JPH08241383A - 非接触icカードおよびこれを含む非接触icカードシステムおよびそのデータ伝送方法 - Google Patents

非接触icカードおよびこれを含む非接触icカードシステムおよびそのデータ伝送方法

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JPH08241383A
JPH08241383A JP7044315A JP4431595A JPH08241383A JP H08241383 A JPH08241383 A JP H08241383A JP 7044315 A JP7044315 A JP 7044315A JP 4431595 A JP4431595 A JP 4431595A JP H08241383 A JPH08241383 A JP H08241383A
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card
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antenna
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JP7044315A
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Toshiyuki Matsubara
利行 松原
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ送信時の変調方法を、PSK変調とF
SK変調の2種類のいずれかから選択でき、かつこれを
簡単な回路で実現した非接触ICカードを提供する。 【構成】 送受信アンテナ4の共振周波数を1/2にす
る共振周波数切換部40を設け、PSK変調の場合は、
変調点で元の周波数の1周期の間、送受信アンテナ4の
共振周波数を1/2にすることで位相を反転させて位相
変調を行い、FSK変調の場合は、データの変化に合わ
せて周波数を切り換えて周波数変調を行うようにし、こ
れらの変調方法をPFSELスイッチ11により選択的
に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データの授受を電波
等を用いて行う非接触ICカード、これを含む非接触I
Cカードシステムおよびこれのデータ伝送方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図15に従来の非接触ICカードシステ
ムの構成を概略的に示す。図15において、1は非接触
ICカード(以下カードとする)、2は電波EMによりカ
ード1とのデータの授受を行うリーダライタ(以下R/
Wとする)、3はこのR/W2にケーブルC(有線)によ
り接続されて制御を行うホストコンピュータである。
【0003】カード1において、4は送受信アンテナ、
5は送信データの変調を行う変調回路、6は受信データ
の復調を行う復調回路、7は送受信アンテナ4から得ら
れた交流信号を整流しかつ所望の動作電圧にして各部に
供給する整流・電圧制御回路、8はこれらの回路の制御
をする制御部、9はプログラムやデータを格納しておく
ためのE2PROMである。なお、制御部8はCPUお
よびこのCPUを動作させるプログラムを格納したメモ
リ(共に図示せず)等を含む。
【0004】またR/W2において、21は送受信アン
テナ、22は送信データの変調および受信データの復調
を行う変復調回路、23はこれらのデータ伝送の制御を
行う制御部である。R/W2側のCPUおよびこれを動
作させるプログラムは制御部23もしくはホストコンピ
ュータ3内に設けられている。従ってR/W2およびホ
ストコンピュータ3を一体とみなし、これらを含めてR
/Wとする場合もある。
【0005】次に動作について説明する。カード1とR
/W2との間では電気的な接点を持たずに、電波EMに
よりデータの授受を行う。R/W2はホストコンピュー
タ3にケーブルCで接続され、ホストコンピュータ3の
制御によって動作する。
【0006】最近では、R/W2からの電波をカード1
内で整流し動作電圧を発生するものが製品化されてい
る。その場合、カード1内に整流・電圧制御回路7を内
蔵し、R/W2等の外部装置からの電波を送受信アンテ
ナ4で受信し、整流・電圧制御回路7で所望の動作電
圧、例えば5Vを発生し、各内部回路(機能ブロック)に
電力を供給しカード1を動作させる。
【0007】カード1におけるR/W2からのデータの
受信は、送受信アンテナ4で受信されたデータが復調回
路6で復調され、これを制御部8が取り込むようにして
行われる。制御部8はR/W2からのデータを解読し、
その解読した結果に従って処理を行う。
【0008】例えば、IDコードを外部へ出力する場合
は、データメモリとしてのE2PROM9に予め格納さ
れているIDコードを変調回路5で変調し、送受信アン
テナ4を介して電波EMでR/W2へ送信する。また、
カード1内へデータを書き込む場合は、制御部8の制御
によってE2PROM9へデータの書き込みが行われ
る。
【0009】R/W2は、接続されたホストコンピュー
タ3の制御により、R/W2内の制御部23が変復調回
路22を制御してデータの送受信を行う。変復調回路2
2は変調回路および復調回路を共に含むものであり、デ
ータを送信する場合も受信する場合にも、変復調回路2
2を介して送受信アンテナ21によりデータの伝送が行
われる。
【0010】また図16に示すように、データの変調方
法としては、代表的なものとして次の3つの方法があ
る。第1は、データの“1/0”を2種類の振幅に対応
させるASK変調(Amplitude Shift Keying)、第2は、
データの“1/0”を2種類の周波数に対応させるFS
K変調(Frequency Shift Keying)、そして第3はデータ
