JPH08237969A - 回転子位置または回転子回転数あるいはその両方に関する情報を与える圧電モータ - Google Patents

回転子位置または回転子回転数あるいはその両方に関する情報を与える圧電モータ

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JPH08237969A
JPH08237969A JP7352252A JP35225295A JPH08237969A JP H08237969 A JPH08237969 A JP H08237969A JP 7352252 A JP7352252 A JP 7352252A JP 35225295 A JP35225295 A JP 35225295A JP H08237969 A JPH08237969 A JP H08237969A
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rotor
motor
acoustic impedance
frequency
voltage
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JP7352252A
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Christian Peclat
クリスチアン・ペクラ
Kaspar Truempy
カスパール・トリュンピイ
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Original Assignee
Ebauchesfabrik ETA AG
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/16Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors using travelling waves, i.e. Rayleigh surface waves
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/08Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means wherein movement is regulated by a mechanical oscillator other than a pendulum or balance, e.g. by a tuning fork, e.g. electrostatically
    • G04C3/12Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means wherein movement is regulated by a mechanical oscillator other than a pendulum or balance, e.g. by a tuning fork, e.g. electrostatically driven by piezoelectric means; driven by magneto-strictive means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転子の位置または回転数あるいはその両方
についての信頼性ある情報を提供する構成を備える圧電
モータを提供する。 【解決手段】 環状回転子(20)の後縁面(21)に
沿って、音響インピーダンス・スペクトルが異なる肉厚
(29)の薄い領域(26a、26b、26c)と肉厚
の厚い領域(25a、25b、25c)とを設ける。回
転子(20)の回転中、前記領域(24a、24b、2
4c、25a、25b、25c)は固定子(13)の圧
電励振子(15)により交互に励振される。定期的に変
化する音響インピーダンス・スペクトルが、モータ(1
0)の電気インピーダンス・スペクトルに影響を与え
る。この音響インピーダンス・スペクトルの変化をモー
タ(10)の電圧供給接続を介して測定し、固定子(1
3)と回転子(20)の間の相対的な位置変化として認
識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定子および回転
子を形成する2つの要素を具備する圧電モータに関し、
