JPH08237610A - 映像信号復号化装置 - Google Patents

映像信号復号化装置

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Publication number
JPH08237610A
JPH08237610A JP4073295A JP4073295A JPH08237610A JP H08237610 A JPH08237610 A JP H08237610A JP 4073295 A JP4073295 A JP 4073295A JP 4073295 A JP4073295 A JP 4073295A JP H08237610 A JPH08237610 A JP H08237610A
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JP
Japan
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video signal
signal
decoding device
signal decoding
image
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Application number
JP4073295A
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English (en)
Inventor
Masahiko Enari
正彦 江成
Yoko Matsuura
陽子 松浦
Nobuyuki Sadanaka
信行 定仲
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一の画像から他の画像への切り替えを瞬時に
行う。復号器の出力信号を合成して一つの画面を形成す
る。 【構成】 アンテナ端子1からの信号が復調器2、3に
供給され、復調された各チャンネルの復調信号が分離回
路6に供給され、分離された符号化データが選択されて
復号器7、8、9、10に供給される。この復号された
信号がそれぞれ画素変換回路11、12、13、14に
供給される。またバックグラウンド信号の発生回路15
が設けられ、これらの信号が合成回路16に供給されて
面積的に合成される。こうして合成されたデジタル信号
がD/A変換回路17に供給され、アナログ信号に変換
されて出力端子18に取り出される。さらに視聴者から
の選択信号等が入力端子4を通じて制御回路5に供給さ
れ、形成された制御信号に従って復調器2、3、変換回
路11〜14、合成回路16等の制御が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばデジタルテレビ
ジョン放送を受信復調し、復号する場合に使用して好適
な映像信号復号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば放送衛星を用いたデジタルテレビ
ジョン放送が実施されている。このようなデジタルテレ
ビジョン放送においては、1チャンネル当たり例えば約
20Mbpsの伝送能力が設けられ、いわゆる高精細度
テレビジョン(HDTV)信号の伝送も可能なように設
計が行われている。
【0003】そこで例えばこのようなデジタルテレビジ
ョン放送において、従来の標準精細度のテレビジョン
(SDTV)信号を伝送する場合には、画像圧縮等の技
術によって1つのSDTV信号を約5Mbps程度に圧
縮することが可能であり、上述の1チャンネルの放送で
4つのSDTV信号を伝送することができる。従って現
行のデジタルテレビジョン放送においては、1チャンネ
ルの放送で4つのSDTV信号を伝送することが実施さ
れている。
【0004】すなわちその場合に送信側では、例えば4
つのSDTV信号は、それぞれが垂直解像度(有効走査
線数)480本(画素)、水平解像度(有効水平画素
数)720画素で形成される。そしてこれらのSDTV
信号がそれぞれ動き補償DCT符号化方式等で符号化さ
れ、それぞれが約5Mbpsに圧縮される。さらにこれ
らの圧縮された符号化データに、識別のためのヘッダー
情報や同期情報等が付加され、これらの情報等の付加さ
れた符号化データの4つが多重化されて約20Mbps
のビット列が形成される。
【0005】そしてこのビット列が所定の変調キャリア
で例えばQPSK変調された後、例えば放送衛星に向け
て変調された電波が送信される。なお複数のチャンネル
で放送が行われる場合には、それぞれのチャンネルごと
に、例えば上述の多重化された約20Mbpsのビット
列が形成され、これらのビット列がそれぞれ異なる変調
キャリアで例えばQPSK変調された後、例えば放送衛
星に向けて変調された電波が送信される。
【0006】このようなデジタルテレビジョン放送に対
して、従来の映像信号復号化装置では例えば図10に示
すようにして受信が行われていた。すなわち上述の放送
衛星から再送信された電波が、図示せずもパラボラアン
テナ等の受信アンテナで受信されてアンテナ端子101
に供給される。そしてこのアンテナ端子101からの信
号が復調器102に供給される。
【0007】また視聴者からの任意の選択信号等が入力
