JPH08249801A - 反射型光ディスクプレーヤにおけるディスク判別方法 - Google Patents

反射型光ディスクプレーヤにおけるディスク判別方法

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JPH08249801A
JPH08249801A JP7051453A JP5145395A JPH08249801A JP H08249801 A JPH08249801 A JP H08249801A JP 7051453 A JP7051453 A JP 7051453A JP 5145395 A JP5145395 A JP 5145395A JP H08249801 A JPH08249801 A JP H08249801A
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JP
Japan
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optical disc
signal
objective lens
reflection type
disc
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Application number
JP7051453A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Tsukai
好之 塚井
Masanori Suzuki
正則 鈴木
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/06Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by counting or timing of machine operations
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0908Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for focusing only

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスクプレーヤにて反射型光ディスクか
ら記録情報を読み取る際、種類に応じて厚みの異なる複
数の反射型光ディスクを判別する。 【構成】 ディスク判別回路22は、対物レンズを光デ
ィスクの情報読取り面側においてフォーカス方向に移動
せしめて光検出器10a〜dにて検出された反射ビーム
の光強度ピークが発生する時点間における対物レンズの
実移動量を計測し、かかる実移動量によって反射型光デ
ィスクの種類を判別する。 【効果】 簡単な構成で精度良く厚みの異なる光ディス
クを判別できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反射型光ディスクの判
別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、1の光ディスクプレーヤにて種類
の異なる複数の光ディスクから記録情報を読取り可能と
する装置が提案されている。かかる光ディスクプレーヤ
では、例えばディスクの種類に応じてディスクの直径が
異なる場合、ディスクの種類の識別は、ターンテーブル
に載置されたディスクの直径を検知することにより行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記光
ディスクプレーヤでは、光ディスクの種類が異なってい
ても直径が同一となる場合は、光ディスクの種類を識別
することはできない。本発明の目的は、上記問題点に鑑
みて、同径でありながらも種類の異なる反射型光ディス
クを簡単な構成で且つ精度良く判別できる方法を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の反射型光ディス
クの判別方法は、反射型光ディスク上に読取りビームを
対物レンズによって集束せしめて前記反射型光ディスク
の反射面から得られる反射ビームによって前記反射型光
ディスクから記録情報を読み取る光ディスクプレーヤに
おいて種類に応じて厚みの異なる複数の反射型光ディス
