JPH08252252A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH08252252A
JPH08252252A JP7084595A JP8459595A JPH08252252A JP H08252252 A JPH08252252 A JP H08252252A JP 7084595 A JP7084595 A JP 7084595A JP 8459595 A JP8459595 A JP 8459595A JP H08252252 A JPH08252252 A JP H08252252A
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Ken Ishihara
原 謙 石
Shinji Kishimoto
本 眞 治 岸
Kenji Nosaka
坂 賢 司 野
Hiroshi Kanda
田 浩 神
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 診断部位のリアルタイム像とスローモーショ
ン再生像とを同一画面に並列表示すると共に、この表示
画面の一部にリアルタイム像の心時相とスローモーショ
ン再生像の心時相とを同時に表示する。 【構成】 メモリ部3とディジタルスキャンコンバータ
4との間に、超音波送受信部2からのリアルタイム像の
信号とメモリ部3から読み出した再生像の信号とを入力
して表示のために合成する同時表示合成部11を設け、
制御・グラフィック部9への操作入力により、生体信号
検出手段5,6で検出された生体波の特定時相より所定
時間だけ遡った時相又は経過した時相から断層像のスロ
ーモーション再生を開始指示し、特定時相より所定時間
だけ経過した時相でスローモーション再生を終了指示
し、リアルタイム像とスローモーション再生像とを同一
画面に並列表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波を利用して被検
体内の診断部位について断層像データを時系列に複数フ
レーム記録すると共に生体信号を検出しその断層像及び
生体信号を表示する超音波診断装置に関し、特に診断部
位のリアルタイム像とスローモーション再生像とを同一
画面に並列表示すると共に、この表示画面の一部に上記
リアルタイム像の心時相とスローモーション再生像の心
時相とを同時に表示することができる超音波診断装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の超音波診断装置は、被検
体内に超音波を送受信する探触子と、この探触子を駆動
して超音波を発生させると共に受信した反射エコーの信
号を処理する超音波送受信部と、この超音波送受信部か
らの反射エコー信号をディジタル化し運動組織を含む被
検体内の断層像データを時系列に複数フレーム記録する
メモリ部と、このメモリ部からのディジタル信号を超音
波ビームの走査線ごとに書き込んで画像データを形成す
るディジタルスキャンコンバータと、上記被検体の生体
波を検出して生体信号を生成すると共にこの生体信号を
心電波形等として記録する生体信号検出手段と、制御・
グラフィック部から出力されるグラフィックデータを記
憶するグラフィックメモリと、上記ディジタルスキャン
コンバータ及び生体信号検出手段並びにグラフィックメ
モリからの出力データを入力し画像表示するために合成
する合成部と、上記各構成要素の動作を制御すると共に
各種グラフィックデータを作成する制御・グラフィック
部と、上記合成部からの画像データを画像として表示す
る画像表示手段とを有して成っていた。そして、上記画
像表示手段の画面上に、得られた超音波断層像と重畳し
て心電波形等の生体信号を表示し、この生体信号により
例えば心時相を把握していた。
【0003】例えば超音波断層像を計測しながら表示す
るリアルタイム観察時には、図4(a)に示すように、
上記断層像の表示領域の下に設けられた生体信号表示領
域E内にリアルタイムで入力する心電波形を表示し、こ
の心電波形上で心電波形書き換えラインLを例えば矢印
Aのように一端側から他端側へ移動して、1心拍前の古
い心電波形W0に代えて現心拍の新しい心電波形Wnに順
次書き換えるサーベイモードにより表示していた。或い
は、図4(b)に示すように、上記と同様の生体信号表
示領域E内にリアルタイムで入力する心電波形Wを表示
し、この心電波形Wを心拍の進みに従って矢印Bのよう
に進行させて、上記生体信号表示領域Eの右側端部Cに
現心拍の新しい心電波形Wnが順次出現するスクロール
モードにより表示していた。さらに、既に計測し記録し
てある超音波断層像を読み出して表示するシネメモリ再
生時には、図5に示すように、上記と同様の生体信号表
示領域E内にシネメモリから読み出した心電波形Wを表
示し、この心電波形W上で現時点の心時相を示すバーD
を矢印Fのように一端側から他端側へ移動して、上記バ
