JPH08251701A - 車両用電源装置 - Google Patents

車両用電源装置

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Publication number
JPH08251701A
JPH08251701A JP7047405A JP4740595A JPH08251701A JP H08251701 A JPH08251701 A JP H08251701A JP 7047405 A JP7047405 A JP 7047405A JP 4740595 A JP4740595 A JP 4740595A JP H08251701 A JPH08251701 A JP H08251701A
Authority
JP
Japan
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filter capacitor
power conversion
conversion circuit
voltage
discharge
Prior art date
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Pending
Application number
JP7047405A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nakazawa
弘二 中澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7047405A priority Critical patent/JPH08251701A/ja
Publication of JPH08251701A publication Critical patent/JPH08251701A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルタコンデンサ放電用接触器が故障して
も、確実にフィルタコンデンサ電荷を放電させて安全性
を確保する。 【構成】 この車両用電源装置は、主回路を停止させる
とき、架線電圧の検出手段13により入力端に架線電圧
が印加されていないことを検出し、フィルタコンデンサ
7の両端電圧の検出手段14によりフィルタコンデンサ
に電荷が蓄積されていることを検出すれば、保護手段1
5が電力変換回路6の過電圧保護用のスイッチング素子
8をオンさせて過電圧放電用抵抗器9にフィルタコンデ
ンサの電荷を放電させ、これによってフィルタコンデン
サに残存している電荷を過電圧放電用抵抗器で消費さ
せ、主回路停止後にフィルタコンデンサが高圧のまま保
持されないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用電源装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、車両用電源装置は図7に示
すような構成である。すなわち、架線1の電圧を断路器
2、接触器3、フィルタリアクトル4、半導体遮断器5
を介して電力変換回路であるインバータ6及びこれと並
列に設けられているフィルタコンデンサ7に取込み、イ
ンバータ6で直流交流変換して交流電圧を出力するよう
にしている。またインバータ6への過電圧を保護するた
めに、過電圧抑制サイリスタ8と過電圧放電用抵抗器
9、また主回路停止時にフィルタコンデンサ7に残存し
ている電荷を放電させるためのフィルタコンデンサ放電
用接触器10とフィルタコンデンサ放電用抵抗器11を
断路器2のB接点側と接地点との間に設けている。そし
て、これらの回路各部の動作制御を行うために制御回路
12が備えられていて、架線電圧を断路器2、接触器
3、フィルタリアクトル4、半導体遮断器5を介してイ
ンバータ6とフィルタコンデンサ7に供給し、インバー
タ6のスイッチング制御を行うことによって所定の交流
電圧に変換して出力するようにしている。
【0003】また制御回路12は、装置を停止させる場
合には、インバータ6のスイッチング制御を停止し、半
導体遮断器5をオフし、接触器3をオフして架線1との
接続を切離し、その後にフィルタコンデンサ7に残存し
ている電荷を放電させるために、放電用接触器10をオ
ンして放電用抵抗器11によりフィルタコンデンサ7の
電荷を消費させる制御を行うようになっている。
【0004】制御回路12はさらに、架線電圧が急上昇
してインバータ6の入力端に過電圧が印加されるような
場合には、過電圧抑制サイリスタ8を瞬時にオンさせて
過電圧放電用抵抗器9に過電圧を導いて消費させること
によりフィルタコンデンサ7の電圧を下げる保護動作を
行わせるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の車両用電源装置では、フィルタコンデンサ放電用
接触器が何らかの原因で動作不能となって主回路を停止
させるときにオンしなくなればフィルタコンデンサに蓄
積されている電荷が放電されなくなり、点検作業を行う
場合に高圧が流れて危険であるという問題点があった。
【0006】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、フィルタコンデンサ放電用接触器に故
障が生じてもフィルタコンデンサの電荷を確実に放電さ
せることができて点検作業の安全性を確保することがで
きる車両用電源装置を提供することを目的とする。
【0007】本発明はまた、フィルタコンデンサ放電用
接触器を持たない車両用電源装置においても、主回路停
止時にフィルタコンデンサに残存している電荷を確実に
放電させることができる車両用電源装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の車両用
電源装置は、複数のスイッチング素子を有する電力変換
回路と、電力変換回路の入力端に並列に接続されたフィ
ルタコンデンサと、フィルタコンデンサに並列に接続さ
れ、保護用抵抗器と保護用スイッチング素子とが直列に
接続されて成る過電圧保護用回路と、フィルタコンデン
サに並列に接続され、放電用抵抗器と放電用接触器とが
直列に接続されて成るフィルタコンデンサ放電用回路
と、フィルタコンデンサの両端電圧を検出する検出手段
と、検出手段の検出値があらかじめ定められた過電圧設
定値を超えた際に、保護用スイッチング素子を点弧する
過電圧保護手段と、電力変換回路の動作を停止させて電
力変換回路への供給電圧を遮断した際に、放電用接触器
を投入する制御手段と、電力変換回路への入力電圧を監
視し、電力変換回路へ入力電圧が供給されていないこと
を検出した後に、検出手段の検出値が低下しない際に、
