JPH08241164A - コンピュータ装置の制御方法及びコンピュータ装置 - Google Patents

コンピュータ装置の制御方法及びコンピュータ装置

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JPH08241164A
JPH08241164A JP4585895A JP4585895A JPH08241164A JP H08241164 A JPH08241164 A JP H08241164A JP 4585895 A JP4585895 A JP 4585895A JP 4585895 A JP4585895 A JP 4585895A JP H08241164 A JPH08241164 A JP H08241164A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作で誤って起動された処理を停止若
しくは中断すると共に、処理の停止若しくは中断が不用
意に行われないようにする。 【構成】 コンピュータ装置の要部を示す構成30に
は、ペンの筆跡等の情報を記憶するストロークバッファ
31、表示されているグラフィックデータ等のデータ群
を示すシステムデータ32、処理の実行、制御のための
手続きを行うタスク制御部33などが設けられる。また
ストローク処理部40内のストローク監視部41にはバ
ッファ31からのストロークデータと、システムデータ
32からのシンボルの位置のデータと、タスク制御部3
3からの実行中の処理のプロセスリスト等が供給され
る。さらにストローク認識部42には認識されるべきス
トロークの定義を行うデータベース50が付属され、認
識されたストロークのコードが対応テーブル60で処理
コードに変換されてタスク制御部33に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば表示装置とこの
表示面上に設けられた入力装置とを有し、表示面上をペ
ンで指示することによって入力が行われるようにしたコ
ンピュータ装置及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば表示装置とこの表示面上に設けら
れた入力装置とを有し、表示面上を付属のペン等で指示
することによって入力が行われるようにしたコンピュー
タ装置が実施されている。このようなコンピュータ装置
において、例えば任意の処理を起動する場合には表示面
上にその処理に対応するアイコンが表示され、このアイ
コンの位置をペンで押さえることによってこの指示が入
力されて処理が起動されるようになっている。
【0003】ところがこのようなペンによる指示を行う
場合に、上述のような表示装置とこの表示面上に設けら
れた入力装置の構成では、表示装置と入力装置との間に
カバーガラス等が介在するために、表示装置と入力装置
との間で視差が発生する恐れがある。このため使用者が
所望のアイコンの位置をペンで押さえたつもりでも、コ
ンピュータ装置側が別のアイコンの位置と誤認する恐れ
があり、所望でない処理が起動されてしまう恐れがあ
る。
【0004】この場合に一般的に処理を中止するために
は、処理が起動されて実行状態になってから中止の処理
を行う必要がある。このため起動時に大量のデータを走
査するような処理では、起動に長い時間が掛かりこの間
は他の処理の起動はできないために、この起動に掛かる
時間が全く無駄に消費されてしまうことになる。
【0005】これに対して例えば卓上用のコンピュータ
装置では、キーボード等から処理を中止するためのコー
ド信号等を入力して、この入力によって処理を中止でき
るようにする方法がある。しかしながら上述のペン入力
のコンピュータ装置では、コード信号等を入力するため
のキーボードが存在せず、またキーボードが接続された
としても、ペンを持ち替えてキーボードを操作すること
は容易ではなく操作に時間が掛かる恐れがある。
【0006】また、例えば卓上用のコンピュータ装置で
は、コンピュータ装置の本体に複数のスイッチを設け
て、これらが同時に操作されたときに処理を中止できる
ようにする方法も採用されている。しかしながら上述の
ペン入力のコンピュータ装置では、元より小型化が考慮
されるためにこのような複数のスイッチを設けることは
困難である。また上述と同様にペンを持ち替えてスイッ
チを操作することは容易ではなく操作に時間が掛かる恐
れがある。
【0007】さらに起動される処理のプログラムの始め
に処理を中止するためのプログラムを設け、例えば表示
面上に中止のアイコンを表示して、このアイコンが指示
されたときは処理を中止できるようにする方法もある。
しかしながらこのような処理を中止するためのプログラ
ムは特別なものであり、特に処理時間が長いと予測され
る処理など特定の処理に限られて採用されるものであっ
て、全ての処理に設けられるものではなかった。
【0008】またこのような中止の処理では、例えば上
述の中止のアイコンは処理を選択するアイコンからは離
れた位置に表示される。また上述の中止のためのコード
信号や本体に設けられる複数のスイッチも、いずれも特
別な操作を使用者に要求するものである。これらは正し