ーDの動く位置で心電波形上の心時相を表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の超音波診断装置においては、診断部位の断層像をリ
アルタイムで観察するときは、表示画面にそのリアルタ
イム像だけを表示しており、また、既に計測し記録して
ある断層像を読み出して観察するシネメモリ再生又はス
ローモーション再生時には、そのシネ再生像又はスロー
モーション再生像だけを表示していた。従って、診断部
位のリアルタイム像とシネ再生像又はスローモーション
再生像とを同一画面に並列して表示することはできなか
った。このことから、注目部位についてリアルタイム像
とスローモーション再生像とを同一画面上で並列して観
察することはできず、診断効率が低下することがあっ
た。また、上記リアルタイム像の心時相とスローモーシ
ョン再生像の心時相とを同一画面内で同時に把握するこ
とはできず、スローモーション再生像の心時相が現在の
心時相のどの辺に対応するかがわからず、正しい診断が
行えないことがあった。
【0005】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、診断部位のリアルタイム像とスローモーション再
生像とを同一画面に並列表示すると共に、この表示画面
の一部に上記リアルタイム像の心時相とスローモーショ
ン再生像の心時相とを同時に表示することができる超音
波診断装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による超音波診断装置は、被検体内に超音波
を送受信する探触子と、この探触子を駆動して超音波を
発生させると共に受信した反射エコーの信号を処理する
超音波送受信部と、この超音波送受信部からの反射エコ
ー信号をディジタル化し運動組織を含む被検体内の断層
像データを時系列に複数フレーム記録するメモリ部と、
このメモリ部からのディジタル信号を超音波ビームの走
査線ごとに書き込んで画像データを形成するディジタル
スキャンコンバータと、上記被検体の生体波を検出して
生体信号を生成すると共にこの生体信号を心電波形等と
して記録する生体信号検出手段と、制御・グラフィック
部から出力されるグラフィックデータを記憶するグラフ
ィックメモリと、上記ディジタルスキャンコンバータ及
び生体信号検出手段並びにグラフィックメモリからの出
力データを入力し画像表示するために合成する合成部
と、上記各構成要素の動作を制御すると共に各種グラフ
ィックデータを作成する制御・グラフィック部と、上記
合成部からの画像データを画像として表示する画像表示
手段とを有する超音波診断装置において、上記メモリ部
とディジタルスキャンコンバータとの間に、上記超音波
送受信部からのリアルタイム像の信号とメモリ部から読
み出した再生像の信号とを入力して表示のために合成す
る同時表示合成部を設け、上記制御・グラフィック部へ
の操作入力により、生体信号検出手段で検出された生体
波の特定時相より所定時間だけ遡った時相又は経過した
時相から断層像のスローモーション再生を開始指示し、
上記特定時相より所定時間だけ経過した時相で上記スロ
ーモーション再生を終了指示し、リアルタイム像とスロ
ーモーション再生像とを同一画面に並列表示すると共
に、この表示画面の一部に上記リアルタイム像の心電波
形を表示し、かつこの心電波形上に上記スローモーショ
ン再生像の心時相を表示するようにしたものである。
【0007】
【作用】このように構成された超音波診断装置は、メモ
リ部とディジタルスキャンコンバータとの間に設けられ
た同時表示合成部により超音波送受信部からのリアルタ
イム像の信号と上記メモリ部から読み出した再生像の信
号とを入力して同時表示のために合成し、制御・グラフ
ィック部への操作入力により、生体信号検出手段で検出
された生体波の特定時相より所定時間だけ遡った時相又
は経過した時相から断層像のスローモーション再生を開
始指示し、上記特定時相より所定時間だけ経過した時相
で上記スローモーション再生を終了指示することによ
り、リアルタイム像とスローモーション再生像とを同一
画面に並列表示すると共に、この表示画面の一部に上記
リアルタイム像の心電波形を表示し、かつこの心電波形
上に上記スローモーション再生像の心時相を表示するよ
うに動作する。これにより、リアルタイム像と並列表示
されるスローモーション再生像の心時相が現在の心時相
のどの辺に対応するかを把握することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明による超音波診断装置の
実施例を示すブロック図である。この超音波診断装置
は、超音波を利用して被検体内の診断部位について断層
像データを時系列に複数フレーム記録すると共に生体信
号を検出しその断層像及び生体信号を表示するもので、
図1に示すように、探触子1と、超音波送受信部2と、
メモリ部3と、ディジタルスキャンコンバータ(以下
「DSC」と略称する)4と、生体信号検出部5と、生
体情報メモリ6と、グラフィックメモリ7と、合成部8
と、制御・グラフィック部9と、画像表示部10とを有
し、さらに同時表示合成部11とを備えて成る。