保護用スイッチング素子を点弧する放電手段とを備えた
ものである。
【0009】請求項2の発明の車両用電源装置は、複数
のスイッチング素子を有する電力変換回路と、電力変換
回路の入力端に並列に接続されたフィルタコンデンサ
と、フィルタコンデンサに並列に接続され、保護用抵抗
器と保護用スイッチング素子とが直列に接続されて成る
過電圧保護用回路と、フィルタコンデンサに並列に接続
され、放電用抵抗器と放電用接触器とが直列に接続され
て成るフィルタコンデンサ放電用回路と、フィルタコン
デンサの両端電圧を検出する検出手段と、検出手段の検
出値があらかじめ定められた過電圧設定値を超えた際
に、保護用スイッチング素子を点弧する過電圧保護手段
と、電力変換回路の動作を停止させて電力変換回路への
供給電圧を遮断した際に、放電用接触器を投入する制御
手段と、検出手段の検出値があらかじめ定められた放電
用設定値以上の際に放電指令信号を出力する信号出力手
段と、電力変換回路への入力電圧を監視し、電力変換回
路へ入力電圧が供給されていないことを検出した後に、
信号出力手段から放電指令信号が出力されている際に、
保護用スイッチング素子を点弧する放電手段とを備えた
ものである。
【0010】請求項3の発明の車両用電源装置は、複数
のスイッチング素子を有する電力変換回路と、電力変換
回路の入力端に並列に接続されたフィルタコンデンサ
と、フィルタコンデンサに並列に接続され、放電用抵抗
器と放電用接触器とが直列に接続されて成るフィルタコ
ンデンサ放電用回路と、フィルタコンデンサの両端電圧
を検出する検出手段と、電力変換回路の動作を停止させ
て電力変換回路への供給電圧を遮断した際に、放電用接
触器を投入する制御手段と、電力変換回路への入力電圧
を監視し、電力変換回路へ入力電圧が供給されていない
ことを検出した後に、検出手段の検出値が低下しない際
に、複数のスイッチング素子を点弧する放電手段とを備
えたものである。
【0011】請求項4の発明の車両用電源装置は、複数
のスイッチング素子を有する電力変換回路と、電力変換
回路の入力端に並列に接続されたフィルタコンデンサ
と、フィルタコンデンサに並列に接続され、放電用抵抗
器と放電用接触器とが直列に接続されて成るフィルタコ
ンデンサ放電用回路と、フィルタコンデンサの両端電圧
を検出する検出手段と、電力変換回路の動作を停止させ
て電力変換回路への供給電圧を遮断した際に、放電用接
触器を投入する制御手段と、検出手段の検出値があらか
じめ定められた放電用設定値以上の際に放電指令信号を
出力する信号出力手段と、電力変換回路への入力電圧を
監視し、電力変換回路へ入力電圧が供給されないことを
検出した後に、信号出力手段から放電指令信号が出力さ
れている際に、複数のスイッチング素子を点弧する放電
手段とを備えたものである。
【0012】請求項5の発明の車両用電源装置は、複数
のスイッチング素子を有する電力変換回路と、電力変換
回路の入力端に並列に接続されたフィルタコンデンサ
と、フィルタコンデンサに並列に接続され、保護用抵抗
器と保護用スイッチング素子とが直列に接続されて成る
過電圧保護用回路と、フィルタコンデンサの両端電圧を
検出する検出手段と、検出手段の検出値があらかじめ定
められた過電圧設定値を超えた際に、保護用スイッチン
グ素子を点弧する過電圧保護手段と、電力変換回路への
入力電圧を監視し、電力変換回路へ入力電圧が供給され
ていないことを検出した後に、検出手段の検出値が低下
しない際に、保護用スイッチング素子を点弧する放電手
段とを備えたものである。
【0013】請求項6の発明の車両用電源装置は、複数
のスイッチング素子を有する電力変換回路と、電力変換
回路の入力端に並列に接続されたフィルタコンデンサ
と、フィルタコンデンサに並列に接続され、保護用抵抗
器と保護用スイッチング素子とが直列に接続されて成る
過電圧保護用回路と、フィルタコンデンサの両端電圧を
検出する検出手段と、検出手段の検出値があらかじめ定
められた過電圧設定値を超えた際に、保護用スイッチン
グ素子を点弧する過電圧保護手段と、検出手段の検出値
があらかじめ定められた放電用設定値以上の際に放電指
令信号を出力する信号出力手段と、電力変換回路への入
力電圧を監視し、電力変換回路へ入力電圧が供給されて
いないことを検出した後に、信号出力手段から放電指令
信号が出力されている際に、保護用スイッチング素子を
点弧する放電手段とを備えたものである。
【0014】請求項7の発明の車両用電源装置は、複数
のスイッチング素子を有する電力変換回路と、電力変換
回路の入力端に並列に接続されたフィルタコンデンサ
と、フィルタコンデンサの両端電圧を検出する検出手段
と、電力変換回路への入力電圧を監視し、電力変換回路
へ入力電圧が供給されていないことを検出した後に、検
出手段の検出値が低下しない際に、複数のスイッチング
素子を点弧する放電手段とを備えたものである。
【0015】請求項8の発明の車両用電源装置は、複数
のスイッチング素子を有する電力変換回路と、電力変換
回路の入力端に並列に接続されたフィルタコンデンサ
と、フィルタコンデンサの両端電圧を検出する検出手段
と、検出手段の検出値があらかじめ定められた放電用設
定値以上の際に放電指令信号を出力する信号出力手段
と、電力変換回路への入力電圧を監視し、電力変換回路
へ入力電圧が供給されないことを検出した後に、信号出
力手段から放電指令信号が出力されている際に、複数の
スイッチング素子を点弧する放電手段とを備えたもので
ある。
【0016】
【作用】請求項1の発明の車両用電源装置では、電力変
換回路の動作中に検出手段の検出値があらかじめ定めら
れた過電圧設定値を超えた際に過電圧保護手段により保
護用スイッチング手段を点弧させて保護用抵抗器によっ
て過電圧電流を消費させる。そして、電力変換回路の動
作を停止させて電力変換回路への供給電圧を遮断した際
に、制御手段によって放電用接触器を投入してフィルタ
コンデンサに残存している電荷を放電用抵抗器で消費さ
せる。
【0017】しかしながら、電力変換回路の動作を停止
させて電力変換回路への供給電圧を遮断した際に、電力
変換回路への入力電圧を監視し、その入力電圧が供給さ
れていないことを検出した後に、フィルタコンデンサの
両端電圧の検出手段の検出値が低下しない場合には、放
電手段によって保護用スイッチング素子を点弧すること
によりフィルタコンデンサに残存している電荷を保護用
抵抗器で消費させ、電力変換回路停止後にフィルタコン
デンサが高圧のまま保持されないようにする。
【0018】請求項2の発明の車両用電源装置では、電
力変換回路の動作中に検出手段の検出値があらかじめ定
められた過電圧設定値を超えた際に過電圧保護手段によ
り保護用スイッチング手段を点弧させて保護用抵抗器に