の“1/0”を電波の位相の変化の有る無しに対応させ
るPSK変調(Phase Shift Keying)である。
【0011】従来の非接触ICカードにおいては、上述
の変調方法に対して1つの変調方法にしか対応できない
のが一般的である。例えばFSK変調によってデータの
授受を行う通信装置は特開平5−210768号公報に
示されている。この先行技術ではFSK変調によるデー
タの授受は実現できるが、他の変調方式によるデータの
授受には対応できない。また、特開平5−143792
号公報には電波でデータを送ると共に電力の送信も行う
方法について示されている。しかしこの先行技術でも変
調方式としてASK変調を採用しており、他の変調方法
には対応できない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の非
接触ICカードにおいては、上述の変調方法に対して1
つの変調方法にしか対応できないのが一般的であった。
その理由としては、それぞれの変調方法ごとに回路構成
が異なるため、複数の変調方法に対応するためには回路
が複雑になると共に回路全体が大きくなるということが
ある。すなわち、カードという限られた大きさの中に複
数種の変調回路を独立して設けることは困難であり、今
までは実現されていなかった。そのため、従来の非接触
ICカードでは、カードが使用可能なシステムは、その
カードの変調方法と同じ変調方法を採用したシステムに
限定され、使用範囲が限定される等の問題点があった。
【0013】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、複数種の変調方法でデータの
送信が行える非接触ICカード、およびこれを含むシス
テムを提供することを目的とする。またこの発明は、非
接触ICカードシステムにおけるより信頼性の高いデー
タ伝送方法を含む。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明の第1の発明は、通信媒体として電波を使用する非
接触ICカードであって、データの送受信を行うアンテ
ナ手段と、このアンテナ手段の共振周波数を送信データ
に合わせて切り換えることにより送信データに対してP
SK変調およびFSK変調を行う変調手段と、この変調
手段で上記PSK変調およびFSK変調のいずれを行う
かを切り換えるPSK/FSK切換手段と、上記アンテ
ナ手段により受信したデータを復調する復調手段と、こ
れらを制御する制御手段と、からなる非接触ICカード
にある。
【0015】この発明の第2の発明は、上記変調手段
が、第1の変調タイミングで上記PSK変調およびFS
K変調を行う第1の変調部と、第2の変調タイミングで
上記PSK変調およびFSK変調を行う第2の変調部と
を含み、これらの第1および第2の変調部の切り換えに
より変調タイミングを切り換える変調タイミング切換手
段をさらに備えた請求項1に記載の非接触ICカードに
ある。
【0016】この発明の第3の発明は、通信媒体として
電波を使用する請求項1または請求項2に記載の非接触
ICカードと、このICカードとの間でデータの送受信
を行うアンテナ手段、このアンテナ手段からの送信デー
タおよび受信データの変調および復調を行う変復調手
段、およびこれらを制御する制御手段、を備えたリーダ
ライタと、からなる非接触ICカードシステムにある。
【0017】この発明の第4の発明は、上記リーダライ
タのアンテナ手段が、送信アンテナと受信アンテナを別
々に設けた請求項3に記載の非接触ICカードシステム
にある。
【0018】この発明の第5の発明は、上記リーダライ
タでのデータ送信時の変調をPSK変調とし、上記非接
触ICカードでのデータ送信時の変調をFSK変調とし
た請求項3または請求項4に記載の非接触ICカードシ
ステムにある。
【0019】この発明の第6の発明は、アンテナで受信
した交流を整流すると共にこれより所望の動作電圧を得
る整流・電圧制御回路を含む請求項1または2に記載の
非接触ICカードと、このカードとの間でデータの授受
を行うリーダライタと、からなる非接触ICカードシス
テムにおけるデータ伝送方法であって、上記リーダライ
タからカードへのデータ送信後の、カードからリーダラ
イタへのデータ送信中も、リーダライタからカードへの
電波の供給を継続してカードでの上記動作電圧を安定さ
せるようにしたデータ伝送方法にある。
【0020】この発明の第7の発明は、請求項1または
2に記載の非接触ICカードと、このカードとの間でデ
ータの授受を行うリーダライタと、からなる非接触IC
カードシステムにおけるデータ伝送方法であって、上記
リーダライタからカードへのデータ送信後、リーダライ
タからカードへの電波の供給を停止し、リーダライタで
のカードからの微弱な電波の受信を容易にしたデータ伝
送方法にある。
【0021】
【作用】この発明の第1の発明による非接触ICカード
では、アンテナ手段の共振周波数を切り換える共振周波
数切換部およびこれを駆動する変調回路からなる簡単な
回路を設け、変調回路のPFSELスイッチをVDDま
たはGNDに接続するだけで、PSK変調およびFSK
変調のいずれかを選択して行うことができるようにし
た。
【0022】この発明の第2の発明による非接触ICカ
ードでは、変調方法をPSK変調/FSK変調で選択で
きると共に、送信データの変調タイミングも、例えば送
信データの“0/1”の反転に合わせて変調を行う変調
と、送信データが例えば“0”である時には常に変調を
行う変調とで、切り換えられるようにし、より多くのデ
ータ通信仕様に対応できるようにした。
【0023】この発明の第3の発明による非接触ICカ
ードシステムでは、カードでの変調方法をPSK変調/
FSK変調のいずれかから選択できると共に、さらにカ
ードの種類によっては送信データの変調タイミングも切
り換えられるようにし、R/Wとカードとの間の関係が
