JPH08242359A - 画像表示システム - Google Patents

画像表示システム

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JPH08242359A
JPH08242359A JP7042021A JP4202195A JPH08242359A JP H08242359 A JPH08242359 A JP H08242359A JP 7042021 A JP7042021 A JP 7042021A JP 4202195 A JP4202195 A JP 4202195A JP H08242359 A JPH08242359 A JP H08242359A
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JP
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processed
data
image
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Application number
JP7042021A
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English (en)
Inventor
Kenji Funakoshi
健治 船越
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication of JPH08242359A publication Critical patent/JPH08242359A/ja
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  • Image Analysis (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】低解像度の初期表示中に行われる高解像度の加
工表示の途中または終了後において、利用者が加工表示
データの保存を要求すると、画像表示装置3は当該加工
表示データを転送する。画像データ保存装置1は、転送
された加工表示データを受信すると、当該受信された加
工表示データを画像データ保存部で保存する。次に、利
用者によって、初期表示が要求された後、加工表示デー
タの転送が要求されると、画像データ保存装置1は、保
存されている加工表示データを転送する。画像表示装置
は、転送された加工表示データを受信すると、当該受信
した加工表示データを表示する。 【効果】過去の加工表示を再開したい場合には、過去の
加工表示データの転送を要求するだけでよい。したがっ
て、過去の加工表示を速やかに再開できる。そのため、
過去の加工表示に伴う作業の続きを速やかに再開でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、利用者が全体画像をま
ず参照し、それを見ながら必要に応じて一部分を切り出
したり、拡大・縮小したりする場合に好適に利用するこ
とができる画像表示システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像データ保存装置に保存されたX線画
像データなどの高解像度の画像データを、パーソナルコ
ンピュータなどの低解像度の画像表示装置に表示する場
合、画像データの全てを表示することはできないので、
元の画像データに対して例えば、縮小処理や切出し処
理、又はそれらを組み合わせた処理を行って、低解像度
の画像に変換して表示することになる。
【0003】また、利用者が表示された画像を詳細に参
照したいとき、必要に応じて部分画像を切り出したり、
拡大するなどの加工処理をして表示することになる。前
者の表示を「初期表示」、後者の表示を「加工表示」と
いうことにすれば、初期表示や加工表示をどこで行うか
により、従来2つの方式があった。1つは、画像表示装
置から要求があると、画像データ保存装置で縮小処理や
加工処理を行い、その結果を画像表示装置に転送し、画
像表示装置はその画像データを受け取って表示する方式
である。
【0004】他の1つは、画像表示装置から要求がある
と、画像データ保存装置は元の画像データをそのまま転
送し、画像表示装置が縮小処理や加工処理を行って表示
する方式である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の方式
では、初期表示のために転送する画像データ量は比較的
少ないので初期表示をするのは速いが、加工表示を要求
するたびに画像データの転送を要求しなければならず、
加工表示の一つ一つに時間がかかるという問題がある。
【0006】一方、後者の方式では、元の高解像度画像
データを転送するので、加工表示は速くできるが、最初
に高解像度画像データを転送するときの画像データ量が
大きいため、初期表示をするまでに時間がかかるという
問題がある。そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、初期表示及び加工表示までの待ち時間がと
