JPH08250582A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH08250582A
JPH08250582A JP4732495A JP4732495A JPH08250582A JP H08250582 A JPH08250582 A JP H08250582A JP 4732495 A JP4732495 A JP 4732495A JP 4732495 A JP4732495 A JP 4732495A JP H08250582 A JPH08250582 A JP H08250582A
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JP
Japan
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oxide film
trench
forming
film
silicon layer
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Application number
JP4732495A
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English (en)
Inventor
Shoichi Yamauchi
庄一 山内
Keimei Himi
啓明 氷見
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フィールド酸化膜とトレンチ分離により素子分
離構造を形成する際に、トレンチの開口部付近の側壁の
酸化により、応力が集中して格子欠陥が発生し、デバイ
ス特性が劣化するのを防止することを目的としている。 【構成】シリコン基板11にトレンチ分離構造15を形
成し、このシリコン基板上にパッド酸化膜及び多結晶シ
リコン層17を成膜した後、トレンチ分離構造上の多結
晶シリコン層を選択的に酸化させることによりフィール
ド酸化膜19を形成することを特徴としている。多結晶
シリコン層17を選択酸化させることによりフィールド
酸化膜19を形成するので、フィールド酸化膜の形成時
にトレンチの開口部近傍にクサビ状の酸化領域が形成さ
れるのを防止できる。この結果、トレンチの開口部付近
への応力集中は発生せず、シリコン基板の格子欠陥の発
生を防ぐことができ、トレンチ付近でのデバイス特性の
劣化を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばインテリジェ
ント・パワーICや絶縁分離IC等の半導体装置の製造
方法に関するもので、特に半導体基板中に形成された素
子を電気的に分離するための素子分離技術に係る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置においては、単一の半導体基
板中に多数の素子が形成されるので、各素子が互いに影
響を及ぼさないように電気的に分離する必要がある。こ
のため、従来から素子間を相互に分離するための種々の
素子分離方法が提案され用いられている。
【0003】上記素子分離方法の一つとして、窒化珪素
膜等の耐酸化性膜をマスクにして基板表面を選択酸化
し、厚い酸化膜(フィールド酸化膜)を形成するLOC
OS法と呼ばれる方法が広く採用されている。また、半
導体基板の表面にトレンチを形成し、トレンチの内壁を
酸化膜で覆い、トレンチ内部を多結晶シリコン等の誘電
材で埋め込むトレンチ分離法、更に上記LOCOS法と
上記トレンチ分離法を組み合わせて素子分離を行う方法
(例えば特開平4−63456号公報)も提案されてい
る。
【0004】図3(a)〜(d)はそれぞれ、LOCO
S法とトレンチ分離法を用いて素子分離構造を形成する
工程を順次示している。まず、RIE(Reactiv
eIon Etching)等の異方性エッチング法に
よりシリコン基板1の表面にトレンチ2を形成し、この
トレンチ2の内壁を熱酸化してシリコン酸化膜3を形成
する。上記シリコン基板1上の全面に多結晶シリコン層
を形成することにより、上記トレンチ2内を多結晶シリ
コン層4で埋め込み、表面研磨してトレンチ2による素