く起動された処理が不用意に中止されないようにするた
めの防護処置であるが、いずれも使用者が容易に操作で
きないものであって、操作に時間が掛かる恐れのあるも
のであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この出願はこのような
点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問
題点は、従来の装置では誤って起動された処理を容易に
停止若しくは中断することができず、一方このような処
理の停止若しくは中断は不用意に行われないようにする
必要があるというものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、処理が起動されたときに表示されるシンボルに対し
て、ペンを用いて所定のストロークを書き込むことによ
って、起動された処理が停止若しくは中断されるように
したものである。
【0011】
【作用】これによれば、簡単な操作で誤って起動された
処理を停止若しくは中断することができると共に、処理
の停止若しくは中断が不用意に行われないようにするこ
とができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の適用されるコンピュータ装
置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
この図1において、1はマイクロコンピュータ(CP
U)、2はそのバスラインであって、このバスライン2
を介して各種の機能IC等が接続されている。そしてま
ず3はリードオンリーメモリ(ROM)であって、この
ROM3には装置全体のシステムプログラム等が書き込
まれている。
【0013】また、4はワーキング用のランダムアクセ
スメモリ(RAM)、5は電源6の併設されたバックア
ップRAMである。さらに7はタイマーICであって、
このIC7も電源6にて駆動されると共に、水晶振動子
8からのクロックを計数して常時その時点の年月日及び
時刻等のデータを出力している。
【0014】また、9は表示装置としてのディスプレイ
部を示す。このディスプレイ部9はコントローラー10
によって制御され、このコントローラー10はCPU1
によって制御されると共に、CPU1で作成された表示
データがV−RAM11に書き込まれ、この書き込まれ
た表示データがコントローラー10を通じてディスプレ
イ部9に供給される。
【0015】さらに、12は入力装置としてのディスプ
レイ部9の表示面上に設けられた入力タブレット、13
は付属のペンを示す。そしてこのペン13によって入力
タブレット12に書かれたデータ等がインターフェース
回路14を通じてCPU1に供給される。
【0016】また、15はキーインターフェース回路で
あって、装置本体に設けられる電源スイッチ等のキース
イッチ群16からの信号が直接または電源回路17を通
じて供給され、所定の変換された信号がCPU1に供給
される。なお例えば電源スイッチからの信号は電源回路
17を通じてインターフェース回路15に供給され、こ
の信号が発生されるとまず電源回路17を起動した後に
キー操作の情報がインターフェース回路15に供給され
る。
【0017】さらに、18は例えばICカードとのイン
ターフェース回路であって、このインターフェース回路
18を通じてICカードのソケット19が接続される。
また20は例えば拡張時の外部機器とのインターフェー
ス回路であって、このインターフェース回路20を通じ
て拡張スロットのコネクタ21が接続される。
【0018】このようなコンピュータ装置に対して、例
えば任意の処理を起動する場合には、上述のディスプレ
イ部9の表示面上に例えば図2のAに示すようなそれぞ
れの処理に対応するアイコンIが表示される。そしてペ
ン13を用いて任意のアイコンIを指示することによっ
て、例えば図2のBに示すように指示されたアイコンI
が拡大Bされて、所望の処理が起動されるようになって
いる。
【0019】それと共に、例えば図2のBの図中に示す
ように、ペン13で指示の行われた位置に処理中である
ことを示すシンボルSが表示される。このシンボルS
は、例えば図示のように円形の中を4分割して交互に着
色された図形が、回転するようなアニメーションを用い
て表示される。
【0020】そして本発明のコンピュータ装置の制御方
法においては、ディスプレイ部9上のシンボルSに対応
する入力タブレット13に対して、ペン13を用いて例
えば図2のCに示すような所定のストロークJを書き込
むことによって、上述の起動された処理が停止若しくは
中断される。
【0021】すなわち上述の装置においては、例えば文
書作成機能の処理の中で、入力された文字列の途中に∧
形のストロークを書き込むことで、この位置に挿入を行
う等の処理を実行できるようにされている。そこでこの
ようなストロークの認識の機能を利用して上述の所定の
ストロークJを認識することができ、この認識によって
上述の起動された処理が停止若しくは中断されるように
することができる。
【0022】従って上述の装置において、任意のアイコ
