【0057】
【表2】
【0058】表2に見られるように本実施例においては
加圧ローラ3の硬度が振れた場合でも、ニップNの入口
位置の変化を反映する芯金301の移動に伴い、入口ガ
イド7を可動にして連結棒902によって入口ガイド7
の先端位置を追従させることにより、従来の定着装置に
比較して紙しわや後端はねの発生頻度を抑える効果に加
えて、封筒通紙時においてもしわの発生頻度を飛躍的に
低減する効果を得ることができた。
【0059】また、上記定着装置を画像形成装置に備え
ることにより、画像形成装置を高速化した場合でも、良
好な画像形成を行うことができるだけでなく、画像形成
装置に封筒等の厚紙を使用した場合でも、しわの無い良
好な画像形成を行うことができる。
【0060】(第4の実施例)次に、本発明の第4の実
施例を図5に基づいて説明する。なお、第1の実施例と
の共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0061】図5は本発明の第4の実施例における定着
装置を表す図面であり、本実施例装置も図2に示すよう
な画像形成装置に用いられるものである。図5におい
て、402は圧解除レバー、403は圧解除レバー40
2に接続された挿入棒であり、これらにより加圧力調整
機構を構成している。
【0062】なお、巻バネ4としてはバネ定数が2.0
×105N/mのものを用い、210Nの加圧力でニッ
プNを形成して高速な画像形成装置に対応している。
【0063】連結棒9は、上述した実施例と同様に、加
圧ローラ芯金301の位置の変化に応じてステー701
を従動させ、加圧ローラ芯金301の位置から推定され
るニップN入口部の位置に応じて入口ガイド7の先端位
置を調整する。
【0064】そして、本実施例は巻バネ4として高いバ
ネ定数のものを用いてるため、手動により圧解除レバー
を図中R1からR2方向に移動させて封筒通紙時の圧解
除を可能にしている。この操作に伴い加圧ローラ芯金3
01の位置はP3からP4に移動し、連結棒9の作用に
より入口ガイド7の先端位置が下がって封筒通紙時のニ
ップNへの入口部のクリアランスを確保して像ずれの発
生を防止する効果を得ることができる。
【0065】また、本実施例に示した機構を図6に示す
フィルム定着装置に応用することも可能である。図中1
03は円筒状ポリイミド樹脂の表面にPFA樹脂をコー
ティングした熱伝導部材であるところの定着フィルム、
104は定着フィルム103を支持するフィルムガイ
ド、201はセラミック製板状ヒータ、202は板状ヒ
ータに印刷により形成した発熱体、501は板状ヒータ
201の裏面に配設したNTC特性を持つ感温素子であ
る。
【0066】図6に示す定着装置は熱伝導部材として熱
容量の小さいフィルムを用いるために、定着適正温度に
昇温させるための時間とエネルギーを非常に節約できる
という特徴を持つ。さらに記録材搬送性に関しては板状
ヒータ201を用いているためにニップNがほぽフラッ
トな状態で形成されて高い性能を有する。
【0067】本構成によれば、封筒通紙時においても加
圧解除機構によりしわの発生の無い良好な封筒搬送性を
確保すると共に、ニップ入口部のクリアランスを得るこ
とにより、像ずれの発生を防止することができる。
【0068】以上のように、上記定着装置を画像形成装
置に備えることにより、画像形成装置を高速化した場合
でも、良好な画像形成を行うことができるだけでなく、
画像形成装置に封筒等の厚紙を使用した場合でも、しわ
及び像ずれの無い良好な画像形成を行うことができる。
【0069】(第5の実施例)次に、本発明の第5の実
施例を図7に基づいて説明する。なお、第1の実施例及
び第4の実施例との共通箇所には同一符号を付して説明
を省略する。
【0070】図7は本発明の第5の実施例における定着
装置を表す図面であり、本実施例も図2に示すような画
像形成装置に用いられるものである。図7において、7
02は鉄製折り曲げ板金の表面に防錆コーティングを施
した入口ガイドであり、ニップ入口ガイドであり、ニッ
プ入口先端部と支点S部、そして加圧ローラ芯金301
への突き当て部を一体化したものである。703は入口
ガイド702の加圧ローラ芯金301への当接を確保す
るための加圧バネ、704は入口ガイド702の動きを
規制する突き当て部材である。即ち、本実施例において
は、入口ガイドと可動部材が一体に形成されている。
【0071】本実施例では加圧ローラ3の弾性層302
