JPH0823363B2 - 油圧機械の駆動制御装置 - Google Patents

油圧機械の駆動制御装置

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JPH0823363B2
JPH0823363B2 JP62071762A JP7176287A JPH0823363B2 JP H0823363 B2 JPH0823363 B2 JP H0823363B2 JP 62071762 A JP62071762 A JP 62071762A JP 7176287 A JP7176287 A JP 7176287A JP H0823363 B2 JPH0823363 B2 JP H0823363B2
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一郎 平見
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、作業機械その他種々の分野に用いられる油
圧機械を駆動する油圧機械の駆動制御装置に関する。
〔従来の技術〕
油圧機械は、油圧ポンプから供給される圧油により駆
動される油圧シリンダ、油圧モータ等の油圧アクチユエ
ータより成り、油圧ポンプと油圧アクチユエータとの間
に挿入される制御弁によりその駆動が制御される。以
下、このような駆動制御のための装置を第2図により説
明する。
第2図は従来の油圧機械の駆動制御装置の系統図であ
る。図で、1はエンジン等の動力源、2は動力源1に連
結された油圧ポンプ、3も同じく動力源1に連結された
パイロツトポンプである。4は油圧シリンダ、5は油圧
ポンプ2と油圧シリンダ4との間の油圧回路に挿入され
た制御弁である。制御弁5は図示のように中立位置、右
側位置および左側位置に切換えられ、この切換えにより
油圧シリンダ4の駆動を制御する。5S1,5S2は制御弁5
の両端に設けられたソレノイドであり、これら各ソレノ
イド5S1,5S2の選択的な励磁,非励磁によりパイロツト
圧の導入,排除が行なわれ、制御弁5が任意に切換えら
れる。6は油圧シリンダ4の操作レバー、6eは操作レバ
ー6の操作量および操作方向に応じた信号を出力する操
作信号発生装置である。7は操作信号発生装置6eからの
信号を入力し、この信号に応じた電流を出力する制御部
である。制御部7からの電流は制御弁5のソレノイド5S
1,5S2に出力されこれらを励磁する。制御部7はマイク
ロコンピユータを用いて構成される。8はタンクであ
る。
今、例えば油圧シリンダ4のピストンロツドを伸長す
る場合には、操作レバー6を一方向に操作する。これに
より操作信号発生装置6eからは制御部7に対して操作レ
バー6の操作方向および操作量に比例した信号が出力さ
れる。制御部7は、当該信号に応じた電流値を求め、そ
の電流を制御弁5のソレノイド5S1に出力しこれを励磁
する。これにより、パイロツトポンプ3のパイロツト圧
が制御弁5の左端に導入され、制御弁5は左側位置に切
換えられる。したがつて、油圧シリンダ4のボトム側お
よびロツド側はそれぞれ油圧ポンプ2およびタンク8に
接続され、油圧シリンダ4のピストンロツドは伸長す
る。
逆に、油圧シリンダ4のピストンロツドを縮める場合
には、操作レバー6を逆方向に操作し、ソレノイド5S2
を励磁して制御弁5を右側位置に切換え、油圧シリンダ
4のボトム側およびロツド側をそれぞれタンク8および
油圧ポンプ2に接続する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような油圧機械の駆動制御装置において、制御
部7に故障が生じると、制御部7から制御弁5のソレノ
イド5S1,5S2へ出力される信号が操作レバー6の操作方
法および操作量と対応しなくなり、油圧シリンダ4は操
作者の意思とは異なる動きをする。特に、操作者が操作
レバー6を中立位置にして油圧シリンダ4の駆動を現在
位置で停止させようとしたにもかかわらず、油圧シリン
ダ4が停止せずに動く場合には大きな危険を伴うことが
多い。これは、油圧アクチユエータが油圧モータであつ
ても同様である。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決
し、操作装置が中立位置にあるにもかかわらず制御弁が
中立位置にない場合に当該制御弁を確実に中立位置に戻
して予期せぬ危険を防止することができる油圧機械の駆
動制御装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、動力源により
駆動されタンク内の作動油を圧油として供給する油圧ポ
ンプおよびパイロットポンプと、前記油圧ポンプから供
給される圧油により駆動される油圧アクチュエータと、