もに少なくて済む画像表示システムを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の請求項1記載の画像表示システムは、画像データ保存
装置と画像表示装置とを有し、画像データ保存装置は、
画像表示装置から画像表示のための画像データ転送要求
を受けると、低解像度の画像データを初期表示データと
して転送する第1転送手段と、この第1転送手段による
低解像度の画像データの転送後、高解像度の画像データ
を転送する第2転送手段とを備え、画像表示装置は、前
記第2転送手段により送られてくる高解像度の画像デー
タを一時記憶する第1記憶手段と、利用者の操作に応じ
て前記第1記憶手段に記憶された高解像度の画像データ
を加工する加工手段と、前記第1転送手段により送られ
てくる低解像度の画像データ、および前記加工手段によ
り加工された画像データを表示できる表示手段と、前記
加工手段により加工された画像データの表示の途中また
は表示の終了後において、利用者の操作に応じて、また
は自動的に、前記加工手段で加工された画像データを転
送する第3転送手段とを備え、画像データ保存装置は、
前記第3転送手段により送られてくる加工された画像デ
ータを記憶する第2記憶手段と、前記第1転送手段によ
る低解像度の画像データの転送後、利用者の操作に応じ
て、または自動的に、前記第2記憶手段に記憶された加
工された画像データを転送する第4転送手段とをさらに
備え、前記表示手段は、前記第4転送手段により送られ
てくる加工された画像データを表示できるものであるこ
とを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の画像表示システム
は、画像データ保存装置が、前記第2記憶手段に加工さ
れた画像データが記憶されている場合において、画像表
示装置から画像表示のための画像データ転送要求を受け
ると、前記第1転送手段における転送を禁止するととも
に、前記第2記憶手段に記憶されている加工された画像
データを初期表示データとして転送するように、前記第
4転送手段を制御する転送制御手段をさらに備えたこと
を特徴とする。
【0009】
【作用】前記請求項1記載の構成によれば、初期表示の
要求に対しては、第1転送手段により低解像度の画像デ
ータを初期表示データとして転送し初期表示を行うこと
ができるので、初期表示の完了までの時間を短くでき
る。また、利用者が初期表示を見ている最中に、第2転
送手段により高解像度の画像データを転送し画像表示装
置に保存しているので、利用者から加工表示の要求があ
ればすぐに加工処理をして表示できる。
【0010】さらに、加工表示データは必要に応じて画
像データ保存装置に転送されて保存され、かつこの保存
されている加工表示データを必要に応じて画像表示装置
に転送し加工表示を行うことができるので、過去に行っ
た加工表示を再度行う場合、速やかに過去の加工表示を
再開できる。また、請求項2記載の構成では、画像デー
タ保存装置に加工表示データが保存されている場合に
は、次の初期表示の要求の際、低解像度の画像データが
初期表示データとして転送されるのではなく、加工表示
データが初期表示データとして転送される。しかも、低
解像度の画像データは転送されないので、高解像度の画
像データから低解像度の画像データを生成する必要はな
い。そのため、過去に行った加工表示を再度行う場合、
前記請求項1記載の構成に比べて、より迅速に過去の加
工表示を再開できる。
【0011】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。 (1) 実施例1 図1は、画像データ保存装置1と画像表示装置3とによ
り構成される画像表示システムを示すブロック図であ
る。
【0012】画像データ保存装置1は、画像データ保存
部13と、低解像度画像データ生成部11と、画像デー
タ送信部12と、加工表示データ受信部14とを備える
もので、画像データ保存装置1自体は、ネットワーク上
のファイルーバであってもよく、同じホスト内の外部記
憶装置であってもよい。画像データ保存部13は、X線
画像などの高解像度の画像データ群を保存するもので、
たとえば半導体メモリ,CD−ROMまたは光磁気ディ
スク(MO)で構成されている。この画像データ保存部1
3に保存されている画像データ形式は圧縮されていても
よく、圧縮されていなくてもよい。
【0013】低解像度画像データ生成部11は、画像表
示装置3の画像表示の解像度又は表示要求の解像度に合
わせて、初期表示のための低解像度の画像データを生成
するものである。この生成方法は、画像全体の拡大・縮
小であってもよいし、切出しであってもよいし、これら
の組合わせであってもよい。さらに拡大・縮小する方法
は、画素の間引きであってもよく、直交変換を使っても
よい。
【0014】画像データ送信部12は、生成された低解
像度の画像データ、前記画像データ保存部13に保存さ
れている高解像度の画像データまたは加工表示データを
送信できるもので、送信される画像データは圧縮されて
いてもよいし、圧縮されていなくてもよい。加工表示デ
ータ受信部14は、後述する画像表示装置2に備えられ
ている加工表示データ送信部から送信された加工表示デ
ータを受信し、画像データ保存部13に転送するもので