より柔軟で、カードの適用範囲がより拡張されたシステ
ムを実現する。
【0024】この発明の第4の発明による非接触ICカ
ードシステムでは、アンテナを送信アンテナと受信アン
テナに分割したことにより、アンテナの特性を送信時と
受信時で2種類、設けることにより、送信アンテナは送
信パワーの取れるアンテナ特性にし、受信アンテナは微
弱電波の受けやすいアンテナ感度のものにすることで、
より通信距離の長いデータの授受が可能な非接触ICカ
ードシステムを実現する。
【0025】この発明の第5の発明による非接触ICカ
ードシステムでは、R/WからカードへPSK変調でデ
ータ送信を行い、カードからR/WへはFSK変調でデ
ータ送信を行うようにすることにより、FSK変調のた
めの複雑な復調回路をカード内に内蔵する必要がなく、
カード内の復調回路をPSK変調に対応する復調回路に
することでカードの小型化、低価格化が実現できると共
に、R/W側はFSK変調による復調を行うので、より
高い周波数の電波でも受信できるという非接触ICカー
ドシステムを実現する。
【0026】この発明の第6の発明によるデータ伝送方
法では、R/Wからカードへのデータ送信後、カードか
らR/Wへのデータ送信中もカードへの電波の供給を継
続して行うようにして、カードにおける動作電圧VDD
が常に安定するようにし、連続してデータの授受を行う
ことができ、高速で信頼性の高いデータ通信を実現す
る。
【0027】この発明の第7の発明によるデータ伝送方
法は、R/Wとカードの距離が遠いいために、R/Wか
らのデータ送信パワーを強くする必要があり、また距離
が遠いいためカードからの送信パワーが微弱なシステム
の場合に特に有効であり、R/Wからカードへのデータ
送信後、カードからR/Wへのデータ送信中はR/Wか
らの送信パワーを停止することによって、カードからR
/Wへの微弱な電波をR/W側で受信し易くしたデータ
伝送方法を実現する。
【0028】
【実施例】以下、図に従ってこの発明の実施例について
説明する。 実施例1.図1はこの発明の一実施例による非接触IC
カードの構成を示すブロック図である。この非接触IC
カード10(以下カードとする)では、データ送信時の変
調方法をPSK変調とFSK変調の2種類のいずれかか
ら選択でき、かつこれを簡単な回路で実現している。
【0029】図1において、4は送受信アンテナ、40
はこの送受信アンテナ4の共振周波数を切り換えるため
の共振周波数切換部である。50はこの共振周波数切換
部40を駆動させて、送信データに合わせて共振周波数
を切り換えることにより、送信データにPSK変調およ
びFSK変調のいずれかを行う変調回路、11はこの変
調回路50のPSK変調/FSK変調の切り換えを行う
PFSELスイッチである。6は復調回路、7は整流・
電圧制御回路、8は制御部、9はE2PROMである。
【0030】PFSELスイッチ11は、PFSEL端
子をVDDまたはGNDに接続することでPSK変調ま
たはFSK変調を切り換えることを実現するもので、例
えばカード10内に端子として設け、製造段階におい
て、その端子をVDDまたはGNDに接続して製造する
設定端子として設けたり、カード10の表面に取り付け
られた機械的な切換スイッチ、さらにはR/Wからの指
令信号により切り換わるトランジスタからなるスイッチ
で構成することができる。
【0031】図2は図1の送受信アンテナ4、共振周波
数切換部40、および変調回路50の部分の構成を示す
図である。送受信アンテナ4の共振周波数fはコイルL
の値とコンデンサC1の値により決まり、f=1/{2
π(√LC1)}で求められる。通常の送受信アンテナで
は1組のLCで共振周波数を決めて外部とデータの授受
を行っていた。この発明においては、PSK変調/FS
K変調を実現するために、送受信アンテナ4の共振周波
数を1/2にするための、コンデンサC2とスイッチン
グ素子Tr1からなる共振周波数切換部40が設けられ
ている。
【0032】トランジスタからなるスイッチング素子T
r1が“ON”の時はC=C1+C2、スイッチング素
子Tr1が“OFF”の時はC=C1となる。例えば、
スイッチング素子Tr1が“OFF”の状態に於いて、
共振周波数をf=400KHzに設定する場合、L=3
50μH、C1=452.3pFで実現できる。次に共
振周波数fを400KHzの1/2の200KHzにす
る場合は、スイッチング素子Tr1を“ON”にするこ
とで共振回路のCの値はC=C1+C2になり、f=2
00KHzはL=350μH、C=1.81nFなの
で、C2=1.358nFで実現できる。
【0033】なお、送受信アンテナ4がアンテナ手段を
構成し、共振周波数切換部40および変調回路50が変
調手段を構成し、PFSELスイッチ11がPSK/F
SK切換手段を構成し、復調回路6が復調手段を構成
し、制御部8が制御手段を構成する。
【0034】次にこの共振周波数切換部40のスイッチ
ング素子Tr1を制御する変調回路50の具体的な回路
の一例を図3に、この回路のタイミングチャートを図4
に示す。図3において、キャリア信号CARおよび送信
データTXDは制御回路8から入力される信号で、キャ
リア信号CARによってタイミングをとって変調を行
う。図3の出力信号Aが図2のスイッチング素子Tr1
のゲート入力に接続される。
【0035】図3において、501はキャリア信号CA
Rをクロックとして送信データTXDを入力するD型フ
リップフロップ、502はキャリア信号CARをクロッ
クとしD型フリップフロップ502の出力を入力するD
型フリップフロップ、503はD型フリップフロップ5
02の出力とPFSELを入力とするNANDゲート、
504はD型フリップフロップ501の出力とNAND
ゲート503の出力を入力とするNORゲート、505
はANDゲート507およびNORゲート508からな