子分離構造5を形成する。そして、図示しない拡散層を
形成した後、シリコン基板1の表面を熱酸化することに
より、パッド酸化膜6を成膜する(図3(a))。
【0005】次に、上記パッド酸化膜6上に耐酸化性
膜、例えば窒化珪素膜7を堆積形成し、この窒化珪素膜
7をパターニングして素子領域上に残存させる(図3
(b))。
【0006】引き続き、上記窒化珪素膜7をマスクにし
て上記シリコン基板1の熱酸化を行って、フィールド酸
化膜8を形成する(図3(c))。その後、エッチング
により上記窒化珪素膜7及びパッド酸化膜6を取り除く
ことにより素子分離構造が形成される(図3(d))。
【0007】ところが、上述したような工程でフィール
ド酸化膜8を形成すると、このフィールド酸化膜8の形
成時に図3(c)及び(d)に示すように、トレンチ2
の開口部付近の側壁及びトレンチ2内に埋め込まれた多
結晶シリコン層4が酸化され、クサビ状の酸化領域9,
9が形成される。このクサビ状の酸化領域9,9には応
力集中が起こるため、シリコン結晶の転位密度が高くな
り、トレンチ2の上部の基板1に格子欠陥が発生する。
この結果、トレンチ4付近でデバイス特性が劣化すると
いう問題が生じている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにLOCO
S法とトレンチ分離法を用いて素子分離を行う従来の半
導体装置の製造方法は、LOCOS法によりフィールド
酸化膜を形成する際に、トレンチの開口部付近の側壁及
びトレンチ内に埋め込まれた多結晶シリコンが酸化され
てクサビ状の酸化領域が形成され、トレンチ上部に格子
欠陥が発生し、この付近でデバイス特性が劣化するとい
う問題があった。
【0009】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的とするところは、フィール
ド酸化膜とトレンチ分離法により素子分離構造を形成す
る際に、トレンチの開口部付近の側壁酸化による半導体
基板の格子欠陥の発生を避けることができ、デバイス特
性の劣化を防止できる半導体装置の製造方法を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した半導
体装置の製造方法は、フィールド酸化膜とトレンチとに
よって素子分離を行う半導体装置の製造方法において、
半導体基板にトレンチ分離構造を形成する工程と、前記
半導体基板上にシリコン層を形成する工程と、前記トレ
ンチ分離構造上を含む前記シリコン層を選択的に酸化さ
せることによりフィールド酸化膜を形成する工程とを具
備することを特徴としている。
【0011】請求項2に記載した半導体装置の製造方法
は、フィールド酸化膜とトレンチとによって素子分離を
行う半導体装置の製造方法において、半導体基板にトレ
ンチ分離構造を形成する工程と、前記半導体基板上にフ
ィールド酸化膜となるシリコン酸化膜を堆積形成する工
程と、素子領域上の前記シリコン酸化膜を選択的に除去
する工程とを具備することを特徴とする。
【0012】また、請求項3に記載した半導体装置の製
造方法は、半導体基板の表面にトレンチを形成する工程
と、前記トレンチの内壁に酸化膜を形成する工程と、前
記トレンチ内を誘電材で埋め込む工程と、前記半導体基
板の表面上にパッド酸化膜を成膜する工程と、前記パッ
ド酸化膜上に多結晶シリコン層を堆積形成する工程と、
前記多結晶シリコン層上に耐酸化性膜を形成し、パター
ニングして素子領域上に残存させる工程と、前記耐酸化
性膜をマスクとして前記多結晶シリコン層を熱酸化する
ことによりフィールド酸化膜を形成する工程と、前記耐
酸化性膜、前記耐酸化性膜下に残存された多結晶シリコ
ン層、及び前記多結晶シリコン層下に残存された前記パ
ッド酸化膜を除去する工程とを具備することを特徴とし
ている。
【0013】請求項4に記載した半導体装置の製造方法
は、半導体基板の表面にトレンチを形成する工程と、前
記トレンチの内壁に酸化膜を形成する工程と、前記トレ
ンチを誘電材で埋め込む工程と、前記半導体基板の表面
上にパッド酸化膜を成膜する工程と、前記パッド酸化膜
上にシリコン酸化膜を堆積形成する工程と、前記トレン
チ上を含む前記シリコン酸化膜上にエッチング用のマス
