JPH08243911A - レール頭部溶接残部の研削装置 - Google Patents
レール頭部溶接残部の研削装置Info
- Publication number
- JPH08243911A JPH08243911A JP5082195A JP5082195A JPH08243911A JP H08243911 A JPH08243911 A JP H08243911A JP 5082195 A JP5082195 A JP 5082195A JP 5082195 A JP5082195 A JP 5082195A JP H08243911 A JPH08243911 A JP H08243911A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- support board
- rail head
- board
- cutter body
- Prior art date
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カッター体に駆動モータの荷重を負荷させら
れる構造を採用してレール頭部溶接残部の研削を確実
に、かつ、自在に行う。 【構成】 レールＲに沿って進退する機台１の先端側に
装置基板１６を立設する。装置基板１６に第一ハンドル
１９の操作によって縦動する第一支持盤１７を装置し、
この第一支持盤１７に第二ハンドル２２の操作によって
横動する第二支持盤２０を組付ける。第二支持盤２０の
前面には駆動モータ２７とこれに連けいした鼓状のカッ
ター体２９を横軸回動自在に装置する。カッター体２９
の前記レールＲの頭部Ｒ′を係合する凹部には頭部の上
面、Ｒ面および側面を研削する研削刃を設ける。
れる構造を採用してレール頭部溶接残部の研削を確実
に、かつ、自在に行う。 【構成】 レールＲに沿って進退する機台１の先端側に
装置基板１６を立設する。装置基板１６に第一ハンドル
１９の操作によって縦動する第一支持盤１７を装置し、
この第一支持盤１７に第二ハンドル２２の操作によって
横動する第二支持盤２０を組付ける。第二支持盤２０の
前面には駆動モータ２７とこれに連けいした鼓状のカッ
ター体２９を横軸回動自在に装置する。カッター体２９
の前記レールＲの頭部Ｒ′を係合する凹部には頭部の上
面、Ｒ面および側面を研削する研削刃を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、軌道レールの継目に存
するレール頭部溶接残部の研削装置に関するものであ
る。
するレール頭部溶接残部の研削装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】軌道レール全体を削正する機器には具体
例を挙げるまでもなく種々のものが提案されている。し
かし、レール頭部溶接残部を研削するためには一般にグ
ラインダー等を用いて手作業を行っているのが現状で、
この意味では従来例はない。
例を挙げるまでもなく種々のものが提案されている。し
かし、レール頭部溶接残部を研削するためには一般にグ
ラインダー等を用いて手作業を行っているのが現状で、
この意味では従来例はない。
【０００３】
【発明の目的】本発明は、これまで類例のない斬新な構
造のレール頭部溶接残部の研削装置を提供することを目
的として案出したものである。
造のレール頭部溶接残部の研削装置を提供することを目
的として案出したものである。
【０００４】
【目的を解決するための手段】レールに沿って進退する
機台の先端側に装置基板を立設し、該装置基板に第一ハ
ンドルの操作によって縦動する第一支持盤を装置し、こ
の第一支持盤に第二ハンドルの操作によって横動する第
二支持盤を組付け、該第二支持盤の前面には駆動モータ
と該駆動モータに連けいした鼓状のカッター体を横軸回
動自在に装置し、該カッター体の前記レール頭部を係合
する凹部には、レール頭部の上面、Ｒ面および側面のそ
れぞれを研削する研削刃を設けた構成とする。
機台の先端側に装置基板を立設し、該装置基板に第一ハ
ンドルの操作によって縦動する第一支持盤を装置し、こ
の第一支持盤に第二ハンドルの操作によって横動する第
二支持盤を組付け、該第二支持盤の前面には駆動モータ
と該駆動モータに連けいした鼓状のカッター体を横軸回
動自在に装置し、該カッター体の前記レール頭部を係合
する凹部には、レール頭部の上面、Ｒ面および側面のそ