ある。
【0015】画像表示装置3は、たとえば低解像度画像
表示装置であるパーソナルコンピュータで構成されたも
ので、CRT,液晶表示素子またはプラズマ表示素子な
どで構成された画像表示部31と、画像データ受信部3
2と、バッファメモリ33と、画像データ加工部34
と、加工表示データ送信部35とを備えている。この画
像表示装置3は、通信路2を通じて画像データ保存装置
1と結ばれている。この通信路2は、ネットワークを構
成する通信回線であってもよく、コンピュータシステム
内のシステムバスであってもよい。
【0016】画像表示部31は、初期表示及び加工表示
のための低解像度の表示をする場合に利用されるもので
あるが、高解像度のデータ表示が可能なものである必要
は必ずしもない。画像データ受信部32は、受信した画
像データが初期表示のための低解像データの画像データ
である場合には、その画像データを画像表示部31に送
り、受信した画像データが加工表示のための高解像度の
画像データである場合には、その画像データをバッファ
メモリ33に書込むものである。
【0017】画像データ加工部34は、初期表示を参照
している利用者から、必要に応じてその同じ画像の部分
画像の切出し、拡大・縮小あるいはそれらの組合わせな
どの加工表示の要求があると、バッファメモリ33に保
存されている高解像度の画像データを読出し、加工処理
を施すものである。加工表示データ送信部35は、利用
者からの加工表示データの保存要求に応答して、画像デ
ータ加工部34で生成された加工表示データを通信路2
を介して画像データ保存装置1内の加工表示データ受信
部14に送信するためのものである。
【0018】図2は、前記画像表示装置3における画像
表示処理を説明するためのフローチャートである。ま
た、図3は、前記画像データ保存装置1における画像デ
ータ読出/書込処理を説明するためのフローチャートで
ある。以下では、これら図2および図3を参照して、前
記画像表示システムの動作について説明する。図2にお
いて、画像表示装置3は、利用者から画像表示が要求さ
れると(ステップS1)、その要求が初期表示の要求
か、または加工表示の要求かを判定する(ステップS
2)。その結果、初期表示の要求であれば、画像データ
保存装置1に対して、初期表示のための低解像度画像デ
ータの転送を要求する(ステップS3)。
【0019】一方、画像データ保存装置1は、図3に示
すように、画像表示装置3から何らかの要求があると判
定すると(ステップP1)、その要求が、低解像度画像
データの転送要求(画像転送)であるか、または加工表
示データの保存要求であるかを判定する(ステップP
2)。その結果、低解像度画像データの転送要求であれ
ば、画像データ保存部13に保存されている高解像度画
像データを読出し(ステップP3)、この読出された高
解像度画像データに基づいて、低解像度画像データ生成
部11で低解像度画像データを生成する(ステップP
4)。そして、この生成された低解像度画像データを画
像表示装置3に転送する(ステップP5)。
【0020】なお、前記低解像度画像データ生成部11
は、低解像度画像データの転送要求があったことに応答
して低解像度画像データを生成しているが、たとえば転
送要求前に予め生成して保存しておいてもよい。この構
成によれば、初期表示をより迅速に行うことができる。
画像表示装置3は、図2のステップS4において画像デ
ータ保存装置1から転送された低解像度画像データを受
信すると、この受信された低解像度画像データに基づい
て、初期表示を行う(ステップS5)。
【0021】一方、画像データ保存装置1は、低解像度
画像データを転送した後、図3のステップP6におい
て、画像表示装置3から過去の加工表示データの転送要
求があるか否かを判定する。その結果、転送要求がなけ
れば、続けて画像データ保存部13に保存されている高
解像度画像データを画像表示装置3に転送する(ステッ
プP7)。この転送された高解像度画像データは、図2
のステップS7において、画像表示装置3の画像データ
受信部32にて受信され、その後バッファメモリ33に
書込まれて保存される(ステップS8)。
【0022】ところで、利用者は、初期表示を行ってい
る最中に、この初期表示画像の詳細表示などを行いたい
ときには、必要な加工表示を要求することになる。そこ
で、画像表示装置3は、図2のステップS2において加
工表示が要求されたと判定されると、すでにバッファメ
モリ33に保存されている高解像度画像データを読出し
(ステップS12)、この読出された高解像度画像デー
タに必要な加工処理を施す(ステップS13)。その結
果、上記要求に応じて、1又は複数の加工表示データが
取得される。そして、この取得された加工表示データに
基づいて加工表示を行う(ステップS14)。このと
き、1画面には、上記取得された加工表示データをすべ
て表示してもよく、また必要な加工表示データのみを表
示するようにしてもよい。
【0023】このように、加工表示に必要な高解像度画
像データを画像表示装置3のバッファメモリ33に予め
転送・保存しているので、加工表示を速やかに行うこと
ができる。また、利用者は、初期表示を行っている最中
に、たとえば過去の作業の続きを行うため、過去の加工