よって過電圧電流を消費させる。そして、電力変換回路
の動作を停止させて電力変換回路への供給電圧を遮断し
た際に、制御手段によって放電用接触器を投入してフィ
ルタコンデンサに残存している電荷を放電用抵抗器で消
費させる。
【0019】しかしながら、電力変換回路の動作を停止
させて電力変換回路への供給電圧を遮断した際に、電力
変換回路への入力電圧を監視し、その入力電圧が供給さ
れていないことを検出した後に、フィルタコンデンサの
両端電圧の検出手段の検出値が放電用設定値以上である
ために信号出力手段が放電指令信号を出力している際
に、放電手段によって保護用スイッチング素子を点弧す
ることによりフィルタコンデンサに残存している電荷を
保護用抵抗器で消費させ、電力変換回路停止後にフィル
タコンデンサが高圧のまま保持されないようにする。
【0020】請求項3の発明の車両用電源装置では、電
力変換回路の動作を停止させて電力変換回路への供給電
圧を遮断した際に、制御手段によって放電用接触器を投
入してフィルタコンデンサに残存している電荷を放電用
抵抗器で消費させる。
【0021】しかしながら、電力変換回路の動作を停止
させて電力変換回路への供給電圧を遮断した際に、電力
変換回路への入力電圧を監視し、その入力電圧が供給さ
れていないことを検出した後に、フィルタコンデンサの
両端電圧の検出手段の検出値が低下しない際に、放電手
段によって複数のスイッチング素子を点弧することによ
りフィルタコンデンサに残存している電荷を電力変換回
路で消費させ、電力変換回路停止後にフィルタコンデン
サが高圧のまま保持されないようにする。
【0022】請求項4の発明の車両用電源装置では、電
力変換回路の動作を停止させて電力変換回路への供給電
圧を遮断した際に、制御手段によって放電用接触器を投
入してフィルタコンデンサに残存している電荷を放電用
抵抗器で消費させる。
【0023】しかしながら、電力変換回路の動作を停止
させて電力変換回路への供給電圧を遮断した際に、電力
変換回路への入力電圧を監視し、その入力電圧が供給さ
れていないことを検出した後に、フィルタコンデンサの
両端電圧の検出手段の検出値が放電用設定値以上である
ために信号出力手段が放電指令信号を出力している際
に、放電手段によって複数のスイッチング素子を点弧す
ることによりフィルタコンデンサに残存している電荷を
電力変換回路で消費させ、電力変換回路停止後にフィル
タコンデンサが高圧のまま保持されないようにする。
【0024】請求項5の発明の車両用電源装置では、電
力変換回路の動作中に検出手段の検出値があらかじめ定
められた過電圧設定値を超えた際に過電圧保護手段によ
り保護用スイッチング手段を点弧させて保護用抵抗器に
よって過電圧電流を消費させる。
【0025】そして、電力変換回路の動作を停止させて
電力変換回路への供給電圧を遮断した際に、電力変換回
路への入力電圧を監視し、その入力電圧が供給されてい
ないことを検出した後に、フィルタコンデンサの両端電
圧の検出手段の検出値が低下しない際に、放電手段によ
って保護用スイッチング素子を点弧することによりフィ
ルタコンデンサに残存している電荷を保護用抵抗器で消
費させ、電力変換回路停止後にフィルタコンデンサが高
圧のまま保持されないようにする。
【0026】請求項6の発明の車両用電源装置では、電
力変換回路の動作中に検出手段の検出値があらかじめ定
められた過電圧設定値を超えた際に過電圧保護手段によ
り保護用スイッチング手段を点弧させて保護用抵抗器に
よって過電圧電流を消費させる。
【0027】そして電力変換回路の動作を停止させて電
力変換回路への供給電圧を遮断した際に、電力変換回路
への入力電圧を監視し、その入力電圧が供給されていな
いことを検出した後に、フィルタコンデンサの両端電圧
の検出手段の検出値が放電用設定値以上であるために信
号出力手段が放電指令信号を出力している際に、放電手
段によって保護用スイッチング素子を点弧することによ
りフィルタコンデンサに残存している電荷を保護用抵抗
器で消費させ、電力変換回路停止後にフィルタコンデン
サが高圧のまま保持されないようにする。
【0028】請求項7の発明の車両用電源装置では、電
力変換回路の動作を停止させて電力変換回路への供給電
圧を遮断した際に、電力変換回路への入力電圧を監視
し、その入力電圧が供給されていないことを検出した後
に、フィルタコンデンサの両端電圧の検出手段の検出値
が低下しない際に、放電手段によって複数のスイッチン
グ素子を点弧することによりフィルタコンデンサに残存
している電荷を電力変換回路で消費させ、電力変換回路
停止後にフィルタコンデンサが高圧のまま保持されない
ようにする。
【0029】請求項8の発明の車両用電源装置では、電
力変換回路の動作を停止させて電力変換回路への供給電
圧を遮断した際に、電力変換回路への入力電圧を監視
し、その入力電圧が供給されていないことを検出した後
に、フィルタコンデンサの両端電圧の検出手段の検出値
が放電用設定値以上であるために信号出力手段が放電指
令信号を出力している際に、放電手段によって複数のス
イッチング素子を点弧することによりフィルタコンデン
サに残存している電荷を電力変換回路で消費させ、電力
変換回路停止後にフィルタコンデンサが高圧のまま保持
されないようにする。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説す
る。図1は本発明の第1の実施例の主回路構成を示して
おり、図7に示した従来例と同様に、架線1の高圧直流
を断路器2、接触器3、フィルタリアクトル4、半導体
遮断器5を介して電力変換回路であるインバータ6及び
これと並列に設けられているフィルタコンデンサ7に取
込み、インバータ6で直流交流変換して交流電圧を出力
するようにしている。またインバータ6への過電圧を保
護するために、過電圧抑制サイリスタ8と過電圧放電用
抵抗器9、また主回路停止時にフィルタコンデンサ7に
残存している電荷を放電させるためのフィルタコンデン
サ放電用接触器10とフィルタコンデンサ放電用抵抗器
11を断路器2のB接点側と接地点との間に設けてい
る。そして、これらの回路各部の動作制御を行うために
制御回路12を備えていて、架線電圧を断路器2、接触
器3、フィルタリアクトル4、半導体遮断器5を介して
インバータ6とフィルタコンデンサ7に供給し、インバ
ータ6のスイッチング制御を行うことによって所定の交
流電圧に変換して出力するようにしている。
【0031】また制御回路12は、装置を停止させる場
合には、インバータ6のスイッチング制御を停止し、半
導体遮断器5をオフし、接触器3をオフして架線1との
接続を切離し、その後にフィルタコンデンサ7に残存し
