JPH08251753A - ワイヤハーネスの配索構造 - Google Patents

ワイヤハーネスの配索構造

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Publication number
JPH08251753A
JPH08251753A JP7054219A JP5421995A JPH08251753A JP H08251753 A JPH08251753 A JP H08251753A JP 7054219 A JP7054219 A JP 7054219A JP 5421995 A JP5421995 A JP 5421995A JP H08251753 A JPH08251753 A JP H08251753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harness
door
instrument panel
dash
wire
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7054219A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumitsu Yamanaka
康充 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP7054219A priority Critical patent/JPH08251753A/ja
Publication of JPH08251753A publication Critical patent/JPH08251753A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤハーネスを車両に組付ける作業の作業
性の向上を図ること。 【構成】 インパネハーネス(7)の両端部にドアハー
ネス(3)と接続するためのドアハーネス接続用コネク
タ(31)を設けると共に、ドアハーネス(3)に接続
用コネクタ(19)を設け、ドアハーネス接続用コネク
タ(31)と接続用コネクタ(19)を接続して、ドア
ハーネス(3)とインパネハーネス(7)を直接接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両におい
て電装品等を接続するために使用され、複数の電線を束
ねてなるワイヤハーネスに関するものであり、詳しく
は、車両のドアに配索されるワイヤハーネス(ドアハー
ネス)を、車両の運転席のダッシュボードに配索される
ワイヤハーネス(ダッシュハーネス)と、ダッシュボード
に取付けられるインストゥルメンタルパネル(インスト
パネル)に配索されるワイヤハーネス(インパネハーネ
ス)とに接続するためのワイヤハーネスの配索構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の車両では、バッテ
リー、スイッチ、電気接続箱、モータ等の電装品を接続
するために、複数の電線を束ねてなるワイヤハーネスが
使用されている。
【0003】例えば、図4及び図5に示すように、自動
車の左右のドア1A,1Bには、パワーウインド用モー
タ、リモートコントロールミラー用モータ、オーディオ
装置用スピーカ等の種々の電装品(図示せず。)が取付け
られており、ドア1A,1Bの内部にはこれらの電装品
に給電するためのワイヤハーネス(ドアハーネス3)が配
索されている。このドアハーネス3は、インストゥルメ
ンタルパネル5(インストパネル)に配索されるワイヤハ
ーネス(インパネハーネス7)や、車両の運転席のダッシ
ュボード9に配索されるワイヤハーネス(ダッシュハー
ネス11)に接続されている。
【0004】上記ダッシュハーネス11は、両端にドア
ハーネス1A,1Bと接続するためのコネクタ13を備
え、このコネクタ13を設けた部分を車体本体15とド
ア1A,1Bの連結部分に設けたグロメット17を挿通
し、ドアハーネス1A,1Bのコネクタ19と接続して
いる。上記インパネハーネス7には、先端に設けたコネ
クタ21にメータ、スイッチ等の電装品(図示せず)が接
続され、これらの電装品と共にインストパネル5に組付
けられた後、コネクタ23,25を結合することにより
ダッシュハーネス11に接続される。また、ドアハーネ
ス1A,1Bには、パワーウインド用モータ、リモート
コントロールミラー用モータ、オーディオ装置用スピー
カ等の電装品(図示せず。)と接続するためのコネクタ2
7を設けている。
【0005】このように従来のワイヤハーネスの配索構
造では、上記インパネハーネス7を構成する電線は、ダ
ッシュハーネス11を構成する電線と一緒に束ねられ
て、ドアハーネス1A,1Bに接続されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の配
索構造では、上記ドアハーネス1A,1Bを構成する全
電線のうち90%程度がインパネハーネス7を構成する
電線に接続され、残りの10%程度がダッシュハーネス
11に接続されるに過ぎないにも拘わらず、上記のよう
