JPH08237031A - 圧電発振器 - Google Patents
圧電発振器Info
- Publication number
- JPH08237031A JPH08237031A JP6495295A JP6495295A JPH08237031A JP H08237031 A JPH08237031 A JP H08237031A JP 6495295 A JP6495295 A JP 6495295A JP 6495295 A JP6495295 A JP 6495295A JP H08237031 A JPH08237031 A JP H08237031A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit component
- oscillation circuit
- heat
- oscillator
- constant temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、圧電振動子のみを恒温槽に
入れた小型て低消費電力の恒温槽を使用した圧電発振器
の、小型低消費電力の特徴を損なうことなく性能を向上
させることである。 【構成】 発振回路部品を恒温槽に接近させて導熱材を
介して熱的に接続する方法によるが、発振回路部品は他
の部品も取り付けられている基板に組み込まれているた
め、恒温槽の熱が大幅に基板部に奪われてしまう。この
欠点を解決するために、発振回路部品と他の部品が取り
付けられた基板の中で、発振回路部品の取付られている
部分のみをスリットで囲み、発振回路部品の部分のみ加
熱し、その熱の他の部分への拡散をスリットで防止する
ことにした。
入れた小型て低消費電力の恒温槽を使用した圧電発振器
の、小型低消費電力の特徴を損なうことなく性能を向上
させることである。 【構成】 発振回路部品を恒温槽に接近させて導熱材を
介して熱的に接続する方法によるが、発振回路部品は他
の部品も取り付けられている基板に組み込まれているた
め、恒温槽の熱が大幅に基板部に奪われてしまう。この
欠点を解決するために、発振回路部品と他の部品が取り
付けられた基板の中で、発振回路部品の取付られている
部分のみをスリットで囲み、発振回路部品の部分のみ加
熱し、その熱の他の部分への拡散をスリットで防止する
ことにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】恒温槽を使用した圧電発振器の構
造に関する。
造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、周囲の温度変化による発振周
波数への影響を避けるために恒温槽を使用した圧電発振
器が広く利用されている。恒温槽を使用した圧電発振器
には、圧電振動子と発振回路を恒温槽に入れた大型の高
性能タイプと、圧電振動子のみを恒温槽に入れた小型の
簡易なタイプがある。近年小型でより高性能な圧電発振
器が要求されている。
波数への影響を避けるために恒温槽を使用した圧電発振
器が広く利用されている。恒温槽を使用した圧電発振器
には、圧電振動子と発振回路を恒温槽に入れた大型の高
性能タイプと、圧電振動子のみを恒温槽に入れた小型の
簡易なタイプがある。近年小型でより高性能な圧電発振
器が要求されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】近年小型、低消費電力
でより高性能な圧電発振器の要求が高まり、発振回路の
周囲の温度変化による影響を軽減するために、発振回路
部品を恒温槽の発熱体に接近させて導熱材を介して熱的
に接続すると良好な結果が得られるが、発振回路部品は
他の部品も取り付けられている大型の基板に組み込まれ
ているため、恒温槽の熱が大幅に基板部に奪われてしま
い、発熱体の温度が保てないか、または発熱体の消費電
力が大幅に増大して小型化、低消費電力化できない課題
がある。
でより高性能な圧電発振器の要求が高まり、発振回路の
周囲の温度変化による影響を軽減するために、発振回路
部品を恒温槽の発熱体に接近させて導熱材を介して熱的
に接続すると良好な結果が得られるが、発振回路部品は
他の部品も取り付けられている大型の基板に組み込まれ
ているため、恒温槽の熱が大幅に基板部に奪われてしま
い、発熱体の温度が保てないか、または発熱体の消費電
力が大幅に増大して小型化、低消費電力化できない課題
がある。
【０００４】
【課題を解決する手段】発振回路部品と他の部品が取り
付けられた基板の中で、発振回路部品の取付られている
部分のみをスリットで囲み、発振回路部品の部分のみ加
熱し、その熱の他の部分への拡散をスリットで防止する
ことで課題を解決した。
付けられた基板の中で、発振回路部品の取付られている
部分のみをスリットで囲み、発振回路部品の部分のみ加
熱し、その熱の他の部分への拡散をスリットで防止する
ことで課題を解決した。
【０００５】
【実施例】図２に、本発明の基板４のスリット５の実施
例を示す下から見た平面図である。このスリット５で囲
まれた中に発振回路部品３を配置する。図１に、本発明
の実施例の側面図を示す。図２に示した基板上のスリッ
ト５で囲まれた部分に発振用回路部品３が配置され、図
１に示すように発振用回路部品３の上に発熱体を具備し
た恒温槽２が取り付けられている。恒温槽２の中に圧電
振動子１が装着されており、恒温槽２の熱により周囲の
温度変化に関わらず一定の温度に保たれている。恒温槽
２と基板４及び発振用回路部品３の間には、導熱材６が
充填され、恒温槽２の熱が発振回路部品３に伝わり易く
出来ている。
例を示す下から見た平面図である。このスリット５で囲
まれた中に発振回路部品３を配置する。図１に、本発明
の実施例の側面図を示す。図２に示した基板上のスリッ
ト５で囲まれた部分に発振用回路部品３が配置され、図
１に示すように発振用回路部品３の上に発熱体を具備し
た恒温槽２が取り付けられている。恒温槽２の中に圧電
振動子１が装着されており、恒温槽２の熱により周囲の
温度変化に関わらず一定の温度に保たれている。恒温槽
２と基板４及び発振用回路部品３の間には、導熱材６が
充填され、恒温槽２の熱が発振回路部品３に伝わり易く
出来ている。
【０００６】恒温槽２の熱を発振用回路部品３に伝える
ことにより、従来の圧電振動子１のみの温度を一定にし
て、発振回路部品３は周囲温度に放置された場合に比べ
て、発振回路の温度特性分の影響が軽減されるので、圧
電発振器としての周囲の温度による周波数の変動が著し
く少なくできた。
ことにより、従来の圧電振動子１のみの温度を一定にし
て、発振回路部品３は周囲温度に放置された場合に比べ
て、発振回路の温度特性分の影響が軽減されるので、圧
電発振器としての周囲の温度による周波数の変動が著し
く少なくできた。
【０００７】発振回路部品の基板部分を基板に固定接続
して置くために、ブリッジ部７を残す。このブリッジ部
７を通して、発振回路への電源の供給や、発振回路から
の出力の引き出し等が行われる。また導熱材としては、
導熱性接着剤、又は導熱性コンパウンド等が使用でき
る。さらに、恒温槽は熱筒と発熱体からなり、熱筒の周
囲に発熱体が配置されている構造になっている。なお発
振回路部品に使用されるのは、チップ部品が主であるが
ディスクリート部品でも差し支えない。
して置くために、ブリッジ部７を残す。このブリッジ部