前記要素のうち少なくとも第1の要素が、前記第1の要
素の作用領域の少なくとも作用部分の周期運動を起こさ
せる振動波を発生する手段を具備し、前記第1の要素の
作用部分の周期運動が第2の要素の少なくとも受動部分
に影響を与え、その結果前記2つの要素(13、20、
20’)の間で相対運動が生じるものに関する。
【0002】
【従来の技術】このようなモータは相互圧電効果を基礎
にしている。この圧電効果により、圧電励振子が交流電
圧によって励振され、固定子が、例えば超音波の振動数
で機械的振動を起こす。適当な構成によれば、固定子の
振動に回転子の回転運動を見込んでおくことができる。
従来のモータは、非同期的挙動をするため、回転子の位
置および回転数を知るには、装置を追加する必要があ
る。
【0003】欧州特許EP505848号明細書に記載
の圧電モータは、半径方向外側に向かって延びる接点を
有する固定印刷回路を設けた固定子を備えている。回転
子には、ブラッシング・アームを設けてあり、そのた
め、回転子の位置と回転数についての情報をモータの外
部に提供することが可能である。
【0004】このような構成を操作した経験から、基本
的機能は十分であるにもかかわらず、機械的摩擦がモー
タ全体の寿命を短くし、また製造コストが著しく増大す
ることが分かった。加えて、特に小型モータに関して
は、必要な追加スペースおよび接触箇所の摩擦による作
動効果の低下が重要な役割を果たしている。
【0005】光線により、回転子の位置または回転数あ
るいはその両方を決定する光学的構成も知られている。
【0006】このような解決策でも、コスト、モータ内
の追加要素、および追加要素と関連した製造コストが相
当なものになる。また、このような構成によれば、特に
小型モータについて、モータの寸法が大きくなり、ま
た、光線を供給するのに必要な追加エネルギーの消費に
より作動効果が低下する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、回転子の位置または回転数あるいはその両方につ
いての信頼性ある情報を提供する構成を備え、著しい摩
擦を防ぎ、長期寿命を保証し、モータの寸法の増大を避
けるとともに、最低限の追加エネルギーしか必要とせ
ず、構造が簡単で製造コストが低い圧電モータを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、固定子および回転子を形成する2つの要素を
備える圧電モータであって、前記要素のうち少なくとも
第1の要素が、その作用領域の少なくとも作用部分に周
期運動を起こさせる振動波を発生する手段を具備し、前
記第1の要素の作用部分の周期運動が第2の要素の少な
くとも受動部分に影響を与え、その結果前記2つの要素
の間に相対運動を生じる圧電モータにおいて、前記第2
の要素に、ほぼ受動部分に沿って配設した複数の領域を
備え、この領域のうち少なくとも第1の領域が第1の音
響インピーダンス・スペクトルを有し、少なくとも第2
の領域が、第1の音響インピーダンス・スペクトルと異
なる第2の音響インピーダンス・スペクトルを有するこ
とを特徴とする。
【0009】この手段により、回転子の位置および回転
子の回転数に関する信頼性のある情報が、モータの電力
供給接点から直接得られる。この目標を達成するにあた
って、当該モータでは追加要素を必要としないため、モ
ータの寿命に悪影響がでず、寸法の増加がない。回転子
および電力供給装置に対するごくわずかな変更が必要に
なるだけである。
【0010】好適な実施態様によれば、回転子は、例え
ば、局所的に見た場合、中実材料領域とは音響インピー
ダンスが異なるという特徴を有する、円弧状部分を有す
るスリットを有する領域をもつ。このように、作動中、
回転子の位置または回転数あるいはその両方に関する情
報を運ぶ働きをする電圧供給変数が、少なくとも1つ変
化する。射出成形の過程で例えば回転子とともに成形で
きるため、本発明において設けたスリットは追加の製造
コストを必要としない。
【0011】第1の有利な電圧供給および測定装置は、
供給電圧および供給電流間の一定した位相、好ましくは
ゼロ位相に従って周波数を制御し、周波数の時間に関す
る一定しない周期的変化の過程を固定子に対する回転子
の位置変化としてとらえる。この電圧供給および測定装
置は、構造が簡単で、かつわずかな追加コストしか必要
としない。
【0012】第2の有利な電圧供給および測定装置にあ
っては、圧電モータが作動周波数を供給し、作動中、こ