れぞれを研削する研削刃を設けた構成とする。
【０００５】
【実施例】図面は本発明に係るレール頭部溶接残部の研
削装置の一実施例を示し、図１は側面図、図２は平面
図、図３は正面図、図４は挾持ローラとレールの関係を
示す断面図である。
削装置の一実施例を示し、図１は側面図、図２は平面
図、図３は正面図、図４は挾持ローラとレールの関係を
示す断面図である。
【０００６】図中、１は機台で、機台１はレールＲ上を
転動する受支ローラ２とレール頭部Ｒ′を挾持する二組
の挾持ローラ３，４によって支持され、前記レールＲに
沿って移動する。
転動する受支ローラ２とレール頭部Ｒ′を挾持する二組
の挾持ローラ３，４によって支持され、前記レールＲに
沿って移動する。
【０００７】受支ローラ２は機台１に設けた支承片５，
５に架設した横軸６に枢支され、挾持ローラ３，４は、
機台１に吊設した縦軸７に枢支された第一部材３ａ，４
ａと第二部材３ｂ，４ｂとで成り、縦軸７を機台１に装
置した油圧シリンダー８のピストン軸で構成し、油圧シ
リンダー８を稼動させることによって、第一部材３ａ，
４ａのフランジ部３ａ′，４ａ′方向に第二部材３ｂ，
４ｂを接近させ、該第二部材３ｂ，４ｂと前記フランジ
部３ａ′，４ａ′によるレール頭部Ｒ′の挾持状態が確
実に保たれるようにしてある。
５に架設した横軸６に枢支され、挾持ローラ３，４は、
機台１に吊設した縦軸７に枢支された第一部材３ａ，４
ａと第二部材３ｂ，４ｂとで成り、縦軸７を機台１に装
置した油圧シリンダー８のピストン軸で構成し、油圧シ
リンダー８を稼動させることによって、第一部材３ａ，
４ａのフランジ部３ａ′，４ａ′方向に第二部材３ｂ，
４ｂを接近させ、該第二部材３ｂ，４ｂと前記フランジ
部３ａ′，４ａ′によるレール頭部Ｒ′の挾持状態が確
実に保たれるようにしてある。
【０００８】また、挾持ローラ３，４の一方３，３は、
調整ハンドル９を操作することによってレールＲを介す
る他の一方４，４方向に接離するようにしてあり、挾持
ローラ３，４は調整ハンドル９の操作によってレール頭
部Ｒ′の横方向の挾持状態の調整が行われ、油圧シリン
ダー８の稼動によって縦方向の挾持状態の調整が行われ
る。
調整ハンドル９を操作することによってレールＲを介す
る他の一方４，４方向に接離するようにしてあり、挾持
ローラ３，４は調整ハンドル９の操作によってレール頭
部Ｒ′の横方向の挾持状態の調整が行われ、油圧シリン
ダー８の稼動によって縦方向の挾持状態の調整が行われ
る。
【０００９】機台１の後方には、レールＲ上を転動する
受支ローラ２によって受支された基台１０を配置し、基
台１０はクランプ装置１１を備え、クランプハンドル１
２を操作することによって該クランプ装置１１がレール
頭部Ｒ′を挾圧してレールＲに固定できるようになって
おり、また、基台１０上には移動用モータ１３を装置
し、該モータ１３の螺子軸１４を前記機台１の後方に立
設した雌螺子板１５に螺合し、移動用モータ１３の作動
によって機台１は案内レールＲに沿って前後移動するよ
うにしてある。
受支ローラ２によって受支された基台１０を配置し、基
台１０はクランプ装置１１を備え、クランプハンドル１
２を操作することによって該クランプ装置１１がレール
頭部Ｒ′を挾圧してレールＲに固定できるようになって
おり、また、基台１０上には移動用モータ１３を装置
し、該モータ１３の螺子軸１４を前記機台１の後方に立
設した雌螺子板１５に螺合し、移動用モータ１３の作動
によって機台１は案内レールＲに沿って前後移動するよ
うにしてある。
【００１０】図中、１６は機台１の先端側に立設した装
置基板で、装置基板１６の前面側に第一支持盤１７を配
設し、該第一支持盤１７は装置基板１６に縦設した螺杆
１８に部片１７ａにおいて螺合され、螺杆１８に連けい
した第一ハンドル１９の操作によって自在に縦動するよ
うになっている。
置基板で、装置基板１６の前面側に第一支持盤１７を配
設し、該第一支持盤１７は装置基板１６に縦設した螺杆
１８に部片１７ａにおいて螺合され、螺杆１８に連けい
した第一ハンドル１９の操作によって自在に縦動するよ
うになっている。
【００１１】この第一支持盤１７の前面側には第二支持
盤２０を配設し、第二支持盤２０は第一支持盤１７に横
設した螺杆２１に部片２０ａにおいて螺合され、螺杆２
１に連けいした第二ハンドル２２の操作によって自在に
横動するようになっている。
盤２０を配設し、第二支持盤２０は第一支持盤１７に横