【0009】上記探触子1は、機械的または電子的にビ
ーム走査を行って被検体に超音波を送信及び受信するも
ので、図示省略したがその中には超音波の発生源である
と共に反射エコーを受信する複数の振動子が内蔵されて
いる。超音波送受信部2は、上記探触子1に対して駆動
パルスを送出して超音波を発生させると共に受信した反
射エコーの信号を処理するもので、図示省略したがその
中には、探触子1から被検体へ送波する超音波ビームを
形成するための公知の送波パルサ及び送波遅延回路と、
上記探触子1の各振動子で受信した反射エコー信号を増
幅する受波増幅器と、上記受信した各反射エコー信号の
位相を揃えて加算し受波の超音波ビームを形成する受波
遅延回路及び加算器等から成る整相回路とが内蔵されて
いる。そして、上記探触子1で超音波ビームを被検体の
体内で一定方向に走査させることにより、1枚の断層像
を得るようになっている。
【0010】前記メモリ部3は、上記超音波送受信部2
からの反射エコー信号を入力してディジタル信号に変換
すると共に、運動組織を含む被検体内の生の断層像デー
タを時系列に複数フレーム記録するもので、例えばA/
D変換器(図示省略)と半導体メモリとから成る。
【0011】前記DSC4は、上記メモリ部3から出力
されたディジタル信号を超音波ビームの1走査線又は複
数の走査線ごとにラインメモリに書き込んで画像データ
を形成し、後述の合成部8へ送出するものである。
【0012】前記生体信号検出部5は、被検体の例えば
心電波形などの生体波を検出して生体信号を生成するも
ので、被検体の手や足などに接触された心電電極12で
心拍信号をとらえ、図示省略したが内部構成回路で上記
心拍信号を増幅し、この増幅された信号から心拍波形の
R波頂点の信号を検出し、このR波信号の発生間隔を計
測するようになっている。また、生体情報メモリ6は、
上記生体信号検出部5からの生体信号を入力し心電波形
等として記録すると共に、読み出した心電波形等のデー
タを後述の合成部8へ送出するようになっている。そし
て、上記心電電極12と生体信号検出部5と生体情報メ
モリ6とで、生体信号検出手段を構成している。
【0013】グラフィックメモリ7は、後述の制御・グ
ラフィック部9から出力される各種図形等のグラフィッ
クデータを記憶するものである。また、合成部8は、上
記DSC4及び生体情報メモリ6並びにグラフィックメ
モリ7からの出力データを入力し画像表示するために合
成するものである。
【0014】制御・グラフィック部9は、上記各構成要
素の動作を制御すると共に、各種図形等のグラフィック
データを作成するもので、例えばCPUから成り、入力
部13から操作者の操作により任意に入力される指令を
得て、所要の制御信号を各構成要素へ送出するようにな
っている。
【0015】また、画像表示部10は、前記合成部8か
ら出力された画像データをアナログビデオ信号に変換す
ると共に、このアナログビデオ信号を入力してテレビ表
示方式により画像として表示する画像表示手段となるも
ので、例えばD/A変換器(図示省略)とテレビモニタ
とから成る。なお、ディジタル方式のモニタの場合は、
上記合成部8からの画像データをそのまま画像として表
示することとなる。
【0016】ここで、本発明においては、上記メモリ部
3とDSC4との間に同時表示合成部11が設けられて
いる。この同時表示合成部11は、前記超音波送受信部
2から出力されたそのままのリアルタイム像の信号D1
と、一旦メモリ部3に記録しその後該メモリ部3から読
み出した再生像の信号D2とを入力して、画像表示部1
0に同時表示するために合成するものである。
【0017】そして、入力部13に設けられたトラック
ボール、ジョイスティック、キースイッチ等による制御
・グラフィック部9への操作入力により、生体信号検出
部5で検出された生体波の特定時相より所定時間だけ遡
った時相又は経過した時相から断層像のスローモーショ
ン再生を開始指示し、上記特定時相より所定時間だけ経
過した時相で上記スローモーション再生を終了指示し、
リアルタイム像とスローモーション再生像とを同一画面
に並列表示すると共に、この表示画面の一部に上記リア
ルタイム像の心電波形を表示し、かつこの心電波形上に
上記スローモーション再生像の心時相を表示するように
なっている。
【0018】次に、このように構成された超音波診断装
置において、診断部位のリアルタイム像とスローモーシ
ョン再生像とを同一画面に並列表示すると共に、この表
示画面の一部に上記リアルタイム像の心時相とスローモ
ーション再生像の心時相を同時に表示する動作につい
て、図2及び図3を参照して説明する。まず、図1に示
す超音波診断装置の通常の動作により、図3に示すよう
に、画像表示部10の画面のリアルタイム像表示領域E
rに例えば診断部位としての心臓の断層像14を表示す
ると共に、同一画面上の一部、例えば下部の生体信号表
示領域Eに上記リアルタイム像(14)の心電波形15
を同時に表示する。このとき、上記生体信号表示領域E
には、従来例で説明した図4(a)に示すのと同様にし