ている電荷を放電させるために、放電用接触器10をオ
ンして放電用抵抗器11によりフィルタコンデンサ7の
電荷を消費させる制御を行うようになっている。制御回
路12はまた、架線電圧が急上昇してインバータ6の入
力端に過電圧が印加されるような場合には、過電圧抑制
サイリスタ8を瞬時にオンさせて過電圧放電用抵抗器9
に過電圧を導いて消費させることによりフィルタコンデ
ンサ7の電圧を下げる保護動作を行わせるようになって
いる。
【0032】そしてこの実施例の特徴として、入力端に
架線電圧が印加されているかどうかを検出する架線電圧
検出器13と、フィルタコンデンサ7の両端電圧を検出
するフィルタコンデンサ電圧検出器14とを備え、これ
らの検出信号を制御回路12に入力するようになってい
る。
【0033】制御回路12はさらに、主回路停止時にフ
ィルタコンデンサ7に残存電荷が蓄積されている場合に
その蓄積電荷を放電させる保護動作を行うための保護動
作回路15を備えている。
【0034】図2は第1の実施例が備える保護動作回路
15を示しており、架線電圧検出器13からの信号S1
とフィルタコンデンサ電圧検出器14からの信号S2と
を入力し、架線電圧が印加されておらず、かつフィルタ
コンデンサ電圧がある場合に動作信号P1を過電圧抑制
サイリスタ8に出力するAND回路16と、フィルタコ
ンデンサ電圧がある場合に点灯する表示灯17を備えて
いる。
【0035】次に、上記構成の第1の実施例の動作につ
いて説明する。通常動作時には、断路器2が投入され、
制御回路12が接触器3と半導体遮断器5を投入して架
線電圧をフィルタコンデンサ7とインバータ6に供給さ
せ、インバータ6のスイッチング制御を行うことによっ
て所望の交流電力をインバータ6から出力させる。
【0036】制御回路12はインバータ6の入力電圧を
監視していて、過電圧を検出すると直ちに過電圧抑制サ
イリスタ8をオンさせて過電圧を過電圧放電用抵抗器9
に導いて放電させ、インバータ6を過電圧から保護す
る。
【0037】そして主回路を停止させるときには、所定
のシーケンスにしたがって、インバータ6のスイッチン
グ制御を停止し、半導体遮断器5と接触器3をオフす
る。そして断路器2が手動で切られる。断路器2が切ら
れたとき、そのB接点はオンとなっている。そこで、フ
ィルタコンデンサ放電用接触器10が正常な時には、制
御回路12がこのフィルタコンデンサ放電用接触器10
を投入してフィルタコンデンサ7の残存している電荷を
フィルタコンデンサ放電用抵抗器11に導いて消費さ
せ、フィルタコンデンサ7が高圧のまま保持されないよ
うにする。
【0038】一方、保護動作回路15では、架線電圧検
出器13からの電圧検出信号S1とフィルタコンデンサ
電圧検出器14からの電圧検出信号S2を入力する。そ
こで、フィルタコンデンサ放電用接触器11が正常に動
作していれば、架線電圧が印加されておらず、フィルタ
コンデンサ電圧も0となっており、AND回路16から
動作信号P1が出力されない。
【0039】しかしながら、フィルタコンデンサ放電用
接触器11が何らかの原因で不動作となれば、フィルタ
コンデンサ7に電荷が残存したままとなり、フィルタコ
ンデンサ電圧検出器14から電圧ありの信号S2が入力
されることになる。したがって、表示灯17が点灯して
フィルタコンデンサ7が未放電であることを示すと共
に、AND回路16は動作信号P1を過電圧抑制サイリ
スタ8に出力してオンさせ、フィルタコンデンサ7の電
荷を過電圧放電用抵抗器9に導いて消費させてフィルタ
コンデンサ7の両端電圧を低下させる。
【0040】フィルタコンデンサ7の放電が進み、フィ
ルタコンデンサ電圧検出器14からの電圧検出信号S2
があらかじめ設定されているしきい値を切るまで低下す
ると表示灯17を消灯し、またAND回路16も動作信
号P1を出力しなくなり、これによってフィルタコンデ
ンサ7の放電を終了する。
【0041】この結果、主回路停止時にフィルタコンデ
ンサ放電用接触器10が不動作となってフィルタコンデ
ンサ放電がこの接触器10を通して行えなくなるような
事態が発生しても、過電圧抑制サイリスタ8と過電圧放
電用抵抗器9を用いてフィルタコンデンサ7を放電させ
ることができ、点検作業時にフィルタコンデンサ7が高
電圧のまま保持されていて感電するといった危険性をな
くすことができるようになる。
【0042】次に、本発明の第2の実施例に用いられる
保護動作回路150の構成を図3に基づいて説明する。
保護動作回路150は図2に示した第1の実施例の保護
動作回路15に代えて用いられるもので、図2に示した
保護動作回路15に対してフィルタコンデンサ放電動作
を行わせるための手動スイッチ18を追加的に備え、ま
たAND回路16に代えてAND回路160を備えてい
る。
【0043】AND回路160は第1の実施例と同じよ
うに架線電圧検出器13からの電圧なしを示す信号S1
とフィルタコンデンサ電圧検出器14からの電圧ありを
示す信号S2と共に、手動スイッチ18の投入信号S3
を入力するときに動作信号P1を出力するようになって
いる。
【0044】この第2の実施例の保護動作回路150
は、手動スイッチ18が操作されない限りフィルタコン
デンサ7の強制放電動作を行わない。
【0045】また主回路停止時に、点検に先立って作業
者が手動スイッチ18を操作し、その投入信号S3が保
護動作回路150に入力された場合、架線電圧検出器1
3からの電圧検出信号S1とフィルタコンデンサ電圧検
出器14からの電圧検出信号S2を見て、フィルタコン
デンサ放電用接触器10が正常に動作しているためにフ
ィルタコンデンサ電圧が0となっていれば、AND回路
160から動作信号P1を出力しない。
【0046】しかしながら、フィルタコンデンサ放電用
接触器10が何らかの原因で不動作となっていてフィル
タコンデンサ7に電荷が残存したままとなり、フィルタ
コンデンサ電圧検出器14から電圧ありの信号S2が入
力されると、表示灯17が点灯してフィルタコンデンサ
7が未放電であることを示すと共に、AND回路160
が動作信号P1を過電圧抑制サイリスタ8に出力してオ
ンさせ、フィルタコンデンサ7の電荷を過電圧放電用抵
抗器9に導いて消費させてフィルタコンデンサ7の両端
電圧を低下させる。
【0047】フィルタコンデンサ7の放電が進み、フィ
ルタコンデンサ電圧検出器14からの電圧検出信号S2
があらかじめ設定されているしきい値を切るまで低下す
ると表示灯17を消灯し、またAND回路160も動作
信号P1を出力しなくなり、これによってフィルタコン
デンサ7の放電を終了する。
【0048】この結果、主回路停止時にフィルタコンデ
ンサ放電用接触器10が不動作となってフィルタコンデ
ンサ放電がこの接触器10を通して行えなくなるような