クを判別する判別方法であって、前記対物レンズを前記
反射型光ディスクの情報読取り面側においてフォーカス
方向に移動せしめて前記反射ビームの光強度ピークが発
生する時点間における前記対物レンズの実移動量を検知
する計測行程と、前記実移動量によって前記反射型光デ
ィスクの種類を判別する判別行程とを含むものである。
【0005】
【作用】本発明により、反射型光ディスク上に読取りビ
ームを集束せしめる対物レンズをかかる光ディスクの情
報読取り面側においてフォーカス方向に移動せしめる
と、対物レンズの焦点位置が光ディスクの表面と反射面
との各々に達した時に、光ディスクからの反射ビームの
光強度はそれぞれピーク値を生成する。従って、かかる
光強度ピークの発生時点間の対物レンズの実移動量を検
知するとこの実移動量は光ディスクの厚みに対応するの
で、光ディスクの種類が判別する。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照しながら説
明する。図1は、本発明に係る光ディスクプレーヤの一
実施例を示す構成図である。図1において、反射型光デ
ィスク2はターンテーブル4に担持されてスピンドルモ
ータ6にて回転駆動され、その記録情報は光学式ピック
アップ8により読み取られる。このピックアップ8に
は、光源であるレーザダイオード、対物レンズを含む光
学系、ディスク2からの反射ビームを受光する4分割光
検出器10、さらにはディスク2の情報記録面に対する
対物レンズの光軸方向の位置制御をなすフォーカスアク
チュエータ、ピックアップ8から発せられる読取りビー
ムスポット(情報検出点)の記録トラックに対するディ
スク半径方向の位置制御をなすトラッキングアクチュエ
ータ等が内蔵されている。
【0007】RF(高周波)アンプ12は、4分割光検
出器10の各出力を互いに加算して得られる読取信号を
増幅し、得られた増幅読取信号を切り替えスイッチ14
に供給する。切り替えスイッチ14は、後述するコント
ローラ16から供給された信号処理回路選択信号に応じ
て、上記増幅読取信号を第1信号処理回路18もしくは
第2信号処理回路20のいずれか一方に供給する。
【0008】第1信号処理回路18及び第2信号処理回
路20の各々は、上記ターンテーブル4に担持されるデ
ィスク2の種類各々に対応した信号再生処理を施して、
ディスク2に記録されている記録情報に対応した映像信
号や音声信号を再生出力するものである。また、ピック
アップ8からの読取信号は、ディスク判別回路22に供
給される。かかるディスク判別回路22は、読取信号の
レベルに基づいてターンテーブル4に載置されたディス
ク2の種類を判別し、この判別した種類に対応したディ
スク判別信号をコントローラ16に供給する。
【0009】さらに、ピックアップ8からは、4分割光
検出器10の出力に基づいて生成されたフォーカスエラ
ー信号がフォーカスサーボ回路24に供給される。フォ
ーカスサーボ回路24は、入力されたフォーカシングエ
ラー信号に基づき光ピックアップのフォーカシングサー
ボ制御をなすフォーカス制御信号を生成して、コントロ
ーラ16にて切り替えが制御されるスイッチ26を介し
てフォーカスドライブ回路28に供給する。
【0010】フォーカスドライブ回路28は、ピックア
ップのフォーカスアクチュエータに連結されており、か
かる回路28への入力信号に応じてフォーカスアクチュ
エータを直接駆動する。コントローラ16は、マイクロ
コンピュータからなり、内蔵されたソフトウェア及び上
記ディスク判別信号に基づいて、切り替えスイッチ1
4,26の各々の切り替え制御を行う。すなわち、コン
トローラ16は、ディスク判別回路22から供給される
ディスク判別信号に基づきかかる判別信号に対応した信
号処理選択信号をスイッチ14に向けて発し、故にスイ
ッチ14をディスクの種類に対応した信号処理回路に切
り替えてRFアンプ12と接続させるものである。ま
た、コントローラ16は、ディスク判別信号が入力され
ると、この判別信号の入力を以てディスク判別の終了を
検知し、次にサーボ起動信号をスイッチ26に向けて発
してフォーカスサーボ制御を行うためにフォーカスサー
ボ回路24とフォーカスドライブ回路28とを接続す
る。
【0011】さらに、コントローラ16には、フォーカ
スサーボ回路24とレンズ駆動回路30とがそれぞれ接
続され、各回路24,30にはコントローラ16からの