の周波数もスリットにより、時間に関して一定しない周
期的変化を起こし、当該電圧供給および測定装置がこの
変化を測定し、回転子の位置または回転数あるいはその
両方として変化をとらえる。この装置では、作動効果高
める上で都合のよい作動を見込んでおり、コストも非常
に安い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明を複数の実施形態によって説明する。
【0014】図1は圧電モータ10の第1の実施形態を
示す図である。この実施形態については、以下詳細な説
明を省く。本発明に直接関係のない構造上の細部につい
ては、前記欧州特許EP505848号明細書の図1お
よび図2に示した第1の実施形態を参照されたい。例え
ば、固定子の場合などがこれに当たる。
【0015】圧電モータ10は、環状基板11に固定さ
れている。この基板の中心には、回転軸12が設けられ
ている。以下、この回転軸を基準軸とする。
【0016】平板な成形固定子13が基板11にしっか
りと固定されており、この固定子は原則として、共鳴板
14で構成され、この共鳴板には環状圧電励振子15
が、例えば接着などの方法により固定されている。励振
子の給電用接続は図示していない。励振子15は、セラ
ミック材料で製造することができる。共鳴板14には、
円形部分16があって、励振子15で覆われており、こ
の円形部分から3つの共鳴翼17a、17b、17cが
外側に向かって延び、固定子の外観がプロペラのように
なっている。
【0017】この共鳴翼17a、17b、17cそれぞ
れの上に、外側に向かって突き出たノミ状の共鳴歯18
a、18b、18cが形成してあり、回転軸12に平行
な直線に幾何学的につながっている。ところが、実際に
は直線にはならず、狭小な領域になっている。この共鳴
歯18a、18b、18cには、それぞれいわゆる押圧
部分19a、19b、19cが設けてあり、回転軸12
に対して円筒ジャケットの一部を形成している。
【0018】この押圧部分19a、19b、19cに対
して、基板11上に移動可能に配設され、円筒ジャケッ
ト状の内部後縁面21を備えた環状回転子20が圧接し
ている。後縁面21は、回転子の後縁面と同心になった
外部表面22とともに、両者間の回転子幅23を決めて
いる。
【0019】回転子20を貫通する環状とされた3つの
同様なスリット24a、24b、24cは、3つの同様
な中実材料領域25a、25b、25cにより相互に分
離されている。3つのスリット24a、24b、24c
および3つの中実材料領域25a、25b、25cの代
表として、スリット24bおよび中実材料領域25bに
ついて、以下回転軸12と関連させて説明する。
【0020】スリット24bは、局所的に回転子20を
狭小な内部回転子域26bと外部回転子域27bに分離
している。スリット24bの幅は28b、内部回転子域
26bの幅は、半径方向に測って29bである。スリッ
ト24bは、角度30bにわたって延び、中実材料領域
25bは角度31bにわたって延び、両方の角度とも6
0°になっている。
【0021】図1に示す、本発明の圧電モータ10の圧
電励振子15には、例えば200kHzの正弦電圧が供
給され、当該圧電モータは次のような機能を果たす。
【0022】超音波振動が圧電励振子15により半径方
向、外側に向かって共鳴翼17a、17b、17cに伝
達され、その結果、3つの共鳴歯18a、18b、18
cおよびその押圧部19a、19b、19cが回転軸1
2に直交する平面内でほぼ楕円状に周期運動する。この
運動が回転子20を駆動する。図1に示した圧電モータ
10の駆動原理の詳細については、上に述べたEP50
5848を参照されたい。ただし、欧州特許EP505
848号では、共鳴翼の番号が本明細書とは異なってい
る。この3つの共鳴翼は著しい駆動効果を発揮する。
【0023】共鳴歯18a、18b、18cをそれぞれ
備える共鳴翼17a、17b、17cが押圧部19a、
19b、19cとともに振動する様子は、特に構造、す
なわち、負荷の働きをする隣接した回転子20の構造に
よって左右される。モータ10の振動挙動は、その全体
または一部を、例えば回転子20の領域として、物理変
数、すなわち音響インピーダンスによって説明すること
ができる。
【0024】ある周波数における音響インピーダンスの
ある値だけ、またはある帯域幅に対する周波数の関数と
しての音響インピーダンスの変動を考える。本明細書の