としてAsker−C硬度で40度のものを用いてお
り、硬度の変化によりニップNの幅の変化が大きいとい
う特徴がある。また、入口ガイド702の先端部は搬送
性を確保するために定着ローラ1に接近して設定してあ
る。
【0072】本実施例の特徴は加圧ローラ3の硬度が低
い場合には良好な記録材搬送性を得られることに着眼し
て、突き当て部材704で入口ガイド702の先端部を
搬送性が確保される上限位置で規制し、必要以上に定着
ローラ1に近付いた場合の破損等の問題を防止している
点にある。本構成によれば封筒通紙時において加圧解除
機構によりしわの発生の無い良好な封筒搬送性を確保す
ること共に、ニップ入口部のクリアランスを得ることに
より、像ずれの発生を防止することができる。以上のよ
うに、上記定着装置を画像形成装置に備えることによ
り、画像形成装置を高速化した場合でも、良好な画像形
成を行うことができるだけでなく、画像形成装置に封筒
等の厚紙を使用した場合でも、しわ及び像ずれの無い良
好な画像形成を行うことができる。
【0073】(第6の実施例)次に、本発明の第6の実
施例を図8に基づいて説明する。なお、第1の実施例及
び第4の実施例並びに第5の実施例との共通箇所には同
一符号を付して説明を省略する。
【0074】図8は本発明の第6の実施例における定着
装置を表す図面であり、本実施例装置も図2に示すよう
な画像形成装置に用いられるものである。図8において
705は前出と同様一体型の入口ガイドで、連結点Vで
搬送ガイド1701と接続させてある。
【0075】本実施例の特徴は加圧ローラ3の硬度変
動、そして封筒通紙時の圧解除による搬送性の変化を定
着装置から搬送ガイドへと反映させて大きな装置レイア
ウト変化を作ることにある。
【0076】本構成により大サイズ紙対応の画像形成装
置においても、なお良好な記録材搬送性を提供できる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
の発明によれば、加圧ローラの位置により入口ガイドの
位置を変化させて入口ガイドとニップ入口部との相対位
置を適正な位置にするので、通常の記録材及び封筒等の
特殊な記録材の両者に対して、加圧ローラの硬度や外径
が変化した場合でも、紙しわ、後端跳ねの無い良好な搬
送性を発揮する定着装置を提供することが可能になる。
【0078】また、本出願に係る第2の発明によれば、
第1の発明の効果に加えてさらに加圧ローラの端部と中
央部との搬送速度差を生むことにより紙しわに対して防
止効果の高い定着装置を提供することが可能になる。
【0079】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、第1または第2の発明の効果に加えてさらに封筒等
の記録材に対してしわの発生を防ぎ、入口ガイドを適正
な位置にして像ずれやジャムの発生の無い定着装置を提
供することが可能になる。
【0080】また、本出願に係る第4の発明によれば、
定着装置における加圧ローラの位置により入口ガイドの
位置を変化させて入口ガイドとニップ入口部との相対位
置を適正な位置にするので、通常の記録材及び封筒等の
特殊な記録材の両者に対して、加圧ローラの硬度や外径
が変化した場合でも、紙しわ、後端跳ねの無い良好な搬
送性を発揮して、良好な画像形成を行うことのできる画
像形成装置を提供することが可能になる。
【0081】さらに、本出願に係る第5の発明によれ
ば、第4の発明の効果に加えてさらに定着装置における
加圧ローラの端部と中央部との搬送速度差を生むことに
より紙しわに対しての防止効果を高め、より一層良好な
画像形成を行うことのできる画像形成装置を提供するこ
とが可能になる。
【0082】また、本出願に係る第6の発明によれば、
第4または第5の発明の効果に加えてさらに封筒等の記
録材に対してしわの発生を防ぎ、入口ガイドを適正な位
置にして像ずれやジャムの発生の無い、良好な画像形成
を行うことのできる画像形成装置を提供することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における定着装置を示す
図である。
【図2】本発明の第1の実施例における画像形成装置を
示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例における定着装置を示す
図である。
【図4】本発明の第3の実施例における定着装置を示す