指令が入力される。レンズ駆動回路30は、コントロー
ラ30からの指令が入力すると、スイッチ26を介して
フォーカスドライブ回路28に向けて、対物レンズをフ
ォーカス方向のうちの所望方向に連続的に移動せしめる
レンズ駆動信号を出力する。
【0012】上記切り替えスイッチ26は、ディスクプ
レーヤの起動時はレンズ駆動回路30をフォーカスドラ
イブ回路28に接続しているが、コントローラ16から
のサーボ起動信号に応じて切り替えられてフォーカスサ
ーボ回路24をフォーカスドライブ回路28に接続す
る。図2は、ディスク判別回路22の詳細を光学式ピッ
クアップ及びコントローラなどの周辺機器とともに示す
構成図である。
【0013】図2において、4分割光検出器10は、ト
ラック接線方向に沿った分割線及びこれと直交する分割
線によって受光面が4分割される如く配された4個の光
電変換素子10a〜10dからなる4分割光検出器であ
り、トラッキング状態が適正なときに受光面の中心Oが
ディスクからの反射ビームの光軸と一致するように配さ
れている。
【0014】光電変換素子10a〜10dのうち、対角
線上に配されている光電変換素子10a,10cの各々
は、受光した光量に応じたレベルを有する信号を加算器
32に供給する。かかる加算器32は、抵抗R1,R
2,R3及び演算増幅器OP1とからなり、光電変換素
子10a,10cの出力信号の和を生成する。また、光
電変換素子10b,10dの各々も、光電変換素子10
a,10cと同様に、受光した光量に応じたレベルを有
する信号を加算器34に供給する。かかる加算器34
も、加算器32と同様に抵抗R4,R5,R6及び演算
増幅器OP2とからなり、光電変換素子10b,10d
の出力信号の和を生成する。各加算器32,34の各出
力は、減算器36と加算器38とにそれぞれ供給され
る。
【0015】減算器36は、加算器32の出力レベルと
加算器34の出力レベルとの差信号を生成し、この差信
号をフォーカシングエラー信号としてフォーカスサーボ
回路24に供給する。加算器38は、抵抗R11,R1
2,R13と、演算増幅器OP4とからなり、加算器3
2の出力レベルと加算器34の出力レベルとを加算した
加算値を読取り信号として出力する。そして、かかる加
算値は、コンパレータ40,42の各々に供給される。
【0016】コンパレータ40は、上記加算値と、所定
の第1レベルE1とのレベル比較を行って、この加算値
が第1レベルE1よりも大なる場合には、論理値「1」
の信号をアンドゲート46に供給する一方、かかる加算
値が第1レベルE1よりも小なる場合には、論理値
「0」の信号をアンドゲート46に供給する。コンパレ
ータ42は、上記加算値と、上記所定の第1レベルE1
よりも高レベルである所定の第2レベルE2(E2>E
1)とのレベル比較を行って、この加算値が第2レベル
E2よりも大なる場合には、論理値「1」の信号P1を
MMV(1安定マルチバイブレータ)48に供給する一
方、かかる加算値が第2レベルE2よりも小なる場合に
は、論理値「0」の信号P1をMMV48に供給する。
【0017】フリップフロップ50は、そのクロック入
力端Cに論理値「0」から「1」へと推移する信号が供
給された時に、そのデータ入力端Dに供給されている信
号論理を取り込みこれをカウンタイネーブル信号として
その出力端Qからカウンタの入力端Eに向けて出力す
る。この際、かかるカウンタイネーブル信号の信号論理
を反転した反転カウンタイネーブル信号が、その反転出
力端qから出力される。この反転カウンタイネーブル信
号が、フリップフロップ50のデータ入力端D、及びア
ンドゲート46に供給される。アンドゲート46は、コ
ンパレータ40及び上記反転カウンタイネーブル信号各
々の信号論理値が共に「1」である場合にのみ論理値
「1」の信号をフリップフロップ50のクロック入力端
Cに供給する一方、コンパレータ40及び上記反転カウ
ンタイネーブル信号各々の信号論理値のどちらかが
「0」である場合には論理値「0」の信号をフリップフ
ロップ50のクロック入力端Cに供給する。
【0018】MMV48は、コンパレータ42から供給
された信号の信号論理値が「0」から「1」へと推移し
た時にリセットパルス信号を発生してこれをオアゲート
52を介してフリップフロップ50のリセット入力端R
