JPH08253115A - キャリパ内組込み型ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

キャリパ内組込み型ブレーキ液圧制御装置

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JPH08253115A
JPH08253115A JP7061169A JP6116995A JPH08253115A JP H08253115 A JPH08253115 A JP H08253115A JP 7061169 A JP7061169 A JP 7061169A JP 6116995 A JP6116995 A JP 6116995A JP H08253115 A JPH08253115 A JP H08253115A
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brake
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Tadashi Kobayashi
忠 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレーキキャリパに形成したホイールシリン
ダ内に液圧室容積を調整するための調圧ピストンを配置
し、この調圧ピストンの移動量を、同調圧ピストンと当
接しているカム面を利用して制御することにより、ブレ
ーキ液圧を増減圧できるブレーキ液圧制御装置を提供す
る。 【構成】 走行中に車輪がロックしブレーキ緩め信号が
出力されると、ソレノイドバルブ21が閉じるとともに
モータ22が駆動され、ピニオン15を介してカム部材
10を回転する。カム部材10の回転により、傾斜した
カム面10aにより調圧ピストン8が液圧室7aの液圧
により移動し、液圧室7aの容積を拡大してブレーキ液
圧が減圧され、ブレーキ力が弱められ、車輪のロック状
態が解消される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクブレーキのキャ
リパ内にブレーキ液圧制御機構を組み込んだ小型軽量の
ブレーキ液圧制御装置に関するものであり、特に車両ブ
レーキ等において、アンチロック制御、自動ブレーキ制
御、トラクション制御等にも利用できるブレーキ液圧制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、制動時の操縦安定性を向上させ運
転者の運転操作を容易にすることを目的としたアンチロ
ック制御装置の開発が積極的に進められている。この種
の車両用アンチロック制御装置としては特開昭64−4
7650号公報に記載されたもの等が知られている。
【0003】前記公報に記載されたアンチロック制御装
置は、マスタシリンダとホイールシリンダとを接続する
配管途中にアンチロック制御用モジュレータを配置し、
このモジュレータ内のボール弁をステップモータを使用
して精密に制御し、車輪のロック現象を解消しようとす
るものである。
【0004】しかし、上記アンチロック制御装置にあっ
ては、車輪側に取付けてあるブレーキ装置とは別に、ア
ンチロック制御を実行するためのモジュレータをブレー
キ配管の途中に設ける必要があり、装置が大型化してし
まうという問題がある。また、これとは別にアンチロッ
ク制御装置の小型化を図るために、ブレーキキャリパ内
にモジュレータを組み込んだものも提案されている(特
開昭61−166759号公報)。このアンチロック制
御装置は、ブレーキキャリパ内に圧電式のブレーキ制御
機構を組み込み、ブレーキ制御を圧電素子の変形を利用
して行うものである。しかしこの装置は、液圧変化にお
いて滑らかさに欠けブレーキ力のスムーズなコントロー
ルができないという問題点があり、また、ブレーキピス
トンの移動量を大きくとるための変位部材を設ける必要
があるため構成が複雑になり、製造コストも高価とな
る、さらには車体のバネ下に位置するキャリパには重
量、サイズに制限がある等の点で複雑な機構のものを組
込むことは困難である等々の問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、ブレ
ーキキャリパに形成したホイールシリンダ内に液圧室容
積を調整するための調圧ピストンを配置し、この調圧ピ
ストンの移動量を、同調圧ピストンと当接しているカム
面を利用して制御することにより、滑らかにブレーキ液
圧を増減圧できる新規なブレーキ液圧制御装置を提案