る回路、506はANDゲート509およびNORゲー
ト510からなる回路である。
【0036】次に動作について説明する。まず変調回路
50に設けられたPFSELスイッチ11をVDD(電
源側)に接続したPSK変調について図4の(a)を用い
て説明する。制御部8からの送信データTXDが“L”
→“H”或は“H”→“L”に変化することによって変
調回路50の出力はAの信号波形のようになり、Aが
“H”の時、スイッチング素子Tr1は“ON”する。
【0037】ここで先に説明したように送受信アンテナ
4の共振周波数をスイッチング素子Tr1が“ON”し
た時に、“OFF”の場合の1/2に成るように設定す
ることで、送受信アンテナ4の出力波形は図4の(a)の
L両端の出力波形のようになる。つまり図4の(a)のL
両端の出力波形において、スイッチング素子Tr1が
“ON”しなければ波線のような信号波形になるが、ス
イッチング素子Tr1が“ON”すれば、共振周波数が
元の周波数における1周期の期間、1/2になり、その
後、元の共振周波数に戻ることで位相変調が行われる。
【0038】次にPFSELスイッチ11をGND(グ
ランド側)に接続したFSK変調について説明する。図
4の(b)がPFSELスイッチ11をGNDに接続した
場合の信号波形である。PFSELスイッチ11がGN
Dに接続されていることによって出力信号Aは送信デー
タTXDからの信号の状態が反転するまでの間、信号状
態を保持するので、そのことによってスイッチング素子
Tr1のON時間が制御されて、送受信アンテナ4の共
振回路からの出力波形は図4の(b)のL両端の出力波形
のようになり周波数変調が実現される。
【0039】以上のようにこの実施例の非接触ICカー
ドでは、送受信アンテナの共振周波数を切り換える共振
周波数切換部およびこれを駆動する変調回路からなる簡
単な回路を設け、この変調回路のPFSELスイッチを
VDDまたはGNDに接続するだけで、1枚のカードに
おいてPSK変調およびFSK変調の両方の変調方法に
対応できるようにしたので、広い用途に対応できる非接
触ICカードを実現することができる。
【0040】実施例2.図5は、この発明の別の実施例
による非接触ICカードの構成を示すブロック図であ
る。このカード10aでは、上記実施例1のPSK/F
SK変調を切り換えが行えるのに加えて、さらに送信デ
ータの変調を行うタイミングの変更も可能にした。
【0041】図5のカード10aにおいて、図1のカー
ド10と特に異なるところは、後述する変調回路51の
構成と、この変調回路51に設けられた、送信データの
変調を行うタイミングを変更するためのTXSELスイ
ッチ12を設けている点である。送信データの変調を行
うタイミングは実施例1では、送信データの“O/1”
が反転した時に変調を行う方式であった。この実施例の
カードにおいては、この送信データの“0/1”が反転
した時に変調を行う方式と、送信データが“0”の時
は、常に変調を行う方式との両方に対応できるように
し、これをTXSELスイッチ12によって切り換えら
れるようにしたものである。
【0042】この実施例による具体的な変調回路51の
一例を図6に示す。図6においてaの部分は実施例1に
よる送信データの“0/1”が反転した時に変調を行う
方式の回路であり、構成および動作は基本的に図3で説
明したものと同じである。bの部分は送信データが
“0”の時に常に変調を行う方式の回路であり、cの部
分はaの部分の出力Cと、bの部分の出力Dのどちらを
共振周波数切換部40に出力するかを切り換える回路で
ある。
【0043】図6のbの部分において、501a〜51
0aで構成される部分は、基本的にaの部分と同じ構造
である。511はNORゲート、512はANDゲート
513およびNORゲート514からなる回路、515
はD型フリップフロップである。NORゲート511は
送信データTXDおよびD型フリップフロップ515の
出力を入力としている。回路512は、送信データTX
D、NORゲート511の出力およびD型フリップフロ
ップ515の出力を入力としている。そしてD型フリッ
プフロップ515は、キャリア信号CARを分集した分
集信号BPSをクロックとしてNORゲート514の出
力を入力とし、出力BをD型フリップフロップ501a
に供給する。
【0044】また、cの部分の516〜518および出
力側の519はインバータである。cの部分において、
TXSELスイッチ12がVDD(電源側)に接続されて
いるときはaの部分の出力CがAから出力され、GND
(グランド側)に接続されているときは、bの部分の出力
DがAから出力される。
【0045】なお、図6のaの部分が第1の変調部を構
成し、bの部分が第2の変調部を構成し、cの部分およ
びTXSELスイッチ12が変調タイミング切換手段を
構成する。
【0046】次に、特にbの部分の回路動作について、
図7のタイミングチャートに従って説明する。TXSE
Lスイッチ12がGNDに接続され、PFSELスイッ
チ11がVDDに接続されている場合について説明す
る。TXEN信号は制御回路8からのデータ送信許可信
号で、D型フリップフロップ515のリセット入力に接
続されている。TXEN信号が“0”の間はD型フリッ
プフロップ515の出力Bが“1”に固定され、TXE
N信号が“1”になることで、送信データTXDを受け
付ける。分集信号BPSはキャリア信号CARを分周し
た信号で、送信データTXDの信号を変化させる時の基
準クロックである。
【0047】TXEN信号によるD型フリップフロップ
515のリセット解除後、この分集信号BPS信号の立
ち上がりで、D型フリップフロップ515を動作させる
ことで送信データTXDの信号の変化に対応して、D型
フリップフロップ515の出力Bでは、図7のBで示す
ような出力となる。つまり送信データTXDが“0”の
時は、信号Bの“0/1”が反転する信号が得られる。