ンIをペン13で指示することによって所望の処理が起
動されると共に、処理中であることを示すシンボルSが
表示され、この起動された処理が不所望のものであって
ときは、このシンボルSにペン13で所定の例えばジグ
ザグのストロークJを書き込むことによって、起動され
た処理を停止若しくは中断することができる。
【0023】そしてこの場合に、簡単な操作で誤って起
動された処理を停止若しくは中断することができると共
に、この指示をシンボルSにペン13で例えばジグザグ
のストロークJを書き込むという、直感的ではあるが通
常では行われない操作で示すことによって、不用意に処
理の停止若しくは中断が行われないようにすることがで
きるものである。
【0024】こうして上述のコンピュータ装置の制御方
法によれば、表示装置(ディスプレイ部9)と、この表
示装置の表示面上に設けられた入力装置(入力タブレッ
ト12)とを有し、表示面上の表示(アイコンI)をペ
ン13で指示することによって所望の処理が起動される
ようにしたコンピュータ装置に対して、処理が起動され
たときはペンで指示された表示に関連して任意のシンボ
ルSを表示する(図2のB)と共に、このシンボルに対
応する入力装置にペンを用いて所定のストロークJが書
き込まれる(図2のC)ことによって、起動された処理
が停止若しくは中断され、これによって簡単な操作で誤
って起動された処理を停止若しくは中断することができ
ると共に、処理の停止若しくは中断が不用意に行われな
いようにすることができるものである。
【0025】なお上述の装置において、例えば中断され
た処理を再開したい場合には、再度同じアイコンIをペ
ン13で押さえるか、任意の復帰のためのストロークを
書き込むか、あるいは専用のキースイッチを設けてその
操作によって再開されるようにすることができる。ま
た、ストロークの入力方法は、上述のようなダブレット
とペンの組合せに限らず、マウス等を用いて行うように
することもできる。
【0026】さらに図3は、本発明によるコンピュータ
装置を実現するための処理の一例の機能ブロック図を示
す。
【0027】この図3において、30は一般的な表示面
上に設けられた入力装置をペンで指示することによって
入力が行われるようにしたコンピュータ装置の要部の構
成を示す。この構成30には、上述のペン13の押さえ
られた時間や筆跡(点列)の情報を記憶するストローク
バッファ31、表示面上に表示されているグラフィック
データ等のデータ群を示すシステムデータ32、コンピ
ュータの処理の実行、制御のための手続きを行うタスク
制御部33などが設けられている。
【0028】また上述の装置においてストローク処理部
40が設けられ、このストローク処理部40には、スト
ローク監視部41とストローク認識部42とが設けられ
る。このストローク監視部41にバッファ31からのス
トロークデータと、システムデータ32からの上述のシ
ンボルSの位置のデータと、タスク制御部33からの実
行中の処理のプロセスリスト等が供給される。そしてこ
の監視部41で検出された起動信号と必要なデータがス
トローク認識部42に供給される。
【0029】さらにこのストローク認識部42には、ス
トロークの定義を行うデータベース50が付属される。
そしてこのデータベース50内のストローク定義部51
とパラメータ定義部52によって認識されるべきストロ
ークが定義され、この定義に従ってストローク認識部4
2でのストロークの認識が行われる。さらにこの認識さ
れたストロークのコードが対応テーブル60によって要
求された処理のコードに変換され、この処理コードがタ
スク制御部33に供給される。
【0030】そしてこの装置において、ストローク処理
部40では、例えば図4のフローチャートに示すように
して処理が行われる。なおこのフローチャートは後述す
る各ルーチンも含めて、例えば装置のオペレーティング
システム上で管理されるものである。
【0031】この図4において、フローチャートは構成
30に含まれるペン13が入力タブレット12に接触さ
れることによって開始され、ステップ〔41〕で監視部
41のルーチン(後述の図5)が呼び出される。さらに
ステップ〔42〕で監視部41からのリターン値(起動
信号)が判別され、この値が“1”でないときは処理が
終了される。
【0032】また、ステップ〔42〕でリターン値が
“1”のときは、ステップ〔43〕で認識部42のルー
チン(後述の図6)が呼び出される。さらにステップ
〔44〕で認識部42からのリターン値(処理コード)
が構成30のタスク制御部33に返されてこの処理が終
了される。
【0033】さらに上述の監視部41のルーチンでは、
図5のフローチャートに示すようにして処理が行われ
る。すなわち図5において、このルーチンが開始される
と、ステップ〔51〕で現在実行中のプロセスのリスト
P={p1,p2 ・・・pn }が構成30のタスク制御部
33から受け取られる。
【0034】つぎにステップ〔52〕で初期状態(i=
1)と増分(i=i+1)が設定される。そしてステッ
プ〔53〕でNumSi (pi に対応するシンボルSi
上に存在する点列の数)が定義され、ステップ〔54〕
でNumSi >THR(定数)が判断される。このステッ