表示を再度行いたい場合もある。このような場合、利用
者は、過去の加工表示を要求することになる。一方、こ
の過去の加工表示を実現するためには、過去の加工表示
を行ったときに、加工表示データを保存しておく必要が
ある。そこで、次に、図4を参照して、加工表示データ
の保存について説明する。
【0024】画像表示装置3は、加工表示に伴う一連の
操作が終了すると、加工表示データがあるか否かを確認
した後(ステップN1)、当該加工表示データを保存す
るか否かの指定を利用者に要求する(ステップN2)。
そして、利用者によって加工表示データの指定が行われ
る。このとき、加工表示データが複数ある場合には、必
要な加工表示データが順次指定される。利用者によって
保存すべき加工表示データが指定されると、この指定さ
れた加工表示データを加工表示データ送信部35から画
像データ保存装置1に転送するとともに、加工表示デー
タの保存を要求する(ステップN3)。
【0025】一方、画像データ保存装置1は、図3のス
テップP2において画像表示装置3からの要求が加工表
示データの保存要求であると判定されると、転送されて
きた加工表示データを加工表示データ受信部14で受信
し(ステップP10)、この受信された加工表示データ
を画像データ保存部13に転送して保存させる(ステッ
プP11)。
【0026】これにより加工表示データの保存が達成さ
れる。なお、加工表示データの保存に関し、上述では、
利用者が加工表示データを保存するか否かを指定してい
るが、たとえば加工表示が終了すると、無条件に、加工
表示データを保存するようにしてもよい。この構成によ
れば、加工表示データの保存を迅速に行うことができ
る。
【0027】また、上述では、加工表示の終了後に加工
表示データの保存を行っているが、たとえば加工表示の
途中に利用者の操作に応答して加工表示データの保存を
行うようにしてもよい。この構成によれば、加工表示デ
ータの保存条件を柔軟にできるので、利用者へのサービ
スの向上を図ることができる。以上のようにして保存さ
れた過去の加工表示データに基づく加工表示を利用者が
行いたい場合には、利用者は、初期表示後、加工表示デ
ータの転送を画像表示装置3に要求する。画像表示装置
3は、図2のステップS6において、加工表示データの
転送が要求されたと判定されると、画像データ保存装置
1に対して、過去の加工表示データの転送を要求する
(ステップS9)。このとき、複数の加工表示データが
ある場合には、利用者は、いずれの加工表示データの転
送を要求しているのかの指定も同時に行う。
【0028】一方、画像データ保存装置1は、図3のス
テップP6において、過去の加工表示データの転送が要
求されたと判定されると、画像データ保存部13に保存
されている過去の加工表示データを読出す(ステップP
8)。このとき、利用者によって転送すべき加工表示デ
ータの指定があった場合には、その指定のあった加工表
示データを読出す。そして、この読出された加工表示デ
ータを画像表示装置3に転送する(ステップP9)。
【0029】転送された加工表示データが画像データ受
信部32で受信されると(図2のステップS10)、画
像表示装置3は、この受信された加工表示データに基づ
く加工表示を行う(ステップS11)。このとき、1画
面には、上記取得された加工表示データをすべて表示し
てもよく、また必要な加工表示データのみを表示するよ
うにしてもよい。
【0030】なお、加工表示データの転送に関し、複数
の加工表示データが画像データ保存部13に保存されて
いる場合、上述では、画像データ保存装置1は、利用者
によって指定された加工表示データを転送しているが、
利用者が再度過去の加工表示を行う場合には最後に行っ
た加工表示である場合が多いことを考慮して、画像デー
タ保存装置1が最後の加工表示データのみを自動的に転
送するようにしてもよい。また、最後の加工表示データ
に限らず、任意の加工表示データのみを自動的に転送す
るようにしてもよい。この構成によれば、過去の加工表
示をより迅速に行うことができる。
【0031】以上のように実施例1の画像表示システム
によれば、加工表示に用いられた加工表示データが必要
に応じて画像データ保存装置1に保存され、その後必要
に応じて画像表示装置3に転送されて加工表示が行われ
る。したがって、利用者が過去の加工表示と同一に加工
表示を行いたい場合、高解像度画像データをいったん画
像表示装置3に転送した後画像表示装置3において加工
処理を施すという時間のかかる処理を行う必要はない。
そのため、過去の作業の続きを迅速に再開できる。
【0032】なお、前記実施例1では、過去の加工表示
は、利用者が加工表示データの転送を要求したことに応
答して過去の加工表示データを転送することによって達
成されているが、画像データ保存部13に加工表示デー
タが保存されている場合は利用者は当該加工表示データ
を再利用する可能性が極めて高いことを考慮し、たとえ
ば低解像度画像データの転送後(図3のステップP
5)、画像データ保存装置1が、過去の加工表示データ
が画像データ保存部13に保存されているか否かを自動
的に判定し、その結果、保存されていれば、当該保存さ
れている加工表示データを画像表示装置3に自動的に転