この信号をaの部分と同じ回路に入力し、またこの時、
TXSELスイッチ12がGNDに接続されているの
で、出力端子Aからは図7のAに示すような、送信デー
タTXDが“0”の時は変調を行う信号が得られる。
【0048】なお、上記実施例では送信データが“0”
の時に常にPSK変調を行う場合を説明したが、PFS
ELスイッチ11およびTXSELスイッチ12の切り
換えによって、変調方法(PSK変調/FSK変調)およ
び変調のタイミングをそれぞれ切り換えることができ
る。
【0049】以上のようにこの実施例の非接触ICカー
ドでは、変調方法をPSK変調/FSK変調のどちらか
を選択できると共に、送信データの変調タイミングも切
り換えられるようにしたので、1枚のカードでより多く
のデータ通信仕様に対応できる非接触ICカードを実現
することができる。
【0050】実施例3.図8はこの発明の一実施例によ
る非接触ICカードシステムの構成を示すブロック図で
ある。この実施例による非接触ICカードシステムは、
上記実施例1および実施例2のいずれかのカード10、
10aを用いたシステムである。ここでは、実施例2の
カード10aを用いたシステムとして説明する。
【0051】カード10aは、カードが用いられるシス
テムの変調方法および変調タイミングに応じて、変調回
路51のPFSELスイッチ11およびTXSELスイ
ッチ12をVDDまたはGNDに切り換える。これによ
り、PSK変調またはFSK変調の設定、さらに変調の
タイミングを送信データの“0/1”が反転した時に変
調を行う方式または送信データが“0”の時に常に変調
を行う方式のいずれかに設定する。
【0052】そして、そのシステムの仕様に対応したカ
ード10aがR/W2の通信距離範囲内に入ると、R/
W2からの電波をカード10aの送受信アンテナ4が受
信し、整流・電圧制御回路7が動作電圧を発生してデー
タの授受を開始する。データの授受の方法は、まずカー
ド10aで動作電圧が得られた後、R/W2からカード
10aへのデータ送信を行い、カード10a内で受信デ
ータの解読および処理を実行後、処理結果をカード10
aからR/W2へ送信する手順で実行されることにな
る。
【0053】なお、上記実施例では実施例2のカード1
0aの場合について説明したが、実施例1のカード10
の場合も同様の手順でデータの授受が行われる。実施例
1のカード10の場合は、変調方法の設定、すなわちP
SK変調またはFSK変調の設定のみが行われる。
【0054】以上のようにこの実施例の非接触ICカー
ドシステムでは、カードでの変調方法をPSK変調/F
SK変調のいずれかから選択できると共に、さらにカー
ドの種類によっては送信データの変調タイミングも切り
換えられるようにしたので、R/Wとカードとの間の関
係がより柔軟で、カードの適用範囲がより拡張された非
接触ICカードシステムを実現することができる。
【0055】実施例4.図9はこの発明の別の実施例に
よる非接触ICカードシステムの構成を示すブロック図
である。この実施例のシステムでは、R/W2aのアン
テナを送信アンテナ24と受信アンテナ25に分割し、
カード10、10aへデータを送信する時には、送信デ
ータを変復調回路22で変調して送信アンテナ24から
電波を送信し、データを受信する時には受信アンテナ2
5で電波を受けて変復調回路22で復調する。
【0056】データの送受信の手順は、システムの変調
方法に応じて、カード10、10aの変調回路50、5
1のPFSELスイッチ11をVDD側またはGND側
に接続し(変調のタイミングを切り換えるTXSELス
イッチ12も備えていればこれの切り換えも行う)、カ
ード10、10aがR/W2aの通信距離範囲内に入る
とR/W2aからの電波をカード10、10aの送受信
アンテナ4が受信して、整流・電圧制御回路7でVDD
電圧(動作電圧)を発生して、データの授受を開始する。
【0057】データの送受信は、まずカード10、10
aで動作電圧が得られた後、R/W2aからカード1
0、10aへのデータ送信を行い、カード10、10a
内で受信データの解読および処理を実行後、処理結果を
カード10、10aからR/W2aへ送信する手順で実
行される。
【0058】この実施例の非接触ICカードシステムで
は、アンテナを送信アンテナと受信アンテナに分割した
ことにより、アンテナの特性を送信時と受信時で2種
類、設けることができるので、送信アンテナは送信パワ
ーの取れるアンテナ特性にし、受信アンテナは微弱電波
の受けやすいアンテナ感度のものにすることで、より通
信距離の長いデータの授受が可能な非接触ICカードシ
ステムを実現することができる。
【0059】実施例5.図10はこの発明のさらに別の
実施例による非接触ICカードシステムの構成を示すブ
ロック図である。この実施例のシステムは、R/W2か
らカード10、10aへのデータ送信をPSK変調で行
い、カード10、10aからR/W2へのデータ転送を
変調回路50、51のPFSELスイッチ11をGND
に接続し、FSK変調によって行うシステムである。
【0060】データの送受信の手順は、変調回路50、
51のPFSELスイッチ11をGNDに接続し(TX
SELスイッチ12も備えている場合には、同時にシス
テムに合わせて切り換える)、カード10、10aがR
/W2の通信距離範囲内に入ると、R/W2からの電波
をカード10、10aの送受信アンテナ4が受信して、
整流・電圧制御回路7が動作電圧を発生してデータの授
受を開始する。
【0061】まず、カード10、10aで動作電圧が得
られた後、R/W2からカード10、10aへPSK変
調でデータ送信を行い、カード10、10a内で受信デ
ータを復調し解読および処理を実行後、処理結果をカー
ド10、10aからR/W2へFSK変調でデータ送信
する手順で実行される。
【0062】この実施例の非接触ICカードシステムで