説明および特許請求の範囲全体において、音響インピー
ダンスのスペクトルの定義は周波数の関数としての音響
インピーダンスの変動について使用する。
【0025】この定義は具体的には音響インピーダンス
の周波数線図に関するものであり、音響インピーダンス
の時間線図とは関係がない。さらに、その場合にのみ、
ある周波数で、互いに異なる少なくとも1つのインピー
ダンス値をもつとき、別々の2つの異なる音響インピー
ダンス・スペクトルが生じるという問題がある。この場
合、音響インピーダンスのスペクトルのグラフが、対象
帯域幅内で連続的に変化するか、それともギャップを示
すか、あるいは複数の異なる点から構成されているかは
問題ではない。
【0026】圧電モータ10に電力を供給する場合、電
圧供給の点から見ると、当該モータは負荷としての挙動
を示す電気インピーダンスのように思われる。したがっ
て、ある周波数における電気インピーダンスの値をただ
1つだけ考えればよいが、ある帯域幅内の周波数の関数
としての電気インピーダンスの変動も考える必要があ
る。上に述べた音響インピーダンスのスペクトルの場合
からの類推で、本明細書の説明および特許請求の範囲全
体において、電気インピーダンスのスペクトルの定義
を、周波数の関数としての電気インピーダンスの変動に
対して使用する。以下に、電圧電源から見て電気インピ
ーダンスについて考察する。
【0027】音響インピーダンスと電気インピーダンス
の間には密接な関連がある。音響インピーダンスのスペ
クトルの変動は、電気インピーダンスのスペクトルに影
響を与えるが、これは本発明にとって重要ではない。本
発明の方法は、音響インピーダンスのスペクトルが、図
示していないモータ接続により測定される電気インピー
ダンス・スペクトルの場合と同様に伝達されることに基
づいている。
【0028】本発明の場合には、回転子20の領域で押
圧部19a、19b、19cに隣接した領域だけ、すな
わち回転子20の領域で押圧部19a、19b、19c
により直接励振される領域だけが音響インピーダンス・
スペクトルに影響を及ぼす。回転子20には、複数の連
続した領域があり、これらの領域は局所的に考えた場
合、音響インピーダンス・スペクトルが異なるという特
徴があり、そのためモータ10全体の電気インピーダン
ス・スペクトルも固定子13と回転子20との相対的位
置関係により変動する。しかし、EP505848に示
されている回転子は、完全な回転対称であり、そのため
回転子の位置によって電気インピーダンス・スペクトル
が変動することはない。回転子20については、電気イ
ンピーダンス・スペクトルの変動は、簡単な測定装置に
より測定することができる。この装置によりモータ10
へ電力供給し、また、回転子の位置または回転子の回転
数あるいはその両方の測定も行う。電圧供給および測定
装置については後に述べる。
【0029】基本的に、振動要素の音響インピーダンス
・スペクトルは要素の慣性、弾性、および内部摩擦によ
って決まる。適当な構成によれば、この3つの特性の値
を回転子の後縁面21に沿って個々に変化させることが
できる。内部摩擦による損失は、作動効率が減少しない
ように、最小限に抑える必要がある。従って、回転子の
後縁面21に沿った慣性および弾性の値の変化だけを考
える。図1によれば、回転子20のスリット24a、2
4b、24cにより、幅29a、29b、29cが狭
い、狭小な内部回転子領域26a、26b、26cが形
成されている。この内部回転子領域の弾性は中実材料領
域25a、25b、25cほど高くない。特性のこの相
違により、電気インピーダンス・スペクトルが異なって
くる。外部領域27a、27b、27cは、内部領域2
5a、26b、26cの望ましい固有振動特性を低下さ
せることなく回転子20の安定性が十分高くなるように
してある。内部領域26a、26b、26cの望ましい
固有振動特性は中実材料領域25a、25b、25cの
望ましい固有振動特性とは明確に区別できる。
【0030】スリット24a、24b、24cおよび中
実材料領域25a、25b、25cが、60°の角度3
0a、30b、30cおよび角度31a、31b、31
cにわたって延びているので、3つのスリット24a、
24b、24cまたは3つの中実材料領域25a、25
b、25cのいずれかすべてが3つの押圧部19a、1
9b、19cに隣接する。したがって、3つの押圧部1
9a、19b、19cがすべて同一の作動条件になるの
で、押圧部の互いに独立した動きが重なって拡大された