端子103を通じて制御回路104に供給される。そし
てこの制御回路104からの制御信号が復調器102に
供給されて、入力された選択信号等に従って、復調器1
02で復調されるチャンネルの選択、及びそのチャンネ
ル中からの復号されるSDTV信号の選択が行われる。
【0008】さらにこの選択されたSDTV信号の復調
信号が復号器105に供給されて、選択された1チャン
ネル中で伝送される例えば4つのSDTV信号の内の一
つが復号される。そしてこの復号信号がD/A変換回路
106に供給されてアナログ信号に変換され、変換され
たアナログ信号が出力端子107に取り出される。
【0009】これによって上述の従来の映像信号復号化
装置では、視聴者によって選択されたチャンネルが復調
器102で復調され、その復調された1チャンネル中か
ら選択されたSDTV信号が復号器105で復号されて
出力端子107に取り出される。なおこの出力端子10
7には、図示せずもモニター受像機等が接続されて、出
力端子107に取り出された映像信号の映出等が行われ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような映
像信号復号化装置において、例えば圧縮されたSDTV
信号の復号を行うには、復調信号が供給されてから正常
な復号が開始されるまでに、数分の1秒乃至数秒の処理
期間が必要とされる。このため従来の装置で一のSDT
V信号を鑑賞している状態から、他のSDTV信号に切
り替えようとした場合には、上述の処理期間中は正常な
鑑賞を行うことができず、この期間中は無意味な画像が
映出されるなど視聴者に不快感を与えることになってい
た。
【0011】また例えば上述のデジタルテレビジョン放
送においては、上述の1チャンネルで放送される4つの
SDTV信号を統合して用いることが考えられている。
これにより、例えば野球等の中継において、通常の中継
の画像(メイン画像)のSDTV信号と共に、ピッチャ
ー、バッター、ランナー等を個別に撮影した画像のSD
TV信号をそれぞれ伝送するなど、種々の新しい形態の
放送を行うことが考えられる。
【0012】しかしながらこのような放送を鑑賞する場
合に、上述の従来の映像信号復号化装置では、一の画像
のSDTV信号から他の画像のSDTV信号に切り替え
る場合に上述のように長い待ち時間が発生し、このよう
な待ち時間は良好な鑑賞の妨げになるものであった。ま
たこのような放送を鑑賞する場合に、他の画像がどのよ
うになっているかを常に観視していたいという要求も生
じていた。
【0013】この出願はこのような点に鑑みて成された
ものであって、解決しようとする問題点は、従来の映像
信号復号化装置では一の画像のSDTV信号から他の画
像のSDTV信号に切り替える場合に長い待ち時間が発
生し、このような待ち時間は良好な鑑賞の妨げになって
いたというものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、1個以上の独立した復調器と、2個以上の独立した
復号器と、これらの復号器の出力信号を合成して一つの
画面を形成する出力変換回路と、形成される画面の表示
方法を切替えるための制御回路とを有するようにしたも
のである。
【0015】
【作用】これによれば、他の画像の信号の復号処理を予
め開始しておくことによって、一の画像から他の画像へ
の切り替えを瞬時に行うことができる。また復号器の出
力信号を合成して一つの画面を形成することによって、
他の画像の様子を常に観視することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する
に、本発明は複数の符号化された映像信号を復号する映
像信号復号化装置であって、M個(Mは1以上の整数)
の独立した復調器と、N個(Nは2以上の整数)の独立
した復号器と、N個の復号器の出力信号を合成して一つ
の画面を形成する出力変換回路と、形成される画面の表
示方法を切替えるための制御回路とを有することを特徴
とする映像信号復号化装置である。
【0017】そこで図1は、本発明による映像信号復号
化装置を、例えばデジタルテレビジョン放送(約20M
bps)において1チャンネルで複数のSDTV信号
(垂直480本(画素)、水平720画素、約5Mbp
s)が放送衛星を通じて放送されている場合に適用した
装置の一例の構成を示すブロック図である。
【0018】この図1において、パラボラアンテナ等の
受信アンテナ(図示せず)からの信号がアンテナ端子1
に供給され、このアンテナ端子1からの信号が第1及び
第2の復調器2、3に供給される。また視聴者からの任
意の遠隔操作装置(図示せず)等による選択信号等が入
力端子4を通じて制御回路5に供給される。そしてこの
制御回路5で形成された制御信号が復調器2、3に供給
されて、入力された選択信号等に従って復調器2、3で
復調されるチャンネルの選択等が行われる。
【0019】これによって復調器2、3では、それぞれ
入力された選択信号等に従って選択された一のチャンネ
ル(一の変調キャリア)で伝送された上述の約20Mb
psの第1のビット列と、二のチャンネル(二の変調キ
ャリア)で伝送された同じく約20Mbpsの第2のビ
ット列とが復調される。これらの復調器2、3で復調さ
れた各チャンネルの復調信号が分離回路6に供給され、