は、R/WからカードへPSK変調でデータ送信を行
い、カードからR/WへはFSK変調でデータ送信を行
うので、FSK変調用の複雑な復調回路をカード内に内
蔵する必要がなく、カード内の復調回路をPSK変調に
対応する復調回路にすることで、カードの小型化、低価
格化が実現できると共に、R/W側はFSK変調による
復調を行うので、より高い周波数の電波でも受信できる
という非接触ICカードシステムを実現することができ
る。
【0063】実施例6.図11はこの発明の一実施例に
よるデータ伝送方法を実行する非接触ICカードシステ
ムのブロック図、図12はこのシステムのR/Wとカー
ドのデータの送受信時の信号の波形図である。この実施
例では、R/W2からカード10、10aへのデータ送
信後、カード10、10aからR/W2へのデータ送信
時もR/W2からの電波の供給を継続して行い、カード
10、10a内の動作電圧(VDD)を常に安定させるよ
うにした。
【0064】図11のシステムにおいて上記実施例のも
のと特に異なるところは、R/W2の制御部23a或は
ホストコンピュータ3aに内蔵されているプログラムが
以下に説明する動作を実行するものとなっている点であ
る。
【0065】以下、動作を説明すると、カード10、1
0aの変調回路50、51のPFSELスイッチ11を
例えばVDD側に接続し(TXSELスイッチ12も備
えている場合には、同時にシステムに合わせて切り換え
る)、PSK変調によってデータの授受を行うように設
定される。R/W2とカード10、10aのデータの授
受は、まずR/W2の送受信アンテナ21から電波の送
信を開始する。その電波を受信したカード10、10a
は、カード10、10a内の送受信アンテナ4で電波を
受け、その電波を整流・電圧制御回路7で整流し、動作
電圧VDDの電圧を発生させる。その期間が、図12の
VDD立ち上げ期間である。
【0066】動作電圧VDDが5Vに達すると、カード
10、10aおよびR/W2はデータ送受信が可能にな
り、R/W2からカード10、10aへのデータ送信期
間になる。R/W2は、ホストコンピュータ3aからの
指示に従って、制御部23aが変復調回路22でデータ
を変調させ、送受信アンテナ21を介してデータを送信
する。このデータは、カード10、10a内の送受信ア
ンテナ4で受信される。
【0067】R/W2が変調を行う図12中のA点およ
びB点で、カード10、10a側の送受信アンテナ4の
共振回路もC点およびD点のように波形が歪み、そのデ
ータを復調回路6で復調し、さらに制御部8で処理する
ことによって、R/W2からカード10、10aへのデ
ータの送信が行われる。
【0068】次に、カード10、10aからR/W2へ
のデータ送信期間に入る。この実施例では、R/W2か
らカード10、10aへのデータ送信完了後も、カード
10、10aへの信号(電波)の供給を続けたままでカー
ド10、10aからR/W2へのデータ送信を行うよう
にしているので、R/W2の制御部23aは送受信アン
テナ21から電波を出し続けている。
【0069】この状態で、カード10、10a内の制御
部8はR/W2からの受信データの処理結果に従って送
信データを変調回路50、51に送り、変調回路50、
51でPSK変調を行う。これが図12のE点およびF
点である。R/W2内の送受信アンテナ21の共振回路
は信号を送り続けているので、カード10、10a側が
データを変調することによって、図12のG点およびH
点のように波形が膨らむことにより、データに変調があ
ったことを判断する。
【0070】そしてこの波形を変復調回路22で復調し
制御部23aが取り込み、ホストコンピュータ3aへ送
る。その後は、R/W2からカード10、10aへのデ
ータ送信、カード10、10aからR/W2へのデータ
送信を繰り返してデータの授受を行う。
【0071】なお、上記実施例ではPSK変調について
説明したがFSK変調においても同様なデータ伝送を行
うことができる。
【0072】この実施例のデータ伝送方法では、R/W
からカードへのデータ送信後、カードからR/Wへのデ
ータ送信中も電波の供給を継続して行うようにしたの
で、動作電圧VDDが常に安定しており、連続してデー
タの授受を行うことができ、高速で信頼性の高いデータ
通信が行えるデータ伝送方法を実現できる。
【0073】実施例7.図13はこの発明の別の実施例
によるデータ伝送方法を実行する非接触ICカードシス
テムのブロック図、図14はこのシステムのR/Wとカ
ードのデータの送受信時の信号の波形図である。この実
施例では、R/W2が、R/W2からカード10、10
aへのデータ送信時は共振回路の共振を続け、カード1
0、10aからR/W2へのデータ送信時は、電波の供
給を停止させることにより、カード10、10aからR
/W2への微弱な電波をR/W2側で受信し易くした。
【0074】R/W2からの強い送信パワーを供給した
ままカード10、10aからの微弱な電波を受信しよう
とすると、R/W2からカード10、10aへ送信し続
けている強い電波に微弱な電波が埋もれて、微弱な電波
の変調を判別することができなくなる。
【0075】図13のシステムにおいて上記実施例のも
のと特に異なるところは、R/W2の制御部23b或は
ホストコンピュータ3bに内蔵されているプログラムが
以下に説明する動作を実行するものとなっている点であ
る。
【0076】以下、動作を説明すると、カード10、1
0aの変調回路50、51のPFSELスイッチ11を
例えばVDD側に接続し(TXSELスイッチ12も備
えている場合には、同時にシステムに合わせて切り換え
る)、PSK変調によってデータの授受を行うように設
定される。R/W2とカード10、10aのデータの授
受は、まずR/W2の送受信アンテナ21から電波の送
信を開始する。その電波を受信したカード10、10a
は、カード10、10a内の送受信アンテナ4で電波を