事態が発生しても、手動スイッチ18を投入する操作を
行えば、過電圧抑制サイリスタ8と過電圧放電用抵抗器
9を用いてフィルタコンデンサ7を放電させることがで
き、点検作業時にフィルタコンデンサ7が高電圧のまま
保持されていて感電するといった危険性をなくすことが
できるようになる。
【0049】次に、本発明の第3の実施例を図1、図4
に基づいて説明する。第3の実施例の車両用電源装置の
主回路構成は図1に示したものと共通し、保護動作回路
15の内部構成は図2に示した第1の実施例の保護動作
回路15と共通し、したがって、保護動作回路15自体
の動作信号P1の出力条件は第1の実施例と同じであ
る。そして、この実施例の特徴は、保護動作回路15の
動作信号P1によってインバータ6のスイッチング素子
を動作させるようにした点にある。
【0050】すなわち、図4に示した保護動作回路15
は、架線電圧検出器13からの電圧検出信号S1とフィ
ルタコンデンサ電圧検出器14からの電圧検出信号S2
を入力する。そこで、フィルタコンデンサ放電用接触器
10が正常に動作していれば、架線電圧が印加されてお
らず、フィルタコンデンサ電圧も0となっており、AN
D回路16から動作信号P1が出力されない。
【0051】しかしながら、図1における主回路のフィ
ルタコンデンサ放電用接触器10が何らかの原因で不動
作となれば、フィルタコンデンサ7に電荷が残存したま
まとなり、フィルタコンデンサ電圧検出器14から電圧
ありの信号S2が入力されることになる。したがって、
表示灯17が点灯してフィルタコンデンサ7が未放電で
あることを示すと共に、AND回路16は動作信号P1
をインバータ6のスイッチング素子群に入力して動作さ
せ、フィルタコンデンサ7の電荷をインバータ6に導い
て消費させてフィルタコンデンサ7の両端電圧を低下さ
せる。
【0052】こうして、この第3の実施例の車両用電源
装置によれば、主回路停止時にフィルタコンデンサ放電
用接触器10が不動作となってフィルタコンデンサ放電
がこの接触器10を通して行えなくなるような事態が発
生しても、インバータ6を再度動作させてフィルタコン
デンサ7を放電させることができ、点検作業時にフィル
タコンデンサ7が高電圧のまま保持されていて感電する
といった危険性をなくすことができる。
【0053】次に、本発明の第4の実施例を図1、図5
に基づいて説明する。第4の実施例の車両用電源装置の
主回路構成は図1に示したものと共通し、保護動作回路
150の内部構成は図3に示した第2の実施例の保護動
作回路と共通し、したがって、保護動作回路150自体
の動作信号P1の出力条件も第2の実施例と同じであ
る。そして、この第4の実施例の特徴は、保護動作回路
150の動作信号P1によってインバータ6のスイッチ
ング素子を動作させるようにした点にある。
【0054】すなわち、図5に示した保護動作回路15
0は、手動スイッチ18が操作されない限りフィルタコ
ンデンサ7の強制放電動作を行わない。
【0055】また主回路停止時に、点検に先立って作業
者が手動スイッチ18を操作し、その投入信号S3が保
護動作回路150に入力された場合、架線電圧検出器1
3からの電圧検出信号S1とフィルタコンデンサ電圧検
出器14からの電圧検出信号S2を見て、フィルタコン
デンサ放電用接触器10が正常に動作しているためにフ
ィルタコンデンサ電圧が0となっていれば、AND回路
160から動作信号P1を出力しない。
【0056】しかしながら、フィルタコンデンサ放電用
接触器10が何らかの原因で不動作となっていてフィル
タコンデンサ7に電荷が残存したままとなり、フィルタ
コンデンサ電圧検出器14から電圧ありの信号S2が入
力されると、表示灯17が点灯してフィルタコンデンサ
7が未放電であることを示すと共に、AND回路160
が動作信号P1をインバータ6のスイッチング素子群を
動作させ、フィルタコンデンサ7の電荷をインバータ6
に導いて消費させてフィルタコンデンサ7の両端電圧を
低下させる。
【0057】この結果、主回路停止時にフィルタコンデ
ンサ放電用接触器10が不動作となってフィルタコンデ
ンサ放電がこの接触器10を通して行えなくなるような
事態が発生しても、手動スイッチ18を投入する操作を
行えば、インバータ6を再度動作させてフィルタコンデ
ンサ7を放電させることができ、点検作業時にフィルタ
コンデンサ7が高電圧のまま保持されていて感電すると
いった危険性をなくすことができるようになる。
【0058】次に、本発明の第5の実施例の車両用電源
装置を図2、図6に基づいて説明する。この第5の実施
例の車両用電源装置は図6の主回路構成を備えており、
フィルタコンデンサ放電用接触器とフィルタコンデンサ
放電用抵抗器を有さず、フィルタコンデンサ放電を過電
圧抑制サイリスタと過電圧放電用抵抗器によって行わせ
るところに特徴がある。その構成について説明すると、
架線1の高圧直流を断路器2、接触器3、フィルタリア
クトル4、半導体遮断器5を介して電力変換回路である
インバータ6及びこれと並列に設けられているフィルタ
コンデンサ7に取込み、インバータ6で直流交流変換し
て交流電圧を出力するようにしている。またインバータ
6への過電圧を保護するために、過電圧抑制サイリスタ
8と過電圧放電用抵抗器9を断路器2のB接点側と接地
点との間に設けている。そして、これらの回路各部の動
作制御を行うために制御回路120を備えていて、架線
電圧を断路器2、接触器3、フィルタリアクトル4、半
導体遮断器5を介してインバータ6とフィルタコンデン
サ7に供給し、インバータ6のスイッチング制御を行う
ことによって所定の交流電圧に変換して出力するように
している。
【0059】また制御回路120は、架線電圧が急上昇
してインバータ6の入力端に過電圧が印加されるような
場合に、過電圧抑制サイリスタ8を瞬時にオンさせて過
電圧放電用抵抗器9に過電圧を導いて消費させることに
よりフィルタコンデンサ7の電圧を下げる保護動作を行
わせるようになっている。そしてこの制御回路120に
対して、第1の実施例と共通する図2に示す構成の保護
動作回路15を備えている。
【0060】次に、この第5の実施例の車両用電源装置
の動作について説明する。通常動作時には、断路器2が
投入され、制御回路120が接触器3と半導体遮断器5
を投入して架線電圧をフィルタコンデンサ7とインバー
タ6に供給させ、インバータ6のスイッチング制御を行
うことによって所望の交流電力をインバータ6から出力
させる。
【0061】制御回路120はインバータ6の入力電圧
を監視していて、過電圧を検出すると直ちに過電圧抑制
サイリスタ8をオンさせて過電圧を過電圧放電用抵抗器
9に導いて放電させ、インバータ6を過電圧から保護す
る。