各チャンネル中のそれぞれ4つのSDTV信号の符号化
データ(約5Mbps)が分離される。
【0020】さらに分離回路6では、分離された符号化
データ中のヘッダー情報等が検出され、このヘッダー情
報等と上述の制御回路5に入力された選択信号等に従っ
て、視聴者が目的とする符号化データ(SDTV信号)
が選択される。そしてこれらの選択されたSDTV信号
がそれぞれ復号器7、8、9、10に供給される。なお
この例では、復調器2、3で復調される2チャンネル分
の計8つのSDTV信号から4つのSDTV信号が選択
されて復号器7〜10に供給される。
【0021】これらの復号器7〜10で復号されたSD
TV信号がそれぞれ出力変換回路の一部を構成する画素
変換回路11、12、13、14に供給される。この変
換回路11〜14では、それぞれ必要に応じてフィルタ
処理や時間軸変換処理、さらに任意の縦横変倍を含む画
像の拡大、縮小等の画素の変換が行われる。また例えば
ブルー一色のバックグラウンド(BG)信号の発生回路
15が設けられ、この発生回路15からのバックグラウ
ンド信号と変換回路11〜14からの変換されたSDT
V信号が出力変換回路の一部を構成する合成回路16に
供給される。
【0022】さらにこの合成回路16において、制御回
路5からの制御信号に従って、発生回路15からのバッ
クグラウンド信号と変換回路11〜14からの変換され
たSDTV信号が面積的に合成される。すなわち上述の
変換回路11〜14にはそれぞれ画像メモリが設けら
れ、発生回路15には所定の色信号に相当するデータの
レジスタが設けられている。そこでこれらのメモリを所
定のタイミングで読み出し、読み出された画像データと
レジスタからのデータを所定のタイミングで合成回路1
6で切り替えることによって、これらの画像が面積的に
合成される。
【0023】こうして合成されたデジタル信号がD/A
変換回路17に供給されてアナログ信号に変換され、変
換されたアナログ信号が出力端子18に取り出される。
さらに分離回路6で分離された同期信号が同期発生回路
19に供給され、復調器2、3で復調されたチャンネル
の一方、或いは両方を勘案して処理に必要な同期信号等
が発生される。この同期信号等が制御回路5と、復号器
7〜10及び変換回路11〜14、発生回路15に供給
されて、それぞれの回路が同期して必要な処理等が行わ
れる。
【0024】従ってこの装置において、例えば上述の野
球等の中継において、通常の中継の画像(メイン画像)
のSDTV信号と共に、ピッチャー、バッター、ランナ
ー等を個別に撮影した画像のSDTV信号がそれぞれ伝
送されている場合には、例えば図2のAに示すように画
面を4分割し、上述の4つの画像(メイン、ピッチャ
ー、バッター、ランナー)を各分割に合成して表示する
ことができる。
【0025】そしてこの場合に、接続されるモニタ受像
機が例えば有効走査線数1080本(画素)、有効水平
画素数1440画素の高精細度の画面を有するものであ
った場合には、例えば変換回路11〜14での画素数の
変換は行わずに、上述の垂直480画素、水平720画
素の解像度のSDTV信号をそのまま縦横に合成するこ
とによって、垂直960画素、水平1440画素の画面
が形成され、垂直方向に120画素(走査線)を余して
全ての伝送画像を表示することができる。
【0026】なお上述の余りの部分は、例えば画面の上
下端に垂直60画素、水平1440画素ずつ分割して発
生回路15からの例えばブルー一色のバックグラウンド
信号等が設けられる。あるいはこのバックグラウンド信
号等は3分割して、例えば垂直40画素、水平1440
画素ずつを、画面の上下端と、上下の画像の間にも設け
ることができる。
【0027】さらに例えば上述の野球等の中継におい
て、メイン、ピッチャー、バッター、ランナーの4つの
画像を同時に映出している状態から、視聴者が例えばピ
ッチャーの画像を選択した場合には、ピッチャーの画像
に対応する例えば変換回路11にて垂直及び水平方向の
画像を2倍にするフィルタ処理の補間演算を行い、この
補間された例えば垂直960画素、水平1440画素の
画像と発生回路15からのバックグラウンド信号等を合
成することによって、例えば図2のBに示すようにピッ
チャーの画像だけを拡大して映出することができる。
【0028】すなわち制御回路5からの制御信号に従っ
て、例えばピッチャーの画像に対応する例えば変換回路
11にて垂直及び水平方向の画像を2倍にする補間演算
が行われる。そしてこの補間された画像データと発生回
路15からのバックグラウンド信号等が、制御回路5か
らの制御信号に従って所定のタイミングで読み出され、
読み出された画像データとレジスタからのデータが所定
のタイミングで合成回路16で切り替えられることによ
って面積的に合成される。これによって例えば図2のB
に示すようにピッチャーの画像だけを拡大した画面が映
出される。
【0029】こうしてこの装置において、視聴者は4つ
の画像を同時に観視することができると共に、その4つ
の画像の内から所望の画像を選択して、その画像の拡大
画像に切り替えて鑑賞を行うことができる。そしてこの
場合に、この画像の切り替えは、それぞれの画像の復号
処理がすでに実行されている状態で行われるので、切り