に供給する。かかるリセットパルス信号がフリップフロ
ップ50に供給されると、フリップフロップ50はリセ
ットされて、上記出力端Qから論理値「0」のカウンタ
イネーブル信号を出力する。また、この際、上記反転出
力端qからは、論理値「1」の反転カウンタイネーブル
信号が出力される。
【0019】カウンタ54は、フリップフロップ50か
らのカウンタイネーブル信号が入力される入力端Eと、
レンズ駆動回路30からのリセット信号が入力される入
力端Rと、図示せぬクロック発生器からのクロックが入
力される入力端Cとを有し、さらに出力端はデータバス
56を介してコントローラ16に接続されている。カウ
ンタ54は、カウントの開始及び停止がフリップフロッ
プ50によって行われ、クロックによりカウントされ、
さらにレンズ駆動回路30からのリセット信号によって
カウント値がリセットされる。
【0020】コントローラ16は、コンパレータ42に
接続されている。レンズ駆動回路30は、コントローラ
16からの指令が入力すると、カウンタの入力端R及び
オアゲート90の各々に向けてリセット信号を発する。
次に、上記構成によるディスク判別方法を図3乃至図5
を参照して説明する。上記判別方法にてディスクの種類
が判別される反射型光ディスク2は、図3に示すよう
に、一方の主面に情報が記録された透明な所定の厚み:
dのプラスチック製基板62と、かかる主面に被覆形成
された金属製の反射膜64とからなり、基板62と反射
膜64との界面が、情報読取り面としての読取りビーム
の反射面66となり、基板の他方の主面がディスク表面
68となっている。
【0021】一方、光学式ピックアップ8は、光ディス
クの情報読取り面側において読取りビーム70を光ディ
スク2に向けて集束せしめる対物レンズ72を有し、対
物レンズ72によって読取りビームは対物レンズ72か
ら距離fのところに焦点を結ぶ。次に、上記ディスクの
種類の判別を図4及び図5を参照しながら説明する。
【0022】光ディスクプレーヤのターンテーブル4に
載置されたディスク2がクランプされる(ステップS
1)と、図示せぬセンサによってかかるディスク2のク
ランプを検出したコントローラ16は、時刻T1にてレ
ンズ駆動回路30に信号を送る。次に、レンズ駆動回路
30は、レンズ駆動信号のレベルを変化させることによ
って、対物レンズ72をフォーカスアクチュエータによ
り光ディスク2の表面、すなわちディスク表面68から
遠ざかる方向に一定速度で移動せしめる(ステップS
2)。
【0023】時刻T2にて、対物レンズ72がディスク
表面68に対して最も離れた位置、いわゆる最遠位点に
達すると対物レンズ72の移動は停止される(ステップ
S3)。対物レンズ72の最遠位点への到達が検知され
ると、レンズ駆動回路30は、カウンタ54及びオアゲ
ート52の各々にリセットパルスを出力して、カウント
値はリセットされて「0」となり、フリップフロップ5
0もリセットされて出力端Qは論理値「0」となる。
【0024】このリセットパルスが発せられると同時に
対物レンズ72は、フォーカス方向においてディスク表
面68に対して近接する方向に移動せしめられる(ステ
ップS4)。同時に、読取りビームが光ディスクにて反
射された反射ビームは、ピックアップ8の各光検出器1
0a〜10dにて受光され、各光検出器10a〜10d
からの出力は、加算器32,34,38によって互いに
加算されて読取り信号となってディスク判別回路22に
入力される。この読取り信号に基づき反射ビームの光強
度を測定する(ステップS5)。
【0025】一方、上記読取り信号は、反射ビームの光
強度に対応する信号レベルがディスク表面68と対物レ
ンズ72との距離に応じて、図6に示す関係を有する。
これは次のように説明される。対物レンズ72が光ディ
スク2との最遠位点からフォーカス方向において近接方
向へ移動する際に、図3に示すように、読取りビーム7
0の対物レンズ72による焦点fが光ディスク2の表面
68に達すると、対物レンズ72とディスク表面68と
の距離はAとなる。ディスク2の基板62は透明である
から、かかる表面68は読取りビーム70を殆ど透過さ
せるが、読取りビーム70の波長に対して僅かな反射率
を有する。従って、表面68に集束せしめられた読取り
ビーム70は、かかる表面68により反射されて光検出
器10にて受光される。故に、光検出器10にて受光さ