【0062】そして主回路を停止させるときには、所定
のシーケンスにしたがって、インバータ6のスイッチン
グ制御を停止し、半導体遮断器5と接触器3をオフす
る。そして断路器2が手動で切られる。断路器2が切ら
れたとき、そのB接点はオンとなっている。
【0063】保護動作回路15では、架線電圧検出器1
3からの電圧検出信号S1とフィルタコンデンサ電圧検
出器14からの電圧検出信号S2を入力する。そこで、
架線電圧が印加されておらず、フィルタコンデンサ電圧
も0となっていれば、AND回路16から動作信号P1
が出力されない。
【0064】しかしながら、フィルタコンデンサ7に電
荷が残存したままであり、フィルタコンデンサ電圧検出
器14から電圧ありの信号S2が入力されると、表示灯
17が点灯してフィルタコンデンサ7が未放電であるこ
とを示すと共に、AND回路16は動作信号P1を過電
圧抑制サイリスタ8に出力してオンさせ、フィルタコン
デンサ7の電荷を過電圧放電用抵抗器9に導いて消費さ
せてフィルタコンデンサ7の両端電圧を低下させる。
【0065】フィルタコンデンサ7の放電が進み、フィ
ルタコンデンサ電圧検出器14からの電圧検出信号S2
があらかじめ設定されているしきい値を切るまで低下す
ると表示灯17を消灯し、またAND回路16も動作信
号P1を出力しなくなり、これによってフィルタコンデ
ンサ7の放電を終了する。
【0066】この結果、主回路停止時にフィルタコンデ
ンサに残存電荷があれば、過電圧抑制サイリスタ8と過
電圧放電用抵抗器9を用いてフィルタコンデンサ7を自
動的に放電させることができ、点検作業時にフィルタコ
ンデンサ7が高電圧のまま保持されていて感電するとい
った危険性をなくすことができる。
【0067】次に、本発明の第6の実施例の車両用電源
装置を図3、図6に基づいて説明する。この第6の実施
例の特徴は図6に示した主回路構成において、保護動作
回路15に代えて、図3に示す第2の実施例と同じ保護
動作回路150を備えた点にある。
【0068】この保護動作回路150は、手動スイッチ
18が操作されない限りフィルタコンデンサ7の強制放
電動作を行わない。
【0069】また主回路停止時に、点検に先立って作業
者が手動スイッチ18を操作し、その投入信号S3が保
護動作回路150に入力された場合、架線電圧検出器1
3からの電圧検出信号S1とフィルタコンデンサ電圧検
出器14からの電圧検出信号S2を見て、フィルタコン
デンサ電圧が0となっていれば、AND回路16から動
作信号P1を出力しない。しかしながら、フィルタコン
デンサ7に電荷が残存したままとなり、フィルタコンデ
ンサ電圧検出器14から電圧ありの信号S2が入力され
ると、表示灯17が点灯してフィルタコンデンサ7が未
放電であることを示すと共に、AND回路16が動作信
号P1を過電圧抑制サイリスタ8に出力してオンさせ、
フィルタコンデンサ7の電荷を過電圧放電用抵抗器9に
導いて消費させてフィルタコンデンサ7の両端電圧を低
下させる。
【0070】この結果、主回路停止時に手動スイッチ1
8を投入する操作を行えば、過電圧抑制サイリスタ8と
過電圧放電用抵抗器9を用いてフィルタコンデンサ7を
放電させることができ、点検作業時にフィルタコンデン
サ7が高電圧のまま保持されていて感電するといった危
険性をなくすことができる。
【0071】次に、本発明の第7の実施例の車両用電源
装置を図4、図6に基づいて説明する。この第7の実施
例の車両用電源装置は図6に示す主回路構成を備え、図
4に示す保護動作回路15を備えたことを特徴とする。
すなわち、主回路にフィルタコンデンサ放電用接触器と
フィルタコンデンサ放電用抵抗器を有さず、フィルタコ
ンデンサ放電をインバータ6のスイッチング素子群によ
って行わせるところに特徴がある。その構成について説
明すると、架線1の高圧直流を断路器2、接触器3、フ
ィルタリアクトル4、半導体遮断器5を介して電力変換
回路であるインバータ6及びこれと並列に設けられてい
るフィルタコンデンサ7に取込み、インバータ6で直流
交流変換して交流電圧を出力するようにしている。また
インバータ6への過電圧を保護するために、過電圧抑制
サイリスタ8と過電圧放電用抵抗器9を断路器2のB接
点側と接地点との間に設けている。そして、これらの回
路各部の動作制御を行うために制御回路120を備えて
いて、架線電圧を断路器2、接触器3、フィルタリアク
トル4、半導体遮断器5を介してインバータ6とフィル
タコンデンサ7に供給し、インバータ6のスイッチング
制御を行うことによって所定の交流電圧に変換して出力
するようにしている。
【0072】また制御回路120は、架線電圧が急上昇
してインバータ6の入力端に過電圧が印加されるような
場合に、過電圧抑制サイリスタ8を瞬時にオンさせて過
電圧放電用抵抗器9に過電圧を導いて消費させることに
よりフィルタコンデンサ7の電圧を下げる保護動作を行
わせるようになっている。そしてこの制御回路120に
対して、第3の実施例と共通する図4に示す構成の保護
動作回路15を備えている。
【0073】次に、この第7の実施例の車両用電源装置
の動作について説明する。通常動作時には、断路器2が
投入され、制御回路120が接触器3と半導体遮断器5
を投入して架線電圧をフィルタコンデンサ7とインバー
タ6に供給させ、インバータ6のスイッチング制御を行
うことによって所望の交流電力をインバータ6から出力
させる。
【0074】制御回路120はインバータ6の入力電圧
を監視していて、過電圧を検出すると直ちに過電圧抑制
サイリスタ8をオンさせて過電圧を過電圧放電用抵抗器
9に導いて放電させ、インバータ6を過電圧から保護す
る。
【0075】そして主回路を停止させるときには、所定
のシーケンスにしたがって、インバータ6のスイッチン
グ制御を停止し、半導体遮断器5と接触器3をオフす
る。そして断路器2が手動で切られる。断路器2が切ら
れたとき、そのB接点はオンとなっている。
【0076】保護動作回路15では、架線電圧検出器1
3からの電圧検出信号S1とフィルタコンデンサ電圧検
出器14からの電圧検出信号S2を入力する。そこで、
架線電圧が印加されておらず、フィルタコンデンサ電圧
も0となっていれば、AND回路16から動作信号P1
が出力されない。
【0077】しかしながら、フィルタコンデンサ7に電
荷が残存したままであり、フィルタコンデンサ電圧検出
器14から電圧ありの信号S2が入力されると、表示灯
17が点灯してフィルタコンデンサ7が未放電であるこ
とを示すと共に、AND回路16は動作信号P1をイン
バータ6に出力して再度動作させ、フィルタコンデンサ
7の電荷をインバータ6のスイッチング素子群に導いて
消費させてフィルタコンデンサ7の両端電圧を低下させ