替えを瞬時に行うことができ、無意味な画像が映出され
るなど視聴者に不快感を与えることがない。
【0030】すなわち、従来の映像信号復号化装置では
一の画像のSDTV信号から他の画像のSDTV信号に
切り替える場合に長い待ち時間が発生し、良好な鑑賞の
妨げになっていたものを、本発明においては、1個以上
の独立した復調器と、2個以上の独立した復号器と、こ
れらの復号器の出力信号を合成して一つの画面を形成す
る出力変換回路と、形成される画面の表示方法を切替え
るための制御回路とを有し、他の画像の信号の復号処理
を予め開始しておくことによって、画像の切り替えを瞬
時に行うことができるものである。
【0031】なお上述の説明においては画像のアスペク
ト比の問題を省いて説明したが、伝送されているSDT
V信号のアスペクト比が例えば4:3の場合には、任意
の変換回路11〜14にて画像の垂直方向を2.25
倍、水平方向を1.5倍に拡大し、例えば垂直1080
画素、水平1080画素の画像とすることによって、例
えば図2のCに示すようにアスペクト比を4:3として
表示を行うこともできる。この場合に画面の左右の、例
えば垂直1080画素、水平180画素ずつの部分に
は、発生回路15からのバックグラウンド信号等が設け
られる。
【0032】すなわちこの場合に、制御回路5からの制
御信号に従って例えばピッチャーの画像に対応する例え
ば変換回路11にて、画像を例えば垂直1080画素、
水平1080画素にする補間演算が行われる。この補間
された画像データと発生回路15からのバックグラウン
ド信号等が、制御回路5からの制御信号に従って図2の
Cのa、b、cの開始点を指定して合成回路16で切り
替えられることによって面積的に合成される。
【0033】そしてこの合成されたデジタル信号が、例
えばアスペクト比16:9、有効走査線数1080本
(画素)、有効水平画素数1440画素のD/A変換回
路17でアナログ変換されることによって、例えば図2
のCに示すように、例えばアスペクト比4:3の画面が
有効走査線数1080本(画素)に等倍拡大され、高精
細度のモニター受像機の画面に映出される映像信号が形
成される。これによって例えばピッチャーの画像だけ
を、例えば4:3のアスペクト比で拡大した画面が、例
えばアスペクト比16:9の高精細度のモニター受像機
に映出される。
【0034】また上述の説明において4画面の分割表示
は、上述の野球等の中継の例に限らず、通常の異なる番
組の4つのSDTV信号が伝送されている場合にも同様
に実施することができる。従ってこの場合には、視聴者
は4つの番組の画像を一覧にして観視することができ、
所望の番組の選択を容易に行うことができる。そしてこ
の場合も選択された番組への切り替えが瞬時に行われ、
無意味な画像が映出されるなど視聴者に不快感を与える
ことがない。
【0035】さらに上述の例では、2つの復調器2、3
を設けて2チャンネルが同時に復調されるようにしてい
るので、例えば2チャンネルの8つのSDTV信号から
任意の4つを選択して表示することができる。そしてこ
れらの表示されている4つのSDTV信号を相互に瞬時
に切り替えて拡大表示することができる。また8つのS
DTV信号を所定の時間ごとに循環して復号、表示する
ことによって、この表示が行われている間に選択を行う
ことで所望の信号を瞬時に切り替えて拡大表示すること
もできる。
【0036】また上述の実施例において、4つの画像の
表示は例えば図3に示すように行うこともできる。すな
わち図3は例えばアスペクト比16:9、有効走査線数
1080本(画素)、有効水平画素数1440画素の高
精細度のモニター受像機に映出された画面を示してい
る。この図3において、領域A、B、C、Dにはそれぞ
れ垂直480画素、水平720画素の画像が設けられ
る。この場合に変換回路11〜14では画素数の変換を
行う必要はない。
【0037】そしてこれらの変換回路11〜14からの
画像データと、発生回路15からのバックグラウンド信
号等が、制御回路5からの制御信号に従って所定のタイ
ミングで読み出される。さらにこれらの読み出された画
像データとバックグラウンド信号等が所定のタイミング
で合成回路16で切り替えられることによって、これら
の画像が面積的に合成される。これによって例えば図3
に示すような画面が映出される。
【0038】すなわち、例えば画面の上部の垂直60画
素、水平1440画素の領域には例えばブルー一色のバ
ックグラウンド(BG)信号等が設けられる。また互い
に重なり合った矩形の領域では、例えば画像A、B、
C、Dが面積的に合成される。さらに画面の下部の垂直
60画素、水平1440画素の領域には例えばブルー一
色のバックグラウンド(BG)信号等が設けられる。そ
してこの図3において、例えば破線p、q、rで示され
る走査線においては、図3の下側に示すように合成回路
16での切り替えが行われる。
【0039】例えばpの走査線では最初にBG信号等が
選択され、次に画像Aが選択され、最後に再びBG信号
等が選択される。またqの走査線では最初にBG信号等
が選択され、次に画像Aが選択され、次に画像Cが選択
され、最後に再びBG信号等が選択される。さらにrの
走査線では最初にBG信号等が選択され、次に画像Dが
選択され、次に画像Bが選択され、次に画像Cが選択さ