クを形成する工程と、前記マスクを介して素子領域上の
前記シリコン酸化膜、及び前記シリコン酸化膜下に残存
された前記パッド酸化膜をエッチングすることにより除
去する工程と、前記マスクを除去する工程とを具備する
ことを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明においては、トレンチ分
離構造上に形成したシリコン層を選択酸化させることに
よりフィールド酸化膜を形成するため、フィールド酸化
膜の形成時にトレンチの開口部付近にクサビ状の酸化領
域が形成されるのを避けることができる。この結果、ト
レンチの開口部付近への応力集中は発生せず、シリコン
結晶内の格子欠陥の発生を防ぐことができ、トレンチ付
近でのデバイス特性の劣化を防止できる。
【0015】請求項2に記載した発明においては、トレ
ンチ分離構造上に堆積形成したシリコン酸化膜をパター
ニングしてフィールド酸化膜を形成するため、フィール
ド酸化膜の形成時にクサビ状の酸化領域が形成されるの
を避けることができる。従って、トレンチの開口部付近
への応力集中は発生せず、シリコン結晶内の格子欠陥の
発生を防ぐことができ、トレンチ付近でのデバイス特性
の劣化を防止できる。
【0016】請求項3に記載の発明においては、パッド
酸化膜上に多結晶シリコン層を堆積形成した後、この多
結晶シリコン層の素子領域上に耐酸化性膜を形成し、こ
の耐酸化性膜をマスクとして多結晶シリコン層を熱酸化
することによりフィールド酸化膜を形成するので、フィ
ールド酸化膜の形成時にトレンチの開口部付近の半導体
基板及び誘電材が熱酸化されてクサビ状の酸化領域が形
成されるのを防止できる。従って、トレンチの開口部付
近への応力集中は発生せず、格子欠陥の発生によるデバ
イス特性の劣化を防止できる。
【0017】請求項4に記載した発明においては、パッ
ド酸化膜上にフィールド酸化膜となるシリコン酸化膜を
堆積形成し、素子領域上のシリコン酸化膜、及びシリコ
ン酸化膜下に残存されたパッド酸化膜を除去するので、
フィールド酸化膜の形成時にトレンチの開口部付近の半
導体基板及び誘電材が熱酸化されてクサビ状の酸化領域
が形成されるのを避けることができる。従って、トレン
チの開口部付近への応力集中は発生せず、格子欠陥の発
生によるデバイス特性の劣化を防止できる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1(a)〜(d)は、この発明の第
1の実施例に係る半導体装置の製造方法について説明す
るためのもので、素子分離領域の製造工程を順次示す断
面図である。
【0019】図1(a)に示すように、RIE等の異方
性エッチング法によりシリコン基板11にトレンチ12
を形成し、このトレンチ12の内壁、すなわち側壁部と
底部を酸化してシリコン酸化膜13を形成する。上記シ
リコン基板11上の全面に多結晶シリコン層を形成する
ことにより、上記トレンチ12内を多結晶シリコン層1
4で埋め込み、表面研磨してトレンチ12による素子分
離構造15を形成する。次に、図示しない拡散層を形成
した後、シリコン基板11の表面を熱酸化することによ
り、厚さが数十nmのパッド酸化膜16を成膜する。こ
のパッド酸化膜16は拡散層の保護を目的としている
が、一般的に用いられる数十nm程度の熱酸化膜であれ
ば、LOCOS法で形成する厚い酸化膜(一般に1μm
程度)に比してトレンチ12の側壁並びに多結晶シリコ
ン層14の酸化は少なく、クサビ状の酸化領域の形成は
ほとんど無視できる。
【0020】次に、上記パッド酸化膜16上にCVD
(Chemical VapourDepositio
n)法により多結晶シリコン層17を堆積形成し、この
多結晶シリコン層17上に耐酸化性の窒化珪素膜18を
堆積形成した後、窒化珪素膜18をパターニングして素
子領域上に残存させる(図2(b)参照)。
【0021】図1(c)に示すように、上記窒化珪素膜
18をマスクにして多結晶シリコン層17を熱酸化する
ことにより、フィールド酸化膜19を形成する。その
後、シリコン基板11上に残存されている窒化珪素膜1
8、多結晶シリコン層17、及びパッド酸化膜16をエ
ッチングにより除去すると図1(d)に示すような素子
分離構造が得られる。この際、上記窒化珪素膜18は、