総合的な動きになる。すなわち、作動終了時には、その
作動周波数での電気インピーダンスの値のはっきりした
変動、あるいは電気インピーダンス・スペクトルのはっ
きりした変動が生じる。上の場合、この分解能は1対3
である、すなわち、回転子20の回転一回について、第
1の電気インピーダンス・スペクトルが3回、第2の電
気スペクトルが3回交互に発生する。換言すると、電気
インピーダンスがその作動周波数で、最大値と最小値を
3回取ることになる。従って、この最大値と最小値を連
続的に計測することにより、回転数または初期位置から
の回転子の位置を知ることができる。ここに提案する
1:3の分解能で、大部分の応用例には十分である。
【0031】外部回転子領域27a、27b、27c
は、回転子20にスリット24a、24b、24cがな
ければそなわっている安定性を与える。
【0032】電気インピーダンス・スペクトルではな
く、電気アドミッタンス・スペクトルを考慮しても差し
支えないことは当然であり、電気アドミッタンス・スペ
クトルは、電気インピーダンス・スペクトルと補完的な
関係にある。電気インピーダンス・スペクトルの周波数
スケールに沿って、複数の最小値が見つかる。この最小
値をモードと呼ぶ。このモードそれぞれについて、共鳴
板14が特定の変形を起こす。特定のモードについて、
非常に独特な変形が発生するが、半径方向または軸方向
にだけ作用する。すなわち、押圧部19a、19b、1
9cは半径方向にしか振動せず、回転子は駆動されない
ことになる。適当なモードを選択したかどうかは、駆動
効果が最大になるかどうか、すなわち回転子20の回転
数が最大になるかどうかで決まる。選択したモードを以
下グランド・モードと呼ぶ。供給電圧が増加し、温度も
上昇すると、このグランド・モードがごくわずか、数k
Hzだけ減少する。また、このグランド・モードに対す
る空気圧の影響も非常に小さい。
【0033】十分な作動効率を得るには、グランド・モ
ードに隣接する周波数スケールがそれ以上局所的なイン
ピーダンス最小値を含まないように、共鳴板14の形状
を選択することが重要である。駆動効果が最大である共
鳴板形状を選択する必要がある。パルス駆動を使用した
場合、3つの共鳴翼17a、17b、17cに対して非
対称であるモードも含めて、その他すべてのモードで損
失が増大し、周波数が高いモードについては損失が極め
て大きくなる。所定の周波数における励振子15および
共鳴板14の音響インピーダンスの値は類似しているこ
とが好ましく、類似していれば総作動効率に好影響を与
える。固定子13、特に共鳴板14および回転子20の
実施形態により、以上述べた要件をすべて満たすことが
できる。
【0034】一般に、すべてのモードは、局所的なイン
ピーダンス最小値だけでなく、ゼロ相クロッシングによ
り特徴づけられる。作動効率を最大にしようとする場
合、励振子15の静電容量が原因で起こる相のわずかな
移動は、追加のインダクタンスを並列に接続することに
より補償することができる。
【0035】回転子20の回転方向が逆のモードもあ
る。したがって、供給電圧およびリード信号49の周波
数を変更することにより、モータの回転方向を変えるこ
とができる。このようにして、双方向モータの要件が満
たされる。
【0036】図1に示した圧電モータ10の回転子20
は、図2aおよび図2bに第2の実施形態として示した
回転子20’に替えてもよい。以下、回転子20’と回
転子20との相違について具体的に述べる。
【0037】回転子20’は幅23’と回転子後縁表面
21’とを有し、1つのスリット24’、したがって1
つの中実材料領域25’だけを備えている。スリット2
4’は、図2bに見られるように、回転子20’を貫通
し、参照番号30’で示される20°の角度にわたって
延び、回転子20を局所的に内部回転子領域26’と外
部回転子領域27’とに分割している。内部回転子領域
26’は、回転子の内側でスリット24’に沿って延
び、幅29’を有している。この幅29’は、半径方向
に測定した場合、第1の実施形態の幅29a、29b、
29cと比較して明らかに狭くなっている。中実材料領
域25’は、340°の角度31’にわたって延びてい
る。
【0038】図2aおよび図2bに示すように、回転子
20’を備えた圧電モータ10の機能は、以下のよう
に、図1に示した圧電モータの機能とは異なる。
【0039】回転子20’はスリット24’1つだけし
か備えていないため、スリット24’に隣接するのは、