前記パイロットポンプからのパイロット圧油により操作
されて前記油圧アクチュエータの駆動を制御する制御弁
と、前記パイロット圧油の給排を行うソレノイドと、前
記油圧アクチュエータの操作装置の操作信号を入力しこ
の操作信号に応じた駆動信号を前記ソレノイドへ出力す
る制御部とを備えた油圧機械を駆動制御装置において、
前記操作装置の中立位置を検出する操作装置中立位置検
出手段と、前記制御弁の中立位置を検出する制御弁中立
位置検出手段と、前記操作装置中立位置検出手段により
前記操作装置の中立位置が検出されている状態において
前記制御弁中立位置検出手段により前記制御弁の中立位
置が検出されないとき故障信号を出力する故障検出部
と、この故障検出部からの故障信号が入力されたとき前
記制御弁に供給されている前記パイロット圧油を前記タ
ンクへ排出する切換弁とを設けたことを特徴とする。
〔作用〕
制御部が正常である場合には、操作装置が中立位置と
されたとき制御部から制御弁への出力は0となり、故障
検出部から故障信号は出力されない。しかし、制御部に
何等かの故障が生じ、操作装置が中立位置とされている
にもかかわらず制御弁が中立位置にない場合には、故障
検出部ではこれを判断して故障信号を切換弁へ出力す
る。これにより、切換弁は制御弁に供給されているパイ
ロット圧油をタンクへ排出するように切り換えられ、当
該パイロット圧油の排出により制御弁は確実に中立位置
に戻り、操作者が意図しない動きを阻止し、予期せぬ危
険を確実に回避することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る油圧機械の駆動制御装
置の系統図である。図で、第2図に示す部分と同一部分
には同一符号を付して説明を省略する。10は操作レバー
6の操作位置が中立位置になつたときのみ高レベル信号
を出力する操作レバー中立位置検出器であり、例えばリ
ミツトスイツチ等を用いて構成されている。11a,11bは
制御弁5が中立位置にあるときのみこれを検出して高レ
ベル信号を出力する制御弁中立位置検出器であり、例え
ば制御弁5のスプール又はこれに連結された部分に設け
られたカムおよびこのカムと係合するスイツチにより構
成される。制御弁5が中立位置から外れた位置にあると
き、各制御弁中立位置検出器11a,11bからは低レベル信
号が出力される。12は各制御弁中立位置検出器11a,11b
の出力信号を入力とするNOR回路、13は操作レバー中立
位置検出器10の出力信号とNOR回路12の出力信号とを入
力とするAND回路である。14はAND回路13の出力が高レベ
ル信号のとき所定の電流を出力する駆動回路である。15
はパイロツトポンプ3と制御弁5の両端とを接続するパ
イロツト回路中に挿入された切換弁である。切換弁15は
通常時はばねにより左側位置に保持されてパイロツト回
路を導通状態とし、又、そのソレノイド15Sの励磁によ
り右側位置に切換えられてパイロツト回路をタンク8に
接続する。駆動回路14からの電流は切換弁15のソレノイ
ド15Sに供給される。16は駆動回路14とソレノイド15Sと
を接続する回路に挿入された表示灯である。
次に、本実施例の動作を説明する。制御部7が正常状
態にある場合、操作レバー6が中立位置になると操作レ
バー中立位置検出器10から高レベル信号が出力される。
この場合、制御部7から制御弁5に対しては電流が出力
されず、制御弁5は中立位置となるので、制御弁中立位
置検出器11a,11bの出力信号はいずれも高レベルとな
る。したがつて、NOR回路12の出力信号は低レベル信号
となり、操作レバー中立位置検出器10の出力信号が高レ
ベル信号であつてもAND回路13の出力は低レベル信号の
ままである。このため、切換弁15は図示の左側位置に保
持されている。又、操作レバー6が油圧シリンダ4を駆
動する位置に操作されると、制御部7からはこれに応じ
て電流が出力され、制御弁5は中立位置から外れた位置
に駆動される。したがつて、AND回路13の入力は操作レ
バー中立位置検出器10からの信号が低レベル信号、NOR
回路12からの信号が高レベル信号となり、AND回路13の
出力は低レベル信号となる。このため、切換弁15は切換
えられず、左側位置に保持されたままである。このよう
に、制御部7が正常である場合、駆動回路14からの電流
の出力はなく、切換弁15は切換えられず、パイロツト回
路は導通状態にあつて油圧シリンダ4を何等支障なく駆
動することができる。
次に、制御部7に故障が生じた場合について説明す
る。さきに述べたように、この場合には、操作者が操作
レバー6を中立位置にして油圧シリンダ4を停止させた
と意識しているときに、制御部7の故障により油圧シリ
ンダ4が駆動されるのが最も危険である。本実施例で