プ〔54〕でノーのときは、さらにステップ〔55〕で
終了条件(i=n)が設定され、これらのステップ〔5
2〕〜〔55〕がループによって繰り返される。
【0035】そして上述のステップ〔54〕でイエスの
ときは、ステップ〔56〕でリターン値が“1”にされ
て処理が終了される。またステップ〔55〕で終了条件
(i=n)になると、ステップ〔57〕でリターン値が
“0”にされて処理が終了される。このようにして上述
のステップ〔42〕における監視部41からのリターン
値(起動信号)が形成される。
【0036】また、上述の認識部42のルーチンでは、
図6のフローチャートに示すようにして処理が行われ
る。すなわち図6において、このルーチンが開始される
と、まずステップ〔61〕でストローク定義データベー
ス50内のパラメータ定義部52を参照し、ストローク
バッファ31内のストロークの各パラメータが計算され
る。
【0037】次にステップ〔62〕でデータベース50
内のストローク定義部51の後述する各ストローク定義
の条件項を参照し、各ストロークの条件項の何%がマッ
チングしたかの得点が、全てのストローク定義に対して
計算される。そしてステップ〔63〕でステップ〔6
2〕で算出された中の最高得点がp(定数)以上である
か否か判断される。ここでp以上のものが無いときは、
ステップ〔64〕で該当するものがない旨のリターン値
(Null)が形成されて処理が終了される。
【0038】また、ステップ〔63〕で算出された得点
にp以上のものが有るときは、ステップ〔65〕でスト
ローク定義部51の後述する対象項を参照し、ストロー
クの書き込まれた対象が認識される。さらにステップ
〔66〕で上述の最高得点であったストローク名(形状
コード)をキーとして、上述の対応テーブル60から要
求された処理コードが検索される。
【0039】そしてステップ〔67〕で、ステップ〔6
6〕で検索された処理コードと、ステップ〔65〕で認
識されたストロークの書き込まれた対象を対にしたリタ
ーン値が形成されて処理が終了される。このようにして
上述のペン13で入力タブレット12に書き込まれたス
トロークの形状と位置が認識部42で認識され、この認
識されたリターン値に応じた処理コードがタスク制御部
33に供給される。
【0040】さらに図7は上述のジグザグ形のストロー
クJを認識する場合に用いられる定義の一例を示したも
のである。ここで条件項は、例えば定数部及び対象部
と、条件部とに分けられる。
【0041】そしてこの条件部で、1行目のnはストロ
ークの頂点の数を示し、この数nがN以上であることが
条件とされる。また2行目のθiは各頂点の角度を示
し、全ての頂点についてこの角度θiがα以上β以下で
あることが条件とされる。また3行目のHは連続して形
成された2頂点を結んだ距離を示し、この距離Hの最大
値(max)と最小値(min)の差がd以下であるこ
とが条件とされる。また4行目のLiは各頂点の座標を
示し、全ての頂点についてこの座標LiとシンボルSの
中心座標〔Center(Symbol ID)〕との
距離がD以下であることが条件とされる。
【0042】さらに上述の各条件の中で、N、α、β、
d、Dの値は定数部で定められ、例えばN=2、α=
0、β=π/4、d=10、D=30に定められる。
【0043】そしてこれらの各条件についてそれぞれが
重み付けされ、条件がマッチングされたときにこれらの
重み付けされた値が加算され、この合計が上述のステッ
プ〔62〕でのマッチングの得点とされる。すなわち例
えば上述の条件部に示された条件が最高得点となった場
合に、書き込まれたストロークが上述のジグザグ形のス
トロークJであると認識され、この認識されたストロー
クJの形状コードが形成される。
【0044】また上述の条件項の内の対象部において
は、例えばストロークの点列のx%以上が含まれる領域
が対象とされる。そしてこのxの値は定数部で定めら
れ、例えばx=70に定められる。これによって上述の
ステップ〔65〕でのストロークの書き込まれた対象
(シンボルS)の認識が行われる。
【0045】従ってこれらの認識されたストロークJの
形状コードをキーとして上述の対応テーブル60が検索
され、例えば認識されたストロークが上述のストローク
Jの場合にシンボルSに対応するプロセスを終了する処
理コードが形成される。そしてこの処理コードとストロ
ークJの書き込まれた対象(シンボルS)がタスク制御
部33に供給されることによって、このシンボルSに対
応するプロセスが終了される。
【0046】こうして上述のコンピュータ装置によれ
ば、処理を実行する制御部33と、表示面上の表示を形
成するグラフィックデータ部32と、書き込まれたスト
ロークを記憶するバッファ部31と、ストロークの形状
を定義する定義部50と、バッファ部に記憶されたスト
ロークが定義部の定義と合致するか否かを判断する認識
部40と、認識部の判断を任意の命令コードに変換する
変換部60とを有し、認識部でストロークが定義と合致
することが判断されたときは、実行中の処理を停止若し
くは中断する命令コードを制御部に供給することによっ
て、簡単な操作で誤って起動された処理を停止若しくは