押圧部のうち押圧部19cだけでしかない。スリット2
4’が音響インピーダンスおよび電気インピーダンスに
及ぼす影響は、3つの押圧部19a、19b、19cす
べてが必ず同一の条件下で振動する図1の圧電モータ1
0の場合よりも小さい。ところが、図2の圧電モータの
場合、内部回転子領域26’、すなわち幅29’が狭く
なっているため、1つのスリット24’の影響が大きく
なる。以上の条件下では、スリット24’は長さが短く
て差し支えない。すなわち、角度30’は、図1の角度
30a、30b、30cに比べ例えば20°でかまわな
い。したがって、2つのまったく異なる電気インピーダ
ンスが得られることは明らかである。1%だけ変動した
作動周波数でインピーダンスが最小となり、周波数スケ
ール上のゼロ相クロッシングが起こるように、回転子2
0’または類似の回転子によって電気インピーダンスの
スペクトルが変化する。1%の変動は十分に検出でき
る。
【0040】図3は、本発明のモータの第1の電圧供給
および測定装置のブロック線図を示す図であり、装置は
クローズド制御ループによるものである。図1には、モ
ータ電流ループだけが電気接続ループとして示してあ
る。コントローラ、例えば電圧制御発振器(VCO)
は、出力側で圧電モータ10に接続した電圧コントロー
ラ40によって実現される。このコントローラには直列
に電流測定ユニット41、並列に電圧測定ユニット42
が接続されている。ユニット41および42は位相測定
ユニット45に接続され、それぞれ測定信号43と44
を供給する。位相測定ユニット45の出力側で、フィー
ドバック信号46は増幅器47を経てコンパレータ48
に至る。さらにコンパレータ48には、先行信号49と
なる入力信号が供給される。コンパレータ48の出力側
では、コントローラ40の入力端子に入る制御偏差信号
50が定義される。
【0041】このような電圧供給および測定装置によ
り、電圧と電流が同位相になるように交流電圧の周波数
が制御される。VCOコントローラ40は、コンパレー
タ48からピーク・レベルを有する直流電流信号として
先行信号49を受信し、出力側において圧電モータ10
に周波数が一定した正弦交流電圧を供給する。電流測定
ユニット41は電流の瞬間的な値を測定し、電圧測定ユ
ニット42は電圧の瞬間的な値を測定する。電流測定ユ
ニットおよび電圧測定ユニットは、それぞれ比例測定信
号43および44を位相測定ユニット45に供給し、そ
の信号間の位相を決定し、次に位相測定ユニットは増幅
器47を介して等価フィードバック信号46をコンパレ
ータ48に供給する。コンパレータ48は、増幅フィー
ドバック信号46と最初の先行信号49とを比較して、
制御偏差信号50を生成し、VCOコントローラ40に
供給する。
【0042】このようにして、作動中に、モータ10に
供給される供給電圧が、電圧と電流との位相差により補
正される。すなわち、正弦供給電圧の周波数がモータ1
0の作動中に周期的に変動する。言い替えれば、作動周
波数が周波数スケールに沿ったグランド・モードの周期
的偏差に必ず追従することを条件として、スリット24
a、24b、24c、24’それぞれが最小局所インピ
ーダンスおよびゼロ位相クロッシングの周波数に及ぼす
影響が受容され、その結果、最適な作動点が維持され
る。モータ10が作動している間に、スリット24a、
24b、24c、24’により周波数が周期的に変化
し、この変化により、回転子位置または回転数あるいは
その両方を測定することができるが、この周波数の変化
は、例えば次のような3つの方法により測定することが
できる。
【0043】コンパレータ内で直流電圧信号50は、印
加される基準直流電圧信号と比較される。これら2つの
電圧の差により、供給電圧の周波数の基準周波数に対す
る偏差が定まる。
【0044】交流供給電圧のゼロ・クロッシング間の時
間差を測定し、瞬間周波数を決定できるようにする時間
測定装置を設けることもある。
【0045】また、ある時間範囲におけるゼロ・クロッ
シングの数をカウントする場合もある。水晶の周波数が
32kHzの場合、簡単に数ミリセコンドの時間区間が
得られるため、この変形を水晶時計に組み込むと有利で
ある。この変形に対応する回路は容易に製作でき、ま
た、耐久性が高い。
【0046】以下さらに2つの電圧供給および測定装置
について、図は参照せず、例に基づいて説明する。この
2つの装置も、本発明の圧電モータに電力を供給し、電