れ、最後に再びBG信号等が選択される。
【0040】このようにして、例えば変換回路11〜1
4からの画像データと、発生回路15からのバックグラ
ウンド信号等が合成され、図3に示すような画面が形成
される。従ってこの画面において、例えば視聴者の希望
する画像を最上位の矩形領域に配置して表示を行うこと
ができると共に、この場合も画像の復号処理がすでに実
行されているので、画像の切り替え等を瞬時に行うこと
ができる。また任意の画像を拡大するような場合にも切
り替え等を瞬時に行うことができる。
【0041】またこの図3の表示において、重なり合っ
て表示される画像A、B、C、Dは、例えば図4に示す
ような回路を用いて信号を振幅的に合成することができ
る。すなわち図4において、端子X、Yにはそれぞれ重
なり合って表示される上位2つの画像の信号が供給され
る。これらの信号がそれぞれ乗算器〔×〕で係数(k)
及び(1−k)と乗算され、これらの乗算結果が加算器
〔+〕で加算されて端子Zに取り出される。
【0042】これによって端子X、Yに供給される2つ
の画像が振幅的に合成されて端子Zに取り出される。そ
して例えば上述の制御回路5からの制御信号に従って、
kの値を0〜1の間で制御することによって、例えば最
上位の画像から2番目の画像に徐々に変化されるような
画像の切り替えを行うことができる。さらにこれを応用
して、例えば希望する画像を下側から最上位に引き上げ
るような効果を付加して、画像の切り替えを行うことも
できる。
【0043】さらに図5は表示される画面の他の例を示
す。この表示は例えば上述の図2のAの画面からBの画
面に切り替える際に用いられるものである。そこでこの
図5において、例えば上述の図2のAの画面で視聴者が
例えばピッチャーの画像を徐々に拡大するように指示す
ることによって、指示されたピッチャーの画像が徐々に
拡大され、それに伴って他のメイン、バッター、ランナ
ーの画像が縮小されるように画面が形成される。
【0044】すなわちこのような表示を実現するために
は、最初は変換回路11〜14では画素数の変換を行わ
ず、例えば垂直480画素、水平720画素の解像度の
SDTV信号を縦横に合成することによって、垂直96
0画素、水平1440画素の画面が形成され、垂直方向
に120画素を余して全ての伝送画像が表示される。な
お余りの部分は、例えば画面の上下端に垂直60画素、
水平1440画素ずつ分割して発生回路15からのバッ
クグラウンド信号等が設けられる。
【0045】そして例えばピッチャーの画像が指示され
ると、そのピッチャーの画像が供給されている例えば変
換回路11では、制御回路5からの制御信号に従って、
垂直をv倍にして垂直画素数を例えばm画素とし、水平
をh倍にして水平画素数を例えばn画素とするように補
間演算が行われる。これに伴って、例えばメインの画像
が供給されている例えば変換回路12では、垂直画素数
をm画素とし、水平画素数を(1440−n)画素とす
るように補間演算が行われる。
【0046】またランナーの画像が供給されている例え
ば変換回路13では、垂直画素数を(960−m)画素
とし、水平画素数をn画素とするように補間演算が行わ
れる。さらにバッターの画像が供給されている例えば変
換回路14では、垂直画素数を(960−m)画素と
し、水平画素数を(1440−n)画素とするように補
間演算が行われる。これによって、各画像がそれぞれ拡
大、縮小された画像が補間演算により形成される。
【0047】そしてさらにこれらの画像の信号が変換回
路11〜14から所定のタイミングで読み出され、合成
回路16でこれらの信号が切り替えて取り出されること
によって、図5に示すように例えばピッチャーの画像が
徐々に拡大されるようにした合成が行われる。なお制御
回路5では、画面中のx点を指定して、変換回路11〜
14での変換画素数の制御と、合成回路16での切り替
えの制御を行う。
【0048】また図6は表示される画面のさらに他の例
を示す。すなわち図6のAは、例えば1つの画像を縦横
に4分割し、各分割の画像をそれぞれSDTV信号とし
て上述の1チャンネルに多重化して伝送した場合に適用
されるものである。この場合には、上述の図2のAと同
様の表示を行うことによって、例えば垂直960画素、
水平1440画素の高精細度の画面を容易に形成するこ
とができる。なお不足の部分は、例えば画面の上下端に
垂直60画素、水平1440画素ずつ分割して例えばブ
ルー一色のバックグラウンド信号等が設けられる。
【0049】すなわちそれぞれSDTV信号として伝送
される分割された画像A、B、C、Dをそれぞれ復調、
復号し、これらの復号された画像を図6のAに示すよう
に切れ目なく面積的合成することによって、例えば垂直
960画素、水平1440画素の高精細度の画面を形成
することができる。そしてこの場合に、各画像はデジタ
ルで伝送されるので、各画像の画素の位置が正確に定ま
り、またこれらの画像がデジタルで合成されることによ
って、継ぎ目に乱れが生じることなく、極めて良好に高
精細度の画面を形成することができる。
【0050】さらに図6のBは、例えば2つのSDTV
信号を用いて例えば垂直480画素、水平1440画素
の極めて横長の画面を形成する場合である。なおこの場
合には、例えば画面の上下端に垂直300画素、水平1