設した螺杆２１に部片２０ａにおいて螺合され、螺杆２
１に連けいした第二ハンドル２２の操作によって自在に
横動するようになっている。
【００１２】なお、装置基板１６には凸条２３を縦設し
てこれに第一支持盤１７側に設けた溝ブロック２４を摺
嵌し、また、第一支持盤１７には凸条２５を横設してこ
れに第二支持盤２０側に設けた溝ブロック２６を摺嵌し
て第一支持盤１７の縦動または第二支持盤２０の横動が
円滑に行われるようにしてある。
てこれに第一支持盤１７側に設けた溝ブロック２４を摺
嵌し、また、第一支持盤１７には凸条２５を横設してこ
れに第二支持盤２０側に設けた溝ブロック２６を摺嵌し
て第一支持盤１７の縦動または第二支持盤２０の横動が
円滑に行われるようにしてある。
【００１３】第二支持盤２０の前面には駆動モータ２７
を配置して該第二支持盤２０に受支させ、該駆動モータ
２７にプーリー２８を介して鼓状のカッター体２９を連
けいさせてある。
を配置して該第二支持盤２０に受支させ、該駆動モータ
２７にプーリー２８を介して鼓状のカッター体２９を連
けいさせてある。
【００１４】カッター体２９はプーリー２８と同軸にし
て軸受３０に支持させた主軸３１を介して横軸回動自在
にして第二支持盤２０に支持させたもので、図示省略し
てあるが、レール頭部Ｒ′の上面Ｒ′ａ、Ｒ面Ｒ′ｂお
よび側面Ｒ′ｃのそれぞれを研削する研削刃を備えたも
のである。
て軸受３０に支持させた主軸３１を介して横軸回動自在
にして第二支持盤２０に支持させたもので、図示省略し
てあるが、レール頭部Ｒ′の上面Ｒ′ａ、Ｒ面Ｒ′ｂお
よび側面Ｒ′ｃのそれぞれを研削する研削刃を備えたも
のである。
【００１５】しかして、レールＲに沿って適所に移動さ
せて、クランプ装置１１によって基台１０をレールＲに
固定して、駆動モータ２７を動作させてレール頭部の溶
接残部をカッター体２９によって研削するのである。
せて、クランプ装置１１によって基台１０をレールＲに
固定して、駆動モータ２７を動作させてレール頭部の溶
接残部をカッター体２９によって研削するのである。
【００１６】すなわち、レール頭部Ｒ′の長手方向に沿
う方向には、移動用モータ１３を動作させて機台１を動
かして行い前記長手方向に対する直交方向に際しては、
第二ハンドル２２を操作して機台１に対して第二支持盤
２０を横動変位させてカッター体２９を移動させるよう
にしてレール頭部の研削を行うのである。
う方向には、移動用モータ１３を動作させて機台１を動
かして行い前記長手方向に対する直交方向に際しては、
第二ハンドル２２を操作して機台１に対して第二支持盤
２０を横動変位させてカッター体２９を移動させるよう
にしてレール頭部の研削を行うのである。
【００１７】もとより、縦方向に際しては、第一ハンド
ル１９を操作することによって、支持台１４に対して第
一支持盤１７を上下方向に変位させるようにして研削作
業を行うのである。
ル１９を操作することによって、支持台１４に対して第
一支持盤１７を上下方向に変位させるようにして研削作
業を行うのである。
【００１８】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
レール頭部溶接残部を自在に研削することができ、カッ
ター体に対して駆動モータの荷重を負荷させられる構造
を採るから、研削作業を尚一層確実に行うことができ
る。
レール頭部溶接残部を自在に研削することができ、カッ
ター体に対して駆動モータの荷重を負荷させられる構造
を採るから、研削作業を尚一層確実に行うことができ
る。
【図１】側面図。
【図２】平面図。
【図３】正面図。
【図４】挾持ローラとレールの関係を示す断面図。
１ 機台 １６ 装置基板 １７ 第一支持盤 １９ 第一ハンドル ２０ 第二支持盤 ２２ 第二ハンドル ２７ 駆動モータ ２９ カッター体 Ｒ レール
Claims (1)
- 【請求項１】 レールに沿って進退する機台の先端側に
装置基板を立設し、該装置基板に第一ハンドルの操作に
よって縦動する第一支持盤を装置し、この第一支持盤に
第二ハンドルの操作によって横動する第二支持盤を組付
け、該第二支持盤の前面には駆動モータと該駆動モータ
に連けいした鼓状のカッター体を横軸回動自在に装置
し、該カッター体の前記レール頭部を係合する凹部に
は、レール頭部の上面、Ｒ面および側面のそれぞれを研