に、インパネハーネス7を構成する電線をダッシュハー
ネス11を構成する電線と一緒に束ねて、ドアハーネス
1A,1Bに接続しているため、ダッシュハーネス11
のハーネス径が大径化、重量増大、長尺化すると共に、
上記ダッシュハーネス11とドアハーネス1A,1Bを
接続するコネクタ13,19の極数が増大したため、ワ
イヤハーネスを車両に組付ける作業の作業性が良好でな
かった。
【0007】本発明は、上記従来のワイヤハーネスの配
索構造における問題を解決し、ダッシュハーネスの構造
を簡素化及び軽量化して、ワイヤハーネスを車両に組付
ける作業の作業性の向上を図ることを目的としてなされ
たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】従って、請求項1は、車
両の左右ドアの内部に配索されるワイヤハーネスである
ドアハーネスを、車両の運転席のダッシュボードに配索
されるワイヤハーネスであるダッシュハーネスと、車両
のインストゥルメンタルパネルに配索されるワイヤハー
ネスであるインパネハーネスに接続するワイヤハーネス
の配索構造であって、上記インパネハーネスの両端部に
ドアハーネスと接続するためのドアハーネス接続用コネ
クタを設けると共に、上記ドアハーネスにそれぞれ接続
用コネクタを設け、上記ドアハーネス接続用コネクタと
上記接続用コネクタを接続して、ドアハーネスとインパ
ネハーネスを直接接続していることを特徴とするワイヤ
ハーネスの配索構造を提供するものである。
【0009】請求項2は、請求項1において、上記ダッ
シュハーネスを構成する電線のうち所要の電線を上記イ
ンパネハーネスを構成する電線と一体に束ねて、上記ド
アハーネス接続用コネクタ及び接続用コネクタを介して
ドアハーネスに接続していることを特徴とするワイヤハ
ーネスの配索構造を提供するものである。
【0010】
【作用】請求項1のワイヤハーネスの配索構造では、ド
アハーネスとインパネハーネスを直接接続しており、イ
ンパネハーネスをダッシュハーネスと一体に束ねていな
いため、ダッシュハーネスの径、長さ、重量等が増大す
ることがない。
【0011】請求項2では、上記ダッシュハーネスを構
成する電線のうちインパネハーネスに一体に束ねてドア
ハーネスと接続しているが、ドアハーネスを構成する全
電線の10%程度がダッシュハーネスに接続されるに過
ぎないため、インパネハーネスの径、長さ、重量等が増
大し過ぎることがない。
【0012】
【実施例】次に、図面に示す実施例に基づいて本発明に
ついて詳細に説明する。なお、上記図4及び図5に示す
従来例と同一部材には同一符号を付している。図1から
図3に示すように、本発明の実施例に係るワイヤハーネ
スの配索構造は、ドアハーネス3をインパネハーネス7
とダッシュハーネス11に接続する配索構造である。
【0013】左右のドア1A,1Bに配索したドアハー
ネス3は、一端側にパワーウインド用モータ、リモート
コントロールミラー用モータ、オーディオ装置用スピー
カ等の電装品(図示せず。)と接続するためのコネクタ2
7を備え、他端側にインパネハーネス7と結合するため
のコネクタ19を備えている。図3に示すように、ドア
1A,1Bの内部から外部に貫通する貫通孔1aと、車
体本体15に設けた貫通孔15aとはグロメット30に
より連通されており、ドアハーネス3をこのグロメット
30に挿通して上記インパネハーネス7と接続するため
のコネクタ19を車体本体15側配置させている。上記
貫通孔15aはインストパネル5の近傍に設けており、
ドアハーネス3のコネクタ19をインストパネル7の近
傍に位置させている。
【0014】上記インパネハーネス7は、一端側にメー
タ、スイッチ等の電装品(図示せず)と接続するためのコ
ネクタ21を備えている。また、インパネハーネス7
は、図中、左右両端にそれぞれ左右のドア1A,1Bに
配索されたドアハーネス3と接続するためのコネクタ3
1を備えている。
【0015】ダッシュハーネス11を構成する電線のう
ち、左右のドアハーネス3に接続される電線は、上記イ
ンパネハーネス7と共に一つの束ねられ、コネクタ3
1,31を介してドアハーネス3に接続されている。
【0016】このワイヤハーネスの配索構造では、ドア
ハーネス3とインパネハーネス7をコネクタ31,19
により直接接続しており、上記図1及び図2に示す従来
の配索構造のように、インパネハーネス7とダッシュハ
ーネス11を一つに束ねてドアハーネスに接続する構成
としていない。そのため、ダッシュハーネス11が大径
化、重量増大、長尺化することがなく、ダッシュハーネ
ス11の構造の簡素化及び軽量化することができ、ワイ
ヤハーネスを車両に組付ける作業の作業性の向上を図る
ことができる。
【0017】また、このワイヤハーネスの配索構造で
は、ダッシュハーネス11を構成する電線のうちドアハ
ーネス3を構成する電線と接続される電線をインパネハ
ーネス7と接続している。しかし、上記のようにドアハ
ーネス3を構成する全電線のうちの90%程度がインパ
ネハーネス7に接続され、ダッシュハーネス11に接続
されるものは10%程度に過ぎないため、インパネハー