し、上記諸問題を解決することを目的とする。また、こ
の装置では調圧ピストンの移動量を制御するするカム部
材をカムプレートで構成することができるため、種々の
形状のカムプレートを採用することができ、レイアウト
上での自由度が大きくなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明のキャリ
パ内組込み型ブレーキ液圧制御装置は、ブレーキ装置の
キャリパ3内に形成したホイールシリンダ7と、該ホイ
ールシリンダ7内に配置された摺動自在のピストン6
と、前記ピストンによってホイールシリンダ7内に区画
された液圧室7aと、前記液圧室7aとマスタシリンダ
とを連通する流路内に配置されたソレノイドバルブ21
と、前記液圧室7a内に出没し液圧室の容積を変えるこ
とができる調圧ピストン8と、前記調圧ピストン8の移
動量を制御する制御機構とを備え、前記調圧ピストン8
の制御機構は、前記調圧ピストンと当接するカム面を有
し、かつキャリパに揺動自在に設けられたカム部材と、
このカム部材を揺動する駆動装置とからなり、前記調圧
ピストンは、カム部材の揺動角に応じて移動量が制御で
きるよう構成されていることを特徴とするものであり、
これを課題解決の手段とするものである。
【0007】
【作用】走行中に車輪がロックしブレーキ緩め信号が出
力されると、ソレノイドバルブ21が閉じるとともにモ
ータ22が駆動され、ピニオン15を介してカム部材1
0を回転する。カム部材10の回転により、傾斜したカ
ム面10aにより調圧ピストン8が液圧室7aの液圧に
より移動し、液圧室7aの容積を拡大してブレーキ液圧
が減圧され、ブレーキ力が弱められ、車輪のロック状態
が解消される。さらに、再加圧時には、モータ22を逆
転し、カム部材10を初期位置方向に移動すると、傾斜
したカム面10aにより調圧ピストンが液圧室7a内に
押し戻され、再加圧が実行される。また、ブレーキ液圧
保持状態の指令が出されると、モータ22が停止しその
状態で液圧室7aのブレーキ液圧を保持する。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。第1図は本発明のブレーキ液圧制御装置としての
第1実施例に係るアンチロック制御装置の一部断面図で
あり、図2は同装置の側面図、図3は図2中のA−A矢
視断面図である。図1、図2において1はブレーキペダ
ル、2はマスタシリンダ、3はブレーキ装置内のキャリ
パ、4はディスクパッド、5はディスク、6は片側ディ
スクパッド4を保持するピストンであり、これらによっ
てディスクブレーキが組み立てられている。前記キャリ
パ3内にはホイールシリンダ7が形成され、このホイー
ルシリンダ7内にピストン6が摺動自在に配置されてい
る。ピストン6はホイールシリンダ7内に液圧室7aを
区画しており、液圧室7aは流路20を介してマスタシ
リンダ2に連通しており、流路20には常時は開、アン
チロック制御時には閉となるソレノイドバルブ21(常
開型ソレノイドバルブ)が設けられている。
【0009】上述した液圧室7aには、調圧ピストン8
が摺動自在に設けられており、このピストン8の端部に
は後述するカム面10aと当接するローラ9が回転自在
に設けられている。カム面10aはカム部材10に形成
されており、このカム部材10は図2に示すように一端
が軸11を中心にキャリパ3に揺動自在に取り付けられ
ている。カム部材10はキャリパに設けたカムプレート
押さえ12に設けた滑り軸受け13で軸支され図1中紙
面垂直方向に移動できるようになっている。
【0010】図2においてカム部材10には軸11を中
心にカム部材10を所定の角度α内で揺動させるための
ギヤ14が形成されており、このギヤ14にはモータ2
2の出力軸に設けたピニオン15が噛み合っている。ま
たカム部材10の調圧ピストン8に対抗する面には図3
に示すように調圧ピストン8の移動量を制御するカム面
10aが形成されている。このカム面10aは調圧ピス
トン8の移動量を制御する傾斜面として形成されてお
り、これによって液圧室7a内の液圧の増減を行うこと
ができるものであり、種々のカム面を選択することによ
り液圧室内の液圧の増減を自由に選択することができ
る。前記ピニオン、ギヤ、カム部材、調圧ピストンによ
り調圧ピストン8の移動量を制御機構を構成している。
【0011】前述したソレノイドバルブ21とモータ2
2とは電子制御装置(ECU)と接続されており、電子
制御装置20はスピードセンサ、車間距離センサ等の各
センサ23からの信号に基づいて前記モータ22を回転