送するようにしてもよい。この場合、複数の加工表示デ
ータが画像データ保存部13に保存されているときに
は、すべての加工表示データを順次転送してもよいし、
最後の加工表示データのみを転送するようにしてもよ
い。この構成によれば、さらに迅速に過去の作業の続き
を再開できる。 (2) 実施例2 図5は、前記画像データ保存装置1における画像データ
読出/書込処理の他の例を説明するためのフローチャー
トである。また、図6は、前記画像表示装置3における
加工表示データ保存処理の他の例を説明するためのフロ
ーチャートである。以下では、これら図5および図6を
参照して、画像表示システムの他の動作例について説明
する。
【0033】なお、以下の説明では、図1も同時に参照
する。また、画像表示装置3の画像表示処理は前記実施
例1の図2と同様である。図5において、画像表示装置
3から初期表示のための低解像度画像データの送信が要
求されたと判定されると(ステップT1,T2)、画像
データ保存装置1は、先ず、過去の加工表示データが画
像データ保存部13に保存されているか否かを判定する
(ステップT3)。その結果、過去の加工表示データが
保存されていなければ、前記図3のステップP3〜P5
の処理と同様に、画像データ保存部13に保存されてい
る高解像度画像データに基づいて低解像度画像データ生
成部11において低解像度画像データを作成し、画像表
示装置3に転送する(ステップT4〜T6)。一方、過
去の加工表示データが保存されていれば、その保存され
ている過去の加工表示データを読出し(ステップT
8)、この過去の加工表示データを初期表示データとし
て画像表示装置3に転送する(ステップT9)。その結
果、画像表示装置3の画像表示部31では、最初から、
過去の加工表示が行われる。その後、高解像度画像デー
タを画像表示装置3に転送する(ステップT7)。
【0034】なお、上記加工表示データの転送に関し、
画像データ保存部13に複数の加工表示データが保存さ
れている場合には、いずれの加工表示データを転送する
かを利用者が指定するようにしてもよい。このとき、す
べての加工表示データを指定できるのはもちろんであ
る。また、画像データ保存装置1が転送すべき加工表示
データを自動的に決定するようにしてもよい。
【0035】前記過去の加工表示データの保存は、次に
説明するようにして行われる。すなわち、画像表示装置
3は、図6に示すように、加工表示の途中または加工表
示に伴う一連の操作が終了すると、表示されている加工
表示データを初期表示データとして保存するか否かの指
定を利用者に要求し(ステップR1)、その結果保存す
ると指定されると、保存すべき加工表示データの選択を
利用者に要求する(ステップR2)。このとき、表示さ
れている加工表示データが複数ある場合には、その中か
ら複数選択するようにしてもよい。そして、選択された
1または複数の加工表示データを加工表示データ送信部
35から画像データ保存装置1に転送する(ステップR
3)。
【0036】一方、画像データ保存装置1では、図5の
ステップT2,T10において加工表示データの保存が
要求されたと判定され、かつ転送されてきた加工表示デ
ータが受信されると、当該加工表示データを初期表示デ
ータとして画像データ保存部13に保存する(ステップ
T11)。なお、加工表示データの保存に関し、上述で
は、利用者が加工表示データを初期表示データとして保
存するか否かを指定しているが、たとえば画像表示装置
3が加工表示終了後に加工表示データを初期表示データ
として保存することを自動的に決定してもよい。また、
このとき、いずれの加工表示データを初期表示データと
して保存するかも同時に決定してもよい。
【0037】以上のように本実施例2の画像表示システ
ムによれば、過去の加工表示データを必要に応じて次回
の初期表示データとしているので、次回の画像表示処理
では、過去の加工表示と同一の加工表示を最初から行う
ことができる。そのため、前記実施例1に比べて、より
速やかに過去の作業の続きを再開できる。この発明の実
施例の説明は以上のとおりであるが、この発明は上述の
実施例に限定されるものではなく、その他この発明の範
囲内において種々の設計変更を施すことは可能である。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明の画像表示システム
によれば、低解像度の画像データを初期表示データとし
て転送しているので、初期表示の完了までの時間を短く
できる。また、利用者が初期表示を見ている間に元の高
解像度の画像データを転送しているので、転送時間の長
さを利用者に感じさせずに高解像度の画像データを転送
できる。さらに、利用者から加工表示の要求があれば、
既に転送の終了した高解像度の画像データに基づいて加
工処理できる。したがって、通信路利用の効率の向上を
図ることができる。
【0039】また、加工表示データを必要に応じて画像
データ保存装置に転送して保存でき、しかもこの保存さ
れている加工表示データを必要に応じて読出して表示で
きるので、過去に行った加工表示と同一の加工表示を再
度行う場合、いったん高解像度の画像データを転送し加
工処理を施すという時間のかかる処理を行う必要がな