削する研削刃を設けた、レール頭部溶接残部の研削装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5082195A JP2672793B2 (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | レール頭部溶接残部の研削装置 |
| US08/430,396 US5577954A (en) | 1995-03-10 | 1995-04-28 | Grinding apparatus of welded residue on seam of rail head |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5082195A JP2672793B2 (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | レール頭部溶接残部の研削装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08243911A true JPH08243911A (ja) | 1996-09-24 |
| JP2672793B2 JP2672793B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=12869437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5082195A Expired - Lifetime JP2672793B2 (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | レール頭部溶接残部の研削装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2672793B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102407471A (zh) * | 2010-09-21 | 2012-04-11 | 兰州理工大学 | 一种钢轨底部打磨机 |
| CN102873606A (zh) * | 2012-09-11 | 2013-01-16 | 张家港市优希宏达机电厂 | 导轨去毛刺装置 |
| CN104201837A (zh) * | 2014-09-13 | 2014-12-10 | 南陵良力电动工具有限责任公司 | 一种电机定子倒角打磨机及其操作方法 |
| CN104440480A (zh) * | 2014-12-12 | 2015-03-25 | 尚庆光 | 一种低噪音船舶甲板表面处理装置 |
| CN104440434A (zh) * | 2014-12-12 | 2015-03-25 | 姚新连 | 一种带有散热***的船舶甲板表面处理装置 |
-
1995
- 1995-03-10 JP JP5082195A patent/JP2672793B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102407471A (zh) * | 2010-09-21 | 2012-04-11 | 兰州理工大学 | 一种钢轨底部打磨机 |
| CN102873606A (zh) * | 2012-09-11 | 2013-01-16 | 张家港市优希宏达机电厂 | 导轨去毛刺装置 |
| CN102873606B (zh) * | 2012-09-11 | 2014-07-09 | 张家港市优希宏达机电厂 | 导轨去毛刺装置 |
| CN104201837A (zh) * | 2014-09-13 | 2014-12-10 | 南陵良力电动工具有限责任公司 | 一种电机定子倒角打磨机及其操作方法 |
| CN104440480A (zh) * | 2014-12-12 | 2015-03-25 | 尚庆光 | 一种低噪音船舶甲板表面处理装置 |
| CN104440434A (zh) * | 2014-12-12 | 2015-03-25 | 姚新连 | 一种带有散热***的船舶甲板表面处理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2672793B2 (ja) | 1997-11-05 |
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