ネス7が大径化、重量増大、長尺化することがなく、ま
た、インパネハーネス7とドアハーネス3を接続するコ
ネクタ19,31の極数も低減することができる。
【0018】
【発明の効果】請求項1のワイヤハーネスの配索構造で
は、ドアハーネスとインパネハーネスを直接接続してお
り、インパネハーネスをダッシュハーネスと一体に束ね
ていないため、ダッシュハーネスを小径化、長さを短く
できると共に、重量を軽量化することができる。よっ
て、請求項1の配索構造であれば、ワイヤハーネスを車
両に組付ける作業の作業性の向上を図ることができる。
【0019】請求項2では、上記ダッシュハーネスを構
成する電線のうちインパネハーネスに一体に束ねてドア
ハーネスと接続しているが、ドアハーネスを構成する全
電線の10%程度がダッシュハーネスに接続されるに過
ぎないため、インパネハーネスの径、長さ、重量等が増
大し過ぎることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るワイヤハーネスの配索
構造を示す分解斜視図である。
【図2】 本発明の実施例に係るワイヤハーネスの配索
構造を示す概略図である。
【図3】 図1の要部拡大図である。
【図4】 従来のワイヤハーネスの配索構造を示す分解
斜視図である。
【図5】 従来のワイヤハーネスの配索構造を示す概略
図である。
【符号の説明】
3 ドアハーネス 5 インストゥルメンタルパネル 7 インパネハーネス 9 ダッシュボード 11 ダッシュハーネス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の左右ドアの内部に配索されるワイ
    ヤハーネスであるドアハーネスを、車両の運転席のダッ
    シュボードに配索されるワイヤハーネスであるダッシュ
    ハーネスと、車両のインストゥルメンタルパネルに配索
    されるワイヤハーネスであるインパネハーネスに接続す
    るワイヤハーネスの配索構造であって、 上記インパネハーネスの両端部にドアハーネスと接続す
    るためのドアハーネス接続用コネクタを設けると共に、
    上記ドアハーネスにそれぞれ接続用コネクタを設け、上
    記ドアハーネス接続用コネクタと上記接続用コネクタを
    接続して、ドアハーネスとインパネハーネスを直接接続
    していることを特徴とするワイヤハーネスの配索構造。
  2. 【請求項2】 上記ダッシュハーネスを構成する電線の
    うち所要の電線を上記インパネハーネスを構成する電線
    と一体に束ねて、上記ドアハーネス接続用コネクタ及び
    接続用コネクタを介してドアハーネスに接続しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネスの配索
    構造。
JP7054219A 1995-03-14 1995-03-14 ワイヤハーネスの配索構造 Withdrawn JPH08251753A (ja)

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JP7054219A JPH08251753A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 ワイヤハーネスの配索構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP7054219A JPH08251753A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 ワイヤハーネスの配索構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08251753A true JPH08251753A (ja) 1996-09-27

Family

ID=12964441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7054219A Withdrawn JPH08251753A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 ワイヤハーネスの配索構造

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JP (1) JPH08251753A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020050154A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 ダイハツ工業株式会社 ワイヤハーネスの終端構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020050154A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 ダイハツ工業株式会社 ワイヤハーネスの終端構造

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