中断することができると共に、処理の停止若しくは中断
が不用意に行われないようにすることができるものであ
る。
【0047】また、ストロークの形状の定義を、ストロ
ーク中の任意の角度(β=π/4)以下となる鋭角の頂
点が任意の数(N=2)以上存在し、ストロークのシン
ボルの表示範囲に重なる部分が任意の割合(x=70
%)以上としたことによって、例えばジグザグのストロ
ークJを正確に認識することができ、直感的ではあるが
通常では行われないジグザグのストロークとすることに
よって、特に処理の停止若しくは中断が不用意に行われ
ないようにすることができるものである。
【0048】さらに、動作がオペレーティングシステム
上で管理されていることによって、全ての処理に対して
同等に処理の停止若しくは中断を行うことができるもの
である。
【0049】なお上述の実施例において、例えば図7に
示されたストロークJの定義は一例であって、認識に要
求される確度や他の用いられるストローク等との関連に
応じて任意に変更される。また上述の実施例において
は、定義のデータベースを上述の条件部及び対象部と定
数部とに分けたことによって、定義の変更を容易に行う
ことができると共に、これらの条件や定数を全データベ
ースに対して汎用に設定することができるものである。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、簡単な操作で誤って
起動された処理を停止若しくは中断することができると
共に、処理の停止若しくは中断が不用意に行われないよ
うにすることができるようになった。また、動作がオペ
レーティングシステム上で管理されていることによっ
て、全ての処理に対して同等に処理の停止若しくは中断
を行うことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されるコンピュータ装置の一例の
構成図である。
【図2】その動作の説明のための図である。
【図3】本発明の適用されるコンピュータ装置の要部の
機能ブロック図である。
【図4】その動作の説明のためのフローチャート図であ
る。
【図5】その動作の説明のためのフローチャート図であ
る。
【図6】その動作の説明のためのフローチャート図であ
る。
【図7】その動作の説明のための図である。
【符号の説明】
30 コンピュータ装置の要部の構成 31 ストロークバッファ 32 システムデータ 33 タスク制御部 40 ストローク処理部 41 ストローク監視部 42 ストローク認識部 50 ストロークの定義を行うデータベース 51 ストローク定義部 52 パラメータ定義部 60 形状コードと処理コードの対応テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置と、この表示装置の表示面上に
    設けられた入力装置とを有し、上記表示面上の表示をペ
    ンで指示することによって所望の処理が起動されるよう
    にしたコンピュータ装置に対して、 上記処理が起動されたときは上記ペンで指示された表示
    に関連して任意のシンボルを表示すると共に、 このシンボルに対応する上記入力装置に上記ペンを用い
    て所定のストロークが書き込まれることによって、上記
    起動された処理が停止若しくは中断されることを特徴と
    するコンピュータ装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 表示装置と、この表示装置の表示面上に
    設けられた入力装置とを有し、上記表示面上の表示をペ
    ンで指示することによって所望の処理が起動されるよう
    にしたコンピュータ装置において、 上記処理を実行する制御部と、 上記表示面上の表示を形成するグラフィックデータ部
    と、 上記書き込まれたストロークを記憶するバッファ部と、 上記ストロークの形状を定義する定義部と、 上記バッファ部に記憶されたストロークが上記定義部の
    定義と合致するか否かを判断する認識部と、 上記認識部の判断を任意の命令コードに変換する変換部
    とを有し、 上記認識部で上記ストロークが定義と合致することが判
    断されたときは、上記実行中の処理を停止若しくは中断
    する命令コードを上記制御部に供給することを特徴とす
    るコンピュータ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコンピュータ装置におい
    て、 上記ストロークの形状の定義は、上記ストローク中の任
    意の角度以下となる鋭角の頂点が任意の数以上存在し、 上記ストロークの上記シンボルの表示範囲に重なる部分
    が任意の割合以上であることを特徴とするコンピュータ
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のコンピュータ装
    置において、 上記の動作がオペレーティングシステム上で管理されて
    いることを特徴とするコンピュータ装置。
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