燐酸によるエッチングにより取り除く。また、多結晶シ
リコン層17は、RIE法でフッ素もしくは塩素ラジカ
ルにより選択エッチングすることが可能である(シリコ
ン酸化膜に対する多結晶シリコンのエッチング速度は約
7〜10倍である)。
【0022】なお、上記多結晶シリコン層17の膜厚
は、最終的に必要なフィールド酸化膜19の膜厚に対し
て、窒化珪素膜18、及び残存されている多結晶シリコ
ン層17、及びパッド酸化膜16のエッチングによるフ
ィールド酸化膜19の目減りを考慮した上で決まるが、
多結晶シリコン層17を熱酸化する際に未酸化の多結晶
シリコン17がフィールド酸化膜19下に残存された
り、逆に過剰に熱酸化されることでトレンチ12の開口
部付近の側壁が酸化されることを避けるため、熱処理条
件に留意する必要がある。
【0023】上記のような製造方法によれば、パッド酸
化膜16上に多結晶シリコン層17を堆積形成した後、
この多結晶シリコン層17上に窒化珪素膜18を形成し
てパターニングすることにより素子領域上に残存させ、
窒化珪素膜18をマスクとして多結晶シリコン層17を
熱酸化してフィールド酸化膜19を形成するので、フィ
ールド酸化膜19の形成時にトレンチ12の開口部付近
のシリコン基板11及び多結晶シリコン層14が熱酸化
されてクサビ状の酸化領域が形成されるのを防止でき
る。従って、トレンチ12の開口部付近への応力集中は
発生せず、シリコン基板11の格子欠陥の発生によるデ
バイス特性の劣化を防止できる。
【0024】図2(a)〜(d)は、この発明の第2の
実施例に係る半導体装置の製造方法について説明するた
めのもので、素子分離領域の他の製造工程を順次示す断
面図である。
【0025】図2(a)は、図1(a)と同様にトレン
チによる素子分離構造15、及び図示しない拡散層を形
成した後、シリコン基板11の表面を熱酸化してパッド
酸化膜16を形成した状態を示している。
【0026】次に、図2(b)に示すように、上記パッ
ド酸化膜16上にCVD法によりシリコン酸化膜20を
堆積形成する。このシリコン酸化膜20を素子分離に用
いるために、シリコン酸化膜20上に窒化珪素膜21を
堆積形成し、パターニングして素子分離領域上に残存さ
せることによりエッチング用のマスクを形成する(図2
(c)参照)。
【0027】上記窒化珪素膜21をマスクとして、素子
領域上のシリコン酸化膜20とパッド酸化膜16をエッ
チングして除去する。トレンチによる素子分離構造15
上に残存されたシリコン酸化膜20は、フィールド酸化
膜として働く。その後、上記窒化珪素膜21を除去する
と図2(d)に示すようなフィールド酸化膜とトレンチ
とによって素子分離を行う構造が得られる。
【0028】なお、上記シリコン酸化膜20と窒化珪素
膜21をエッチングする際は、互いのエッチングにおけ
る選択比率を考慮した上で最終的に所望のフィールド酸
化膜厚が得られるように、シリコン酸化膜20の膜厚、
及び窒化珪素膜21の膜厚を制御する必要がある。
【0029】上記のような製造方法によれば、パッド酸
化膜16上にフィールド酸化膜となるシリコン酸化膜2
0を堆積形成し、トレンチ12上を含むシリコン酸化膜
20上に形成したマスクを介して素子領域上のシリコン
酸化膜20、及びシリコン酸化膜20下に残存されたパ
ッド酸化膜16を除去するので、フィールド酸化膜の形
成時にトレンチ12の開口部付近のシリコン基板11及
び多結晶シリコン層14が熱酸化されてクサビ状の酸化
領域が形成されるのを避けることができる。従って、ト
レンチ12の開口部付近への応力集中は発生せず、シリ
コン基板11の格子欠陥の発生によるデバイス特性の劣
化を防止できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、フィールド酸化膜とトレンチ分離法により素子分離
構造を形成する際に、トレンチの開口部付近の側壁酸化
による半導体基板の格子欠陥の発生を避けることがで
き、デバイス特性の劣化を防止できる半導体装置の製造
方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例に係る半導体装置の製
造方法について説明するためのもので、素子分離構造の