駆動するとともに、ソレノイドバルブ21を作動して後
述する態様でアンチロック制御をはじめ、自動ブレーキ
制御、トラクション制御等を実行する。なお、図1中2
4はピストン6とシリンダ7との間のシールでピストン
戻し機能を備え、26はダストシール、25はシール部
材であり、図2中16はカム部材に設けたカムプレート
押さえ12用の逃げ穴である。
【0012】上記構成に係わるアンチロック制御装置の
作動を説明する。 〔通常ブレーキ時〕通常ブレーキ時には、電子制御装置
からの指令がなくソレノイドバルブ21およびモータ2
2が作動しない。またカム部材10は図2に示す初期位
置をとっており調圧ピストン8も作動しないため、調圧
ピストン8は図1に示す状態を維持している。したがっ
て、この状態で、ブレーキぺダル1を踏み込みマスタシ
リンダ2に液圧が発生すると、この液圧はマスタシリン
ダ2→流路20→開いているソレノイドバルブ21を通
って液圧室7aに供給されピストン6を図中左方に押圧
して制動作用を実行する。ブレーキぺダルの踏み込みを
開放すると、液圧室7a内の液圧は前記とは逆の経路で
マスタシリンダに還流され、ブレーキが緩められる。
【0013】〔アンチロック制御時〕車両にブレーキを
かけるためにブレーキペダル1を踏むとマスターシリン
ダ2で液圧が発生する。この液圧は前述の通りホイール
シリンダ内の液圧室7aに供給され車輪に制動力を与え
る。ところで、この状態の時には、車輪の状態はスピー
ドセンサ23で常時検知されており、検知信号が公知の
電子制御装置に入力され、電子制御装置はこの入力に基
づいて車輪速度、スリップ率、減速度などを演算する。
そしてこの演算結果により車輪のスキッド状態を評価し
以下のようにソレノイドバルブ21およびモータ22を
制御して、ブレーキ液圧の減圧、保持、再加圧等の種々
の態様を実行する。
【0014】即ち、走行中に車輪がロックし、前記電子
制御装置(ECU)からブレーキ緩め信号が出力される
とソレノイドバルブ21が閉じるとともにモータ22が
駆動され、ピニオン15を介してカム部材10を図2中
反時計方向に回転する。カム部材10の回転により、傾
斜したカム面10aによりカム面10aとローラ9との
間に隙間が生じ、この隙間分だけ調圧ピストン8が液圧
室7aの液圧により図1中右方に移動し、液圧室7aの
容積を拡大してブレーキ液圧が減圧され、ブレーキ力が
弱められ、車輪のロック状態が解消される。
【0015】さらに、再加圧時には、モータ22を逆転
し、カム部材10を初期位置方向に移動すると、傾斜し
たカム面10aにより調圧ピストンが液圧室7a内に押
し戻され、再加圧が実行される。また、ブレーキ液圧保
持状態の指令が出されると、モータ22が停止しその状
態で液圧室7aのブレーキ液圧を保持する。上記のよう
に本実施例によれば、液圧室7a内の圧力は、カム部材
の揺動に伴う調圧ピストン8の作動により制御され、こ
れによりブレーキ液圧の減圧、保持、再加圧を実行する
ことができる。
【0016】また、前記ブレーキ装置の液圧制御(減
圧、保持、再加圧)は各車輪の状態に応じてそれぞれ独
立してあるいは各チャンネルの車輪毎に行なう。アンチ
ロック制御の解除は、電子制御装置からの信号が無くな
ることにより行われる。即ち、電子制御装置からの信号
が無くなると、モータ22によりカム部材10が初期位
置に復帰し、さらに調圧ピストンも初期位置に復帰して
図1状態となり、通常ブレーキ状態となる。
【0017】次に本発明の第2実施例を図4を参照して
説明する。この第2実施例は、モータ22の出力軸に設
けたピニオン15とカム部材10に形成したギヤ14と
の初期状態の噛み合い位置を変え、この装置一個で、ア
ンチロック制御ばかりでなく、自動ブレーキ制御、ある
いはトラクション制御などを実行できるようにした点に
特徴がある。 例えば、車間距離センサあるいはスピー
ドセンサ23からの信号により、ソレノイドバルブ21
およびモータ22を制御することによりブレーキ液圧の
増圧、減圧、保持、再加圧等の種々の態様を実行する。
【0018】具体的には、図4の初期位置からカム部材
10が反時計方向に揺動した場合にはアンチロック制御
を実行でき、また図4の初期位置からカム部材が時計方
向に揺動した場合には調圧ピストン8を液圧室7a内に
押し込む方向に移動し、車輪にブレーキをかけ自動ブレ
ーキ制御、あるいはトラクション制御などを行うことが
できる。なお、カム面10aの形状によって、カム部材
の揺動方向とブレーキ作用との関係を種々選択すること
ができる。