る。
【0078】この結果、主回路停止時にフィルタコンデ
ンサに残存電荷があれば、インバータ6を自動的に再動
作させてフィルタコンデンサ7を放電させることがで
き、点検作業時にフィルタコンデンサ7が高電圧のまま
保持されていて感電するといった危険性をなくすことが
できる。
【0079】次に、本発明の第8の実施例の車両用電源
装置を図5、図6に基づいて説明する。この第8の実施
例の特徴は図6に示した主回路構成において、保護動作
回路15に代えて、図5に示す第4の実施例と同じ保護
動作回路150を備えた点にある。
【0080】この保護動作回路150は、手動スイッチ
18が操作されない限りフィルタコンデンサ7の強制放
電動作を行わない。また主回路停止時に、点検に先立っ
て作業者が手動スイッチ18を操作し、その投入信号S
3が保護動作回路150に入力された場合、架線電圧検
出器13からの電圧検出信号S1とフィルタコンデンサ
電圧検出器14からの電圧検出信号S2を見て、フィル
タコンデンサ電圧が0となっていれば、AND回路16
0から動作信号P1を出力しない。しかしながら、フィ
ルタコンデンサ7に電荷が残存したままとなり、フィル
タコンデンサ電圧検出器14から電圧ありの信号S2が
入力されると、表示灯17が点灯してフィルタコンデン
サ7が未放電であることを示すと共に、AND回路16
0が動作信号P1をインバータ6に出力して再度動作さ
せ、フィルタコンデンサ7の電荷をインバータ6のスイ
ッチング素子群に導いて消費させてフィルタコンデンサ
7の両端電圧を低下させる。
【0081】この結果、主回路停止時に手動スイッチ1
8を投入する操作を行えば、インバータ6を自動的に再
動作させてフィルタコンデンサ7を放電させることがで
き、点検作業時にフィルタコンデンサ7が高電圧のまま
保持されていて感電するといった危険性をなくすことが
できる。
【0082】
【発明の効果】以上のように請求項1、請求項5それぞ
れの発明によれば、電力変換回路の動作を停止させて電
力変換回路への供給電圧を遮断した際に、電力変換回路
への入力電圧を監視し、その入力電圧が供給されていな
いことを検出した後に、フィルタコンデンサの両端電圧
の検出手段の検出値が低下しない際に、放電手段によっ
て保護用スイッチング素子を点弧するようにしているの
で、フィルタコンデンサに残存している電荷を保護用抵
抗器で消費させ、電力変換回路停止後にフィルタコンデ
ンサが高圧のまま保持されないようにすることができ、
点検作業時に感電などの危険をなくすことができる。
【0083】請求項2、請求項6それぞれの発明によれ
ば、電力変換回路の動作を停止させて電力変換回路への
供給電圧を遮断した際に、電力変換回路への入力電圧を
監視し、その入力電圧が供給されていないことを検出し
た後に、フィルタコンデンサの両端電圧の検出手段の検
出値が放電用設定値以上であるために信号出力手段が放
電指令信号を出力している際に、放電手段によって保護
用スイッチング素子を点弧するようにしているので、フ
ィルタコンデンサに残存している電荷を保護用抵抗器で
消費させ、電力変換回路停止後にフィルタコンデンサが
高圧のまま保持されないようにすることができ、点検作
業時に感電などの危険をなくすことができる。
【0084】請求項3、請求項7それぞれの発明によれ
ぱ、電力変換回路の動作を停止させて電力変換回路への
供給電圧を遮断した際に、電力変換回路への入力電圧を
監視し、その入力電圧が供給されていないことを検出し
た後に、フィルタコンデンサの両端電圧の検出手段の検
出値が低下しない際に、放電手段によって複数のスイッ
チング素子を点弧するようにしているので、フィルタコ
ンデンサに残存している電荷を電力変換回路で消費さ
せ、電力変換回路停止後にフィルタコンデンサが高圧の
まま保持されないようにすることができ、点検作業時に
感電などの危険をなくすことができる。
【0085】請求項4、請求項8それぞれの発明によれ
ば、電力変換回路の動作を停止させて電力変換回路への
供給電圧を遮断した際に、電力変換回路への入力電圧を
監視し、その入力電圧が供給されていないことを検出し
た後に、フィルタコンデンサの両端電圧の検出手段の検
出値が放電用設定値以上であるために信号出力手段が放
電指令信号を出力している際に、放電手段によって複数
のスイッチング素子を点弧するようにしているので、フ
ィルタコンデンサに残存している電荷を電力変換回路で
消費させ、電力変換回路停止後にフィルタコンデンサが
高圧のまま保持されないようにすることができ、点検作
業時に感電などの危険をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の主回路の回路図。
【図2】上記第1の実施例に用いられる保護動作回路の
回路図。
【図3】本発明の第2の実施例に用いられる保護動作回
路の回路図。
【図4】本発明の第3の実施例に用いられる保護動作回
路の回路図。
【図5】本発明の第4の実施例に用いられる保護動作回
路の回路図。
【図6】本発明の第5の実施例の主回路の回路図。
【図7】従来例の回路図。
【符号の説明】
1 架線 2 断路器 3 接触器 4 フィルタリアクトル 5 半導体遮断器 6 インバータ 7 フィルタコンデンサ 8 過電圧抑制サイリスタ 9 過電圧放電用抵抗器 10 フィルタコンデンサ放電用接触器 11 フィルタコンデンサ放電用抵抗器 12 制御回路 13 電圧検出器 14 電圧検出器 15 保護動作回路 16 AND回路 17 表示灯 18 手動スイッチ 120 制御回路 150 保護動作回路 160 AND回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスイッチング素子を有する電力変
    換回路と、 前記電力変換回路の入力端に並列に接続されたフィルタ
    コンデンサと、 前記フィルタコンデンサに並列に接続され、保護用抵抗
    器と保護用スイッチング素子とが直列に接続されて成る
    過電圧保護用回路と、 前記フィルタコンデンサに並列に接続され、放電用抵抗
    器と放電用接触器とが直列に接続されて成るフィルタコ
    ンデンサ放電用回路と、 前記フィルタコンデンサの両端電圧を検出する検出手段
    と、 前記検出手段の検出値があらかじめ定められた過電圧設
    定値を超えた際に、前記保護用スイッチング素子を点弧
    する過電圧保護手段と、 前記電力変換回路の動作を停止させて前記電力変換回路
    への供給電圧を遮断した際に、前記放電用接触器を投入
    する制御手段と、 前記電力変換回路への入力電圧を監視し、前記電力変換
    回路へ前記入力電圧が供給されていないことを検出した