気インピーダンス・スペクトルから回転子の位置および
回転数をそれぞれ決定するためのものである。
【0047】第2の電圧供給および測定装置は、オープ
ン・ループを備えた制御システムに対応する。この装置
は、モータ10に周波数が一定した交流電圧を供給し、
回転子20および20’の音響インピーダンス変化によ
って生じる電流変動を測定するものである。この方法
は、負荷が一定している場合に特に適切である。原則と
しては、モータに一定した交流電流を供給して電圧変動
を記録することが可能である。
【0048】第3の電圧供給および測定装置は、モータ
10自体を周波数決定要素として備える交流電源であ
る。したがって、交流電圧の周波数はモータのグランド
・モードが周期的に変化するのに従って変動するが、電
流および電圧間の位相のずれは一定している。周波数の
測定については、以上述べた装置がすべて使用できる。
【0049】本発明の方法においては、簡単な測定装置
により電圧接続を介して回転子位置および回転子の回転
数に関する情報を得ることが可能である。本発明の装置
は、寿命が長く、また少数の単純な部品だけから成るた
めモータそれ自体の内部に追加のスペースを必要としな
い。モータの外部にある電圧供給および測定装置はそれ
ほどエネルギーを必要とせず、そのためモータの作動効
率にはほとんど影響を与えず、また低コストかつ簡単な
方法で製造できる。
【0050】スリット24a、24b、24c、24’
の代わりにドリル穴を設けることもできる。形状の基準
は、主に局所的に観測される音響インピーダンス・スペ
クトルがその結果どう変化するかで決まる。原則として
は、この変化が明確になるほど、内部モータ領域26
a、26b、26c、26’の幅が狭くなり、スリット
24a、24b、24c、24’が延びる。すなわち、
幅29a、29b、29c、29’が狭くなり、角度3
0a、30b、30c、30’が大きくなる。スリット
24a、24b、24c、24’の角度30a、30
b、30c、30’が中実材料領域25a、25b、2
5c、25’の角度31a、31b、31c、31’よ
りも大きいと、角度31a、31b、31c、31’が
電気インピーダンス・スペクトルに与える影響は減少す
る。図1に示した装置の場合、スリット24a、24
b、24c、24’および中実材料領域25a、25
b、25c、25’は、同じく60°にわたって延びて
いおり、都合がよい。
【0051】図示した両方の例では、押圧部19a、1
9b、19cがスリット24a、24b、24c、2
4’または中実材料領域25a、25b、25c、2
5’に隣接しているため、回転子位置および回転子回転
数についての情報が2つの異なるインピーダンス、つま
り音響インピーダンス・スペクトルと電気インピーダン
ス・スペクトルによってのみ決まる。したがって、図1
の回転子20と同数のスリットを備えた回転子ができる
が、そのスリットは独特な配置になる。このスリットす
べてと、中実材料領域間にある3つのスリットのうち2
つは、角度約50°にわたって延びている。第3の中実
材料領域は、逆に角度110°にわたって延びている。
回転子をこのように構成しているため、共鳴歯は前後し
てスリットの影響域を通過する。最初にスリットの影響
域を通過する共鳴歯が、やはり最初に影響域を離脱す
る。したがって、電気インピーダンス・スペクトルの影
響が順次現われ、次々と以下のような状態になる。すな
わち、まずスリットにまったく共鳴歯が隣接していない
状態、次に第1の共鳴歯だけが隣接している状態、次に
第1および第2の共鳴歯が隣接している状態、続いて3
つの共鳴歯がすべて隣接している状態、次に第2および
第3の共鳴歯が隣接している状態、続いて第3の共鳴歯
だけが隣接している状態、そして再度、まったく共鳴歯
が隣接していない状態になる。
【0052】回転中、この7つの状態が連続して3回生
じる。したがって、分解能が高くなる。図1に示したも
のの場合の1:3に対して、こちらは1:21となる。
回転子をこのように構成したため、すなわちスリットお
よび中実材料領域の角度を以上述べたように設定してあ
るので、スリットと中実材料領域の双方が電気インピー
ダンス・スペクトルに同等の影響を与える。第3の中実
材料領域は、電気インピーダンス・スペクトルに影響を
与える時間が長くなり、したがってスペクトルがさらに
明確になるので、例外である。
【0053】分解能を高めるには、複数のスリットまた
は穴、例えばスリット12箇所と中実材料領域12箇所