図である。
【図5】本発明の第4の実施例における定着装置を示す
図である。
【図6】本発明の第4の実施例における他の定着装置を
示す図である。
【図7】本発明の第5の実施例における定着装置を示す
図である。
【図8】本発明の第6の実施例における定着装置を示す
図である。
【図9】従来の画像形成装置を示す図である。
【図10】従来の定着装置を示す図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 ハロゲンヒータ(発熱体) 3 加圧ローラ 7,702 入口ガイド 9,902 連結棒(可動部材) 21 スキャナー(露光手段) 22 帯電器(帯電手段) 23 感光ドラム(像担持体) 24 現像装置 25 給紙装置(記録材供給手段) 26 転写装置 29 定着装置 103 定着フィルム 202 発熱体 302 ゴム層(弾性層) 303 離型層(弾性層) 402 圧解除レバー(加圧力調整機構) 403 挿入棒(加圧力調整機構) 901 コロ(可動部材) N ニップ(圧接部) P 用紙(記録材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体を内包する定着ローラ又は発熱体
    に摺接する定着フィルムと、該定着ローラに直接的に又
    は該定着フィルムを介して該発熱体に間接的に圧接する
    ように付勢された弾性層を有する加圧ローラと、該圧接
    部に記録材を案内する入口ガイドとを備え、該圧接部に
    て未定着画像の形成された記録材を挟持搬送しながら加
    熱及び加圧することにより、該記録材上の未定着画像を
    定着させる定着装置において、上記入口ガイドは、ガイ
    ド面が上記加圧ローラの回転中心と略平行な中心軸周り
    に回動自在に配設されており、上記加圧ローラの回転中
    心の付勢方向及び反付勢方向への位置変化に追従して該
    回転中心と略平行な中心軸周りに回動自在な可動部材と
    連結されていることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 加圧ローラの軸方向中央部の外径が軸方
    向端部の外径より小径であることとする請求項1に記載
    の定着装置。
  3. 【請求項3】 加圧ローラの定着ローラまたは発熱体に
    対する加圧力調整機構を有することとする請求項1また
    は請求項2に記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 感光層を有する像担持体と、該像担持体
    を帯電せしめる帯電手段と、帯電された該像担持体を露
    光せしめる露光手段と、該像担持体上に形成される静電
    潜像を現像剤により現像せしめる現像装置と、記録材を
    供給せしめる記録材供給手段と、該像担持体上に形成さ
    れた未定着画像を該記録材上に転写せしめる転写装置
    と、発熱体を内包する定着ローラに直接的に又は該定着
    フィルムを介して該発熱体に間接的に圧接するように付
    勢された弾性層を有する加圧ローラ、及び該圧接部に記
    録材を案内する入口ガイドが配設された定着装置とを備
    え、上記未定着画像が転写された記録材を該定着装置の
    圧接部にて挟持搬送しながら加熱及び加圧して該記録材
    上の未定着画像を定着させて画像を形成する画像形成装
    置において、上記定着装置の入口ガイドは、ガイド面が
    上記加圧ローラの回転中心と略平行な中心軸周りに回動
    自在に配設されており、上記加圧ローラの回転中心の付
    勢方向及び反付勢方向への位置変化に追従して該回転中
    心と略平行な中心軸周りに回動自在な可動部材と連結さ
    れていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 加圧ローラの軸方向中央部の外径が軸方
    向端部の外径より小径であることとする請求項4に記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 加圧ローラの定着ローラまたは発熱体に
    対する加圧力調整機構を有することとする請求項4また
    は請求項5に記載の画像形成装置。
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