て、サーベイモードにより心電波形15が書き換えライ
ンLを矢印Aのように移動しながら書き換えられてい
る。また、この心電波形15上には、従来例で説明した
図5に示すのと同様にして、シネメモリ再生におけるス
ローモーション再生の時相バー16が移動表示される。
【0019】この状態で、図1に示す入力部13を操作
し、図3に示すように表示された心電波形15の現心拍
を示す新しい心電波形Wn上で特定時相としてのR波よ
り所定時間だけ遡った位置(心収縮開始時)にスローモ
ーション再生開始マーク17を適宜移動して設定する
(図2のステップ)。このスローモーション再生開始
マーク17は、これが立てられた時相から断層像のスロ
ーモーション再生を開始するように指示するものであ
り、そのデータは図1に示すグラフィックメモリ7に書
き込まれる。これにより、図1に示す制御・グラフィッ
ク部9は、上記入力部13からの指示信号を入力し、図
3に示す心電波形Wn上で上記スローモーション再生開
始マーク17の位置を認識し、R波より遡った時間t1
を算出し、記憶する(ステップ)。
【0020】次に、入力部13を再び操作し、上記心電
波形Wn上でR波より所定時間だけ経過した位置(心収
縮末期)にスローモーション再生終了マーク18を適宜
移動して設定する(ステップ)。このスローモーショ
ン再生終了マーク18は、これが立てられた時相から断
層像のスローモーション再生を終了するように指示する
ものであり、そのデータは図1に示すグラフィックメモ
リ7に書き込まれる。これにより、制御・グラフィック
部9は、上記入力部13からの指示信号を入力し、図3
に示す心電波形Wn上で上記スローモーション再生終了
マーク18の位置を認識し、R波より経過した時間t2
を算出し、記憶する(ステップ)。
【0021】次に、制御・グラフィック部9は、メモリ
部3への画像データの入力に対する出力の時遅れを上述
の時間t1に設定する(ステップ)。このように、メ
モリ部3からt1の時遅れをもって画像データを出力す
ることにより、画像表示部10のテレビ表示画面はリア
ルタイム時に時間t1だけ遅れた表示となるが、図1に
示す生体情報メモリ6はメモリ部3に同期しているの
で、該生体情報メモリ6から出力される心電波形Wnの
データも同じく時間t1だけ遅れて表示されることとな
り、特に問題はない。ここで、図3に示すように、スロ
ーモーション再生開始マーク17は、心電波形Wn上の
R波を検出した時点より時間t1だけ遡った位置に設定
されているので、上述のことから、生体信号検出部5が
R波を検出した時点が、テレビ表示の画面上では上記ス
ローモーション再生開始マーク17の位置となってい
る。
【0022】以上のようにして、図3に示す画像表示部
10の画面の一部に表示された心電波形Wn上に、スロ
ーモーション再生開始マーク17及びスローモーション
再生終了マーク18をそれぞれ設定した状態で、図1に
示すメモリ部3に断層像のデータを順次記録する。この
とき、図3に示す画像表示部10の画面のリアルタイム
像表示領域Erには診断部位の断層像14がリアルタイ
ムで表示され、同時にスローモーション再生像表示領域
Esには上記断層像が同じくリアルタイムで表示されて
いる。そして、サーベイモードで表示されている心電波
形15において、書き換えラインLが図上で左端側から
矢印A方向に移動して、上記設定したスローモーション
再生開始マーク17の位置に至ると、スローモーション
再生像表示領域Esに表示されていた断層像19は、ス
ローモーション再生の状態に切り換わる。
【0023】すなわち、図1に示す制御・グラフィック
部9の制御により、メモリ部3に記録された画像データ
を読み出してスローモーション再生像の信号D2を出力
し、これを入力した同時表示合成部11は、超音波送受
信部2から直接出力されるリアルタイム像の信号D1
合成し、この合成した画像データをDSC4へ送出す
る。これと同時に、上記制御・グラフィック部9は、上
記メモリ部3からスローモーション再生時の心時相の信
号を得て、図3に示すスローモーション再生の時相バー
16の信号をグラフィックメモリ7に書き込む。
【0024】この状態で、上記DSC4及び生体情報メ
モリ6並びにグラフィックメモリ7から出力されたデー
タは、合成部8に入力して画像表示のために合成され、
画像表示部10へ送られる。この結果、図3に示すよう
に、リアルタイム像(14)とスローモーション再生像
(19)とが同一画面に並列表示されると共に、この表
示画面の一部に上記リアルタイム像(14)の心電波形
15が表示され、かつこの心電波形15上にスローモー
ション再生の時相バー16が表示される。
【0025】その後、上記スローモーション再生の時相
バー16が順次移動して、スローモーション再生終了マ
ーク18の位置に至ると、該スローモーション再生の時
相バー16は表示が消え、これと同時に、上記スローモ
ーション再生像表示領域Esに表示されていた断層像1
9は、再びリアルタイム表示となる。以後、上記の動作