を回転子に設け、それぞれが延びる角度を15°とす
る。
【0054】原則としては、外部回転子領域27a、2
7b、27c、27’を省き、スリット24a、24
b、24c、24’が外側で開放され、溝形状となるよ
うにする。
【0055】スリットまたは溝を設ける部分の一部また
は全体を異なった材料で形成して、安定性を高めること
ができる。この材料は、回転子20および20’とは明
らかに振動挙動が異なる。
【0056】以上述べたすべての構成において、回転子
位置と回転子の回転数とは圧電励振子15の電力供給接
続を介して決まる。しかし、追加のプローブを回転子2
0および20’にそれぞれ設け、このプローブで作動中
の回転子20よび20’の振動挙動を常時記録し、応答
回路により回転子位置の変化として認識される等価な交
流電圧信号にこの記録を変換することも可能である。
【0057】また本発明の構成により、リニア・モータ
の回転速度を測定することも可能である。
【0058】以上のような特徴により、本発明のモータ
を腕時計に使用することもできる。本発明のモータを備
えた時計の時間調整は、竜頭と関連させた適切な回路構
成により簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 回転子を有する圧電モータの第1の実施形態
を回転軸に直角に切断した図である。
【図2】 回転子の第2の実施形態を図2bの線IIa
−IIaに沿って切断した平面図(a)と、回転子の第
2の実施形態を図2aの線IIb−IIbに沿って切断
した断面図(b)である。
【図3】 第1の供給測定装置のブロック線図である。
【符号の説明】
10 圧電モータ 13 固定子 15 圧電励振子 20 環状回転子 21 内部ライング・回転子の後縁面 24a、24b、24c スリット 25a、25b、25c 中実材料領域 26a、26b、26c 内部モータ領域 29 音響インピーダンス・スペクトルが異なる肉厚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子(13)および回転子(20、2
    0’)を形成する2つの要素(13、20、20’)を
    備える圧電モータ(10)であって、前記要素のうち少
    なくとも第1の要素(13)が、その作用領域(18
    a、18b、18c)の少なくとも作用部分(19a、
    19b、19c)に周期運動を起こさせる振動波を発生
    する手段(15)を具備し、前記第1の要素(13)の
    作用部分(19a、19b、19c)の周期運動が第2
    の要素(20)の少なくとも受動部分(21、21’)
    に影響を与え、その結果前記2つの要素(13、20、
    20’)の間に相対運動を生じる圧電モータにおいて、
    前記第2の要素(20、20’)に、ほぼ受動部分(2
    1、21’)に沿って配設した複数の領域(24a、2
    4b、24c、25a、25b、25c、26a、26
    b、26c、27a、27b、27c、24’、2
    5’、26’、27’)を備え、この領域のうち少なく
    とも第1の領域(24a、24b、24c、26a、2
    6b、26c、27a、27b、27c、24’、2
    6’、27’)が第1の音響インピーダンス・スペクト
    ルを有し、少なくとも第2の領域(25a、25b、2
    5c、25’)が、第1の音響インピーダンス・スペク
    トルと異なる第2の音響インピーダンス・スペクトルを
    有することを特徴とする圧電モータ。
JP7352252A 1994-12-29 1995-12-28 回転子位置または回転子回転数あるいはその両方に関する情報を与える圧電モータ Pending JPH08237969A (ja)

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EP (1) EP0723213A1 (ja)
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CN (1) CN1133445A (ja)
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SG (1) SG63533A1 (ja)
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