７を通して、発振回路への電源の供給や、発振回路から
の出力の引き出し等が行われる。また導熱材としては、
導熱性接着剤、又は導熱性コンパウンド等が使用でき
る。さらに、恒温槽は熱筒と発熱体からなり、熱筒の周
囲に発熱体が配置されている構造になっている。なお発
振回路部品に使用されるのは、チップ部品が主であるが
ディスクリート部品でも差し支えない。
【０００８】
【発明の効果】本発明によって、圧電振動子のみを熱筒
の中に入れて温度を一定に保つだけでなく、基板に取り
付けた発振回路部品の周囲をスリットで囲み基板の他の
部分への熱の拡散を防止したので、発振回路部品にのみ
熱を導熱材を介して効率よく供給して、発振回路部品の
周囲の温度変化の影響を著しく軽減できるので、圧電振
動子を恒温槽に入れる方式の小型低消費電力型の圧電発
振器においても、小型低消費電力の特徴を損なうことな
く周波数温度特性を非常に向上させることができた。
の中に入れて温度を一定に保つだけでなく、基板に取り
付けた発振回路部品の周囲をスリットで囲み基板の他の
部分への熱の拡散を防止したので、発振回路部品にのみ
熱を導熱材を介して効率よく供給して、発振回路部品の
周囲の温度変化の影響を著しく軽減できるので、圧電振
動子を恒温槽に入れる方式の小型低消費電力型の圧電発
振器においても、小型低消費電力の特徴を損なうことな
く周波数温度特性を非常に向上させることができた。
【図１】本発明の発振回路部品と熱筒等の関係を示す実
施例の側面図である。
施例の側面図である。
【図２】本発明のスリットの実施例を示す下から見た平
面図である。
面図である。
１ 圧電振動子 ２ 恒温槽 ３ 発振回路部品 ４ 基板 ５ スリット ６ 導熱材
Claims (2)
- 【請求項１】 圧電振動子を恒温槽に入れて発振回路部
品を恒温槽外近傍の基板に配置した圧電発振器におい
て、 該発振回路部品に供給された熱が、該基板の他の部分へ
の拡散を防止するために、該基板の該発振回路部品の部
分の周囲をスリットで囲んだことを特徴とする圧電発振
器。 - 【請求項２】 該発振回路部品に効率よく恒温槽発熱体
の熱を供給するために、該恒温槽発熱体と該基板の該発
振回路部品の間に、導熱材を充填したことを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の圧電発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6495295A JPH08237031A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 圧電発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6495295A JPH08237031A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 圧電発振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08237031A true JPH08237031A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=13272889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6495295A Pending JPH08237031A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 圧電発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08237031A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999037018A1 (fr) * | 1998-01-20 | 1999-07-22 | Toyo Communication Equipment Co., Ltd. | Oscillateur piezo-electrique |
| US7737796B2 (en) | 2004-05-19 | 2010-06-15 | Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. | Constant temperature type crystal oscillator |
| JP2011004382A (ja) * | 2009-05-18 | 2011-01-06 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 恒温型の水晶発振器 |
| US8547182B2 (en) | 2010-10-08 | 2013-10-01 | Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. | Oven controlled crystal oscillator |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP6495295A patent/JPH08237031A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999037018A1 (fr) * | 1998-01-20 | 1999-07-22 | Toyo Communication Equipment Co., Ltd. | Oscillateur piezo-electrique |
| US6147565A (en) * | 1998-01-20 | 2000-11-14 | Toyo Communication Equipment Co., Ltd. | Piezo-oscillator with heater and temperature control circuit |
| US7737796B2 (en) | 2004-05-19 | 2010-06-15 | Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. | Constant temperature type crystal oscillator |
| JP2011004382A (ja) * | 2009-05-18 | 2011-01-06 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 恒温型の水晶発振器 |
| US8149068B2 (en) | 2009-05-18 | 2012-04-03 | Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. | Temperature controlled crystal oscillator |
| US8547182B2 (en) | 2010-10-08 | 2013-10-01 | Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. | Oven controlled crystal oscillator |
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