を繰り返す。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
メモリ部とディジタルスキャンコンバータとの間に設け
られた同時表示合成部により超音波送受信部からのリア
ルタイム像の信号と上記メモリ部から読み出した再生像
の信号とを入力して同時表示のために合成し、制御・グ
ラフィック部への操作入力により、生体信号検出手段で
検出された生体波の特定時相より所定時間だけ遡った時
相又は経過した時相から断層像のスローモーション再生
を開始指示し、上記特定時相より所定時間だけ経過した
時相で上記スローモーション再生を終了指示することに
より、リアルタイム像とスローモーション再生像とを同
一画面に並列表示すると共に、この表示画面の一部に上
記リアルタイム像の心電波形を表示し、かつこの心電波
形上に上記スローモーション再生像の心時相を表示する
ことができる。これにより、リアルタイム像と並列表示
されるスローモーション再生像の心時相が現在の心時相
のどの辺に対応するかを把握することができる。従っ
て、スローモーション再生像と心電波形との関係が明確
になり、正しい診断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超音波診断装置の実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】上記超音波診断装置で検出した生体信号の波形
上でスローモーション再生の開始及び終了マークの設定
手順を示すフローチャートである。
【図3】上記超音波診断装置の動作による画像表示例を
示す説明図である。
【図4】従来の超音波診断装置において断層像をリアル
タイムで観察する場合の心電波形の表示による心時相の
把握の仕方を示す説明図である。
【図5】従来の超音波診断装置において断層像をシネメ
モリ再生する場合の心電波形の表示による心時相の把握
の仕方を示す説明図である。
【符号の説明】
1…探触子 2…超音波送受信部 3…メモリ部 4…DSC 5…生体信号検出部 6…生体情報メモリ 7…グラフィックメモリ 8…合成部 9…制御・グラフィック部 10…画像表示部 11…同時表示合成部 13…入力部 14…断層像(リアルタイム像) 15…心電波形 16…スローモーション再生の時相バー 17…スローモーション再生開始マーク 18…スローモーション再生終了マーク 19…断層像(スローモーション再生像)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野 坂 賢 司 東京都小平市回田町393番地 日立電子テ クノシステム株式会社内 (72)発明者 神 田 浩 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体内に超音波を送受信する探触子
    と、この探触子を駆動して超音波を発生させると共に受
    信した反射エコーの信号を処理する超音波送受信部と、
    この超音波送受信部からの反射エコー信号をディジタル
    化し運動組織を含む被検体内の断層像データを時系列に
    複数フレーム記録するメモリ部と、このメモリ部からの
    ディジタル信号を超音波ビームの走査線ごとに書き込ん
    で画像データを形成するディジタルスキャンコンバータ
    と、上記被検体の生体波を検出して生体信号を生成する
    と共にこの生体信号を心電波形等として記録する生体信
    号検出手段と、制御・グラフィック部から出力されるグ
    ラフィックデータを記憶するグラフィックメモリと、上
    記ディジタルスキャンコンバータ及び生体信号検出手段
    並びにグラフィックメモリからの出力データを入力し画
    像表示するために合成する合成部と、上記各構成要素の
    動作を制御すると共に各種グラフィックデータを作成す
    る制御・グラフィック部と、上記合成部からの画像デー
    タを画像として表示する画像表示手段とを有する超音波
    診断装置において、上記メモリ部とディジタルスキャン
    コンバータとの間に、上記超音波送受信部からのリアル
    タイム像の信号とメモリ部から読み出した再生像の信号
    とを入力して表示のために合成する同時表示合成部を設
    け、上記制御・グラフィック部への操作入力により、生
    体信号検出手段で検出された生体波の特定時相より所定
    時間だけ遡った時相又は経過した時相から断層像のスロ
    ーモーション再生を開始指示し、上記特定時相より所定
    時間だけ経過した時相で上記スローモーション再生を終
    了指示し、リアルタイム像とスローモーション再生像と
    を同一画面に並列表示すると共に、この表示画面の一部
    に上記リアルタイム像の心電波形を表示し、かつこの心
    電波形上に上記スローモーション再生像の心時相を表示
    するようにしたことを特徴とする超音波診断装置。
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