れる反射ビームの光強度は、ピーク値L1を呈する。
【0026】対物レンズ72をディスク表面68にさら
に近接させると、対物レンズ72の焦点fは、基板62
の厚み方向において、基板の厚みに相当する距離dを移
動してディスク2の反射面66、すなわち記録面に達す
る。この時、図3に示すように、対物レンズ72とディ
スク表面68との距離はBとなる。この状態は、通常の
光ディスクから記録情報が読み取られる読取りモードに
相当するので、この時に光検出器10にて受光される反
射ビームの光強度は、ピーク値L1よりもかなり大とな
るピーク値L2を呈する。
【0027】上述のごとく、反射ビームの光強度は、デ
ィスク表面68と対物レンズ72との距離に応じて変化
する。従って、図5に示すように、時刻T2以降の対物
レンズ72の移動により時刻T3にて焦点位置fがディ
スク表面68に達すると、図5(D)に示すように読取
り信号レベルが増大してレベルE1よりも大となると、
コンパレータ40はアンドゲート46に向けて論理値
「1」を出力する。故に、アンドゲート46にて入力信
号論理値がともに「1」となるので、フリップフロップ
50の入力端Cに論理値「1」が供給されて、出力端Q
からカウンタ54にカウンタイネーブル信号を出力す
る。従って、カウンタ54にてカウントが開始される。
【0028】さらに、対物レンズ72がディスク2に近
接すると、読取り信号の信号レベルは低下するが、焦点
位置fがディスク2の反射面66に近づくにつれて信号
レベルは再び増大し、時刻T4にて焦点位置fが反射面
66に到達すると図5(F)に示すように、読取り信号
レベルはレベルE2よりも大となって、コンパレータ4
2は、MMV48に向けて論理値「1」を出力する。故
に、MMV48はリセットパルスをフリップフロップ5
0に供給するので、フリップフロップ50はリセットさ
れて、出力端Qから論理値「0」のカウンタイネーブル
信号がカウンタ54に供給される。従って、カウンタ5
4におけるカウントは停止される。また、同時に、コン
パレータ42は、コントローラ16に向けて論理値
「1」を出力するので、コントローラ16は、読取り信
号の信号レベル、すなわち反射ビームの光強度のピーク
値が2つ測定されたことを検知できる。
【0029】このようにして、読取り信号の信号レベ
ル、すなわち反射ビームの光強度のピーク値が2つ測定
されると(図4:ステップS6)、コントローラ16
は、コンパレータ42からの論理値「1」の入力に反応
して、カウンタ54からカウント値を引き出す。このカ
ウント値は、時刻T3から時刻T4までの時間に相当す
る。
【0030】再び図6を参照すると、読取り信号レベル
は、ピーク値を距離(B−A)を隔ててとることが判
る。すなわち、カウントが行われていた期間は、対物レ
ンズ72がディスク表面68に対して一定速度で距離A
から距離Bまで移動する期間に相当する。従って、かか
る期間におけるカウント値は、対物レンズ72の移動速
度及び2つのピーク値の時間間隔から算出される対物レ
ンズ72の実移動量に対応していると考えられる。この
レンズ72の実移動量は、図3を参照すると、焦点位置
fがディスク表面68から反射面66まで移動する距離
であり、すなわち光ディスク2の厚みdに相当すること
が判る。従って、上記カウント値に基づき対物レンズ7
2の実移動量を算出すると(ステップS7)、ディスク
2の厚みが判明する。
【0031】このようにして測定されたディスク2の厚
みは、ディスク2の種類により異なるものであるから、
かかるカウント値によりディスク2の種類を判別できる
(ステップS8)。すなわち、例えばこのカウント値を
ディスク2の種類に応じて異なるディスク判別信号とし
てコントローラ16に供給することにより、コントロー
ラ16は、供給された判別信号に対応したディスク2の
信号処理選択信号をスイッチ14に供給することができ
る。なお、カウント値をディスク2の種類に応じてレベ
ルの異なるディスク判別信号に変換してコントローラ1
6に供給することもできる。
【0032】また、コントローラ16へのディスク判別
信号の入力は、載置されたディスクの種類の判別の終了
を検知したものであるから、コントローラ16は、サー
ボ選択信号をスイッチ26に発してスイッチ26を切り
替えてフォーカスサーボ回路24とフォーカスドライブ
回路28とを接続し、記録情報の読取り時に必要な対物