【0019】図5、図6はカム部材10の他の実施例を
しめす。図5は、カム部材10のカム面10aをカム部
材本体より突出して形成したものであり、また図6は図
5に示すカム部材において、モータの出力軸に設けたピ
ニオンをカム部材に形成した穴内面のギヤ14と噛み合
わせるようにしたものである。このようにカム部材10
の形状を変えることにより、本装置を車両等に搭載する
場合のレイアウトを自由に選定することができる。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明は、ブレー
キキャリパに形成したホイールシリンダに調圧ピストン
を配置し、この調圧ピストンを駆動機構を利用して制御
することにより、ホイールシリンダ内の容積を制御し、
ブレーキ液圧を増減圧してアンチロック制御を実行する
ようにしたため、キャリパ内に組み込む機構が単純化さ
れアンチロック制御装置を極めて小型、安価に製作する
ことができる。また、キャリパに揺動自在に設けたカム
部材により液圧制御を実行するため、液圧制御を滑らか
に実行することができアンチロック制御の精度を向上で
きる。カム部材とピニオンとの噛み合い位置を変えるこ
とにより、1個の装置でアンチロックブレーキ制御のみ
ならず、車間距離制御のための自動ブレーキ、発進時の
スリップ防止のためのトラクションコントロールなどに
対応することができる。さらにカム部材の形状を簡単に
変えることができるため、取り付け時のレイアウトを自
由に選択することができる。また、ブレーキ装置を構成
するキャリパ3は車両のサスペンションのバネ下に位置
するため、キャリパに組み込むアンチロック制御装置は
できるだけ小型であることが望ましいが、本発明に係わ
るアンチロック制御装置は、こうした要望にも十分対応
できるものである。等々の優れた作用効果を奏すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例としてのアンチロック
制御装置の概略断面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図2中のA−A矢視断面図である。
【図4】本発明に係る第2実施例としてのアンチロック
制御装置の概略構成図である。
【図5】本発明に係るカム部材の他の実施例である。
【図6】本発明に係るカム部材の他の実施例である。
【符号の説明】
1 ブレーキペダル 2 マスタシリンダ 3 キャリパ 4 ディスクパッド 5 ディスク 7 ホイールシリンダ 7a 液圧室 8 調圧ピストン 9 ローラ 10 カム部材 10a カム面 11 軸 12 カムプレート押さえ 13 滑り軸受 14 ギヤ 15 ピニオン 21 ソレノイドバルブ 22 モータ 23 センサ ECU 電子制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーキ装置のキャリパ3内に形成したホ
    イールシリンダ7と、 該ホイールシリンダ7内に配置された摺動自在のピスト
    ン6と、 前記ピストンによってホイールシリンダ7内に区画され
    た液圧室7aと、 前記液圧室7aとマスタシリンダとを連通する流路内に
    配置されたソレノイドバルブ21と、 前記液圧室7a内に出没し液圧室の容積を変えることが
    できる調圧ピストン8と、 前記調圧ピストン8の移動量を制御する制御機構とを備
    え、 前記調圧ピストン8の制御機構は、前記調圧ピストンと
    当接するカム面を有し、かつキャリパに揺動自在に設け
    られたカム部材と、このカム部材を揺動する駆動装置と
    からなり、前記調圧ピストンは、カム部材の揺動角に応
    じて移動量が制御できるよう構成されていることを特徴
    とするキャリパ内組込み型ブレーキ液圧制御装置。
  2. 【請求項2】前記カム部材はキャリパに対して揺動自在
    に枢着されていることを特徴とする請求項1に記載のキ
    ャリパ内組込み型ブレーキ液圧制御装置。
  3. 【請求項3】前記駆動機構は、カム部材に形成したギヤ
    と、該ギヤに噛み合うピニオンと、ピニオンを回転させ
    るモータとよりなることを特徴とする請求項1に記載の
    キャリパ内組込み型ブレーキ液圧制御装置。
JP7061169A 1995-03-20 1995-03-20 キャリパ内組込み型ブレーキ液圧制御装置 Withdrawn JPH08253115A (ja)

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