受け、その電波を整流・電圧制御回路7で整流し動作電
圧VDDの電圧を発生させる。その期間が図14のVD
D立ち上げ期間である。
【0077】動作電圧VDDが5Vに達すると、カード
10、10aおよびR/W2はデータ送受信が可能にな
り、R/W2からカード10、10aへのデータ送信期
間になる。R/W2は、ホストコンピュータ3bからの
指示に従って、制御部23bが変復調回路22でデータ
を変調させ、送受信アンテナ21を介してデータを送信
する。このデータは、カード10、10a内の送受信ア
ンテナ4で受信される。
【0078】R/W2が変調を行う図14中のA点およ
びB点で、カード10、10a側の送受信アンテナ4の
共振回路もC点およびD点のように波形が歪み、そのデ
ータを復調回路6で復調し、さらに制御部8で処理する
ことによって、R/W2からカード10、10aへのデ
ータの送信が行われる。
【0079】次に、カード10、10aからR/W2へ
のデータ送信期間に入る。この実施例では、R/W2か
らカード10、10aへのデータ送信完了後は、カード
10への信号(電波)の供給を停止して、カード10、1
0aからR/W2へのデータ送信を行うようにした。こ
れにより、カード10、10aの動作電圧VDDは5V
から減衰を始める。またカード10、10aの共振回路
の共振の減衰が始まる。
【0080】この実施例では、この減衰状態においてカ
ード10、10aからR/W2へのデータの送信を行
う。例えば、動作電圧VDDで5Vから減衰を初めて
2.5Vまで減衰するまでに、カード10、10aから
R/W2へのデータの送信を完了する。この減衰期間に
おいて、カード10、10a内の制御部8は送信データ
を変調回路50、51に送り、変調回路50、51でP
SK変調を行う。これを図14のI点およびJ点で示
す。R/W2内の送受信アンテナ21の共振回路も、信
号を停止し共振回路の減衰振動中にデータの変調を受信
することによって、図14のK点およびL点のように波
形が歪んで、データに変調が有あったことを判断する。
【0081】そしてこの波形を変復調回路22で復調し
制御部23bが取り込み、ホストコンピュータ3bへ送
る。このシステムにおいては、1回のデータ送受信完了
後、再度、データ送受信を行う場合は、R/W2からカ
ード10、10aへのVDD立ち上げ期間からやり直
し、カード10、10a内の動作電圧VDDを5Vにし
てからデータの授受を再度行う。
【0082】なお、上記実施例ではPSK変調について
説明したがFSK変調においても同様なデータ伝送を行
うことができる。
【0083】この実施例のデータ伝送方法は、R/Wと
カードの距離が遠いいために、R/Wからのデータ送信
パワーを強くする必要があり、また距離が遠いいためカ
ードからの送信パワーが微弱なシステムの場合に特に有
効であり、R/Wからカードへの送信後のカードからR
/Wへの送信時に、R/Wからの送信パワーを停止する
ことによって、カードからR/Wへの微弱な電波をR/
W側で受信し易くしたデータ伝送方法を実現できる。
【0084】
【発明の効果】以上のように、この発明の第1の発明に
よる非接触ICカードでは、送受信アンテナの共振周波
数を切り換える共振周波数切換部およびこれを駆動する
変調回路からなる簡単な回路を設け、変調回路のPFS
ELスイッチをVDDまたはGNDに接続するだけで、
1枚のカードにおいてPSK変調およびFSK変調の両
方の変調方式に対応でき、広い用途に対応できる非接触
ICカードを提供できる等の効果が得られる。
【0085】また、この発明の第2の発明による非接触
ICカードでは、変調方法をPSK変調/FSK変調で
選択できると共に、送信データの変調タイミングも切り
換えられるようにしたので、1枚のカードでより多くの
データ通信仕様に対応できる非接触ICカードを提供で
きる等の効果が得られる。
【0086】また、この発明の第3の発明による非接触
ICカードシステムでは、カードでの変調方法をPSK
変調/FSK変調のいずれかから選択できると共に、さ
らにカードの種類によっては送信データの変調タイミン
グも切り換えられるようにしたので、R/Wとカードと
の間の関係がより柔軟で、カードの適用範囲がより拡張
された非接触ICカードシステムを提供できる等の効果
が得られる。
【0087】また、この発明の第4の発明による非接触
ICカードシステムでは、アンテナを送信アンテナと受
信アンテナに分割したことにより、アンテナの特性を送
信時と受信時で2種類、設けることができるので、送信
アンテナは送信パワーの取れるアンテナ特性にし、受信
アンテナは微弱電波の受けやすいアンテナ感度のものに
することで、より通信距離の長いデータの授受が可能な
非接触ICカードシステムを提供できる等の効果が得ら
れる。
【0088】また、この発明の第5の発明による非接触
ICカードシステムでは、R/WからカードへPSK変
調でデータ送信を行い、カードからR/WへはFSK変
調でデータ送信を行うので、FSK変調の複雑になる復
調回路をカード内に内蔵する必要がなく、カード内の復
調回路をPSK変調に対応する復調回路にすることでカ
ードの小型化、低価格化が実現できると共に、R/W側
はFSK変調による復調を行うので、より高い周波数の
電波でも受信できる非接触ICカードシステムを提供で
きる等の効果が得られる。
【0089】また、この発明の第6の発明によるデータ
伝送方法では、R/Wからカードへのデータ送信後、カ
ードからR/Wへのデータ送信中も電波の供給を継続し
て行うようにしたので、動作電圧VDDが常に安定して
おり、連続してデータの授受を行うことができ、高速で
信頼性の高いデータ通信が行えるデータ伝送方法を提供
できる等の効果が得られる。
【0090】また、この発明の第7の発明によるデータ
伝送方法は、R/Wとカードの距離が遠いいために、R
/Wからのデータ送信パワーを強くする必要があり、ま