い。そのため、速やかに過去の加工表示を再開できる。
そのため、過去の加工表示に伴う作業の続きを迅速に再
開できる。
【0040】特に、請求項2記載の画像表示システムに
よれば、低解像度の画像データを生成せずに既に保存さ
れている加工表示データを初期表示データとして転送し
表示できるので、前記請求項1記載の画像表示システム
に比べて、より迅速に過去の加工表示を再開できる。そ
のため、前記請求項1記載の画像表示システムに比べ
て、より迅速に過去の加工表示に伴う作業の続きを再開
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示システムの構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】前記画像表示システムの一部を構成する画像表
示装置における画像表示処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図3】前記画像表示システムの一部を構成する画像デ
ータ保存装置における画像データ読出/書込処理を説明
するためのフローチャートである。
【図4】前記画像表示装置における加工表示データ保存
処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】前記画像データ保存装置における画像データ読
出/書込処理の他の処理例を説明するためのフローチャ
ートである。
【図6】前記画像表示装置における加工表示データ保存
処理の他の処理例を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 画像データ保存装置 11 低解像度画像データ生成部 12 画像データ送信部 13 画像データ保存部 14 加工表示データ受信部 2 通信路 3 画像表示装置 31 画像表示部 32 画像データ受信部 33 バッファメモリ 34 画像データ加工部 35 加工表示データ送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/18 H04N 7/18 U // G06T 1/00 G06F 15/62 390A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データ保存装置と画像表示装置とを有
    し、 画像データ保存装置は、画像表示装置から画像表示のた
    めの画像データ転送要求を受けると、低解像度の画像デ
    ータを初期表示データとして転送する第1転送手段と、
    この第1転送手段による低解像度の画像データの転送
    後、高解像度の画像データを転送する第2転送手段とを
    備え、 画像表示装置は、前記第2転送手段により送られてくる
    高解像度の画像データを一時記憶する第1記憶手段と、
    利用者の操作に応じて前記第1記憶手段に記憶された高
    解像度の画像データを加工する加工手段と、前記第1転
    送手段により送られてくる低解像度の画像データ、およ
    び前記加工手段により加工された画像データを表示でき
    る表示手段と、前記加工手段により加工された画像デー
    タの表示の途中または表示の終了後において、利用者の
    操作に応じて、または自動的に、前記加工手段で加工さ
    れた画像データを転送する第3転送手段とを備え、 画像データ保存装置は、前記第3転送手段により送られ
    てくる加工された画像データを記憶する第2記憶手段
    と、前記第1転送手段による低解像度の画像データの転
    送後、利用者の操作に応じて、または自動的に、前記第
    2記憶手段に記憶された加工された画像データを転送す
    る第4転送手段とをさらに備え、 前記表示手段は、前記第4転送手段により送られてくる
    加工された画像データを表示できるものであることを特
    徴とする画像表示システム。
  2. 【請求項2】画像データ保存装置は、前記第2記憶手段
    に加工された画像データが記憶されている場合におい
    て、画像表示装置から画像表示のための画像データ転送
    要求を受けると、前記第1転送手段における転送を禁止
    するとともに、前記第2記憶手段に記憶されている加工
    された画像データを初期表示データとして転送するよう
    に、前記第4転送手段を制御する転送制御手段をさらに
    備えたことを特徴とする請求項1記載の画像表示システ
    ム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013222424A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Olympus Corp サーバシステム及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013222424A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Olympus Corp サーバシステム及びプログラム

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