レンズ72のフォーカスサーボ制御を行う。
【0033】なお、上記実施例において、光ディスク2
をスピンドルモータ6にて回転させながら上記ディスク
の判別を行うこともできる。この場合、ピットが形成さ
れて若干の凹凸を有する光ディスクの厚みが回転により
平均化されるので、より精度良くディスクの判別を行う
ことができる。すなわち、ディスクを回転させることに
よって、ディスクの同一円周上の複数箇所における厚み
の測定が同時に行われることとなるので、ディスク判別
の精度が高くなるのである。
【0034】また、1のディスク判別において対物レン
ズ72をフォーカス方向において複数回にわたり往復さ
せて複数のカウント値を測定し、かかる複数のカウント
値の平均値を以てディスクを判別することもできる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、対物レンズを反射型光
ディスクの記録情報読取り面側においてフォーカス方向
に移動させて、読取りビームが光ディスクにて反射され
た反射ビームのピーク値の時間間隔から対物レンズの実
移動量を計測するという簡単な方法によって、厚みに応
じて種類が異なるディスクを容易に判別することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される光ディスクプレーヤの一実
施例を示す構成図である。
【図2】図1の光学式ピックアップ及びディスク判別回
路の詳細を説明する構成図である。
【図3】ピックアップの対物レンズと光ディスクとの位
置関係を説明する図である。
【図4】本発明によるディスク判別を行うフローチャー
トを示す図である。
【図5】読取り信号とディスク判別回路の各構成要素と
の出力レベルの時間変化を示す図である。
【図6】読取り信号レベルとディスク表面及び対物レン
ズ間の距離との関係を示す図である。
【符号の説明】
2 反射型光ディスク 8 光学式ピックアップ 22 ディスク判別回路 70 読取りビーム 72 対物レンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射型光ディスク上に読取りビームを対
    物レンズによって集束せしめて前記反射型光ディスクの
    反射面から得られる反射ビームによって前記反射型光デ
    ィスクから記録情報を読み取る光ディスクプレーヤにお
    いて種類に応じて厚みの異なる複数の反射型光ディスク
    を判別する判別方法であって、 前記対物レンズを前記反射型光ディスクの情報読取り面
    側においてフォーカス方向に移動せしめて前記反射ビー
    ムの光強度ピークが発生する時点間における前記対物レ
    ンズの実移動量を検知する計測行程と、 前記実移動量によって前記反射型光ディスクの種類を判
    別する判別行程とを含むことを特徴とする判別方法。
  2. 【請求項2】 前記計測行程は、 前記対物レンズを前記光ディスクに対して所定速度で移
    動させる行程と、 前記反射ビームの光強度ピークの発生時点の各々を測定
    する行程と、 前記光強度ピークの発生時点間の時間間隔と前記対物レ
    ンズの移動速度及び移動方向とに基づき前記実移動量を
    検知する行程とを含み、 前記判別行程は、 前記実移動量に基づいて前記反射型光ディスクの厚みを
    検知する行程と検知された前記反射型光ディスクの厚み
    に応じて前記反射型光ディスクの種類を判別する行程と
    を含むことを特徴とする請求項1記載の判別方法。
  3. 【請求項3】 前記反射型光ディスクは円盤状であり、
    前記反射型光ディスクの中心を中心として回転せしめる
    行程をさらに有することを特徴とする請求項1記載の判
    別方法。
  4. 【請求項4】 前記計測行程を連続して複数回実施する
    ことを特徴とする請求項1記載の判別方法。
  5. 【請求項5】 前記計測行程を連続して複数回実施して
    得られた複数の実移動量の平均値を算出する行程をさら
    に有し、 前記判別行程は、前記実移動量の平均値に基づいて前記
    反射型光ディスクの種類を判別することを特徴とする請
    求項4記載の判別方法。
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