は、このような危険を防止することができる。即ち、操
作レバー6が中立位置にされると操作レバー中立位置検
出器10から高レベル信号が出力される。このとき、故障
した制御部7から電流が出力されると、制御弁5はこれ
に応じて駆動され、制御弁中立位置検出器11a,11bの出
力はいずれも低レベルとなる。このため、NOR回路12の
出力は高レベル信号となるので、AND回路13の出力は高
レベル信号となり、駆動回路14からは所定の電流が出力
される。これにより、ソレノイド15Sは励磁され、この
励磁電流により表示灯が点灯して故障を報らせる。
ソレノイド15Sの励磁により、切換弁15は右側位置に
切換えられ、パイロツト回路はタンク8に接続される。
このため、制御弁5は、たとえ制御部7から電流が出力
され、ソレノイド5S1,5S2のいずれかが励磁されても中
立位置に復帰し、これにより油圧シリンダ4の動きを阻
止する。
このように、本実施例では、操作レバーが中立位置に
あるとき制御部から制御弁に電流が出力されると、制御
弁が駆動され、これをNOR回路およびAND回路により判断
し、駆動回路に故障信号を出力し、この故障信号で制御
弁を中立位置に戻すようにしたので、操作装置の中立時
に操作者が意図しない動きを阻止することができ、ひい
ては、予期せぬ危険を回避することができる。又、故障
信号により切換弁を作動させて制御弁に供給されている
パイロット圧油をタンクに排出するようにしたので、制
御弁を確実に中立位置へ戻すことができ、上記予期せぬ
危険の回避を確実に行うことができる。さらに、表示灯
が点灯することにより、制御部の故障を知ることができ
る。
なお、中立位置検出器は操作信号発生装置からの信号
を利用する構成とすることもできる。さらに、制御弁中
立位置検出器11a,11bは2つでなくいずれか一方のみを
設けてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、操作装置が中立位置
にあるとき、制御部から制御弁へ信号が出力されると、
これによる制御弁の駆動を検出し、故障検出部でこれを
判断して故障信号を出力し、この故障信号で制御弁を中
立位置に戻すようにしたので、操作装置の中立時に操作
者が意図しない動きを阻止することができ、ひいては、
予期せぬ危険を回避することができる。又、故障信号に
より制御弁を作動させて制御弁に供給されているパイロ
ット圧油をタンクに排出するようにしたので、制御弁を
確実に中立位置へ戻すことができ、上記予期せぬ危険の
回避を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る油圧機械の制御装置の系
統図、第2図は従来の油圧機械の制御装置の系統図であ
る。 2……油圧ポンプ、4……油圧シリンダ、5……制御
弁、6……操作レバー、7……制御部、10……操作レバ
ー中立位置検出装置、11a,11b……制御弁中立位置検出
装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−157501(JP,A) 特開 昭63−142129(JP,A) 特開 昭63−186006(JP,A) 特開 昭64−3304(JP,A) 実開 昭61−146605(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動力源により駆動されタンク内の作動油を
    圧油として供給する油圧ポンプおよびパイロットポンプ
    と、前記油圧ポンプから供給される圧油により駆動され
    る油圧アクチュエータと、前記パイロットポンプからの
    パイロット圧油により操作されて前記油圧アクチュエー
    タの駆動を制御する制御弁と、前記パイロット圧油の給
    排を行うソレノイドと、前記油圧アクチュエータの操作
    装置の操作信号を入力しこの操作信号に応じた駆動信号
    を前記ソレノイドへ出力する制御部とを備えた油圧機械
    の駆動制御装置において、前記操作装置の中立位置を検
    出する操作装置中立位置検出手段と、前記制御弁の中立
    位置を検出する制御弁中立位置検出手段と、前記操作装
    置中立位置検出手段により前記操作装置の中立位置が検
    出されている状態において前記制御弁中立位置検出手段
    により前記制御弁の中立位置が検出されないとき故障信
    号を出力する故障検出部と、この故障検出部からの故障
    信号が入力されたとき前記制御弁に供給されている前記
    パイロット圧油を前記タンクへ排出する切換弁とを設け
    たことを特徴とする油圧機械の駆動制御装置。
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