440画素ずつの例えばブルー一色のバックグラウンド
信号等が設けられる。この場合もSDTV信号として伝
送される例えば画像A、Bをそれぞれ復調、復号し、こ
れらの復号された画像を図6のBに示すように切れ目な
く面積的合成することによって、例えば垂直480画
素、水平1440画素の横長の画面を形成することがで
きる。
【0051】また図6のCは、例えば2つのSDTV信
号を用いて例えば垂直960画素、水平720画素の縦
長の画面を形成する場合である。なおこの場合には、例
えば画面の上下端に垂直60画素、水平1440画素ず
つの他、画面の左右にも垂直960画素、水平360画
素ずつの例えばブルー一色のバックグラウンド信号等が
設けられる。この場合もSDTV信号として伝送される
例えば画像A、Bをそれぞれ復調、復号し、これらの復
号された画像を図6のCに示すように切れ目なく面積的
合成することによって、例えば垂直960画素、水平7
20画素の縦長の画面を形成することができる。
【0052】また図6のDは、例えば3つのSDTV信
号を用いて例えば垂直960画素、水平810画素の画
面を形成する場合である。なおこの場合には、例えば画
面の上下端の垂直60画素、水平1440画素及び画面
の左右の垂直960画素、水平315画素に例えばブル
ー一色のバックグラウンド信号等が設けられる。
【0053】そしてこの場合には、例えば第1及び第2
のSDTV信号をそれぞれ復調、復号し、それぞれ垂直
480画素、水平720画素の画像A、Bを得ると共
に、第3のSDTV信号を復調、復号して垂直960画
素、水平90画素の画像Cを得る。そしてこれらの復号
された画像A、B、Cを図6のDに示すように切れ目な
く面積的合成することによって、例えば垂直960画
素、水平810画素の画面を形成することができる。
【0054】従ってこの例えば垂直960画素、水平8
10画素の画面を、上述の例えばアスペクト比16:
9、有効走査線数1080本(画素)、有効水平画素数
1440画素のD/A変換回路17でアナログ変換する
ことによって、例えば図6のDに示すような正方形の画
像を、例えばアスペクト比16:9の高精細度のモニタ
ー受像機に映出することができる。
【0055】このようにして伝送される画像の制作者の
意図に応じた画面を任意に形成することができ、画像の
表現の自由度を拡大してより多様な表現の画像の制作を
行うことができる。またこの場合に、変換回路11〜1
4での画素数の変換等は行われず、これらの画像データ
と発生回路15からのバックグラウンド信号等を、制御
回路5からの制御信号に従って、合成回路16で切り替
えることにより、劣化のない最良の画像を得ることがで
きる。
【0056】なお現行のデジタルテレビジョン放送にお
いては、伝送される約20Mbpsをどのように利用す
るかは放送を行う者の裁量に任されており、図6に示さ
れるような種々の画面の形成も任意に行うことができる
ものである。またその場合に形成される画面の構成等
は、符号化データ中のヘッダー情報等を通じて伝達する
ことができ、この情報等を制御回路5等で判別して変換
回路11〜14及び合成回路16等の制御を行うことが
できる。
【0057】こうして上述の映像信号復号化装置によれ
ば、複数の符号化された映像信号を復号する映像信号復
号化装置であって、M個(Mは1以上の整数)の独立し
た復調器2、3と、N個(Nは2以上の整数)の独立し
た復号器7〜10と、少なくともN個の復号器の出力信
号を合成して一つの画面を形成する出力変換回路(変換
回路11〜14、合成回路16)と、形成される画面の
表示方法を切替えるための制御回路5とを有することに
より、他の画像の信号の復号処理を予め開始しておくこ
とによって、一の画像から他の画像への切り替えを瞬時
に行うことができると共に、復号器の出力信号を合成し
て一つの画面を形成することによって、他の画像の様子
を常に観視することができるものである。
【0058】また上述の出力変換回路は、N個の復号器
7〜10の出力信号に対してそれぞれの画素数を変換す
る機能(変換回路11〜14)を有することによって、
任意の画像を拡大、縮小して画面を形成することができ
るものである。
【0059】さらに上述の出力変換回路は、N個の復号
器7〜10の出力信号に対してそれぞれの画像を面積的
に合成する手段(合成回路16)を有することによっ
て、復号された複数の画像を一覧に表示することができ
るものである。
【0060】さらに上述の画像を面積的に合成する手段
(合成回路16)は、N個の復号器7〜10の出力信号
に対してそれぞれの画像を部分選択的に、且つ切れ目な
く面積的合成を施すことによって、多種多様な画像の表
現(図6)を実施することができるものである。
【0061】また上述の出力変換回路は、N個の復号器
7〜10の出力信号に対してそれぞれの画像を振幅的に
合成する手段(図4)を有することによって、重なり合
った画像の切り替えを良好に行うことができるものであ
る。
【0062】さらに図7は本発明による映像信号復号化
装置の他の実施例を示したものであって、この例では静
止画像の発生手段を有し、上述の出力変換回路は、N個
の復号器の出力信号と共に静止画像の信号に対して合成
を施すことを特徴とする映像信号復号化装置である。