た距離が遠いいためカードからの送信パワーが微弱なシ
ステムの場合に特に有効であり、R/Wからカードへの
データ送信後、カードからR/Wへのデーダ送信時には
R/Wからの送信パワーを停止することによって、カー
ドからR/Wへの微弱な電波をR/W側で受信し易くし
たデータ伝送方法を提供できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による非接触ICカード
の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1のカードの送受信アンテナ、共振周波数
切換部および変調回路の構成を示す図である。
【図3】 図1の変調回路の一例を示す回路図である。
【図4】 図3の変調回路の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図5】 この発明の別の実施例による非接触ICカー
ドの構成を示すブロックである。
【図6】 図5の変調回路の一例を示す回路図である。
【図7】 図6の変調回路の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図8】 この発明の一実施例による非接触ICカード
システムの構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の別の実施例による非接触ICカー
ドシステムの構成を示すブロック図である。
【図10】 この発明のさらに別の実施例による非接触
ICカードシステムの構成を示すブロック図である。
【図11】 この発明の一実施例によるデータ伝送方法
を実行するシステムの一例を示すブロック図である。
【図12】 図11のシステムの動作を説明するための
波形図である。
【図13】 この発明の別の実施例によるデータ伝送方
法を実行するシステムの一例を示すブロック図である。
【図14】 図13のシステムの動作を説明するための
波形図である。
【図15】 従来の非接触ICカードシステムの構成を
示すブロック図である。
【図16】 非接触ICカードの変調方法を説明するた
めの波形図である。
【符号の説明】
2、2a R/W、3、3a、3b ホストコンピュー
タ、4、21 送受信アンテナ、5、50、51 変調
回路、6 復調回路、7 整流・電圧制御回路、8 制
御部、9 E2PROM、10、10a 非接触ICカ
ード、11 PFSELスイッチ、12 TXSELス
イッチ、22 変復調回路、23 制御部、24 送信
アンテナ、25 受信アンテナ、40 共振周波数切換
部、Tr1 スイッチング素子、L コイル、C1、C
2 コンデンサ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信媒体として電波を使用する非接触I
    Cカードであって、 データの送受信を行うアンテナ手段と、 このアンテナ手段の共振周波数を送信データに合わせて
    切り換えることにより送信データに対してPSK変調お
    よびFSK変調を行う変調手段と、 この変調手段で上記PSK変調およびFSK変調のいず
    れを行うかを切り換えるPSK/FSK切換手段と、 上記アンテナ手段により受信したデータを復調する復調
    手段と、 これらを制御する制御手段と、 からなる非接触ICカード。
  2. 【請求項2】 上記変調手段が、第1の変調タイミング
    で上記PSK変調およびFSK変調を行う第1の変調部
    と、第2の変調タイミングで上記PSK変調およびFS
    K変調を行う第2の変調部とを含み、 これらの第1および第2の変調部の切り換えにより変調
    タイミングを切り換える変調タイミング切換手段をさら
    に備えた請求項1に記載の非接触ICカード。
  3. 【請求項3】 通信媒体として電波を使用する請求項1
    または請求項2に記載の非接触ICカードと、 このICカードとの間でデータの送受信を行うアンテナ
    手段、このアンテナ手段からの送信データおよび受信デ
    ータの変調および復調を行う変復調手段、およびこれら
    を制御する制御手段、を備えたリーダライタと、 からなる非接触ICカードシステム。
  4. 【請求項4】 上記リーダライタのアンテナ手段が、送
    信アンテナと受信アンテナを別々に設けた請求項3に記
    載の非接触ICカードシステム。
  5. 【請求項5】 上記リーダライタでのデータ送信時の変
    調をPSK変調とし、上記非接触ICカードでのデータ
    送信時の変調をFSK変調とした請求項3または請求項
    4に記載の非接触ICカードシステム。
  6. 【請求項6】 アンテナで受信した交流を整流すると共
    にこれより所望の動作電圧を得る整流・電圧制御回路を
    含む請求項1または2に記載の非接触ICカードと、こ
    のカードとの間でデータの授受を行うリーダライタと、
    からなる非接触ICカードシステムにおけるデータ伝送
    方法であって、 上記リーダライタからカードへのデータ送信後の、カー
    ドからリーダライタへのデータ送信中も、リーダライタ
    からカードへの電波の供給を継続してカードでの上記動
    作電圧を安定させるようにしたデータ伝送方法。
  7. 【請求項7】 請求項1または2に記載の非接触ICカ
    ードと、このカードとの間でデータの授受を行うリーダ
    ライタと、からなる非接触ICカードシステムにおける
    データ伝送方法であって、 上記リーダライタからカードへのデータ送信後、リーダ
    ライタからカードへの電波の供給を停止し、リーダライ
    タでのカードからの微弱な電波の受信を容易にしたデー
    タ伝送方法。
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