製造工程を順次示す断面図。
【図2】この発明の第2の実施例に係る半導体装置の製
造方法について説明するためのもので、素子分離構造の
製造工程を順次示す断面図。
【図3】従来の半導体装置の製造方法について説明する
ためのもので、素子分離構造の製造工程を順次示す断面
図。
【符号の説明】
11…シリコン基板(半導体基板)、12…トレンチ、
13…シリコン酸化膜、14…多結晶シリコン層(誘電
材)、15…トレンチによる素子分離構造、16…パッ
ド酸化膜、17…多結晶シリコン層、18…窒化珪素膜
(耐酸化性膜)、19…フィールド酸化膜、20…シリ
コン酸化膜、21…窒化珪素膜(エッチング用のマス
ク)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド酸化膜とトレンチとによって
    素子分離を行う半導体装置の製造方法において、半導体
    基板にトレンチ分離構造を形成する工程と、前記半導体
    基板上にシリコン層を形成する工程と、前記トレンチ分
    離構造上を含む前記シリコン層を選択的に酸化させるこ
    とによりフィールド酸化膜を形成する工程とを具備する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 フィールド酸化膜とトレンチとによって
    素子分離を行う半導体装置の製造方法において、半導体
    基板にトレンチ分離構造を形成する工程と、前記半導体
    基板上にフィールド酸化膜となるシリコン酸化膜を堆積
    形成する工程と、素子領域上の前記シリコン酸化膜を選
    択的に除去する工程とを具備することを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板の表面にトレンチを形成する
    工程と、前記トレンチの内壁に酸化膜を形成する工程
    と、前記トレンチ内を誘電材で埋め込む工程と、前記半
    導体基板の表面上にパッド酸化膜を成膜する工程と、前
    記パッド酸化膜上に多結晶シリコン層を堆積形成する工
    程と、前記多結晶シリコン層上に耐酸化性膜を形成し、
    パターニングして素子領域上に残存させる工程と、前記
    耐酸化性膜をマスクとして前記多結晶シリコン層を熱酸
    化することによりフィールド酸化膜を形成する工程と、
    前記耐酸化性膜、前記耐酸化性膜下に残存された多結晶
    シリコン層、及び前記多結晶シリコン層下に残存された
    前記パッド酸化膜を除去する工程とを具備することを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板の表面にトレンチを形成する
    工程と、前記トレンチの内壁に酸化膜を形成する工程
    と、前記トレンチを誘電材で埋め込む工程と、前記半導
    体基板の表面上にパッド酸化膜を成膜する工程と、前記
    パッド酸化膜上にシリコン酸化膜を堆積形成する工程
    と、前記トレンチ上を含む前記シリコン酸化膜上にエッ
    チング用のマスクを形成する工程と、前記マスクを介し
    て素子領域上の前記シリコン酸化膜、及び前記シリコン
    酸化膜下に残存された前記パッド酸化膜をエッチングす
    ることにより除去する工程と、前記マスクを除去する工
    程とを具備することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
JP4732495A 1995-03-07 1995-03-07 半導体装置の製造方法 Pending JPH08250582A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002076113A (ja) * 2000-08-31 2002-03-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP2011049603A (ja) * 2010-12-06 2011-03-10 Panasonic Corp 半導体装置およびその製造方法

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