【0063】すなわち図7において、例えば分離回路6
で伝送された信号中のヘッダー情報等の付帯情報の中か
ら静止画像の情報が分離され、この静止画情報が静止画
像の復号器20に供給される。そして復号された静止画
像のデータがメモリ21に記憶され、この記憶された静
止画像のデータが合成回路16に供給される。他の構成
は図1と同様にされる。
【0064】従ってこの装置において、メモリ21に記
憶された静止画像を、変換回路11〜14及びバックグ
ラウンド信号等の発生回路15からの画像と共に、合成
回路16で、上述したような多用の構成で面積的或いは
振幅的に合成することができる。なおメモリ21の前段
または後段に、上述の変換回路11〜14と同様の画素
数の変換手段を設けることによって、静止画像を任意の
大きさに拡大または縮小して合成することもできる。
【0065】また、図8は本発明による映像信号復号化
装置の他の実施例を示したものであって、この例ではテ
キストデータの発生手段を有し、出力変換回路は、N個
の復号器の出力信号と共にテキストデータを画像化した
信号に対して合成を施すことを特徴とする映像信号復号
化装置である。
【0066】すなわち図8において、例えば分離回路6
で伝送された信号中のヘッダー情報等の付帯情報の中か
らテキストデータの情報が分離され、このテキストデー
タ情報がキャラクタ発生回路22に供給される。そして
発生回路22で形成されたキャラクタの画像のデータが
合成回路16に供給される。他の構成は図1と同様にさ
れる。
【0067】従ってこの装置において、発生回路22で
形成されたテキストデータのキャラクタの画像を、変換
回路11〜14及びバックグラウンド信号等の発生回路
15からの画像と共に、合成回路16で、上述したよう
な多用の構成で面積的或いは振幅的に合成することがで
きる。
【0068】さらに図9は本発明による映像信号復号化
装置の他の実施例を示したものであって、この例では外
部映像信号の入力手段を有し、出力変換回路は、N個の
復号器の出力信号と共に入力手段から入力された外部映
像信号に対して合成を施すことを特徴とする映像信号復
号化装置である。
【0069】すなわち図9において、端子23にはビデ
オテープレコーダ等からの外部映像信号が入力される。
この入力端子23からの映像信号がA/D変換回路24
で例えば垂直480画素、水平720画素のデジタル信
号に変換される。また同期検出回路25にて外部映像信
号の同期情報が抽出され、この同期情報が同期発生回路
19に供給される。さらに変換された外部映像信号のデ
ジタル信号がメモリ26に記憶され、この記憶されたデ
ジタル信号が合成回路16に供給される。他の構成は図
1と同様にされる。
【0070】従ってこの装置において、メモリ26に記
憶された外部映像信号のデジタル信号を、変換回路11
〜14及びバックグラウンド信号等の発生回路15から
のデータと共に、合成回路16で、上述したような多用
の構成で面積的或いは振幅的に合成することができる。
なおメモリ26の前段または後段に、上述の変換回路1
1〜14と同様の画素数の変換手段を設けることによっ
て、この外部映像信号を任意の大きさに拡大または縮小
して合成することもできる。
【0071】こうして上述の装置によれば、伝送された
複数の画像と共に、静止画像やテキストデータ、或いは
外部映像信号を合成して一覧で表示することができる。
またこれらの画像の内から任意の画像が選択されたとき
に、その画像を拡大して表示するなどの、種々の表示を
行うことができると共に、その際の画像の信号の復号処
理を予め開始しておくことによって、切り替えを瞬時に
行うことができるものである。
【0072】さらに本発明の映像信号復号化装置は、上
述の実施例で述べた放送衛星を用いたデジタルテレビジ
ョン放送を受信復調する場合に限らず、伝送路として地
上波による伝送や、有線による伝送、或いはテープ状、
ディスク状などの蓄積媒体を用いる場合にも適用するこ
とができる。また映像信号の符号化方式については、上
述の動き補償DCT方式に限らず、他の方式も適用でき
る。さらに静止画像の符号化方式もJPEG方式などの
種々の方式が適用できる。
【0073】また上述の実施例においては、2つの復調
器と4つの復号器を用いる場合について説明したが、こ
れらの復調器及び復号器の数は上述の実施例に限られる
ものではない。また実施例中で述べた映像、画像信号の
アスペクト比や、垂直、水平の画素数、拡大、縮小の比
率なども上述の実施例の数値に何ら限定されるものでは
ない。
【0074】
【発明の効果】この発明によれば、複数の映像、静止画
像、テキスト画像等の画面を同時に鑑賞することがで
き、またその中から視聴者が目的とする映像を選択しよ
うとする場合、或いは現在表示中の映像から他の不表示
の映像に切り替えようとした場合に、映像が途切れるこ
と無く即座に表示部に映像を映し出すことが可能とな
り、さらに複数の画面のそれぞれに対してその大きさ、
表示位置などの面積的合成や、複数の画面を振幅的に合
成して表示することが可能となり、視聴者にとって利便
性が高く快適な映像信号復号化装置を提供することがで
きるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される映像信号復号化装置の一例
の構成図である。