    後に、前記検出手段の検出値が低下しない際に、前記保
    護用スイッチング素子を点弧する放電手段とを備えて成
    る車両用電源装置。
  2. 【請求項2】 複数のスイッチング素子を有する電力変
    換回路と、 前記電力変換回路の入力端に並列に接続されたフィルタ
    コンデンサと、 前記フィルタコンデンサに並列に接続され、保護用抵抗
    器と保護用スイッチング素子とが直列に接続されて成る
    過電圧保護用回路と、 前記フィルタコンデンサに並列に接続され、放電用抵抗
    器と放電用接触器とが直列に接続されて成るフィルタコ
    ンデンサ放電用回路と、 前記フィルタコンデンサの両端電圧を検出する検出手段
    と、 前記検出手段の検出値があらかじめ定められた過電圧設
    定値を超えた際に、前記保護用スイッチング素子を点弧
    する過電圧保護手段と、 前記電力変換回路の動作を停止させて前記電力変換回路
    への供給電圧を遮断した際に、前記放電用接触器を投入
    する制御手段と、 前記検出手段の検出値があらかじめ定められた放電用設
    定値以上の際に放電指令信号を出力する信号出力手段
    と、 前記電力変換回路への入力電圧を監視し、前記電力変換
    回路へ前記入力電圧が供給されていないことを検出した
    後に、前記信号出力手段から前記放電指令信号が出力さ
    れている際に、前記保護用スイッチング素子を点弧する
    放電手段とを備えて成る車両用電源装置。
  3. 【請求項3】 複数のスイッチング素子を有する電力変
    換回路と、 前記電力変換回路の入力端に並列に接続されたフィルタ
    コンデンサと、 前記フィルタコンデンサに並列に接続され、放電用抵抗
    器と放電用接触器とが直列に接続されて成るフィルタコ
    ンデンサ放電用回路と、 前記フィルタコンデンサの両端電圧を検出する検出手段
    と、 前記電力変換回路の動作を停止させて前記電力変換回路
    への供給電圧を遮断した際に、前記放電用接触器を投入
    する制御手段と、 前記電力変換回路への入力電圧を監視し、前記電力変換
    回路へ前記入力電圧が供給されていないことを検出した
    後に、前記検出手段の検出値が低下しない際に、前記複
    数のスイッチング素子を点弧する放電手段とを備えて成
    る車両用電源装置。
  4. 【請求項4】 複数のスイッチング素子を有する電力変
    換回路と、 前記電力変換回路の入力端に並列に接続されたフィルタ
    コンデンサと、 前記フィルタコンデンサに並列に接続され、放電用抵抗
    器と放電用接触器とが直列に接続されて成るフィルタコ
    ンデンサ放電用回路と、 前記フィルタコンデンサの両端電圧を検出する検出手段
    と、 前記電力変換回路の動作を停止させて前記電力変換回路
    への供給電圧を遮断した際に、前記放電用接触器を投入
    する制御手段と、 前記検出手段の検出値があらかじめ定められた放電用設
    定値以上の際に放電指令信号を出力する信号出力手段
    と、 前記電力変換回路への入力電圧を監視し、前記電力変換
    回路へ前記入力電圧が供給されないことを検出した後
    に、前記信号出力手段から前記放電指令信号が出力され
    ている際に、前記複数のスイッチング素子を点弧する放
    電手段とを備えて成る車両用電源装置。
  5. 【請求項5】 複数のスイッチング素子を有する電力変
    換回路と、 前記電力変換回路の入力端に並列に接続されたフィルタ
    コンデンサと、 前記フィルタコンデンサに並列に接続され、保護用抵抗
    器と保護用スイッチング素子とが直列に接続されて成る
    過電圧保護用回路と、 前記フィルタコンデンサの両端電圧を検出する検出手段
    と、 前記検出手段の検出値があらかじめ定められた過電圧設
    定値を超えた際に、前記保護用スイッチング素子を点弧
    する過電圧保護手段と、 前記電力変換回路への入力電圧を監視し、前記電力変換
    回路へ前記入力電圧が供給されていないことを検出した
    後に、前記検出手段の検出値が低下しない際に、前記保
    護用スイッチング素子を点弧する放電手段とを備えて成
    る車両用電源装置。
  6. 【請求項6】 複数のスイッチング素子を有する電力変
    換回路と、 前記電力変換回路の入力端に並列に接続されたフィルタ
    コンデンサと、 前記フィルタコンデンサに並列に接続され、保護用抵抗
    器と保護用スイッチング素子とが直列に接続されて成る
    過電圧保護用回路と、 前記フィルタコンデンサの両端電圧を検出する検出手段
    と、 前記検出手段の検出値があらかじめ定められた過電圧設
    定値を超えた際に、前記保護用スイッチング素子を点弧
    する過電圧保護手段と、 前記検出手段の検出値があらかじめ定められた放電用設
    定値以上の際に放電指令信号を出力する信号出力手段
    と、 前記電力変換回路への入力電圧を監視し、前記電力変換
    回路へ前記入力電圧が供給されていないことを検出した
    後に、前記信号出力手段から前記放電指令信号が出力さ
    れている際に、前記保護用スイッチング素子を点弧する
    放電手段とを備えて成る車両用電源装置。
  7. 【請求項7】 複数のスイッチング素子を有する電力変
    換回路と、 前記電力変換回路の入力端に並列に接続されたフィルタ
    コンデンサと、 前記フィルタコンデンサの両端電圧を検出する検出手段
    と、 前記電力変換回路への入力電圧を監視し、前記電力変換
    回路へ前記入力電圧が供給されていないことを検出した
    後に、前記検出手段の検出値が低下しない際に、前記複
    数のスイッチング素子を点弧する放電手段とを備えて成
    る車両用電源装置。
  8. 【請求項8】 複数のスイッチング素子を有する電力変
    換回路と、 前記電力変換回路の入力端に並列に接続されたフィルタ
    コンデンサと、 前記フィルタコンデンサの両端電圧を検出する検出手段
    と、 前記検出手段の検出値があらかじめ定められた放電用設
    定値以上の際に放電指令信号を出力する信号出力手段
    と、 前記電力変換回路への入力電圧を監視し、前記電力変換
    回路へ前記入力電圧が供給されないことを検出した後
    に、前記信号出力手段から前記放電指令信号が出力され
    ている際に、前記複数のスイッチング素子を点弧する放
    電手段とを備えて成る車両用電源装置。
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