【図2】その表示の一例の説明のための図である。
【図3】その表示の他の例の説明のための図である。
【図4】本発明の適用される映像信号復号化装置の他の
例の要部の構成図である。
【図5】表示の他の例の説明のための図である。
【図6】表示のさらに他の例の説明のための図である。
【図7】本発明の適用される映像信号復号化装置の他の
例の構成図である。
【図8】本発明の適用される映像信号復号化装置の他の
例の構成図である。
【図9】本発明の適用される映像信号復号化装置の他の
例の構成図である。
【図10】従来の映像信号復号化装置の説明のための構
成図である。
【符号の説明】
2、3 復調器 5 制御回路 7〜10 復号器 11〜14 画素変換回路 16 合成回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の符号化された映像信号を復号する
    映像信号復号化装置であって、 M個(Mは1以上の整数)の独立した復調器と、 N個(Nは2以上の整数)の独立した復号器と、 少なくとも上記N個の復号器の出力信号を合成して一つ
    の画面を形成する出力変換回路と、 上記形成される画面の表示方法を切替えるための制御回
    路とを有することを特徴とする映像信号復号化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の映像信号復号化装置にお
    いて、 上記出力変換回路は、上記N個の復号器の出力信号に対
    してそれぞれの画素数を変換する機能を有することを特
    徴とする映像信号復号化装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の映像信号復号化装置にお
    いて、 上記出力変換回路は、上記N個の復号器の出力信号に対
    してそれぞれの画像を面積的に合成する手段を有するこ
    とを特徴とする映像信号復号化装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の映像信号復号化装置にお
    いて、 上記画像を面積的に合成する手段は、上記N個の復号器
    の出力信号に対してそれぞれの画像を部分選択的に、且
    つ切れ目なく面積的合成を施すことを特徴とする映像信
    号復号化装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の映像信号復号化装置にお
    いて、 上記出力変換回路は、上記N個の復号器の出力信号に対
    してそれぞれの画像を振幅的に合成する手段を有するこ
    とを特徴とする映像信号復号化装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の映像信号復号化装置にお
    いて、 静止画像の発生手段を有し、上記出力変換回路は、上記
    N個の復号器の出力信号と共に上記静止画像の信号に対
    して合成を施すことを特徴とする映像信号復号化装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の映像信号復号化装置にお
    いて、 テキストデータの発生手段を有し、上記出力変換回路
    は、上記N個の復号器の出力信号と共に上記テキストデ
    ータを画像化した信号に対して合成を施すことを特徴と
    する映像信号復号化装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の映像信号復号化装置にお
    いて、 外部映像信号の入力手段を有し、上記出力変換回路は、
    上記N個の復号器の出力信号と共に上記入力手段から入
    力された外部映像信号に対して合成を施すことを特徴と
    する映像信号復号化装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の映像信号復号化装置にお
    いて、 上記出力変換回路は、上記外部映像信号の同期信号に同
    期して画像の面積的合成、或いは振幅的合成を施すこと
    を特徴とする映像信号復号化装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の映像信号復号化装置に
    おいて、 上記復号器の出力信号は標準精細度での表示用の映像信
    号であり、上記出力変換回路で合成される一つの画面は
    高精細度での表示用の映像信号とすることを特徴とする
    映像信号復号化装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007013949A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Samsung Electronics Co Ltd デジタル放送システム及びこのデジタル放送システムにおけるチャネル切換方法
JP2007208700A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Toshiba Corp デコード回路

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